陰界の入口

気が狂わないうちに戻る

凛ちゃんさんの設定置場ともいう †

階段の先には一人の男が居た

• 情報屋だよ、金次第で何でも教えてやるさ--

• ここから下は基本的な設定だよ

• お前さん人間・・・か？帰れ帰れ、こんなところに居たらすぐに喰われるぞ・・・
  ・・・凛の知り合いだって？ふぅんそうか・・・だめだだめだ！そっちより奥へは行くな！
  話はここで聞くよ俺は情報屋、金次第でなんでも教える・・・で、何が知りたいんだ？ --
  • ここについて
    • （男はミイラのような顔をあげあなたを見る、驚いているようだ）
      ここが何かも知らないで来たのか？（それきり黙り込んだ男に幾ばくか金貨を渡すと再びしゃべりだす）
      陰界だ、お前たち陽界の人間がかえりみない影や陰の居場所
      照らされれば消えうせる影の世界・・・--
  • 帰り道について
    • 今来た階段を上って帰りな、それぐらいはサービスで教えてやるよ--
  • 凛について
    • ・・・言えねぇな（男は黙って手を差し出す、金貨を多めに渡すと、それを指で数え口を開く）
      
    • あの子がここに来るようになったのは数年前だ、やわらかそうな人間の子供
      当然みんな食おうとしたさ、取囲んで・・・一瞬だった、十を超す鬼律が弾けて消えた
      超級風水師って言うんだろ、この陰界に居るような連中専門の殺し屋
      それ以来この辺りもすっかり変わったなぁ・・・たくさんあいつに殺された
      俺は良い情報をたくさん売るから生かされてるし色々話も聞いた
      ﾋｯﾋ！おかげで要らねぇ恨みもたくさん買ったよ
      あいつは本当に厄病神だ、静かに収集に精を出すのが俺の趣味だったのに・・・
      新しいＨＤＤが欲しいなぁ・・・そろそろバックアップ取らなくちゃ（さらに手を出す）--
  • さらに凛の事
    • （追加の金貨を受取ると男はさらに話を続ける）
      
      あの子は昔、風水師だった両親を陰界の化物、鬼律(グイリー)に殺されたそうだ
      両足と左腕もその時喰われた・・・その彼女がなぜ今生きているかって？と・・・--
      
      
  • 張璞(ちょうかく)そして四手(よつで)
    • 瀕死の彼女を救ったのは張璞っつー超級風水師だったそうだ
      そして彼女の手足と両親を喰らったのは四手っつー鬼律
      凛の奴は張璞から超級風水術を習い、四手を殺そうとここに来るんだな・・・--
  • 末路
    • 凛の師匠が今どうしてるかって？とっくの昔に死んだよ
      鬼律に関わったものは遅かれ早かれ食い殺されるか狂い死ぬんだ
      その張璞って男も婚約者を鬼律に食われたらしいな
      鬼律は心を喰う、体か自分の半身のような存在、それを喰われると呪われるんだ
      あの子はとても強い・・・けれどあと数年のうちに死ぬだろうね　--
  • 超級風水とは
    • よくは知らねぇ、風水術が三命「天命・運命・宿命」の三つを読み報せるのに対して
      超級風水は宿命・運命を曲げ天命を変える技だって言ってたな・・・
      命と引き換えにな・・・当然だな！こんな場所に関わって人間が長生きできるわけがねぇ
      
    • ・・・あとよくは知らねぇが、普通の「風水術」ってのは陰陽の均衡をよしとする
      だがなんだその・・・お前も凛の目、見たことあんだろ・・・ありゃぁ、うん・・・
      まともな人間の目じゃねぇよ、陰気に濁ってやがる、それにな・・・あいつの臭い！
      内緒の話だが、ものすごく臭せぇんだよ・・・陰気に凝り固まった鬼律と同じ臭いだ・・・
      どうも超級風水ってのはそういう技らしいな・・・
      分かったらあんたもさっさと帰りな、そろそろ人間の臭いを嗅ぎつけて鬼律が寄りだしたよ--
  • 凛の技
    • あんたもしつこいね、彼女の技の基本は天地五行と陰陽説だよ
      彼女の持ってる羅経盤はただ方位を示すだけじゃなく、自ら特別な方位を示すことで
      天地に起こる現象を引き起こす力を持ってるのさ、凛の銃も然り
      薬莢の一発づつに退魔の承陰を刻みそれを呪術の刻まれた激針で叩いて銃法と成してる
      拳銃の他にアサルトライフルもあったよ、さあ早く帰りな、これ以上はごまかせない
      おい！俺が教えた凛の話は絶対俺が言ったって言うなよ！でないとあいつに殺されちまう--
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
  • 四手
    • （いくら金貨を積んでも情報屋は口を噤んで何も語ろうとしない、諦めて帰ろうとした時）
      ・・・！ちょっと待ちなよ（それはあなたにとってありふれた冒険の戦利品、それに彼は目を止めた）
      うん・・・うんいいよこれ、話すよ・・・ただし絶対に秘密だぞ？（語られるのは陰に秘められた事）
      
      鬼律はみんな物が化けてなる、だからみんな正体を隠すんだ、どんなやつも
      五行の一しか持てないからな、それを克されれば消滅する、だが・・・
      四手は五行の四までを持っているんだ、なぜかは分からない
      
      奴の正体が人の腕ばかり四つ繋いで作った何かだって話もあるが噂にすぎない
      だが並の事じゃ奴は祓えないの確かだ・・・何をぶつけても相殺しちまうからな
      その上他の鬼律を紙のように裂き、水のように飲む、鬼律からも恐れられてるんだ・・・
      
      奴を止めることなんてできないさ・・・死んだ陽界のモンスターの魂を掴んで
      子分にしてるしな・・・モンスターは幾らでも増えていく一方だ
      お前さんらあっちで戦争でもしてるのかい？とにかく、あいつを倒すなんて不可能なのさ・・・