名簿/479673
- 久々ですね、元気にしてました -- ショウ
- あぁ、いたいた・・・探すの苦労しましたよ。と言っても特徴が特徴だから絞り込むのに苦労はしなかったけど
アレが開けなかったのはお気になさらず、貴方の力で解錠できないんじゃ、あそこに居た誰にも無理だったわけだし -- ショウ
- 不器用ですまんな。(男は眉間に皺を寄せて鼻を鳴らす)
無理に抉じ開けるにも少々鍵が硬くてな……惜しい事をした。お前も呑むか? (男は空いたグラスを顎で示す。その傍らには封を切ったばかりと思われる蒸留酒のボトルが置かれている) -- ボゥ
- いいんじゃないですか、アレ多分罠のたぐいですよ。じゃなきゃあんな目立つところに置いてあると思えないし
失敗してなかったら全員「ドカン!」かもしれないし、そー思えば結果オーライさ 銃でぶち壊しても中身もお釈迦だろうし、面倒くさいですね、あの手は こりゃあ、どうも・・・じゃあありがたく(遠慮もなく、勧められた酒を素直に注ぎ、一気に呷る) ・・・ふぅ、なかなか悪くない。いつも一人で晩酌ですか? -- ショウ
- 酒場に入ると客が逃げる。(男なりの冗談のつもりなのだろう。いかつい顔には似合わぬ微かな笑みを浮かべれば、鋭い牙が僅かに覗く)
銃……お前の武器はそう言うのだな?中々にいい腕をしている。 お前は戦士だ。一体何の為に戦っている?金か?名誉か?(男はもっと呑めと言うように、客人のグラスにボトルを差し出し酒を注ぐ) -- ボゥ
- あぁ、たしかに黄色い声は望めなさそうだ(厳つい笑いに、くつくつと涼しい笑みで返す)
中でも剣でも、刀でもナイフでも・・・後は、少々奥の手もあるさ。お褒めに預かり光栄ですが、僕らみたいな魔力も大して持たない脆弱な人間はなんでも使わないと ・・・・自分を戦士と呼んでいいものかな(継ぎ足された酒を、くいと飲み干すと、ふは、とアルコール臭い息を出す) ・・・・”忠”の為に。自分には守るべき祖国と、仕えるべき軍がある・・・あとはまあ、生きている実感のある仕事だからじゃないですかね? -- ショウ
- 守るべき祖国……羨ましい事だ。何かの為に戦えるのなら、貴様は貴様以上の戦士となれよう。
(懐かしいものを見るように青年の顔を眺めれば、男もグラスを傾ける) そして俺も、己が生きている証を残す為に拳を振るい続ける者だ。 敵の肉を千切り、引き裂いた喉笛から吹き出る鮮血で喉を潤した時、俺は己の生を実感する……戦士とはやはり変わらぬものだな? 死の中でしか己の生き様を認識できぬ……だが、戦のみに狂えば獣も同じよ。こうして酒を飲み交わす事で、俺達は人間になれるのだ。 (客人の答えが気に入ったのだろう、男は上機嫌な様子でグラスに満たされた酒を一口に呷る) -- ボゥ
- 確固たる信念の為に、”何か”に頼らず戦える貴方の方が戦士としては正しいと思いますが
自分は・・そうだな、弾丸飛び交う戦場を抜けて、敵の防衛線を突破した瞬間かな 爆音と悲鳴、銃声と怒号が収まった後・・・聞こえるのは自分の心臓の音だけなんです。あの静寂が、生きていると感じさせてくれる 確かに、戦いだけではケダモノですね。こうすることで理解し、文化を分け合うってわけだ ヤック・デカルチャー!・・・なぁんてね(杯を重ね、愉快そうに笑う兵士。この町で出来た、初の戦友(とも)だった) -- ショウ
- ふん、正しさなどあるものか。最後に立っていた者が正義よ。死という薄氷を渡り歩く者に真の優劣など存在せん。
獣は生きるために喰らうが、人は楽しむ為に呑む。ヤック…?不思議な言葉を使うものだ。 さあ、もっと呑むがいい。まだ酒は売るほどに残っておるからな?(青年のグラスから溢れんばかりに並々と酒を注いでいく) (ささやかな酒宴はその後も暫しの間続いていた) -- ボゥ
- (男は自らの塒を整えると、満足げに身を横たえた) -- ボゥ
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