V名簿/クローシス

  •   -- 2016-12-24 (土) 03:39:49
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  • 来たわ。沖合いの灯台がある島まで、お願い(毛皮のコートを羽織り、手には日傘と大きな革の鞄) -- マリシー 2016-11-29 (火) 22:32:35
    • (インスタントの麺をすすっていたところだったらしい。来客を見て、手早く平らげた。丼はそのあたりにおいて)
      いよっ、お待ちしておりました。飛行服は、見たところ必要なさそうかな。そんじゃあこっちだ。(手招きする)
      (西の辺の西南西際。水路とも呼べない町の引っ込みの男の領海は、舟屋のような構造となっている。その中に、水上機が収まっていた。青の塗装も爽やかな、空に溶けるような機体である)
      ささっ、ここからはお足元にお気をつけて。お手をどうぞ。そして飛行帽とゴーグルです。(エスコートするように手を差し出した。逆の手で飛行帽とゴーグルを差し出しながら) -- クローシス 2016-11-30 (水) 01:12:11
      • お食事中だったの。ごめんなさいね(後に続き、水上機を見れば、ぽつりと呟く「素敵」。差し出された手を取り)
        (装備を受け取りながら機内へ)天気は良いけれど、寒いわね。息が白いわ。海や空はもっと寒いのでしょう? 一応厚着してきたけれど……これで良かった? -- マリシー 2016-11-30 (水) 01:19:16
      • 気にすることぁないさ。食事ってほどの食事でもなかったんだ。(得意気に笑いながら、マリシーを後部座席に乗せた)
        寒いね。えらい寒い。でもそれくらいあれば、だいたい大丈夫だろう。風防もある。それでも肌を出す面積は少ないほうが良いな。座席の中に手袋は置いてあるはずだ。持ってきてないならどうぞ。日傘は差すと吹っ飛ぶからくれぐれも差さないように。
        (普段はつなぎを着ているところを、崩していた飛行服を着直した。そのまま操縦席へ。程なく、プロペラが回り始める) -- クローシス 2016-11-30 (水) 12:18:48
      • (日傘の話にころころと笑うと、座席にあった手袋をして、防寒はほぼ完璧) 灯台にはきっと30分も居ないと思うの。だからその後で、海港あたりを一回りしてもらえる? 海からゆっくり眺めたことって、ないのよね -- マリシー 2016-12-01 (木) 01:05:13
      • あいよ、了解。中々素敵な眺めだとは言っとくよ。あんまり話しすぎても華を失いそうだから、これくらいでな。
        んじゃ、出発だ!(水上機がゆっくりと進み出す。舟屋から速度をつけて外洋へと走り出し、やがてゆっくりとその体を宙に持ち上げた)
        (目的地へと進路を取る。微調整して、真っ直ぐに機首を向けた)ところで、あそこには何の用だい? あえては聞かなかったが、気になるっちゃ気になる。 -- クローシス 2016-12-01 (木) 01:35:18
      • (ふわりと機体が宙に舞うと、ふぁと小さく息を吐く音が聞こえた。欠伸ではない。慣れない感覚に驚いたのかもしれない)
        灯台守さんたちに届け物よ。港湾管理局からの依頼なの。書類とか、その他色々とね
        すぐに済むはずなの。でも、遅いようだったら様子を見に来てくれてもいいわ。最近色々と物騒だものね -- マリシー 2016-12-02 (金) 08:11:30
      • なるほどな。確かに最近はそういったこともあって何かと入用だし、そろそろ書面の行き来が必要な頃合いだろう。時間がかかるようならたとえ火の中水の中……空の中なら得意なんだけどなあ。
        まあその他の武装も色々仕込んじゃいるんだ。(工具)そん時にはな……それにしても、この間はおでん屋だったのが今度は役所仕事か。わからん女だな、あんたも。
        (空は冷たい。冬の太陽は照らしても暖めぬ。風防と防寒と、発動機の熱がそれを和らげてはくれるだろうが)
        ああそうだ、よっぽど寒いのが答えるなら風防を閉めると良い。全部閉められるようになってるからな。 -- クローシス 2016-12-02 (金) 14:25:12
      • (ぶるっ、と身震い1つ。防風を閉めながら)あら、頼もしい。シーサーペントやクラーケン、海賊空賊対策に爆雷とか…?
        (わからん女だと言われてふふふ、と笑顔を返すのみ。実際どういう伝手で妙な仕事を請け負ってくるのか、謎めいている)
        ねぇ、クローシス。貴方が今までに乗せたお客の中で一番困った人って、どんな人だった -- マリシー 2016-12-04 (日) 08:09:49
      • 必要なら、そういうのを積まないわけでもないな。大概は機銃で片がつくから、滅多なことじゃ積むことはねえけど。
        相手がよっぽどでかいようならそういうのの出番になるだろう。そこまで積載できるわけでもないんだが。(はぐらかされたかな、と思いはしたが。こちらとしても深く追及するつもりはなかった)
        ん、ふむ。困った客なあ。色々居たからどいつにするべきか……印象に残ってるのは、スカイダイバーだな。とにかく乗せてほしいってんで乗せたら、いきなり飛び降りてパラシュートでどこかへ行きやがった。
        あれには肝をつぶされたぜ。 -- クローシス 2016-12-04 (日) 14:04:55
      • クローシスはもしかして、どこかの軍の撃墜王か何か、英雄だったりしてね。意外と多いのよ、割と有名な人が隠れるようにしてこの港に居る、って事
        それは驚くわ……ちゃんと料金は貰えていたの? それとも派手なタダ乗り?(深いブラウンの髪を指で梳きながら小首を傾げるようにして) -- マリシー 2016-12-05 (月) 21:59:41
      • ……実は……単なる一般飛行機乗りだ。へっへっへっ、俺に限ってそんなことはねえよ。気ままにやるのが俺の流儀だ。金が絡めば事と次第によるが、概ね自由にやらせてもらってる。
        もっとも、そんな奴らを乗せた経験とかで言うなら並々ならぬものはあるかもな。ちなみにそいつは前払いだったぜ。そこはきちっとしてた。っと……
        (進行方向、眼下を見る。目的地がゆるゆると見えてきた)
        流石にすぐだな。見えてきたぜ。降下する。 -- クローシス 2016-12-06 (火) 00:29:33
      • (身を乗り出し気味に)実は……!? (答えを聞けばがくんと脱力) 完全にフリーな訳ね。それはそれで凄い…売り込みをかければきっと引く手あまたでしょう
        (太陽の光に照らされた聳え立つ灯台、近くに滑走路もあるが、その他に充分な着水距離をとれる入り江もある)
        海が穏やかで良かった。早めに済ませてくるから、待っていてくださる? 置いていっちゃ駄目よ? 私水泳は苦手なの -- マリシー 2016-12-06 (火) 02:22:08
      • 自由な心が大事なんだよ。でなけりゃ、上手くいくもんも上手くいかねえ。
        (視界に大きくなる陸地に反比例して、高度は緩やかに加工していく。やがて入江の一角に桟橋を見つけると、着水してしばし滑り、やがてその際に留まった)
        もちろん、お待ちしておりますよ。待っているのは比較的得意な方だ。とはいえ、時間を過ぎて待たされると途端に苦手になるけどな。その時は迎えに行くさ。 -- クローシス 2016-12-06 (火) 17:55:19
      • (話からすると30分もあれば戻ってくる筈であったが、45分が過ぎ、1時間が経ち、それでもまだ戻ってこない)
        (用事が長引いているのだろうか。灯台は割とすぐ近くに在る。あたりは静けさに包まれ、時折海鳥の鳴き声が聞こえる位である) --   2016-12-09 (金) 12:50:10
      • (読書しているとうっかり時間は過ぎていくものだ。備え付けの時計を見た時、栞も挟まず本を閉じてしまった)
        (知る限り、この時計は正確である。なんだかんだで仕事道具であるし、時間が肝要な仕事は多い。調整はこまめに行っているものだ)
        (操縦席の一角からスパナを引き出し、手に持った。短銃をつなぎに引っ掛ける。ほとんど使ったことはないが、あるに越したことはない)
        (機体を離れ、灯台を上った) -- クローシス 2016-12-09 (金) 15:08:20
      • (灯台の重い扉は半開きで、薄暗い内部には螺旋階段が続く。微かな磯の香りと、錆の香りとが入り混じった空気が澱んでいた)
        (灯台の中腹あたりまで階段を昇ったあたりに、何かが横たわっているのが見える。そういえば先ほどから急に錆のニオイが強くなった気がする。──錆ではなく、血液だったらしい)
        (横たわっていた物体は、猫背気味で、鱗に覆われた肉体は鰐のように筋肉質。両手両足の指の間には水掻きがあり、発達した鉤爪が鈍く光る。一見して明らかに水棲と思われるヒト型生物)
        (「深海より来たりし者共」 に間違いない --   2016-12-10 (土) 09:53:37
      • (古ぶるしさのもたらすものかと思えば、なるほど。納得した。機銃を取り外して持ってくるべきだったかもしれないが、流石に取り回しも効かないだろう。手持ちの武器でどうにかするより他にあるまい)
        (彼らがどうしたことでこうしたことになっているのかは分からないが、とにかく物騒なことに変わりはなさそうだった)
        (かといって、このまま戻るわけにもいかないだろう。それを跨いで先を急いだ。息を潜めて、足音も静に) -- クローシス 2016-12-10 (土) 12:55:53
      • (光源のある最上階に至るまでに、灯台守の居住空間や事務室、倉庫があったが……もぬけの殻)
        (そして、やはりそこにも先程と同様、深海より来たりし者共 ── サハギン ── の死骸が転がっている)
        (足音がした)
        (同時に階段を下りてくる女の姿。マリシーに間違いない)
        彼らね、普段は入ってこられないのだけれど、最近は鍵を開けられるのもいるらしくて、入ってきちゃうのよ
        (その手には小型拳銃)
        (すぐ後ろに続くスキンヘッドの中年男。散弾銃を担ぎ、女の言葉に頷いている。恰好からすれば灯台守だろう)
        (「すぐに港から応援と、簡単には開けられない新しい錠前が来る。奴らが戻ってくる前に早く港へ帰れ」とクローシス、マリシーに促した。愛想なしに)
        待たせてごめんなさいね。料金は追加するわ。戻りましょう(クローシスの横をすり抜ければ、ふわっと香る甘い匂い……に紛れた仄かな血の香り) -- マリシー 2016-12-11 (日) 23:39:02
      • (横を抜ける姿に、肩をすくめて脱力した。足音の聞こえた時には緊張したものだが、およそこの死骸達が建てられないようなものだと今更に思い至って、小さく笑いも漏れる)
        そりゃどうも。もっと早くに気付いていれば、本よりも派手な冒険を一緒に楽しめたんだろうな。むしろ、そっちこそ手当は出るのか? こりゃ大した時間外労働だぜ。
        (鉄火場に関して、これ以上思うことはなかった。思いがけず彼女の一側面を見れたとは思ったが、海獣海魔の相手や、火薬の匂いであるとかは、よくよく嗅いでいるものである) -- クローシス 2016-12-12 (月) 00:31:42
      • 出るといいわね。というより貰わないと儲けがなくなっちゃう
        (スカートをたくし上げ、ガーターベルトに小型拳銃を挟む。垣間見えた白い脚が薄闇にも映えた)
        この後は観光……っていう時間でもなくなっちゃったかも。このまま海港に戻る? それとも、どこか素敵な夜景でも見せてくれるの? -- マリシー 2016-12-12 (月) 00:41:20
      • もちろん、遊覧飛行だ。どの時間にだって美しいものがある。それを見いだせるかは心がけ次第だな。煌めく海、煌めかざる海。どちらも良いもんだぜ。空に、星もな。
        (灯台を出た。思いがけぬ長居になってしまったが、ふさわしからぬ時間になったとは思っていない。波に揺れる桟橋の機体へ近づくと、エンジンを掛けた) -- クローシス 2016-12-12 (月) 02:00:42
      • 良かった。そうね、楽しむ心が大切……なんだかますます楽しみになってきた(クローシスの後に続き、足取り軽く。再び水上機に乗り込む) -- マリシー 2016-12-12 (月) 20:14:24
      • そうこないとな。なに、これは俺たっての希望な、いわば不可抗力だ。出るようなら手当に上乗せ、そのうえ遊覧飛行も出来る。丸儲けってもんさ。
        (緩やかに水上機は進みだして、程なくして飛び上がった。大きく旋回しながら都市へと向かって、星のように軌道を取る) -- クローシス 2016-12-13 (火) 00:43:55
      • クローシスは商売上手ね。私も見習って、巧く稼いでみせなきゃね(陽は落ちて、やがて月と星々がはっきりと見える時間へと移ろいゆく。寒さを忘れるほどの、満天の星空と、都市の灯の対比まではもう間もなく、である) -- マリシー 2016-12-14 (水) 01:12:58
      • (今でさえ、街の灯を空に投げて、その光が空の黒に焼け付くようでもあった)
        (軽く空を見て、海を見る。星霜を覚えるような遠き輝きがあたえる、意識を引き伸ばすような陶酔に一瞬溺れて)
        あんたの望みのままにあらんことを。さて、折しも良い時間に飛び立てたな。ゆっくりと帰ろうじゃねえか。
        (そうして町の夜を、置き去られた空の青は飛ぶ。太陽の裾さえも見えなくなるまで、それは続くのだった) -- クローシス 2016-12-14 (水) 03:24:39
  • -- 2016-11-28 (月) 00:27:27
  • -- 2016-11-28 (月) 00:27:27
  • -- 2016-11-28 (月) 00:27:27
  • しっかし…通常の海賊泣かせだわなぁ…こいつは(桟橋から港に接岸された水上機を眺めポツリと)
    位置はバレるわ、空飛んでるから手は出せねぇわ…ま、海賊にも常識外れなのもいるっちゃいるが
    …おめぇもそうは思わねぇか?(そして振り返る事なくクローシスに尋ね) -- リチャード 2016-11-23 (水) 23:05:35
    • なんにせよ、俺にとっちゃありがたい話さ。(にやりと笑いながら、肩をすくめた)
      普通の海賊だろうが、普通でない海賊だろうが。噂が流れりゃオレの出番だ。そうすりゃ懐に金が入る。
      全く海賊様様ってもんなのさ、リチャード様よ。(かか、と笑った)様、って似合わねえなあ。 -- クローシス 2016-11-24 (木) 00:16:20
      • あぁ、並の連中ならおめぇを怖がって違う海で稼ぐことだろうな…お陰で俺としても航海がやりやすくって仕方がねぇ
        俺としてもクローシス様様ってか?…ま、お互い様づけなんぞが似合う身分でもなけりゃ性分でもねぇだろうがな(ニヤリと笑い)
        あぁ、でも一部の海賊には気をつけろよ?海賊の癖に魔法使いやらを乗せたのも最近は増えてやがるからな…全く、浪漫が分かってねぇ -- リチャード 2016-11-24 (木) 22:29:48
      • いかにもその通り。お互い平たく行こうじゃねえか。
        まあそっちらへんは当然、気をつけてるさ。上を取った機銃に勝てる相手はそうそう居ねえけどよ。それでもま、気をつけるべき相手なのは確かだが……
        へっ、もしかしたら俺みたいなのが居るから、そういう需要が産まれたのかも知れねえぜ。単に海魔や怪獣の動きでも見て、ムーブメント来てるだけかも知れねえが。 -- クローシス 2016-11-24 (木) 23:07:09
      • ところがなぁ…以前見たのだと、風魔法か何かで砲弾も銃弾も全く当たらねぇのがいやがったからな…おまけにあっちは風魔法を打ち込んできやがる
        それに風さえあれば船の速度も上がる…ってなわけで、俺も少し欲しくなっちまったくれぇだ …ま、商船でも船は船だ。乗せる気はねぇが
        人間なんだから頑張りゃ魔法なしでもいけるだろうにな…銛に縄つけて投げて飛竜を新鮮な肉だー!と獲ってたのもいやがるぞ?(自分の船のバカ、とは言わずに) -- リチャード 2016-11-24 (木) 23:41:57
      • そりゃ景気のいい話だ。しばらくは語りぐさになったことだろう。人が頑張る話を人は楽しめるもんだ。
        けれどもなあ、俺はそこまで否定的にゃ思わねえよ。文明でも魔法でも、便利に成るならそれでいい。俺の飛行機みたいにな。
        人間は安楽を求める生き物である! 俺の座右の銘だぜ。安楽を求めりゃ、それだけ発展する。そう思わねえかい。 -- クローシス 2016-11-24 (木) 23:47:16
      • またあそこの馬鹿どもがしでかしてるぞって意味では話題にはなってたがな…(悪評や悪名よりその類の方が話題が多かったことを思い出し、苦々しい顔に)
        …まぁな、それもまた人の努力であるってのは否定はしねぇんだがなぁ…
        ま、おっさんのぼやきって事だ。さらば我らが海の自由と放埒の日々よ、だな -- リチャード 2016-11-25 (金) 00:11:24
      • そうとも、人の努力だぜ。人間社会の大体は、人間の努力に基づくものだ。だからあれだな、やっぱりロマンの問題だな。
        つまりはまさにその通り、単なるボヤキってわけか。へへっ、いいじゃねえか。時代を感じるよ。今の時代に、昔の時代が残っている。なかなかロマンだな?
        お前はそれくらいのほうがらしいぜ。でもおっさんが新しい風になびいているのも、案外格好付くかもな。 -- クローシス 2016-11-25 (金) 00:19:31
      • それに、一介の商船のおっさんにはあんまり関係のねぇ事だな…おめぇが空賊にでもなろうってんなら話は別だが
        古臭いのは淘汰されちまうのが世の常ってのがな、世知辛いもんだ…精々細々と商いするしかねぇな
        俺には新しい時代ってのはついていける気もついていく気もねぇしな?おめぇもいずれそうならねぇように頑張れよ(歩いていく先は、昔から変わらぬ帆船へと) -- リチャード 2016-11-25 (金) 00:35:33
      • やるだけやってみるさ。空賊には興味ねえけど。まっ、代謝ってやつさ。潔くやるのが正道ってもんだろ。そんじゃな。
        (ひらっと軽く手を振って、町中に紛れて消えた) -- クローシス 2016-11-25 (金) 00:38:40
  • (夕暮れ時。クローシスが蒸気機関車に乗れると空いており、どこにでも座ることができた。しかし、駅を経るごとに混雑の度合いが増す。そんな中で、ふと席の空いた彼の隣に座ろうとする女がいた)
    (女は軽く彼に会釈をすると、隣に腰を下ろす。………圧迫感がある。なんだか狭くなった。要は、女の尻が大きいのだ。少し気まずそうに、静かに列車に揺られている横顔) -- マリシー@シックな服 2016-11-18 (金) 23:36:12
    • (脚を投げ出すような乗り方は、およそマナーがなっているとは言い難い。混雑に合わせてそれはたたまれていったが、それでも高々と組まれている)
      (ふと、隣りに座った女を見た。思わずニヤつきが浮かぶ。誤解を招かないよう、ポケットに入れていた手は腹の上で組んだが、触れ合う腰回りをつかの間楽しんで)
      ……どうも?(少しおどけるように、目を細めながら微笑んでみせた。なかなかいい女である。出たとこ勝負だが、言葉をかわしてみるのも悪くないように思えた) -- クローシス 2016-11-19 (土) 00:46:01
      • すみません、狭いのに空けてもらって。……もう少し、(汽車の)本数があればいいのだけれど。混みますね、この時間は(沈みゆく陽に目を細めるようにしてぽつりと) -- マリシー@シックな服 2016-11-20 (日) 00:30:21
      • いえいえ、お気遣いなく。どうしてもこの時間は、帰り客が多いからな。けれどもまあ、人と人の距離が近くなると思えば、案外悪いもんじゃあないでしょう。とはいえ、そんなことのあった試しを聞いたことはありませんが。
        (意外と積極的に返されて驚きもあったが、悪くない感触を得たように思えた。他愛のない世間話。視線の先を追えば、自身もまた黄昏に目を細める)
        ふむ……黄昏は美しいが、センシティブにさせるのがよくないのかな。美しいのに。暗くなる一方の時間だってのも、あるかもしれませんがね。 -- クローシス 2016-11-20 (日) 00:39:53
      • これだけ住民の多い処だと、どうしても、ね。出会いというより擦れ違うだけ、となってしまうもの仕方ありませんわね
        ええ。港の夜景も綺麗で私も好きですけれど、暗くなる海が…黄昏の次に来るタールよりも昏い夜の海はなんだか……人智が及ばないゆえの畏れ、というのでしょうか
        私、苦手です(車体が揺れるたびに柔らかな感触を男に与えながら、何気ない話) -- マリシー@シックな服 2016-11-20 (日) 00:55:06
      • なるほど、確かにそのとおりだ。人の見通せぬものが、きっと人に不安を与えるに違いない。俺も夜間飛行は空を見るばかりだ。
        まあ、良いところを見れば良いのでしょうさ。もちろん良いことばかりじゃないのが世の常、と言っても、わざわざ暗くなるために見ることもありません。
        どうです、星は苦手ですか?(彼女の横顔を見ていた目を、後ろの窓へ向けた。そこに人の営みがある。その隙間を縫うようにだが、星はきらめいている) -- クローシス 2016-11-20 (日) 01:05:01
      • いいえ。星は良いですね。好きですよ、私。詳しくはありませんけれど。夜間飛行……貴方、飛行機乗り、なの? それとも飛竜使い? -- マリシー@シックな服 2016-11-20 (日) 01:08:15
      • 飛行機乗りですよ。水上機乗りです。海往くもよし、空行くもよし。よろしければお乗せしましょうか? なぁんて、初対面の相手に言うこっちゃないですかね。
        さておき、そこいくと貴女は……ふむ、なんだろう。素敵な服なのは間違いないが、あいにく洒落たところとはあまり縁がない。 -- クローシス 2016-11-20 (日) 01:17:15
      • (男の軽妙な語り口のせいか、星の瞬きのせいか。ふと柔和な笑みを浮かべ)次に会った時に考えてみますね。きっと近々、会うことになるわ
        少し大きめの両替商さんの女中をしていたり、酒場の女給だったり、そんなことで、それぞれに相応しい恰好を
        (そうこうしているうちに、女が下りる駅に停車。少々慌てて立ち上がると、最初と同じように軽く会釈して去ってゆく。女の居なくなった後は、急に広くなった気がする) -- マリシー@シックな服 2016-11-20 (日) 01:34:18
      • そりゃあ嬉しい予感だ。俺もなんだか、そんな気がしてきましたよ。その時が楽しみだ。
        しかしそうか、案外出会いそうで出会わないもの。あるいはこれまで気付いてなかっただけなのか……おっと、下りる駅だったか。
        (鉄道のドアが閉まると同時、体を伸ばして長く息を吐いた。隣にまだ彼女のぬくもりが残っている。名前を聞くまで行かなかったな、と、そこはかとない寂しさを噛み締めていた) -- クローシス 2016-11-20 (日) 01:43:24
  • 苦労、死す!ックス -- 2016-11-17 (木) 01:25:06
    • まったく、そうはなりたくないもんだな。 -- クローシス 2016-11-17 (木) 02:23:30
  • 空をプカプカ。海をプカプカ……ってな。 -- クローシス 2016-11-16 (水) 00:15:28

Last-modified: 2016-12-24 Sat 03:39:49 JST (2688d)