狭間のクローシス Edit

VE/大海港
exp032147.jpg





       「『ハブ』とはなんとも、よくわかっているじゃないか」

            操縦席から足を投げ出し、彼は言った

       「空と海とはつながっているもんだ。よく似てるだろ」

          本を顔にかぶせて、彼は黄昏を待つようだった

              「黄昏時も証明している」




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

活動時間:深夜
空のロマン   海のロマン

お名前:
  •   -- 2016-12-24 (土) 03:39:49
  •   -- 2016-12-24 (土) 03:39:49
  •   -- 2016-12-24 (土) 03:39:49

最新の3件を表示しています。 コメントページを参照




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




クローシスという男について

若き水上機乗り

それなりに名を知られ、それなりに名を知られていない。だが彼の水上機はまあまあ知られているだろう

路地、もとい水路とも言えないようなごく小さい海沿いの引っ込みが、彼の縄張りとなっている

日当たりそこそこ良好で暮らし向きは悪くないが、奥はたいてい影に沈んで明るいとは言い難い

だが彼はそんな住処が気に入っているらしく、紅いシャツに灰色のツナギを腰まで履いた栗毛頭がよく見られる

時折水上機を船代わりに遊覧したり、鉄道でぶらぶらしていることから、基本的には暇な男のようだ

それでも一応家を持っているくらいには収入があるらしく、大凡は海獣海魔絡みらしい

Last-modified: 2016-11-21 Mon 03:05:10 JST (2712d)