EV/0001

  • 熟練のxxの技が煌めいて超巨大サソリの外殻に傷跡を残した
    僅かな隙も許さない、剣術上級者のxxxxxxとxxxxがその部位を切り裂く 
    超巨大サソリは不愉快な悲鳴を上げ身体を持ち上げ痛みに悶えだす
    その隙をゴブリン二十体殺しのxxxxは見逃さなかった
    得意の武器で剝き出しになった部位に一撃、それがきっかけとなり懐が暖かいxxxと毛皮剥ぎのxxxxが駆け出す
    弱った部位を徹底的に攻め続けていく、何もさせない、熟練のxxが事前に打ち合わせた通りに事が運んでいく
    xxxxxxは安心していた
    これなら勝てる、いける。倒せる!
    熟練のxxが指揮を執り剣術上級者の二人が技を振るい、残りの三人がサポートをする
    この布陣なら、負けない、今日も帰れる。そう思っていた、思っていたのだ

    超巨大サソリは足の一つが完全に使い物にならないと知るや否や、暴れ出した
    残った足を機敏に動かし尻尾を無造作に振り払い続ける、ただ理性も何もない暴力に任せた反撃
    だが、金の為に戦うと言っていた懐が暖かいxxxはその一撃で絶命した
    地団駄を踏む足を注意しきれず、その頭を潰されたのだ。

    次に死んだのは毛皮剥ぎのxxxxだ。
    懐が暖かいxxxの死を目の当たりにして身体が竦んだのだろう
    その場に蹲り恐怖から身を守っているところを目ざとい超巨大サソリの尾が貫いた
    だらん、と力の抜けきった亡骸。それを無造作に放り捨てるサソリ。
    その光景を見て撤退を叫んだのは熟練のxx

    「撤退だ逃げろ!」
    -- 2022-07-31 (日) 03:50:18
    • 生き残った者に伝えられた指示は同時に熟練のxxに怪物の意識が行く結果となってしまう
      餌場に迷い込んできた人間、それだけなら脅威にならない
      だが今声を張り上げた存在は別だ
      この男の存在が他の人間を纏め上げ自らに傷をつけてきた事を察知したのだろう
      サソリの尾は寸分違わず熟練のxxの胸を狙い刺し貫いた
      パーティのリーダーとも言える存在の消失は生き残った3人に大きな衝撃を与える
      xxxxxxは叫んだ
      「逃げきれない!戦おう!私が惹きつけるからxxxさんがトドメを!」

      出来の良いバトルアックスと、上質な盾を持つゴブリン二十体殺しが応える。
      剣術上級者のxxxxxxと同じく剣術上級者のxxxxはお互いに視線を交わしあい頷く
      二人の薄氷を踏むかの如く戦いが始まった。
      サソリの尾が振り回されれば身を屈め、足が振り下ろされれば盾でいなす
      xxxxのレイピアが甲殻の隙間をつけば反撃の備えてxxxxxxが盾を構えて前に躍り出る
      二人に意識が向かえばトドメを刺す役割のゴブリン二十体殺しのバトルアックスが轟音と共に振るわれサソリの足を切り落とす
      一歩間違えば死ぬ
      それどころか半歩でも踏み間違えただけでも誰かの命が失われその瞬間にPTは全滅するだろう
      全員がその思いを胸に永遠とも思える戦いを過ごして……遂にその瞬間が訪れた
      超巨大サソリはその身を一度大きく掲げたかと思えば、次の瞬間には地に伏せて動かなくなっていく
      三人はその姿を油断する事無く、距離をとって見守っていた
      やがて完全にその動きが停止して絶命を確信するとxxxxxxが地面に崩れ落ちる

      「よかった…良かったよぉ、倒せた…今日も帰れる…xxxx君に精のつくもの食べてもらわないとね」
      -- 2022-07-31 (日) 03:50:52
      • 同じく冒険者で依頼に出向いている恋人の顔を思い出し彼女の顔がふにゃりと歪んだ
        栗色の瞳と髪の毛は報酬を受け取った後の恋人との時間に意識が向いているのだろう
        何処までも幸せそうな恋する乙女は討伐証明としてサソリの部位を剥ぎ、散って逝った仲間たちを街へと連れて帰らねばと我先にサソリの亡骸へと駆け出していき
        そしてサソリの尾に貫かれた。
        最後の力を振り絞ったのか、或いはこれが超巨大サソリなりの戦略だったのか
        xxxxxxの腹部を貫いた後、まだ身体を動かそうとする怪物は残る二人により尾を砕かれ頭を斬り落とされて完全に絶命
        声が聞こえる、仲間たちがxxxxxxに必死に呼びかける声だ
        フィルターを通したように薄らぼんやりとしか聞こえてくる声を聴きながら彼女は強く、強く想った

        帰らなきゃ
        xxxx君の所へ

        ──巨大な怪物討伐依頼にて死亡──
        これは何処にでもある、ありふれたお別れの物語
        -- 2022-07-31 (日) 03:51:23
  • 自室のベッドに転がる。この村と屋敷に滞在して何日経っただろう
    一週間程か…カレンダーを見るのがバカバカしい位ここでの生活は静かだった
    日々死んでいく滞在者。噂にのぼる悪霊と言う存在
    バカげている、と断ずるには死んだ人間が多すぎるが
    事実だ、と断ずるには自分には今のところは縁が無さ過ぎる
    どうしたものだろう。と懐から写真を取り出す
    フィー、と呼ばれた栗色の少女の顔は何処までも人懐こく天真爛漫だ
    この顔を見ていると少しずつ色んな事を思い出す気がする

    この少女と僕はきっと恋仲だった
    この少女と僕は一緒に住んでいた
    この少女と僕は冒険者をしていた
    この少女は正義の味方になろうとしていた
    僕はこの世界のあらゆる出来事を観測して分析する仕事をしていた

    「逢いたいな」

    心の底から強くそう思う
    僕はこの少女に会いたい、会わなくてはならない
    けど、こんな閉塞的な村に閉じ込められていてはそれも叶わない
    ………それから少しだけ懸念があるのを自覚している
    今の僕は別に悪霊に取り殺されても「別に構わない」と思っているのだ
    こんなにもフィーに逢いたくて、でも死んでも構わないと思っている
    この二律背反をどう説明付ければ良いのか…実を言うと多少の推測はある
    だけどなんだろう、それを認める事だけはそれこそ、死んでもしてはいけない
    本能と直感と自分の中のありとあらゆる感覚がそれを告げているのを感じてしまっていた
    だから僕はこの先は無意識に考えないようにしていたのだが、写真を取り出し眺める度に思う
    -- 2022-07-30 (土) 01:11:43
    • 「君に逢いたい」

      真実を思い出したいという想いと、思い出すべきではないという想い。
      心の均衡は崩れつつある、きっと僕は近いうちに何か事実を思い出す
      明日か明後日か…そう遠くないうちに必ず
      なら何をしておくべきだろう………答えは既に自分の中にある

      「観測だ、世界の事象を観測して記録する。僕がする事なんていつも変わらないね」

      悪霊蔓延る謎の廃村とそこに呼び出されたという事象
      それら全てを観測するのが僕だと記憶が無い中でしっかりと思えた
      だから

      「オフィーリア、必ず君の事を思い出すから待っていてくれ」

      シャツの襟を正す
      観測者として仕事をしよう
      明日死ぬかもしれない世界で、僕は僕らしく生きる、その先にきっと彼女との記憶が待っているから
      -- ティズキール 2022-07-30 (土) 01:12:18
  • フィーが我が家に居候を始めてから数か月が経った
    彼女は他に宿をとるという事もなく、依頼が終わると真っ先に僕の家に帰ってきて、ただいまーと声を掛けてくる
    僕の方も冒険と言う名前の調査活動を終えたりして先に僕が帰ってるか、それともフィーが先か楽しみにしだしていた
    よくないと思う
    見知らぬ少女を拾ってそのまま彼女が求めるがまま住居を提供しているなんて、僕は血迷ったのだろうか
    しかし現実として最近は冒険で得た賃金から二人で生活費を出し合ったりお互いの小物が増えて言っている……
    一度強く言おうと思ったこともあった
    だが、フィーが当然のように僕の家のキッチンに立って料理をしていた事もあって強く言い出せず、そのままずるずると今日に至っているのだ。

    「この世界の話をしよう、フィー。世界の形について考えた事はあるかい?」
    「ん−っ……丸いんだよね?」
    「正しい、そしてある意味では違う。良いかい…この世界は下から上に伸びる柱の形をしているんだ
     そしてこの世界の隣にも同じ柱の形をした世界があって…それが幾つも並んでいる
     僕らの世界を合わせて100本の柱がずらりと並んでいて、その柱で僕らの上にある99本の柱を支えている
     上にも下にも、そんな構図が永遠と続くのがいわゆる平行世界や、世界の上下関係……っておいこら、聴いているのかフィー」
    「しゅぴー……ZzzZzz……んん、xxxx君の話は難しすぎるよぉ…」
    「おいおい……この世界の構造の話は歴史的な発見の一つなんだぞ…僕の組織でも値千金の情報だってのに君はなぁ…」
    「あはははっ、ねぇ〜xxxx君…そんな事より今日の晩御飯何食べよっか、私が作るよ?」
    「……麻婆豆腐が食べたい、かな」
    「オッケーっ♪あ…でも大変だよxxxx君!…エネルギーが足りなくなっちゃった!!」
    -- 2022-07-28 (木) 00:48:58
    • んっ!と両手を広げて何かを期待するフィー
      コイツ人の話は聞かないくせに、人への要求だけは一人前にするんだな
      はぁ〜〜〜〜っっっ、と彼女にも聞こえる位のクソデカため息をついて見せると、拡げられたフィーの腕の中に飛び込む
      そして彼女の背中に両手を回すと、彼女の方からも僕の背中に手が回される
      回りくどい言い方は止めよう、フィーが求めるまま僕が思うまま、お互いに抱き合いながらたっぷりと時間を過ごす
      柔らかくて暖かくて良い匂いがする……彼女はどうだろう、僕とこうして何を思うのだろうか
      心臓の音は喧しい程響いてくるから彼女だって緊張や興奮はしているはずだ、うん、だってこの音は僕のものだけではないしね
      前に一回だけ、緊張しているのかい?と声を掛けたらフィーに思いきり締め上げられたから野暮な事は聞かないでおく

      「ん−っ♪♪xxxx君の補充完了!えへへへへっ、ねぇ……ちゅーっもして良い?」

      「調子に乗るなこのアホタレ、僕を唸らせる晩御飯だったら考えてあげるよ、ふふんっ」
      「ほんと?やったーっ!もう何が何でも美味しすぎりゅぅぅぅぅぅって唸らせるから覚悟してよね、xxxx君!」
      やれやれ…まったく騒がしいったらありゃしない
      でもこれでそれなりの味の夕飯になる事だけは間違いないだろう……その結果として僕がどうなるかは今は考えないでおこう
      きっと知らんぷりしてるとフィーの方から、ねぇ…唸ったよね?とかまた言われて渋々……今は考えないでおこう!
      僕とフィーが惹かれ合ってから数か月が経った
      機関の人間として調査の仕事は続くし、たまに本部のこの街の特異性を強く訴えるレポートも報告している
      与えられる答えは継続して観測、調査、情報の収集を続けろ。だが悪くないと思えていた
      回りくどい言い方は止めよう、僕は今の生活を気に入っていて…彼女といる事に幸せを感じている
      フィーには正義の味方になるという夢があるらしい…冒険者やめてくれ、とは言いだしにくいよなぁ………
      -- 2022-07-28 (木) 00:50:59
  • 「君、その程度の武器で冒険に出向くつもりかい?」

    始まりはこんな感じであったような気がする。
    その少女があまりにも何処にでもいる女の子で、思わず声を掛けてしまったんだ。
    貧相な剣を一本。たしか『初期剣』と誰もが呼ぶ支給品…僕もそれを持って冒険に出向いた覚えがある。
    それを腰に提げて鼻息荒くむんすっとしている彼女、フィーに声を掛けたのは全ての始まりで終わりだった。

    「大丈夫だよ、私はね…正義の味方になりにいくの」
    「何言ってんだコイツ」

    何言ってんだコイツ、と思った。
    だが彼女の瞳は何処までも澄み切った栗色で、頭ごなしに否定するのも何だかなぁ、とは思ったのについ言ってしまう。
    想えばこの時からだ、この時から僕と言う人間は彼女を前にするとどうにも素直になる事が出来なくなる。
    そしてそれは生涯を通じて変わる事は無かった

    「むぅ〜っ、何だよ君ってば失礼だと思わないの?」
    「少し失礼だとは思ったけど本音が口から漏れたんだ悪いね」
    「やだ許さない」
    「別に君に許してもらおうとも思ってないんだけどねぇ、でも無意味に恨みを買ってる状況はよくないし…許してくれよ」
    -- 2022-07-23 (土) 23:08:36
    •  
      面倒臭い女だ、年の頃は20にもなっていないだろう
      調査の為に28歳くらいで申告して登録したが……その実ずっと若い実際の僕。よりも更に若く見える
      無謀な夢を抱いて田舎から飛び出してきた少女って所だ。何処にでもいて、この街だとすぐに居なくなるタイプの。
      なんてことを考えていたら目の前の少女がこちらを見つめている事に気が付いた、切れ長の栗色の瞳。
      髪の毛と同じ色合いなのが特徴的な彼女は、むすっっっと唇を突き出すようにしながらボクを見て言った

      「ねぇ、私に声を掛けてきたってことは心配してくれたって事だよね?」
      「え?まぁそうだね…これから死にます、みたいな女の子を見過ごしたら一晩の夢見位は悪くなるかも知れないな、とは思ったよ」
      「泊めて」
      「…はぁ?」
      「君の所に泊めてくれたら許してあげる、それにこんな可愛い子を泊めれるなんて男の子としては嬉しいでしょ!」

      何言ってんだコイツ、と思った。
      面倒くさい女だって思った女はしかしもしかしたら死ぬほど面倒くさい女のかもしれない
      ……けどまぁ別に自分の住まいはそれなりに広大だ
      勝手に隅っこで寝る程度ならば別に問題はないだろう
      -- 2022-07-23 (土) 23:08:58
      • 「はあ〜…わかった、言っておくけど襲われても文句言うなよ」
        「大丈夫!君はね…なんとなくそう言う事をしない人って一目でわかったから!ね、名前教えて!私はねxxxxxx!」
        「ふん、行くよ。僕はxxxx…別に一晩宿を貸す程度だから覚えないし、覚えなくていいよ」
        「xxxx君か〜。ね?xxxx君。ちゃんとご飯食べてる?泊めてくれるお礼にご飯つくろっか?」

        結論から言うと。この日を境に彼女は、xxxxxxは、フィーは僕の家に住み着いて
        二人の同棲関係が始まった…んだと思う
        -- 2022-07-23 (土) 23:09:33
  • 目が覚めたら知らない場所にいた
    いやいやなんだそれは…飲みすぎたかな
    そう言えば昨日は踊り子さんの胸に見惚れたりアルティメットな戦いを挑んでこいなんて仕向けたりして結構呑んだ気がする
    水が欲しい、と身体を起こして気が付いた
    名前が思い出せない。あの人の名前は、彼の名前は…なんだったっけ、忘れる程浅い付き合いではなかった……のか?
    思い出せない、ボクが彼女や彼とどんな風に接していたのか思い出せない
    そもそも…僕は誰だ?
    ……マズイマズイマズイマズイ
    気にしだすと目を背けたくなるような事実が次々と浮かび上がってきた
    自分の名前は何だ、友人の名前は?…そもそも何で僕はここに寝てる?
    柔らかいベッドは気持ち良い……よしベッドをベッドと認識できているはずだ、そもそもベッドという概念が歪んでいたら台無しだが、今は忘れよう
    部屋を見渡してみる
    洋風の広々とした部屋だ、ホテルの一室を思わせる辺り来客の為のスペースなのだろう
    窓から差し込む陽光は穏やかで優しい…なるほど、酒に呑まれて娼婦でも買ってそのままお高いホテルにでも入ったかな
    で、娼婦は先に帰ってしまったと……それなら納得が行く、ボクの名前すら思い出せない理由はわからないけど、まだ酒が残りまくってるとかだろうな
    -- 2022-07-22 (金) 23:23:42
    • 「やれやれ、日の光を浴びて顔を洗ってすっきりしたら、さっさと帰るか……」

      帰ってなんになる?
      ベッドから降りて窓を開けて新鮮な空気を吸う為にそこへと向かう
      そして見た。見てしまった
      「なんだよ…これ……何処だよわからない、こんなんわからないよ…?」
      見渡す限りの廃墟。人の手を離れて長らく経っているのだろう
      遠めに見える民家の壁は崩れかけ、実際に崩れているものもある
      その跡に樹木が生い茂り蔦が絡まり緑に埋もれかけているのが大半だ
      公園のようにも見える小さな空き地の遊具は錆にまみれているのが遠めでもわかった
      明らかに違う、ここは自分が生きていた場所ではない
      名前すら思い出せなくてもそれだけはハッキリと、明言する事が出来た

      「ははっ、なんだよこれ…悪い冗談かよ……」

      眩暈がして身体がよろけた。 その拍子に僕のポケットから紙切れが一枚零れ落ちたのが見えた
      大事なモノだ、その紙切れを視界に入れるなり直感が、本能が、理性が、無いはずの記憶が全力で僕に告げてきて、慌てて写真を取り上げる
      永い間大事にしてきたのが見て取れる写真には、栗色の髪と目をして天真爛漫に笑う幸せに溢れた女の子と、つまらなさそうにむっすりとした男が身を寄せ合いながら映っている。
      つまらなさそうな男は言うまでもない、僕だ。
      なるほどこれはボクと誰かの写真という事になる。…栗色の女子は一体誰だ忘れて良いはずがないのに思い出せない…
      何か手掛かりは、と思って写真の背景から何まで見渡し、後ろを見た所で署名がしてある事に気が付いた。
      -- 2022-07-22 (金) 23:24:13
      • 「『フィーと僕』…ねぇ…ふぅん、この子はフィーっていうのか」
        フィー、フィー。何度か頭の中で反芻すると途端にしっくりきた
        何一つ思い出せない現状、自分自身の名前さえあやふやな中で、フィーと言う名前だけが頼りになる。そんな気がしてならない
        それなら動き出そう、調査の基本は足で稼いで情報を集めて精査していく事なんだから、そうしていくウチに自分の事やフィーに対する事もわかるかもしれない
        …………んんん? 自分の名前もまだ思い出せないのに、フィーと言う名前と栗色の姿を想像しただけで不安が薄れていく
        この写真とフィーと言う名前を憶えている限り、怖いものが無いような気がする
        それはそれとして、名前を思い出せないのなら何か……誰かに聞かれた時に応える名前を考えないと

        「…ティズキール」

        外はどう見ても廃村で人が住んでいるかもわからないけど
        取りあえずはそう名乗って情報を探していこう
        この施設は健在っぽいし管理人の人でもいるのなら挨拶でもしていかないといけないよねぇ
        ま、それも良いさ。世の中の不思議な事面白い事、色々探して調べ上げるのは何より楽しいことなんだからさ
        -- 2022-07-22 (金) 23:24:36

Last-modified: 2022-07-31 Sun 03:51:23 JST (597d)