FA/2
- (時折遠くの空を渡っていく異容の巨影。今日のシリューにはやけにはっきり見えたかもしれない)//言い逃げのようなものですお気になさらず -- 『屍龍王』デスゲイズ
- (強い雨が降るある日、民家の軒先に…東国──この世界では日本によく似た、そう呼ばれる場所)
(そこからやってきた仏教徒と思わしき東洋人の僧侶がやってくる。どうやら雨宿りをしようとしているようだ) -- 久世
- (近付いてくる人影に気付き身構えるが、小柄な見た目と幼さの残る顔立ちに警戒を緩める)
……こんにちは。すごい雨ですね。//反応がすごく遅くなってごめんなさい! -- シリュー
- (い草で編まれた編笠をかぶり、雨を受ける僧侶。しゃん、と手に持った錫杖を涼やかに鳴らせば、軒先へと。ふう、と一息つけば)
……?これはこれは、この小屋の方でしょうか?申し訳ありませぬが一時軒先を貸して頂きたく…(掛けられた声に反応し、ボーイソプラノの少年の声が響く) 失礼ながら…誰もおらぬと思っておりました。拙僧、東国から修行にやってきました僧、久世と申します(編笠を外し背中に背負い、片手だけの合掌、片合掌で挨拶をする) //文通スイッチ…それは時を駆ける魔法のスイッチ…! -- 久世
- (見慣れぬ服装に面食らいつつ)
……私も似たような立場のものです。どうぞ、とは言えませんがきっと問題はないかと。 ご丁寧にありがとうございます。久世さん、ですね。私は……遠いところから来ました、シリューといいます。 こちらにはそういった礼法もあるのですね……お恥ずかしながら初めて見ました。その……服装も含めて。 -- シリュー
- …似たような…?(と聞けば改めて民家を見る。住むには充分であり、ばらばらと降る雨を充分に防いでいるが、傷んでいる様子であり常に人が居たものではない)
ははぁ…シリュー様も庇を借る立場でございましたか。それでは先客ということでございますな。流石にこのような雨を身で受け続けるは辛ぅありますからなぁ。 …ふむ、東国の者はこちらにもちらほら居ますが、決して大勢を占めるという訳ではありませぬからな。恐縮することはないかと(紺色の僧衣をぱたぱたと叩き出来るだけ雨を落として) これはこちら風に言うならば…神父の祭服となりましょうか。東国の聖職者の着る、服でございます(と言いながらシリューを見れば、メイド服)…失礼ながら、どこかにお仕えの身ですかな?(と問う) -- 久世
- (適当な岩に腰掛け、アンパンを齧りつつ瓶の牛乳を飲んでいる天使の姿が一つ)
(もしもあなたが元の世界のままの性質ならば天使そのものである彼を視認する事が出来るのだろうか?最悪の場合…牛乳とアンパンが空に浮くことになるかもしれない) モガッ(しかもアンパンは一つや二つではない五つもあるようだ) -- クウネル
- ……羽?センティアン(神の寵愛で受肉した石像・彫刻)、いや魔導天使(マギテックエンジェル・古代の人造天使)か……?
……こんばんは。とても立派な翼をお持ちですね。 -- シリュー
- ふが?(アンパンをかじっていた所で声をかけられ、素っ頓狂な声が漏れる)
(ちょっと待って…と言わんばかりに手の平を向けると、口の中に入ったパンの破片を牛乳で流し込んだ)ふぅーっ やあお見苦しい所を、こんばんわ…天使の羽を見るのは初めてかな?お兄さんはこれを使って飛ぶ訳ではないのだけど…広げると威厳がそこはかとなく漂うからねえ… -- クウネル
- ああお食事中なのに申し訳ありませんでした!
……天使。その、失礼ですが……人族ではなく、あの神の使いと言われる天使なのですか? -- シリュー
- いやあ気にしなくてもいいよ、こんな時間にアンパンを食べていたらそれは…珍奇だろうからねえ
でも突然食べたくなってしまったからには…止められなかったのさ… うん?そうだね、人族…と言うくくりは珍しいけれどお兄さんは神の使いの天使だよ…もっとも、今は休暇で地上に来てるから使いとして来ている訳じゃないのだけどね -- クウネル
- あんパンは美味しいですからね……ただこの時間に食べると、その……太るのでは?
。はー……本物の天使なのですね……。ああ申し訳ありません、その……神の存在を理解してはいても、それを直接的に知覚することは今までなかったもので。 ……むしろ休暇だからこうやってお話できるのであって、神の使いとして来られていたら私が気付けなかったかもしれません。 -- シリュー
- チッチッチ(指を振って見せて)お兄さんは天使だから…太ったりとか背が伸びたりとかそう言うことは無いのさ
まあ…天使と言っても大天使だけどねえ、下から二番目くらいの奴さ…そりゃまあ、神様を知覚できる人間が居たならそれはメシアとかじゃないだろうか?直接神様と会う事なんて我々でもそう滅多にある事じゃないのだしねえ… ふむ、お仕事中だと気付かなかった…か、少し試してみるかい?(懐から輪っかを取り出して) これを装着すると…まあ、仕事中のような…そうだねえ、人で言う制服みたいなものになるのだろうかな? -- クウネル
- 何と……女性としては羨ましいものですね。私も体格変化を起こさない種族ではありますが……。
えっ?あー……そうですね?(神になった少女の幼馴染が治める国があったり神官が神を呼び出したりする世界出身) ……むう、その輪をつけてから姿は相変わらず見えるものの、声が聞こえません……。所謂、神託という扱いになっているのでしょうか? -- シリュー
- 体格変化を起こさない種族?見た目は普通の人間と大して変わらないけれど…まあそう言う者も居るんだねえ(耳や首元はただのファッションだと思ったようだ)
(微妙な返事に、神がフランクに接する宗教の人なのかな…と思ったりもするが、異教は異教、うちはうち…として納得する事に) (声が聞こえないそうなので輪っかを外して)大した事を言っていなくても聞こえないのかな、詳しくはわからないけれど…感受性か何かの問題かねえ -- クウネル
- 機能的にも人間とそこまで差はないのですが、まあ生まれたときからこの身体なので……。やはりこの世界では珍しいのですね。
感受性……というよりは魂の問題なのでしょうね。人造人間の宿命なのかもしれません。 -- シリュー
- ははあ人造人間?うーん…人型を似せて作るのはたまに聞いていたけれど…
人は魂までも作り出す領域に入ってしまったのかねえ…(じっとシリューを見つめている…いや、恐らくはさらに内側にあるものを見ているのだろう) どんな材料で作り出すかは知らないけれど、あまり増えすぎると魂の量が増えすぎてしまわないだろうか…まあ、君のような子が数億人生み出されてから考えればいいかねえ -- クウネル
- まあ本当に魂が入っているのか、と聞かれると分からないというのが本音ではあります。少し過激な聖職者たちからは「偽りの魂だから神の声が聞こえないのだ!」等と言われたものです(肩をすくめ)
……意外ですね。神の使徒でも分からないことがあって、更にその時に考えるなんて。普通の人族と変わらないように思えてしまいます。 -- シリュー
- うーん…偽りの魂、普通の魂よりもなんと言うか綺麗と言うか綺麗すぎるような…気もするかねえ、神の声なんてそうそう聞かせて貰えることは無いと思うけれど…
そりゃあお兄さんは別に全知全能じゃないからねえ、神様から命令が下ったら実行するだけの末端だもの、もっと上の上級天使になると違うのかもしれないけれど、お兄さんは下っ端もいい所さ -- クウネル
- あ、ありがとうございます……?魂の話とはいえ、綺麗だなんて言われると、その……恥ずかしいですね。
私は聞いたことがありませんが、私の知っている聖職者は皆何らかの神の声を聞いたことがあるそうです。受肉した小神に求婚した冒険者もいたとか。 命令を実行するだけ……ですか。まるで神殿育ちのヴァルキリーみたいな言い方。ますます人族みたいです。 -- シリュー
- ふうむそう言うものかい?人造人間だなんて言うから心を持っていないなども考えたけれど、なるほどどうして乙女なのだねえ
へええ…神の声をみんな聞いていると…かなり神様が身近な宗教なんだろうねえ…ええっ、神様に求婚!?(自分の所の神様に対し、自分が求婚するような具合を想像するが…ないわー、としか思えずに)うん…世界は広いなあ… ああヴァルキリー…他所の神の娘…いやあの子自身も神の一種だったかな?確かにお兄さんの立ち位置と同じようなものじゃないかなあ、それに今のお兄さんは有給中だからね、神様のしもべとしてのお仕事はお休み中だからこれ位でいいのさ… もっとも、休みの日も品行方正厳格な子もいるんだろうけどね(この天使、割とダメな部類っぽい) -- クウネル
- も、もう。これでも9年も生きているのですから、からかわないでください。
色んな信仰がありますが、やはり小神信仰の人にとっては神は身近な存在だと聞いています。知人は小神を叱る大神官の声を聞くと平和を実感すると言っていましたし……。 (この世界のヴァルキリーは人族ではないのか、と少し驚きつつ)……私は人間ではないので、人間と同じように信仰を持つことが出来ません。それを神に仕える立場でありながら、否定せずにいてくださるのは……その、素敵だと思います。 -- シリュー
- 9年…「も」なんだね…(やはり人造人間と言うだけあって、人間そのものとは時の刻み方が違うのだなあと実感する、これから先の寿命などもわかりはしないが…それを今尋ねる必要はないだろう)
身近な神…ええっ!?神の方を叱るのかい…?なんかすごい宗教だねえ、お兄さんの所では絶対に考えられないようなものだよ、うん…それで万事問題ないなら平和そのものだねえ… やあありがとうね、信仰を持たない…と言うのも仕方ないさ、無理に上辺だけ信じるように取り繕ってチグハグになってしまうよりは自然の方がいいだろうしねえ それでも死を迎える時にはどこの天国地獄に連れていかれるかの判断材料になるだろうから…うん?人造人間の死後の扱いってどうなるのか、そう言えばお兄さんは知らないね…うん、まあ…なるようになるさ! そろそろお兄さんは戻ろうと思うけれど…信仰を持っていなくても、隣人を愛せよの精神で何かあったらお兄さんに出来る範囲では力になる…なれるかはわからないけれどね、まあ…助力位はするさ、それじゃあねー(アンパンが無くなり空になった紙袋と、牛乳の空きビンを手に天へと帰るような演出を行った後…水平移動して蕎麦屋の方面に消えて行ったとか) -- クウネル
- 大神官の幼馴染が神へと至ったとのことで、たまにワガママを言っては大神官に叱られているのだとか……。平時は水と平和を司る心優しい女神だと聞いています。
死後の魂……私達はそれすら他の人族とは……。 ありがとうございました。貴重なお話がたくさん聞けて、楽しかったです! あ、もしかしてもう休暇が……終わったわけではないようですね(上昇するのを見てハッとするが、水平移動していくのに気付きそのまま見送る) -- シリュー
- (ルーンフォークは死後の肉体が朽ちるのにも時間を要するし、蘇生したときも魂が「穢れ」ることがない)
(そういう意味でも、やはり人族としては異端なのでしょう) (そんな私が、まさか神の使徒と直接会話できるとは……) ……はっ。名前を聞くのを忘れていました。 さすがに街に何人もいらっしゃるわけではないでしょうし、天使の方、と言えば分かっていただけます……よね? -- シリュー
- (貴女が寝泊まりしている民家のすぐ近く、うろついている少女がいる)
(何をしているのか見てみれば、野草を選んでは好んだ物だけ選んで詰んでいるようだ。技能で言えば、セージだろうか) -- エリッサ
- おや……?(気付いてから近付き)
こんばんは。何をなさっているのかお聞きしても? -- シリュー
- (声をかけられると、ビクリと体を震わせ)は、はいっ!?いえ、あの…使えそうな、野草を…です…ね…?
(言葉の後半はどんどんと疑問系へと変化していき)あの…ええと…もしかして、ここ…住んで、いらっしゃいました、か…?(おずおずと尋ね) でしたら…あの、勝手に…いくつか取ってしまい…すみません…(頭を下げる) -- エリッサ
- 野草……私にレンジャーかセージの心得があればお手伝いできたのですが……。
ええと……住む、というか……勝手に使ってしまっている、というか……。むしろ私もこの家の持ち主をお聞きしようかと思っていたのです。ああ頭を下げないでください! -- シリュー
- セージ…えと、薬草の、鑑定…技能…?(ゆっくり、頭を上げながら)
ぁ…そう、でしたか…でも、でしたら…多分、大丈夫…では、ないかと…(手で件の空き家を示し) ここ…何度か、散歩がてらに…通るの、ですが。人の気配を…特に、感じたことが…なかったので -- エリッサ
- ええ……私は薬学は探索も鑑定もほとんど出来ないのです。魔法具や魔法生物なら多少は分かるのですけど……。
そうなのですね。ありがとうございます。……その場合、使用したことはどこに申し出ればよいのでしょう……。街の方に……? -- シリュー
- あの…人には、得意…不得意が、あるので…魔法、生物が…わかる、というなら…冒険には、役に立つのでは…と
ですから、これは…私の、仕事、なので。ハーブ屋を、してるんです…この街で。エリッサ、と…言います(よろしくお願いしますね、と頭を下げ) さぁ…えっと、私も…詳しくは…(すみません、とまた頭を下げて)一応…中央に、申請したら…いい、のかな… -- エリッサ
- そう言っていただけると助かります。ふふ、まさに冒険者ですので。
ハーブ屋……あまり聞き慣れないですが、薬草店のようなものでしょうか……っと、申し遅れました、私はシリューといいます。(一礼) ふむ……やはり一度街の方で確認を取るべきですね。ありがとうございます。//(ぐえー寝落ちしてました。更に次の反応が恐らく夕方以降になりますです) -- シリュー
- あ…本当に…冒険者、さん…だったの、ですね…(服装と相まって若干疑問は深まったが口には出さず)
そう…ですね…大体、薬草店で…あってます、よ(実際、薬草も扱っているし今摘んでいたのも薬効の期待できるもので) あ、いえ…あんまり、お役に立てず…すみません… //お気になさらず…!文通文通。私も今週から昼夜逆転するので…申し訳ないですが…! -- エリッサ
- ええ。……こちらの世界での「冒険者」にあたるかはまだ分かりませんが(ボソッ)
私の知人にも薬学を嗜む者はいましたが、それを生業と出来るほど精通されているとは……。貴女こそ冒険者になれば引く手あまたでしょう。 役に立てないだなんてとんでもない、今の私には情報が何よりありがたいのです。 -- シリュー
- わ、私が、冒険者…ですか…?いえ、いえ…む、むりです…とてもじゃ、ないですが…こ、怖くて
情報…でしたら…知り合い、の…冒険者のかたを、紹介…しましょうか…? -- エリッサ
- む、そうですか……まあ実際安全とは程遠い稼業ですが。でも冒険者の方から助力を求められることは少なくないのでは?。
!是非お願いしたいです。こちらの冒険者とのコネクションは作っておきたい。 -- シリュー
- どう、でしょうか…確かに、薬草、とか…お求めになる方は、それなりにいますが…
やっぱり、メインは…ハーブ…香草を、買いに来る方が、多い…ですね… でしたら、そう、ですね…錬金術師の、方とか…親切、ですし…頼られては、いかがかと… -- エリッサ
- ああそうか、薬学士ではなくてあくまでハーブが専門なのですね。
つい冒険者目線で考えてしまうのは職業病ですね……失礼しました。 ほう、街にアルケミストの方が……ありがとうございます!街に行った時にお会いしてみます。 -- シリュー
- 学士、というほどの…知識も、ありませんから…(自嘲的な笑顔を浮かべ)
それでは、あの…シリューさん…私は、これで…(摘んだ野草をいれたバスケットを手に、頭を下げ) もし、何か…お困り、だったり…したら…よろしければ…私の、お店に、来ていただければ…お力に、なれるかもしれません、ので (そう言ってもう一度頭を下げ、シリューの寝泊まりしている空き家を辞する) -- エリッサ
- 自営の店舗を持ち、それを維持できているというのが深い知識の裏付けですよ。顧客は何よりも正直ですから。
はい、色々なお話ありがとうございました。 こちらでも依頼をこなすようになったら、たくさんお世話になるかと思います。その時はよろしくお願いいたしますね。 -- シリュー
- (エリッサの去っていった方を見つめつつ)
(香草店……つい薬草のことばかり考えてしまったけど、料理にも使えそうですね) (最近携行食ばかりでしたし、野外での調理を考慮するならハーブ類の補充をしておくのも良いかもしれません) 料理……料理かぁ。冒険者になってからはあまりやっていませんでしたし、久しぶりにやってみましょうか。 -- シリュー
- (お人形さん?と思ってまじまじ見てる) -- リリア
- (気付いて咄嗟に拳を構えてからゆっくりと下ろし)
……どうも初めまして。不躾ですがこの家の方でしょうか? -- シリュー
- わっ・・う・・うごい・・た・・・(びっくり)は、初め・・まして・・・
う、ううん・・お散歩・・中に・・・見つけたから・・入ってみた・・だけで・・・あの・・ご、ごめんなさい・・・私・・あなたのこと・・お人形さんかと・・・思って -- リリア
- そうですか……ありがとうございます。 -- シリュー
- お人形……私はシリューといいます。
その、一応人族ですが……ルーンフォークをご存知ないのでしょうか?//(改行ミスってしにそう) -- シリュー
- シリューさん・・・・・あっ!わっ・・私・・は・・・リリアって・・いい・・ます・・・
ルーン・・フォーク・・・ご、ごめんなさい・・知らない・・です・・・(しゅんとして)えと・・機械の・・・人・・なんです・・か?(だいじょうぶだいじょうぶ) -- リリア
- リリアさん、ですね。よろしくお願いします。(ペコリ)
ルーンフォークを知らない……そうですか、ありがとうございます。(ここはラクシアではない……?) ルーンフォークというのは……簡単に言うなら人造人間というのでしょうか。生まれたのは機械からですが、皆さんとそこまで変わりませんよ。 -- シリュー
- 人造・・人間・・・(きょときょとと眺めて)そう・・なんです・・・か・・・(言われてみればパーツ的な部分はあるがおおむね人っぽくて)
あの・・・ひょっとして・・ルーンフォーク・・さんって・・・結構・・沢山いる・・種族さん・・だったり・・?(シリューの反応からすると自分が世間知らずだっただけかもと思い、不安になって聞いてみる) -- リリア
- ふふ、機械仕掛けでもありませんし血が通っていないわけでもありませんからご安心を。
そう……ですね。私が以前いたところではルーンフォークも人間とあまり変わらないくらいにはいたと思います。 その……ラクシアという名前に心当たりなどは? -- シリュー
- ・・・・っ・・わ、わたし・・とんだ・・失礼を・・・(あせあせ)
人間・・と・・・(それは流石に予想と規模が違いすぎて)ラクシア・・・えと・・街・・国?・・・の名前・・ですか?・・・(少し考えて)いえ・・すみません・・・その・・そこから・・来たん・・ですか? -- リリア
- ああ、申し訳ありません!少し新鮮な反応だったものでふざけてしまっただけで、気を使わせるつもりはなかったのです。
……そう、ですか……。ラクシアというのは……私がいたはずの世界の名前です。それこそ、誰でも知っていたはずの名前、でした……。 -- シリュー
- (いえいえそんなと以下謝り合戦・・・)ふふ・・(ついつい笑って)
世界の・・・異世界人・・・(ぽつりとつぶやく)・・ま、稀に・・・他の世界から・・・きちゃったって人がいると・・聞いたこと・・・あり・・ます(こくこく) その・・・ひょっとして・・どうやって来たか・・覚えてない・・とか・・ですか? -- リリア
- 異世界人……まさにそうなのでしょうね。
その……私は気がついたらこの近くの地面に倒れていたんです。覚えている最後の記憶は、仕事を終えて仲間たちと共にいたところで、途中でプツンと途切れていて……もしかすると、私はこの世界に迷いこんでから一度死んだのではないかと思っています。 -- シリュー
- この近く・・(そう呟いて外を見渡したが・・・何かある様には感じなかった)
お仲間・・さんと・・・って・・え!?・・し、死んだって・・(?マークをいっぱい浮かべながら戸惑う様に聞いて) -- リリア
- (本当にただ野晒しの状態だったとは言えませんね……)
あー……その、私がいた世界では死者の復活は難しいとはいえ不可能ではないことでして。 その際はまあ相応の代償があるのですが……私達ルーンフォークは「死前一年分の記憶を失う」というものなのです。 ですからいつどうやってこの世界に来たのか、何をしていたのか、何も分からないのですが、何も分からないということは、恐らく……。 -- シリュー
- そ・・そうなん・・・ですか?・・・・・一年分・・・じゃ、じゃぁ・・つまり・・・シリューさんは・・・何らかの・・方法でこの世界にきて・・・それで・・死んじゃって・・生き返って・・・(うん?と何か引っかかって)誰が・・・生き返らせた・・んです・・かね・・・?(ふと気になる)
そ、それで・・・此処に一人で・・・その・・寂しくは・・ないです・・か?・・・ま、街には・・お宿も・・ありますけど・・・ -- リリア
- そうなんです。私もそれが分からなくて……死者の蘇生を行っても、その後置いていくのなら意味がない。わざわざ生き返らせたのなら、何か理由があるはず……。
ああ、貴女とお話ししていて安心しました。街があるのは分かっていても、ここが何処か分かっていなかったので、もし蛮族の街だったら……と考えると迂闊に近付くわけにもいかなかったのです。 情報収集も兼ねて行かせていただきます。 -- シリュー
- ・・・・・・・(うんと頷く)理由がある・・なら・・・きっと、いつか分かります・・よ・・・逆に・・いま・・・考えても・・わからないのなら・・・今は・・考えなくてもいい・・と・・・思います・・生き返らせてもらえた・・なら・・・その人は・・シリューさんに・・生きていて欲しいって・・・思ってるはず・・だから・・・一生懸命・・生きればっ(こくこくと励ますように)
だ、大丈夫・・です・・・いい人ばかり・・だから・・・(そういうと紙にさらさらと住所を書いて)こ、ここ・・・私の・・泊めさせてもらっているお宿・・です・・・な、なにか・・あったら・・ここに・・・(遠慮せずに頼って欲しいと頷く) そ、それじゃ・・私は・・この辺り・・で(失礼しますとお辞儀をするとその場を後にした) -- リリア
- !……そうですね。考えても答えは出ないことでした。
ああ、ありがとうございます!わざわざメモまでしていただいて……このお礼は必ずいたします。 リリアさん、本当に……本当にありがとうございました。 -- シリュー
- (一人廃屋の中で)
(生きていてほしいと思ったから、ですか……。それは、思い付きませんでした。何らかの企みかと構えていましたが……ふふ、その考え方はとても素敵です。) ラクシアではないどこかの街、か……。冒険者の宿があれば良いのですけど。……そもそも、冒険者という仕組みがあるのでしょうか? -- シリュー
- メイドインセックス! --
- そういえば一年分の記憶が無くなるんだったねックス! --
- セックス! --
- セックスしていいのか!? --
- 踏みつけって足コキが得意ってことですか? --
- 誰です!いえ不法滞在しているのは私なのですけど -- シリュー
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