丘の麓へ

  • 漆黒の丘を覆い隠すように真白い雪が降り積もっていく……
    • ・・・・・・(深雪に包まれた黒き丘を、歩く影が一つ。猛烈な瘴気も涼風であるかのように意に介さない)
      ・・・いい地脈だな、何かに使えるかも知れねェ。(この呪紋にぶつけられりゃァ・・・いや、それより・・・・・・)
      (暫し思索し、景色を堪能すると帰っていった) -- ティム?
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  • >魔性の寄る辺と化した きたわよ。 -- 岡崎さん
    • 陽は沈み、瘴気に満ちた漆黒の丘には黒い蝶が天へと舞う
      群がる蝶が僅かな光さえ喰らい、夕闇を何処までも暗くした
      丘に訪れた客人を迎えるのは薄気味悪く響く音、その呪いの歌声は竜の咆哮だろうか
      • 本州南部では年2-3回発生し、4-9月頃に見られるカラスアゲハ!本州南部では年2-3回発生し、4-9月頃に見られるカラスアゲハの群れじゃないか!味もみておこう。 -- 岡崎さん
      • 姿形は近しく見える蝶、果してカラスアゲハなのだろうか?
        通常の自然環境でない丘、其処に棲む蝶もまた魔性と歪んでいる
        文字通り光を喰らう蝶の群れは味見を望んだ客人の口へと、喉の奥へと自ら飛び込んでいく……
        否、口だけに留まらず全身へと群がり始めた
      • http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst056356.png
      • 実際数え切れぬ蝶に群がられる事態は悲鳴の一つ上げたくなるだろう
        口へと飛び込む蝶、だが気管に詰まるなどの物理的な脅威は無い…何故か?
        観る余裕がある人物がその場にいれば身体に群がる蝶達が熱せられた氷の如く溶けていく光景を見られただろう
        蝶の溶けた黒い液体、芋虫の如く客人の肌へと這い、染み込んで行く…
        濃厚な瘴気そのもの、身の内から外から汚染せんと…
        長期間この状態が続くのが危険な事は本能的に察知できるだろう
      • ぶぶ漬けどすか。ぶぶ漬けタイムどすか。(かえった) -- 岡崎さん
      • 生息域である丘を離れれば生存できない定めか、蝶達は脆く儚く塵と散る
        遠くに見える丘は先程までが嘘のように静まり返っている

        客人の身には黒い蝶の形をした痣が刻まれた
  • 沈む陽に照らされて、丘の十字架の影が際限なく伸びていく……

+  竜脈の流れの先

Last-modified: 2011-03-02 Wed 22:22:00 JST (3926d)