FF/0002
- ねぇねぇネネネ? 8月にその恰好はー 流石に暑くないのアル?
(もしかしたらばっちり夏仕様の衣装を着ているかもだけど) (たぶんいつもの黒い喪服姿だとして声をかける) -- てち
- いちおう、麻の服にはしているわ。私だって、あついものはあついもの。(触ってみるとしゃりしゃりとした麻布で風通しが良さそうだ) -- ロゼッタ
- (実際に触ってみてその質感をしゃーりしゃり)
ほんとアル コレは涼しそウ なーんだ てっきりアレ(幽霊)のおかげでロゼの周りだけ特別涼しいのかと思たノニー (ざんねんそうにぐったりと舌を出す) -- てち
- (無言で人魂を周囲に浮かせると、てちの体感温度が下がるかもしれない。それこそ寒いくらいに) -- ロゼッタ
- (ヤッター涼しいーしながら)流れ的に親切心と思うアルけど
無言だと判断が難しいアルな! エッ 親切心… アルよネ? (顔横のドラゴンがにらめっこでもするように周辺の人魂を凝視する) -- てち
- 親切心よ。あつそうだったから。(凝視された人魂に生前の顔が浮かび上がって怖い) -- ロゼッタ
- オー 良かっタ 良かっタ
謝々(怖がる様子もなく人魂を撫でようと手をのばして) お名前は? アナタはいつもの騎士サン? -- てち
- (亡者はなんとも言えない呻き声をあげるばかりだ)彼はちがうわ。むかしシガロットで死んだ男の人。名前は私もわからないわ。聞き取れないから。
もとは兵隊さんだったみたい。恋人を探してるみたいだけど、無念をとげさせてあげられるかしらね。 -- ロゼッタ
- へェー 意外とギブ&テイクな関係なのアルねェ
(使役ではなく無念を晴らす手助けへの見返り的な協力なのかなぁ と思いつつ) ん? その恋人はまだ生きてるのアル? 死んでるのアル? (死者の死者探しだったら途方もなさそうだ) -- てち
- 死んでいるでしょうね。恋人も未練を残していたら、もしかしたら現世で出会って、なかよく天国に逝けるかもしれない。
私のところには死者があつまるから。もしかしたら出会えるかもしれないわね。(そっと人魂の顕現を解く。暑さが戻ってくる) -- ロゼッタ
- アイヤー ソレは 向こうも同じくらい無念に思っていてくれると良いアルなァ (ささやかにおいのりを)
(あっ 暑さが戻ってきたぞとぐったりしつつ) それってサー 仕事相手が化けて戻って来たりしナイ? 恨みコツズイー? (お化けのポーズでがおー) -- てち
- 来ることもあるわよ。そういうばあいは、指さきひとつでさよならね。(がおーの眉間につんと人差し指) -- ロゼッタ
- (うーわー無念ーー とヤラれたフリをしてばたり そのまましばらく死体のように動かなかったが)
(数秒後にはぴょんと元気に起き上がって) ヨシ! ちょっと涼しかったし元気微回復! お仕事に戻るアルかネ! 謝々ロゼッタ 良い夏ヲー (バイバイ再見ーと手を振って離れていきました) -- てち
- 元気が出たならよかったわ。死者から元気をもらうのも変な話だけれど…涼むのにはむいているわね。
ええ、またね。よい夏を。(小さな手を振って見送りました) -- ロゼッタ
- ようお嬢ちゃん。チョコレートの配給だぜ(と現れた男の片手にはチョコレートバー。禁酒法の反動により世間で人気の一品だ)
この前の乱痴気騒ぎで面白いもんを見せてくれたからな、その礼さ。しっかしあんな事もできんだなぁ魔術?ってのは?(呪術との区別がイマイチついていないようだ) -- ヘルト
- できているわね。(ぶすっとした無表情が、チョコレートを前にほのかな笑みを浮かべた)
魔術。呪術。あるいは『才能』。すきなようによぶといいわ。とにかく私にはそれができる、というだけよ。 -- ロゼッタ
- 茶ぁ期待しねぇで欲しいがな。なにせコーヒーすら淹れんのは苦手なんだ(笑顔が浮かんだのを見れば笑ってチョコバーを渡す。懐からもう一本取り出して、パッケを破りかじって)
ああ、『才能』か。区別がつかねぇとどっちかは分からんな…(どちらかと言えば、術、というよりはそちら側に思えた、ともあれ) 相手に向いてる分にはまだ面白がれるが、実際お前さんを相手にする奴ぁ災難だって思ったわ。死神、っつーのも納得しちまったよ。こう見てると可愛らしいモンなんだが(などと無遠慮に眺め) -- ヘルト
- かまわないわ。自分でいれるから。(お湯を沸かし、手早く紅茶を淹れてゆく。もっとも、キッチンに立つのには踏み台が必要だったが)
死神なんて、皆が勝手に呼んでいるだけよ。(無遠慮な視線には無愛想な目線を返す) もっとも、私みたいなのには、似合いのあだ名なのかもしれないけれど。(チョコバーのパッケージを丁寧にむいて、一口かじる)おいしい。 -- ロゼッタ
- こんな子供に負けるたぁ俺もヤキが回ったもんだね(その力、感情の薄い様は子供らしからぬものだったが…キッチンに立つ様は、年相応に見え)
んー?いいんじゃねぇか?誰にとっての死神か、っつー話しさ。噂だけならともかく、直に会ってみりゃあちぃと似合わねぇとも思ったが… …俺等の敵にとっての、死神なら、頼もしいもんさ(それは良かった、と味わう彼女を見れば微笑んで)ただ、お前さん自身がそうある事が嫌だったりするなら…考えなきゃだけどな。 -- ヘルト
- 私には居場所があればいい。それで私は満足だから。
誰かに死神とそしられても、それでフェニーチェにいられるのなら、私はそれでいい。 お茶、はいったわよ。(これは貴方の分、と差し出された陶器は、やや傷の入った見切り品めいたアンティーク。そこに満たされた琥珀色は、芳醇な香りを漂わせる) -- ロゼッタ
- …そうか。お前さんがそう思うのなら俺が口ぃ出すこっちゃねぇが…お、あんがとよ(古い茶器。なんだか彼女の雰囲気に合うそのカップを傾け)
ん、俺はどっちかっつったらコーヒー党だが…美味いな、この茶は(そのふくよかな香りを楽しむ。普段の粗野な食生活に似合わぬそれが…心地よい) けど、お前さんまだ若いだろ。もちっと高望みしたいとかは思わねぇのか?俺はちょうど似たような歳で組織に入ったが…最初は成り上がってやる、なんて思ってたっけなぁ(なんて懐かしそうに言う) -- ヘルト
- 偉い人も、偉くない人も、どうせ最後には死ぬだけよ。
だとしたら、私は私が生きたいように生きるだけ。 (チョコレートを、その小さな口でかじる。お茶を一口味わってから、言葉を続けた) なりあがることにも、ぜいたくな暮らしにも、興味はないわ。 -- ロゼッタ
- ははっ、違えねぇや!いずれみんな墓の下だかんな、後悔まで持ってくにゃ土の中は寒すぎる。俺もそう有りたいもんだね。
(笑いながらも達観しているな、と思う。自分がこの歳の頃はただの鼻タレ小僧だった。そうさせたのは、『才能』のせいか、それとも) へっ、その辺は俺も同感だ。昔はともかく今はな。まあ毎日腹いっぱい食えるようになりてぇな、とはちっと思うが(貧乏下っ端暮らしでね、と肩を竦め) (そうしてチョコバーを齧り、茶を楽しむ。その小さな茶宴に)そう、こんくれぇでいい。仕事サボって茶ぁ飲める、そんくらいでな(微笑んで言って) -- ヘルト
- このくらいでいい。……東洋ではこういうのを、足るを知る、というのだったかしら。
(微笑みに、くすりと笑って) 貴方は、いいひとね。 せめて早死にしないように、祈ってあげる。 -- ロゼッタ
- こりゃ有り難いね。死神サマの加護とありゃご利益がありそうだ。俺の魂の尾を切るなら、ウチの身内の死神に話を通しな、って他の死神に言える。
(からから笑いながら、残るチョコバーを口へ放り込み、それをお茶で流し込んで)美味かったぜ、あんがとな(そう言って席を立ち) ま、まだやりてぇこと…やらなきゃなんねぇことも無くはねぇんでな、そうそう死にゃしねぇさ。じゃあな、お嬢ちゃん(ひらひらと手を降って去っていった) -- ヘルト
- お嬢様。普段はどのようにしてお過ごしで?(ある日、ある幹部からロゼッタの「護衛」を申し付けられたスマイルは彼女の歩幅にあわせて隣を歩く。護衛など必要がないかもしれない人物にも定期的に「護衛」の命令がくだされる。一種の監視の一環なのかもしれない) -- スマイル
- 賭場を回ったり、売春宿を回ったり、酒場を回ったりしているわ。
今日の仕事先はイェール・イン、ね。(フェニーチェのなわばりの外縁部に位置する違法酒場のひとつだ)今月分をひきとるだけだから、楽な仕事よ。 -- ロゼッタ
- なるほど、お嬢様は大変働き者なのでございますね(カツカツと革靴の音を鳴らしてロゼッタの歩幅にあわせる)
あぁ、あそこですか。(名前だけは知っているとばかりに一言答えて) (黒い服の女と、黒い服の少女が共に並んで歩けばまるで葬式に向かうようであり、ある種威圧感すらある。酒場の店主にとっては気の毒なことだろう) -- スマイル
- ……さぼっていても、おちつかないもの。(友達がいるわけでもない。仕事以外に特にやることがないから仕事をしている。そんな感じだ)
(事実、ロゼッタは子供用の喪服を纏っているから、葬式に向かうようだというのは実に的を射ている) (何事もなく、二人きりの葬列は酒場に行きついた)今月分。用意してくれている? (入り口脇の、予約席として確保してあるファミリー用の席。そこに通されて、金庫へ向かった支配人が戻るのを待つ) -- ロゼッタ
- ……そうでございますね。暇は心を少しずつ蝕んでいきますから(働いてるほうが気が紛れるというのはよくわかると頷く…がロゼッタのような幼い少女がその域にいることに少し淋しげに微笑み肯定する)
(酒場の店主がぎょっとしていたのを見てクスクス笑いながら、座るロゼッタの横で立っている) 私達を見て凄い顔してましたね。店主さん(大慌てで酒場の支配人が走っていったのを見て面白かったわとロゼッタに同意を求めるように微笑みかけた) -- スマイル
- 役に立っていれば、うけいれられている気持ちになれるもの。
……ふふ、そうね。すこしおもしろかったわ。 (差し出されたお茶に口をつけてひと心地つこうというとき、にわかに外が騒がしい……) (敵対ファミリーの襲撃だ!窓を突き破っていくつもの銃弾が店内に飛び込んでくる) (巨躯の幽霊騎士が実体化し、ロゼッタとスマイルを即時に保護する。そうした中で静かにお茶を飲み……銃弾の嵐がおさまった後に、ゆっくりと立ち上がって店の外に出る) (見えるのは、慌てて走り去る黒い車が一台――) (もし店内に目をやる余裕があれば、動く骸骨に床に押し付けられて呻く、不運な従業員や客の姿が認められるだろう) -- ロゼッタ
- その気持ちは大変わかりますね。生きる慰みの一つですから(などといっていると当たりが騒がしい)
(しかしスマイルも微動だにせずロゼッタの横にたっている、自分が動く必要がないこともわかっているかのように) ……幹部の方から聞いてはおりましたが立派な「護衛」が既についておられですねお嬢様は (銃弾を剣で弾き、鎧で受け流し、マントはロゼッタとスマイルを視認させぬように見事にひらめいた) さて、お嬢様のお仕事は終わったようなので、今度は私のお仕事をこなすといたしましょう。 (立派な護衛がいるロゼッタの帰りは大丈夫だろうと幽霊騎士をちらりと見て微笑むと)ではお嬢様、お気をつけてお帰りくださいませ (スマイルはそのまま凄い勢いで駆け出し不躾で不運な黒い車を凄い速度で追いかけていくのだった) -- スマイル
- (車に向けていた指先をすっと下ろす)そう。じゃあ、まかせるわ。(猛然と追い縋る様子を見送る。『たよれるわね』、と)
(無残に硝子が砕けた酒場へと戻る。動く骸骨たちは少女が使役し顕現させた、いわゆる死霊たちだ) 死んだ人はいないわね。けがは?……そう。 (支配人から差し出された今月分の売り上げ=ファミリーの取り分から、適当に抜き取った札束を机上に置いた) 修理代と、めいわく料よ。……わたしたちがいるときで、運がよかったわね。 (無表情な、白磁の人形めいた顔立ちに、ごく淡い笑みを浮かべて) (カバンに残りの金を詰めると、重そうに持ち上げて帰っていった) -- ロゼッタ
- これでいい、かしら。 -- ロゼッタ
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