名簿/465259
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- 「解読は出来た、けど…」
机の上、眼前にあるのは先日仕事中に拾った魔法書だ これが自分に分配された時は巡り会わせに失望を感じたが、心の底に沸く「もしかしたら…」という感情を否定することは出来なかった それは、これが実家の書斎でも見たことのない魔法書だったという事も起因しているだろう しかし -- シェレコ
- 「実用品、って感じの内容じゃあないな…」
それに書かれていたのは数十年前に否定された魔法理論 ありえないとして世間から黙殺されたものだった 異端中の異端、オカルトの中のオカルト 腹の底に宿っていた微かな熱が消えていくのを感じる 体温が失望で塗りつぶされる感覚、一抹の希望を抱いてしまったことでそれは殊更に強く -- シェレコ
- 「役立たず、か…」
そしてその本に対する奇妙な親近感が沸き上がる 感情移入による自己憐憫に近いものだったが、一度覚えてしまったものを消すことは出来ない 本を手に取ると机上の小さな本棚に納め、背表紙を撫でた -- シェレコ
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- ほんと……嫌になるぜ……「失敗」もいいところだ……わらえねぇ
(満身創痍で帰宅し、そのままベッドに突っ伏した) -- シェレコ
- シェレコはん…また落ちてもうて…(勝手に部屋に忍び込んでよよよと泣き崩れる -- 影魅
- (突っ伏したまましばらく経って)……ん…?ああ、居たのか…気付かなかった -- シェレコ
- いひひぃ、居ましたよー?気付いてくれへんから寂しかったわぁ…慰めてぇな(よよよと泣く真似をして
そらともかく…シェレコはんてほんに運がないんやねぇ…クリティカルしろとは言わへんからせめて期待値が出たらええのに -- 影魅
- なんだその声…いひひぃって…(ぐったりとベッドに伏したまま顔だけ向けて)
運がない…そうだな…こればっかりは生まれつきだ、もう諦めてるよ& -- シェレコ
- 気付けへんかったシェレコはんをわろうただけですしー(ふふ、と小さく笑い
でも、諦めずにまた挑戦なさるんやろ?不屈やねぇ…いい男やないですの(勝手にベッドの横に座りつつ -- 影魅
- 笑い声だったのか…あー…個性的だな
不屈、ね…そんな大層なもんじゃねぇよ…死に損なってるだけだ いや、生き損なってるか?(息を抜く様に鼻で笑った) -- シェレコ
- ひひひ、褒める気あらへんでしょうそれ。ええですけどねー、変なんは知ってますもの
それでも人が後から勝手に解釈して英雄にしてしまいますもの。そういうもんでしょ? そないな事言うてられれば余裕でしょ。満足するまで何度でも倒れて見たらええと思いますよ。その度お見舞いにきますさかいに…手土産はあらへんけどねぇ(楽しげな表情を浮かべながら -- 影魅
- 悪いな、口下手で…
そういうもん、か…?英雄ね…このザマには夢みたいな話だ 別に…土産なんて期待してないよ……そもそも、その手間を減らすようにしないといけないしな …見舞い、ああ、見舞いだったのか今日は……ありがとな -- シェレコ
- 気にしなさんなー?うちは気にしてへんよ(ふふふ、と笑いながら
あら、そしたら適当に理由見つけて押しかけるだけやし。そのうちお土産もつくかもねー? 礼なんてえよー。デオチ仲間ですもの、気になっただけやし…気になると言えば…(寝ているのをいい事にフードを引きはがそうと手を伸ばしながら -- 影魅
- そうか…それならいいけど(笑顔の相手を見てそのまま身体の力が抜ける)
いや、だから土産は……いいか…好きにしてくれ……あんまり変な物は勘弁してくれよ ん……何だよ?(特に抵抗の意思は見られずなされるがまま) //すみません。PCの不調で間が空きました -- シェレコ
- 変な物て…うちそんなん持ってきぃひんよ。あ…うちが見舞い品って事でどうですか(顔同士を近づけさせながら
何て…いつもそれ被っててお顔見れませんし…(言いながら剥ぎ取り)…別に、かくさなあかんようなお顔には見えませんけど //お気になさらずー。それはまた大変でしたね… -- 影魅
- どうって……見舞いに貰うにゃデカすぎるな
顔なんて見たかったのか…(フードが脱がされ、みどりの黒髪が顔に掛かる)…別にいいだろ、俺の勝手だ ……色々あるだろ、人には -- シェレコ
- んふふ、今日だけ色々言う事きいたげますよ?お料理は出来ませんけどね(くすくす笑いながら
あら、顔見てお話しするんは普通でしょう…?(小首を傾げて それは…そやね。ほな、今日だけって事で許して欲しいわ(申し訳なさそうな表情になって頭を下げて -- 影魅
- 別にやって貰う事もないんだけど…
あー…いや……俺も強く言いすぎた、すまん -- シェレコ
- ほらありますやん体拭いたりとか…そのままうっかりしっぽり…!みたいな?(からかうような表情で
気にしないでえぇんよ、うちが無神経やったんやから。ほな、そろそろうちは帰るねぇ……もう、出落ちたらダメですよ?(小さく手を振りかえっていく花魁だった -- 影魅
- うっかりしっぽりね…そしたらひょっこり怖いお兄さんが入ってきてがっぽりいかれるんだろ?(口の端だけを上げて皮肉げに)
いや、俺の口が過ぎた……ああ、エイミも気をつけろよ …………失敗したなぁ(来客が去った部屋でひとりごちるとそのまま意識を失った) -- シェレコ
- 若年冒険者向けのチラシが届いた --
- へえ、学園ね……いや、自分の無能を確かめに行く必要もないか -- シェレコ
- やった良かった…!デオチ仲間が…デオチ仲間がおるんよ…!(嫌な親近感を抱く小さい花魁 -- 影魅
- ほんと嫌な親近感だな!…でもまあ、頑張るしかねぇよなお互い -- シェレコ
- そやねー…次またいつ落ちるか分からんけど。うちはえいみ言うんよ、宜しゅうねー(にこにこ笑い
ちゃあみにうち、花魁やってんねんけどね?向こう隣りも遊女なんよね…たまってるって奴なのかな?(無垢な笑顔で -- 影魅
- 落ちない事を頑張ろうぜ。俺は…シェレコだ、シェレコ・マイアーレ。よろしくなエイミ
オイラン?ってああ、遊女か…遊女!?ほんとだ!いや、たまってねーよ! -- シェレコ
- 更にうちの後ろの方にも2,3人おったりします。しょうがないにゃあ…ってたまってないのん?ちぇー(むすっと膨れ
まー冗談はさておきー…マイアー…んー、シェレコはんやね。いーからだしてますんにもったない…(犯罪臭全開の身長差で見上げつつ まあ、気ぃが向いた時でも遊びにきはってね、色んな意味で。お茶くらいは出しますしね。ほなもぅ落ちんよーに気ぃつけましょねー(手をひらひら振って帰る花魁 -- 影魅
- そんなに。なにもしょうがなくねえよ、なんだその反応
はあ、どうも…いや、何がもったいない ああ、お互い気をつけようぜ。そうだな、気が向いたら遊びに行くよ。普通な意味で -- シェレコ
- 幸先が悪すぎる -- シェレコ
- ウンでもつけるのはどうでしょう -- メル子
- うん…うん?発音に不穏を感じるんだが -- シェレコ
- ウンといったらウンですよ だいじょうぶ ちょっとしたおまじないをするだけですから(にこり)
さあ3秒ほどじっとしていてください(そっと肩に手を伸ばす) -- メル子
- 大丈夫かどうか聴く前に「大丈夫」って言うヤツに大丈夫なヤツは居ない!(飛び上がるように後ずさる)
それに俺はオマジナイが嫌いでね…効いた試しがない -- シェレコ
- えー?そんなことないのに……(すごくざんねんそう)
効きますよてきめんです(にこり) -- メル子
- そんな顔をされても駄目なものは駄目だ
この場合、効果の威力よりも内容が知りたいんだが -- シェレコ
- ウンがつきます -- メル子
- …………ウンとは? -- シェレコ
- やだ、何いわせようとしてるんですか はずかしい…… -- メル子
- 口に出すのも憚るようなものを俺につけようと!?帰れ!ゴーホーム! -- シェレコ
- 毒を食らわば皿までっていうのに……幸先悪いついでにおもらしすればいいのに……
ゴーホームとまでいわれてはしかたありませんね。お家に帰りましょう。ホーリィシット!(爽やかな挨拶っぽい発音で) -- メル子
- 幸先悪いついでに漏らしたらそれは最悪っていうんだ!
なんだったんだ一体…こんな調子で大丈夫なのか、この先(がっくりとうなだれた) -- シェレコ
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