MF/0072

  • ふむ、ふむ…儂の名を呼ぶ同胞在らばと顕れてみたがこれまた異な者を見たぞ
    陽の下にある事を良しとするか夜に在るべき鬼よ、我々は天に背きし外道を歩む者であろう
    (街を歩いていたオリエの耳にふと老いた声が掛かればいつの間にやら大陸の衣装に身を包んだ一人の老人がオリエの前に立っていた)
    (それと共に周囲を歩いていた人々がまるで二人の邪魔にならぬようにとでも言うように酷く離れて歩くようになる)
    (その事に誰も疑問に思う者は無さそうだ…人避けの術の類ではあるだろうが魔術でも吸血鬼の魔性でもない)
    (誰もがそう思う事が「自然であるのだ」と思わせるより上位の干渉がその場に行われていた)
    (赤い瞳、僅かに覗く牙、間違いなくオリエと同じくする怪生は穏やかに陽の射す街の中それを為し、そう語り掛けてきた) -- ??? 2018-12-16 (日) 12:46:55
    • (ハッと顔をあげる、声をかけられる前に物静かでありながら巨大な気配を感じだから)
      (耳朶を震わす声、ただ静かに語るそれが自分に対して語りかけられたことは明白だった)
      ……誰が決めたのかは知らないケド、それに唯々諾々として従う理由はないんじゃないかな
      って、私は思うんだよね……と言うか、貴方も、同じ?なのかな?っていうか、どちら様でしょうか?
      あ、私はオリエ、人間からはデイウォーカーって呼ばれる存在、でいいのかな?(赤い目を見据えて笑いかける)
      -- オリエ 2018-12-16 (日) 13:18:05
      • 呵呵、全ては合理よ…しかして陰陽の内にも反する陰陽があるのもまた合理よな
        しかしこれは妙な事を言う…お主は儂を知っている、紙の上の事であろうが名を知り如何なる鬼であるかを学んでいる
        いやお主は礼儀の話をしているな。では名乗ろう、儂の名はスフェン・カティシオ…西に生まれ東に渡り武を修めた人の形をした塵芥よ(右拳左掌)
        (流れるように行われたそれは東方の武術家の礼、武器たる右拳を収める事で敵意を無い事を示す物だ)
        ふん、どうやら千年以上は在るようだ…儂より長いかそれとも、だが無駄足であったやも知れんな -- スフェン 2018-12-16 (日) 13:31:04
      • え、ちょ……ええ!?い、いや嘘を吐くような必要性もないけど……スフェン・カティシオ、まさか……
        す、すいません、ちょっと急すぎてびっくりだったので……では改めて、オリエ・スティグレー、ただのしがない吸血鬼だったものです(と優雅に礼をする)
        あはは、私は貴方のように武を極めたりとかはしてませんし、千年と言ってもただ研究と倦怠の繰り返しだっただけですから(と頭を掻いて)
        何か期待させていたのなら申し訳ないです(深々と頭を下げる)それで、ここで出会ったのは偶然ですよね?私は特に名を残すようなこと、していませんし……
        -- オリエ 2018-12-16 (日) 13:50:58
      • いやさ、儂とて生まれは漁師の息子で吸血鬼として名乗るのも烏滸がましい程に祖からは遠かろう
        何より武を極めているなどというのは過言に過ぎる、その過程で仙道を修めこうして汝と話している身ではあれどな
        (仙道、陰と陽の交わるそれは即ち清浄と穢れの同居する世界でもある…つまりこの人避けもその類なのだ)
        先程も言ったがなこれは偶々の事ではないのだぞ、お主は儂を知った以上縁がある…ま、星や地がそう語るのに耳を傾けた儂の気まぐれではあろう
        ただ強者であれば拳を交えるも良し…もしくは在るに窮する類であれば終わらせてやるか道を示すか、と思うたのだ
        だが珍しい事にそれだけ永く在ろうとまだ人の世に縁を持ち笑えている、故の無駄足よ…ま、一つ語るも良いが -- スフェン 2018-12-16 (日) 14:06:05
      • あ、そうなんですか、資料を見て私はてっきり凄い武人かなーって……それよりもその仙道!?
        こうして人避けをしているのも、その、星や地の声に耳を語り掛ける?のもそう、なのかな?
        凄い技ですね、それ私も習得できたりするかなーって、思ったり思わなかったり?するんですけど(鼻息荒く)
        あー……500年も前なら道に迷ってたりしたかな?でも今は色々吹っ切れてますし、永く在る事での楽しみ方も見つけたので
        それよりその、仙道、語るのであればそれの話聞きたいかな?って、この街であればいい所たくさん知ってますよ?勿論スフェンさん?がよろしければ、ですケド
        -- オリエ 2018-12-16 (日) 14:46:43
      • 然り…だが天元を知るは武道に於いては道程に過ぎぬのだ、その方法は幾つかあるが儂は仙道であっただけの事
        天賦の才在らばその様な事をせずとも陰陽を知り天を切り捨てる事が出来るものだ
        (鼻息を荒くするオリエに呵呵と笑い返し)つまりは才無き者の涙ぐましい努力なればこそ汝にも道は在ろう
        だが此度はその道を語るつもりは無い…時は幾らでも在るのだ、己が足で一つ一つ拾うてみる事だな
        (老人はある方角へ首を向けて)儂の内にある鬼は人の世の善き所では息苦しくて堪らぬのだよ
        人の世に塗れた鬼共の権力争いもあまりに馬鹿馬鹿しい…で、一つ魔の王を名乗る愚か者の穴蔵にでも住もうかとな
        (老鬼はその赤い目を細め)そこに誘おうかとも思ったが、無用であろう? -- スフェン 2018-12-16 (日) 15:11:43
      • 天賦の才かぁ、憧れはするケドすぐ何でも分かっちゃうのは何ていうのか、勿体ない?つまらない?
        そんな感じなので私は凡才でよかったカナ?分かりましたヒントは貰いましたからねー、後は自分の足で探してみますね?
        (そして老鬼が向いた方向を見る)はい、こんな凡才の身でも必要としてくれる場所がありますし?そっちの方が先着なもので
        もし迷ったときは、その時は改めてお話に伺おうカナって思います(にひーと笑う)
        そういえば一つ、スフェンさんの事を知って聞いてみたと思っていたことがあるんですケド……なぜ永く在ろうとしたのかな、って(自分は人と交わる、彼は人の世を離れる、その違いは何かと)
        -- オリエ 2018-12-16 (日) 16:04:39
      • そうか、であれば以降交わる事もあるまいよ…お主は陽の下に在るべき者なのだろう
        先程も口にしたが陽の内にも陰がある物だ、迷いとは即ちその僅かな陰が働いたに過ぎぬ
        修羅の世界に足を踏み入れどもこう思う事だろう…「此処は違う」とな
        (何故永く在るかと問われれば老人は鼻で笑い)人か鬼か、つまりは器は同じく灰であろうとも内に在る物が違うのだ
        儂にとっては武こそが、戦いこそが在るに値する物だが不純物を除く程に在るべき場を失っていった
        …いいやかつて死闘を演じ死地と定めた場所でトドメを刺されなんだ時から全て失ったのやも知れんがな
        …納得出来たか?出来たならば行くとしよう -- スフェン 2018-12-16 (日) 16:26:55
      • そう……だね、きっとそういう世界は私には合わない、そもそも答えを求めた方向が違うものね(小さく首を振って)
        ええ納得できた、陽の下に出てこられる存在と言うのが同じであっても、私とスフェンさんは成り立ちから何もかも違うって当たり前のことを、へへ
        でも、今陽の下に在るからと言ってそれがずっと続くかは分からないし、その逆だってあるかもしれない
        流れ廻るのが摂理なら、人と交わって自身の在り様がどう変わっていくのか、その果てを見てみたい。それが私の永く在る理由。
        道は交わらずとも又こうして擦れ違うことはあるかもしれないね、何せ「時は幾らでも在る」んだから
        (手を差し出す)とりあえず出会えてよかったよ、スフェンさんにとっては特にならない出会いだったかもだけど
        -- オリエ 2018-12-16 (日) 18:25:04
      • そうさなそれこそが陰陽魚、儂とて何時か驚くべき出会いにより目を開く事もあるだろう
        何より成り立ちよ、儂は鬼となりて後武の師に出会いて修羅を歩めば陽の下に在る鬼となっていた
        お主は見た所人であろうと足掻いた末に陽の下にある鬼に、正しく流れ廻るが如く
        であれば…お主の納得する時は訪れよう(そして手を差し出されれば僅かに首を傾げ…思い至ったのか握手を交わす)
        さてさて…損得で言えば好奇心が満たされただけ十分と言えるな
        武人であればと思うのは高望みが過ぎる…そちらは出向いた先で満たす事としよう
        さらばだオリエ・スティグレー…地の上にて最後に「人」と出会った事は忘れぬよ
        (そう告げ再びの右拳左掌を示せば老鬼の姿はかき消えた)
        (すると何事も無かったかの如く人通りは戻る…まるで一時の幻の様に) -- スフェン 2018-12-16 (日) 18:39:30
      • そうれあれば、その時が来るのであれば、嬉しいかな?(握手を交わした手をじっと見て)
        こういう出会いもあるから、人と交わるのは面白いのよね……ええ、ではお元気で、と言うのも変だケド
        さようならスフェン・カティシオ、私もこの出会いは忘れません(戻り来る喧噪の中、ゆっくりと手を振る)
        (そして深く深く息を吐き空を見上げ)……こうも縁に導かれると、なんだかホント気持ちいいよね(眩しい太陽に微笑み返すオリエであった)
        -- オリエ 2018-12-16 (日) 19:36:02
  • よし準備できたよ。
    ぽんぽんと手を叩いてお師さんが言う。
    剥き出しの地面に描かれたいくつもの同心円と付随する紋様、これから行う魔術に必要な魔法陣だ。
    とは言え、実際には複数の術式を起動し組み入れていくための基礎にしか過ぎず、これだけで全て成し遂げられるものではない。 -- 2018-12-15 (土) 22:49:52
    • 街から離れ、この周辺で最も大地の力、龍脈、地脈、レイライン、世界樹の根、生命の樹、名前は様々だが、それらを引き出しやすい場所。
      その条件を満たすここは、お師さんがあらかじめ見つけていたらしい。
      お節介め、と出そうになった声を飲み込む。軽口であっても場を乱すような事は控えるべきだし、なにより俺自身がやると決めた事。
      であるならば、ここに至った経緯はもう考える必要はない。ただ目の前の事に集中しろ、10年以上のブランクがあるとはいえ失敗は許されないのだから。 -- 2018-12-15 (土) 22:50:06
      • 俺がゆっくりと頷けば、それを確認したお師さんがカツンと踵を打ち付ける。
        術式起動。
        オーケイ。
        お師さんの声に軽く答え、自身の魔力を練り集中力を高める。
        最初から最後までやるのは俺だ、逆説的に言うなら俺以外ではアイツを蘇らせることは不可能だからだ。
        相手の魂を捉えるには、その相手をよく知っている人間がいなければならない、それが大前提。
        今この世界に置いて、それができるのは俺しかいない。
        呼び起せ、己の記憶の中にあるアイツの、エメリエの姿、声、思い、諸々を持って、20年と言う月日を取り戻せ。

        ……じゃあ始めるぞ、接続……! -- 2018-12-15 (土) 22:50:28
      • 魂が存在する次元へ接続し、目標となるそれを捉えるのが第一段階。
        魂の情報を読み取り、そのカタチとそれが定着するための肉体を、大地より汲み上げた魔力と元素で作り上げるのが第二段階。
        依り代となるべき足る鋳型が出来上がれば、後はそこへ誘導し定着させるのが第三段階。
        私が私のために、吸血鬼の在り方を研究し自分の体すら材料にして研鑽を積み作り上げた、不死者、永遠者を作り出すための魔術。
        その最中にいるマルくんの姿が、過去幾度となく同じ事を行ってきた私の記憶に重なり、その都度まとわりつく痛みを振り払う。
        心を揺るがすな、今行っているのは過去と同じじゃないんだから。
        魂を捉え肉体を構成するまでの間に、私が術式に介入して、マルくんの大事な人を蝕む穢れを浄化しなければならない。
        デイライトを飲むのと同じ作用を、血や魄を介さずにマルくんの魂を経由して直接魔術で送り込むために。

        「お師さん、頼む……!」
        オーケイ、との心の中の呟きは、小さく息を吐くという行動に転化され表に出る。
        覚悟を決めるよう弟子に言っておきながら私が躊躇するわけにはいかない。吸血鬼にとっての毒である高次元の数式を取り込む覚悟を。
        さて、あのデイウォーカーに対するレポート、ホントならいいけど……!
        -- 2018-12-15 (土) 22:50:50
      • ともすれば、この手から零れ落ちそうになるのを懸命に堪える。
        捉えた彼女の魂を離したらそれで終わりだ、術式そのものは何度も出来るだろうが、恐らく彼女はそれを良しとしないだろう。
        繋がり、感じられるのは彼女の否定の心だったからだ。
        何故また呼び出したのか、もう決めたのだからそっとしておいて欲しい、共には生きられない、そんな切実なる思い。
        それに加え、新たな獲物を見つけたとばかりに、穢れが俺の魂にその食指を動かしているのが分かる。
        彼女が、エメリエが自らの死を望むほどに恐れた事が今起ころうとしているのだから。
        「……心配いらねぇよエメリエ、全て俺に、俺を信じて任せろ」
        怯え、嘆く気配にそう語りかける。ああそうだ、何も心配することはない。
        寂しがり屋で自分に対してはとんでもなく不器用なくせに、身内と思った相手にはとことんお節介を焼くお師さんが出来ると言ったんだ。
        抜かりがあるはずはない、俺はただその時までこの手を離さずに待つ、それだけだ。 -- 2018-12-15 (土) 22:51:34
      • ……あとは、やって見せなさいよバカ弟子……!
        浸食を始めていた穢れが弾け霧散していくのと、その声を聞いたのは同時。
        「……ありがとうよ、お師さん」
        言葉にはならない礼を言い、俺は更なる構築式を組み入れる。
        魔力の光の中、塵が集まっただけのぼやけた輪郭がしっかりとした人型へと姿を変えていく。
        エメリエ、傷ついたエメラルドの名が示す通り、透き通るような緑の髪と体に刻まれた火傷の痕を持つ女性。
        俺が唯一愛した相手、それの想いを全て乗せて最後の術式を組み入れる。

        「俺の元に戻ってこい、エメリエ!」 -- 2018-12-15 (土) 22:52:03
      • なにがデイウォーカーには効果なし、よ……
        地面にへたり込み、私は心の中で毒づく。そりゃあデイライト接種者の血とそのものの高次元式じゃ違うだろうケドさ。なんて言えばいいか、万力でギリギリと締め上げられるような?敢えて例えるならそれが一番近い感じかな?
        そんな苦痛を耐え忍び、魂を侵食する穢れを浄化する。なんて仕事からようやく解放されたわけだけど、流石に疲労困憊だった。
        ……だけど、この光景を見ればそれに倍する安堵感と満足感で心が満たされる。
        「あれがマルくんの彼女かぁ……」
        犯罪とも思える体格差の彼女を抱きかかえ男泣きするマル君なんて、今以外絶対見れないだろうから。

        私にできるのは私の手で掬い上げられる範囲の人を助ける事だけ、そのためならこの身がいくら擦り切れたってかまわない。
        求められた、ここに居ていいんだと思わせてくれた相手のためなら、消滅する事になろう事も厭わない。
        それが、私に出来るせめてもの恩返し。
        でも、それも終わったし、二人の時間を邪魔するのも馬に蹴られてなんとやらのアレだし?私はこの辺が潮時…… -- &new{2018-12-15 (土) 22:52:44
      • 「へぷっ!?」
        そんなことを考えていると、ぺちと平べったい音を立てて何かが私の顔に当たった。

        「そろそろお暇しようかな、なんて顔してんなよお師さん」
        あれ?バレてた?てゆーか何なのよこれ、とぺちぺちされたものを手に取る。
        「俺の血だよ、ったく無茶しやがって、俺が気付かないとでも思ってんのか?」
        「なーんだ、そっちもバレてたんだ、つまんないの」
        でもまあ、流石は我が弟子かな?ちょっと見直した、と遠慮なくストローを突き刺しちゅーっと吸う。
        あーなんだろ、自分の事ながら満面に緩んだ顔が真顔になっていくのが分かる。別に美味しい不味いとかじゃなくて……
        「どうせなら今のマルくんの血がよかったなー、希望と喜びに溢れて絶対に美味しいに決まってるのにー」
        単純に、そういう期待をしていたのと違っていたから。 -- &new{2018-12-15 (土) 22:53:04
      • 勝手に言ってろだのそれで我慢しろだの、お師匠に対する敬意のかけらもない言葉を聞きながら私は笑う。
        つられるようにマルくんも、そしてその腕の中に抱かれているエメリエさんも。
        とりあえず上手く行ってよかった、幸せそうな二人はもちろん。
        この二人の行く末を見届けるまではまだまだ死ねない、って私自身が思えるから。
        とりあえず、しばらくは人と交わって暮らすのも悪くないかな……。
        -- 2018-12-15 (土) 22:54:32
  • (男は東国の酒瓶を手に持ち現れる、スドウも飲み慣れているであろうそこそこの酒だ…一礼をしてからそれを差し出して)
    今日は腹を割って話に来ました、単刀直入に言わせて貰いますが…オリエさんから貴方の事情を聞いたのです
    その上でスドウさんに訪ねたい事がありまして -- コッローディ 2018-12-12 (水) 21:55:13
    • おう、すまないなコッローディ、で何か話か?(こちらも礼を返し客人を迎え入れる、お猪口を二つ用意し席に着いてそう切り出すドク)
      ……ああ、そういう話か……まさかお師さんとお前さんが連帯していたとは思わなかった……(そして小さく息を吐いた)
      お師さんから何度も言われたがこれは俺の問題だ、その上で聞きたい事があるのなら、答えるさ(と酒を注ぐ) -- スドウ 2018-12-12 (水) 22:03:12
      • 連帯しているというよりは…私自身に思う所があり訪れた面が大きいですね
        (酒を注がれれば作法に則り両手で持ち軽く口にする、少ししてからしっかりと飲んで)
        分かります、と言えないのが失った者だからこそですね…事情も過程も何もかもが違う
        ただどうしてもそうである者として聞かねばなりません…何故貴方の最愛の人を取り戻さないのです?(静かに、しかしハッキリと男は問う) -- コッローディ 2018-12-12 (水) 22:07:44
      • ほう(と返礼の酒を捧げ、そして自分の口に運ぶ、甘みと辛みが絶妙に感じられる間違いなく逸品の酒だ)
        すまなかった、てっきりお師さんに説得を頼まれたから……と思ってな、そうかお前さんも、か……
        取り戻そうと思ったさ、そして取り戻した(ぐいっと一杯を呷り)だがな、彼女はそれを望まなかった、それだけだ
        コッローディ、逆に聞きたい、お前さんは大事な相手を今取り戻したいと思うか?その手段がある、ならそれを試すか? -- スドウ 2018-12-12 (水) 22:16:14
      • それが私の始点です、…デイライトの開発者であり私の親友であり……(それこそが復讐者としての始まり)
        (スドウからの問いに対し男は頷き)正しくは試しました、ただ私は曲がりなりにも十字教徒です…死霊術に手を出す事は躊躇われた
        だからそれよりも遥かに危険な方法を試し続けましたが再び会う事は叶わなかった
        …戒めなのでしょう、悼む私を諌める為に姿を現さなかった…そう考えています
        しかし貴方には明確に取り戻す方法があり…取り戻したと、ですが何故望まなかったのです?………汚染を抑える方法が無かったからですか? -- コッローディ 2018-12-12 (水) 22:25:01
      • ……そうか、皮肉な話だ。復讐に手を染める前だからこそ、死霊術に手を出せなかったってのはな……
        (何故望まなかったか、と聞かれ首を振る)違う、俺が望んでも仕方がないからだ、あいつに生きる意志がないのなら死霊術は完全に機能しない、仮初の体はすぐ崩れ去るんだ
        当時は何であいつが望まなかったか分からなかった、だがお師さんの話で今ようやく思い至ったよ「噛まれていたから」だったなんてな
        ……もし仮に、あの時それに気づき汚染を抑える方法を知っていれば試しただろうさ。だけどな、今になってあいつが決めた心を曲げることは俺にはできない、それだけだ…… -- スドウ 2018-12-12 (水) 22:48:13
      • ……それが本当に彼女の本心なら、ね(といつの間にか入口に立つオリエが呟く) -- オリエ 2018-12-12 (水) 22:49:31
      • (オリエが現れれば男も頷く)吸血鬼化というのは魂の汚染と言えます、そこから生じる破壊衝動や吸血衝動…
        悪意に蝕まれるのは自覚出来てしまえばこれ以上無い程恐ろしいものです
        (それこそがオリエの過去に起きた事そのものなのだろう、だからこそ敢えてこの場で語る…乗り越える事は可能なのだと)
        もしもそれを抑え込み治療が出来るのならば?話は変わってきます、貴方を害するという最も彼女が恐れている事態は回避出来るのですから…そうですよね?(オリエへ視線を向ける) -- コッローディ 2018-12-12 (水) 23:01:15
      • ええそう、魂の汚染は治せる、ただ……それはマルくんには何度も話したんだけどね(やれやれと手を広げて)
        でもさ、今コッローディさんと話してるのを聞いて思った、マルくんはさ彼女を想うあまり手を尽くしていないって
        本当に大事に思うなら、彼女の言葉を言い訳に使うのは駄目(コッローディが死霊術よりも遥かに危険な方法を試し続けたと言ったように可能性を追えと)
        -- オリエ 2018-12-12 (水) 23:18:23
      • (男は怒るでも納得するでもなく微動だにしない、まるで揺るがぬ岩のように……それは彼の頑なさの現れなのだろう)
        コッローディはその言葉を聞いていないから、だろう……?もし聞いていたなら、それに従ったんじゃないのか? -- スドウ 2018-12-12 (水) 23:24:52
      • (スドウの言葉を聞けば男は首を縦に振る、そこを否定する理由は無い)
        ですがそれは詭弁です…先程言ったように私とスドウさんとでは事情がまるで違う
        カタリナが追うなと…不要だと言えばそれは奴らを許すという事、私の復讐は不要となる
        しかしですよスドウさん、カタリナは私の前に姿を現さなかったのは復讐を是としたからだとは思えません
        …そう、私はそれを分かっていながら今までも、そしてこれからもこの道を歩み続ける
        一度で良い…エゴは貫くべきだ、少なくとも私のエゴと貴方のエゴが齎す結果はまるで違う
        (男の言葉は何処か懇願するようでもある、救いをと、まるで己が得られなかった物を求めるかのように)
        (そして男は鞄からスドウに資料を投げ渡す…デイライトによる魂の汚染に対する研究レポートだ) -- コッローディ 2018-12-12 (水) 23:34:38
      • (そうだ、目の前の男と己とでは大事なものを失ったという事が同じでも、その事情も何もかもが違う)
        (その言葉を理由にすることはできないし、何よりまた自分ではない者の言葉を言い訳に使う所だった、それが男に深いため息を吐かせる)
        ……まったく、お師さんは別としても、何で俺みたいな男にそこまで構うかね……だがまぁ、お前さんの顔立てないわけにはいかないだろうな
        (そう口にして研究レポートを手に取るドク)一日でいい時間をくれ、少しばかり心を整理する時間、俺が自分の意思でやる、と言えるように -- スドウ 2018-12-12 (水) 23:53:57
      • (その様子を見て息を吐く、多分大丈夫だろうとコッローディに小さく頷きながら)
        それでこそ我が弟子、私も骨を折った甲斐があるというものだよー……ありがとう(と、どちらに向けてか礼を言うのである)
        -- オリエ 2018-12-12 (水) 23:57:29
      • …ありがとう御座います(こちらもどちらに向けたのか、ただそう軽くはない思いの籠もった言葉)
        分かりました、この件は何よりもスドウさん自身が納得の上でなければなりませんからね
        では私はこれで…(そう言うと男はおちょこの中身を飲み干して一礼する)
        …構いますよ、また会えたのならどれ程良いだろうと今でも思う様な男ですから
        ではまた…(寂しそうにそう呟いた男は研究所を後にした) -- コッローディ 2018-12-13 (木) 00:03:42
      • ああ、またなコッローディ……今は礼は言わんが、言える時が来たら改めてな……
        、(そう口にして、恐らく初めて見る表情を浮かべるコッローディを見送り、そして対照的に満足げな師匠を見るドクター)
        ……お師さんの思い通り、って所か?まったく、呼ぶんじゃなかったかな…… -- スドウ 2018-12-13 (木) 22:15:29
      • (ふふん)あ、そう?私は呼んでもらって良かったって心底思ってるケド?
        だってさ、私がマルくんに条件付き付けたのも教えを授けたのも、幸せになって欲しいって言うのが根底にあったからだし?
        それに、縁っていうのカナ?今、私を含めマルくんを取り囲む状況が奇跡的すぎてねー、それに乗らないのは罰が当たるレベルよ
        -- オリエ 2018-12-13 (木) 22:22:39
  •   -- 2018-12-09 (日) 22:55:41
  •   -- 2018-12-07 (金) 00:40:42
    • ふー……だいたい、終わったかなー(椅子に腰かけながら背伸びして首を回す、割り当てられた部屋は来たときのように奇麗に片づけられている)
      私が教えられることはだいたい教えたし、後はここの研究者がどう扱うか……そこまでは干渉できないからねー
      デイライトの範疇で収まらない、想像もつかないようなモノ作り出すかもしれないケド(そこまで責任は持てないし、と思考を巡らす)
      -- オリエ 2018-12-09 (日) 22:55:21
      • (私が欲しいと思う技術はだいたい手に入れた、まだまだ精度を上げる必要はあるけれど、それはここでなくても出来る)
        (と言うより、ここでやっちゃうのはちょっと不味いかな……まだ私の体にどういう影響が出るか分からないし)
        (最悪の事は考えておかないといけない、多分大丈夫で進めるのはあまり好きな事じゃないから)
        とりあえず……いったん帰る手はずを整えて、後はそれからでいっかぁ……二か月くらいだったけど、さらば私の借り住まい
        久しぶりに満足いく生活ができて楽しかったよ
        -- オリエ 2018-12-09 (日) 22:55:31
  •   -- 2018-12-07 (金) 00:40:36
  • (スドウの元に男が現れる、文明の利器を使えばどれ程離れていようとも往復が可能な為戻ってきたのだ)
    (ナツにあちらでの土産であるコッパという生ハムを渡す、普通の物よりも肉質がしっかりしており食べごたえがある)
    (そしてスドウへと振り向いて)どうもスドウさん、お変わりないようで何よりです
    …少々今回は踏み込んだ事を聞きたいのですが宜しいでしょうか、スドウさんの師…オリエさんについてです -- コッローディ 2018-12-04 (火) 23:53:58
    • こんにちはコッローディ……おみやげ、お肉、ありがとう……ドクター、呼んでくる、ね?
      (ぺこりとお辞儀して大事にお土産を抱えたまま奥へと戻るナツ、そうすればすぐドクターは姿を現す)
      -- ナツ 2018-12-05 (水) 00:02:08
      • おお久しいなコッローディ、お前さんのアドバイスもあってか、日の当たらない地下に居ながら健勝で過ごしてるよ
        む、お師さんの事か?特に隠しておくよう言われた秘密はないな、無論俺が知りうる範囲で、との前提付きだが
        それでも良ければ話そう(と、見違えるほどに奇麗になった研究室へ招く、ナツによく冷えた飲み物を頼み向き合う) -- スドウ 2018-12-05 (水) 00:02:18
      • いえいえ、ナツさんもお元気そうで何よりですよ(しっかりとした成長の見えるナツに微笑んで見送り)
        (以前よりも更に綺麗に…今や清潔と呼ぶべき空間であると伝えるべく視線を周囲に移しつつ)
        ならば安心して聞けます…女性にそうした事を聞くのはどうにも憚られましてね
        あの方には私と同じ熱を感じるのです、吸血鬼に対する…オリエさんは強制的に変えられた方ですね? -- コッローディ 2018-12-05 (水) 00:08:22
      • アイスコーヒー……シュガー、と、クリームはお好みで……(言いつけ通り飲み物を持って来てコッローディの視線に気づく)
        オリエ、がね……汚いから、って奇麗にしたんだ……じゃあ、ごゆっくり……
        -- ナツ 2018-12-05 (水) 00:21:38
      • (ナツの頭を撫で褒めてやりつつ、ほんの少し難しい顔をするドク)俺もその質問はしたことがある、お師さんは自分で望んだ事だとは言ってたがな
        まあ……そう答えざるを得ないように誘導された結果さ、ただ理由もなく噛まれたなら相手を恨むだけで済んだだろうに(忌々しげにグラスを煽る)
        なまじ自分の意思が介在したがためお師さんはそう言うが、俺としてはお前さんの言う通り強制的だと思ってるさ……それがお前さんと同じ熱の源だ、と? -- スドウ 2018-12-05 (水) 00:21:48
      • (ありがとうございます、とお礼を告げて)ほうオリエさんがですか…料理に関してもですが中々達者な方なようで
        (ストレートでアイスコーヒーを口にしつつ)契約内容に明らかな不備や欠落があった…といった所でしょうか、永くある者が好む手口です
        ええ…それが憎しみであるのか、それとも今の話を聞いた限り自分の様な被害者を出さない為かは分かりませんが…
        似ているな、と感じたもので…勿論私と違い弟子を持てる良い人間性を持っている事は理解していますがね、デイライトに関わる事を決めた理由を直接問う事が躊躇われたのです -- コッローディ 2018-12-05 (水) 00:32:12
      • (頷く)嘘は言わないがすべて詳らかにするわけでもない、よくある詐欺の手口さ、お師さんは今でこそあんな感じで奔放だが、噛まれた時は何も知らないただの小娘だったらしいからな(信じられるか?ってニュアンスで)
        その二択で行くなら恐らく後者、同じような被害者、犠牲者を増やしたくない、だろうな……きっかけが憎しみなのは間違いないだろうが、今でもお師さんの根幹にそれがあるかはわからん
        だが、少なくとも俺が師事していた頃は吸血鬼を倒すだの滅ぼすだの、そういった素振りは一切なかった……ここ数年、あるいは『デイライト』を知って何らかの心境の変化があったか
        (暫く考える、考えるが……納得のいく理由は思い浮かばなかった)分からんなぁ……ふむ、お前さんが聞きづらいなら俺が聞いてみようか?何だかんだで弟子には甘いからなお師さんは -- スドウ 2018-12-05 (水) 01:10:42
      • 永く生きれば相応に積み重ね得る物と失う物はどうしても多くなるのでしょう
        (もしかすればあの明るさすらかつては持っていなかったのかも知れない、それ程までに時は心を変えてしまう)
        (男も考える…ただこの男は未だ完全な復讐者だ、そのため出る答えは負の方向ばかり…これでは駄目だと頭を振って)
        いえ直接聞いてみる事にしましょう…女性を傷付けるのは気が引けますがしかし人に任せるのはプライドが許せません
        …ただデイライトがあの笑顔に影を差したのかと思うとつい臆病になり此処に来てしまいました
        (苦笑しつつアイスコーヒーを飲み干した、少なくともオリエをそれだけ認めているという事だ)
        (この男は敵と判断すれば冷徹だが味方に対してはその真逆なのかも知れない) -- コッローディ 2018-12-05 (水) 01:32:11
      • 定命である俺達には想像もつかないのは間違いない、だがまぁ弟子を取るのは自分のためでもあるとは言っていたな、セラピーとか言葉でごまかしてはいたが
        少なくとも人の心を持ったまま一人で生きるのは辛いだろうさ(空になったグラスを置いて)時間のスケール差はあるにしても分かる所はあるからな
        影を差したか、献血禁止は間違いなく影だったと言えるがね(HAHAHA)だが本当はどうだろうな、むしろ光を見出したように俺には見えたが……
        まぁその辺も聞いてみるといい、試すだけなら無料……とは言い切れんが、割と自分語りが好きだからなお師さんは
        しかしまぁ、お前さんは女に対しては淡白だと思っていたが気にかけるんだな、それも同じものを感じるという共感から、って訳か? -- スドウ 2018-12-05 (水) 20:27:28
      • 人であろうとするという事はそのスケール差を埋めようとするという事ですからね
        そこを引き伸ばせば痛みは減るでしょうが悪辣な事への罪悪感すら薄まる、…過酷な在り方でしょう
        (光を見出したと言われれば多少男も安心したのか頷いて)そうであれば何よりですが…
        共感もあります、ただ私は元々女性には優しいタチですよ?女好きとも言いますがね(わざと軽薄めいた笑みと共に冗談めいて)
        …何より誰かを救いたいという想いを尊いと思うのが私の中では強い
        さてこれ以上は顔に似合わない事ばかり言いそうですし行きますか、それではまた…今度はスドウさん向けとナツさん向けのお土産を沢山持ってきますよ
        (では、と頭を下げれば革靴の音を静かに響かせ去っていった) -- コッローディ 2018-12-05 (水) 20:42:01
      • ああ、全くお前さんの言う通りだよ、人間は1000年も生きない、だから今の私は人間に近い何かでしかない、か……(オリエの言葉と思しきものを口にして)
        まぁデイライトに対しての想いは俺の見立てでしかない、そこも本人に聞いてみない事にはな
        はっはっは、なんだその辺りは見た目通りって訳か、だがそれなら安心だ、俺はどうにも女相手に話すのは苦手らしくてなぁ
        いやいや、そういう真摯な物言いを軽く言う態度、そっちの方が似合ってみるぞ俺にはな(と、こちらも冗談めいた調子で口にする)ああ、期待してるさ、俺もいい酒を用意して待ってるからな -- スドウ 2018-12-05 (水) 21:58:57
      • またね、コッローディ……おみやげ……おみやげ、ん、楽しみ…… -- ナツ 2018-12-05 (水) 21:59:08
  • オリエの手記 -- 2018-12-04 (火) 13:05:36
    • 考えている事、頭の中にある事を目に見える形で出力する、と言うのは物事を整理する上でとても大切な過程だ。
      だから私もそれに倣おうかな、と思う。
      情報端末は便利な反面、いつどこから覗かれるか分からない、だから紙に記す。
      -- 2018-12-04 (火) 13:18:31
      • 【吸血鬼が他人の血に内包される魄を取り込み自らの力とするプロセス】
        これは正直ピンとこなかった。
        私自身が吸血鬼だから、という事もあるけれど、ごく普通に出来ていたこと過ぎて「なんで?」という疑問が置き去りにされていた。
        他人の血を飲む事で、魄に刻まれた記憶と感情の断片を読み取ることができる。(感情99%記憶1%程度の割合だけど)
        確かにこれは魄を自らの物として取り込んでいる証であり、人間が同じ事をしてもそうはいかない。
        ……確かに不可思議に思うだろう、ちょっと盲点だった、研究者としての資質が問われる。
        とりあえずラリィさんが実際の吸血鬼を使っての観測実験を提案していたはず、そして魂魄の状態を測る機器もある所にはあるという。
        こっちはその結果待ちでいいかな、知見を求められるまでは。
        -- 2018-12-04 (火) 13:18:51
      • 【死霊魔術】
        私が提示できる知識と技術は色々あるけれど、デイライトの研究となれば死霊魔術のそれが適当だろう。
        魂魄と言う概念に基づくなら、これは魂を扱う事に特化した魔術と言えるから。
        死者の魂を知覚し、それを掴み、使役する。あるいは、本来宿るはずのない死せる肉体に固着させる。細かいトコを省略して大雑把に言うなら基本はこう。
        私はこの魔術を自分のために使おうと学び、研究と研鑽を重ねたけれど……それは仇花。
        研究自体は完成したけれど、自分の為にはならなかった、実を結ばなかった。
        それが、魂の在り方を自在に書き変えてしまう術式が、他のものに役立てると言うのなら出し惜しむ必要はない。
        -- 2018-12-06 (木) 01:22:28
      • 臨床試験の結果を記した資料はとても有意な情報だった、デイウォーカーであるスフェン・カティシオに関する情報は特に。
        もちろんその結果がそのまま私に当てはまるわけではない、魂の在り方は個々に違うのだから。
        でも「不可能」と「可能性がある」では研究に対する意欲がまるで変ってくるのは当然のこと。
        私が『デイライト』に耐えられるのであれば、その先に広がる道筋にこそ求めたいものがある。

        現状において、デイライトの恩恵を得られるのは肉体を持つ者に限られていると考える。
        投与するというシンプルな方法を使うため、物質と言う形に製造し直しているからだ。
        私はこれを、その高次元の数式を、魂に直接作用させる方法を知りたい。
        吸血鬼を滅ぼすためではなく、その犠牲となり、死してなお穢れに蝕まれて続けている魂を開放したいがために。

        もちろん課題は山済みだ、けれど、それを解決するヒントは此処に溢れている。
        時間もいくらでもある、なんて言い方、私は嫌い。
        だから可能な限り早く、それでいて確実に進める。
        -- 2018-12-06 (木) 22:33:30
      • まったく、私にここまでさせるんだから、本当に手間のかかる弟子だよマルくんはさ。 -- 2018-12-06 (木) 22:35:33
  • (ドクターに筋トレの成果 ※ほぼ無かった を伝えに行こうとしたら以前に見かけた女性の姿を見て……首を傾げている) -- ドーニャ 2018-12-03 (月) 21:54:32
    • (以前とは見違えるくらい、と言うか別の部屋に来た?と思うくらい奇麗になった研究室でお茶を嗜んでいると、いつか献血してもらった女の子が目に入る)
      あー!あの時は献血してくれらありがとうねー?あれ?なんでそんなん不思議そうな顔してるのカナ?(同じように首を傾げ)
      -- オリエ 2018-12-03 (月) 22:01:48
      • …………ドーニャ・ドリフトウッド…………です…………(ぺこりと頭を下げて)
        ドクター…………に、会いに…………来たので…………びっくり、しまし…………た…………(率直な感想を述べた)
        ……お部屋、綺麗…………に……(付け加えた) -- ドーニャ 2018-12-03 (月) 22:07:01
      • (目がキラキラ)へぇードーニャちゃんって言うんだ、かわいいなー……あっ!私はオリエだよ、マルくん……スドウくんの師匠やってまーす(よろしくね、と手を差し出す)
        えっ……なに、まさかマルくん、こんないたいけな少女を手籠めに!?あーこれはちょっとお仕置きが必要カナー
        大丈夫だよドーニャちゃん、私が守ってあげるからねー、献血してくれたお礼に!……ん?ほら、やっぱり奇麗だと気持ちいいし(にへー)
        -- オリエ 2018-12-03 (月) 22:12:15
      • オリエ…………ドクターの…………師匠…………(明らかに彼より若そうな彼女を見て少しだけ疑問に思い首を傾げた)
        (しかしすぐにその言葉に、少しだけ頬を紅潮させて)かわ…………かわい、くは…………無い、です…………(ふるふると首を振って否定した)
        ドクターは…………悪い人だった………………? (他人の意見に流される少女である)
        でも…………私は、守る方…………が良いの、で…………オリエは……私が……守り、ます…………献血させて、くれた……お礼(?)に……
        綺麗好き…………なんだ、ね…………オリエは…………(こくこく) -- ドーニャ 2018-12-03 (月) 22:16:52
      • うんうんそうそうお師匠様、あ、その仕草は疑ってるねー?こう見えてもドーニャちゃんの……ドーニャちゃんの……(じーっと見て13歳くらいかなー?)
        ざっと700倍?くらいは生きてるからね?えー……絶対かわいいのに……(でも無理強いはしないお師さんであった)
        え?いや、うーん……ドーニャちゃんはちょっと疑うことを?知った方が?いいかも?って言うか、私がまもーるの!(ディフェンスポーズ)
        あ、それはそうと悪いマルくんに会いに来たんだよね?呼んでくる?今向こうでお仕事中だけど、お客様が来たなら問題ないと思うケド?
        -- オリエ 2018-12-03 (月) 22:27:53
      • (彼女の観察眼の鋭さには驚かされるが、それ以上にその冗談とも思えない年齢に驚かされて)…………そ、ん……なに………………
        疑う…………? (小さく首を傾げて)…………いや……私が…………守る……(そこは譲れず同じポーズで張り合う謎の空間)
        …………うん……悪いドクターに…………会いたい、ので…………でも……お仕事、邪魔は…………したくない…………
        …………(困ったように頭を抱えて)どうすればいい…………オリエ…………(助けを求める無表情) -- ドーニャ 2018-12-03 (月) 22:32:41
      • どう?見えないでしょー?(ふふーんとすごく満足気なお師さん)いや、そこは譲れないし、おねーさんが守るものだし!(バチバチと火花が散る空間)
        うーん、そうだねー……とりあえず、私とお茶しよう!ナイスアイデア!ほらほらー、いい紅茶が手に入ったんだよー?(あっという間に二人分のカップが用意されている)
        こうして心を落ち着けて紅茶を飲んでいるとね……ほら
        -- オリエ 2018-12-03 (月) 22:45:04
      • おう、話し声が聞こえると思ったらドーニャじゃないか、どうだ筋トレうまく行ってるか?(手を拭きながら現れるドクである) -- スドウ 2018-12-03 (月) 22:45:30
      • (彼女の手際の良さに少しだけ目を丸くしたが差し出された紅茶を飲めばてろてろと溶けるようにくにゃくにゃになる少女)………………はふ
        (それは彼女の腕前と紅茶の美味しさ故で…………そしてそこに現れた彼の姿を見れば)
        ドクター………………ドクター……(すちゃっと起き上がり、てててーっと駆け寄って腕にぶら下がる、明らかに子供の懐き方で)
        …………(暫く無表情のまま不気味なキャッキャタイムが続いたが、筋トレの事を言われれば一気にどんよりとして)……駄目…………でし、た…………(ハイライトが消えた) -- ドーニャ 2018-12-03 (月) 22:50:17
      • えっ?あれっ!?マルくん、ドーニャちゃんを手籠めにしてたんじゃないの?いやーある意味篭絡してる気がしなくもないケド……
        (懐きっぷりを見て目を丸くするお師さん)でもまーよかった、我が弟子が人でなしじゃなくて、信じてたよマルくん!
        -- オリエ 2018-12-03 (月) 23:01:39
      • 何だよ手籠めってよ、ったくお師さんは相変わらずフリーダムだな……いいかドーニャ、お師さんの言葉は半分くらいに聞いておくんだぞ?
        (ドーニャがぶら下がる腕をHAHAHAと上下に揺らし人力メリーゴーランドするドク)って、ダメ、だったのか……
        駄目ってのは筋肉つかなかった、って事だよな?(改めて席を勧めて紅茶をお菓子をナツに用意させる) -- スドウ 2018-12-03 (月) 23:01:49
      • (こくこく)わかった…………オリエは…………半分だけ……信じる………………
        (しゅるしゅると腕をまくってその肌を晒し、細いままのそれを見てどこかしょんぼりした感じで)…………ドクター…………は悪く、無い…………
        …………私の……体質…………が悪かった………………だけ………………(彼の筋肉を恨めしそうに眺めてちょこんと小さく座り紅茶をちびちび) -- ドーニャ 2018-12-03 (月) 23:09:36
      • ひどーい!うう、マルくんとドーニャちゃんのいじわる……(えっくえっく)私の見方はナツちゃんだけだよぉ……(紅茶ちびちび) -- オリエ 2018-12-03 (月) 23:14:41
      • オリエ……泣かない、ナツ、オリエ好き、よ……?(と言いながら干し肉むしゃむしゃ) -- ナツ 2018-12-03 (月) 23:14:51
      • (その腕を見て深く大きく息を吐く)……そうか、いやでもな、見た目の変化はなくても力はついているはずだぞ?見た目より実が大事って言葉もある
        それにほら、さっき俺の腕にしがみついたとき、あんなに振り回しても落ちなかっただろう?絶対にドーニャの力にはなってるさ(だからいじけるな、とクッキーを勧める) -- スドウ 2018-12-03 (月) 23:14:59
      • ご、ごめ……んなさ…………(あわわと口をぱくぱくさせて)
        (クッキーぽりぽりしながら)…………確か、に…………(背景にお花が見えた気がした)
        ……ドクターの…………説は、正し……かった…………(結果よりも何よりも彼の厚意が無駄にならなかったことに喜びを感じて)
        (何故か黙って三人を一定間隔でじーっと眺め続ける) -- ドーニャ 2018-12-03 (月) 23:18:21
      • ああそうだとも、後は年相応に筋肉がついていくはずだ(背景の花を見てほっと胸を撫で下ろすドク)
        ……ん? -- スドウ 2018-12-03 (月) 23:25:39
      • ん……?なに?ドーニャちゃん?もしかして私の作ったクッキー、美味しくなかった、カナ? -- オリエ 2018-12-03 (月) 23:25:50
      • ……(じーっとみられるとじーっと見つめ返すナツ)……?ドーニャ、どうかした、の? -- ナツ 2018-12-03 (月) 23:26:01
      • ……ぎゅ(オリエに抱き着いて)
        …………きゅ(その後ナツちゃんを優しく抱きしめて)
        ………………むきっ(更にその後ドクターの腕の筋肉の触感を確かめて)
        ………………三人とも…………なんだ、か…………家族、みたい…………だな……って…………思い、ました…………(少し照れたようにもじもじしてそう答えた) -- ドーニャ 2018-12-03 (月) 23:28:32
      • オイオイオイ俺だけムキッかよ、まあいいけどさ(口では非難しつつも顔では笑って)家族か、あまりそう考えたことはないが…… -- スドウ 2018-12-03 (月) 23:51:55
      • はぁーかわいいードーニャちゃんかわいい……家族良いよねー、ドーニャちゃんはさー家族ってどういうものだと思うカナ? -- オリエ 2018-12-03 (月) 23:52:04
      • ……家族……(ちょっと寂しげな顔をするナツ、微妙に良くない記憶を刺激したらしい、三者三様の反応であった) -- ナツ 2018-12-03 (月) 23:52:13
      • (ナツちゃんを抱きかかえてオリエの言葉に返事をする)……絆………………血じゃなくても……良い…………繋がりがあれば……絆、になる…………
        一緒に、居たい…………って思えれば…………絆が、あれば…………家族………………だ、よ……(少し寂しげだが、決して悲しいわけではない複雑な表情が、無表情の中に少しだけ含まれているように見えて……)
        ……クッキー…………は……とっても…………おいし、かった…………よ…………オリエは……良いお嫁、さん………………
        (そう言って立ち去ろうとしたが途中でナツちゃんを抱えたままだったことに気づいたのでそっと降ろしてから去っていきました) -- ドーニャ 2018-12-03 (月) 23:57:57
      • なーんだ分かってるじゃないドーニャちゃん、絆、絆っていいよねー……どんな小さな縁でも絆まで育てればみんな家族……!
        ねー我が弟子、ドーニャちゃんもああ言ってることだし?って、あーマルくんには心に決めた人いるからダメかー
        あっ、もちろん献血してくれた縁があるからドーニャちゃんかぞ……
        -- オリエ 2018-12-04 (火) 00:32:18
      • ぶち殺すぞお師さん、っとそれじゃあまたなドーニャ、別に家族じゃなくたって誰かを頼っていいんだからな? -- スドウ 2018-12-04 (火) 00:32:26
      • んふー♡ドーニャ、やさしい、ね……わたしは、大丈夫だから……ドーニャもだいじょうぶ、して、ね? -- ナツ 2018-12-04 (火) 00:32:35
      • あーん、家族って言いたかったのに……それじゃーねドーニャちゃーん……はぁ、結構重いもの抱えてるねあの子(と3人で見送りました) -- オリエ 2018-12-04 (火) 00:32:45
  • (オリエは現在男の研究所に立っていた、遠い異国ではあるが幾度かの飛行機の乗り継ぎからの専用機によって半日で辿り着いたのだ)
    (そこは秘密基地と呼ぶに相応しい施設だった、地下深くに作られたそこは遊戯を含め暮らすにあらゆるが足りている)
    (そして何よりもそこは知性の宝庫だったのだ、現在では閲覧がほぼ不可能とされる禁書や死んだと伝えられていた学者など)
    (一人の男の執念…むしろ呪いとも言える施設がそこには在るのだ) -- コッローディ 2018-11-30 (金) 22:26:05
    • ほぁー……(その場所へ案内されて開口一番がそんな間の抜けた声、地下にありながら広い敷地、場所によっては見上げるくらい高い天井、端的に言って圧倒された)
      ……想像したのと全然違うナー、大学とか学校レベルを考えてたんだケド、めっちゃくちゃ大規模……
      (しかしその規模に気圧されていたのも束の間、そこには興味を引くものが無尽蔵と言っていい程の数、収められている)
      (それを知るや、表に出てくるのは研究者としての顔と思考だ)んー、すごいね、すごいとしか言いようがないや
      これだけの規模と人員と機材、全部コッローディさんが音頭をとって集めたのカナ?(資料室を垂涎の眼差しで見つめながら何となく問いかける)
      -- オリエ 2018-12-01 (土) 03:29:33
      • (清潔なリノリウムの床の上男は壁に背もたれて)いえ始まりは実家の力を借りました
        金を稼ぐ術は知っていましたが絶望的なまでにここに至る人材を私は持てていなかった
        (どうぞ、と資料室へ手を差し向ける…揃えられた資料には古今東西の魂や精神に纏わる物が無数にある)
        (中には人皮を使った件の魔術書などあらゆる方向性からの研究が成されているのが分かる)
        私一人で為せたのは銀の剣と白木の杭を手に両手で足りる程度の復讐でしたよ、今思えば笑える程冷静さを欠いていた
        …姉に紹介された者達を始まりとし奪われた者、行き場の無い者、理解してくれた者、そういった者達とここを作り上げました
        //そして文通スイッチ! -- コッローディ 2018-12-01 (土) 03:55:29
      • やった!(入室の許可を貰えるや、喜色に満ちた声と諸手を挙げ早々に色々と物色し始める)
        (奇異の視線を投げかける者もいるが、全くお構いなしと言った具合だ)
        個々ではほんの細い糸でも、良い所を集めより合わせて強靭な縄にしていく、人間の良い所にして怖い所だねー
        この研究室はその最たるもの、と言うわけかぁ……その一員に加われるのは光栄ですぞコッローディさん(にへっと笑ってみせて)
        で、実家があるのはまあふつーだとおもうケドお姉さんがいたのは初耳、その人もここに?(視線は手元の本に落としたままで)
        //了解いたした!帰ってくるの遅くて申し訳ない!
        -- オリエ 2018-12-01 (土) 04:38:55
      • ただ研究し量産をするだけでしたらこれ程の縄は不要だったのでしょうね
        ただ私には…いえ我々には復讐があった、だから気付けばこの様な太さに
        (奇異の視線を向ける一方でそもそも狂人ではないか?と言いたくなる人物も資料室にはちらほらいる)
        (いわゆるマッドな雰囲気を醸し出す老人が楽しげに資料に手を出している光景はシリアスな空気を破壊しそうだ)
        それだけ貴女が魅力的だという事ですよ(男はわざと言葉足らずに言う、ここに来るまでに既に慣れた事だろう)
        いいえ姉は家業を継ぎましたので、我が家は長男ではなく最も早くに生まれた者が性別問わず家を継ぐ決まりですから
        ええ、まあ、そこそこ良い家の生まれなんです私(ハハハと複雑げに笑う) -- コッローディ 2018-12-01 (土) 22:00:39
      • それだけ多くの人が吸血鬼に思う所があるってことだよねー、まぁ……(じろーっと部屋を一周見まわして)
        単純に研究さえできればいい、みたいな人もちらほら、ちらほら?むしろ多い?くらいいるみたいだケド
        (ぱたんと手持ちの本を閉じ元の場所へ戻し)これだけ特殊な研究ができるなら、ね、魂と精神そしてその変異なんて普通扱えるものじゃないし(コッローディの元へ踵を返す)
        ふっふー、ありがと♪そうねー、女性の扱いにもだいぶ慣れてるみたいだし?お付き合いはちょっとの間だけど大分品がいいよねコッローディさん
        どっかの名家、あるいは貴族?そんな感じじゃない?(次はお部屋を見せてもらおうかなーと促しながら)
        -- オリエ 2018-12-02 (日) 21:41:36
      • ある種の進化…そう考える事も出来ますからね、幾つかの国では研究そのものが許されない事もある
        それ以前の界隈からスカウトした方も居ますが(藪を突けば色々出てくるだろう、ただ話せば分かる者が多い)
        一応は貴族の子ですが継承権は持っていないんですよ、15の頃に親に反発して家を出ましたしね
        ただ案外染み付いた物は抜けないものです(そう言うとエレベーターで移動して住居フロアへ)
        (オリエの為に用意された部屋は一面白を基調とした無機質な部屋だが必要な物は全て揃っている)
        ああそうそう、この状態を好まない場合はこれを使って下さい
        (そう言って透明なプレートに金の端子が入っている物を差し出す、壁の小さな機械を指して)
        (その機械に差し込めば部屋の内装や色合いがクラシックな外見へと変わる、家具に触れれば変形して凡そ見た目通りの形になっているだろう)
        (単純な変形機構と幻術と光量の調整による内装の変化だ) -- コッローディ 2018-12-02 (日) 22:01:52
      • そうねー、人間であることに尊厳を持ってる人からすれば、人為的な進化は冒涜だーなんてふつーにあり得るよね
        そういう場所からあぶれた倫理観の持ち主も数多いるって事ダネ?ふふー、こっちはこっちで面白そう……!人を観察するのも結構好きだし
        ああ、もちろん研究はちゃんとやるから大丈夫、これもコッローディさんのいう私に染みついた習性ってやつだからねー
        (部屋に入れば感嘆の吐息を一つ)機能美ってヤツだね!私は清潔であればあまり気にしないから大丈夫、だけど……折角ならやっぱり試さないとね
        (と、新しい玩具を与えられた子供の用に弄り回し)おー、いーねー、東洋風とかもうちょっとパターンがあったら尚よかったカナ!(でも概ね気に入ったようである)
        さて、後は研究するだけ、だけど……成果は提出するとして期間は自由、でいーんだよね?たしか
        -- オリエ 2018-12-02 (日) 22:23:02
      • 私自身もそういった倫理観からは離れた所に居ますからねぇ…これで十字教なんですよ
        そしてデイライトを作った人物もそうです、それどころか司祭ですから
        (神を信奉していながら神を知覚する事をそうした宗教家は必ず恐れる、破戒であると)
        ああ他のパターンは売店で交換出来ますのでご安心を…古代風やレトロSF風なども人気です
        それとテレビは隠蔽の事情から一週間程遅れますので…(つまり録画なのだ、それでもこういった施設では気遣った方なのだろう)
        (男は頷く)お望みでしたら10年でも20年でも、…そう遠くない将来各地との行き来も楽になるでしょうし -- コッローディ 2018-12-02 (日) 22:36:19
      • えっ、コッローディさんの友人さん十字教の司祭だったんだ……じゃあ確かにそうだねぇ
        神様に救済を求めるべき立場の人、それが自分で人を救おう……と思ってたかは分からないケド、より近い場所へ行こうとしちゃったらね
        (その司祭が作り出したデイライトの原理の解明、それも同様に倫理に外れた事ではあるが、それを気にする者はいないのであろう、少なくともここには)
        あっはは、流石にそんなにはいないいない、弟子も気になるし美貌を研究20年で朽ちさせちゃうなんて勿体ないしー?
        でも必要な時にお邪魔できるくらいの状況になれば、お尻根を生やしてもいい充実具合だよねホント、でコッローディさんは一度戻るの?施設に不慣れな間はいてくれると色々助かるかなーって
        -- オリエ 2018-12-02 (日) 23:06:02
      • その辺りに関しては少し長くなりますので割愛させて頂きますが…
        その近い場所でこそやっと救われる方々が居ると思ってしまったのです、それは今も変わりません
        (スドウからこの男が貧民にのみ撒いていた事を知っていればその目的に考えが至るかも知れない)
        おやそうですか?この基地に潤いが増すと考えれば良い案だと思ったのですがね
        ああ私も暫くこちらに居ますよ、各地に散らせておいた人員を一旦集めなければいけませんし
        ですのでその間はお任せを…何でしたら食事もご一緒しますか?ここの食堂よりは良い物を作れますから -- コッローディ 2018-12-02 (日) 23:25:05
      • えー、ここにいる人は女性より研究って感じの人ばっかり、とは言わないケド、大半はそうじゃない?
        やっぱり価値を理解してくれる相手は多い方がいいかなーって(なんてね、てへぺろ)……こほん
        それはそれとして、なら心強いかな!むむむ、それはここの食堂のご飯が美味しくないのか、コッローディさんの腕がいいのか……(これだけの人数の胃袋を支える食堂である、不味いなんて事ありえないとは思いつつも)
        そういう事ならご一緒させてもらいたいかなー?どうせ食べるのなら美味しい方がいいもんね、もしコッローディさんがよければ私の腕も披露するけれど?
        -- オリエ 2018-12-02 (日) 23:55:29
      • んんー確かに、そう言われれば砂漠に水を注いでも喜ぶのは数少ないサボテンばかりでしたね
        (元々ノリそのものは良いのかオリエの冗談とも取れぬ言葉に微笑んで返す)
        ええその疑問に対してはこうお応えしましょう…後者だと(わざとらしく男は胸を張り)
        (食材を得るならあちら、食堂へ向かうならあちらなどと一旦部屋の外に出て指差す)
        そのお誘いは嬉しい限りです…ええ女性の手作りなど何時ぶりか(実際はファミリーで幾人かから振る舞われているが)
        ああそれで聞きたい事が…少々不愉快な質問となるやも、…大蒜は平気でしょうか? -- コッローディ 2018-12-03 (月) 00:04:16
      • そうそう、ここは研究と研究仲間を探すならすごくいい所だと思うケド、そういう所ではないのが欠点かなー
        へぇ……凄い自信だけどいいのカナ?各地の美味しいものを食べ歩いてきた私の舌を唸らせるのは大変だよー?多分ね!
        なるほどなるほど、後で食材見てこよう……にんにく?だよね?(こっちも胸を張る、不愉快じゃないと言わんばかりに)だいじょーぶ問題ないから
        何でも食べてみるもの、昔は苦手だったけどお口の匂い以外はへーきへーき、逆にコッローディさんの苦手はあるカナ?
        -- オリエ 2018-12-03 (月) 00:13:59
      • ほう…それはそれは、むしろ素晴らしい事を聞かせて頂きましたよ
        であれば貴女を唸らせれば私の自信は井の中を飛び越えるという訳ですね?(料理に対して中々の熱意がある事を匂わせる)
        (鮮度に関してはこの様な施設でありながら極めて高い水準で保存されている事を確認時に知るだろう)
        (それだけ莫大なエネルギーを用いているという事である…そしてデイライトにはそれが必要である事も)
        では歯磨き粉も後で見繕いましょう、私も好き嫌いは無いのでご安心下さい
        (そうして他愛のない会話を済ませた後初日の内で紹介出来る範囲を紹介したという)
        (以降この基地を把握したオリエはこんな印象を受けただろう…街一つを隠蔽しているようなものだと) -- コッローディ 2018-12-03 (月) 00:23:00
      • えっ?いや、その、あまり私の舌に期待されるのも……こまる、カナって!(割と何でも美味しい美味しい食べる方である、しかし本当に美味しそうに食べるとはスドウ談)
        あ、それありがたいかも!いやーここに来る前にちょっと虫歯やっちゃってねー?ちゃんと歯磨きしないヨって注意されたばっかりで、あははははー(吸血鬼が虫歯かよと弟子に呆れられた事を思い出しつつ)
        おっけおっけー、じゃあ私も特に気兼ねなく作れそうだね、一つ楽しみが増えたよー
        (などと話しながらこれからの生活の場となる研究所を見て回る、大なり小なりおかしな者が集う場所、異端者、放蕩者、背徳者、色々な言い方があるだろう)
        (でも此処ではそれこそが正道、まぎれもなく自分と同様異端の集う場所だなーと)
        -- オリエ 2018-12-03 (月) 00:48:35
  • これでおっけー -- オリエ 2018-11-29 (木) 23:19:41
  •   -- 2018-12-02 (日) 21:42:42

Last-modified: 2018-12-16 Sun 19:36:02 JST (1949d)