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- 黄金暦109年7月
二人でご飯を食べてると自然と冒険の話題になる 今日話したのは、ヤンデレという冒険者についてだ 名前が特徴的だからお互い覚えていたが、ヤンデレが一緒になるのに僕と君は一緒にならないのはなんでだろうね、なんて話をする 異変の方は薬がばら撒かれた セイカクハンテンダケの粉末なるものらしいが、何とも迷惑… しかし同時に成分を調べる為のサンプルの確保に成功する --
- 黄金暦109年
■■■■■■と話していて違和感を感じる、何も不穏な話ではない どうやら、冒険者にリョウサンガタと呼ばれるただ、適当に冒険をするだけの奴が混ざっているらしい …特筆すべき事ではないが、少し調べてみる事にする --
- 黄金暦108年 12月
■■■■■■さんや、その指輪を依頼で使いたいから貸してくれないか、といったら拗ねられた 懐が暖かいの称号も手に入った事だし、以前知り合った相手に12月の相手を頼もうとしたら断られる、いや・・・僕が何したって? 取り合えず家に帰ったら■■■■■■がケーキを用意していた… 日記を書いてから気が付いたが、仕事の方を余りしていない、まぁ12月くらいはいいだろうだってクリスマスだぜ? --
- 黄金暦109年 1月
どうやら女の子と言うのは柔らかくて良い匂いがして、それからとても優しいものらしい --
- 黄金暦108年 7月
死んでも一年は生き延びろと厳命する、僕はポニーテール派なのだ 扉の権限が引き上げられる、早速試しに使ってみるとなるほど確かに便利だ 上級の職員はこんなモノを気軽に使えているのか、と思う反面、自分もコレを使えると言う事実に驚く ひとまず、超長距離移動を使って本部に顔を出し、同僚にスーパートルマリンリング、なる、うさんくさい流行の品を手渡してきた --
- 黄金暦108年 10月
気が付いたら熟練と言う称号を手にしていた、ハハハ!アハハハ! おもしろい!手帳にも思わず僕がどれだけ笑ったか記すくらいには面白い、熟練!この天然もやしで肉体労働てんで駄目な僕が冒険で熟練って、ギルドのシステムはガバガバだな! 帰り道、戦利品の分配でどこにでもありそうな、ありふれた指輪を手に入れた …いらないので■■■■■■に投げ渡す、なんかありえないほど喜ばれた、女ってわからない --
- 黄金暦107年 12月
イグアナ怪人に出会う…いや、イグアナ?…イグアナ?やはり世界は広いと痛感した 新聞社の仕事に向かう、まぁ仕事なんてあって無きに等しき、用意されたデスクで欠伸をして半日過ごし、新聞社員と言う隠れ蓑を全うする 僕がゴブリンであいつが人型討伐…中々大変だったが、最近はこの生活も悪く無い そういえば先日であった騎士の彼は、アルティメットな戦いを誰かに挑んでいるのだろうか さすがの僕も観察するのは野暮だと笑う --
- ''黄金暦108年4月’’
あいつが人型で僕が狼 やや、■■■■■■が討伐依頼を受けすぎてる気がする なので裏で少し調査を進める事にする…本当に手がやける、簡単に結果だけを記すが不正の類は一切無し 逆に彼女は好んで危険な依頼を受けている節があるのかもしれない …これだから、女は! 噂で聞く幼い少女の姿をした龍や魔法協会の重鎮のレポートと引き換えに、扉、の使用権限の引き上げ交渉を実地する --
- 黄金暦107年某月
騎士に出会った、何とも面白みの無い平凡な奴ではあるがそれゆえに面白いと言う事もあると思い、観察する 帰り道で鐘楼に寄って、ついでに新しいサイコロを購入していく 最初の目は1、次の目が2、凄い数字が並んだ…次は3か? 5だった、ここで外れた上に5が出るとは一体どういう運命や偶然なのだろう! --
- 黄金暦107年某月
■■■■■■がはじめての冒険らしい 無駄に自信たっぷりだが後ろからついていこうとして怒られた 本当に女ってやつは!普段あれだけ構ってくるくせにこっちが気を許すとこれだよ! --
- 黄金暦107年 某月'
記載する事なし、大きい、小さい、多少の出会いこそあれ日々平凡 つまらない、が…■■■■■■が初めての冒険に出向く なので、後からこっそりついていく、あんなノロマに冒険者なんて出来るわけないだろうが、クソ --
- 特筆すべき事は無しと記載したが、個人的な感想で言えば歌の上手い子に出会えた
■■と言っていた気がする、場末の酒場で歌うには勿体無いがあの歌声が聴けるのなら、この辺りの店はひいきにしよう と思って、晩飯にしようとしたら■■■■■■がついてきた わかるよ、この辺の飯は美味いからな…だから僕をそんな目で見ないでほしい --
- 黄金暦107年 某月
場末の酒場に出向いて情報を集める、酔っ払いの与太話とは何とも滑稽なものが多いが得るものも多い 普段から隠している情報を酒の肴にと気分が大きくなり披露してしまう者も多いのだ ソレを目当てに一人で行動していると娼婦に出会った、年上で中々綺麗だが それ以上にまぁ普通の女性といった感じで、言ってしまっては何だがこの街で仕事をする人間には似つかわしくないだろうという印象だ 一晩お願いしようとしたらかわされた、どうやらとてもやり手のようだ --
- 黄金暦107年 某月先述の相手に話を伺って帰っていたら個人的な空間に■■■■■■が居た
どうやって入ったか聞いてみたがこちらもはぐらかされた これだから女は!女は! そう憤っていたら女の匂いがどうこうといって拗ねられた …これだから!女は! --
- 黄金暦107年 2月
茸捜索依頼に出向く、先日は酷い目にあった 巨大な怪物に、それから突然人の空間に押しかけてくる奴…あぁ、日誌がボロボロだ幸先が悪い、本当に最悪だと言わざるをえない …鐘楼の上に気配がする、あそこは無人だったはずなのに一体何の気配がするというのだろう だが普通の気配ではない、夕暮れに輝きだし星のような……目をひく何かが有るような気がする、コレは取材の価値がありそうだ だから■■■■■■はついてくるのを止めなさい --
- 黄金暦107年 2月
鐘楼の上にいたのは少女だった、少なくとも僕の目にはそう見えた ある程度の取材を行ったが、内容に関しては別紙の報告書を参考されたし 扉の空間を戻って帰ってきたら■■■■■■が待っていた、律儀な奴なので食事に誘う 近々冒険者になる事を考えているそうだ、何でもソレ正義だとか何とか…止めておけと言っても聞かない、頑固な奴だ 食事の最中に、通りの外で店の前で喧嘩があった、なんでもロボットとサムライが殴りあったらしい そんなのってある?取り合えず取材した、ご飯の時にまでお仕事しないのって怒られた、理不尽だ --
- 黄金暦107年 xxxxxx
まったく面倒な事が起こった、何だあの女は やかましい、面倒くさい、失礼、全てにおいて僕が嫌いな… あ、おいこらまて!■■■■■■!人のにし、ああぁうだうばううえうえあ --
- 黄金暦107年 xx月
我ながら酷い日誌である、何だあの女 急に押しかけてきたと思ったら人の日誌は取り上げる読みふける、正義がどうこうだの言い出す…迷惑極まりないな、まったく… こほん、明日は新聞社の方に顔を出す、ので、朝早いので手記を終わりにしようと思う あ、こら、■■■■■■、やめろ入るな…僕は良いっていってんだろぉー! --
- 黄金暦106年 某月
新聞社の記者としてこの街に派遣されてきた、という肩書きを伴って赴任する しかしこの街に扉を設置して少しだけ出歩いてみたが正直な所、この手の偽装は一切意味をなさないと僕は思う だってそうじゃないか、こんな不思議な事だらけで、街を一歩歩けば異変に出会う場所で、ちょっと色んな事を調べてます、なんて、ありきたりすぎる …何はともあれ明日から仕事だ、冒険者としての身分も手に入れた、最初の冒険にも行ってきた …剣が重たい、明日は筋肉痛だねこりゃ --
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Last-modified: 2017-11-30 Thu 03:53:25 JST (2637d)