エスケープして
- キスしたくなっちゃう薬が振りまかれた --
- ホワイトデーのプレゼントだよー(と手渡された袋にはあ目玉がたくさん入っている)
(もちろん包み紙が特別なだけで中身は普通のミルク飴である) 久しぶりだね、冒険の調子はどう? ……あれっ、討伐専門なんだ? -- 見ル太
- ああ、久しぶり。うむ有難たく頂こう…?(手の中の袋をまじまじと眺めつつ)
…ホワイトデーと言えばバレンタインデーの返しの日じゃなかったか?やった覚えがないが …そうだが、何か変だったか? --
- 掃除を
- しようじゃ
- ないか
- 自分も寒がりなんですよ 夏早く来い --
- …おや?これは…有難く頂こう。感謝するよ(深々と腰を折り)
冬はいかん。動きが鈍る……夏も夏でしんどいが、冬には負ける だが今年の冬は温かいと聞く…貴様も夏までなんとか生き残れるだろうよ --
- ルーディアのツノって、花は咲くの? -- 見ル太
- 今まで生きてきて咲いている所は一度も見たことがないな
そもそも何の植物かもよく知らない。けれど春になれば芽吹き、夏になれば葉が生い茂り、秋になれば枯葉や落ち葉に、冬になれば枝のみの寂しい姿になり… 生きているのは確かなようだがな…本人でさえもよく把握していない --
- 樹獣人は不思議だなあ。「あたま山」ってお話を思い出すよ。……花って、動物の生殖器に当たるじゃない?
ルーディアの体の方にそれが付いてるから、花は咲かないのかも。 -- 見ル太
- 私自身も不思議に思ってるよ…あたま山?(考えこんだが聞き覚えもない。聞いたことがないなとつぶやいて)
……ああ、成る程、それはとても信憑性がありそうな説だ………ここで私が「付いていないが?」と言ったら、色々と面白いかもしれないけれど --
- あたま山はね、サクランボを種ごと食べた人の頭に桜の木が生えちゃうお話だよ。頭の上でお花見されちゃうんだ。
えっ、そうなの!? あ、ホントは付いてるんだね。貴重な樹獣人の子孫が生まれる可能性は残された! -- 見ル太
- ……種を食べると木が生えると言われ育った子供にはまるでトラウマの後押しになりそうな物語だな
頭上で花見をされては溜まったもんじゃない…咲かなくて良かったかも知れん 答えた方がいいかね?あまりレディにする質問ではないと思うが(などと言いつつ口元は笑っている) --
- 最終的には、木を引っこ抜いた跡が池になって、そこに本人が身投げをして死んじゃうという、すごくシュールなお話だよ。
うーん、秘密にしたいなら秘密のままでいいよ! でもルーディアの子供はどんな子になるか、見てみたいなあ。 -- 見ル太
- ………うん?頭上に木が出来て…それを引っこ抜いたら池が出来て……うん(整理するように一言一言口に出し、ここまでは納得出来たように頷いて)
それで…そこに身を投げて死んだって?…うん? 困ったな、軽いセクハラをされてしまった上にうやむやにされてしまった(涼しい顔でサラッと) また新しい興味かね?子供を産むには一人じゃ無理なのだが… --
- うん、絵とかお芝居にできないお話だよね。ひょっとすると魔術的な秘密が隠されてるのかも……。
そうだよね。旦那さんになる人によって、子供にはまた違う要素が増えるのかも。 ……頭に花が咲いてたら、自家受粉して、「ルーディアの種」ができてたかもしれないんだね。 -- 見ル太
- そんなに奥深い話だったのか…何とも恐ろしくも深い話を耳にしてしまった
完全にスルーされると勘違い女の出来上がりだぞ、どうしてくれる全く……ん、これ以上混ざるとややこしい事になりそうだ…混血過ぎて… 撒くと何が生るんだそれは…私か…?子孫と言うよりはクローンに近いものを感じるな… --
- 普通の人間と結婚したら、鹿分や植物分は薄まるのかなあ。はっ! 植物と結ばれるという可能性も……!
生える子供はやっぱりルーディアと同じなのかなあ。種って普通何個かできるから、軍団が組めるね。……それはそれで見てみたかった気がする。 さてと、そろそろ帰るね。それじゃまたねー。 -- 見ル太
- 私の時点で大分薄まっていると思うしな……いや、まあ、無くはないと思うが…
そうは言うが私の名が付いた種と言うと私が生りそうじゃないか……気持ち悪そうだな… 私達がお互い何時まで生きているか分からないが、貴様の興味が知識に変わるには先の長い話になりそうだ……ああ、またな --
- ねえねえ、その角の葉っぱ。取ったらやっぱり……痛い? -- ピルカ
- …その質問に答えず、試してみるかと問いかければ…貴様は試すか? --
- 試さない!だって、痛かったら怖いし、痛くなくても切られて嫌かもしれないし……あたしだって髪の毛切られちゃ、痛くないけど嫌だもん
どうなのかなーって思っただけ! -- ピルカ
- なんだ、試さないのか…まあ有難くはあるが
その心遣いに免じて教えてやろう。痛くはない、動物のツノと同じだな ただまあ、引っ張られたりだとか千切られた感じは何となくだが分かるぞ --
- ルーディアの葉っぱは痛くない。あたし覚えた(いつの間に彼女の名を知ったのか?酒場で知ったか、行間で本人に聞いたか) -- ピルカ
- (名前を教えていただろうかと首を傾げるが、自分がそう言った話を覚えている事は少ない。まあいいかと思い直しつつ)
純粋な植物系の生物なら痛いんだろうが……流石に羽も痛いだろう? --
- (きっと酒場か、あるいは魔物の溜まり場で、彼女の名と顔が載った依頼を見たか、噂話でも聞いたのだろう)
(収集する気が無くても、自然と目にし、耳に入るレベルの情報なのかもしれない) 痛いよー……だから飛ぶとき引っ掛けないように注意してる -- ピルカ
- …何かに引っかかるような高度で飛ぶものなのか?
大丈夫だとは思うが、あまりワサワサ動くなよ。引っかかって破れでもしたら私も困る(と頭上の枝を庇うような手) ……多分こっちのツノが折れる方が早いだろうが --
- 高く飛ぶのは苦手なの。洞窟とか、森とかね、遺跡の中なんか飛ぶことも多いから
気を付ける!……そうそう。もしよかったらタマリバにも顔出してみるといいかも。あそこ誰でも来れるところだし それじゃあねー(低空飛行して帰る) -- ピルカ
- …それでは仕様がないか。引っ掛かるような物がある所で飛ぶのは避けるように
ふむ、タマリバ?……機会があれば、寄らせてもらおう ああ、ではな………本当に、低い(目を細め、あの周辺に引っ掛けるような物は無かっただろうかと思案しつつ、低く飛ぶその後姿を見送ったのだった) --
- ルーディア殿、来月また同行にござる! よろしくお願いするでござるよー!(尻尾ふりながら) -- 龍之介
- (嬉しそうに近寄ってくる見知った顔を目に入れれば、手元の依頼書を確認して)
…ああ、どこかで聞いた名前と思えば。成る程な 以前の依頼は短く退屈だった。面白い物を見れる様に期待しておくぞ --
- 前回は少々簡単すぎたでござるからなぁ…今回はやり甲斐のある依頼である事を祈るでござるよ!
そのときは勿論、拙者の業前を存分にご覧に入れるつもりでござるよ!(ニンジャらしく印を結んだりして見せる) それにしても…季節柄、元気そうでござるな?(角の新緑を見上げながら) -- 龍之介
- ほう、そこまで言うか。本当なら退屈せずに済みそうだ(印を結ぶ手を興味ありげに眺めつつ)
うん?…ああ、これか(見上げれば頭上の緑も揺れて)夏は若干頭が重い まるで草木に紛れるように枝を手や頭上に付けている人間の様で間抜けだ --
- ふふ、臨兵闘者皆陣列在前!にござる。(注視されるのを見れば印の形を九字に沿って様々に変えてみせる。が、特に目に見えた効果は無い)
ほう、季節によってはやはり落葉したり花が咲いたりするのでござろうか? 街中で見れば風変わりに見えれども、森に紛れるには良さそうでござるよ? -- 龍之介
- (おお、と少し目を輝かせて見つめて、少しの沈黙のあと)…それをする事に何の意味が?
花が咲いているのは見たことがないな…秋は落葉が鬱陶しくて面倒臭い 特に森に紛れる用事もないのだが…ここで暮らすようになってからは目立つし意味もないぞ --
- ……えぇと、有り体に言えば自己暗示でござるかな… 精神集中や気合を入れるときなどにー…(苦笑しながら頬をかく)
本当に木と変わらぬツノでござるな… 梅の花などでも咲けば良い香りもするのでござろうが… 主に狩をするときや森での冒険中などに良さそうでござる。忍者としては羨ましい限りでござるよ! ……よし、では今日は一つ術を見せてお暇することにするでござるかな。(居住まいを正し、今度こそ手印を結んでしっかりと精神集中し始める) -- 龍之介
- そうか…(忍者と言えばド派手な技。と言うありがちなイメージがあったので少々残念そうに)
…香りはいいかも知れんが、頭に梅の木を生やしているのは少し間抜けだと思わんかね……今も大して変わらんか 冒険中はまだしも狩り…狩りねぇ…(思う所があると言った顔つきで遠くを眺めてから)…そう前向きに捉えられんと言うのも、貴様も頭上から枝が生えれば分かってくるだろう …ほう。何を見せてくれるのやら(その言葉に目を輝かし佇まいを正して、眼の前の忍者を見つめる) --
- 毎日が花見…は良いでござるがやはり常に生えっぱなしという点は難点にござるか…うん?(何かいわくありげな表情に小首を傾げつつ)
では…行くでござるよ…!(目を閉じて念じ始めれば、肌を覆い始める褐色の体毛) (それはみるみるうちに全身を覆い、口吻は犬のように徐々に伸びてゆく。数秒もすれば、少年の姿は服に埋もれた赤毛の柴犬となっていた) わん!(尻尾を振りながら得意げにひと鳴きし、服をくるくるとまとめて咥え、走り去ってゆく) -- 龍之介
- ……そもそも自分じゃそんなに見えんだろう(首を傾げる目の前の少年を見やりつつさらっと流す)
おお…!!…お?(徐々に変化していくそれは正にイヌ科のそれ……狼か、若しくは狼の様な巨大な犬か…等想像していれば、目の前に現れたのは愛らしい、所謂「柴犬」と呼ばれる中型犬) (尻尾を振られればついそれを眺め、ひと鳴きされれば「あ、ああ…」と応えながら手を振って見送った。見えなくなるまで見つめ、それから一言) ………弱体化? --
- ケモックス…? --
- …意味の分からん言葉を疑問形で投げかけてくれるな --
- test --
- うむ、上々 --
- 挨拶ついでに暇そうな人間でも捕まえれば良かったかな 暇だ(腕を組んでため息を一つ) --
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