深緑と黒
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編集:MenuBar
フラプティナの名簿
/
ベレグリエルの名簿
此身の部屋で充分とも思いますが、一応備えておいて損はありませんでしょう
--
フラプティナ
2024-05-23 (木) 22:12:38
元から君のとこに住み着いてたし、何かが変わるわけでもないけど……これからはここで過ごす時間が増えそうだ 使わない家は人に貸してしまおうかな
--
ベレグリエル
2024-05-23 (木) 23:38:04
強いて変わるとすれば気持ち、気分……?なんとはなしに今まで以上に気兼ねが要らなくなったような……
そう言えば今更ですけれど……方々に居を構えていらっしゃるのにはなにか理由がお有りなのでしょうか……酒場のお宿に関しては察しが付きますが
--
フラプティナ
2024-05-23 (木) 23:48:31
帝都に住んで長いものだから…いろいろな縁があって、少しずつ増えていったんだよ 思い入れのある場所を引き払う気にもなれなくて、少しずつ増えていってさ
今でも使い分けているのは、食器を変えるようなものかな そうだ、フラプティナ…手を出してごらん いいものをあげる
--
ベレグリエル
2024-05-23 (木) 23:58:48
そうでしたか……(食器の例もなんとなく腑に落ちて)……では、貸し出すにしても本当に滅多に立ち寄らぬ場所に限る、というのが良さそうですね。
裏を返せば、満遍なく立ち寄るのならば無理に貸さずとも良いのでは、と……?(素直に手を出すドラゴン)
--
フラプティナ
2024-05-24 (金) 00:07:11
(手のひらに鍵束を乗せた)合鍵と、住所はこっちに書いておいたから 学園で先生を始めてから、よく帰ってるのがこことここ(渡したメモに指をさして)
下の三つはしばらく帰ってないから、使う時には掃除が必要になると思う 一番下の家なんて、かれこれ……100年くらいそのままだ ダンジョンみたいになってるかもね
君たちで好きに使って 今までのお返しになるかどうかわからないけど、お泊り会にも使えるだろうから(窓辺に羽根を休める小鳥をみつけて)もう春だね 旅をするにはいい季節だ
--
ベレグリエル
2024-05-24 (金) 00:23:52
お返しだなんて……(好きに住まわせていたのだ、という話になると先日からのループになるので続けず鍵とメモを受け取って軽く目を通す)……ええ、では有難く(伝説の人物が100年前に住んでいたダンジョンのような住居、それで一冊本が出来そうだ)
そうですね……以前の塒とは比べ物にならぬ程暖かくて……ふふ、何だかその口振りですと、どこか遠くへ旅立ってしまうようですよ?
--
フラプティナ
2024-05-24 (金) 00:33:59
まさか、そんなのじゃないってば 暖かくなったらどこかに乗せてってもらおうって、前に話してたじゃないか そろそろいい時期かなって……
考えてみれば、私は君の半分しか知らないんだ どんな姿をしていて、どれくらい大きくて、速さとか、どこまで飛べるとか、前の住まいはどんな風だったとか
今度の旅こ……宿泊研修、私たちは現地集合っていうのはどうだろう? ねえフラプティナ、乗せていってよ(しっぽに手を伸ばして、さわさわと撫でる)君と飛んでみたいんだ
--
ベレグリエル
2024-05-24 (金) 00:48:36
ふふふっ、勿論まだ長期休暇は先ですものね。ええ、覚えていますとも……成程確かに好い時期です(こくこく)
ああ、それは佳いですね。是非そう致しましょう……ん(尾はとても繊細……という訳でもないが、相手と触れ方に依っては十二分に効果が出るのだ)
(人の部分は温かいのに、不思議と尾は少しひんやりしている。鱗は固く、黒曜石の形を整えて貼り付けたような感触だ。触れ様に依っては指を切りそうな気配さえある)
--
フラプティナ
2024-05-24 (金) 01:00:30
竜にも細いのとか太いのとか、つやつやしてるのとかゴツゴツしてるのとか、強そうなのとか美しいのとか……いろいろいるけど、フラプティナはどんな感じなんだろう
鞍はやっぱり大きめのがいい? 風除けもあった方がいいよね どこに仕舞ったか思い出さないと(滑らかな手触りを気に入って半分無意識に撫でている)ふふっ、言ってみるものだね
--
ベレグリエル
2024-05-24 (金) 01:11:58
ンー…いざ説明しようと思うと表現が難しいですね。全体的な質感は……その、今触れられている尾と同じなのですが(指を切りそう、と言っても気配はあくまで気配。きちんと手入れしておいたので触り心地は好いはず、と自負はある)
(が、それはそれとしてなんとも言えない……こそばゆい様な、それでいて心地良くもあり、本来尾の付け根の延長線の近辺にある(今は用意していない)臓器の辺りに響く不思議な心地)
風除けと鞍は此身の力で、如何様にもなりますよ……荷物は、少ない方が好いでしょう?(はふ、と心做しかうっとりしたような吐息を一つ。仄かに頬も紅潮している)
--
フラプティナ
2024-05-24 (金) 01:27:04
先に聞いてしまうのももったいないし、楽しみは後にとっておこうか 鞍は大切だよフラプティナ 人と竜をつないでくれるだけじゃない 一緒におしゃれができるんだ
素敵なのがあるなら君に任せてみようかな(フラプティナの様子に気付くと触れ方をあれこれと変えてみる)気持ちよさそうな顔してる そんなにいいんだ、これ……
よしよし、私のドラゴンくんをうんと可愛がってあげないとね(経験豊富な騎手たちが竜に愛情を注ぐ仕草もそのままに、軽くハグしてあちこち撫でてみたりするのだった)
--
ベレグリエル
2024-05-24 (金) 01:51:21
(魔力操作によってクッション性の高い椅子型のエネルギーと風防型のエネルギーを作る計画であったが)……そういう事でしたら、鞍は一緒に見に行きましょう、是非。
んん……きっと……ベレグリエルに触れられている、というのが大きい、かと……は、はひ……可愛がられます……(軽く腕に抱かれればふにゃんと身を任せ、撫でる手付きに鈴を転がすような声を心地良さ気に響かせたとか……)
--
フラプティナ
2024-05-24 (金) 02:02:54
(引っ張り出してきた鞍は結局サイズ直しもあったので、ついでに座り心地の調整なども行うことになった)
(そうして休日のほぼ午前中いっぱいを鞍に費やし、旅行……もとい宿泊研修に備えて色々買い込むコースに入った)
差し当たって必要そうなのは……湯浴み着なるものと、パジャマですかね……(最近は自室でも服を着て過ごしているが、特に夜は侍女の言うに任せて、雰囲気づくり?の為にネグリジェ的な物を着ている)
(故に普通の寝間着を持っていないのだ。序だからと四人でお揃いのものでも買おうか、という算段である)
--
フラプティナ
2024-05-24 (金) 22:25:15
エルフの文化に選り好みが無ければ、一応夜用に薄手のローブがあるよ 私がいつも使ってるやつの予備というか、お古というか
君たちにはちょっと丈が短いかな 胸はゆったりした造りになってるから、そんなに窮屈にはならないだろうけど……この際新調してもいいかもしれない
あとは水着もか 神代には水遊びなんて裸でするものだったのに、最近は法に触れてしまうらしい(冗談ともつかぬ真顔で)観光地ではお目こぼしももらえないだろうね
しかし、フラプティナもいつの間にやら服を着るようになってしまって……どういう心境の変化だい? 裸は恥ずかしい、って思うようになったかな
--
ベレグリエル
2024-05-24 (金) 22:42:58
それは……所謂彼シャツならぬ……伴侶ローブ……?(ゴロの悪さにちょっと笑ってしまいつつも、その提案自体はとても魅力的に思う)
(新調では彼シャツ感は薄まるが、元々揃いの物が欲しいので問題はない)ではそうした物を4人揃いで新調致しましょうか。
私有の浜辺等を会員制にして、裸で過ごす者も居ると聞きますが……懐古主義なのか、はたまた単に脱ぎたいだけなのか……まあ、様々な主義があるでしょうから、公共の場所では控えた方が賢明ですね(真顔の真面目)
ああ、それはですね……様々な装いをベレグリエルに御覧頂きたく思いまして(言って、少し照れる)
--
フラプティナ
2024-05-24 (金) 23:02:23
スリットを入れて尻尾を出しやすいのも好都合だろうね 飾り気のない白のローブだ 肌触りのいい生地で仕立てて、名前の刺繍も入れてもらおう
(思いがけず可愛らしい答えが帰ってきて、口角が持ち上がった)なるほど、それは…素敵な理由だね、フラプティナ たとえば、バニーとかそういうの?
君は綺麗でかっこいいから、裸の人がいるっていうより大理石の女神像か何かみたいに見えるんだ(実際に女神様だしね、と笑って)
見慣れてくると本当に自然で、服を着ている方が新鮮に思えてくるくらいだ 最初は本当にびっくりしたけど、なくなるとそれはそれで……
ねえフラプティナ、他にも何か……したいことはある?(小首を傾げて問いかける)私にしたいこと、私としたいこと…あるいは、私にされたいこととかさ
--
ベレグリエル
2024-05-24 (金) 23:25:23
(「全員の寸法は把握しておりますのでお任せ下さい」と親指を立てる侍女)
バニー…と言いますと、ベレグリエルが顧問をされている、あの?(続く話には新聞で読んだ数年前にミネラで“発見された”ゼイム皇族の話をぼんやり思い出しつつ)
(神に付いて思う所がない事もないが、単純な褒め言葉として女神とまで言われれば悪い気はしない、というか照れる)……ん。では時々はその様に過ごしましょうか……
他にしたいこと……(対象を取る方向性や能動受動の変化だけでもう、なんだかどきどきしてしまう)
……寿命を出来うる限り伸ばす……
と、いうのは置いておいて(おいといて、の手付き)
なんでしょうね……毎日幸せすぎて直ぐには思い付きませんが……色々な所へ出かけたりなどは、今既にそうしていますし……(物語でよく登場するような範囲の行為は強く望まなくとも、互いに自然と行っている気はする)
……妙な話と思われるかも知れませんが、其方は子を為したいと思ったことはありますか?此身は永く生きてきましたが、世代を重ねて永らえてきた竜と違い、それを望んだことはありませんでした。
(天竜と同じように、単体にて完結したものであるという認識があったからだが、人の子らとの交流や半身との邂逅、ベレグリエルへ愛情を抱くに至り、それについて考える機会が生まれたのだった)
--
フラプティナ
2024-05-24 (金) 23:50:49
そう、あのバニー部だ この一年で随分賑やかになって、ドワーフの文化を広める目的も果たせる見込みが立ってきた フラプティナも遊びにおいでよ
私の見たところ、君もクロマもブロディもバニーがすごく似合いそうだ 君たちが着ればすごい迫力になるだろうね(目にもボリューミーな光景を想い描いて)&br:よくよく考えてみたら、私のバニーも見たことないんじゃないかな ほら、前に大ホールで催しをした時も姿が見えなかったし 君にも見てもらいたいな……
私がしたいのは、君の背に乗って……正確には頭の後ろか、首の上の方かな? よく晴れた日に、空の彼方までひとっとびで旅をすることだ 四人一緒もいいかもね&br:君は子供が欲しくなったの? たしかに珍しい話だね 私は……君たち竜の血を引く人の子供を育てたことがあってさ、まして自分のとなると…正直わからないや
(竜と竜、エルフとエルフが子を生すのは世にも稀な話だ ましてや竜とエルフの組み合わせとなると、寡聞にして聞いたこともなく)
そういう意味では、その少し手前の部分………せっかくお付き合いを始めた訳だし、恋人らしいこと…を試してみたいかな 子供って、その……
仲睦まじくしていた結果としてできるものだろ その過程…っていうのかな、をまずは味わってみたいというか(視線をさまよわせながらふわふわの理解を口にする)
--
ベレグリエル
2024-05-25 (土) 00:13:42
ドワーフの文化にも興味はありますし、何よりベレグリエルのバニー姿は是が非でも目にしたい(焼き付けたいの意)ですが……会話速度とか密度的に此身ついていけます?(存外のんびりドラゴンである)
ふふ、それはとても佳いですね……此身もそうしたいと望みます(近々叶わないでもないがそれは用事というか行事の一環なので、気ままな旅はまた今度だ)
ええ、まあ……以前と変わって少し意識するようになった、程度ですが(その子は恐らくウィルハルトのことだろうな、と察する。或いはまだ他にも皇族の乳母のような働きをしたことがあるのかも知れないが)
(それには大賛成です、と頷いて)順番や過程というものはとても大事ですものね。差し当たって……スキンシップを……濃いめに……という表現で合っているかは分かりませんが。
(新調予定のローブを見せ合う感じだろうか、とほんの少し今夜のことに思いを馳せてみる)
--
フラプティナ
2024-05-25 (土) 00:32:11
ふふっ、そこまででもないよ のんびり屋の私が言うんだから間違いないとも 普段はこれと言って何かをするでもなく、好きに過ごしているだけの場所だだから
君の変化は、やっぱり私と付き合い始めたから? それほどまでに人に親しみを持ってくれたのなら、師匠……というより、恋人冥利に尽きるというべきだろうね
私もあまり詳しくはないけど、やりたいようにやってごらん 私は君たちがどんな欲求を抱くのかとても興味があるし…できることなら最大限に応えてあげたいと思ってるから
(もちろん君も、とブロディくんを捕まえておなかに腕を回す)私のことで、とりあいの喧嘩さえしなければ何でもいいさ みんな仲良く、だよ
--
ベレグリエル
2024-05-25 (土) 01:03:41
それはそれで、部活動として大丈夫なのでしょうか……?(部活というものは何かしら実績を残さなければいけないと思っている竜)……ああでも、それこそホールでの活動がありましたね……
ええ、その通りですが……はっきり言われると面映いですね……此身自身、かなり戸惑いが大きい所はありますが……そう言って頂けると嬉しく思います(てれてれとはにかみ笑い)
(「うぉっ」とか色気のない声を上げつつ抱き寄せられる侍女と「僕も居るぞー」と後ろから抱き着くクロマ。そこへ反対の腕を取りぎゅっと胸に抱いて加わるフラプティナ。両手に花もかくやの光景であった)
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フラプティナ
2024-05-25 (土) 01:15:52
さて、忘れ物はありません……よね?(艶めく黒曜石の鱗を持つ竜の体は、優美なシルエットで細身ながら頼りなさは一切感じさせない)
(大きさに関してはゼイムで用いられる飛竜よりも一回りほど大きく、首の付け根辺りに鞍が据えられている)
(誤解を招かぬよう関係各所には届出済なので危険はないが、目は引きそうだ)……因みに、ベレグリエルはどの季節がお好みでしょうか?(簡単に言えばどこから回りましょうか、という問いだ)
--
フラプティナ
2024-05-25 (土) 21:04:18
大丈夫、心配はご無用だとも(着替えや身の回りの品を収めた荷物が落ちないように、しっかりと固定されているのを確かめ、杖も鞍に結いつけて)
フラプティナ、君は本当に……(艶やかに光沢を帯びた漆黒の竜を惚れ惚れと見上げる 峻嶮なる孤峰のように優美で超然として、大地を踏みしめる後足は大樹の幹のようで)
綺麗で、かっこいいね(姿勢を下げてもらって、鼻の頭を撫でる たまらずに全身で抱きつき、頬ずりをして)ふふっ、ふふふふ……私の、私だけのドラゴンくんだ
私たち北国の人間としては、やっぱり春が恋しくなるよね みんなが眠りから目覚める、輝かしい季節だ(定位置に騎乗して、身体を固定する)それじゃ、出発しようか?
--
ベレグリエル
2024-05-25 (土) 21:26:56
ン……大丈夫ですね(軽く身じろぎして自分でも再確認。因みにクロマ達は通常ルートで移動することにしたようだ)
(褒めたりスキンシップしたりと、とても上機嫌なベレグリエルにこちらも鈴を転がすような声で応える。恋人となってから良く発する様になったこの声は、竜にとって上機嫌を示す物らしい)
ええ、承知致しました。では常春の庭へいざ参りましょう……!(騎乗者の安全をこちらでも確認すると、恐らく飛竜に慣れた者でも驚くほどスムーズ且つ静かに、大空へと舞い上がった)
--
フラプティナ
2024-05-25 (土) 21:34:46
折しも季節は春爛漫、絶好のお出かけ日和だ(漆黒の竜が力強く羽ばたくたび、帝都にひしめく建物が小さく遠くなってゆく 歓声を上げ、上空の冷たい大気を吸って)
(心地よい解放感に心を弾ませ、人竜一体となって蒼穹を駆けてゆく よく人に馴れた飛竜のように、速力も安定性も申し分なく、四季の庭へと旅立っていった)
--
ベレグリエル
2024-05-25 (土) 21:44:22
ベレグリエルの耳は今日も愛らしいですね……時に、書物ではエルフは耳が弱いという記述が散見されるのですが、其方は如何でしょう?
(両側から囁いたりはしているのでそういう方向性では弱いようにも思えるが、触れる場合はどうなのだろう?という話であった)
--
フラプティナ
2024-05-28 (火) 22:14:56
(持ち帰り仕事をこなしながらおかしな質問を聞いていた)全身愛らしいの間違いじゃないのかい? その書物も間違ってはいないと思うけど……
真実の全てを記してあるとは言い難いだろうね 一般的に、人はみんな耳が弱いんだよ くすぐったくて、触れられたくない…君だってそうだとも 人のなりをしているからね
--
ベレグリエル
2024-05-28 (火) 22:47:22
ええ、確かに此身の誤りでした……日々、総身に愛らしさが満ち満ちておりますね(うんうんとしみじみ頷いて)
言われてみれば確かに……ああでも、此身に弱点などありませんよ?(尻尾でふにゃふにゃになっていた竜のセリフではない)ですが、触れられたくない、というのであればこの手は使えませんね……
折しもお仕事中ですし、ね(ちらっちらっ、と上目遣いに見たりはする。手にした本には『圧せばたちまち救世主!北斗神健康法〜耳つぼ編〜』とか書いてある)
--
フラプティナ
2024-05-28 (火) 23:01:20
また変な本を読んでる! ど、どちらかというと肩を揉んでくれるとありがたいかな……(テストの準備で大忙しでバッキバキに凝った肩を回している)
ねえフラプティナ、このテストっていうのどうしてもやらないとダメかな? 師匠としてはさ、こんな弟子を試すような真似をしたくはない、っていうか…(とても大変なので)
よし、いったん休憩タイムだ(思いっきり伸びをして)マッサージしてくれる、っていうならひとつお任せしてみようか 耳でも肩でも背中でも好きにするといい
--
ベレグリエル
2024-05-28 (火) 23:23:57
ふふ、残念ながらエルフ向けではないようですので……(その割に獣人向けのツボは載っている辺り、ミオ産の書籍らしい)
テストというと確かに試すようですが、目的は弟子各々の理解度を師匠が知る為の物。土台や下層階がしっかり出来上がっていなければ、上層もきちんと積めませんでしょう?(野戦築城の辺りを擽ってみる)
……と、お疲れ様です(成程スイとお茶が出てきた)ええ、では……肩から参りましょう。ベレグリエルは凝りの元が大きいですから(何を指して言っているわけでもないのに不思議と対象が絞られて聞こえる発言)
(さておき、首・肩へ手を当てて……マッサージと言いつつ揉んでいないが、血流の滞りや筋膜の捩れや萎縮が解消されていく)
--
フラプティナ
2024-05-28 (火) 23:52:11
しばらく先生をやってみて、わかったことがあるんだけどね 学園というのは普通の師弟が10年や20年かけて教えることをほんの数年で伝える仕組みだ
まるで大きな工房みたいにたくさんの師匠を揃えて、時期を合わせて弟子たちの進度を測る…どちらがいいとか悪いとかじゃなくて、子供たちは全く違った育ち方をするんだろうね
これでも前に比べればだいぶ良くなった方だと思うんだよ(いただきます、とお茶を口にして)夜はそれなりに眠れるようになったし、首筋を痛めることもなくなった
君たちのおかげかもしれないね(安心しきって身を委ねている)君はどうだい、フラプティナ たしか、使わない部分は省いてる……だっけ、今もそうなの?
--
ベレグリエル
2024-05-29 (水) 00:16:01
そうですね……一長一短、という気も致しますが……特に昨今の流れを見ますと致し方ない所はあるかと(
縁
(
えにし
)
故に学園生が事に当たっているが、本来大人が大人数で解決すべき事案がまあまあ見受けられるように思う)
とは言え、卒業後も進路に依っては師弟の関わりを維持することもあるでしょうし、もしかすると実際には間の子のような物なのかも知れません。
ええ、傍目に見てもそう感じます(どうぞ、と微笑んで、魔力の循環を続ける。いつぞやに行ったものを局所的に、流れの是正を中心に意識している)ベレグリエルに関わる者皆の力ですね。無論、其方自身の努力もありましょう……
はい?ええ、今もそのまま。特に不都合等も出ておりませんね……(強いて挙げれば健康診断の折、提出物が無いので怪訝な顔をされるくらいか)
--
フラプティナ
2024-05-29 (水) 00:30:09
そう……(裸族をしていた二人のことならよくわかる 少なくとも、外形的にわかる範囲では)困ってないならそのままでもいいのかな いや、しかし…
私なんか普通に毎日使ってるから、無くても本当に平気なのか時々心配になってしまうんだよ ねえフラプティナ、たとえばの話…ものの例えで話すとすれば、だ
君は美味しいものを食べる喜びを知っているけど、おなかの具合が良くない時の苦しみは知らない 毎月毎月大変な目に遭うこともない
私がダメな時にはもちろん労わってくれるし、すごく有難く思ってる でも、君たちにとっては他人事だ 私と同じ暮らしを送れている、とは言い難いだろうね
野菜嫌いの子が野菜だけ残すようなものさ 野菜の味も知らないと、本当に食事を味わったとは言えないんじゃないかな(背筋がほぐれて、ぐぐっと伸びをする)
つまりアレだよ 身体のつくりをもっと寄せてみるのはどうだろう? フィーネが生身の人になった時みたいに、慣れるまで色々手伝うからさ
綺麗なお人形さんみたいな君たちも素敵だけど……普通の女の子みたいに暮らしてる方が…なんだろうね、親しみを持てるというか、好きになれそうな気がするんだ//文通スイッチON!
--
ベレグリエル
2024-05-29 (水) 01:39:36
ふむ……(いつものように、一言一言をしっかり吟味し飲み下すように頷く……と言っても後ろにいるので見えはしないのだが。話を聞くときの癖であった)
(楽になった様子のベレグリエルを後ろからそっと抱き、しゅるりと尾を胴に回す。鈴を転がすように笑って)ふふ。其方は本当にその気にさせるのが上手ですね……教諭とは教え諭す者。当に天職と言えましょう……
好きになれそう等と言われてしまったらもう、そうする以外無いではありませんか(という言葉に渋々、という色はまるで無く。それどころか嬉しそうで)
……時に、いつぞやは此身の外見に付いて問われましたが……こういう学説がある、というのは御存知でしょうか?
曰く、慈母アリウスの亡骸より生まれし神々は、その身に慈母の要素、或いは因子……そうした物を内包している、と考えられるそうです。
竜と神とは一見するとそれ程似ていないようでもありますが、元来竜は神と同じ形を取り得る、その素養をあらかじめ持っているというわけですね。
故に、竜が神や人の子らの姿を真似ているのではなく、神や人の子らこそが竜の一側面の形を取っている、となるわけです(恐らくは学者の中でも極北の扱いであろう学説である)
それで先の話に戻るのですが、此身のこの姿に特定のモデルが居たわけではありません。此身がこの形を取る時、自然とこの顔貌となった……という所でしょうか。
……元より持つ必要もなく、持つつもりもなく。或いは、何時でも持つことが出来るので態々持たずとも、思っていたかも知れません。いずれにせよ、人の子らと違う竜にとって無くとも当たり前の器官……
ですが……ふふ、少しどきどきしますね。帝都に来て、ベレグリエルの弟子となり……恋仲となるに至るまで様々の新しい経験をしましたが、永きに渡り持たなかった物を新たに得るのですから。
//のんびり参りましょう(のんびりって文量ではない)
--
フラプティナ
2024-05-29 (水) 02:16:51
ものの見方も考え方も、理解を越えて共感に至るには感性を近づけるのが手っ取り早いと思うんだよ 生物としての在り方、というのかな
私たちの間にはたくさんの違いがあるけど、君のことをこんなにも近くに感じられるのは…同じ屋根の下で、同じような暮らしをしているからだ
もちろん、私がドラゴンくんになる選択肢もあるわけだけど……実際、あるにはあるんだよ ウィルみたいに適性がないと、消耗が激しすぎて何もできないわけだけど
やっぱり君たちに歩み寄ってもらう方が現実的で、無理がないとも言えるだろうね(肩の上に乗った顎の下をくすぐり、振り向いて頬に軽く唇を当てた)
神々の本質は竜であり、神の数ある似姿のひとつである人もまた竜である 世界の根幹、歴史のはじまりを竜に求める学説だね そういう考え方があるのは知ってる…
フラプティナが無理をして、自分とは違う誰かの姿形に押し込められている可能性も考えてたんだ 私のエゴで、君をいびつな姿に歪めてしまってるんじゃないかってさ
そういう訳じゃないと知れてよかった 私の知ってるフラプティナも、ちゃんと本来の君自身だったんだね それで、君が新しく手に入れるものって……?
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ベレグリエル
2024-05-29 (水) 22:33:33
(再びこくりこくりと小さく頷いて話を聞く。密着しているので頷く動きは伝わることだろう)
(先の話を証明する様な術だ、と思う。と同時に大きいものを小さくするのと、小さいものを大きくするのとでは、やはり簡単に埋められる差ではないのだな、とも思った)
(顎の下を擽る指に心地良さ気に喉を鳴らし、頬に触れる唇に目を細める。親愛の情を示すように額や頬を擦り付けて、更にお返しとばかりに頬に口付ける)……ええ。
(今ならばベレグリエルのエゴで如何様にも歪められても構わないとさえ思うが、きっとこれから先もそのように望まれることはないだろう。末期の約束を除いて)
え?ふふふ、今の話の流れであれば分かりきったことでしょう?お腹の中身、それに伴う新たな経験……共有する価値観の広がり。
時にスキンシップとはどこまでがそれで、そこから先はどう呼べば良いのでしょう?(さわさわと顎のラインや喉元、顕な肩を撫でてなぞって)
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フラプティナ
2024-05-29 (水) 22:57:25
君の口から聞きたかったんだ 私が先に口にしたなら、君なりの考えというものも影響を受けてしまうわけでさ 以前の君には無用の長物で、今は必要になったもの……
それは生殖そのものなのか、種の繁栄まで考えているのか、あるいは過程の方に興味津々ということなのか(くすぐったさに身をよじりつつ、彼女の唇に人差し指をのばして)
でもこの話には、ちょっとした問題があって………君の目の前にいるいかにも人生経験豊富ですっていう顔をしたエルフはね、その手の話にからっきし疎いんだ
惚れた腫れたは歴史のスパイスだけど、何しろ私自身経験したことがない 年頃の男女がするようなことについて知識として知ってはいても、いかんせん実践したことないんだよ
ましてや君たちみたいな女の子の相手となれば尚更だ 何をするのかわかってないし、リードしてあげられそうな自信もない まずは、下調べから始めるとしようか
身体を作り替えるにはどれくらいかかるの? その間は休んでいた方がいい? 大丈夫だよ、学園には私から説明しておくから(向き直り、軽く見上げて唇を薄く開いている)
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ベレグリエル
2024-05-29 (水) 23:43:47
(伸びる指を躊躇なく食む。と言っても噛む訳ではなく、柔らかく艷やかな唇でやわやわと指の感触を楽しんで)
ふふ(咥えたまま笑ったので少し間の抜けた声。口を離して、指に口付けて)経験豊富そうな顔をして、実はそうでもないというのは此身も同じこと。ダンスの時のようにリードされるのは確かに胸を擽られる所ではありますが、無い袖は振れませんものね。
形はすぐにでも、ですが……慣らしが必要となるでしょう。ベレグリエルと会える時間を減らすのはつまらないですし、休む必要もありませんが……普段病気をすることがありませんので、そうした甘え方をしてみたい所はありますね。
(向き直るのに合わせてほんの少し離れて)……と言ってもまあ、その場合主に此身の世話をするのはブロディなのですが。
(見上げる瞳を見つめ、整った顔立ちに見惚れ、唇に目を奪われる。して良いかと問うのは無粋に思えるし、そういう気分でなければ避けるだろう)
(……ということで、机に手をつくような形で身を乗り出し、唇を奪おうとする)
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フラプティナ
2024-05-30 (木) 00:07:23
(あと少しの距離をこちらからも埋めて、唇と唇が触れあった お互いの形に沿って柔らかく隙間が埋まって、得も言われぬ充足感に酔いしれて僅かに目を細める)
(フラプティナに特有の味や匂いというものはあまりなく、艶やかな黒髪が間近に揺れて、明るい緑の瞳とまなざしが行き交うことの方が昂ぶりを誘うような気がしている)
(どちらからともなく舌を伸ばした 舌先と舌先が当たると驚いたように退いて、また探り探りのコンタクトを再開する 互いに形を探りあい、自分のものでない唾液が行き交う)
…………ん……(これで良いのか、間違っているかもわからない 彼女の頬に両手を添えて、もっと深く味わおうとする 胸の高鳴りに呼応するように、口づけは熱っぽい吐息まじりに)
(やがて浅い呼吸の息苦しさに唇と離すと、何やらすごいことをした感覚が遅れてやってきて、気恥ずかし気に頬を染めるのだった)………ふふ…上手に、できてたかな……?
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ベレグリエル
2024-05-30 (木) 00:27:21
(避けるどころかあと少しを埋める動きに思わず嬉しくなってしまいつつ、普通の生活ではまずしない触れ合いに酔い痴れる)
(ベレグリエルは同じ石鹸を使っていても、仄かに違う香りがする。恐らく竜同士では文字通りの意味での匂いは殆ど意識しないのだが、このエルフのそれは安らぎと共に何か擽られるような心地になる)
(目は口程に物を言うと言うが、氷の色彩の眼差しの中に同じような、擽られる気持ちが見えるような気がして)
(この際だから以前に書で読んだ、唇を重ねたその先を試してみようかと思ったら、未知の感触に触れてしまって思わず引っ込めた。ベレグリエルももしかしたら同じようなことを考えていたのかも知れない、と思い直してもう一度試みる)
(そうと知っていれば驚かない……という訳でもないが、少なくとも引っ込めることはなく。相手の内側に触れる、というまだ知らないラインを超えていく)……んん、ふ……
(頬に添えられた手にも喜びを覚えつつこちらも同じようにして。急かす様な心に任せて、忘れてしまいがちな呼吸もそのままに)
ん、は……(唇が離れれば名残惜しげに銀の橋が刹那に架かり、途切れた)……はふ、ん……ええ、とても……(とろりと潤んだ瞳が何よりもはっきりと答えを返していた)
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フラプティナ
2024-05-30 (木) 00:53:31
なんだろう…不思議な気分だね、フラプティナ 嬉しいけど、それだけじゃないし、愉しくもあるけど、もっと別の表現が相応しいような……(胸に手を当てて)
人との距離感、というのかな、誰かをこんなに近くに感じたことがなくて……あまりに近くてびっくりする、けど安心もして…ドキドキしてしまうんだ
(しばらくふわふわした気持ちに浸っていたのが徐々に我に返って)っと、いけない、休憩タイムはお終いだ 続きはテストの後にしよう
いいかいフラプティナ 油断したら満点が取れないような問題ばかりだから、君もしっかり勉強するんだよ(頬の赤みを残したまま、人差し指を立てて師匠の顔に戻るのだった)
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ベレグリエル
2024-05-30 (木) 01:49:50
(同じ気持ちを分かち合う、されど仲間や友では味わえぬ歓びが胸を満たし、溢れ出してしまいそうで)
(余計な言葉を継がず、ただ同じ気持ちを表す様に頷く。と同時に、口付け合うだけでこんなになってしまうのならばそれ以上はどうなってしまうのだろうか、とも思う)
(ふわふわしている様も佳いですね……と我に返るまでをうっとり眺めていたが)……ええ、そうでしたそうでした。飽く迄、休憩なのでした……
ええ、承知致しました。成績を下げる訳には参りませんものね(──色々な意味で。こちらもまた良くなった血色の戻らぬまま、それでもぐっと気持ちを引き締めた)
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フラプティナ
2024-05-30 (木) 02:02:44
(無事双子で全教科満点を叩き出し『エルフ先生とデキてるとか絶対裏で何かあったに違いねぇ』『いやエルフ先生が不正に加担する訳ないだろ……』『一緒に住んでるだけでギルティ』『私情漏れすぎる……そもテストの感想かそれ』なんて話があったかはさておき)
晴れて春休み……ですが、冬休みのときにも薄々感づいては居ましたが、特別ぐんっと仕事が減るということもないのですね……?
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フラプティナ
2024-05-31 (金) 23:01:18
お休みに入った途端、学園が消えて無くなるわけではないからね…あれだけの大掛かりな仕組みを運営するにはそれ相応の労力がかかるというわけさ
君たちは私に構わず遊んで暮らすといい 課業が終わったあとに遊ぶ分には大いに結構……世の中の仕組みを知ることもいい勉強になるだろうとも
それはさておき(したため終えた手紙に封蝋を施して)学園の仕事ばかりでもないんだよ ちょっとそこまでおでかけする用事があって…ついてくるかい、三人とも
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ベレグリエル
2024-05-31 (金) 23:59:55
一学生の身ですと、意外と死角になりがちです……そしてそれをはっきりと知ってしまうと、少々気が引けるのもまた事実(困ったように笑って)
まあ、既に多少なりとも勉強にはなったかな、とは思いますが(普段市場で買い物ついでに屋台や飲食店を巡っているので、地味に食材の相場に詳しくなっていた)
おや、御手紙ですか?ええ、是非参りましょう(「どこに出す手紙?」「ついでにお夕食の食材も買っておきましょうか」等付いて行く気満々)
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フラプティナ
2024-06-01 (土) 00:10:59
テストの準備に追われてゆっくりと机に向かう時間が取れなかったものだから…つい溜めてしまってこの有様だ(五、六通同じように封をした書簡を束ねて)
これは帝国学士院の正会員資格を審査中の先生から推薦の依頼、こっちは懇意の醸造所から今年の蜂蜜酒に仕込むフレーバーの調合の相談、
エルフ領から新しく赴任した書記官から、とあるご老人を紹介してほしいっていう頼みごとに、《篝火》のガラテアくんからのお誘いへの返事……
馬で一日、君たちの翼なら小一時間ってとこかな 今日は天気もいいことだし、急がずのんびり飛んでいこう 向こうで一泊することになるだろうから、泊まりの支度も忘れずにね
(軽く荷造りをして、鞍を引っぱり出してきた)届け出は済ませてあるから心配ご無用だとも クロマはブロディを乗せてあげてくれるかい 私がそっちでも構わないけど
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ベレグリエル
2024-06-01 (土) 00:42:42
ふむ、なんとも……ベレグリエルの人脈の広さを感じます……あら?直接渡しに行くのですね?(てっきり、配達人にでも渡して終わりなのかと思っていた竜)
(しかし成程溜まっていたとなれば、返事自体に猶予があっても配達の遅れがあっては困るというのは道理である)
あらあらあら……(そして既に届け出を済ませてあるベレグリエルや、長期休暇の度に密かにお泊りセットを揃えておくブロディの準備の良さに感心もする)
(そんな訳で準備は大して時間も掛からず済んでしまうのだった)……なんともトントン拍子……では参りましょうか。
(荷物はフラプティナに括り付け、クロマ達は「僕たちはこうやって飛ぶのだー」とブロディと交差させた手を組んで飛翔する)
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フラプティナ
2024-06-01 (土) 00:57:18
ウィルの直筆かもしれない手記の真贋を鑑定してほしい、というのもあったかな 私でなくても務まるけれど、私がやれば早く済む 世の中にはそういう仕事が山ほどあるんだ
人助け、というほど大袈裟なものでもない フラプティナもクロマもブロディも、人との関わりが増えるほどそういうことが増えていくはずだよ 手紙は行きがけに出していこうか
(黒曜石の竜の優美な姿を何度でも惚れ惚れと見上げ、飛行用のグローブをはめた手でなだらかな下腹や後肢の隆々たる肉付き、翼の付け根などあちこち撫で回して愛でる)
ふふっ、私のドラゴンくんは今日も最高にカッコよくてかわいいね(首を下げてもらって口付けを交わす)二人とも……それ、本当に大丈夫なの? 何なら三人乗りでも良さそうだけど
まあいいか、君たちに任せる(地図を示して飛行経路を読み合わせ、騎乗して手綱を握る 首筋を優しく撫でて)出発の時間だ 北北西に進路を取って、安全第一でいこう
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ベレグリエル
2024-06-01 (土) 01:54:12
(そうした“縁の品”を称するものは様々な場所に無数にあるのでしょうね……と思いを馳せつつ)
(対して自身の縁は400年の間にほぼ絶えてしまった。偶にベレグリエルと墓地で遭遇するのもそんな理由だ。そんな中、剣を預けた者の子孫が今も繋がっていたのは奇跡と呼ぶに相応しいだろう)
(学業に必要な品を発注し、代わりに仕入れの手伝いなどする事で双方向の繋がりを得た。ベレグリエルの言うのはこういう事なのですね、としみじみ頷いて)……承知致しました。
ふふふっ、有難う御座います……(撫でる手と口付けにいつものように鈴を転がす声で歓びを伝え)
(「僕の魔力操作はフラプティナと比べると大雑把だからね、練習に丁度良いんだよ。そして実はそういうのはブロディの方が上手い」「フラプティナ様の薫陶を授かりましたので」ということのようだ。経路確認ヨシ、各々静かに空へと舞い上がる)
……今日は佳い風が吹いていますね(高速飛行時はマナ推進も併用するが、今回は急ぐ旅でもないので翼はしっかりと風を捉え、空力を活かして空を滑るように進んでいく)
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フラプティナ
2024-06-01 (土) 02:21:24
(帝都ディンデルから北北西に80キロ、今では交通の要衝として栄える地方都市に一行の姿があった 折しも年に一度の祭礼の季節を迎え、街は華やかな祝祭ムードで沸き立っている)
(往来には出店が立ち並び、若きウィルハルトの肖像をあしらった商品が山と積まれ、一日二度のパレードには北の勇者一行に扮した市民が目抜き通りを賑々しく練り歩く)
(市民合唱団が勇者の武勲を伝える賛歌を高らかに歌い上げ、街の公会堂では子供たちの劇が演じられる 演目はもちろん北の勇者の魔物退治だ)
(現地に到着した直後から超過密スケジュールをこなし、市長や街の顔役たちと市内の各所を回って挨拶の講演をこなす 合間合間に近著のサイン会や握手会なども催されて)
(夜には特設ビアホールと化した中心広場でお酒を酌み交わし、宿に戻れたのは夜更けになってからのこと 部屋に入るなりベッドにダイブして)
つ、疲………れ…た……
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ベレグリエル
2024-06-01 (土) 22:19:52
(フラプティナ達はと言えば側に控え、時折ひそひそ言葉を交わす姿が目撃されていた。事情を知らぬ者達からは『竜人の秘書と侍女が合わせて三人も……流石だ……』などと囁かれていたとかいないとか)
お疲れ様でした……ちょっと行って手紙を渡す程度、と考えていた此身が甘かったようですね……ローブがシワになってしまいますから、早めに着替えてしまいましょう?(風呂に入るにせよ、着替えは出しておく)
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フラプティナ
2024-06-01 (土) 22:30:09
手紙は手紙、お祭りはお祭りで別の用事だからね……毎年ではないけど、時々こんな風に顔を出してるんだ 帝国のあちこちにこういうお祭りがあって…
ウィルと旅の仲間たちが人助けをした伝説が残ってる こんな風に盛大にやってくれるのは…もちろん感謝もあるだろうけど、たくさんのお客さんが遊びに来てくれるからだ
(早い話が経済を回す客寄せパンダのようなもので、それも承知の上で付き合ってもいる 伝説の登場人物に敬意を払う人もいれば、ただのビジネスパートナーと考える人もいて)
うー………調子に乗って飲みすぎたかな
(のろのろと起き上がって不承不承ローブを脱……げない!)あれ……フラプティナ…頼んでもいい?(ばんざいのポーズ)
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ベレグリエル
2024-06-01 (土) 22:40:39
そうした所は人の子の逞しさが垣間見えるようですね……単なる楽しみになっている部分もあれど、長い時を経て尚、感謝を忘れないというのは好い事です(きっと所によってはトーマの祭も両方催されるのだろうな、と思いつつ)
(ベレグリエルがもぞもぞと脱ごうとしてよろけるのを支え)あら、ふふ。いけませんね……では失礼して……(するすると淀み無い手付きで紐を解き、留め具を外し)
(ばんざいの腕に沿って袖を抜いて)はい、少しお尻を持ち上げてくださいね……(手早く脱がせてしまう。別に慣れているのではなく、単によく見て構造を推察していただけのことである)
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フラプティナ
2024-06-01 (土) 22:50:19
(脱がせ方さえ心得ていればすぽぽーんと手早く脱げてしまうローブであった 左右の髪を束ねる飾り紐を緩めようとしてこんがらがって)………これもお願い…
(長い三つ編みも解いてほぐして、ふらふらとバスルームに向かう道すがら、水差しの冷水をグラス二杯分呷って一息ついた)ふぅ……君たちは平気そうだね…
一緒に入りたい子はどうぞ ふふっ…ここのお風呂がね、結構大きくて素敵なんだよ みんな入れるかな…?(答えを待たずにお風呂に消えて、お湯を使う物音がし始めた)
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ベレグリエル
2024-06-01 (土) 23:06:01
(これで貞操を堅く守ってきたというのだから奇跡と呼ぶべきか、それともただ信頼する者の前だからか……両方ですね。と結論しつつ絡んだ飾り紐も容易く解いて)
(転ばぬように何時でも支えられるポーズで付いて行く)竜というものは大抵の場合、酒気に強いのですよ(今夜の場合は出先というのもあって、ある程度セーブしているのもあるが)
むむ、なんと甘美なお誘い……やはり我が家の風呂場も改装すべきですね(是非もなし、脱ぎ始める黒曜の竜)
(「……着替えは用意しておきますね」「いや君も入るんだよ?」「中に水が入ると困りますので」「いや君研修でも水遊びしてたしね?」とかなんとか漫才しながら結局全員入る)
わあ、本当に広いですね(にょろりと尾を使って下半身の前部分を隠している。“中身”を増やしてから更に裸で過ごす時間が減っていたので、そこはかとなく羞恥心が芽生えたらしい)
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フラプティナ
2024-06-01 (土) 23:25:24
お祭りの時だけはいい部屋を当ててくれるんだ ふふふ(熱いお湯を頭から浴びて一日の汗と疲れを洗い流していた 長い金の髪が水を吸い、身体を覆うように貼りついて)
普段はこうはいかないから、彼らとしても現物報酬のつもりなのか……水が入るって、どこに…?(まだほろ酔い気分でゆらゆらしながら身体を泡立てようとして)
ほらほら、お師匠さまの背中を流すのだって弟子の務めだ(三人に任せることにしてリラックスしきった背中を向ける)昔この近くに、とても大きな瘴気だまりが発生してね
魔物は湧き出るわ、得体の知れない疫病が蔓延するわで壊滅的な被害を出したんだ 住民たちは蜘蛛の子を散らしたように逃げ出して、留まる人はごくわずか……
この街の名が、地図から消えたっておかしくなかったんだよ そこに私たちが通りがかって、魔物たちと瘴気だまりに対処した 君たちも例の「聖遺物」を見たんだっけ…?
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ベレグリエル
2024-06-01 (土) 23:50:27
(現物報酬、成程何だか納得してしまった)……ええ、ええ、お任せ下さい。広いので頭をぶつけることはないとは思いますけれど(三者三様……ならぬ二様の裸体)
(双子は言わずもがなとして、侍女は普段露出の少ない侍女服の為、実質的に初めてベレグリエルの前で肌を晒すことになる)
(ほぼ肌に近い質感ながら、滑らかなボディラインに人間とは異なる部分が散見される。特に目に付くのが関節部。球体で繋がれた形になっているのだ)
(それはさておき石鹸を泡立てて……「よし、体で洗おう」「それは流石にいかがわしすぎるのでは……」結局、三人交代で普通に洗っていく)
この街が潰えず存続し続けたのは僥倖だったのですね……聖遺物……と申しましてもどれがどれやら……(疲れ知らずの身であっても、『今日一日いっぱいいろいろありましたねぇ』という感想にはどうしてもなってしまう)
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フラプティナ
2024-06-02 (日) 00:08:22
あはは、くすぐったいってば(肌に触れられたこと自体があまりなく、耐性が無いためにくすぐったがりであった 笑いをこらえながら洗われて、洗いっこして)
ブロディくんはなんだか……すごいね! すごいとしか言いようがない フラプティナもクロマもすごいけど、関節のところ…義肢という訳ではなさそうだけど(もう一度湯を被った)
(髪が熱い湯に浸かってしまうのも構わず肩までどぼんと浸かって)うーん、さすがに四人は……いけそう? 無理そうなら先に上がるから、君たちはどうぞごゆっくり…
聖遺物ね、いろんなのが残ってるけど、黒っぽい染みがついた緑色の布があったでしょ? あれ、ローブの切れ端なんだ 瘴気だまりを仕込んだ黒幕と対峙した時……
ウィルが深手を負ってしまってね ひどい消耗戦になって、とっさの応急処置に裾を裂いて使った(お湯の中でふくらはぎを揉んで)あの布は私たちの戦いの記憶であって…
今でもこの街に、丈の短いローブを着た人が多い理由でもある そう、誰かが真似たのが伝統衣装になっちゃったんだ(やたら多かったでしょ、と笑っている)
--
ベレグリエル
2024-06-02 (日) 00:28:02
普段あんなに思いっきり出ていますのに……(「出てるのに……」「弱点じゃないと思ってました」と言っている三人とも別段擽り耐性が高い訳ではなかったので、大層楽しげな洗いっことなった)
仔細は長くなりますのでまた近い内に……義肢、というのは部分的に正解ですね。言うなれば……全身義体?(「ベレグリエル酔ってるし、ね」「語彙がやや死んで居られますね……」)
(金糸が湯にたなびくのもまた美しい、と思いつつ)いえ、入りましょう。入ってみせますとも、ええ(「ブロディは僕の膝ね」「恥ずかしいんですけども……」とどうにか入りきった)
ああ、あの……(説明書きは簡素であったが、戦に身を置いた事のある者ならばあの染みの出来た状況は簡単に察することが出来た)
(一緒になってベレグリエルのあちこちをふにふにマッサージする三人)……成程。各地に残る伝統や風習と言ったものは案外、不測の事態の結果だったりするのかも知れませんね?
--
フラプティナ
2024-06-02 (日) 00:45:52
最初のお祭りは、私たちの冒険から10年後に行われた その頃には疫病も終息して、人が戻り始めていたんだ 復興がしっかり進んでいることをアピールしようっていう意図もあってね
当時はもう帝国が成立していたけど、旅の仲間たちで存命のメンバーが集まって盛大にお祝いしたんだ 私たちとしても、催しが復興の助けになるなら願っても無いことだった
でも最近はね、ウィルや旅の仲間たちの話が、センセーショナルに脚色されて盛られるようになった 史実の真実性は二の次みたいな風潮が生まれてきてるんだよ
私が記してもいないことを拡大解釈して、小説が史実のように扱われたり、私の知らない「史跡」が作られたりもした みんな始まりの日の気持ちを忘れてしまって…
今はお祭りという産業だけが残ってるみたいだ(ふくらはぎを揉まれたり肩を揉まれたりする分にはくすぐったさも我慢できるようで、されるがままにぷかぷか浮いている)
でもまあ、あの日この街を護ろうとした人々の子供たちが豊かに暮らす助けになるなら……別に構わないのかもしれない ウィルならそう言うだろうしね
私としては、最低限のラインが守られてることだけ見ておきたくて…時々顔を出してるんだ それから、理由はもうひとつ………この地に伝わる物語には、ただひとつだけ嘘がある
--
ベレグリエル
2024-06-02 (日) 01:16:25
ふむ……(よくあることではある。英雄かくあれかしと望んだり、或いは只々派手な方が売れる等、考えはそれぞれだろうが……それは確かに始まりの気持ちを忘れている、と思った)
(よくあることで、歯止めをかけるのは難しい。それでも人々の為になるならばという考えはウィルハルトと、それを通したベレグリエルの想いには、思わず揉む手付きが穏やかになった)
(「浮いてるね……」「浮いてますね……私は浮きませんが」「サイズは充分だけど材質がね……」という小話は置いておいて)……偽り、ですか?得てして歴史の影には明かされるに不都合な真実はつきものですが……
--
フラプティナ
2024-06-02 (日) 01:33:45
嘲笑うもの
(
ラトロンズ
)
の使徒と対峙して、その策謀に終止符を打った 事実ではあるけど、全てを語ってもいない つまり……私たちはね、悪神の使徒を倒せなかった
正確には、滅ぼせなかった…かな、彼は
嘲笑うもの
(
ラトロンズ
)
の恩寵を一身に受けた魔人……ウィルを圧倒するレベルの高位魔族だったから、無理矢理にでも封印するだけで精いっぱいだった
封印は時間が経てば綻んで、緩んでしまうものだから時々は点検がいる 幸い、今まで事故が起きることはなかったけど…魔人を封じた独房は、今もこの街にあり続けている
例年通りなら、メンテナンスだけしておしまいなんだけど…今回は君たちがいる そこでだ(湯の中で二人の尻尾をぎゅっと掴む)時の権能を持つ君たちが力を合わせたなら……
局所的にでも、時の流れを早めたりできないかな? 恥ずかしながら、力不足で先延ばしにし続けた宿題が…今なら解けるかもしれないって思ったんだ
--
ベレグリエル
2024-06-02 (日) 02:12:36
ふむ、そういうことでしたか……んひゃんっ(「ひぁんっ」双子は尻尾を捕まれあられもない声を同時に上げ、機能的でないという理由で尾を異空間に格納していた侍女は密かに残念がった)
(湯に温められた以上に頬を赤らめつつ気を取り直して、小さく咳払い)……早める、ということは封印の中で枯死させる、というようなイメージで宜しいですか?
(「46億年位進めちゃう?」「そこまで行くと別の物が生まれそうな気が……」何にせよ、乗り気なのは伝わるはずだ)
--
フラプティナ
2024-06-02 (日) 02:24:48
私たちが対処して、ともかく事態は収束を見た 死の恐怖に怯え続ける日々の終わりを誰もが喜んでいた 「終わった」ことにしないと前に進めない人もいるんだよ
使徒は元々人間だった 悪神の寵を受け、自らの手で厄災を広める様になるまではね 私たちは彼の暴虐に五百年の孤立、無音、飢餓…虚無で報いた とうの昔に死んでいるならそれでいい
かつて人だったものの心は……どれくらいまで耐えられるだろうね(理解の通りと頷きを返して、フラプティナの首筋に、クロマの頬に口付けをする)
ともかく、お祭りは明日も続く 滞在の最後に処置していこう それまでは……(ブロディを膝の上に乗せ、後ろからおなかを抱く)君たちといられる時間を楽しむとしよう
明日は午後に二時間くらい身体が空くから、市内の見どころを案内するね 君たちに見てほしい、味わってほしい…感じてほしいことがたくさんあるんだ
--
ベレグリエル
2024-06-02 (日) 20:19:57
(戦にせよ災害にせよ、厄災というものは人の心を蝕む。再来など無いと確約されぬ物であっても、一つ区切りを付けねば前に進めぬというのは充分に理解できることだ)
(長命の者の持つ特有とも呼べる精神構造は、果たしてどの時点でどの様に培われるものなのだろうか)
(自身の過ごした時を例に取れば、竜の時代がどれ程続いたかは計り知れないが、過ぎ去って見れば刹那と感じる程の密度だったのに相違ない)
(剣の呪いと相対していた400年程の間もまた(時間の流れに差異があったとは言え)苦痛に感じることはなかったが、その時にはもう“不死なる者らしい”精神構造だったのだろうか)
(対し、封印されたまま500年の時を只々無為に、得るもの無く過ごすとは。退屈で身体が滅ぶ事はなくとも、精神は朽ち果てよう事は想像に固くない。それでも)……念には念を、ということですね。
(首筋への口付けに小さく喘ぐ様な声を漏らし、首を竦める。クロマは頬への感触に、にこーっと嬉しそうに微笑んで)
(そして特等席から特等席に移動して嬉しくも恐縮頻りのブロディ。クッション性のある部分(婉曲表現)以外も多少柔軟性のある謎材質で出来ている)
ええ、承知致しました。それまではお手伝いを引き続き、ですね(双子が両肩に品垂れかかり……祭の夜は更けていった)
--
フラプティナ
2024-06-02 (日) 21:24:42
(結論から言えば、魔人は封印から二月足らずで絶命していた 不和と軋轢をもたらす悪神の権能も、悩み惑わされ悲劇へと追いやられる他者の存在があってこそのもの)
(ウィルも悪神の使徒も、旅の仲間たちも皆忘れていたのだ 人の心は脆く儚く、絶望は悪鬼羅刹の許にさえ等しく訪れるものであることを)
(500年間補修を重ねて維持しつづけた封印を解体し、伝説は真正なる歴史の一部となった 短い旅の終わりに、歴史家は荷物をひとつ下ろしたのだった)
……そういえば、今度は君たちの像を作りたいって相談があったんだ 三人ともカッコいいし、今は君たちが旅の仲間だ 後日図案を送ってくれるから、できれば監修に加わってほしい
像ができたら鳴り物入りの新名所にして、卓上サイズの土産物なんかも作って売り出そうっていう魂胆だ まあ、せっかくだし……とびっきりカッコいいのを作ってもらおう
さて、忘れ物は無いだろうね(買い集めた名産品や顔役の面々から持たされた土産物をしっかりと荷造りして、鞍の上へとよじ登る)
--
ベレグリエル
2024-06-02 (日) 22:14:41
(正直に言えば、この様な結果に落ち着いて強い安堵を覚えた。何事にも万が一はある。それに即応する力は持ち合わせているが、例え刹那であってもベレグリエルの心労となるのは間違いないのだ)
(しかしその長い間喉に刺さった、小骨というにはあまりにも大きな存在はあっけなく潰えた。或いは長命であるが故に心配しすぎたのかも知れないが。なんにせよ愛する者の心の重荷が一つ消えた、それが何よりも嬉しかった)
(故に上機嫌に、しかしあちこちぶつけて破壊せぬ様、抑えめに尾を揺らしていたのだが)……えぇ!?(思いもよらぬ話に、非常に珍しい素っ頓狂な声を上げた)
(「僕はこういうのにはうるさいぞ」「自分のはともかくとして……主達の物に関しては口を挟まずには居られませんよ私」)……どうやら少々面映ゆいと感じているのは此身だけのようですね……
(各々クロスチェックも完璧に、鞍上のベレグリエルの安全も確認して)……ええ、大丈夫。立つ鳥跡を濁さず……次回は心置きなく楽しむことが出来ましょう。
それでは参りますっ(来た時と同じく、静かに大空へと舞い上がった)
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フラプティナ
2024-06-02 (日) 22:44:43
ウィルと一緒に世界中を旅して、行く先々でいろんな足跡を残してきた 中にはこんな風に、解決しきれなかった話もあって……もしも君たちが手伝ってくれるなら…
ひとつずつ、少しずつでも因縁を解いていきたいと思うんだ(全身に風を感じて、底抜けに蒼い空へと吸い込まれていく)フラプティナにクロマ、ブロディと旅をする理由にもなる訳だし
そうだ、次の休みには君の住まいを訪ねてみようか? 帝都に来る前に暮らしていた場所、見てみたくてさ(手綱を引いて鐙を絞る 高度はこれくらいで十分、という合図だ)
帰ろうか、フラプティナ 君たちのおかげで楽しかった 着いてきてくれてありがとうね(帝都目指して悠々と飛び去ってゆく 後日届いた設計図は躍動感に満ちた騎竜像のものだったという)
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ベレグリエル
2024-06-02 (日) 23:33:13
ええ、ええ。是非とも力添え致しましょう、其方の幸いとなるならば……それは此身の「僕の」「私の」幸いとなりましょう(詠うように三頭の竜が答える)
ああ、佳いですね……人の子らにとってはとても寒い所ですが、人里や山海とは違った美しさがあります(それは例えるなら野生の獣に見出す美に近い)
(合図に合わせ高度を保ち、安定飛行)こちらこそ、とても楽しゅう御座いました。お誘い頂いて嬉しかったです(飛び回りたい様な気分を抑える代わりに、声が弾んだ)
(届いた設計図には各々題材選びを称賛しつつも、本竜以上にクロマとブロディの厳しいチェックが入った妥協なき仕上がりとなったであろう事は想像に固くない)
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フラプティナ
2024-06-02 (日) 23:53:35
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2024-06-04 (火) 00:46:12
(穏やかな休日の昼下がり。主達は珍しくそれぞれ別件で出かけたため、帰る時間もバラバラの予定だ)
(さりとてする事は変わらず。掃除に洗濯、炊事だけはゆるい当番制で、毎食作る訳では無い……というよりフラプティナの作る頻度が高かった)
(そして掃除と洗濯は既に終わらせており、夕食の食材も買い足しの必要がないと確認してしまえば、どうにも手隙の時間が生まれてしまうのだった)さて、どうしようかな……
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ブロディ
2024-06-04 (火) 01:43:48
(何日かル・コンセルトで過ごす日が続いて、ふらっと帰ってきてみると所在なさげなメイドをみつけた)おや、君ひとりなんて珍しい 考えごとかいブロディくん
よければちょっとお話しようか やらなきゃいけないことが他にあるなら、一緒に早く終わらせてお喋りしよう 考えてもごらんよ、こういう機会は滅多にないことだ
(フラプティナもクロマもそれなりに話してきたものの、彼女とはこれまでゆっくり話す時間も無かった もしかしたら、三人の中で一番謎が多い人物かもしれなかった)
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ベレグリエル
2024-06-04 (火) 22:53:12
(空き時間に主の書斎から本を借りて読むのが通例であったが、つい最近読んでいた大長編が完結したばかりでそういう気にもなれず、結局座ったままぼんやりしていた)
……あっ、お帰りなさいませ(立とうとして漸く、猫が膝の上で眠っていたのに気が付く体たらく。失礼ではあるが起こすのも忍びないので座ったまま会釈と相成った)
実の所、主のお世話以外の事は粗方終えてしまいましたので……お話を(お茶を淹れて参ります、とベレグリエルに声をかけると……慎重に慎重に、大きな猫を隣の椅子に移して)
(キッチンへ、そしてすぐさま戻って来る。魔術ですぐに湯が湧く。便利だ。トレイにはティーポットとミルクピッチャーにカップ、サックサクのクッキー)お待たせ致しました。
しかし……いざお話となると困ったもので。私から提供出来そうな話題はあまりありませんで……(紅茶を2人分注いでいく)
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ブロディ
2024-06-04 (火) 23:10:37
(住人といえばもう一人、このエルフよりも先に居ついていた猫がいる 他で見たことがないくらい、尋常でなく大きい猫だ 猫ではなく小型の獅子かもしれない)
(彼または彼女とはお互い干渉することも少なくあまり触れずにいたものの)ああ、大丈夫……(と言い終える前にティーセットが揃っている勢いで止める間もなく)
ぜんぜん待ってないよ 一体どうしたらこんなに早く出てくるのか不思議なくらいだ…話題ならいくらでもあるじゃないか 君のこと、私はまだ少しも知らないわけだしさ
たとえば君は誰なのか そもそも、君ってドラゴンなのかい? あと、どうしてフラプティナに仕えているのか…まずはその辺から聞いてみようか(いただきます、とカップに口をつけて)
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ベレグリエル
2024-06-04 (火) 23:26:49
(テーブルに移されても眠りっぱなしで、ブロディが戻って来る段になって漸く『なんか何時の間にか動いてるんぬ……まあいいか……ぬ』とばかりに大欠伸をしてもう一眠りに入った猫)
(ブラオルさんには後程ちゅ……ぅるを差し上げませんと、と思いつつ)一流の訓練を積んで参りましたので。私のことなど聞いてもさして面白い話は無いんじゃないですかね……とは思うんですが(一行で矛盾する侍女)
(どうぞお召し上がり下さい、とベレグリエルが口をつけるのを待って、自分も一口)……では順を追って。ドラゴン、と言えばドラゴンですし、ドラゴンじゃない、と言えばそうかも知れません。
(後にフラプティナより聞いた、助けられた時の状況を話す。何処よりかゼイム北限の地へ墜落し、“おおよそ金属と肉の塊”という酷い状態から今の形へと整えられたのだ)
……ですので魂と呼べる物があるとするならば、大まかには人と竜の混合物。ボディの種別としては自動人形、という物のようですね。
(どこか他人事のように話すのは、同種と出会った経験がなく自分の中での確証がない為だ)
命を救って頂いて、体を動かせるようになった後はこの世界で生きる術を教えて頂きました。その大きな御恩に報いるべく、今もお仕えさせて頂いております。
(『妹のように可愛がっているつもりなのですが、侍女の立場を固持しようとするので少し寂しいのですよ』とは後日零したフラプティナの弁である)
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ブロディ
2024-06-04 (火) 23:52:10
一流の訓練っていうフレーズからすでに面白くない? それを受ければ私もパーフェクトなメイドエルフになれるのかな……ドラゴンくんたちはみんな受けてる訳じゃなさそうだけど
(最初の身の上話は以前耳にしていた経緯とも符合していて)墜ちてきたのを助けたって聞いて、うまい具合にキャッチしたのかと思ってた バッチリ墜ちてたんだね……
何であれ生きててよかったよ、本当に…君の意識は一度完全に途切れていて、言ってみれば人のものか竜のものかもわからないわけだね その区別自体に意味がなくなってしまった
君たちが絡む話の常だけど、想像を絶するような話だ(感嘆の吐息を漏らしながらお茶をいただく)フラプティナはたぶん、恩を売ったつもりなんてないんじゃないかな
謙虚な性格だし、
当然のことをしたまでです
(声を作って)とか言ったんじゃない? その上でおそらく、君には好きなようにしてもらってる…
なら、もう少し聞いてもいいかい? 私のことはどう思ってる? 大切なフラプティナが取られちゃった、みたいに考えたりとか…三人一緒に、ブロディも巻き込んでしまったことは?
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ベレグリエル
2024-06-05 (水) 00:19:07
ふふ、それ程でも(褒めた訳ではない気がする)んんん……ベレグリエル様は節制の面でちょぉぉっと難しいかもですね?メイド姿は大変喜ばれると思いますが……!(一流の訓練とは……と思わざるを得ないフランクさである)
そですね、でも元々相性が良かったんでしょう……再生されて多分500年位は経ちますけど、その手の不一致みたいな不具合は一切ないですしね。あーでも長生きでもなんともないのはドラゴン優勢なのかもです。
(竜の部分はこの世界にルーツがあり、しかし人の部分は異世界の物。言ってしまえば異物が混入しているのだが、この安定度だ。主の御業は疑いようがないが、その上で相性の良さもあるのだろう)
あーはは、言われましたねぇ(似てます似てます、と小さく拍手)そうなんですよ。本当は要らない世話なのかも……って思ったりもしますし(古き竜の完全性を思えば、甘えることで甘やかしているのだろうとさえ思うが)
はいどうぞ……って、いえいえいえいえそんなそんな(角と手が空を切る音がするくらい、首と手を振って否定する)むしろこう……主様にとって大事に想える人が出来て良かったなあって。
あ、でも寿命長くないタイプの人だったら反対したかな、とは思いますね。結局は押し切られると思いますけど……って感じなので、一緒にっていうのはこう……なんて言ったら良いんですかね……間に挟まって良いのかなあって……
同時にクロマ様もいらっしゃったので、自分を消そう!みたいな気持ちは薄まりましたけど。や、消そうは言いすぎですけど。本当はこう、主様の幸せを影から応援出来たらいいな……位の気持ちだったので。
(結構な勢いで喋ったので一息ついてお茶を飲む。落ち着く香りだ……と内心で自画自賛して)……纏めると、私にとって大事な人が一気に増えたので戸惑った、って感じですかね。
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ブロディ
2024-06-05 (水) 00:50:36
500年前っていうと……ちょうど神代の終わりくらい、私がこの地に居ついた頃のことだね 当時は地方の事件で詳細が伝わっているものも少なかった
何なら、今の姿になってからの方が長く生きてるまであり得るのかな 自分なんかいてもいなくても変わらないじゃないかっていう悩みはね、人は誰もが抱いているものさ
私だってそうだよ 私なんかがいなくたって、ウィルの子供たちはうまくやってる 少なくとも、ここ最近はね でも、私を必要としてくれる人もいるにはいるんだ
だから、居ていいんじゃないかな君も………何というかね、君たちの付き合いの長さについて話には聞いていたし、長さで言えば私とウィルみたいなものも言える
あの子がたくさんの素敵な人に好かれて、結ばれて…心から「良かった」と思えたんだ(胸に手を当てて)ブロディくんの感慨もこれに近しいものかもしれない
君が同じ風に感じてくれたのは、フラプティナの幸せを心から願ってる証とも言えるだろうね みんな一緒に、って言ってみたのは……
そう、君がどこかに行ってしまいそうだったから クロマは平気で付き合ってくれるだろうけど、ブロディのことは正直よくわからなくて…(カップを置いて)
(緋色の髪の侍女へと近づく 杖にもたれて、左の手をとり唇を当てる)
逃げられないようにした
あの子がひとつを得る代わりに、ひとつを失うことがないように
外堀を埋めて、どこにも行けないようにした 身勝手な私のエゴに巻き込んで、怒られるつもりでいたのに…君という人を見誤っていたみたいだ すまなかったね
その上で、一番大事なことを聞かないといけない ねえブロディ、フラプティナと同じくらいに(身をかがめて、顎に手を添え)私のこと、好きになってくれるかい(唇を近づけた)
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ベレグリエル
2024-06-05 (水) 01:19:08
(そう言えばあまり考えたことはなかったが確かに、異世界の人間が余程長生きでもない限りは、恐らくこの姿で生きている方が遥かに長い)
(人間の基準では充分恩を返したとも思えるが、その内の400年は手の届かない歯痒い時間だった)
(それをただ見ているだけの自分を許せず、王国で、そして後には帝国でも侍従としての技術を学び、再び主が目覚めた時に十全に仕えられる様に自身を磨いた)
(その上でもやはり『居なくても良いのでは』という疑念は拭えなかったが、この様に素敵な女性でも同じ様に思うのだと知ると、そして居て良いのだと認められると……喜びと安堵が胸に去来する)
(影から応援出来たら、という思いは確かにベレグリエルの危惧は当たりに近い。この世界に筋書きがあるならば、自分の配役は侍女Aで良いと思っているのだ)
(だから、だから)
ふぇぁ!?
(手の甲にキスが来て、思う様変な声が出る。いつか読んだ物語の一文が混乱する脳裏に躍った)
(
『人生という物語は誰もが主役なのだ!』
違う、私はそんな大層な者では……いやスタート時点でだいぶ大層な事になってはいるけど!だからって、そんな、泥棒猫!とか言われそうな配役は)
(……あーいやでもフラプティナ様はOK出しそうな……クロマ様は泥棒猫って言いそう。冗談で。まさか家政婦は見たならぬ見られたになるとは……いや、ブラオルさん以外見てない、というかブラオルさんすら見てないけど……!)
(わわわわ顎クイだよ困ったなー!背後壁じゃなくて良かったなー!良くないよ!ああ、うわ、顔良い……いやまあそりゃね、主の大事な人ですから?私にとっても大事な人ですけど?)
(竜の高速思考がぐるぐる猛回転して、オーバーヒートしそう。平素ここまで感情の乱れない自分がこんな風になるなら、それってもうそういう事じゃない?)
……っ、こんなズルい人って知ってたらちょっと反対してたかも、です(恨みがましい目もこの距離では役に立たない)
(自動人形の人に引けを取らぬ柔らかな唇は震え……罪にも似た甘い囁きを紡ぐ唇がそれを塞いだ)
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ブロディ
2024-06-05 (水) 01:49:19
(色々なことが脳裏をよぎってそうな表情をしていた 最初に想像できたのが、二人はどう思うかということ この点についてはもう確認が取れていると考えていて)
(次に思い当たったのが、ブロディが自分自身を半歩後ろに置こうとしている可能性だ この点についてはむしろ、変に差をつける方がいけない気がする)
(最後に想像したことは、色恋など自分には相応しくないと考えている線―――いずれの可能性についても)大丈夫………(ただ、肯定と需要の言葉を口にした)
(唇同士が触れあって、柔らかく自然な感触は生身でないことを忘れてしまうほどで、彼女の緊張ごと食んでしまうようにゆっくりと味わう)
(いつもクールな表情がうろたえて崩れた様子はとても愛らしいもので、カップを取り落としてしまう前に机の上へと取りのけて)……………ん……
(まだまだ慣れないなりに試みてきた練習の成果が少しなりとも発揮され、そして行為そのものから大きな悦びを味わえることにひそかな満足を覚える)
(兵法の常道をなぞるとすれば、立ち直らせる暇を与えてはいけない 菫色の瞳を見つめながら、頭を支えるように後頭部に手を添えて、唇の間に舌を割り込ませる)
(最初の一撃ですべてを塗り替えるつもりで、浅く息を継ぎながら、彼女の逡巡も躊躇の一念もひとつずつ喰らって飲み干してゆく)
……………はぁっ……は、ふふっ…君はそういう顔もできるんだ(こちらも火がついてしまったように身体が熱を発していた)
(手放した杖が倒れて音を立てた)ズルい人…? まさか、それは違うよブロディくん 私は、君がこの先に出会う誰よりも―――……
(唇は付かず離れず、匂い立つほどの色香をまとって昂ぶった表情をゼロ距離で見せつけながら膝の上に跨り)
怖い人だ
(囁いて、蕩けるように熱い口付けを再開する)
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ベレグリエル
2024-06-05 (水) 23:40:20
ん、っむ、ぁ何が……っ(大丈夫って何がどう大丈夫なのか。多分一番大丈夫じゃないのは自分の感情なのだけれども、何を根拠にそう言い切るのかこの御仁は)
(手から唯一の武器であるカップが奪われる。いや使わないけど、素手の心許なさたるや……曲がりなりにも竜の膂力で突き飛ばしなどしたら最悪何もかも終わりになる。色んな意味で)
(脳内は超高速で抵抗の道を探るも早々に諦めモードにシフトし始める。嫌という訳ではない、ないのだけど……とっても悪いことしてるような気分は拭えない。と、後頭部がホールドされ)
(うぉ入ってきた。これは完全にキャパい。キャパいってなんだ?人間と同じ構造の口内で、同じ形でありつつも、やや異なる感触同士がぬめり、絡み合う)ん゛、ふ……
(今飲まれている液体は人体に無害だったかな、と何か何周か回って妙に頭が冷えてきた。唇が離れればぐっと眉根を寄せ柳眉を立てて、最大限の抗議を込めた恨みがましい表情を続行する)
(ブロディは主と対称的に(プロポーションはともかく)全体的にコンパクトに収められた設計のボディである。ベレグリエルが跨るように座ると、常人なら抵抗の意思が削がれるようなサイズ差だ)
(力では勝てるが、様々な意味で傷つけずに済ませるのは難しい。そういう意味でも)怖い人……ん、一つだけ、約束して下さい……んんっ……
(熱烈に攻め立ててくる唇の合間に言葉を挟む)っぷぁ、は、っ諸々の、初めては……ん、む、ふらプティな様に……ちゅ、でなければ、わた、しの、ん、気が済みませ……んん、ので。
(興奮だとかそういうのも良く分からない、ただ混沌とした思考。上擦り、乱れた声で、それでも主の一番の幸せを願う)
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ブロディ
2024-06-06 (木) 00:26:45
…………ふぅ…っ……(吐息が乱れて、行為を終えても尚鼓動が高鳴ったままでいて)もちろん、そうなるだろうと思ってるけど……だからこそ、というのかな
君とのことも、曖昧なまま放って置きたくなかったんだよ 話を聞いて、気持ちを確かめて、君なりに私を気に入ってくれるならそれでよし…
いろいろと普通じゃないのはわかってるから、わからないなりに関係を進める前に……できることはしておきたかった(唇の間を伝う銀の糸を指先に絡め取って)
ねえブロディ、君の心配はたぶんこうじゃないかな 君が私に付き合う分だけ、フラプティナやクロマの分が減ってしまう…減るっていうのもおかしな話だけど
(手を取って、正面同士でつないでみる)私もそれは考えた 考えたけど、それは自然なことで…これから長く付き合っていくには悪くないんじゃないかって思ったんだ
ほら、どんなに美味しい大好物だって毎日は食べ続けられないでしょ 君たちが求めてくれる分には応えたいと思うけど…毎日いろんな変化や抑揚があっていいはずだ
うまく応えていけるかどうかは、私のがんばり次第ってことで……フラプティナとクロマとブロディ、三人一緒がいいって口にした時から、覚悟を決めたつもりだよ
そういう訳で、改めて……ふつつかな私だけど、君たちみんなの幸せのために、力を合わせてやっていこう よろしくお願いね、ブロディくん
--
ベレグリエル
2024-06-06 (木) 01:51:48
(ベレグリエルの艶めかしい様子に感じる所が無いではないし、その様に想って貰えるのは勿論嬉しい)
(他方、性急すぎやしませんかとも思う訳で……一緒にお風呂入っておいて何だけど。出来ることはしておきたかった、ってステップ進めすぎでしょうに)
(いや減る減る。寿命が長いったって、結局はベレグリエル様は一人。それこそ三人に増えでもしない限りは……って言うと増えそうなんだよねこの人。『これはね……“増える魔法”だよ』とか言って)
(そう考える内に『しょうがない人なんだなあ』とちょっと気持ちに整理がつく。繋いだ両手でふと思い出したせっせっせ)
(……のよいよいよい……良いではないか?ふっと笑って)……それっていずれ『そろそろ新しい味も欲しいな』とか言い出す前フリみたいですね?(笑みを深めれば、とっても意地悪な顔)
まあ流石に?私自身でさえも間に入るのを葛藤してしまうというのに、増してそれ以外の誰かが入るなんて当然許容出来ませんから……余地など残さず、三人で食べ尽くしてしまいませんと……(完成形はふふりと暗黒めいた微笑)
……なーんて。フラプティナ様の幸せ以外に望む物の無かった私でよろしければ……勿論、新たな望みを抱かせた責任は取って頂きますよ?(ちょんともう一度唇を触れさせて、浮かべる笑みはいつも通りに)
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ブロディ
2024-06-06 (木) 02:36:32
それは買い被りっていうものだよブロディくん 一体全体どこの世界にドラゴンくんが三人もいて「物足りないな……」なんて言い出す輩がいるのさ
英雄色を好むなんて言うけど、そんなのもう歴史に名を残す大英雄じゃないか ちょっと前まで完全に枯れてた…今も半分そうだけど、私には絶対に無理な芸当だよ
何なら私たち四人の中で一番世俗に通じてるの、君だったりしない……? 今までずっと浮いた話と縁が無かったし、むしろ私は教わる方だ
まあ、気持ちのいいことは嫌いではないし…君との口づけは素敵だった お手柔らかに頼んだよ(唇が触れて、離れて、二人きりのお茶会を再開するのだった)
--
ベレグリエル
2024-06-06 (木) 20:12:24
🐲 --
2024-06-06 (木) 22:23:09
……時にベレグリエル。出会いから一年が経とうとしていますが……誕生日は……いつなのか、聞きそびれていましたね……?
(偶に足を運ぶレストランが今日は貸し切りで、何事なのかと尋ねた所ちょっとした誕生パーティを催すと聞いたのだった)
人の子らにとっては中々に重要な祝い事のようですが……此身はそうした物と縁遠く、その存在をすっかり忘れていました……
(人の子はある程度年を取ると祝わなくなったり、或いはキリの良い所で盛大に祝ったりなど形態が変わりがち、という所までは把握していないのだった)
--
フラプティナ
2024-06-06 (木) 22:57:54
誕生日? 私は嵐の夜に生まれたんだ それはもうもの凄い嵐で、雷がゴロゴロ鳴ってるのに負けず劣らず元気に泣いてて…付いた名前が《
心強き娘
(
Beleguriel
)
》……
語りし者の館がひどい嵐に見舞われるのは、たいてい真夏のことだ 7月か8月くらいじゃないかと思うけど、一人でいるとお祝いもしなくなっちゃってね
たしかどこかに書いといたはず…(手帳を紐解いてぱらぱらと遡ってめくり始める)君も覚えてないのかい? 時のはじまりは何月何日なのか、歴史家として興味を惹かれるところけど
--
ベレグリエル
2024-06-06 (木) 23:05:32
成程……ふふ。改めて、佳き名です(名の由来と共に季節に絡めて覚えておけるのは便利ですね、とそもそも習慣がなかった竜は思う)
では、今年からはまたお祝い出来ますね。いつかも触れましたが、暦という物は人の子らの営みと密接に関わっていますから。それ以前の事となると、というわけですね。
ですので……此身とクロマは新たに定めてしまって良いのかも知れません(剣の呪いが解け、クロマの生まれた日ならば相応しいだろうか、などと考えながら手帳をめくる姿に暫し見惚れる)
--
フラプティナ
2024-06-06 (木) 23:22:38
うーん……書いてない(手帳を閉じる)前の手帳を見にいかないとダメかもしれない 昔の記録は近郊の別宅にまとめて置いてあるから、よければ一緒に取りに行こうか?
並みの飛竜の巡航速度でのんびり飛んでも、片道ほんの小一時間で到着するくらい…ディンデルから山ひとつ越えて、すぐのとこだ あっという間に帰って来られる
ちょっとの用事でも飛んでみて、飛行時間の足しにするんだ 君の癖とか機動性とか、もっと掴んでおきたいし……フラプティナ、デートしようよ(ほぼ手ぶらの身軽な装いで支度を済ませた)
--
ベレグリエル
2024-06-06 (木) 23:36:19
あら、それは困りましたね……(全然困ってなかった竜のセリフ)ええ、是非に。
(自分の事を知りたいと言われて心躍らぬ訳が無いし、心通うひと時は多ければ多い程好い)……それに、衆目に触れる機会が増えれば街の者達も見慣れ、無闇に怖れる事も減るでしょう。
(クロマとブロディに出掛ける旨を伝えると鞍を抱えて庭に出て、竜に姿を変える)……さ、参りましょう。
--
フラプティナ
2024-06-06 (木) 23:45:16
ふふっ、そうこなくっちゃ(背中側から登って行って竜具を手際よく装着して、そのまま杖と身体を固定した)このサイズ感というか、視界の高さにも慣れてきた気がする
(鐙をしっかりと履いて項を撫でる)フラプティナの素敵なところを見てもらうのも悪くない…私の姿もあることだしね 今回は荷物もないし、思い切った機動を試してみたいな
飛行経路だけど、宮城のあたりは避けるとして……高高度に上がって庶民街を抜けて、そのまま街道沿いに西を目指すことにしよう(鐙を締めて手綱を引いた)出発だ!
--
ベレグリエル
2024-06-07 (金) 00:02:48
(項を撫でる手に、鈴を転がす声で応え)目指すは人竜一体、ベレグリエルとならば直ぐに叶いましょう……
承知致しました。それでは……!(いつものように静かに舞い上がり、定めたコースに沿って空を駆けていく)
(宮城を避けつつぐんと高度を上げ、庶民街上空を抜ける。関門を境にくっきりと眼下の景色が変わるのを見ながら、街道を往く芥子粒のような人や馬車を追い抜いていく)
(結構な高度に達しているが、風防として展開している力場が気圧と温度をも管理している為、快適な空の旅である)
--
フラプティナ
2024-06-07 (金) 00:16:30
(出発した時には絶好の飛行日和で、追い風を背に順風満々 街道を離れて山岳地帯に向かう道すがら空戦機動を何種類か試してみて)うんうん、流石だ! すごいよフラプティナ
大型の飛竜はどんなに優秀な子でも小回りが利かないものなのに、君は軽々と応えてくれる 加速も制動もレスポンスが抜群にいい まるで私の身体の一部みたいだ
(こまめに誘って飛ぶようにしているものの、飛行時間はまだまだ足りない 騎手が竜を知り、竜が騎手を知ることで人竜一体の境地に近づく 動きが洗練されてゆくのだ)
ふふっ、気持ちいいねフラプティナ 二人っきりでいられる時間…大空に私たちしかいない、この瞬間がたまらない…君も愉しんでくれてるといいんだけど
(などと快適な空の旅を満喫していたのもつかの間、暗雲が立ち込めてたちまち嵐に見舞われる)うわっ、参ったな……なんかごめんね、出かける前に嵐の話なんかしたから…
(夏の激しい雨に打たれて、雷鳴がそう遠くない場所で轟くのが聞こえた)一度降りよう、フラプティナ 霧も出てきたし、雨宿りだ…見えるかい、14時の方向、木立の開けた場所がある
--
ベレグリエル
2024-06-07 (金) 00:27:02
(羽撃きに加えてマナを利用した力場による推進力が無尽の運動性を生み出す。そこが通常の飛竜と大きく異なる点だ)
(更にはそれらの運動で騎手に生じる大きな加速度さえも打ち消している為、騎手に掛かる負担に関しても飛竜で行う空戦機動とはまるで比べ物にならないのだった)
(しかし何より異なるのは)……ええ、其方と二人きり……此身もこの上なく愉しんでおりますよ(言葉で想いを伝え合えることだ。心を通わせる手段は多いに越したことはない)
いえ、此身にとっては楽しく嬉しい話でありましたが、さりとて呼び寄せられたということもないでしょう。
(吹き荒れる風、大粒の雨もなんのその。ベレグリエルが産まれたのもこんな日だったのでしょうか、と思うと少し楽しいくらいであった。吹き飛ばしても良いかな、とも思うが)
っふふ、こうした時の雨宿りも旅の醍醐味と言えましょう……承知致しました(指示通りに進路を取り、高度を落としていく)
--
フラプティナ
2024-06-07 (金) 00:50:33
(帝都近郊の山地でもあり、瘴気だまりやはぐれた魔物の気配などなく、念のため獣除けと虫除けの魔術を打って地上に降り立つ)よいしょ……っと
ふふふ、濡れちゃったね(全身ずぶ濡れで翼の下に入って、雨水をたっぷり吸った袖を絞る)鞄も少しくらいの雨なら防いでくれるけど…中身は見ない方が良さそうだ
手帳も本も置いてきて正解だったよ(飛行用のグローブを外して、黒光りする竜の横腹を素手で撫でる)ふふ、
ふ…ぇ……っくちゅん!!
んん………
うわ、ブーツの中までびちゃびちゃだ ねえフラプティナ、君は大丈夫? 寒かったら言うんだよ…って言っても、たぶん言わないか 君だけ雨ざらしにもできないしね
(ちょっと待ってて、と翼の外に出て、短い詠唱と共に杖を大地に突き立てる 少し離れた場所に樹々が芽吹いて、広葉樹の枝葉でできたテントのような構造物が完成した)
これでよし、と……(即席の屋根と床のある秘密基地にブーツを脱いで上がり込む 鞄の中にまだ乾いたタオルを見つけ、手招きをして)おいでフラプティナ、君も一緒に
///文通スイッチON!
--
ベレグリエル
2024-06-07 (金) 01:21:58
ええ、本当に……(翼を傘に、ベレグリエルに降る雨を遮っていると、ふといつか聞いた“幸せとは……”の歌い出しで始まる吟遊詩人の
唄
を思い出した。成程、然りである)
(横腹を撫でる手に心地良く思うのも束の間、可愛いくしゃみに小さく笑いつつ、祝福の言葉を囁く。竜の時代にはもう在ったとも言われる風習だ)……ええ、少しも寒くありませんよ……?
(何をするのか、と見守っていると不思議でなんとも可愛らしい物が作り出されて、目を細める)……はい、ではお言葉に甘えて。お邪魔致します……(人型に変わり、テントへ上がり込む)
(竜の身ではいくら濡れようとも大したことはないが、人ではまた話が変わってくる。特に新たに作ったお腹の中身の分、それが頑健な造りであっても影響が全くない訳ではない)
//おやすみなさいましー!
--
フラプティナ
2024-06-07 (金) 01:40:27
おや、気に入ったかいフラプティナ 私のとっておきだよ 絵本みたいでさ、かわいいでしょ?(タオルでくるんで水気を拭き取る)実際、絵本の私もこの通りなんだ
ウィルと旅した時にも大活躍してくれてね 「エルフの魔法使い」お得意の魔法で、子供たちの憧れだ 湿気のある場所でも快適に過ごせるものだから、すごく評判がよかったんだよ
必要とあらば、ひと晩で城を築いた ちょっとした砦や陣地くらいのものなら、いくつ造ったかも知れないくらいだ(青々として生気に満ちた葉に雨粒が当たる音がする)
(頭上に淡い光を帯びた蕾が結ばれ、花開いて柔らかい光源となった)雷といえば、空の脅威の最たるものだ 神代の攻撃魔術にも等しい自然の猛威が四方八方から飛び交って……
雨雲を避けるか早めに降りて、大事なドラゴンくんが打たれないように気を付ける…騎手たるものの務めだ…よ……
っ…ちゅん!
(両手で鼻を押さえてぶるっと震える)
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ベレグリエル
2024-06-07 (金) 22:39:21
はいっ、とても素敵です(心地良さ気に目を細め、水気を取られる)……ん?あ、もしかすると昔読んだことがあるかも知れません。
(絵本、絵物語の類は言葉を学ぶのにとても良い教材となるので、読み漁っていた時期がある。そうでなくとも、柔らかく暖かなお話というのは読んでいて心地良いので、今でも偶に読んでいるのだが)
(知り合う前から知っていたのだ、と思うと何だか感慨深い)一夜城と言いますと、簡易的な物を立派に見せて相手を驚かせるというイメージがありますが……こうして本当に立派な物が建ったならばさぞ驚いたことでしょうね……
(暗闇を恐れる訳では無いが、柔らかな光源が生まれればやはりどこかほっとするもので)ええ、その権能に依って名を馳せた竜も居る程ですからね……と(再びのくしゃみに優しく微笑みながら、祝福の囁き)
(ベレグリエルの濡れ方ではタオルは焼け石に水と判断しつつ)これはいけませんね……こう、枝か蔓を物を吊るせる形に出せますでしょうか?
濡れた衣服を着たままでは体に良くありませんから、脱いでしまいましょう。雪山で遭難した場合裸で温め合うのが良いと聞きますし……吊るした服は風の魔術で早く乾かせますよ。
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フラプティナ
2024-06-07 (金) 23:04:28
ウィルのおとぎ話はたくさん読まれてるからね 君は元々、というかゼイムの建国以降はこの国の人な訳だし 実際はまあ……
魔法でお城をつくってあげる!
(ぶりっ子みたいな声を出して)
なんて吞気な状況ではなくて…逃げ場を失った味方の兵が一人でも多く生き延びられるように、考えて考えて考え抜いて…死ぬ気でリソースをかき集めて、泥臭く守りを固めた
嵐の海に漂う小船みたいで、うまくいかないことの方がずっと多かったよ(脱ぐようにと言われると、少しの逡巡の後に頷いた)たしかに…風邪を引いてもつまらないか
(襟元を緩めて装身具を外し、水を吸ってしまった袖から片腕ずつ抜いていく ふと何かに気付いたように腰の結び目を見やって)ほら、ええと……脱がせてくれるかい?
(ブーツの下は裸足ではなく、太腿の半ばまである二―ハイソックス的なものに包まれている こちらも脱ぐかそのままにするか、フラプティナに任せてみることにした)
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ベレグリエル
2024-06-07 (金) 23:29:37
(脳内で一瞬ベレグリエルの姿が絵本のファンシーな絵柄になってちょっとほっこりするが、続きの話であっという間に戦記物の劇画タッチになった)
まあ……その辺りは子供向けに調整されている、という所でしょうね(そうして読む書が変わりさっきの様なイメージの変遷を経るのだろう)
……他意はありませんよ?というとかえってありそうに聞こえますね……(腰の結び目を解いて……脱がせてしまうと“全裸ブーツ”になり、ちょっとなにかマニアック感が出るので先にブーツと靴下を脱がせてしまう)
足から冷えると言いますものね……では改めまして(上を脱がせる。それらを適当な所に置いたり吊るしたりすると、“清浄なる風”と呼ばれる魔術を応用した設置型魔術を構築する)
……と、温め合うというのであれば此身も脱がねばなりませんね(濡れて肌に張り付く夏用の白いワンピースをさっさと脱ぐ。先程から説明口調なのはなんだかどきどきしているからである)
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フラプティナ
2024-06-07 (金) 23:50:39
ねえフラプティナ、時々思うんだけど…(大人しく脱がされながら声をかけてみる)私のどこが気に入ったんだい 性格とか人となりとか、ふとした時に感じる内面の魅力……
あとは、やっぱり容姿の方が気になるかな 言ってみれば、私みたいなエルフを見て、どのへんがいいなって思うの? 人と過ごした時間が長い竜は、感性が人に寄りやすくなる
美意識なんかも含めてね(襟元から頭を抜いて、一糸まとわぬ姿になった)君の場合はまだまだこれからだったろうし…どこに魅力を感じてるのか、不思議に思うことがあるんだよ
エルフは耳が細く尖っているほど美人とみなされるけど、そんなのピンと来ないでしょ? それでね、私なりに考えてみた仮説はこうだ(胸を隠しながら身体を拭いて)
フラプティナはどこか特定の部位を気に入った訳じゃない 人の魅力なんてそこまではっきりとはわからない……ただ、私という個体の容姿を好ましいものと捉えてる
たとえば私のドラゴンくんが、世界で一番カッコよくて素敵に見えるみたいに 私もどういうドラゴンがイケてるとか全然わからないけど、君の美しさだけはよくわかるんだ
私が独り占めできることに…この上ない喜びを覚えるくらいにね もしかしたら、君もそうなんじゃないかと思ってさ どうだいフラプティナ、当たってるかい
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ベレグリエル
2024-06-08 (土) 00:19:36
そうですね……(容姿ばかりでもなければ内面ばかりでもない。全て、と言ってしまうとなんだか簡単に丸めてしまったようで、それも気に食わない)
(例えば先日話したような理屈であれば、あらかじめ内に組み込まれた要素の中に、惹かれる物が在ったのだろうとも言えるがそれはそれで味気ない)
(脳の錯覚だとか、書に時折散見されるような斜に構えた様な考えは端から持っていない。愛しい者が一糸纏わぬ姿で身を拭く仕草にときめきを覚えるのは、そんな理屈などではない)
(本能の一端を司る器官を持っていない頃から惹かれていたのだから。だからきっと)……ええ、その通り……そう感じています。
(それはそれとして、裸身を晒すのに以前と違う感覚が芽生えているのは、やはり中身を造ったからだろうかとも思いつつ。自分の湿気は魔術で飛ばした)
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フラプティナ
2024-06-08 (土) 00:33:23
よかった、見当外れだったらどうしようって思ってたんだ たとえうまく言葉にできなくても、好きなものは好きと言っていいはずだ
私は人としての君も好きだよ 私だけのドラゴンくん、どこにでもお供に着いてきてくれる相棒みたいな存在ができたらいいなってずっと思ってて……
その望みが叶ったことはもちろん嬉しいけど、それだけじゃなくて、それ以上に…(驟雨の降りしきる最中、身を寄せ合うようにして肌と肌が触れあう)
私にも手の届く大きさで、抱きしめてあげられることが嬉しいんだ どんなに仲良しのドラゴンくんでも、普通はこんなことできないからね
それなりに長く生きてる私だけれど、君より綺麗な人を知らない 師匠に恋人の贔屓目もありそうだけど…私のフラプティナが一番素敵だ
こんなに大きくてカッコいいのに、どこに触れても柔らかくて……女の子なんだ、ってわかるのもいい(柔らかく沈む感触を手のひらに味わい)
これで温まるのかよくわからないけど、どのみち雨脚が弱まるまではこのままだ ひとつのんびり待ってみようか(唇を軽く合わせて、柔らかい笑みを向けた)
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ベレグリエル
2024-06-08 (土) 01:24:52
(世の中言葉で説明出来るものばかりではなく、理屈で片付くものばかりでもない。説明出来ずとも胸の内に確かに在るのが心なのだ)
ン……ふふ(褒める言葉に擽ったそうに笑う。続く内心の吐露には頬や耳ばかりか目頭にも熱が来て)ええ……此身も、そう感じます。何よりも、誰よりも……ベレグリエルに心惹かれ……奪われています……
(抱き合う腕の中の冷えた肌に、じんわりと自身の熱が移っていく。現象としては熱が均一になっている、只それだけなのだが。それがあたかも、互いの心が染み渡っていくように思えた)
それを言うなら、其方の身も柔らかでいつまでも触れていたくなります……(温める様にゆっくりと手を滑らせ、擦って)
ん、は……ふ(口付けて、微笑み、見つめ合う。それだけで蕩けてしまうような心地で)
……もし仮に本当にそうなったら困ってしまうのですが、つい……ずっと止まなければ良いのにと、思ってしまいます……
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フラプティナ
2024-06-08 (土) 01:44:21
(濡れて風に当たっていたために、少しの間でも身体が芯から冷え切っていた 寒気も今は和らいで、熱を取り戻した肌が擦れあう)こういうの……ってさ
みんなもよくやってるのかな 知らないか気付かないふりをしているだけで、君の友達も私の同僚も誰かと抱き合ったり…うん、してるんだろうな 実はみんなもしてたんだ
人間、関心のないことは無いも同然と思ってしまう 目に入らないんだから仕方のないことだ これだって、そう、人の営みの大事な一部分だもの
不慣れなことをしているせいか、気の利いた口説き文句のひとつも言えないけど……(濡れた上下の唇をすりあわせてはにかむ)君と唇を合わせるのが好きだ
もっとしてみたい 夢中にさせて、させられて、君と繋がってみたいと思ってる…(手のひらに余るような大きなお尻を撫でてみる)
ねえフラプティナ、まずはお互い……知ることから始めてみようか? 君のおへそは見慣れてるけど、近くでじっくり見たことがなくて…君も好きにしていいからさ
雨雲が遠のくまで……ね(半歩離れて、目の前にあまりに大きく主張する胸へと手を伸ばす 胸の先をつつき、その周りをくるりと一周なぞって、どこまで沈み込むのか押し込んでみる)
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ベレグリエル
2024-06-08 (土) 22:16:51
ふむ……(言われてみれば確かに『〇〇竜が番を持った』と『〇〇竜に仔が産まれた』の間の出来事はついぞ見聞きすることはなかった。秘め事という意識はないが、多大な隙を晒す行為なので当然と言えば当然か)
(或いは人の子らの営みにしても、書に記されている以上は識らない。書き手の照れか法の柵かは判らぬことだが、仔細は省かれがちであった)
(一応そうした行為をロマンティックに描いた小説などもあるようではあったが、どうにも食指が動かなかった。そうして考えると愛情に興味があっても、その営みの中身までは興味を抱かなかった節はある)
(気の利いた口説き文句など、と思う。いつかも言った通り、ベレグリエルの紡ぐ言葉全てが心を擽り、仕草全てに胸躍るのだ。はにかむ表情もまた愛らしくて、口付けが好きだという言葉に同意の頷きを返す)
(後に続く言葉にはついつい、口元が緩んでしまって)……ええ。此身も同じ気持ちで、んっ……(臀部を撫でる手に、思わぬ声が漏れた)
(これまでも多少?のスキンシップはあったが、そういう意志を持って直に肌に触れられると感じ方も変わるような気がする)
(実は最近までどこぞの新人類に“大きな抱卵斑”と称されるに相応しく、つるんと何もなかった胸部。今は迷いなく運ぶ手指の通り、きちんとその形と機能を持っている)
ん、っふふ……(つつかれ、なぞられ、押し込まれる。擽ったくも、どこかそれだけではない心地。どこまでも沈み込みそうな柔らかさと、その形をしっかりと保つ適度なハリと弾力を確かに指に返して)
(しかしいざ好きに、と言われるとなんとも難しい。知りたい、触れたいと思う所はそれこそ体の隅々までだ)
(普段から顕な脇腹や腰周り、脚なども好きだし気になるが)先程、エルフの耳についての美的感覚を話していましたね……
(両手で包む様に少し熱を持つ頬を撫で、そこから耳へと指を伸ばす。ふにふに、こしょこしょ……長い以外は構造は変わらないようだが)
そう言えば……其方は、耳飾りの類はあまり付けませんね?髪が引っ掛かるからでしょうか……(付け根から細くなっていく先の方へ愛を込めて、形を確かめるように撫でていく)
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フラプティナ
2024-06-08 (土) 22:50:36
(少しずつ形もあらわに硬くなってゆく先端をきゅっとつまんで、次には手の甲に乗せてたぷたぷと持ち上げてみる)私も似たようなものだけど、頭より大きいんだよねこれ
自分のは何とも思わないけど、人のを触るってこういう感じなんだ…(明らかに愉しんでいる様子で正面から鷲掴みにして、指の間からお肉が溢れるのに驚いたような顔をした)
んん……耳の飾りはどうしても重たくなってしまうから 私たちの文化には先端につけるのもあったりするけど、薄く軽く作られたものは高価で壊れやすくてね
先端まで鋭角にすっと伸びてて、途中で丸まっていないのが美人の条件だ その点私は…ご覧の通り、案外イケてるエルフなんだよ(むず痒さをこらえて好きに触らせている)
ちなみに私たちの美意識で言えば、君たちの耳もなかなかに目を引く(ぺたぺたとあちこち触って、神々の彫像のような美しい肉付きを堪能する おへそに指を突っ込んだりもして)
身体の中身を作り替えてみて、最初は色々大変だったけど…やっぱり今の君がいい(顔を近づけて、首筋に口付けを)素敵だよフラプティナ 前よりもっと魅力的になった気がする
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ベレグリエル
2024-06-08 (土) 23:29:11
ん……ふ(摘まれて鼻に掛かった吐息が僅かに漏れる。授乳の為の形状と機能のはずだが、どういう感覚なのだろう。持ち上げて揺らせば重量感たっぷりに波打った)
はふ……ん、ふふ。何やら愉しそうですね(触り方が変われば、未知なりに感じ方も変わる。鷲掴みは無遠慮にも思えるが、ステップアップとしてはむしろそれ位の方が好ましい)
(耳飾りについての考えや美的感覚の仔細に付いて興味深げに聞きつつ)ええ、ふふ……見ての通り、美しいエルフです(誕生日に贈る物を心に決め、耳の各部寸法を指に覚えさせて)
エルフも氏族によってはこういう耳の形の者も居ると聞きますね……(エルフについて書かれた決して多くはない書の中の、横方向ではなく上方に伸びるタイプの顔の彫りが深い氏族の話を思い出した)
(さて、いつまでも耳だけでは始まらない。頬から首、鎖骨と来て乳房に触れる。自分との違いを確かめるように、撫でたり揉んだり、持ち上げてみたり)
(それからいつも目を奪われがちな脇腹や腰のラインをゆったりと、陶磁器を愛でる様な手付きで撫でて)
(ぺたぺたと触れる手に、時折熱を含んだような艷やかな吐息。指にはへその奥の筋肉とその先にある物の感触が伝わるだろう)
ん……は(首筋に触れる唇の感触にも小さく吐息して)ええ……その様に仰って頂けて、甲斐がありました……(お返しとばかりにこちらも首筋に口付ける)
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フラプティナ
2024-06-09 (日) 00:09:33
(おへその下に手のひらを当てて)ここに「ある」んだ、君が女の子であるしるし……表現があっているかわからないけど、雰囲気がすこし柔らかくなった?
あるのと無いのじゃ大違い、ということなのかな 必要ないって言っていたのに、私のために必要になったんだ(指を揃えて、軽く押し込んでみる)
ふふ、ご執心だね 楽しいかいフラプティナ(彼女の手つきに合わせて形を変える胸を見下ろして)私は楽しいよ 人の身体に触れること自体がほとんどなかったし
君に触れてるだけなのに、こんなにもドキドキしてる(フラプティナの手を導いて、左胸の鼓動を伝える)同性にこんな気持ちを抱くなんて、本当に不思議なことだ……
フラプティナ、かわいい私のドラゴンくん…もっと見せてよ、君のことがもっと知りたい(首筋から鎖骨、胸の間から先、鳩尾からおへそへと唇を当てて)
(膝をつき、腰骨から太腿の内側まで口付けを 立ったままで閉じた場所を人差し指でなぞり、その上端にもキスをして)ここも……人のは初めて見るかもしれない
腰骨が広がっている分、ちょっと肉厚な感じなのかな かわいらしいね、君に似て…(爪を立てないように気を付けて愛でる 細指の先からどこまで収まるか、少しずつ馴染ませて)
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ベレグリエル
2024-06-09 (日) 01:03:53
ん……自覚はありませんが……其方がそう感じるのならば、きっとそうなのでしょう……(言葉と共に押し込む指にきゅん、と反応したような気がする)
(月に数日具合が悪くなるのは愉快ではないし、そこにいつか宿る者があるか、それも分からないが……後悔はないし、意義深くも感じている)
執心と表現するならば其方の全てに、ですが(楽しいかと問われれば無論のこと楽しい。自分の体の調子を見る為に触れるのとはまるで訳が違う)
(そもそも時に性別のないことすらある竜にとってそれ程不思議ではない。強さ、美しさに惹かれ合えば自ずと役割が決まるのだと聞いた記憶がある)
(そうした意味では、種さえも超えて惹かれ合う事そのものが不思議なのかも知れなかった)
(高鳴る鼓動を掌に感じれば、その嬉しさに自然と口角が上がって)……此身と同じですね(導く手を取り、同じ様にこちらの胸に添えて高鳴りを伝えて)
(唇が肌に触れる度に、こそばゆさと同時に胸やお腹の奥からなにか湧き上がるような感覚が来る)は……い。もっと、もっと……此身を……識って下さい……
(普段絶対に無いような位置に頭が来て、洗う以外に自分では触れぬ所に指が、唇が触れる。羞恥のような、良く分からない感情に頬どころか耳の先まで熱を持って)
……斯様な所は……見比べる、様なこともありませんでしょう、し……(褒められてどういう反応をしたら良いか判らぬまま、細く靭やかな指が体の中に入ってくる)ぁ……
(痛くはないが、慣れぬ器官の慣れぬ感覚に制御が覚束ない。指が折れたらどうしよう、などと考えると同時に侵入してくる異物感にさえ高揚感に似た物を覚える)
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フラプティナ
2024-06-09 (日) 01:42:06
おっと……ごめん、大丈夫?(第二関節の手前まで収まったところで、ぎゅうぎゅうと押し包むような熱を直に感じて驚いたような表情を浮かべた)
痛かったら我慢しないで言うんだよ、フラプティナ……(内側を傷つけることのないようにと控えめに動かしてみて)ふだん自分で触ったりとかは…してないのかな
ドラゴンくんたちにはそもそも…そういう概念がない? 子供を作ることが少ないから、発情期とかもないのかも……何というか、私たちは時々自分で触ってみたりもするんだよ
他のエルフはどうかわからないけど、私は年一くらいかな(思い出しながらいい場所を探す)モヤモヤしてすっきりしない時にすると調子がよくなったりする…
フラプティナ、これは痛くない? 平気?(上端への口づけを交えながら、時間をかけて人差し指の根元近くまで呑み込ませて)……うん、大丈夫そうかな
たぶん、このへん……が人の気持ちいいところ…私はこういう、風にしてるんだけど(痛い思いだけはさせないように気を付けて指を使って)
目を閉じて、集中して………(ふと思い立って、舌を使った 舌先を差し伸ばして包皮を開き、露わになった外性器を撫でる 位置関係を掴むと舌を大きく使いだして)
(どこまでしても大丈夫か、フラプティナの癖や勝手を少しずつ心得てゆく 気づけば雨音がだいぶ弱まっていて、耳を澄まさないと聞こえない程度になっていた)
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ベレグリエル
2024-06-09 (日) 02:23:10
ぁ……大丈夫、痛くはありません……其方の指は大丈夫でしたか……?(痛かった様子もなく、更に控えめに動くのを感じて安堵しつつ、その感触になんとも言えぬ感覚に囚われる)
ええ……世代を重ねた竜とはあまり馴染みがありませんので、詳しくは識りませんが恐らく……んっ、人の子は、そうなのですね……(ベレグリエルのそうした姿はなんとなく想像がつきにくい、と思いつつ)
(気遣う問いかけに大丈夫と頷き、呼吸を努めて穏やかに保って力を抜こうと試みる)
(内側を探る優しい指使いと、敏感な部分への口付けがまた新たな感覚を呼び起こす。何か、体の内側から染み出すような……)
(徐々に潤滑液が滲むのと、先の試みも相まって指の窮屈さは和らぎ始めて)……そ、うなのです、か……?(ここをこうするのが気持ち良いのだと言われると、そんな気もしてくる)
(言われた通り目を閉じて、集中する。自分の中を指がどう撫でて、どの様に刺激しているのか。優しく触る指と唇が嬉しくて、鼻に掛かった吐息に交じって笑みが溢れる)
(それも束の間)ん、ひぁ……!?(別の刺激が来て少し驚きつつも、どう感じれば良いかを教えようとしているのだと思えば、直ぐに緊張を解いて丹念な愛撫を受け入れる)
んん、ぁ、は……(蕾どころか芽生えたばかりの悦びが、優しい指と舌とで甘やかに綻んでいく。雨の事など疾うに忘れてしまっていた)
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フラプティナ
2024-06-09 (日) 02:58:32
え、私……大丈夫だよ、君の中がすごく熱くて、こんなに熱いんだってびっくりしてるけど…痛いとかじゃなくて、熱くてぬるぬるで、柔らかい………
あとで私のも触ってごらんよ 人に触らせたことはないけど……向こうの家に着いて、身綺麗にしてから…ゆっくりとさ(手首を手前側に返して、擦る場所を変えてみる)
気持ちよさそうだね、フラプティナ(舌を伸ばし続けていて、疲れてくると口づけを再開した)これが人の身体、人の感覚………その熱も胸のざわめきも、今は君だけのものだ
竜には竜の、こういう……肌を重ねる方法がありそうだけど、今のフラプティナは…とても綺麗な、人に見えるよ(大輪の花が開いたようで、熱に中てられてこちらも顔を赤らめる)
かわいい………君は本当にかわいいね、フラプティナ(達するまでは止まらない もう一度口を大きく開いて、舌先で愛でることに専心してひとたびの絶頂へと誘う)
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ベレグリエル
2024-06-09 (日) 20:35:55
(こちらがされるばかりでは何やら申し訳なく思い始めた所に、甘美な誘い。かくかくと頷いてそれに乗る)……んんっ!?(指の向きが変わるだけでも過敏に反応して、きゅっと締め付ける)
(自分だけの熱とざわめき。それを齎すのがベレグリエルだというのが幸せで、吐息を震わせつつ浮かべる笑みは艶然と)
(つい、薄目を開けると端正なエルフの、珍しい表情が飛び込んでくる。自身の熱に中てられているのだと気付くと、またお腹の奥がきゅんっとする感覚に襲われて)
はぁ、んん……ぁ(褒められ、蕩けた笑みを浮かべる。所在無さ気に揺れる尾の動きに連動して指を揉む様に蠢く内側が、急にそのうねりを止めた)
(脚に力が入らず、無意識に尾が支えに入った為だ。膝が震えて、エルフの細指を濡らす蜜は溢れ、滴る。一旦は感覚を掴んだと思っていた内壁が不随意に震えて)
や、ぁ……何か、が……来……っ(指が撫で、舌先で転がされ、未だ嘗て一度たりとも味わったことのない感覚が腰から背筋を駆け抜け、脳天を貫いた)
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フラプティナ
2024-06-09 (日) 21:11:00
ん、そのまま……大丈夫、大丈夫だから(フラプティナの腰が砕けがちになって、口元にかかる重みが増すのが感じられた 指を引き抜き、腰を抱えるようにして支え持つ)
(一番大きな震えとともに溢れたものを舌で受け止め、軽く咽ながらこくんと飲み下して 膝の上に軟着陸できるようにしっかりと支えきった)
………ね、私たちと同じになって…悪くなかった、でしょ?(対面して寄りかからせるような座位、抱きしめて頭を撫でる 落ち着くまで繰り返し、ゆっくりと撫で続ける)
ふふ、君の可愛いとこ…たくさん見せてもらっちゃった(熱に浮かされ、見たこともない色香をまとった柔らかな身体を抱いて、その頬に唇を当てた)
フラプティナ、雨が上がった 山を越えたら続きをしよう 今日は泊まりになりそうだね(しばしの後に身支度を終えて西へと立った ちなみに誕生日は8月2週だったとか)
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ベレグリエル
2024-06-09 (日) 21:59:46
ぁ……や、ぁ……♡(腰が支えられてそこはかとない安堵感を覚えつつ、何が出ているのか良く分からないが飲まれて、なんとも言えぬ羞恥を覚えるがどうしようもない)
はぁっ、はぁ……っ、はぁ……(竜にあるまじきことに、呼吸が乱れてしまっている。支えに頼ってぺたんと膝の上に座り込むと、素直に抱かれる胸に甘えながらゆっくり呼吸を整えていく)
(まだぽやぽやとした心地のまま問いかけにこくこくと緩く頷き、続く言葉には返事の代わりに潤んだ眼差しを上目遣いに、恨みがましいような雰囲気で向けた。迫力はまるでない)
……はい(体の火照りが消えても未だ気持ちはふわふわしていたが、それでも飛び立つ頃にはしっかりと気を引き締め直していたという)
--
フラプティナ
2024-06-09 (日) 22:25:19
🎁🎂🎁 --
2024-06-10 (月) 21:23:28
(ベレグリエルは方々で贈り物など貰っていたりするのでしょうか……ああでも一人で居ると祝わうことも無くなったとは仰っていたので、誕生日を識っているのは此身達と旧知の者位……?)
(などと考えつつ祝いの準備を整えて、帰りを待つ)
--
フラプティナ
2024-06-10 (月) 22:09:24
(お祝い自体を止めてしまった……というより、誰かの贈り物で初めて気づいたり、覚えていてもごくあっさりと済ませてしまうことが多かった 一人で長く過ごしたためだ)
(今年はだいぶ様相が違って、今日がその日であることは事前にはっきりと意識していた 愛らしい竜たちはきっと心づくしのもてなしを用意してくれるのだろう)
(そう思うとこの日を迎えることが待ち遠しくて、誕生日を楽しみに待つという感覚を、実に久方ぶりに味わうことができたのだった)……ただいま………?
--
ベレグリエル
2024-06-10 (月) 23:04:21
(態々、玄関ホールに三人で椅子を並べて待っていた。ただいまの声に、立つ勢いでガタッと椅子が音を立て)
お帰りなさい、ベレグリエル「おかえりー」「お帰りなさいませ」(口々に帰りを喜び、暖かく出迎えると、さあさあと早速食堂へと誘っていく)
(飾り付けは良く分からなかったのでいつもより燭台多めで明るくした食卓に、ごちそうが並べられていて)
(そして……小さな花火めいた光魔術がパチパチパラパラと色とりどりに煌めく)誕生日、御目出度う御座いますっ「おめでとーう!」「御目出度う御座います……」
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フラプティナ
2024-06-10 (月) 23:17:29
ふふっ、わざわざ待っててくれたんだ(想像していたよりもさらに前のめりな祝賀ムードに思わず微笑ましくなってしまい、ほっこりとした笑みを見せる)
私もそれなりに生きてきたけど、ドラゴンくんたちに誕生日のお祝いをして貰うのは初めてだ これは間違いなく言いきれるとも ありがとうね、フラプティナ、クロマ、ブロディ
(にっこにこの笑顔になって、順々にハグして頬に唇を当てた)ほら、私にもお返しをくれるかい 君たちと初めて会った時にも「ただいま」って言ったんだったね
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ベレグリエル
2024-06-10 (月) 23:27:12
ふふ、それは此身達もですね。「概念知らなかったからね」「この世界にはないものと思っていました」(三竜もまたにこにこと笑みを浮かべてキスを受け)
そうでしたね……あの時はこうした日常のいち風景になるとは思いもしませんでした(頬ではなく唇に、ちょんと軽い口付け)
僕はさ、ただいまもお帰りも、当たり前に言えるのが嬉しい事だっていうのも知らなかった。教えてくれたのは君だよ(ふっと笑うとフラプティナに続き、唇にキスを落として)
思えば私も初めからお帰りなさいませ、でしたね。あ、少しかがんで頂けます?(かがむベレグリエルに、少し背伸びして唇を重ねて)
……さ、お料理が冷めてしまわぬ内に。それともケーキを先に?(贈り物については敢えて触れない侍女である)
--
2024-06-10 (月) 23:45:21
誕生日に限らなければ、お祝いっていう概念はあるのかな 竜は宝物を好むっていう俗説があって、その発想で行くならちょこっとおすそ分けしてあげたりとか……?
あの時は予想だにしない光景があって…フラプティナも裸で……「ただいま」に「おかえり」って返ってきたものだから、そのまま勘違いして居ついちゃったんだ
出会いはとても奇妙だったけど、君たちに会えてよかった いつもありがとうね、私のかわいいドラゴンくんたち(三者三様の口付けに笑顔がふにゃっと柔らかくなる)
もちろんごはんが先だよ 腕によりをかけて大ご馳走を作ってくれたみたいだし……すごくお腹が空いててさ ちなみに今のは間接キスというそうだよ、クロマにブロディくん
--
ベレグリエル
2024-06-11 (火) 00:07:27
古くは祝福を授けるというようなこともあったと聞きますが……多くの場合、そうした宝は竜を倒した英雄が手にするものですね(人の子の間に伝わる話は大抵そうなることであるなあと思いつつ)
(愛らしい……)
(可愛いなあ!)
(可愛い……)
ええ、三人で協力してご用意致しました。
「張り切りすぎて多いかも知れない」
「ですがまあ、残って困るということもないでしょう。お取り分けしますね」
(間接キスという概念には『そういうのもあるのか』という反応であった。クロマとブロディにはフラプティナ優先という意識はあるものの、当人(竜)同士の仲は良好なのである)
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フラプティナ
2024-06-11 (火) 00:26:40
みんなエルフの祝福を有難かったりするけれど、君たちのはもっと効き目がありそうじゃないか 君たちと一緒なら、世界中のどこへでも行けそうな気がする
私の大事な旅の仲間だ そばにいるだけで、何でもない当たり前の毎日に冒険の風が吹くんだ 胸の奥に仕舞っていたものを思い出させてくれる……(胸に手を当てて)
(今日はお誕生日席に座って食卓を囲んだ)さすがというか、何というか…頑張ったね! 竜が三人にエルフが一人 案外これで適量かもしれないよ
(日々の糧を得られたことに感謝を捧げる聖句を口にして)いただきます どこから行こうか目移りしちゃうね…それぞれのとっておきを教えてくれる?
--
ベレグリエル
2024-06-11 (火) 01:00:21
ええ、ですので神と比べて人気がないのも相まって、授けるのは本当に稀なことなのです(竜を相手にする場合、殺して血肉を啜り力を得るという話の方が余程多い。勿論誕生日に似つかわしくないのでその話はしなかったが)
(胸に手を当てるベレグリエルに目を細め)此身の翼ならば……其方の望む所へ、何処へとなりとも供となりましょう(「僕たちもね」とクロマが付け加えて)
(竜言語の、慈母へ捧ぐ詩を一節唱える)とっておき。そうですね……ファンガスボアのシチューでしょうか。
美味な茸を求め方々を掘り返す内、己の背に稀少な茸が生えてしまったという希少なイノシシを野菜と煮込んだものです(一頭で良質なイノシシ肉と香り高い茸の両方を味わえる逸品である)
僕はこれ。万色鶏の丸焼き。カラフルな羽と名前が気に入って買ったんだけど……毮ったらまあこうなるよね、っていう。それはさておき色々スパイス刷り込ん焼いたから美味いゾ!
(飼育されている一般的な鶏ではなく、ゼイムの雪深い山に住んでいる七面鳥ほどもあるカラフルな鶏である。白い方が長生きできそうなものだが、その色をものともしないパワーを持っており、捕らえるのが困難な野鳥だ)
(野趣に富んだ味わいの肉にスパイスが利いていて結構ピリ辛だが、辛味が苦手でもぺろりと平らげられる奇跡のバランスで仕上げられている)
私のも含めて全部ですねー、と言いたい所ですがまずはこれです。今回張り切った結果若干肉多めですし、この後はケーキも控えてますし。
(おすすめは何の変哲もないシーザーサラダ
*1
……と思いきや、種々のハーブがバランス良く配合され、胃腸に優しい。ドレッシングとチーズの妙味により苦みや臭みは抑えられている)
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フラプティナ
2024-06-11 (火) 01:33:20
また手の込んだものを揃えたものだね……どれも最後にお目にかかったのかいつのことか思い出せないくらいの珍味だ 結構散財させちゃったんじゃない? 大丈夫…?
思えば、食事については出会った頃からひときわ関心が高かったね 人の文化の中でも一番わかりやすいから、とかそういうことだったのかな
みんなで作ってくれたならどれもいい味なんだろうけど、今日は食材まで特別だなんて…本当に嬉しいよ ありがとうね(ふと何か思い立った様子で席を立ち)
私からはこれを(ウィルの横顔があしらわれた素焼きの瓶と古めかしい木箱を抱えてきた 中には年代物の角杯が納められていて、四つ食卓に追加された)
ウィルが好きだったのと同じレシピで仕込んだ蜂蜜酒と……いつかの旅で、旅の仲間たちで酌み交わした盃だ(先日別宅を訪れた際にピックアップしていたらしい)
とある森の主と戦った時の戦利品でね 和睦のしるしに折れた角を貰い受けたんだ(酒杯は四つ、蜂蜜酒の瓶が二本空くまでなみなみと注いで回った)
それじゃ、ええと………君たちのいる明日に、乾杯(盃を打ち合わせて宴のはじまりを告げた)……うん、美味しい! 蜂蜜酒にはやっぱりお肉だね
大人数で食卓を囲む利点はいろいろあるけど、一番はいろんな味を楽しめることだ サラダが軽めに仕上げてくれてるのも嬉しい…(もりもり頂く肉食系エルフである)
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ベレグリエル
2024-06-11 (火) 23:50:06
ふふ、今日は特別な日ですもの。
「加減が分からないというのは否定できないけどね……」
「普段から節約出来る所を上手く詰めております故」
それに瘴気払いなど色々と稼いでもおりますので、心配ご無用という訳です。
ええ。それに『意中の者あらば、まず胃袋を掴め』と言われる程、人の子の情に密接に関わる物でもありますから。喜んで頂けて何より……?(ベレグリエルが席を立ち……戻って来る)
ああ、先日の……
「ちょっと出掛けて来ると言って一泊してきた時にお持ちでしたね」
「おぉ、すごいの出てきた」
(各々、神妙と喜色の入り混じった表情で盃を受け)有難う御座います。
では……(乾杯。神妙さは明るく楽しい雰囲気に塗り替えられ)ええ、角の盃で頂くのがまた佳いですね……
「んんん……これは食が進む」
「いつもじゃないですか。でもベレグリエル様も、いつにも増して健啖でいらっしゃる」(褒められ嬉し侍女)
ふふふ……腕によりをかけた甲斐がありました(目を細め、料理を口に運ぶ。なんだかんだで食べ残しはほぼ無くなりそうで良かった。保存法もあるにはあるが、大抵の料理は出来立てを食べるのが一番なのだ)
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2024-06-12 (水) 00:18:36
ふふふ、君たちもちゃんと食べてるかい たくさん食べなきゃ大きくなれないよ(ニッコニコの笑みで何度も乾杯をして)竜はお酒が好きっていう俗説もあったね
あれは誰が話してたことだったかな……(とろみがあって濃厚で甘いお酒と肉料理のしっかりとした味付けが相性抜群で舌鼓を打ち、順調に三本目の蜂蜜酒も開けて)
蜂蜜のお酒ですっかり出来上がって気分は上々、いい具合に理性が緩んできて、パートナーとあんなことやこんなことをしてしまう…「蜜月」っていう言葉の由来だ
さて、ごちそうのお返しになるかわからないけど…ひとつ座興をお目に掛けようか ねえフラプティナ、アレどこにやったっけ? アレ……(丸いものを示すジェスチャー)
あった? ふふっ、そうこれだよこれ、ありがとうねフラプティナ(神々しくも優美な
竪琴
(
リラ
)
を持ってきてもらって、すっと背筋を伸ばして構える)
(英雄時代を生きた者にとって、神話と歴史は現在と地続きのものだ ポロン、と細指が弦をはじけば古色蒼然たる骨董品とは思えぬ音色が溢れだして)
(神代の祭儀にのみ用いられた神聖言語をもって創世の竜の御業を謳う 雄渾なる始原の偉業が壮麗なる叙事詩を織りなし、のびやかに澄んだ声音で朗々と歌って)
(黄金の蜂蜜酒の力を借りて、有史以前の力ある言語が大気を震わせ、聴くものたちの霊感を喚起する 感受性の高いものならば、創世神の姿さえ白昼の夢想に垣間見えるほどに)
(比類なき光輝と開闢の栄光に包まれ、神聖なる瞬間が訪れて去る 創世神の叙事詩は人の時代のはじまりをもって終わった 詩情も豊かに、幸福な余韻を残して―――)
………これが私たちの伝える始まりの歴史 語りし者が知る最古の物語だ 君たちにとっても特別な意味を持ってる…ふふっ、楽しんでくれたかい(ポロロンと弦を弾いた)
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ベレグリエル
2024-06-12 (水) 00:57:48
(これ以上大きくなったら大変だな……と思う侍女。自身が勘定されていないのは自分は成長しない物と思っている為である。それはそれとして言いつけ通りに食べるのだが)
ミオの方に『巨大な竜を強い酒で酔わせて討伐した』というお話があったと記憶していますので、もしかするとそれでしょうか……
(やめて……酔わせて私に乱暴する気でしょう!?神話みたいに!神話みたいに!!とか考えてる顔)
(これはしょうもないことを考えている時の顔だなと思っている侍女)
ああ、あの……時折物語に出てきますが、そういう由来だったのですね……(ぽ、と頬が朱に染まるのは酒のせいばかりではないようだ)……あ、はい只今お持ちします。
(アレで伝わるんだ……すごいね?)
(私だったらお盆を持ってきてしまいそう……などと、以心伝心めいたやり取りにひそひそ)
どういたしまして……(そしてベレグリエルが竪琴を構えた時点でもううっとりして)
(心擽る音色が流れ出せば……
残る二人もじっと見、聞き入る)
(アンジー・テトに残るアリウスの祭壇跡に刻まれた、慈母を称える言葉。それを歌として整えた物だろうか……或いは同時に生まれ、文字として残した物と歌い継がれた物の違いだろうか)
(いずれにせよ。懐かしき大いなる温もり、無尽の愛と喪失の哀切。そして時代は流れても尚、世界に遍く息衝く母の名残。瞼の裏に浮かぶ在りし日の姿……その歌声は古き竜達の心を大きく揺さぶるに相応しき物であり)
(歌が終わり小さく拍手をしつつ主達を見れば滂沱の如く)ぁゎゎ……(拭いたりかんだりする用にナプキンを慌てて持ってくる)
(涙を拭きつつ)はふ……ええ、と。すみません……ではなく有難う御座います、ですね。素晴らしい歌でした……
慈母
(
はは
)
の姿がありありとこの胸に蘇って……
(ちーんっ、ずびびっ)……んん。楽しむ、なんて一言では言い表せないよ……まさか走馬灯以外で偉大なる慈母の姿を見るとはね……ありがとう。誕生日だっていうのに湿っぽく(物理)なってごめんね……!
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フラプティナ
2024-06-12 (水) 01:53:15
よかった、こんなに気に入ってもらえるなんて…琴線に触れるものがあったみたいだね(想像を遥かに超える反響に気を良くしてもう一曲、また一曲と続ける)
(遠い空の下で故郷を想う歌、大いなる未知と危険に満ちた海の冒険の歌、恋を知って戸惑う乙女の心情を描く歌……どれも現代人が普通に理解できて、一緒に歌えるものばかりだ)
(旅の仲間たちや名もなき戦友たちと夕餉を共にした時にささやかな彩りとして歌ったものばかりだ 声音は歌うほどに潤いを増してのびやかに、春の雨のように優しく心を濡らして)
(夢見るような歌声は、今この瞬間共に在ることを惜しみなく言祝ぐために尽くされて 愛らしい竜たちとまなざしを交えて微笑みかけながら、やがて満足げに竪琴を置いた)
音楽が好きなら教えてあげる ほんの5年か10年も練習すれば、同じように弾いたり歌ったりできるようになる 慣れてきたら四人それぞれ違う楽器を練習するのもいいかもしれないね
さて、宴もたけなわといったところかな この後は何か甘いものがあるんだっけ 今日に限ったことではないけど……美味しいごはんをありがとうね 本当に美味しかったよ
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ベレグリエル
2024-06-13 (木) 00:54:50
「やっぱり当事者ならではの感じ方があるんでしょうねぇ……」(思い入れの違いからか、心は動かされたものの“こうかはばつぐんだ!”とまではいかなかった侍女だったが)
(続く様々な歌には楽しげに体を揺らし、時に知っているフレーズが来ればハミングで参加したりもして)
(いつしか、囲んでいるのは食卓ではなく焚き火のように思えてくる。いずれはこれまでよりもっと長い旅をすることもあるだろう)
(その時にもこうして、楽しく暖かな時間を過ごすことが出来るよう……あらん限りの力を尽くす事を、拍手しながら言葉無く眼差しを交わして誓い合う三竜であった)
「興味ある……けどあんまり力まないようにしないとだ」(シャウトなどしようものなら……なのでもっぱらウィスパーな歌い方になりそうな気がする)
(クロマに同意しつつ)ええ、ケーキが。最近は本当に善くなりましたが、以前の其方はそれはもう酷い顔色でしたから……せめて此身達の供する物で元気付けられればと、そう思って続けてまいりました……
(楚々と退室し、すぐ戻る侍女。さくらんぼやメロン、ブルーベリーに生クリームをあしらった可愛らしいケーキを持ってきた)「キャンドルは如何致しましょう?」
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2024-06-13 (木) 01:33:22
私にとってはあれが普通だったんだ 人と同じ時を生きて、孤独な夜を持て余してた 具合が良くない自覚はあったけど、それでもどうにか生きていて……
そんな暮らしを500年も続けていれば、こっちが「普通」になってしまうんだよ たくさん心配をかけてしまったね 今も朝までぐっすり、とはいかないけど…
一応眠れてるだけ、前よりだいぶ良くなったと思うし……なかなか寝付けなくても、君たちの寝顔を眺めて過ごせる(最近は臥所を共にすることが増えていた)
(組み合わせは日によってさまざまで、四人一緒にぎゅうぎゅう詰めになる日もたまにあって)おかげでほんの少しだけ、夜が好きになれた気がする
恋人ができてよかったことのひとつだね(目のくまも今はほとんど目立たなくなっていて、片目をつむって笑う)果物のケーキだ 宝石箱みたいに綺麗でかわいい……
キャンドル? 齢の数だけ立てる風習があると聞いたことがあるけど……謎のたいまつみたいになってしまうだろうし、このままでいいんじゃないかな
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ベレグリエル
2024-06-13 (木) 23:08:36
「言い方が適切ではないのを承知で言いますけど、“その程度では死なない”というのも考えものですねぇ……」
(主達にしてもそう……だった。元々竜という生き物は睡眠時間が不規則極まりない。のんびりした者であれば数十年、場合によっては数百年とか平気で寝たりする)
(フラプティナにしても、封印されていた期間を人間から見ればその様に見えていた訳だが。今はベレグリエルに誘われることもあり、どうせならばと生活リズムにきちんと睡眠の時間を組み込んでいる)
「なら、もっともっと好きになって貰わなきゃ……ね?」(何やら意味深な視線をそれぞれに向けてにやり)
キャンドルに火を灯し、それを吹き消しながら願掛けをするとも聞きますが……時には十年分を一本に纏めたりなどするそうです。其方の望みは此身達がきっと叶えますから……このまま頂きましょう、ええ。
(そう言って各々の分を切り、更に取り分ける。果物はどれもみずみずしく、スポンジもクリームもふわっふわに仕上がっている)
此身達の自信作です……まあ今日に限らずベレグリエルに食べて頂く物はどれもそうなのですが。
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2024-06-13 (木) 23:28:51
のんびり生きてる普通のエルフを基準にしたなら、人と関わり始めてからの500年間、私はずっと生き急いでるとも言えるかもしれない……ただ、その点について言えばだよ
実は君たちの方がもっと生き急いでるんだ 竜の時間はエルフの時間より、いっそうゆっくりと流れるものだからね 人のスケールに合わせて生きると、体感時間は何十、何百倍……
に感じるかどうかは君たち次第だ 心身に影響が出ないか気になっていたけど、特段おかしなところもないし、存外にあっさりと適応できたのかもしれない
時の進む早さはね、本当は同じではないのだけど……みんなが合わせてくれてるおかげで、同じ時を生きて愛しあえるというわけだ(何やらほくそ笑んでいるクロマを捕まえて)
ふふっ、私のいいところはたくさんあってね まずエルフにつきものの偏食をしないことだ それから、美味しいものに出会えたらそれだけで幸せな気持ちでいっぱいになれる
そして君たちのいいところは、研究と研鑽に余念がないところ…かもしれないね すごいよ三人とも、専門のお店が開けそうなくらいの出来栄えじゃないか
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ベレグリエル
2024-06-14 (金) 01:29:38
(身体的にはともかく精神的にはどうだろうか。こうして人の子らの間に交じって生活していると、本当に色々な事が起こる。その密度たるや、日夜闘争に明け暮れた竜の時代と何ら引けを取ることはないだろう)
(内容面ではむしろ今の方が余程充実していると言えた。闘争の中にも様々有りはしたが、その全ては生存に直結する物のみ。この様に穏やかな喜びや楽しみを味わう時間など無きに等しかった)
(あの荒涼とした時代には戻りたいとは思えない……そうした意味での精神的影響は計り知れないが、それも悪くない、と思う)
(捕まったのを良いことに頬に頬を寄せ、ついでにキスもして)「そりゃあ、歩幅を合わせて一緒に歩きたい相手が居るからね」
(クロマに同意しつつ、反対側からちゅっ)思えば、昔の知り合いのエルフはどれも食の細い者ばかりでした……(無論志半ばに倒れ、或いは里へ戻った理由はそればかりではないだろうが)
(戦時の、それも人間の食生活に馴染めなかった彼らの、その細い体を抱き上げた時。薪の束でも抱えている様な腕の中の重みを思うと……)
(ベレグリエルの健康的な体躯、そして美味な物を食べている時の表情はとても好ましく、望ましい。もし彼らが食に、生に意欲的であれば……というのが直接今の料理の腕に関わっているわけではないが)
偏に人の子らの積み重ねてきた歴史と文化の賜物でしょう。此身達はそれを借りているに過ぎません……それに、ベレグリエルに美味しく召し上がって頂きたいというのが一番ですので。
(「主様方、まだ食事中ですよ」、とキスを軽く窘めて)「……フラプティナ様は以前より、嗜む程度には料理をされていましたが、ベレグリエル様とお知り合いになってから、ぐっと腕が上がりましたからね……好きこそものの上手なれ、ですよ」
(言ってから意味ちょっと違うな?と思いつつ各々に紅茶を淹れた後ケーキをもぐもぐ)
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2024-06-20 (木) 23:18:48
お行儀が悪いよ二人とも(自分のことは棚に上げて両頬に当たる感触に満更でもない表情をして)一人きりの静かな食事も好きだけど、誰かと囲む食卓も格別だ
同じものを食べていても、人それぞれに違った感覚があったりして……「おいしい」の意味が深まるというのかな 久しく忘れていたような感覚だ 君たちのおかげで思い出せた気がする
はい、あーん……(ケーキをひとかけずつすくい取って、フラプティナの口元へと クロマにも同じことをして)ふふっ、さすがにこんなことをするのは初めてだけどね
そう、初めてには違いないんだ…でも、存外に悪くないじゃないか(たぶんお返しをしてもらったりして、ケーキをしっかりと堪能した)うーん、食べた食べた!
山のような大ご馳走も案外平らげてしまえるものだね 三人ともよく食べるから大いに助けられた部分があったにせよ……美味しかったよ、ごちそうさまでした
さて、この後のお楽しみ…食べて歌って飲んでケーキまで食べさせてもらって、毎日こんな風だったらディンデルで一番肉付きのいいエルフになってしまいそうだ
この上何かあるなんて想像もつかないけど、ここで待っていればいいのかい?(片づけくらいはやっておこうか、とクロマのお尻を叩いて片付けに立とうとする)
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ベレグリエル
2024-06-22 (土) 00:24:07
(結局羨ましくなってきてほっぺにちゅーに加わったり、あーんもしたりされたりした侍女であった。案外誘惑に弱いのかも知れない)
(腕によりをかけた甲斐があった、と改めて三者三様に喜んで)ご馳走様でした……ふふ、流石にこの後も含め今日は特別中の特別です。
加減もなんとなく分かりましたしね……とは言え、来年も再来年もその次もずっと……こうして祝い、寿ぎましょう。
この後はお風呂のつもりですが……酔いやお腹の具合は大丈夫でしょうか?
「まあ、食べてすぐお風呂はよろしく無いとも聞きますし、ここはお願い致しましょう……
ああ、今日は改めてご案内致しますので、片付けが終わりましたらそのままこの部屋でお待ち下さい」
(お尻を叩かれ「ベレグリエルのえっちー」などと言いつつ、後片付けを始める。結構な量にも思われたが、3人も居れば存外早く終わって)
「……いや3人で食器洗い余裕で出来る広さ。普通じゃないよね……?」
……まあ、窮屈に暮らすのは少々苦手ですので、広さを優先した所はありますが……(などとくつろいでいる所へブロディが戻り)
「お風呂の支度が終わりました。私の後にお続きください」(そう言って3人を一度に連れて案内したのは、いつもの地上階にある風呂場ではなく地下)「実はこの邸宅、百年以上放置されていた沐浴場がありましてね……」
先だってアンジー・テトを訪れた際、4人でゆったり入ることの出来る風呂があれば、という話になりましたが……改装が今日の佳き日に間に合って何より。さ、お開けくださいな……
(階段を降り、廊下の突き当りに大きな両開きのドアがある)
(ドアは暖気を逃さぬよう二重扉となっており、その先に広々とした脱衣場が広がっている。入ってきた扉と反対の面に大きめに取られた引き戸、その向こうに浴場があるようだ)
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2024-06-22 (土) 01:03:29
お風呂……!?(満腹になって油断したおなかをキュッと引き締める 時すでに遅しでおなかはしっかり膨らんでいる)たしかに言った…よく覚えてたねフラプティナ
構造的に地下室があるらしいのは知ってたけど、てっきりワイン蔵とか食材やら荷物やら置いてある倉庫みたいなものかと……そんなに広い空間があったんだ
しかもお風呂だなんて、昔ここを建てた人はずいぶんな趣味人だったみたいだ あるいは何か、秘密のお楽しみにでも使っていたのか…(促されるままついていく)
最近はこっちに入り浸ってる日も多かったのに、工事の人も入ってたんでしょ よく隠し通せたものだね(そのことにも感心しているようで)地下室の廊下がこんな綺麗に…明るくなって
(奥の扉に手をかけて)ねえフラプティナ、まさかとは思うけど……この先に封印されし四人目のドラゴンくんが眠ってたりとかは…(言いつつ開けてみる)
…………………(閉じる)………(小さく開けて)………????……(そっと閉じる)……………待って……(開けた スーッと深呼吸して、薄く目を見開く)
ねえブロディ、ここって元々温泉施設か何かだったかな…?(沐浴場というだけあって、どことなく神殿めいた風格のある浴場が視界に飛び込んできた)
これはまた…がんばったねみんな さすが君たちのとっておきと言うだけはある……お風呂って奥が深くてね、作ろうとすると本当に大変なんだよ
昔は水辺にお風呂屋さんがあって、大きな桶みたいな湯船にお湯を張って使ってたんだ みんなで使うとお湯がすぐ汚れてしまうから、綺麗にする魔術なんかを考えてみたりもして……
ふふっ、本当にすごいよ こんなに立派な大浴場、ウィルの城にもなかったくらいさ ありがとうね、フラプティナ、クロマ、ブロディ(順々にハグして感激と感謝の意を示す)
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ベレグリエル
2024-06-22 (土) 01:59:17
ええ、此身も魅力的に感じた話でしたから……(元々不要であった頃から風呂は好きな部類の竜であった)
いえ、流石に……もう一人は……(「居ませんよね?」とクロマに目配せ確認。ふるふると首を振るクロマ)
(全メカクレの3人目が居てもおかしくな……いやいや、と別の意味で首を振る侍女)
(ベレグリエルの様子に喜び合う三竜)この邸宅を建てた者は余程の綺麗好きだったか、仰る通りの随分な趣味人か……または両方だったのでしょう、随分と長く捨て置かれて尚、ある程度防汚の魔術が生きておりました……
或いはひと時、屋敷付きの妖精でも居たのかも……いずれにせよ、古さの割に随分綺麗だと職人達も驚いておりました(妖精こそが曰く付きの理由かも知れなかったが、残念?ながら今の所誰も見てはない)
……まあ詰まる所、今まで隠し仰せたのは人手を可能な限り借りずに済ませたのと、なによりベレグリエルを驚かせたいという話に快く協力してくださった職人達の賜物と言えましょう……
「購入時に以前の持ち主に色々とお話を聞いたんですが、特に開放してたってことはないみたいでした。水の女神か何かでしょうかね、アレ」
(薄布を腰辺りに纏った女性の像が抱えた水瓶から、滔々と湯が流れ落ちている。心做しか耳が長い)
「元の状態からそんなに変えてないから……建てたのは結構有力なお風呂好きだったのかな?」(三竜ともに笑顔でぎゅーっとハグをして)
ささ、早速入りましょう。お背中、流しますよ(というわけで手早く脱いで畳んで、お風呂タイムを楽しむことと相成った)
--
2024-06-22 (土) 02:38:29
♨️🐉💨 --
2024-06-22 (土) 22:45:40
(改めて身に着けていたものをすっかり脱いでしまうと、壮大なお風呂タイムが幕を開けた 石畳は足の裏にひんやりとして、広い浴室はよく声が響きそうだった)
帝国にもいくつか大きな温泉地があってね、公共施設のテルマエにお偉方の私的な保養所なんかもあったりして…市民にとっては憩いの場で、交流の場でもあった
私的な浴場の使い道といえば……ほら、人払いができて二人っきりになれて、声を落とせば誰かに盗み聞きされる心配もない…(片手で胸を隠しながらぐぐっと伸びをして)
そう、密談の場だ 以前の持ち主は、もしかしたらやり手の政治家や官僚…はたまた大商人かもしれないね(華美でありながら趣味のよい石造りの装飾を眺めて回る)
もちろん、密談にもいろいろなのがある 浴槽の縁が広めにとってあって、腰かけられる様になってる…ここでどんな話をしていたんだろうね、なんて
久方ぶりにたくさん歌って、熱を込めて演ったせいか汗をかいちゃったみたいだ まずは洗いっこでもしようか? おいで、私のかわいいドラゴンくんたち
三人一緒でも構わないよ(普段遣いをしている石鹸や洗い桶のような細々したものが持ち込まれていることを確認して、竜たちの肌を泡立てはじめる)
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ベレグリエル
2024-06-22 (土) 22:45:51
「あー…裸になったらなんか持ち込むのも難しいものね。密談かぁ……」(内緒話の概念など人の形になって始めて知ったクロマは勿論何ら隠す事なく、堂々たる入場である)
(同じく、以前していたように特段隠す素振りもない)寛ぎつつ、となると長い話が多くなりそうですね……あ、以前のお風呂もそのままですから、その内あまり広くない浴槽が恋しくなっても大丈夫ですよ。
「三人一緒って大変そう……ってなにも一対三ですることはないですね」(等と冗談を言いつつ)
(各々適当なポジションについて、泡立てられたり泡立てたり)ふふ、やはり広いのは佳いですね……と、こういうのは如何でしょう?(ぴとっとベレグリエルにくっついて、石鹸の泡の付いた肌と肌を擦り合わせる。広さは関係ない)
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2024-06-22 (土) 23:12:56
私たちは誰かと一緒に入ることも少なかったし、あまり長風呂はしない性質だ それこそざばっとお水とか、お湯を被っておしまいにする程度……
人より生命の循環がゆっくりしているらしくてね、汚れもあまり溜まらないから念入りに洗ったりもしない 私も小さい頃はお風呂があまり好きじゃなかった
ウィルと旅した日々の合間に、数日ぶりのお風呂なんかの有難味というのを知るまではね そういうわけで、今は好きだよ 君たちとなら、長くてもいい
(フラプティナとクロマの二人が自分では洗いづらいであろうしっぽの裏側とか付け根のあたりを洗ったりして)上も使える様になってるんだ 二人で使うにはいいかもね…
(大きな胸がのしっと胸に乗ったみたいで、押しあった部分が泡まみれでぬるぬると擦れあう)んん……くすぐったいというか、相変わらず迫力のある…
えい(細くくびれた腰をわしっと掴んで、おなかをすり合わせた)出るところは出てて、細いところはすごく細い 竜の姿と同じだね
ほら、君たちも(クロマとブロディも引っ張り込んで挟んだり挟まれたりする 誰の肌がどこに当たってるのかもわからない有様で泡だらけになった)
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ベレグリエル
2024-06-22 (土) 23:40:48
ふふ、此身も同じです……(昔は付着物による不快感があれば洗い流す程度、人の子らと関わるようになって身を清める気持ち良さを理解したのだ、と)
「僕も、ベレグリエルとならずーっと入っていたいな……僕はともかく君がのぼせるか」(洗い辛い部分を現れて心地良さ下な二竜。目を細める表情は以前よりずっと良く似ている)
ん、ふふふ……押し付け合うと、逃げてしまいますね(双方の柔らかさと適度な弾力をこれでもかと示す様に、四つの霊峰が形を変えながら擦れ合う)
……ひゃんっ(捕らえられ悲鳴を上げるが実に楽しげで)ふふ。ベレグリエルも……実に好ましい腰つきです。
(うぉーっと引き込まれ)「あははは、これ誰のどこだ?」
「ぅ、多分私の胸で……んんっ」
ふふふっ、こんな事、上のお風呂では無理ですね……っ、ふふふふっ(擽ったいのでお返し!とかやってもやっぱり誰のどこだか分からない)
(そんな風にじゃれ合うこと暫し。一旦流して座り直し)……はふ。ふざけすぎました……
--
2024-06-23 (日) 00:10:04
ふぅ、余計に汗をかいた気がする………ふふっ まあいいさ、一応綺麗にはなったことだし(少しずつお湯を被ってすっかり泡を洗い流した)
(髪が痛まないように後ろ手に水気を抜いて束ねながら)それにしても、アンジー・テトの温泉みたいなバスタイムがご自宅で味わえるなんて……まだ信じられない
本当に夢のようだよ 鍛冶神の泉はお湯の温度が高めだったね 冬神の領域で肌寒さがあったせいで余計にそう感じたのかもしれないけれど
竜にも色々いるのは知ってる 熱いところに棲んでいる子も、寒さの中にまどろんでいる子もいるわけだけど……君たちの住処はどうだったっけ?
ちょっとくらい熱い方がいいのかな それじゃ、そろそろ………(つま先から片脚ずつ湯船に浸かってゆく)ん、いいね…私もこれくらい熱いのが好きだ
(肩まですっかり浸かってしまうと、ほっと吐息を漏らして肩の力が抜けていった)こんなに立派な沐浴場、エルフ領にもないんじゃないかな…
あっちのお風呂は文化的にも簡素というか粗末なものばかりなんだよ 私だけいい思いをしてるなんて知ったら羨ましがるだろうね、ふふふ
(三者三様に燦然と、輝くほどに麗しい竜たちに手招きをして)私のとなりと膝の上……好きなとこにおいで 遠慮はご無用、早いもの勝ちだよ
そういえばフラプティナ、こないだのこと…二人は知ってるのかい(別宅に向かった日の顛末について言っている)君の様子がどんなに可愛らしかったか……とかさ
--
ベレグリエル
2024-06-23 (日) 01:17:05
「良い汗、と致しましょう……上がりましたら直ちにお飲み物をお持ちします」(こうした時に半生?な身体は都合が良い、と思いながら)
(今日に向けて様々頑張った報いがあったと、ベレグリエルの表情を見ながら満足げな三竜)此身とブロディは夏も雪の消えぬ土地でした。人の子らが永久氷域と呼んでいる地域の境目辺り……でしょうか。
「ご友人……友竜?の方と監視者のような事をされていたとか……」(興味本位で立ち入らんとする者を追い返していたのだという。勿論目の届かぬことは少なくなかった為全てをそう出来た訳ではなかったが)
「僕は世界中をぶらぶらしてたけど……温度も良く分からなかったかな」(だいぶ存在が概念的になっていたので)
「して湯加減は……お、丁度良さそうだねー」(ベレグリエルに続き、三竜して湯に浸かる)
「そうなんだ?あー、でもあんまり入る必要がなければ興味もそれ程なのか」
かも、知れませんね(先の話もそうであるし、以前にした『自分に関係のないものと思えば興味も持たない』という話とも重なる)
(早い者勝ちと言われればその動きはとても速かった。ベレグリエルの膝の上を横向きに座って確保しつつ、重くない様に尾で身体を支えると首に腕を回して頬に頬を寄せる)
「ぅゎはやい」(仕方がないのでフラプティナの膝の上に腰を下ろし、同じ様に体重を尾で支えながらベレグリエルの頭を胸に抱く)
「んー?何の話?」
(めちゃくちゃ器用だなと思いながら)「泊りがけでお出かけになって……戻ってきたかと思えば『ベレグリエルの誕生日が判明しましたので早速祝いの準備を致しましょう』と言い出した日の事ですね?」
「して、可愛らしかったというのは……ああ、ええ、ええ、なるほどなるほど?」(なにかとんでもない理解力を発揮しつつ、どこにくっついたら良いものか思案して……)
(結果、三人に満遍なく触れ、寄り添うような絶妙な位置につく)「……すると予定日はいつに?というかそもそもどちらが?」(何故か出来て当然のように考えているが、詳細なプロセスを知らないのだった)
--
2024-06-23 (日) 01:48:40
わ、膝の上ってこういう……フラプティナは私のことが本当に大好きなんだね ちょっとこそばゆいけど、こんなに思ってもらえるのは幸せなこと…なんだろうね
嬉しいよ、フラプティナ クロマもブロディも(しなだれかかる長身を抱きとめて、手のひらを柔らかく受け止める肌の抱き心地を楽しんでいる)
誰かを好きになったり、誰かの気持ちを受け入れたことのなかった私だけど………何と言ったらいいのかな、三人とも今は私の一部みたいになってるんだ
いつも一緒にいたいと思うし、離れている時にはどうしてるかなって気になったりする 君たちを受け入れて、想われることがすごく自然なことに思えて……
わかるかい? 三人に好かれてることを感じられるたび、たまらなく嬉しくなるんだ 誰かを好きになるってこういう気持ちなのかもしれないね
(フラプティナの頬に口付けをして、クロマの方を向けば大きな胸に埋もれそうになって目を白黒させる 柔らかく受け止めてくれるそれにも唇を当てた)
なるほど、詳しいことは言ってなかったんだ 二人でいろいろしてみたんだよ 身体のあちこちに触れあったりとかさ、人と人が交わるのと同じように…
女同士でもできることはたくさんあったみたいで、ほら……ブロディくんはそういうの詳しかったりする? 予定日って……?(ブロディくんのおなかにも腕を回した)
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ベレグリエル
2024-06-23 (日) 23:15:32
それは無論、好き……大好き、ですが(言って少し照れつつ、他に収まりの良い座り方が思いつかなかったという顔)
ええ……分かります、此身も同じですから(既にほんのりと朱に染まった頬に口付けを受けて嬉しげに目を細め、同じ所にお返しをする)
「っふふ、擽ったいよ。埋まって苦しかったりは……なさそうだね」(前髪を鼻で掻き分け、額に口付けて)「ふむー、あちこちに触れ合うとな」
「んー……こういう?」(髪に顔を埋めながら、腕を小さく開いたり閉じたりしてぱふぱふしてみる)
(お腹に腕が回ると、もう少し密に寄り添って)「いえ?全くと言って良いかと。以前フラプティナ様が、子を授かるに当たって方法がある様なお話をされておられました」
「それと、贔屓の商会の方が『女性同士で愉しむ魔法薬』なる物の話をしていたのも思い出しまして、それらの併せ技かと」
「……しかしどうやらその様子ですと違ったようですね」(主達のお腹をそれぞれ順繰りにさすさすする侍女)
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2024-06-23 (日) 23:35:55
その「くすぐったい」はほんの少しの「きもちいい」と同じかもしれない たとえば、こう……とか(頭の半ばまで胸に埋もれながら目の前で揺れる左胸へと手を伸ばす)
(脇の方から指先をすべらせ、付かず離れずくすぐるようにして徐々に先端へと近づけてゆく 触れるか触れないかの距離感から、時間をかけてゆっくりと乳輪の輪郭をなぞって)
そういえば君たちのここ、私のより少しだけ大きい気がする 胸が大きい分、引き延ばされて大きくなるのかな 興味深いことだ(先端を指先がかすめる 意地悪くくすぐって)
何だい、予定日って子供を授かるかどうかみたいな話? それはさすがにまだまだ先…じゃないかな、わからかないけど、そこまではしてなかった……と思う
いつかは授かることもあるかもだけど、今は恋人らしいことをたくさんしてみたいというか(クロマの胸の先があでやかな朱色を帯びていて、頭をもたげてかぷりと吸いついた)
ふふ、君とこんなことをする日が来るなんてね ほら、もう片方が空いてるよブロディ(舌で捏ねてみたり強く吸ってみたりしながら合間合間に喋っている)
これはけっこう楽しい…かもしれない、何だか安心するような……されてる方はどんな気分だい?(口を放して、濡れて輝くそこに唇を当てた)
(三人で絡み合っているとすぐに誰のどこに触れているのかよくわからなくなってくる それは愛らしい竜たちに溺れてゆくような感覚でもあり、自然と気分が昂ぶってゆく)
薬も魔法も無くたって、愉しむ手立てはたくさんあるさ ね、フラプティナ?(口づけは過日の記憶を揺り起こすように甘く激しく、熱に浮かされたように)
(フラプティナの下腹に手を当てて、そのままさらに下方へと滑らせてそれなりに濃く生え揃ったものを手のひらに感じながらお湯の中で撫でている)
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ベレグリエル
2024-06-24 (月) 00:31:14
「ふぅん?擽ったいが気持ちいいっていうのはどういう……ぉぉ?」(繊細に触れる指先に、ぞわりとする。それ自体は擽ったいのと同じ気もしないでもないが)
(なんとはなしに違うような、そんな気もする)「確かに。大きさに比例するのかな……ん」(掠めるような触り方にどこか期待を裏切られ、焦れたような声が漏れる)
(『成程、凸を凹に合一した訳ではない、と』そう、いざとなったら凸が出来るものと思っているドラゴン的思考汚染である)「確かに授かっていたら学園どころでもありませんしねぇ……」
「えっ……私もです?」(『これが気持ちいい、かぁ……』等と何か感慨深げなクロマのもう片方の乳房におずおずと吸い付く)
(赤子は大抵はこうするので昔の自分もまたそうだったのだろう、とは思うが記憶にない。普通はあまり覚えているものではないというのも知らぬまま、飴でも口に含んだ心持ちで軽く吸ってみたり、転がしてみたり)
「や、感想を求められても困るというかー…ん、これが気持ちいいって感じかーって」(いつもの涼やかな表情が崩れ、困ったような顔で頬を赤らめている)
は…む、ん……ふ(熱っぽい口付けを交わしながら、首に回した腕の片方を外して首から顎のライン、そこから耳元へと滑らせる)
(今一度形を確かめるように耳の縁を撫で擦り、丹念に慰撫する。膝の上にしっかり座ってしまっていると、こちらからは同じ場所へは手出しが出来ないのは失敗だったかも、などと思いつつ)
此身には……魔術でも薬でもない物も、在りますよ?まあ、此身自身が魔術、魔法のようなものだと言ってしまえばそうなのでしょうが。
(とは言え望まぬならば使う事も無いだろう、となだらかな起伏はそのままで)
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2024-06-24 (月) 01:07:47
人にあって竜にないものがひとつある 数の力だ 竜もそれなりにいるのは知ってるけど、頭数でいえばエルフより一桁も二桁も少ないくらいだ
この身体のいいところは、多産であること……子を産み育てる力をもって魔界の脅威に抗い、繁栄を手にした 私たちエルフだって例外じゃないとも
だから君たちもこの姿でいてくれる限り、同じようにできるのかもしれない 何しろ今は、人とそっくり同じつくりをしている訳だから……(竜の血を引く子供もできるのかもしれない)
ウィルの子供たちはみんなそうだ 人の姿になった竜たちの血筋を引いてる 先例があるわけだから、できるんだろうね…君たちとも(耳への愛撫に背筋を逸らして反応を示す)
(クロマの名を呼んで口付けを交わし、フラプティナにするのと同じように下腹部を撫でて)ねえクロマ、ここ…触ってみたことはことはある? 洗ったり、綺麗にしたりするのじゃなくて…
フラプティナとはこないだ色々してみたから、もしかすると君は……三人の中で一番わからないことが多いかもだね(湯の中で閉じている場所に細指をあてがい、時間をかけて外性器をなぞりはじめる)
痛かったら言って 嫌な時にはすぐ止めるから あと、そうだ…後学のために、私にも同じようにしてみてくれるかい フラプティナも、こっち側に向いてくれた方がやりやすいかな?
(双子の竜に同じように指を使って、それぞれの反応をつぶさに伺いながら花が開いてゆくのをじっくりと待つ)かわいいよ、すごくかわいい もっと見せてよ、君たちのかわいいところ…
(フラプティナには第二関節のあたりまで熱い泥濘に押し包まれて、クロマにはまだ指の腹を浅く埋めた程度 無理なく受け入れられる範疇を少しずつ広げてゆく)
それから、ブロディのことも二人でたくさんかわいがってあげて 普段の労いっていう訳じゃないけど、三人には今よりもっと仲良くなってほしいからさ
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ベレグリエル
2024-06-24 (月) 02:41:36
(竜の時代より今に至るまで、竜の数は減るばかり。子々孫々と係累を残さんとする者は少なく、残したとて育つにも時間が掛かる。自然と死ぬ事もあれば、時に人の子らに依って滅ぼされる事もある)
(只々先細り消えゆく運命……かと思えばそうでもなく、人の子との間に子を成す事も出来る。もしかすると
慈母
(
アリウス
)
の望み、なのかもしれない。いずれは人も魔も神も竜も無く混ざり合い、手を取り合う時代がやってくるのだろうか)
「ん?んー…ん」(呼ばれ、口付けを交わす。下腹を撫でる手には擽ったそうにしながら)「構造がちゃんとしてるか、確認した位かな……機能は確認のしようがなかった」
(片割れや侍女と同じ様に読書は好むが、興味の範囲が少し違った。構造的には理解していても『神経が集中していて敏感』と書かれているだけでは、どう感じるのが正解なのかは読み取りようがない)
「ん……大丈夫。君に嫌なことされたこと無いし……え?待って、体勢どう持ってったら良いのかなこれ」
ん、んー…そもそもこれどういう姿勢で……?(ベレグリエルの膝の上に座っていて、此身の膝の上にクロマ。のはずなのだが、既にぽやぽやしてきているので曖昧)
ええ、それは……一向に、構いませんんっ、よ(足を開いて座るベレグリエルの左右の膝にそれぞれ軽く座る……?とかもぞもぞしている間も蠢く指に蕩け始めている)
「可愛がる……うん、頑張る……ん……ん、もっと奥まで大丈夫かも?力抜いてるから、指折っちゃわない、大丈夫」(同じ様に……ベレグリエルの下腹部を撫で、その先にある形を確認する様になぞり)
(入口のような部分を見つけて、擽る様に指の腹で撫でてからゆっくりと侵入していく)「こうで大丈夫……?フラプティナも触る……のかな?一緒にするのは中々難しそうだけど」
触れる場所や……ん、触れ方は様々有りますので……(空いている上端の敏感な部分をやわやわと転がす様に弄って)
(一瞬で外堀が埋まった……と思いながら、双子の主から伸びてきた手に身を委ねる。権力を傘にする不逞の輩に身体を弄られた時は不快なだけであったが……)
(成程。双方気持ちが向いているのであればまた感じが変わるのか、という理解を得る。主達が身体を創り変えるのと同じタイミングで自身も作り変えて貰って、良かったかも知れない)
「なにかこう……左右で違う触られ方をするのは……」(形や触れる優しさは同じなのに間の取り方や緩急の付け方が違って、本当に初心者なのかと疑う程に翻弄されていく)
「んん、ふ……ど、どうすれば良いのですかこれは……」(侍女が奉仕を忘れるとは情けない……が、手も足も出ないとはこの事だ)
(余談であるが、手を出してきた輩は生涯子宝に恵まれること無く、家の存続のため養子を迎えることとなったとか)
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2024-06-24 (月) 03:51:44
うーん…? 誰が誰に何をしてるのかだんだんよくわからなく……人生は驚きの連続だね どうしたら四人でうまくできるのか、真剣に考える日が来るだなんて
(頭上に?をたくさん浮かべながら二人がしやすいように位置関係を変えて)でも、どっちがフラプティナでどっちがクロマかは目を瞑っていてもわかるとも
見かけの違いや声の違いも細々したところはたしかにあるけど、それ以上に存在感……それぞれに固有の雰囲気というのかな、そういうのがあるような気がする…
もっとしても平気そう? なら遠慮なく(細指を押し包む熱に何度でも驚きながら、柔らかく閉じた肉襞を押し広げて深みを探る 自分のそれに触れられるとむずっときて笑みを漏らした)
……そうか、なるほど 君たちはもともとひとつだったから、ここの形もよく似てるんだ(余人には確かめようのない発見を口にして)なら大丈夫、というかフラプティナも言ってたねそれ
君たちに比べれば柔には違いないだろうけど…みんなの素敵なお師匠さまはね、語られざる諸神も、魔王も、悪竜だって、みんなこの手で渡りあってきたんだよ
まあ、こんな風にするのは……間違いなく、っ…初めて、だけどさ(クロマの指が入口を擦って潜り込んできて、フラプティナの指が包皮を暴きだすと軽く腰が跳ねて)……ぁ…っ
(短い悲鳴にも似て裏返ったような吐息まじりの甘い声が、自分の口から出たものとは思えずに目を瞬いている 刺激に集中するように目をつむり、しばし恍惚の吐息を漏らす)
ふ、ふふっ……いいね、そう…だよ、そのまま…そのまま、ちゃんと気持ちいいから、上手にできて……んッ…ぅ………(自分からも快楽を求めるように、腰が揺らぎだして)
ご覧よクロマ、君のこの手で触れられただけで……私もブロディもこんなになってる(熱に浮かされて酔い痴れるような笑みを浮かべ、お返しとばかりに二人の秘部の上端を捏ね始めて)
ブロディくんも、好きにすればいいさ 同じようにしていいんだから、してみたいことは何だって………っ(双子の竜たちと代わるがわる熱烈な口付けを交わしている)
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ベレグリエル
2024-06-25 (火) 00:15:13
はぁ…ふふ。それだけ多く、んん、深く接してきた……という事ですね……♡(艶然と微笑み、ご褒美というように唇を食んで)
(不思議なことに外見上そこそこ違いを付けているにも関わらず、ちょっと知っている程度だとまあまあ間違えられるので、目を瞑っていても、というのはとても嬉しい双子である)
「髪切った?とか、ぁ、ん、良く言われるんだよね……どこに目を付けてるんっ、だか……へぇ、そうなんだ?」(届く限りに探る指に甘い声混じりに感心の言葉)
流石に、比べてみたりはしませんでしたしね……
「何故かわからないけど、なんとなく、ね……あぁ、そういうとこも一緒なんだね」(双子で見合って、少し笑って)
「そりゃあそうだけど、さ。使ったこと無いとこだし……力加減とかぁ、わかんない、から」(こうして時折声を上擦らせながらも動かし続ける指で、ベレグリエルが乱れていく)
(その姿はどうしようもなく、双子の胸の内に燃え上がるものを覚えさせる)はぁ……っ、ベレグリエルも、可愛い、です……っ♡
(それでも調子に乗って強くしすぎればただの苦痛になってしまう。興奮を抑え、繊細なタッチを心掛けて)
(指に出さぬよう秘めた興奮はそのまま、強まる責めに鋭敏に作用して)んんっ、ひ……ぁぁっ(ぎゅうっと靭やかな細指を締め付け、湯とは違う液体を纏わり付かせる)
「好きに、と……そ、んなことを……言われまして、も……っ」(双子の手指が全身を這い回り、内と無く、外と無く、撫で回される)
(感覚的には何やらもう、もみくちゃにされているとしか表現できず、自分でも把握しきれない機能がフル回転しているといった感じで)
(しかし主達の熱の籠もった口付けを目にすれば羨ましくなって、思わず身を乗り出すように混ざりに行く)
(困っていた手の置き所は偶々空いているベレグリエルの胸へ。置く程度のつもりが自分の物とはまた違った柔らかさで迎えられ、指が沈み込む)
(処理しきれない情報量が熱となって浮かされるまま無意識に捏ね回しながら、誰ともなく口付けを交わす)
(そんなブロディの姿をいじらしく思いながら、自らが愛らしく形作った唇を喰み)
(遠慮がちな舌を捕らえ、絡め合う。段々と誰の唇で誰の舌だか分からなくなっていくようで)
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2024-06-25 (火) 01:02:09
(竜たちの啼く声が情欲を煽る 更なる酩酊へと誘われるまま淫らに求めあって)………ぁ……ぁっ、ん…!! 二人とも、段々慣れてきた……みたいだね
ふ、ふ……んッ………ぁ、大丈夫…ちょっと、よかった……だけだから(双子の腹中がもっと熱く潤んできた感触もあって、二人の反応を確かめながら手指の使い方を大きくしてゆく)
(フラプティナと、クロマと、ブロディと、切なげに揺れる瞳で見つめあっては唇を重ねる 自然と緩んでしまう表情を何とか保って、双子を昂ぶらせることに専念して)
あれ、私……? んんっ、もちろん構わないとも、私でいいなら…何というか、その………これで合ってるのか、正直わからないけど…君たちも満更でもなさそうだし
これでいい、よね(二度、三度と軽く達して色艶を増した笑みを向ける)かわいいよ、三人とも フラプティナも、クロマも、ブロディも……かわいくて、すごく素敵だ
そろそろのぼせてしまいそうだし、続きはベッドでするとして…その前に一度、クロマにはいい思いをして貰わないと(それぞれに二本目の指を呑み込ませて)
(先の雨の日に色々と試して知った、フラプティナのいいところ……一口近くの手前側、ざらついた部分を指の腹で押し込み、尽きせぬ蜜をたっぷりと絡めて刷り込む)
ねえフラプティナ、ここ…好きだったよね クロマも気に入るんじゃないか……って、うん、そう…私も好きだよ、上手………上手(上ずった声で褒めながら込み上げる快楽に身を委ねた)
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ベレグリエル
2024-06-26 (水) 02:08:48
「っん……私にも好きになって欲しい、なんて言ったのは……貴方でしょう?」(唇が離れ、どろりと潤んだ紫水晶の瞳の上目遣いが、溶け切った氷色の視線と絡む)
「好きなのですから、そうするのは当たり前……」(今度は唇……ではなく喉元を甘く噛み、鎖骨の合流地点を舌先で擽る。そうして下へと進んでいくと、両の手で寄せて持ち上げた乳房に吸い付く)
ぁ、ん……ふ、ええ。人の子らの思い描く正解に、んん、ぁ、当て嵌まる必要など……此身達という埒外の相手、なのですよ?(近いタイミングで、同じ様に軽く達し、蕩けきった表情で囁く)
「ぅん、は……そ、う。好きなように、したいように……ゃ、まあ……勿論、無茶な事は、しないしぃ、したくもない、けど」
(いい思いってなんだろう。これ以上があるのかな?と思っていると指が増え、お腹の奥がぎゅっとするような刺激が来る)「んぁん、ひ、ぃ……そうなの……?」
(インセスト的な悦びよりは、ただ単純に同じな所が増えた喜びを覚えつつ)「そうなんだぁ……♡」(真似をして、同じと思われる部分を二本に増やした指の腹で掻く)
「えっ、んん……っむぁ、や、ぁ、クロマ、さま……っ!?」(細かいことを考えられなくなってきたクロマの指は、当然のように同じ動きをする)
(何かスイッチでもあるみたいに、刺激が加わる度身体の奥のゲージのようなものが急上昇していく感覚。抗いようもなく、ベレグリエルの胸に顔を埋めたまま呻き、喘いで)
(既に一度体験しているので余裕が……あるなんてことはなく、同じ感覚へと至る過程を味わう三人の姿と自分が重なって否応なしに興奮を加速させていく)
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2024-06-26 (水) 02:41:05
(寄せてくる波が少しずつ高くなってゆくようで、浚われそうになるたびに踏みとどまって少しでも長く味わおうとする)ぅ、ん……っ…くすぐったくて、変な感じ……
(緋色の髪を、紫の瞳を見つめてぞくりと震える吐息を漏らす)何故だろうね、君のこと…君たちのこと、いつもよりもっと、ずっとかわいく見えてくるんだ
こういう……ことにかけては、うまくいったためしのない私だけど……は、ぁ………ぅ…今は何だか、すごく…(満たされている、満たされている)
(与えあって、求めあって、鼓動を重ね合わせるように熱い血潮を昂ぶらせている 竜たちのせわしく切なげな吐息からその時が近いことが察せられて)
………うん、すごく…嬉しい、ありがとう…ね フラプティナ、クロマ、ブロディ……私のかわいい、ドラゴンくんたち(快楽の堰を切る、最初で最後の一押しを)
(制御を離れて、背筋を巡り込み上げる快楽に嗚咽するような押し殺した呻きを漏らして二度、三度と大きく打ち震える 誰にともなくすがるように肌と肌をすりあわせて)
(感情が揺れて目尻に涙の珠が浮かんだ 余韻に転じるまでの数瞬の恍惚に歓喜し、湯の中で双子の手指に熱いものを降りかからせた)………ふ…ぅぅ……っ…!!
(汗ばんで上気した肌はあでやかに色づいて、のぼせてしまったように陶然と酔い痴れ、呼吸を整えるまでしばしの時を言葉も無く過ごす)
(おそらく本当に湯あたりしかけてもいるようで、気だるげに言葉を紡いで静寂を破った)………クロマ? ブロディくん? 生きてるかい……
すごかったねえ……ふふっ、お風呂も気持ちよかったし、そろそろ出ようか?(三人一緒に抱き締めて、それぞれに口付けを)あとで冷たいものをくれるかな
--
ベレグリエル
2024-06-28 (金) 02:03:33
「ん……ふふふ。あるじもぉ、私、も……まだまだ……ぁ、どんどん、かわい、く……なりますから、目を離しては、ダメ、ですよ……♡」
(その笑みは平素の薄く浮かべる表情とは比べ物にならぬ程に蠱惑的で、囁きは普段の落ち着きからは及びも付かぬ甘さで響く)
「は、ぁう、ん……っ、僕も……嬉しい、けど、なんか、どっか……行っちゃいそ……っ」(込み上げてくる未知の感覚に戸惑いつつも、愛しい者の生み出すそれを素直に甘受して)
(誰しも上手く行くことばかりではないし、師と言えどもこうした事は門外。更には経験豊富という訳でもなければ尚更で)
(そんな愛しき者の満たされゆく姿に胸の内からなにか込み上げ溢れて止め処なく、そこへ最後の一押しが来て)〜〜〜〜〜っ♡
(三竜それぞれが言葉にならぬ声を上げ、身を震わせる。寄せた肌の熱は誰も同じで、触れた所から溶け合ってしまいそうな心地を暫し味わって)
はぁ……っん(弾む呼吸を抑えながら陶然の眼差しで、己の半身の似て非なる恍惚の表情、普段クールで世話焼きな
妹
の蕩けきった顔、愛しいエルフの麗しく艶やかなめくるめく余韻を、それぞれ眺めて愛で)
(呼吸の収まった後もぽやーっとした表情のまま問いかけに答え、口付けにふやけた笑み)「ん、だいじょうぶ……ここにいる、うん。長生きしててもまだ初めての経験ってあるんだなぁ……」
(ブロディもまた暫しふわふわとした感じだったが、深呼吸と数度の瞬きの後ぱっと切り替えて)「……はい。異常はありません。大丈夫です」
「はい、脱衣所に飲料水の供給設備の用意がございます。他にリクエストがございましたら別途ご用意致しますので」(復帰すれば後は滞り無く。小柄な見た目と裏腹に逞しい力で三人を支え立たせて)
はふ……(そして脱衣所に戻れば皆でタオルで水気を取り合ったりなどして、着替えを済ませたり、水を飲んだり。大浴場の脱衣所にはつきものの洗面台も人数分以上あるので、髪を乾かしたりもしやすい)
--
2024-06-28 (金) 22:05:24
ふー……(さっぱりとして冷たいお水を頂きながら肌の火照りをとっている)使ってみて初めてわかる心遣いというか、見かけ以上に快適な空間だったね
一年に一度巡ってくる日のためにここまでして貰えるなんて、私は本当に幸せ者だ(それにしても冷たい水がおいしい いい汗をたくさんかいたので)
今日はフラプティナのベッドで寝ようか? ”竜の巣”と呼ぶにふさわしく、君のが一番大きいし……四人で寝転がっても、誰かが転げ落ちる心配もない
もしかしたら、というかたぶんシーツを汚してしまうだろうけど(横合いから肩に手をかけ、、フラプティナの頬に唇を当てる)大丈夫、あとで私も片付けるから
しばらくみんなごろごろして、いい雰囲気になったら続きをしようか クロマもブロディも、支度ができた子からおいで(腕を抱いて、二人にも笑みを向ける)
(プリミティブな欲求がぶつかり響きあって、物理的にも絆が深まったような感覚があって)大好きだよ、私のかわいいドラゴンくんたち
さてさて、ねえフラプティナ お次は何をしてみよう?(夜明けの空が白むまで、特別な日の長い長い夜を共に過ごすのだった)
--
ベレグリエル
2024-06-29 (土) 01:30:56
喜んで頂けて何より……ですが、来年からは幾分質素に感じられてしまうかも知れませんね……(「毎年前年を上回るようにと考えますと、数年後には国を買うようなレベルになってしまいそうです」と冗談を言って)
ええ、是非そう致しましょう……明日は洗濯日和だと良いですね(頬へのキスのお返しに唇同士を触れ合わせ)
「ん、ふふふ……僕も大好きだよ」(1番上が長く時間のかかるフラプティナ
の支度を二人がかりで手伝って)「私も。大好き……です」
此身も……心より深くお慕いしております(しみじみと、それぞれが答え)
次、ですか?ふふふ……実はまだ、
一番のとっておきがあるのです。
(長く美しいエルフの耳を銀の輝きが縁取って飾るのはその夜であったか、翌朝であったか……それを知るのは四人のみである)
--
2024-06-29 (土) 01:54:33
(その夜のことでした)
へえ、これは……いつの間に測ってたんだろう? すごいや、耳の形にぴったりだ 似合ってるかい?(姿見に映して見る)って聞くのも今更かな
きっと、私の耳によく似合うように作ってくれた訳だから(顔の角度を変えてキラキラと光るさまを嬉しそうに眺める)もっとも……
これ以外、何も身に着けていないことまでは想定外だったろうね(耳にかかった髪を梳き)これが君たちの思い至った「美しいもの」…
その美を私に重ねてみて、想い描いた通りだったか、はたまた想像以上だったか……どちらにしても、すごく嬉しい ありがとうね
フラプティナ……クロマ、ブロディと三人で案を出しあってたくさん考えてくれたんだと思う 三つの石はそれぞれ君たちのしるしなのかな
君たちの大切な一部に慣れたみたいで…ふふっ、なんて素敵な贈り物だろう 一度にこんな、いくつも貰っちゃって………もしかしてあれかい?
三人いっぺんに貰ってしまったものだから、ものすごく欲張りなエルフだと思われてる……? 言われてみれば、たしかにそうかも…君たちの方がたぶん正しい
自分で思ってる以上に欲張りなのかもね かわいいかわいいドラゴンくんたち、みんなみんな私のだ!(三人まとめてじゃれついて、笑いさんざめく声があがる)
(長い長い旅の終わりは、案外こういう光景なのかもしれない そして旅の終わりはいつも、新しい旅のはじまりでもある)
(新しい道連れを得て、こうして新しい扉をいくつも開くことになって……美しくも愛らしい竜たちとたどる道行きに胸を膨らませるのだった)
--
ベレグリエル
2024-06-30 (日) 01:10:03
👂️💎✨️ --
2024-06-30 (日) 20:19:42
(一行は今、旅の空。誕生日パーティの後、双子の夏休みの課題やらブロディの入学準備やらをそつなく済ませ、フラプティナのかつての塒へ遊びに行く途中である)
(……と言っても、塒自体はそれほど見どころがあるわけでもないので、手前にある北限の町の一つ『ヴォトレンディ』で一泊する予定だ)
……ああ、見えてきましたね……あれがヴォトレンディの町です。畜産と農業で栄える土地ですが、近年は観光にも力を入れているようで……
(眼下には広大な農地や牧場、そして色鮮やかな花畑。帝都付近との気温差から今のシーズンが花の最盛期であり、観光の目玉の一つとなっている)
--
2024-06-30 (日) 22:30:34
(北方帝国たるゼイムの更に北限の地に近く、けれども短い夏の間だけは特別な魔術的防護がなくとも飛行ができる程度には気候が穏やかで)
北の最果ての街だというのに、こんなにも広大な牧草地を抱えてる 元は氷河が流れて落ちて、谷間に広大な平地を形づくった……ということかな
遊びに来るには一番いい季節かもしれない 風光明媚な土地柄だね(巡航速度よりも一段二段スピードを落として、鞍上で心地よい風に曝されている 手を伸ばして首筋を撫で)
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ベレグリエル
2024-06-30 (日) 23:16:33
ええ、ですのでお連れするなら夏の内にと決めていたのです……(撫でる手に心地良さ気な鈴を転がすような竜の声が響く)
……まあ、言い換えれば冬の塒は軽い気持ちで訪れるには不向き極まるという事でもありますが……(暫しゆっくりと大きく旋回しながら徐々に高度を下げ、丁度よいスペースに降り立った)
名産品が多くありますので、もし気になった物があれば帰りにまた寄ると致しましょう……急ぐ旅という訳でもありませんが、ここより北は荷物は少ないに限りますから。
--
フラプティナ
2024-06-30 (日) 23:38:13
(地上に降り立つと飛行用のグローブを外して手を伸ばし、鼻先から顎までたくさん撫でて口付けをする)おつかれさま、最高の乗り心地だったよ ありがとうねフラプティナ
(飛行補助の魔術が幾重にも働いていることを抜きにしても、制動や加速、旋回などあらゆる機動において騎手に一定以上の負荷がかからないように、常に気を遣ってくれている様で)
(飛行時間の蓄積が進むにつれ、お互いの特性に対する理解が深まり、今では自然と息が合うようにもなっていた 鞍を外し、竜具一式を手際よく片付けて)エスコートをお願いしても?
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ベレグリエル
2024-06-30 (日) 23:54:32
(たっぷりのスキンシップにも嬉しそうな声を上げ)はい、どういたしまして。ベレグリエルもお疲れ様でした。
(愛するものを背に穏やかに飛ぶ楽しみは、一人自由気ままに音の壁を超え、空の蒼を超え、星の海と空の境を駆ける楽しみとはまた違った佳さがある)
(互いを深く識り、息を合わせる。それは一人では出来ぬこと)……喜んで。先ずは宿に荷物を置いて、それから方々を見て回りましょう。
(荷物を片手に、もう片手はベレグリエルの手を取って。『ようこそヴォルトレンディへ』と書かれたアーチをくぐり街の大通りを進む)
(観光シーズンということもあり、立ち並んだ出店と人々とで大変賑わっている。とは言え道は広く取られているので歩きづらさは無いようだ)
此身も久々に訪れましたが……佳い賑わいですね(進んでいく先、大通り中央には竜の彫像が置かれている。角や背鰭等細部がフラプティナとは違っているようだ)
--
2024-07-01 (月) 00:12:51
ここがヴォルトレンディ……恥ずかしながら、遊びに来るのは初めてだと思う 帝国の隅々まで知ってるつもりでも、知らない場所はまだまだたくさんある訳だね
人が集まれば村ができて、街ができる 暮らしの数だけ土地の名が生まれて、時の流れの中で美味しいものや美しいもの、ささやかな楽しみを生み出してきた
まるでお祭りみたいな賑わいだけど、今日は特別何かがある訳でもない…のかな(すっかり観光客モードで、杖を抱えていない方の手を繋いでキョロキョロしている)
……おや、甘い匂いがする…どこからだろう? 何だいこれ、お菓子でも焼いてるのかな(幸せな雰囲気で食欲を誘う香りのもとが見つけられずにすごくキョロキョロしている)
あっ、ご覧よフラプティナ! あれってもしかして君の像? 頭がちょっと大きめだけど、威厳に満ちててカッコいいじゃないか 人前に出る時はああいう姿をしてたとか…?
--
ベレグリエル
2024-07-01 (月) 01:59:01
此身の記憶している400年程前は小さな村でしたから、恐らくそれから今に至るまでの不断の努力でここまで大きく発展したのでしょうね……
実質的には此身も初めてですから存じませんが、或いは何かの催事等があるのかも……荷物を置きましたらまずはこの辺りを散策しましょうか。
(とてもキョロキョロしていて可愛らしいですねと思いつつ、あちこち見て躓かぬよう歩きを調整しながら)
ああ、あれは……ええ、そのようですね。この町に特別なにかした覚えはありませんし、細部が異なるのが気になりますが……
(ある程度近くまで来ると、大きな竜の傍らに寄り添い合う夫婦の像が立っているのが見える)
(台座の銘板には『ヴォトレンディ300周年記念 始祖開拓者と北境守護者の像』と銘打たれ、それぞれ誰の像かの説明書きもあった)
……ふむ。竜の方は確かに此身の像ですが、時期的に例の剣の影響で動けぬ間に作られた物……
そして夫婦は……あの角の生えた妻の名は知己の竜と同じです。角の形等から見て恐らく、その竜が人に転じた姿、かも知れません。
確かに思い返せば開拓初期頃には、何度か永久氷域付近に迷い込んだ者を送り届けることがありましたが……“守護者”は些か大仰ですよね。どういった経緯でこのような像が……
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フラプティナ
2024-07-01 (月) 02:50:50
知らない場所に行ってみるのが好きなんだ 目に映るもの全てが新しくて、どんなに長く生きていたって見たこともないものがそこにある
知ってる場所は訪れるたびに景色が変わって、消えてしまったものもたくさんある訳だけど…はじめての場所なら、残念な想いをすることもない
ただワクワクすることに専念できるのさ(甘い香りのもとを見つけて、クイニーアマンによく似た焼き菓子が山積みになっているのを見つけた ひとつ買ってきて半分に分ける)
はい、君の分……ふむふむ、上の平らなところが飴みたいに硬くて、パリッとしているみたいだ(観光客らしくぱくつきながら並んで歩く)へえ、これはバターの味もいい
この土地で作られてるんだろうね なかなかだよこれは(もぐもぐと咀嚼しながら、長身を折って像の傍らの説明書きを読む)フラプティナの友達?
そうか、二人のことは神話や伝説じゃなくて史実なんだね 人と結ばれて、街を築いて……今もどこかで元気にしてるのかな どちらかというと君の方が神話みたいだ
(像の周りをひと巡り、歩いて眺めて)ご覧よフラプティナ、この角度から見ると優しそうな顔に見えるの 本物の方がもっと素敵で優しいけどね
(土産物店の店先にゆるめのぬいぐるみを見つけ、手を引いていく)うわ、かわいい! 君もかわいいけど、このかわいさはちょっと独特の味があるというか……
お土産に連れて帰ろうよ 腕で抱えられるサイズの子たちをひとりずつと、せっかくだから一番大きいのを!(大きい方は帝都への配送を手配してもらった)
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ベレグリエル
2024-07-01 (月) 22:56:51
確かに……(村から見た遠い山並みは変わらないのに、今ある町は面影すら残っていない。一抹の侘しさはあるが大いに栄えているのは喜ばしく)
(共に歩く愛する者の楽しげな姿を加味すれば総じてプラス、と思う。と焼き菓子の半分を手渡され)……ああ、有難う御座います。佳い香りですね(断面を少し嗅いでにこり)
甘さも丁度良く、食感や口溶けも申し分ありません(バター以外にも小麦や、甜菜のような根菜も多く生産しており、まさしく地産品を惜しみなく使用した逸品であった)
ええ……実は帝都へ行く直前に少し話をしましたので、運が良ければ塒の方で会えるかも知れません(或いは町と氷域を行き来しているかもしれない)
ふふ、そうですか?少々美化が過ぎるかも……(贔屓目でしょう、と思うがそれ以上に褒められてしまって照れる)
人の子は何かとぬいぐるみにしたがるものですね……因みに、横にいる青みがかった白い方が先の知己の竜の姿ですね。
(帝都を中心に販売されている勇者パーティぬいぐるみを見た時には不思議に思(いつつベレグリエルの物は沢山買)ったものだが)
(成程大人であってもこの食いつき。好きなものは有れば有るだけ良いようだ)……ふふ、構いませんが、まだ宿にたどり着いてもいないのですよ?
(などと、結局大通りの賑わいをまあまあ満喫して、宿にたどり着く頃には日が傾き掛けていた)
(宿はヴォトレンディで最も大きく、古い建物で町長の一族の経営のようだ。内外を問わず竜をあしらった装飾が多く見られ、帝城に次ぐ量なのではと思えるほど)
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フラプティナ
2024-07-01 (月) 23:33:44
今でも元気にしてるんだ それはよかった あの像の通りなら、君に似て綺麗な竜なんだろうね(竜としての姿から色白の美人を想い描いている)
ふふっ、贔屓目もなにも私のドラゴンくんが世界一に決まってるとも ゼイム中の騎手たちが口を揃えて言うことだ うちのドラゴンくんが一番だってさ
誇り高くて、愛情深い君たちが焼きもちを焼いたりしないように、終生妻帯しない人もいるくらいだ たいてい人より長く生きるし、この関係は結婚にも似ているのかもしれない…
それくらいかけがえのない存在だってことさ(抱えらえれるサイズのぬいぐるみを片方渡して)こうして見ると……なんだか子沢山みたいだね、なんて
(ひととおり案内してもらって、けっこうしっかり歩いて宿にたどり着いた)贅を凝らしたつくりを見るに、君が助けた人たちは豊かな暮らしを手にしたみたいだ
いいことをしたね、フラプティナ(あらゆる場所に竜の装飾を発見するたびに指さして、かわいいとかかわいいとかかわいいとか言っていってる)
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ベレグリエル
2024-07-02 (火) 00:41:26
ええ、確か……
冷厳なる白夜を統べる氷雪の女王
……などと呼ばれていましたね(竜の雌雄を判別するのは難しいので、見た目のイメージで付けられたであろう事は想像に固くない)
竜騎士となる道は峻険であると聞きますし、注がれる情はさぞ深いことと思いましたが……それ程とは(そしてベレグリエルもまたそうだということは折に触れて伝わってくる)
ふふふ……(子供を抱えているようだと言われてしまうと、どうにもその様にしか思えなくなってしまう。結果ぬいぐるみは大事に抱え、荷物は尾でぶら下げる形になった)
過程を見守っていたわけではないので、いまいち此身に実感はありませんが……(良く見ると装飾は知己の竜の物とフラプティナの物が混ざっているのだが、ベレグリエルがかわいいと言っているものはどれもフラプティナを象った物であった)
流石の百発百中……あ、すみません(フロントのスタッフに声を掛けると「申し訳御座いません、本日は満室d……うぉっ」と一旦断られかけた後驚かれる。そしてペコペコ頭を下げて謝罪した後、伝声管を使って何処かへ呼び掛け始めた)
(そして程なくピシッとした身なりの壮年男性がやってきて「申ぉぉし訳御座いません、只今お部屋へご案内致しますッ!」と随分なハリキリ様で荷物を預かり、昇降機へと案内する)
(聞く所に依ると男は町長の血縁の支配人で、祖先たる氷竜、即ち件の知己より直々に『近い内に(竜基準)私の友が参りますので、丁重に饗すように』と仰せつかっていたらしい)
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フラプティナ
2024-07-02 (火) 23:04:53
(いたく恐縮されてる様子を見て、声のトーンを落としてちょいちょいと袖を引く)せっかく見知らぬ土地に来たことだし、旅先でちょっといい宿に泊まりたい 考えることはみんな同じだ
良さそうなところから埋まってしまって、まあこういうのもよくある話さ 何か行き違いがあって都合がつかないなら、どこか近場の別の宿でも構わないけど……
(あまりに恐縮した様子にはまあまあ、と宥めるような仕草をして)君の友達の子孫なら、私にとってのウィルの子供たちみたいなものだね
それなら、子供たちにもその友達と同じように接したらいいと思う ウィルの子供たちにも色々あってね、赤ちゃんが生まれたら祝福しに行くのが習わしになってる家もあるんだ
(そういうわけで、と支配人に前置きして)この子のことは気にしないで ご覧の通り、のほほんとして優しい子だから、別に何とも思っていないとも
普通のお客さんと一緒で構わないし、私たちのために何か特別なことをして貰わなくても大丈夫………ああ、女王様が怖い人ならよくしてもらったって伝えておくからさ
(ね、とフラプティナに片目をつむって)そういえば彼女……彼じゃないよね? 名前は何ていうの? 君たちの間の呼び名とか、誰かが呼んで気に入ったのとか…
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ベレグリエル
2024-07-03 (水) 00:17:04
ええ、此身もそうした理由でここを選んだ訳ではありませんし。少々縁の有った者の子孫が息災であるか、その程度で……
(と特別扱いでなくとも良いという二人の旨に、支配人は人の良い笑みで「あぁ〜いえいえいえ、なにも祖先を恐れての事では御座いませんで……」)
(「……そもそも、こうした時の為に、特別な部屋を空けて置くのが宿というもので御座います……他所ではどうか知りませんが、ええ。しかしこう……私の代で遂に来たか……と、感慨深い所が御座いますねぇ」と答える)
(「私共は親しみを込めて『超お祖母様』と呼んでおりますよ」と嘘か真か判断つきかねる冗談にくすりと笑いつつ)親しい竜の間では名の一部を取って“イーズ”と。人の子らはこの辺りの言葉で“イス”、と呼んでいましたね。
(時折似通った言葉があるのは竜との関わりの深さゆえであろうか)……先程の“冷厳なる云々”よりも、ただ、“イス”と呼ばれるのを好んでいました。
(「私も幼い頃は恐れ多くも“イスばーちゃん”と呼んでましたねぇ……いつもにこにこしておられました。と、こちらがお部屋となります」)
(最上階で止まった昇降機を居りてすぐ、立派な扉を開けて支配人が部屋の中まで案内する。こちらがベッドルーム、こちらがシャワールーム……最上階フロアほぼ全部だ!)
……二人で泊まるには少々持て余す気もしますが、逆にこの部屋しか空いていないというのであれば致し方ありません……ね?
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2024-07-03 (水) 00:56:54
そういうことなら…もてなして貰える分には喜んで好意に甘えてみようか(事情はだいたい承知した)それにしてもフラプティナ、この反応からして…初めてなのかい?
ふだんはどこかの巣穴に籠って惰眠を貪ったりして、帝都には直に飛んできたのだとしたら……わざわざ立ち寄る理由も無いし、素通りしてたみたいな感じかな
ふふっ、微笑ましくていいじゃないか イスばーちゃん……私の祖母も元気にしててね、今でも時々手紙のやり取りがあるんだけど、孫にはすごく甘いんだ
私ももういい歳なのに、孫というのはいくつになってもかわいく見えてしまうものらしい いつから生きてるか記録にも残ってなくて、そもそも暦というものが生まれる前……
それこそこの世のはじまりからずっと生きてるなんて噂もあるけど、私のことはいつも甘やかしてくれたんだ イスもさぞかし優しいお婆さまなんだろうね
(昇降機ひとつをとってもこの地の豊かさが覗える 階段の上り下りをせずに済んで楽、というわけで動力機関を維持し続けるだけの財力があるということだ)
(動作音も静かで帝都の裕福な貴族の邸宅に設置されたものと比べても遜色のない設備だった ベッドルームが客室かと思えば次々に部屋を案内されて呆気に取られていく)
これ全部一つの部屋……部屋?と言っていいのか…あ、ご覧よフラプティナ 窓からの景色もすごくいい せっかくだし使わせてもらおうよ こんな体験なかなかできないだろうしさ
それで、ここに泊まって友達のとこに遊びに行くのかい 君の塒ともお隣同士だったりするのかな 今回は全部お任せだ 君についてく どこへでも行ってみよう
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ベレグリエル
2024-07-03 (水) 02:09:23
ええ、如何にも。此身が良く訪れていた400年程前は、この様に立派な宿もありませんでしたし。
(ベレグリエルの祖母の話を、目を細めて聞いている。暦も無い頃というと、神の作り出した最初の世代なのだろうかと思いつつ)
(「ええ、それはもう……毎月少なくとも3度は私共の顔を見に来てくれますから」そんなエピソードにも穏やかな笑顔のフラプティナ)
ええ、とても……そう言えばそろそろ日が沈む頃でしょうか(特に眺めの良い方角は大きめに取られたバルコニーがあり、戸や窓はガラスが二重に貼られ寒気を遮断出来る作りになっている)
そうですね、是非。有難う御座います、支配人(「お気に召されました様で何よりで御座います。お夕食は後程こちらへお持ち致しますので、ごゆっくりお寛ぎ下さい」大役をひとまず勤め上げ、安堵の様子で一礼して支配人は去っていった)
……明日は荷物をこの部屋に置いて一回り観光をしまして、昼食の後に最小限の荷物を持って塒へ向かおうかと。そして塒で一泊の後、ここへ戻り土産を見たりなどした後、帰路に就くというつもりでおります。
イスとは……あちらの気が向けば会えますでしょう。此身がここまで来ていることは既に気が付いていますでしょうし(遠くとも気配のようなものは互いに感じるらしい)
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2024-07-03 (水) 22:04:32
明日のお昼か、待ち遠しいね(観光マップを開いて眺める)しかも一泊泊まっていけるなんて願ってもない話だよ ほら、いつぞや訪ねた街のことを覚えてるかい
私たちの刻んだ歴史が後の世で誰かの暮らしを支える糧になる そうなると、どこもかしこも昔のままとはいかない お客さんを迎えられるように人の手が入ることになるし……
当時のことも脚色されて伝わっていたり、私たちも知らないような話が捏造されるなんてこともある 観光地化して、産業になるってそういうことだからさ
君の住処もそうなっていたら、泊めてもらうのはちょっと難しいかなって思ってたんだよ でも、そういう訳じゃないとしたら……聖地みたいに保存されてるのか
はたまた、お客さんを呼び込めないくらい大変な場所にあるかだね 知り合う前の君はどんな暮らしをしていたんだろう? この目で確かめたいと思ってて…
ふふっ、さしもの私も竜の塒に止まっていくのは初めてだ 私の知ってるドラゴンくんたちは滅多に客人を迎えようとしなかったから(バルコニーに出て家々の灯を眺める)
ここが彼女のお膝元だとして、君があられもない声を漏らしてしまったりなんかしたら……全部聞こえてしまうのかな 今日は控えておくかい
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ベレグリエル
2024-07-04 (木) 02:16:36
(マップには乳搾りや乳製品加工、ハーブキャンディ作りに熱気球や乗馬など、牧場の町としては割とオーソドックスな体験系アクティビティが並んでいる)ええ、勿論覚えておりますよ。
……確かに。イスや歴代の長が禁足地と定めているでしょうし、実際気軽に足を踏み入れられる場所ではありませんから……どちらも、ということになりますでしょうか。
人の子のように間取りを定める者もそう多くはないでしょうし、大抵は誰かを饗すに向かぬ所があるかと思われます(何某かの理由でダンジョン化していればある意味では饗されることになるが)
(ベレグリエルの横で、手すりに軽く凭れる。帝都より幾分涼しい夜風が爽やかに吹き抜ける。心地良さ気に目を細め……思わぬ話題に赤面する)……さ、流石に……そこまで鋭敏に感じ取れるというものではありませんが……
(もしそうなら、竜同士の交流としての闘争など必要が無かったであろうし、何より帝都にいる竜に連なる者皆に筒抜けという事になってしまう)
(そんな事になっていたらあまりにも恐ろしい……仲の良きは佳き事だが、何もかも詳らかではとても帝都には住んでいられなくなってしまう)
……ですが、後片付けのことを考えると少なくともベッドでは……(何を言っているのだろうか。耳が熱い)
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フラプティナ
2024-07-04 (木) 22:16:47
どっちもか それは面白そうだね 歴史を学ぶ一人の学徒として大いに興味をそそられる たとえば君が人のためにしてきたことに感謝の念を抱いている人がいるとしよう
人に恩恵をもたらしてきた存在であれば、アリウスを慕うのと同じようにフラプティナに崇敬の念を抱く人もいたはずだ 信仰が生まれ、文化が生まれることがあったなら……
君に最も縁の深い場所、塒を訪れることが感謝を示す行いとされたかもしれない いうなれば聖地であって、神殿だね この世界にはそういう場所が今でもたくさん残ってる
もちろん、飲み水だって自分でもっていかないといけないだろうし……洞窟みたいな場所なら野営とあまり変わらないかもしれない でも、そんな場所に泊まれるなんてわくわくするね
長い長い時を過ごした場所を訪ねれば、君の過去に出会えるかもしれない(もしかすると歴史上初めて棲家にお呼ばれするエルフになるかもしれない それは楽しい想像だった)
特に力ある竜は頭の中に直接語り掛けてきたりするし…たとえばこう、「むっ、フラプティナの気が昂ぶっておる……生気に満ちて、闘争でないとなれば…ふっ、まさかのう?」みたいなさ
無いなら安心だね(可笑しそうに笑っている)出会った頃の君なら
「何を恥じらうことがございましょうか 其方の情愛、誇らかに世に示してご覧に入れましょう」
とか言っていたかな…
最近は服を着ることにも慣れてきて、だいぶ人の習いに染まってきたじゃないか(手慰みにしっぽの付け根を撫でている)半分くらいは私が染めたことになるのかな どちらの君も私は好きだよ
さて、夕飯まで少しフロアを探検してみようか? どこかにいいお酒が仕込んであるかも…私の勘は当たるんだよ(手を取って、意気揚々と引いていく)
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ベレグリエル
2024-07-04 (木) 23:44:46
(確かに、ただ足を踏み入れるなかれとした所で守る者ばかりではない。罰が当たる等の禁忌よりも、崇敬や畏怖の方が人を遠ざけるには効果的かも知れない、と思う)
(迷い倒れた者を一時的に介抱するために誂えた部屋はあるが、それ以外は誰も入れたことはない。そう、間取りを定める珍しい方の竜なのだった)
……此身の塒に見所などそう無いと考えておりましたが、或いは観光を早めに切り上げても良いかも知れません……
(流石に古き竜と言えどもそれなりのデリカシーという物があろう。多分、きっと。何しろフラプティナよりも先に人の子と番となり、より長く暮らしているのだから)
(言うかな……言うかも……と我が身を少し省みる)……確かに恥じらいもありましょうが、その言い回しで応えるならば、其方の情愛を独り占めにしたいというのが何よりですね……(言ってまた少し照れる)
(付け根を撫でる手には尾が心地良さ気に揺れ)きっと其方と出会わなければこうはならなかったでしょう。ですから、最早全てと言っても過言では無いかも知れません、ね……
そう言えば、小さな甘酸っぱい果実で作るお酒も名産品の一つと聞きました。ラウンジのような部屋もありましたし、あるならばきっとそこですね(手を引かれ、先程軽く案内されたフロア内を巡っていく)
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フラプティナ
2024-07-05 (金) 00:26:07
見どころしかないでしょ(見どころしかないでしょ)観光も大事だよフラプティナ ここは君にとって大切な縁ある土地だもの 私が語りし者の館に帰るようなものじゃないか
たとえばそう、融通のきくプランがあるなら目的を持って動くのもいいかもしれない というのもね、ここには過去の君がいる 過去の君とは、人の記憶に残った君のことだ
人は君がしてくれたことを忘れない 君にとっては一時の気まぐれで助けたのだとしても、助けられた人にとっては一生に一度の大事件だ
絶体絶命の危機からどうして生き延びられたのか、子々孫々まで語り継いで君への感謝を新たにし続ける……その物語を記録して書物にまとめた人もいるかもしれない
おとぎばなしを集めた民話集みたいなものがあるなら、内容の半分以上は君に関することだろう 本屋さんに立ち寄って、いくつか紹介してもらうとしようよ
町長にお願いして、昔話に詳しい長老から話を聞くのもいいかもね クロマとブロディにいいお土産ができると思う(部屋ごとに調度品の中まで見て回る)
でもね、竜にも色々なのがいて……人に好意を持つ者ばかりじゃなかったんだよ 人に優しく、慈悲深く見守ってきた……(ふかふかのベッドにそれっと押し倒してじゃれつく)
持って生まれたその人柄は君だけのもの 誇らしくて愛らしい、私の大好きな君だ(首筋に軽く口付けをして)だから私は半分でいい 君が君じゃなかったら、こうはならなかったからさ
今日はこのままゆっくりさせてもらおうかな 美味しいものを食べて、お風呂も使わせてもらって、ぐっすり眠って、明日もめいっぱい遊んで回ろう(フラプティナの大きな身体に埋もれる)
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ベレグリエル
2024-07-06 (土) 22:29:23
(言われてみると確かに、語りし者の館は是非とも訪れてみたい。成程、自分では大した事がないと思えても、ベレグリエルにとってそうではないのだ。そのように思って貰えることを嬉しく思う)
(或いはイスもまた、そうして語り継いだ者の一竜だったりするのかも知れない。そうして自分の預かり知らぬ所で伝わる諸々を思うとなんとも面映いことではあるが)……悪い気は、しませんね。
此身も元はそれ程人の子らに優しい竜ではありませんでしたよ?(素直に押し倒され、楽しげに笑って)或いはそれも、竜の基準では優しいのかも知れませんが……
(滅ぼそうと思えばいつでも、などという苛烈さで接することがなかったという意味ではこの上なく、である)
ふふっ(首筋へのキスに擽った気に笑って)……ええ。此身がこうでなければ、そもそも其方と会うこともなかったでしょう……もしくは、敵であったかも知れません。
そう致しましょう……改めて、長旅お疲れ様でした(ぎゅう、と両の腕と胸で包み、脚と尾を軽く絡めて)
(そのまま眠りに落ちる……と夕食(を運んでくる者)が困るので暫し、微睡みつつゆったり過ごした)
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フラプティナ
2024-07-06 (土) 22:50:19
(翌朝──ビュッフェでの朝食を済ませ、昨晩話した昔の話に関連する施設や人物などを、フロントの者に相談してみる。すると)
(町には書店がいくつかあり、その他古い本を探すならば町立の図書館もお勧めだという。また流石に400年以上昔の話を直接知る者は居ないが、支配人や町長の曽祖父に当たる人物が健在だそうであった)
(「……マップに印を付けておきますね。誰よりも一番町の昔に詳しい方はイス様ですが……私共の伝手よりもフラプティナ様の方がより簡単にお会いできるでしょう」)
(ということであった)……そう言えば帝都以外の書店に足を運ぶのは初めてです。やはりこれだけ離れていますと、地域性が出たりするのでしょうか……
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フラプティナ
2024-07-07 (日) 00:38:59
「郷土史」っていう分野があってね 歴史にも中央と地方というのが存在するんだ たとえばこの街のはじまりの開拓者、地元の人は彼のことをみんな知ってる
でも、ディンデルの先生たちに尋ねてみたらどうだろう? 半分もわかるかどうか…単純に知る機会がないとも言えるし、知るべきことが多すぎるとも言えるだろうね
歴史はその土地に暮らす人々のものだ 学会に籍を置く歴史家たちは、それぞれ専門とする分野の研究をしているに過ぎない もちろん、ディンデルにも郷土の歴史はあるわけで…
物事を深く知りたければ、現地を訪ねるのが一番いいに決まってる そういう訳で……郷土史家たちの業績を訪ねて回ろう これも旅の楽しみだよ、フラプティナ
(地元出版社が少数発刊している民話集や地誌を買い求め、図書館では貴重な文献の紹介を受けることができた 旅のお供に数冊選んで、残りはディンデルに送ってもらった)
(観光の合間合間に表敬の態で古老のもとを訪ねて回り、永き時を語り継がれた物語に親しむひとときを過ごした)前議長のところにいた書生さん、あの眼鏡をかけていて背の高い……
史料の写しを送ってくれるそうだよ 時間が足りなくて聞けなかった分も書き起こしてくれるってさ おかげさまで、しばらく読み物には事欠かないだろうね
クロマとブロディにもいいお土産ができだじゃないか あの子たちときたら、君のことは何だって興味津々で知りたがるんだから すごく喜んでくれると思うよ
(そぞろ歩きの道すがら、花屋の店先で白い花を買い求めた)この花は私も知ってる エルフの言葉でたしか、”雪白の天光”……と呼ばれる花だ
人界の北限に咲いて、厳冬の日々につかの間注ぐ陽光のように淡く儚く日持ちがしない…帝都でお目にかかるには飛竜による空輸が必要だから、生花に法外な値段がついたりもする
花言葉は”俤”だ 一瞬の美が目に焼き付いて離れなくなる(背伸びしてフラプティナの耳の上に差した)うん、素敵だよフラプティナ さすがは私のドラゴンくんだ
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ベレグリエル
2024-07-07 (日) 23:15:25
ふむ、言われてみると確かにそうですね……(例えばベレグリエルは博識で、各地の様々な事に詳しい。しかしその知識はウィルハルトや他の仲間達、或いは一人で実際に足を運んだが故のことである)
(簡単に情報を手に入れられるような世の中ではない以上、地域差が出るのは当然のことだ)
(……例えそのような世の中になったとしても、真の意味でどのようなことにも詳しい、ということにはならないだろうが)
ええ、とても有難いことです……きっと此身のみでは聞けぬ話も多かった事でしょう(古くより語り継がれた“始祖開拓者の友”が訪ねてきたというだけでも驚かれるのに、その隣に御伽噺の“エルフの魔法使い”が居るのだから)
(それでもサイン攻めにならぬ町の者達の分別が実に有難い)ふふ、ええ……目に浮かぶようです。共に来られぬことを残念がってもいましたし、ね。
俤……(その荘厳な名に恥じぬ儚い美に暫し見惚れ、ベレグリエルが背伸びをすれば自然と少しかがんで待った)
(花の白と僅かに朱の差した耳の先が、良いコントラストになっている。照れ混じりの、ちょっと蕩けそうな笑みを浮かべて)ふふ……有難う御座います。
(それから人目の切れる瞬間を狙って、そっと唇を重ねる。そして更に照れながらなんでもない風を装って)……さ、そろそろ昼食のお店を決めましょう。お昼が済みましたら宿に防寒着等を取りに戻った後、いよいよ出発です。
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フラプティナ
2024-07-08 (月) 00:08:37
(幾つか出店を巡って肉やチーズを主体とした、所謂ご当地B級グルメに舌鼓を打つ。その後一旦宿に戻ってベレグリエルを防寒具フル装備に整えて)
……今暫くは暑いかも知れませんがご辛抱を。少しすれば丁度良くなりますので……では、参ります(町から離れた所で竜へと転じ、ベレグリエルを乗せて空へ。進路を北へ、一路空を駆ける)
(遠くに霞む山並みは白く、眼下の青々とした夏草はある程度の所で絶えて土が剥き出しになっている。更にその先は茶から白、白から純白へとグラデーションが掛かっていて、その変化は些か不自然に映る事だろう)
(永久氷域の最奥には未だ人の触れ得ぬ、大いなる何者かが封印されているという噂もある。或いは、精霊らに守られているとも)
今は夏ですのでこの様に見えていますが……冬は境が本当に分からなくなりますから、度々人の子らが迷い込むのも無理からぬ話。そろそろ寒くなってきますから、襟元をきっちり閉じてくださいね。
(告げるや否や、風の冷たさはいや増し、夏だというのに雪が舞い始める。目指すはこの近隣で一番高い山、その頂である)
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フラプティナ
2024-07-08 (月) 23:48:11
防寒対策の大切さは身に染みてわかってるつもりだよ いくら世の中が変わったって、凍てつく風がやむことはない……自分でも信じられないような場所を旅してきたんだ
この足でね(今はむっちりとエルフにあるまじきお肉がついている)おとぎ話の”エルフの魔法使い”は空を飛んだりするけれど、ああいうのはここぞという時のためにとっておくものだ
(重力以上の力を感じて、天高くぐんぐんと舞い上がってゆく 上空の大気を肌で感じて、眼下に広がる絶景に感嘆の声を漏らした)いいね、すごくきれいだ!
これも私に見せたかったもののひとつ、というわけだね 君にとってはおなじみの光景も、私にとっては初めての景色だ 君の大切なものを知ることができて嬉しい
ああ……フラプティナ、そろそろお手入れの時期かもしれないね 鱗の隙間を綺麗にしたり、翼の状態をチェックして具合の悪い場所があったら手当をするんだ
愛竜が気持ちよく飛べるようにお世話をするのも、騎手たるものの務めなんだよ 君の塒に十分な広さがあるなら、ピカピカにしてあげようじゃないか(意を汲んで鞍上に伏せ、大きな羽ばたきに備える)
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ベレグリエル
2024-07-09 (火) 01:16:32
ええ(背に負うエルフの好ましい肉付きを思い浮かべつつ)翼持たぬ者が自在に空を駆けるのは、とても容易な事ではありませんでしょうとも……長く、遠くとなれば尚更に(竜にしても翼のみに頼るものではなかったりもするが)
人の子は無論、多くの生き物にとってただ生きることさえ難しい領域ですが……それ故の美、という物はあるかも知れません。
雪や風が止めば落日が真白き大地を赤に染める様も見られるのですが……明日の日の出に期待という所ですね。
ああそうそう、そう言えばブロディが落着したのはあの辺りです(見やすいよう赤い魔力光を当てて示す。雪に埋もれたまあまあ大きなクレーター)
……ふふ、楽しみです。身繕いは良くする方ではありますが、どうしても此身のみでは至らぬ部分が在りますので(さて、山が近付くに連れてそのディティールがはっきりとしてきた)
(裾野から中腹程はなだらかだが、そこから先は傾斜が急になっており、ノミで粗く削ったような山肌は登頂に挑む者を拒む気配を漂わせる)
(更に良く見ると山頂付近に抉り取ったような箇所があり、宛ら発着場のように均してある事に気が付くかも知れない)……あれが、塒の入口です。
(ベレグリエルが身を伏せたのを気取ると存分に羽撃き、ぐんぐんと件の入口へと迫った。そして積もった雪を吹き飛ばしながら、いつものように静かにゆっくりと降り立つ)
(抉り取るように作られた発着場は“入口”と表現した通り、更に奥へと広い空間が続いている)
(そしてある程度進むと何かで区切ったように、防寒着を突き通すような寒さが消えた)……暮らしやすいようちょっとした結界のようなものを組み込んであるのですが……きちんと動いているようですね。今灯りを点けます。
(黒みの強い岩肌の広い空間が照らし出される。奥まった所は一段高くなっており、フラプティナが今よりもっと大きくなっても悠々と寛げそうなスペースがある)
--
2024-07-09 (火) 21:40:06
へえ、思っていたより間口が広くて大きいんだね…(分厚い積雪が吹き飛ばされて空いた大穴の向こうは十分な奥行きのある大空洞で、辺りを見回してみる)
いつもながらに快適な空の旅をありがとうね、フラプティナ(竜の生活空間を訪ねる機会というのはそうそうあるものではなく、その背に乗ったまま首筋を撫でて)
ここに帰るのもしばらくぶり? ディンデルに来る前もここにいたなら、そんなに長く空けた訳でもなかったのかな(問題なさそうなことを確認すると防寒着の前を開けた)
ねえフラプティナ、知っているかい ドワーフの地下王国は大地そのものが発する熱でいつもほんのり温かいんだ 逆に涼をとる手立ての方が有難がられるくらいでね
ここも大地のただなかだから、同じような理屈で温かいのか……うん、脱いでしまっても良さそうだ(明かりがつくのを待って岩肌に降り立った)
(防寒具を仕舞って、杖を片手に眺めて回る)真っ黒で、キラキラしてる…君の影響を受けたのか、元々こういう地質だったのかわからないけど……君に包まれているみたいだ
そういえば、こんな風に恋人の家に遊びに行くのを「おうちデート」って言うんだってさ いつもしてるようなものけど、竜とエルフのおうちデートは世界初かもしれないね ふふっ
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ベレグリエル
2024-07-09 (火) 23:14:58
ええ、降りるにも飛び立つにも間口は広い方が何かと便利ですので(鞍を揺らさぬよう器用に翼や身を震わせ雪を落とし)
(のしのしと四脚のまま進み、丁度良い所で身を低く伏せる)……ええ、約一年ぶりです。ヴォトレンディでは永らく不在とされていたようですが……呪いを受けている間、イスが気を利かせてくれたのでしょう。
ふむ……それでああした薄着が伝統衣装なのですね(若干の誤解を孕んでいる気がするが、それが晴らされるのは新年度に入ってのことかも知れない)
(包まれているようだと言われれば、少し面映い様子で笑って)……ここには永く住んでおりましたから、少なからず影響が及んでいるかも知れませんね……
おうちデート……ふふ、常日頃の関係はどちらかと言えば同棲、ですものね。或いは実家に招いた、という所でしょうか?紹介する親は居りませんが(自分で言ってほんのり寂しくなる)
……さて、どういたしましょう。先に少し休憩されるのでしたら、あちらに倒れた人の子を介抱したりするのに使っていた部屋が有りますよ。
(と口吻の先で指し示すのは竜が寛いで尚広い空間と比してあまりにも小さい扉。対比物が大きすぎる為にそう見えるが、頑丈そうな両開きの扉である)
(実際には行き倒れの手当よりも、自分が人の姿でのんびりするのに使っていた方が比重としては大きかったりするのだが)
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フラプティナ
2024-07-09 (火) 23:52:49
ご明察、君の考えの通りだよ 地下王国のドワーフたちは寒さ知らずの暮らしを送ってきたから、底冷えのするような北国の暮らしには馴染みづらくてね
第一次大戦が終わったあとは殆どが故郷に帰ってしまったっけ……それはさておき(人間サイズの扉を二度見した)あんな便利そうな場所があるなんて思わなかった!
命を拾って雨風を凌げるだけでも御の字だっていうのみ、君にお世話をして貰えた人たちはどれだけ幸運だったんだろうね…それはもう崇めもするさ 伝説にもなる訳だよ
私は大丈夫、運んでもらったおかげで少しも疲れていないとも どちらかというと、フラプティナのことを労わってあげたいんだけど……そうだ、じゃあ着替えに使わせてもらおうかな
どこかに真水の使える場所はある? 湧き水とか、雪を溶かしたりだとか……(使えそうな設備を見て回った)なるほど、こういう感じか 君はそのまま、ゆっくりしてて
(人間さんお迎えスペースに入っていって程なく
衣装を変えて
部屋から出てきた 水の入った洗い桶が脚を生えてついてきている 高価なお手入れ用具一式もお店を広げて)
忘れてたかもしれないけど、バニーは機動性に優れた戦士の装いだ お世話をするならこっちの方が適しているんだよ さっそく始めてみようか?(長い柄のついたブラシを構える)
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ベレグリエル
・ザ・
みどりバニー
2024-07-10 (水) 00:42:57
やはりそうでしたか(ちょっぴり得意気ドラゴン)人の子の大きさではさぞ、大きな気温差が身に堪えたでしょう……
ふふふ、ええ。当初は人の子の暮らしを真似てみる、という目的もありはしましたが(外よりだいぶ暖かいとは言え、弱った者を岩肌に転がしておくのは流石に具合が悪いと思ったのだった)
(疲れていないと聞けば「それは何よりです」と答えた。真水は湧き水を溜めておいた物と、雪を融かした物と両方あり、どちらかが使えなくなっても困らない様になっていた。一年振りだというのに清浄さが保たれている)
(ベレグリエルが戻るまで、ぺしょーんと四肢や体を伸ばしてのんびりしていたが、バニー姿を見るなりしゃんとして)
……おや。思えばきちんと見るのは初めてですね……肝練りの時は幻術でしたから。改めて、とても素敵な装いです。
(自身の物も夏休み中に誂えたが、そちらは入部と同時にお披露目となることだろう)……はい、お願いします。あ、どういう姿勢が良いのでしょう?(とりあえず、伏せの姿勢で待つ)
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フラプティナ
2024-07-10 (水) 01:07:57
昔から好奇心旺盛だったんだね そうでもなければ帝都の学校に通ってみようなんて考えないか 何かに興味を持つというのは、ある意味では誠意の表れでもある
その上に行動を起こせるものはさらに稀だ その類稀なる誠実さと好奇心……私の出会ったどんな竜とも似てない、君の素敵なところだよ
ふふっ、大丈夫だよ楽にして(桶の水を触媒にしてブラシを軽くひと振り、霧雨のように細かく散って竜の身体をしっとりと濡らした)
上空に砂埃が待っている日もあれば、跳ねた泥がそのままこびりついてしまうこともある 君たちの身体の構造は千差万別で、汚れの溜まりやすい場所もあったりする……
竜を綺麗にするときは「上から下へ」がセオリーだ まずは頭から、順番に綺麗にしていこうね(手振りで頭を伏せてもらって、頭の上によじ登ると双角を磨きはじめる)
(埃っぽくくすんだ色合いがすっかり落ちるまでブラシを使って、生え際から上あごまでは二回り小さく柔らかいブラシを手に覆いかぶさるような勢いで熱心に擦って)
いいね、いつもより輝いて見えるじゃないか ちょっと目を閉じていてくれるかい?(頭を撫でて眼の周りを綺麗にして)反対側も………ふふ、君は本当にいい子だね、フラプティナ
(顎の下は個体によって千差万別ながら、鱗の生え方が込み入っていたり汚れが特に溜まりやすい箇所のひとつだ 今度は首を持ち上げてもらって、覗き込みながらブラシを使う)
ドラゴンくんたちの中には喉元に「逆鱗」というのを持っている子がいて、デリケートだったり痛がったりするんだけど…君は大丈夫?(注意を払って観察している)
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ベレグリエル
・ザ・
みどりバニー
2024-07-10 (水) 23:25:27
ふふふ、何やらこそばゆいですね……有難う御座います。誰にも誠実であろうと、常に心掛けておりますが……その様に褒められたのは初めてです。
(多くの神に対しては失望に近い物があった。愛憐に満ちた死を以て子らの争いを収めた大いなる慈母アリウス。その亡骸より生まれ出て尚、相争い合う度し難い者達)
(しかし、その駒として作られたはずの人の子らは違った。短き生ながら望みを後に続く者に託し、その想いを繋ぎ、小競り合いこそあれど概ねの平和を手にしている)
(そしていずれは神の思惑を超越し、人魔の垣根を超えて手を取り合うこともあるだろう、とさえ見ている)
(故にどこぞの天竜と同じく愛の神に一目も二目も置き、愛を持って生きる人の子に興味を持ち、敬意を払う。その内に自らにも芽生えたそれを、互いに響かせ合うことの出来る掛け替えのない者を得た)
(降り注ぐシャワーは春の雨のようで、心地良さに尾が控えめに揺れる)ええ、鱗にも方向がありますものね……それにブラオルも毛の流れに逆らって撫でられると嫌そうな顔をしますもの。
(余談だがブラオルは最近ベレグリエルにも良く懐いており、仕事中膝の上に乗ったりもする。太ももの居心地が良いようだが、重たいので10分と寛げないのが不満げだとか)
(ブラシで洗われるのはもちろん心地良いが、人の形とサイズでは不可能なスキンシップがまた好ましい)
(手入れに熱心な様子も嬉しく、出来栄え良く仕上がる度に褒められるのがまた擽ったい。早くも良い事ずくめである)……♡
(指示に従いつつ、気持ちの良い所に差し掛かると思わずぐっと差し出す様になったりもして)……逆鱗、ですか?そう言えば気にしたことがありませんでした……(ぐーっと首をのけぞらせるような形をキープ)
(喉元の鱗は細かな物が規則正しく並んでいて、首周りの動きを妨げない様になっている。そしてよくよく見ると……逆向きに生えた鱗は無いようだ)……どうです?ありますか?
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フラプティナ
2024-07-11 (木) 00:18:50
ドラゴンくんたちは個体差が大きいからね 人間にも色々なのがいるけど、竜は比じゃない 胴が長い人も火を噴く人も……いるにはいるか、まあ程度問題だ
気持ちよさそうだね、フラプティナ かゆいところを掻いてもらえるみたいな感じかな(顎下から首にかけての荒々しい鱗をきれいにして、浮いた汚れを拭き取っていく)
それっぽいのは無さそうだったよ(ブラシを置いて、木の幹よりも太い首に抱きついてみる めいっぱいに腕を回して)山のようにずっしりとして……
耳を当てれば君の息吹が感じられる 大きくて、太くて力強くて…私の腕じゃぐるっと囲めないんだ 私のドラゴンくんは本当に素敵だね(凹凸の激しい鱗に頬擦りしている)
(気を取り直して背中にのぼり、翼の手入れを始める いろいろ動かしてもらって違和感がないか尋ねたり、細かい傷や腫瘍のようなもののあるなしを検分して)
うん、綺麗なものだね 綺麗なだけじゃなくて強い子なんだ 鳥がぶつかったこともないし、もしかすると瘴気の風にも耐性があるのかな
(首を巡らせても届かない場所をしっかりと綺麗にして、背中から尻尾へ 尻尾の先まで終えたら四肢へと戻ってくる)ふふっ、君はお尻もカッコいいね
立派なものだし、何というか……見慣れてくると、竜としても綺麗な子なんだって実感する、というのかな 仰向けになれるかい? それか、横になってもらっても?
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ベレグリエル
・ザ・
みどりバニー
2024-07-13 (土) 22:31:20
ふふふ、そうですね……(写し身と考えると個体差の大きさは不思議な話だが、その目的が寂しさの埋め合わせであるならば、違いこそが重要なのかも知れない)
ええ、それはもう……痒い所に手が届く、というのを身を持って理解している所です(腕が首に回ると鈴を転がすような声で喜んで、しかしはたと気付くとその声は少し抑えめに)っと……うるさく無ければ良いのですが。
ふふ、そんなにすりすりしたら……顔に傷が出来てしまいますよ(凹凸こそ激しいものの、質感の良く似た黒曜石のように鋭利な断面が有る訳ではない)
(じっくりと検分されるのも何だか楽しくて、返事の声色も弾んでいる)……そうですね、鳥などは普段はお互い意識的に避けて飛びますね。瘴気は……ピリピリする程度でしょうか。
(洗われている間ずっと控えめに尾が揺れていたが、流石にその辺りに差し掛かると我慢して止めていた)お尻を褒められるのは流石に初めてですね……?
んん……これ程までに褒め殺しされますとなんとも面映い……あ、はい(ゆっくり身体を傾け、翼も支えに使って仰向けになる)
(四肢と同じく頑強な翼でしっかりと支えている為、上に乗っても俯せと変わらず安定している)
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フラプティナ
2024-07-13 (土) 23:06:10
そのうち、世界で一番フラプティナに詳しく人になれそうだ 今でもいい線いってると思うけどね(お腹の上にのぼって)背中の側よりほんの少しだけ柔らかい…のかな
ふふっ、キザニアの群島で出会ったオオトカゲみたいにプニプニだ 優しくしてあげるね(泥が跳ねて入り込んだり、固まったようなのを柔らかめのブラシで落としていく)
(後肢のあいだに総排出腔のような部位をみつけて遠慮がちに綺麗にした)アリウスの子供たちには、卵生と胎生のどちらもいるって聞いたことがある……
そもそも子供を作ったこと自体、事例がないんだろうけど…私のドラゴンくんはどちらだろうね?(一通り綺麗にし終えて、もういいよ、と声をかけた)
どうだい? さっぱりした? ひとりでするには結構な運動量になったけど、君のことを隅々まで知れて楽しかった……と、そうだ忘れてた 口を開いてみせてくれるかな
(一度お水を替えに行って、自分自身も綺麗さっぱり濯いでくると新しいブラシを構えて)そのままだよ、そのまま、そのまま……ちょっと失礼(口の中へと上がり込んだ!)
(舌の上にひざをついて、魔術で辺りを照らして歯列を検分する)歯の調子はどう? 痛むところは無い? 見た感じは綺麗そうだけど(奥歯の方から歯磨きをはじめた)
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ベレグリエル
・ザ・
みどりバニー
2024-07-14 (日) 00:37:05
ふふっ、それはブロディやクロマが黙っていないかも知れません(可動の都合もあってか柔らかく、蛇の様になっている。とは言え実際にヘビのように足を使わずに移動出来る訳ではない)
(矢も槍も通さぬ堅固さは背中側と変わらないが、敏感さで言えばやはり腹側が勝るようで)……ええ、宜しくお願い致します(ブラシの感触に少々こそばゆそうにしていた)
(総排泄腔のような部分は輪をかけてもじもじとしていたが)……此身の知る限り、どちらも種として長らえる為の重要な戦略のようでした。どちらが優位かははっきりとは言えませんが……
(胎生の方が仔の生まれは早いが、胎内に抱えている間はどうしても母子共に生存性が低下する。卵生は長く胎内に抱えない分母親の生存性は高まるが、卵の成熟期間が長い傾向にあった)
(いずれもその必要がないと断じた者にとって非効率的な行為だったが、竜の時代と比して平穏極まる現在の環境では、また考え方も変わってくる)
此身が産むのであれば……胎生を選ぶと思います。親も子も互いに顔を知らぬというのは悲しいですから。
(今様の生き物と同様竜にも、孵るまで見守りその後は子育てをする者と、卵を生んだら生みっぱなしの者が居るのだ)
(古き竜の卵の成熟期間がそう短いとも思えず、ベレグリエルと共に世を去ると決めている以上、仔と顔を合わせられない可能性がある方法を選ぶ道理はない)
(声が掛かればごろりと腹を下に戻し)ええ、とてもさっぱりして気持ちが良いです。ふふふ、お疲れ様でした……?
(言われるままに口を開けて……準備が整うのを待った。すると)んん……!?は、はぃ……(そのままキープを続ける。流石に口の中に生きたまま誰かが入るのは初めて中の初めてであった)
(歯列は美しく揃い、歯茎も健康そのものといった色合い。何か挟まったりもしておらず、歯垢の類も見当たらない。三叉の槍を持った巨大な虫歯の妖精も当然ながら居ないようだ)
(人型の時は歯磨きはきちんと習慣づけていたが、竜ではこれまた初めてだ。口の中で動き回りながら磨かれるのはこそばゆくも心地良い)
へぇ、はいひょうふ……《大丈夫です。思えばこの姿での飲食は久しくしておりませんね》(物理的な発声では舌も動いてしまうので、それに依らぬ発話に切り替える)
《んん……にしても、こう……刺激を受けますと唾液が……》(滔々と湧き、或いは噴き出して、飲み込む訳にも行かず溢れるまま)
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フラプティナ
2024-07-14 (日) 01:23:27
そうだね、選べるのなら君の好きな方で(ざらざらの舌を手のひらで押し込んでみると透明な唾液がにじみ出てきて、広くはない口腔の中で横に寝転んでみる)
あ、これはいいかもしれない 姿勢が楽だし動きやすい気がする…君も楽でしょ(高温多湿の鍾乳洞を進んでいくように喉の方へと進んでいく)
このへんが臼歯だね 前歯で細かくバラバラにした食べ物をすり潰して呑み込みやすくする…(とぷとぷと降り注ぐ唾液を浴びながら歯茎の状態を確かめて)
ドラゴンくんのお手入れは、信頼関係というのかな…頭も翼も後足も尻尾も、本来は人に触れてほしくない部分だから咄嗟に振り払われて怪我のもとになることもある
ちゃんと信じあっていて、気を許していないとできないことなんだよ 君に関しては少しも心配はしてないけど、口の検査は一段違うのもわかるだろうね
(動くのを我慢している様子の舌を撫でて)ドラゴンくんたちの歯はそのまま刃物にできるくらい鋭いし、一歩間違えたら丸呑みだ
口、閉じても大丈夫だよ 明かりがあるから、少し隙間を開けていてくれれば(奥の方を照らしてみる)人間にも虫歯というのがあるけど、たとえば鯨……
巨大生物には小さな生き物たちが寄生していることがある 生肉を好む飛竜に多くて、あんまり増えると健康を害したりもするんだ
最近は人の姿でずっといたし、君は生肉を口にしないだろうから…心配はいらないだろうと思っていたけどね(溜まった唾液に身体が浸かりながら方向転換する)
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ベレグリエル
・ザ・
みどりバニー
2024-07-14 (日) 19:59:42
其方が、という選択肢もありますよ?(しかしその場合、子の強さに母体が保たない恐れがあるが、それについてはちょっとした策がないこともない)
(世に多くある御伽噺や伝説では、竜の血を浴びた、或いは飲んだ者が絶大な力を得るという話がちらほら見受けられる。では果たして、他の体液ではどうだろうか)
(無論、血液程マナ濃度が高い訳では無い。だが長きに渡って曝され続ければ、影響は無視出来ないのではないか)
(身体が頑強になれば序に寿命も伸びたり……などという遠大な、ある種の野望めいた考えがあるのだった。効果の有無について、今暫く判明することはないだろうが)
(ベレグリエルにならばどこを触られても気にしない……というより触れられたら触れられただけ嬉しい位。これもまた信頼と呼べるのだろうか)
《少々緊張しないでもありません……ああいえ、閉じたら閉じたで反射的に呑み込んでしまいそうで……》
(口を開け、舌を動かぬ様にしている分には多少なりとも喉の動きが妨げられる為、誤飲は避けられる)
《……ふむ。海に棲む竜の体表にフジツボ等が張り付いているのを見たことがあります。それと書で目にしたものでは……タイの口の中に潜む者とか》(挿絵が中々ショッキングだったのを思い出す)
《自ら狩りをする必要がないというのは効率的かも知れませんが、宿主と一蓮托生と考えるとなかなか思い切った生態のように思えますね》
《ええ……一度料理というものを口にしてしまいますと、やはり生ではどこか味気なくて……実際味をつけていないのですから当然なのですが》
(一瞬、舌を動かして方向転換をアシストしようかとも思ったが、バランスを崩して転倒などしようものなら、大怪我では済まない気がしたので止めた)
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フラプティナ
2024-07-14 (日) 22:16:12
愛竜と一緒に暮らしてる騎手の話はよく聞くけど、口の中に住んでる人はなかなか聞かないかな……(舌の上で頬杖をついている)聞かないだけでいるのかもしれない
運命の相手と出会ったが最後、人生の中心にドラゴンくんが来るようになるからね 生活の全てがかわいいドラゴンくんのためのものになる……
それはさておき、終わったよフラプティナ よく我慢したね よっこいしょ……っと(ぬるぬるの唾液をかき分け、全身べちょべちょになって口から出てきた)
君にとっては古巣で師匠手ずから愛情たっぷりのお手入れをしてもらえて、私は君の塒にお邪魔して私のドラゴンくんの魅力を余すところなく堪能できた
とても有意義なひとときだった、と言うべきだろうね…(満足げに口付けを交わして着替えに戻り、小一時間の後、さっぱりとしていつものローブ姿で戻ってきた)
さてと、私の用事はこんなところかな ディンデルにいると目立ってしまってなかなかこうはいかないだろうし、楽しかったよ ありがとうフラプティナ
それで、君はどうしたい? 私としてみたいこととか、見せたいものとかあるなら言ってごらんよ(杖を抱えてニコニコ顔で鼻の頭を撫でている)
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ベレグリエル
2024-07-15 (月) 03:44:13
《ど、どうでしょう……》(生活の全てが竜の為……スクランブルが掛かって飛竜の口から唾液まみれで飛び出す竜騎士を想像して……いや、ないない……と内心で首を振る)
(だがしかし、引退して山奥などで隠居している場合は……案外あり得る……?)《と、言いますか……ご興味が?》
(思った以上にべちょべちょなベレグリエルにちょっと申し訳なくなりつつ口を閉じ、溜まりに溜まった唾液を飲み込む。ベレグリエル味……?)
ええ、ええ、それはもう(口付けに上機嫌な鈴の転がるような声を響かせて)……あ、お湯沸かせるようになって……間に合いませんでしたかね(人の姿に転ずるなどして声を掛けられもしたが、なんとはなしにそのまま待ったのだった)
どういたしまして。そうですね……学園の運動場など、借りられないことも無いのでしょうが……こうして二人きりで落ち着いて、というのは中々難しそうですね……
(撫でられて鈴を転がす声をころころと)元より、それ程此身の塒に見所などそうはないと考えておりましたので、結構なノープランなのですが……ニコニコしているベレグリエルがとても愛らしいのでずっとこのまま……?
とは行きませんよね。そもそもおうちデートというのは一体どうすれば良いのでしょう……(小首を傾げて暫し思案ドラゴン)
隣の部屋は……本棚に古い本がありますね。ベッドは二人で横になっても十分な広さがあって……あと水場の横の台、布が掛けてありますが実は調理台ですので、夕餉はそこで準備することになります(なにがあるかを思い出しながら並べていく)
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フラプティナ
2024-07-15 (月) 21:55:30
何泊でも無理なく逗留できるくらいには充実の設備、という訳だね 昔の君が人間サイズの暮らしに興味津々でいてくれて本当によかった
ものの本によれば、おうちデートは飲食・娯楽・同衾の三部から構成される 同衾が娯楽を兼ねることもある様だけど、まずは君のいう書物でも紐解いてみようか
私には読めない文字も君ならわかるだろうし、過去の滞在者たちの記録も残っているかもしれない 私にとっては十分すぎるくらいの娯楽だとも もちろん、君のお手入れもそうだ
食事のことは……麓から持参した食材でできる限りのものを作ってみようか(そういうわけで、日が傾くまで書見をして、力を合わせて煮炊きをしてささやかな夕餉を囲んだ)
飲食と娯楽はひととおりできたから…あとは同衾かな 一緒のベッドで眠れるだけでも嬉しいし、お誘いがあれば喜んで……せっかくだし色々やってみようか?
(寝支度を済ませて大きなベッドに腰かけた)ふふっ、今日も目いっぱい遊んでくれて楽しかった ありがとうね、フラプティナ
私の望みは、もっともっと君のことをよく知ることだ 毎日少しずつ、君と触れあう中で叶えていけたらいいなって思ってる……おいで、私のドラゴンくん(ベッドにのぼって、誘うような笑みを)
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ベレグリエル
2024-07-15 (月) 23:21:14
ええ。まあ流石に、長く空けるつもりでいましたから食料の備蓄は残っていませんが(なのでヴォトレンディを発つ前にある程度買い込んできたのだ)
ふむ、飲食、娯楽、同衾……(どれもある程度娯楽要素を持ち込めるので大凡娯楽ですね、と理解した)
(癖の強い手書き文字に古い言い回しが加わった、解読してみればかなり稀少な本と格闘したり、フレイムピラーの魔術を応用したややワイルドなコンロと格闘したり。普段とは違う楽しみをたっぷりと味わって)
……ええ、こちらこそ有難う御座います。二人で過ごしてみて、昔ここで暮らしていた頃とはまた違った楽しみを見出すことが出来ました……
ふふふ……でしたら明かし尽きせぬよう、日夜謎を増やしていかねばなりませんね……(ベレグリエルに跨る様にベッドへ登り)
幾久しく、其方の望みを叶えられるよう……(じっと、瞳を覗き込んで……額を重ね、唇を重ね。背に手を回し、胸で身体を押すようにして倒していく)
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フラプティナ
2024-07-15 (月) 23:57:37
謎はスパイスだよフラプティナ 君の魅力を引き立てこそすれ、魅力そのものではないと思う 何を言いたいかと言うと……君を素敵に思えるところ、私を魅了してやまない特質
君がアリウスの子じゃなくたって、どこにでもいる普通の女の子……北方系の帝国人でもエルフでもドワーフでも、こうなってたんじゃないかって思うんだ
(成人女性として大概に背の高い方である自覚があるものの、もう一回り大きなフラプティナに押し倒されると包み込まれる様な安心感を覚えてしまう)
君の控えめで、飾り気のない人となり……一途に私を慕ってくれるところ、言ってみれば一番素朴で純朴な部分…(口付けを交わし、唇の柔らかさに目を細める)
少しも特別ではなくて、けれど誰もが持っているわけではない善良さ(背中から腰へと腕を回して)君の魅力を言葉にすれば、きっとそういうものになる
ねえフラプティナ 君のことを知れば知るほど、私なりの言葉で素敵なところを語れるようになるはずだ そんな風になれたらいいなって思ってる
人を好きになるということ…何となくだけど、理解できてきたような気がするんだ(はにかみながら抱擁を交わし、満ち足りた気持ちで心を通わす)
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ベレグリエル
2024-07-19 (金) 02:33:59
(腕の中、安らいだ表情を見せるベレグリエルにふっと優しく微笑みつつ、身体を大きめにして正解だったと噛みしめる)
ん──(改めて言葉で表現されるとこそばゆく、しかし暖かで甘やかな、なんとも言えない感じが胸の奥から込み上げてくる)
(それは慈母の御言葉の暖かさとはまた異なる、竜の時代では到底味わう事のなかった物だ。仕草や態度、ベレグリエルから此身に注がれる全てに愛を感じるが、とりわけ言葉には魔力が宿っているとさえ思える)
(尾が上機嫌に揺れるのが、腰に回した腕にも伝わることだろう。抱き合っている、ただそれだけでこの上なく幸せを感じる)……此身は、人の子らの心の機微に敏いとは言い難い所があります。
それでも、其方が想いを言葉に紡いで伝えてくれる度、この胸に深く染み渡り……熱くなるのです。
今だって……胸からきゅぅんって、音がしたような気さえするのです……聞こえますか?(少し上にずれて、胸の中に頭を抱え込むようにして……どこか気恥ずかしいのを紛らわす様に、エルフの美の象徴たる耳をふにふにと)
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フラプティナ
2024-07-19 (金) 23:21:26
🐉🧝🏔️ --
2024-07-21 (日) 18:11:30
語りし者の館を発つ時、ずいぶん反対されたんだ 語りし者は定命ならざる者の責務として、人の歴史を語り伝える使命を自らに課している
傍観者であり観測者にすぎない立場の者が当事者になろうとするのは褒められた事じゃないし、そもそもエルフは頭数が少ない 私も戦力としてはそれなりに期待されていたから…
人目を忍んで、逃げ出すように家を出た 今も私は、家業を継ぐのが嫌だと言って家を飛び出した不良娘のままだ(大きな大きな胸に埋もれる 覆いかぶさる身体の重みが心地いい)
表向きはね 私の本当の仕事は……(緑の瞳を見上げて、囁く)同胞たちの天敵である魔族との戦いに人を駆りだし、いつまでも持ちこたえられる堅牢堅固な共同戦線を張ること
使命のためにウィルの背中を押し続けた 数で勝る人を束ねて、帝国が生まれたあとも、私の仕事は終わらない 学園の先生になる話を受けてみたのは……
手伝ってくれる人を増やしたかったからだ 弟子を取るのもしばらくぶりで、きっと君たちの思う”先生”っぽくないこともたくさんあっただろうと思うけど
君に会えてよかった、フラプティナ 語りし者のベレグリエルじゃなく、外交官の私でもなく、ただのベレグリエルの味方でいてくれる(着衣の前に指をかけ、解いてゆく)
それは私みたいに勝手放題をしてきたエルフが、望むべくもないくらいに素敵なことなんだよ、フラプティナ(露わになった胸に鼻先を当てて揺らして、かぷりと甘噛みをした)
ふふっ、正直なところ……ウィルより頼りになりそうな子に好かれるなんて、もう無いだろうって思ってたんだ かわいいかわいいドラゴンくんの巣穴に連れて帰られることもね
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ベレグリエル
2024-07-21 (日) 18:11:44
(胸に抱いた豊かな金糸を梳いて撫でていると、母親とはこういう気分なのだろうかと思う)
(それはさておき。ベレグリエルの性格から考えても、若者に良くある『退屈な村を飛び出した』等という安易な理由ではないだろうとは思っていたが、そうした使命を帯びていたとは)
(原義に添えば“先生”は元より当て嵌まらない。だが此身にとって、そしてまた多くの者にとって教え諭す者、即ち教諭としては十二分にその役割を果たしていると言えるだろう)
(しかし何よりその“っぽくない”所こそが多くの者に慕われる要因なのだ、とも考える)ふふ。此身は其方の肩書には興味もありませんでしたから……ん(着衣に依る拘束を解かれ、たふっと乳房が溢れる)
(勿論歴史の特任教師であれば人についてより深く知る事が出来るだろう、位は考えていたが。それだけならば師弟の関係を超える事など考えなかったのもまた事実)
(鼻息がこそばゆく、すっと通った鼻が乳房に柔らかく沈み込む。かと思えば歯がやわやわと食い込んで、鼻に掛かった声が小さく漏れた)
は、ん……ふふ、それはどうでしょう?人の子らを見限るに足る理由があれば……なんて、それでも敵となることはありませんでしょうけれど(見限る理由は一つ、見限らぬとて至る最期は同じ)
まあそれはさておき。こうして巣に連れ帰られた其方は……宝物?それとも……獲物でしょうか(見上げる青の瞳に肉食獣のような獰猛っぽい笑みを見せ、着衣の隙間から荒々しい風を装い手を差し入れる)
(引き千切らんばかりの動きと裏腹に布地を傷める事もなく、その下で呼吸に合わせて上下する乳房に指が掛かる)……両方、かも知れませんね?
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フラプティナ
2024-07-21 (日) 22:41:30
ふふっ、誰かに見せびらかしたいかい?(素肌に手のひらが触れて何かが塗り替えられてゆくような感触が広がってゆく)たとえば君の……お友達とか
彼女と人の話を聞いて、興味を抱いたのかどうかわからないけど…フラプティナも人間に夢中になって、今じゃ私に首ったけだ(胸に唇を当てながらお尻を撫でている)
敬愛するお師匠さま、君が認めるただひとりの騎手、手塩にかけてごはんを振舞う同居人、何から何まで初めて尽くしの恋人、世の終わりまで連れ添うつがい……
あるいは黒曜の竜のご主人さま、とかね(口付けを繰り返すうちにあでやかな紅に色づいた先端の形がはっきりとして、とても美味しそうにも見えるそれに吸い付く)
でも、私はしないよ 語りし者の館には帰らないし、エルフ領にも近づかない 同胞たちにフラプティナのことを聞かれたって、のらりくらりとかわしてやるさ
だって、私のドラゴンくん……ふふっ、今は仔猫ちゃんみたいだけど 知られたら面倒だもの 君のこと、利用しようとするでしょ 全てのエルフの利益のために
それは何だか………気分が良くない、というのかな 君は私の、やっと見つけた私だけのドラゴンくんだ 君とのことは、誰にも口出しなんかさせないとも
--
ベレグリエル
2024-07-23 (火) 23:01:40
……其方の望むままに。ふふ……端的に、独り占めしたいのだと言われますと胸を擽られる物がありますね……
(物理的にも擽る様に触れる唇、そして尻を撫でる手は大事なものを愛でる手付き。それだけで少し息遣いが熱くなって)
(当然、身体も胸の内と同じように熱を帯び始める。顕著な変化を意識した丁度そこへ刺激が走って、鼻に掛かった吐息混じりの声が漏れた)
……竜にとって宝物とは只集め、愛でる物。金銀財宝で身を飾り、見せびらかすような竜など……稀にいるかも知れませんが。
少なくとも此身はそうしたい訳ではありませんし、そうした意図でここへ連れてきたという訳でもありません。
友……イスにならば只、此身の伴侶とだけ紹介しても良いかとは思いますが、それは言うなれば親しき者に此身も大切な者を見つけたと安心して貰う為……でしょうか。
(400年超の間に忘れ去られていてもおかしくはないフラプティナについて善き者として伝え続けさせているのも、偏に大事な友と思い続けてくれていたからだろう)
只でさえ其方は方々に引っ張りだこで、助けを求める者を捨て置く事の出来ぬ質なのですから……そういう所も、愛しく思う点ではあるのですけれど(そう言いながら愛で撫でる手付きを続ける)
(触れるかどうかという手付きで山肌を擽りながら頂上を目指し、冠雪のように色の変わる境をくるくるとなぞる。それから今吸い付かれているのと同じ所を転がしながら、全体をやわやわと揉んで)
……真の意味で独り占めに出来ぬのですから、そろそろ他の者の話は切り上げましょう……ね?(珍しく我儘というかお強請りというか、そんな囁きを甘い声で)
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フラプティナ
2024-07-23 (火) 23:47:01
それからね、君にとっての”特別”であることを感じられる瞬間……みたいなのが好きなんだ(かぷりと大きく咥え直して、乳輪の外周をぐるぐると舌でなぞっている)
フラプティナは人の利害の外にいるから、誰に対しても公平で公正に振舞うことができる でも、そんな君が”欲望”というものをはっきりと示さずにはいられない瞬間…
その目に映る相手が私であることに、言いようもなく満ち足りた気持ちを味わえるんだ もしかすると、君にも同じような心当たりがあるんじゃないかな
………ん、ん……(ぞく、と背筋を甘美な震えがめぐるたび、お返しとばかりに先端をなぞり上げる)言ってみれば、その刹那、その瞬間だけは………
この胸の奥で鼓動を刻むもの、清廉なる君の心さえ私の手の中にある 誰かに求められることに、幸せを感じられるようになったのも…君のおかげかもしれないね
(衣服の下に腕をくぐらせ、形のよいお尻を飽きもせず撫でている かと思えばぱんっ、と音の鳴るほどに打って、波打ち震えるお肉をまた撫でたりもする)
脱いじゃおうか、フラプティナ 前は何とも…ただ綺麗としか思ってなかったのに、今は何というか……とてもいいものに思えてならないんだ 不思議なこともあるものだよ
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ベレグリエル
2024-07-26 (金) 01:12:04
んん、ぁ……(蠢く舌にぞくりと身を震わせながら、問う言葉に思いを巡らせる。正に今がその心当たりの瞬間なのだろう)
(その目には此身以外に映るものはなく、その手指で触れ、その舌で味わい、その鼻で匂いを聴く。そしてその耳を擽るのは此身の口から紡ぐ言葉と漏れ出る甘い声、時折震える息遣いのみ)
(集中して、と言いはしたが、先程からその麗しき唇から甘く囁かれるのは此身を褒めそやす言葉が大半であるし、時折挟む『私の』『私だけの』というのがどうにも胸を熱くする)
(お返しにお返しすれば、お返しのお返しが来る。更にお返しを……と、そんなことを続けて気の緩んだ所に打擲が来て)
ひぁんっ!?(小さく悲鳴を上げる。此身をこんな風に鳴かせるのもベレグリエルだけなのだ。思わず出た声に照れたように笑って)んん、もう……
其方がその様に幸せを感じられるようになって……此身も同じ様に……互いの心が通い合い、響き合うことに何事にも代え難い幸せを感じます。
(性別の観念がやや希薄な面のある竜と比して、人の子にとって同性同士の恋愛は抵抗感があるらしい、というのはなんとなく理解していた)
(だから想いが通じた時には、そうした行為を伴わぬ関係も考えはしたのだが。果たしてベレグリエルは抵抗感を乗り越え、情欲を抱くに至った)ふふ。不思議なこともあるものですね……
しかしそう考えますと……竜の此身が其方に美しさ以上の感情を抱くのも、不思議な話かも知れません(身動ぎの内に最早半ば袖を通しているだけの様になっていた自身の衣服を払い、同様にベレグリエルの物も脱がせていく)
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フラプティナ
2024-07-26 (金) 02:30:44
君にとっても思いがけないことが起きた…という訳だね たしかに、竜が人に執着するのは余程の理由あってのことだ そもそも、人が人を愛するのもまた……余程のことなんだろうね
君も私も知らなかった 知ってしまった今は……この胸のざわめきに、戸惑いながら愛おしさを感じてもいる(手と手を繋ぎ、指と指を絡めう 唇を緩め、重ねて、ひとつに溶ける)
(口づけの合間に手を引いてゆらりと諸共に横たわり、ベッドが二人分の衝撃を受け止める)お望みのまま、君だけを見てる 君が私にしたいこと…私が君にしたいこと
全部全部やってみよう 時間は私たちの味方だから(白い柔肌が這い進む五指と手のひらを受け止めて沈み込む 膚の下にある肉の重みを受けて形を変えるたび胸には歓びが満ちた)
(互いの身体をたしかめあう様に両の手を這わせて、そこかしこにキスの雨を降らせることに夢中になった 言葉を交わすことさえ忘れて、目と目を見合わせてはくすくすと笑いあって)
(細指の背でフラプティナの頬を撫で、身を起こして上下の順を入れ替えて)ねえフラプティナ、私のドラゴンくん……(今度はこちらが彼女の顔を跨いで)
ここにキスしてくれるかい?(蜜も滴るほどに濡れた場所を見せつける様にゆっくりと落としてゆく どこかに触れた感触にぞくりと身を震わせ、そのまま軽く体重をかけた)
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ベレグリエル
2024-07-28 (日) 22:10:13
ええ……同じ気持ちです(こうして手を、指を、唇を……肌を重ね、その熱の溶け合う心地良さなど、一人では知り得ぬ事)
(そのまま手を引かれくるりと隣り合う。その動きにふと、舞踏会の夢見るようなひと時を思い出して、しかしあの夜と似ていながらもまた一味違ったものが胸に去来する)
(此身自身の思う以上の独占欲と、それが満たされる歓び。今のこの時は誰も触れ得ぬ所に触れ、その行為で誰も知らぬ顔を見せる愛しき者)
全部……では後程少し試したいことが……んん、ん……っふふ(どこでともなく、どこへともなく。思う様に触れ合い、愉しみを分かち合う。普段とは違う艷やかな笑みと、少し鼻に掛かった甘く笑う声が耳を擽る)
(今度はこちらが下に。こうも容易く竜を組み敷く者などそうは居ない。ましてや──)はい、なんでしょう……?(顔を跨ぐ者など、言わずもがなである)
ふふ、ええ……構いませんよ……(腰を軽く抱くと、降りてきた花弁に顔を埋め躊躇いなく口を付ける。滴る蜜を啜りながら下へ、上端部に達すると包皮を唇でめくり上げながら舌先で転がして)
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フラプティナ
2024-07-28 (日) 23:00:09
ん………!(舌での奉仕が始まれば腰が砕けてしまいそうで、鼻にかかった悩ましげな吐息を漏らした)ずいぶん、慣れて……上手なった、ね…フラプティナ
(はじめはお互いよくわからないなりに探り探り身体に触れてみたりしていた二人が、幾度も肌を重ねるうちに勝手が知れてきた…ということらしい)
(舌の動きに合わせて腰が揺れる こちらも太ももの内側に口付けをしながら、髪と同じ漆黒の慎ましく生え揃った柔毛を撫でている)そういえば、さ……
私を乗せるのって、どんな感じ? こればかりは君たちにしかわからない感覚だ 楽しい? 嬉しい? ドキドキする? 同じ空を飛んで、同じ風を感じて…
(両脚を抱える様にして、こちらもフラプティナの外性器へと手を伸ばす 左右に押し広げて口づけした後は、同じように上端を舌先で舐りだした)
私は”嬉しい”かな 君と交わって、存在を一番近くに感じる手立ては……色々やりようがあるからね 一緒に飛ぶのだってその一つだよ(ちろちろと舌を使って)
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ベレグリエル
2024-07-29 (月) 02:13:50
……♡(そう、この艶めく声も此身だけのもの。元々器用ではあったが、こうして悦ばせられることが上達の一番の励みとなっている。好きこそものの上手なれ……は少々語弊があるが)
(揺れる腰にも愛しさを覚えつつ、唇と舌での奉仕を続ける)……ん、っふ、ぁ(敏感な部分へ口付けを受けて、こそばゆ気な声が漏れる。撫でられている毛は少し湿り気を帯びていて)
(溢れる蜜を啜り、舐め取りながら問について考える。挙がった感情はどれも当て嵌まるが)……ぁ、ん……っ(広げられ、唇が触れ、特に敏感な部分を舐られる。走る快感に一瞬思考が途切れて、すぐに復帰する)
……ぁ、んん……っふ《ええ、此身も……諸々を勘案しますとやはり、“嬉しい”に行き着きますね……》(くぐもった嬌声をバックに問いに答える言葉がクリアに重なる)
《こうした行為が人の形同士でこそ成り立つものならば、其方を背に乗せて共に空を征くのは人と竜でなければ成り立たぬもの。なんて、並べるものではないかも知れませんが……その両方を楽しめる者はそう居ないでしょう》
(等と話す間も甘い鳴き声が溢れている。ベレグリエルが舌で弄うそこは、つんと固くなって刺激にひくひくと震え……)《時に、モノは試しと言いますか……こういうのは、どうでしょうか……》(むく、と一回り大きくなった)
《嫌でなければ……佳いのですが》(ストップを掛けなければそのまま更にむくむくと、男性のそれに似た形へ変貌を遂げるだろう)
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フラプティナ
2024-07-29 (月) 21:38:34
何か、声…………器用なものだね(頭の中に響くような声に苦笑して、揃えて呑ませた二指を内側で広げて反応のいい場所を探る 火傷しそうな程に熱くて柔らかい場所を指の腹で擦って)
たとえ人の姿を取り得なかったとしても、いい友達にはなれたと思ってる でも、ここまではるばる来ることはなかっただろうから…君の騎手にはなれたかどうか
ゴツゴツしてて大きくて、力強くて美しい君は私の一番の宝物だけど……柔らかくて可愛らしくて、意外に表情が豊かだったりして、綺麗な声で鳴いてくれる君も好きだよ
どちらの君もカッコいいしね(甘い鳴き声がひときわ高く漏れた場所を優しく擦って絶頂を誘う 先刻から唇に挟んだりしながら喋っていた場所は扱くように舌で撫で上げて)
ん……っ、ふふ…いいよ、私のドラゴンくん(背筋を巡って送り込まれる快楽に時折息を詰まらせる)ここにいるのは私たちだけ かわいい声をもっと聴かせて
フラプティナ、フラプティナ…本当にかわいい子だ(唇に触れるものが形を変えはじめたことに気付くと目を瞬いて、大きくなってゆくモノに熱い吐息を吹きかける)
へえ、これって…そういう用途に使えるのかい? こんなに近くで見るのは初めてかもしれないね……(空いている方の手で先の方をつつき、手の中に握りこんで細指で包んでみる)
--
ベレグリエル
2024-08-04 (日) 18:23:39
ん……ひぁ《こう、マナを用いて喉を再現しているという感じで……》(元々飛行中のコミュニケーション用に考えていた、魔術と呼べる程は練り上げられていない技であった)
(音の定位を頭の中心辺りに設定している為、口や喉の状態に関わらずクリアに声が届く。ただし──)
《ふふ。先程からずっと褒め殺しで此身は嬉s》んんっ、ぁ──《う、嬉しいやら、面映いやらで……》(小さく絶頂を迎えるなど、思考に強く乱れが生じると流石に影響を受けてしまうのだった)
(愛する者の悦ぶ声に励まされ懸命に唇と舌を動かす。キス、と言われたからには此身が指を使うのは反則のような気がして、実は密かに人の子の平均より長めの舌を器用に使って、転がしたりなぞるように舐ったりしている)
ん、ぁ……(雄の形に張り詰めていくそれは、吐息が掛かるだけでひくんと震える)《ええ。子を儲けるならばそれに沿った形が必要となるでしょう……それに》
《そうでなくとも、その……愉しみは多い方が佳い、かと》(聞くだけでとても照れているのが伝わりそうな声色が出ている)《今はまだお試しの側面が強いので、子種はありませんが》ん、ん……
《ぁ……形は、おかしくはありませんか……?》(形状、機能両面で人の子のそれと変わらぬモノに細く靭やかな指が絡むと、それだけで脈打つ様に小さく跳ねて)
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フラプティナ
2024-08-04 (日) 22:38:24
つまりフラプティナの心の声みたいなもので…普通に聞こえてる内はまだまだ余裕、ということかな(どこまですれば乱れるのだろう、と興味津々で腹中を擦る指の動きを大きくする)
(度々の小さな絶頂を経て、積み上げられた昂ぶりが鎮まる暇を与えずに愛で続ける)いつもクールで礼儀正しくて、誰よりもカッコいい君がとろとろに蕩けてしまって……
正体もなく乱れた姿を見せてくれるのが好きだ 端正な顔立ちが緩んで、汗と涙と涎にまみれてぐちゃぐちゃになるの 人には絶対見せられない顔を、私だけに見せてくれる…
強烈な快楽だよ こんなに愉悦を感じられることはそうそうないもの 一度知ったら病みつきになる(口元に体重を乗せて、息つく隙間もないほどに密着させて快楽を貪る)
うん、ん………上手、素敵だよフラプティナ 私も、ちゃんと…気持ちいいから(背筋が反って腰が引いてしまいそうになるのを押しつけ直して、その繰り返しで腰がうねるように動く)
(目の前に突き出されているモノをまじまじと眺め、焦らすように吐息を当てて)………んん、どう…だろうね? 人のモノは七色に光るんだよ、なんて言ったら光りだすのかな
冗談、大丈夫……でしょ、自信はないけど(先端をこちらに向けて、切っ先に軽く口付けを 窪んで見えるスリットを舌先でなぞり返す)それで、君はこれを…どうしたいんだい?
--
ベレグリエル
2024-08-04 (日) 23:31:19
は、うぅんっ……!《もしか、しなくても……限界、試してます、ね……!?》(あくまでマナ制御のはずだが、流石に間断の無い攻め手に乱れの頻度が増して)
(ちゃんと気持ち良いと聞けば嬉しいし、気持ちも昂ぶる。腰を抱くように添えた手から、うねるような動きの内のある種の機微を感じ取って、口の端を緩めつつ)《其方も……普段の優しくおおらかで、それでいて凛とした所もあって……》
《整った顔立ちに理知的な雰囲気は近寄りがたいはずなのに、とても親しみ易くて……んん、考えが上手くまとまらないです。とにかく……それでも、腰が逃げてしまいそうだったり、耳が先まで赤くなったりしている所もとても好き、ですよ》
(実の所、腰も耳も人のことは言えないのだが。考えがまとまらなくなりつつあるのは、既存部位に新アプローチの快感が襲いかかってくるからである)《さ、流石にそれは惑わされません、よ》
(回復魔術を効率良く行使する為にある程度の医学・解剖学的な知識は備えている。そのため構造については理解しており、光らないというのは分かるが、平均的形状・サイズに明るい訳では無かった)
(竜と言えど流石に馬並みだとかワインボトルや腕程もあるということはないが、十分に血の集まって体格なりのサイズとなったそこは果たして平均的と呼べるかどうか)
(自信はないけど、と付け加わると『それはそうですよね』と小さく笑うのも束の間、口付けと舌先とで笑う声は喘ぎに変わる。また小さく跳ねてスリットから露が滲む。花弁の蜜と同じ味で)
《元の用途は決まっている物……ここを埋める物、ですが……まずは色々、試してみましょう?》(ここ、と言ったタイミングでぬるり、と舌が件の入口を舐る)
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フラプティナ
2024-08-05 (月) 00:20:53
そういえば、いつか目にしたものの本に”爆発”したって書いてあったっけ(言葉の綾とは知らず)爆ぜた後に再生する? これが……? 何だか恐ろしげにも見えてくる
爆発しそうになったら言うんだよ、フラプティナ 至近距離でやられたら、さしもの私もひとたまりもないから(いつもの杖こと常若の聖骸と似たようなグリップ感でよく手に馴染む)
(いつ爆発するやらと恐る恐る握りこんで、もう一方の手のひらで先端を押し包むようにして撫でている)いきなりぶるんぶるん暴れ出したり伸びたり震えたりとかは……しないだろうね
やっぱり爆発の前には光るのかな…(どんどん想像をたくましくしてると、舌が分け入ってきてヘンな声が漏れた)ぬぁ……っと、びっくりした ん……んっ、ふふ、君は舌も長くて素敵だね
いいね、その調子…(舌を伸ばしやすいように腰を動かしつつ、熱く蕩けた場所にもう一度二指を揃えて突っ込む わざと大きな音を立てて、外性器の付け根の裏側あたりの柔肉を擦る)
(舌を伸ばして先端に涎を滴らせ、つやつやと光るモノに舌を這わせる)何だか禍々しい形をしているけど、弱点が丸出しになってると思うと…かわいくも見えてくるね(かぷり、と浅く歯を立てた)
--
ベレグリエル
2024-08-12 (月) 16:43:01
《ば、爆発……ですか……?》(機能的に爆発することは……実は全く無い訳ではない。意図的に血流を操作して限界以上に充血させれば或いは起こり得る、程度であるが)
(勿論そうする理由はないし、そうなったとて血塗れになるだけ。それはそれで壮絶だが……他に爆発で思い当たるのは近年使い手が現れたらしい、
とある呪術
(
りあじゅうばくはつしろ
)
位だが)
(呪われる事に思い当たる節が無いではないが、実際呪術を掛けられた形跡はない。他は……ミオの書物でちらと目にした“射爆了”という表現位だろうか……)
(等と意図せず正解に近付きつつ、撫でるような刺激でもソレは手の中で十分に反応して)《た、多少暴れることは……あるかと》(部位が大きくなった分、元が小さな動きも拡大されてしまうのである)
(なにはともあれ限界が訪れそうであれば伝える事を了承して)んぁ……ぁふ……ん(花の蜜を吸う蝶の如く伸ばした舌で、内側の襞を撫でつけ、溢れる蜜を啜る)
(形状は変わっても機能は変わりない。従って弱い所も変わらず、刺激されればきゅうきゅうと指を締め付け)んんっ、ゃ、ぁ……っ(その動きに連動して腫れ上がった部分が跳ねる)
(その上に舌が這い回れば、成程どうして“爆発”等と言い出したか理解出来ようもので)っく、ぅぅん……っ、ふぁ……っ《何か……込み上げ……てっ》(説明しがたい、未知の快感が腰から走り抜けて)
ひ、ぁあぁっ……!(浅く歯を立てる強い刺激にとどめを刺され、穂先のスリットから熱が迸った 器官が出来たばかりのせいか、まだそれ程量は出ないようだ)
--
フラプティナ
2024-08-12 (月) 22:38:22
君たちと寝る時の参考になるかと思って、流行りの小説を何冊か取り寄せたんだ いやさ、私も信じてる訳じゃないけど、本当にそう書いてあったんだよ……
おっと、ひとりでに動き出したぞ まったく油断も隙も無い……(反応して震えたものを躾けるように、ぎゅっと締め付けるともっと震えて)震えるほど気持ちいいのかい?
(フラプティナのことを手のひらで転がしている様で気分もよく愛でていたところ、僅かに膨らんだような気配の直後―――)………うわ…っ!!?!
(顔を逸らすのも間に合わず、べったりとして濃い煮凝りのようなものがいくらか口に入ってしまった)!!?!?!! な、何なんだこれ…べたべたする
けほっ、変な味………喉に絡みつくみたいだ(手についたモノの濃い匂いをすんすんと嗅いでいる)これが爆発した…ってことなのかな おーい、大丈夫かいフラプティナ?
(体重をかけてしまっていたことを思い出し、顔の上から退いて)痛くはなかった? 君が出したんだよこれ ご覧よ、真っ白で糸を引いてる
--
ベレグリエル
2024-08-12 (月) 23:22:43
(絶頂したという感覚はほぼ同じ。だが、股の間で何かが爆ぜるように脈動して熱の塊を吐き出す感覚は当然ながら今まで味わったことがない)
(暫し陶然としていたが、顔の上から重しが退いたことで息を吹き返したように)……は、ぁぁ……んん、大丈夫、です……痛くはありませんでした……
(無論竜と言えどデリケートな部位であることに変わりないが、そう簡単に傷つくものでもない。痛みに対する耐性も高いが、刺激が強かったようには思う)
(呼吸を整えながら、声のする方へ焦点を合わせると、自分の吐き出したもので汚れたベレグリエルになんとも言えない興奮を覚えて)
正常に、機能しているようです……ね。此身だけ先に……ふふ、爆発してしまいました……(少し申し訳無さそうに)
--
フラプティナ
2024-08-12 (月) 23:52:41
(爆発して尚原型を保っている様子のそれに跨るようにして腰を下ろす 凹凸のきれいに噛み合うように外性器が押し開かれた)………ん…気持ちいいならよかった
そんなにいいモノなら私も試してみようかな 暇なエルフが使い道のよくわからない魔法をたくさん開発していてね 中には似たような効果を持つものがあったはずだ
本当はそれぞれに使い道がきちんとあって、ただ私が必要としてなかっただけの話なのかもしれない(腰の動きに集中して、熱を帯びて脈動するモノに外性器を擦りつける)
世の中そんなことだらけだ 性愛の魔術についても、この際きちんと勉強してみようかな……君たちと楽しめるなら見返りは十分あるとも
それで、今のをここに吐き出したいって?(おへその少し下を示す)中がべとべとになって、綺麗にするのも大変そうだ なるほど子供もできる訳だよ……
ともあれ、竜とエルフの組み合わせだ 竜人やハーフエルフはまだしも、ドラゴンエルフなんて歴史上存在したことがない 私の知る限りはね
そういう訳で、避妊の魔法は無しで行こう そうそう滅多に当たりはしないさ ほら、おいでよフラプティナ(白濁がつくのも構わず切先を宛がって)
好きに動いてくれて構わないから……さ(好奇心と期待が半々、未知なるモノへの不安もほんの少しだけ 身をかがめて、口付けを求めた)
--
ベレグリエル
2024-08-13 (火) 01:11:34
(愛する者の指や舌も十全に此身を悦ばせる物であるが、そこを新たな愛の形が満たすのを想像すると下腹がきゅんとする)
(そして何より此身達の為に、今まで見向きもしなかったものに新たな価値を見つけた事にも嬉しさを感じて笑みを浮かべ)……ええ、きっと。
……ええ。物の本では繋がる、一つになる……等と表現するようです、ね(互いのぬめりを以て擦れ合う感触に昂ぶりを覚え、へその少し下を指す仕草にさえ興奮して、熱っぽく吐息する)
此身も寡聞にして存じませんが……魁となるも一興でしょう。無論今すぐではありませんが……ふふ、なぜかそうした発言をいつ頃からか
旗
(
フラグ
)
と呼ぶようになったそうですね?
(実の所、器官としては動き始めたばかり、更に言えば胤も機能するようにはなっていないのだが、その気でいるのもスパイスの内だろう)
……そうは言いましても、気遣わぬ筈が無いでしょう?何分、初めてなのですから……(求めに応え唇を重ねながら、ベレグリエルの豊かな腰をそっと掴んで引き下ろすようにしながら、自らの腰も推し進めていく)
ん、む……《そう……力を抜いて……痛くは、ありませんか?もし辛いのであれば無理せず教えて下さいね》(緊張や不安が少しでも有れば、それを解きほぐそうと口付けを繰り返しながら優しく囁きかける)
(これまで重ねた経験に十分な潤滑を以てしても、初めての大きさや形の影響は少なくないだろうと考えて、ゆっくりと馴染ませるように前後しながら、慎重に奥へ奥へと進んでいった)
--
フラプティナ
2024-08-13 (火) 01:47:08
何しろ相手はアリウスの子だものね 人の了見を常識と言っているけど、そういうものを超えた状況に立ち至る可能性は十分にあるとも その時はまあその時だ
さて……(力を抜いて、と言われるたび変に意識して身体が強ばってしまう それでも意識を集めていると、息つく間もないほどの熱い口付けに目を白黒させて)
………ん、っ…む……ふ、ふらぷ…ティナ……君、何度も何度…も……っ…すれば、しまいには……んむ…ふにゃっ………ふにゃにな…んむ…っ……
むーっ!
骨抜きに、なるちょろ……っ、いエルフとでもんむ……っ…! 思っていやしないだろうね???
(頭がくらくらとして訳が分からなくなりながら口付けを交わす)
ここはひとつ、君の敬愛するお師匠さまとしてリードするのもやぶさかでないところを示す時と見た まあ見ているがいいよ別に大したことじゃない
北の魔王の隠し腕にどてっぱらをぶち抜かれた時の痛みに比べれば君のモノくらいかわ
いたたたた!?
(血肉を裂かれる痛みに色気も何もなく悲鳴が漏れた)
いいかいゆっくり、慎重にいこうフラプティナ(眉根を寄せながら唇の感触で気を紛らわして、悠久の時間を費やしてどうにかこうにか腹に収めた)
(収めたと思っているがフラプティナのモノもそれなりの大きさがありまだ少し収まってない 目尻は少し濡れていた)……ま、私にかかればこんなところさ
--
ベレグリエル
2024-08-20 (火) 03:22:59
ん、む……ふ《此身はこうしていれば蕩けてしまうのですが……其方は違うのですか?》(唇が一旦離れれば恨みがましいような潤んだ眼差しを向けるが、単なる強がりと見ればふっと微笑んで)
ふふ。ええ、ええ、存分に(好きに動いて良い、はどこへやら。しかしこうした女性……入れられる側が上になるのは初めてに於いては色々と調節が効く、と物の本にあったのを思い出す)
(潤滑は十分、舐め解しもした。故に“鼻からスイカが出る”と評される事もある出産とは比ぶべくもないだろうと軽く見ていたが、ベレグリエルの様子を見れば中々どうしてそう簡単にも行かないらしい)
ええ、指でも窮屈なのですから慎重に……嫌な思い出にはしたくありませんから(唇に加え、尻を愛撫するなどして気を紛らわせるのに協力して)
(髪を撫で、目尻の涙を唇で拭って労う)……流石、此身の敬愛する師です。少々慣れるまで暫し、こうして居ましょうか……大丈夫そうになりましたら、徐々に次のステップへ進みましょう(収まりきらずとも、努力してくれたことが嬉しい)
--
フラプティナ
2024-08-20 (火) 23:03:53
ここだけの話、私もウィルほどではないにしろそれなりに大立ち回りを演じてきたわけで……あんまり激しく身体を動かすと、裂けてしまうことがあるんだよ
だから、君の邪魔になるようなものはほとんど残っていないだろうと思ったんだけど…(じん、じん、じん、じん、と鼓動に合わせて鈍い痛みが走って、結合部から血が流れている)
とりあえず、止血と痛覚を鈍らせるのを掛けておこうか(杖を手に取るまでもないくらいの略式処置で流血を止めた)大丈夫だよ、どのみち大した傷ではないし……
このままでいるのも辛いでしょ(しっかりとモノを受け入れても特に膨らんだ様子もない下腹をさすっている かと思えばおへその辺りに手を当てて)
この辺まで届いてる……んだよね、実感はあまりないけど…(軽く身体を揺するたび、楔のようにもっと深い場所まで食い込んでくる)………ん、ほらご覧 全部収まった
まさしく人体の不思議というやつさ 苦しくはないよ、大丈夫……何か持ち上げられるような感じがするだけで、うん…フラプティナ、動いてみて(微笑んでみせるくらいには余裕が出てきた)
--
ベレグリエル
2024-08-21 (水) 03:13:07
ふむ……(確かにこれまで何度も指で触れたが、書に記されたようなそれらしい物はなかったように思う。この程度の出血で狼狽えるようなことはないが想定外ではあった)
(図らずも傷を付けてしまったというのに、何か良く分からない喜びが胸に広がる)……ええ、完全に治してしまいますと、都度出血することになりかねません。
(再生能力の高い者がそれで苦労するというくだりを、なにかの本で読んだのをうっすら思い出す。あれは人狼だったか吸血鬼だったか……)
(下腹を擦ったり、臍の辺りに手を当てたり。何か唆られる物を覚えつつも)……ええ、人体という物は内側に存外、空間がありますね……んん、っ(ベレグリエルの軽い身動ぎに小さく声が漏れた)
(形容するならば、ねっとりとした熱い物でぎゅっと握られている感じ。それが愛する者の内に秘められた熱なのだと思うとなんだか愛おしい)……しかし斯様に臓腑を押し上げるものとは……分かりました、少しずつ始めましょう。
(微笑む余裕に安堵の笑みを返して、言葉の通りゆっくりと動き始める。破瓜の証を纏わり付かせながら、ずるる、と引き抜かれ……)
(どのくらいで戻すものなのかと思いながら結局抜ける手前辺りまで行って、再び奥へと引き返していく)っん、は……正直に言えば……先程“爆発”していなければ、今の一往復で果てていたかも知れません……
--
フラプティナ
2024-08-21 (水) 22:25:44
お腹のド真ん中につき込むんだもの 指の届く場所よりずっと奥までね 気のせいか、中身が持ち上げられて揺れてるような感じがする……
やっぱり、奥の方が熱いのかい?(受け入れたモノがどくどくと血流を集めて脈打っているようで、発せられる熱が腹中で溶け合って境目がわからなくなる)
私の一番柔な場所だ 突き回してくれても構わないけど、傷つきやすい壊れ物だ 普段にも増して大切に扱うんだよ、フラプティナ
(隙間なく包み込んでいたものが抜け出ていく感覚に切なげな表情がよぎり、折り返して戻ってくるとほっとしたような顔をして圧迫感に息を詰まらせる)
(ぎゅう、とふとももを締めて感じ入りながら、フラプティナの肩に手をかけ、茫洋として揺れる瞳で愛竜の瞳を覗く)
……………は、っ……ぅ……!
(何もかも初めてのことで息継ぎのタイミングさえよくわからず、半ば酸欠気味になりながら動きを合わせようと身体を揺すっている)
…ふぅ、ん……っ…乗り心地、悪くは…ない…っ………よ、私の…ドラゴン、くん 君は………ゎ、うぁ…っ、と…大丈夫、だから………続けて、その調子…
--
ベレグリエル
2024-08-22 (木) 02:09:22
ええ……心做しか、指で感じるよりも熱く思います(しかし段々と、それがどちらの熱であるかはどうでも良くなっていく)
ふふ、ん……無論です。愛を交わすというのは、ぁ……どちらかが一方的に快楽を得る事では無く……共に、響き合うもの……(時に片方がもう一方を愛で、その姿を愉しむという事もないではないが)
(いずれにせよ、互いの望みを重ねて合わせる行為なのだ。表情を、身体の力の入り加減をつぶさに観察しながら、ゆっくりと調子を作っていく)は、ふ……んん、ん……
ん、ふぁ、ぁ……《慣れるまで……呼吸を、動きに合わせましょう。ええ、そう、大丈夫……いつもの通りに。其方は此身を乗りこなす達人なのですから……》(という自身もそれ程余裕がある訳では無いが)
(揺れる氷晶を潤んだ翡翠がじっと覗き返す。ともすれば興奮に押されてしまいそうな所をぐっと御して、平素の、リラックスしている時の呼吸のリズムをベースに引き抜いては収め、また引き抜いて収めるのを繰り返していく)
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フラプティナ
2024-08-22 (木) 22:49:38
こっち側を向いてることは……あんまり無かったと思う、けど
(騎手としてはその背に乗るばかりで、仰向けになったおなかの上によじ登ったことはあった気がする)
(人の姿をしている時にはこうして対面していない方が稀ではあるものの、それは騎乗というより同衾……などととりとめもない思考に意識を逃して身を裂く痛みを受け入れる)
(苦痛と名のつくほどではない圧迫感に、目をつむっていても何か小さからぬモノが突き込まれていることが感じられる どちらかが身体を動かすたび更なる深みへと分け入ってきて)
(きちんと受け止めきれるか不安に駆られつつも、痛みと圧迫感ばかりではない感覚が意識にのぼり)
………ん、ぉ………っと、ふふ…何だろう、馴染んできた………かな、っ…?
(身体を揺すればふともももお尻も揺れて、お肉とお肉のぶつかる物音に、小さくはない水音にもほんのりと気恥ずかしさを覚える 淡く頬を染めてはにかんだ)
…あのさ、フラプ……ティナ
正直言うと、ね……私たち、エルフ…は、何というか……枯れてて、淡泊…で、こういう…………ええと…繁殖行為?………は形ばかり…必要最低限、というか…
夢中になって、しまうのは………浅ましくて、恥ずかしいこと…みたいなさ、考えがあるん…だよ なのに、私………こんなに集中して、夢中…みたいになって…………
んッ………ぁ、今のとこ、もう一度……フラプティナ、ねえフラプティナ いいのかな、私……ううん、いいって言って、くれるかい? 君に溺れて………構わない…って
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ベレグリエル
2024-08-29 (木) 00:42:58
は……ふふ、ん、それもそう、ですが……向きは違えど、上に乗ってリズムを取るのは……似て、いますでしょう?
(意識を逃そうとする意図を知ってか知らずか、少し話を継ぐ。今の体勢がどういう名で呼ばれているかを知るのは後の事である)
(馴染んできたと聞けば表情に安堵の色を乗せ、微笑んで)……ん、ふふ……それは、重畳(ぎゅっと強く握るような圧迫感も竜の頑強さの前では苦痛と呼ぶ程ではないが、慣れが進めばより快感が増すのは当然の帰結)
(はにかむ様子も愛らしいですね、と思いながら続く言葉に耳を傾ける。小さく頷きながら聴く内に、より一層笑みは深まり、翡翠の眼差しは濡れて揺れる)
……ええ無論、構いませんよ。今其方を見ているのは此身だけ……咎める者など何処に居りましょう?さ、どうぞ……此身に耽溺して下さい……ね。
(受け入れる意思を示すように腕を広げ、伸びた手が熱を持つエルフの頬をそっと包み、撫でる。その間にも、反応の良かった所に上手く当たるよう動きを調整していく)
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フラプティナ
2024-08-29 (木) 01:23:08
もう一人………私がいる、人の想いを受け入れなかった…気付こうともしなかった、いつかの自分が……私を見ている
(それは”悔悟”という名で呼ばれるかもしれない感傷)
けど………ただの、それだけ それだけだ
(良心の呵責を感じるのも今更だ ことさらに殊勝ぶるつもりもなく、鼻にかかった声を漏らしながら身を震わせる)
(腰が砕けて、上体を支えられなくなってフラプティナの肩に頭をもたれる 赦しの言葉には小さく頷いて、ぼうっと熱を持った頬に触れる手のひらの温度差が心地よかった)
………ん、んん……っ…ふ、ぁ………来る、来て……何か…
(一秒ごとに声のトーンが高まってゆく 手指では届かない深みを突かれるたびぞわぞわと未知の感覚が駆け巡って)
フラプ、ティナ………私の、私だけ…の……!
(唇を重ねあわせ、絶頂の大波に浚われるまま身を任せる 彼女の全てを味わうことに意識を集め、緑色の瞳を見つめた)
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ベレグリエル
2024-08-31 (土) 21:54:20
(もっとずっと昔から知り合えていたなら、そう思わずにはいられないが……そうであったとして、このような関係になっただろうか)
(“もしも”など詮無きことだが、長い年月を経て積み重なった悔悟は、穏やかに澄んだ湖水の底の澱の如く深く、重い)
(仮にその原因を無かったことに出来たとて、その後に辿る道は今とかけ離れたものであろうことは想像に難くない)
(また悔悟を晴らすにせよ慰めるにせよ、この場で言葉を重ねた所で叶う事でもないし、そも今はそれを求められてもいないのだ)
ぁ……ん、ええ、そう……それだけ……なので、しょう(だから余計な言葉は口にせず、只、赦した)
(真に赦免する者は最早ベレグリエルを置いて他に居ないが、せめてその呵責が極僅かでも軽くなれば佳い、と強く望む。手に伝わり、移っていく頬の熱のように)
は、ぁ、ぁ……ん、ふふ……(段々と上擦っていく声が堪らなく愛おしくて、こちらの肩に頭を預けた為に口元に来た耳を半ば無意識に甘く食む)
んん、ん、ぅ……ぁ(声に比例するように彼女の内側の様相もまた変化して、その刺激にこちらの腰とも腹とも付かぬ所に、何か切ない感じが込み上げる)
(そして愛しき花の顔がこちらを向けばどちらからともなく唇を重ねた。氷のように碧く、しかし確かな熱を燃やす瞳を見つめ返し)
ん、っむ、は……ええ、ベレグリ、エル……其方、だけ……の────っ♡
(先程“爆発”した時よりも更に切羽詰まった感じが強く、抗いようもないままに込み上げてきたものを一番奥へ解き放った)
--
フラプティナ
2024-08-31 (土) 23:03:07
(息を合わせて、心を重ねて火照った身体が跳ね回る 昇って昇って、昂ぶったまま降りてゆく気配もなく、胸の奥に脈打つ鼓動の力強さときたら困惑を覚えてしまうほどで)
(熱に浮かされたまま意味をなさない呻きを漏らして)
………ぅ、ん…っ………ん、うぁ……っ…!!!
(恍惚の最中に満たされてゆく感覚に我知らず目尻が濡れた)
……………ふー……っ……はは、はぁ…激しかったね、フラプティナ 君も私もすごい汗だ(血色のよい膚から立ちのぼる熱が感じられて、汗にまみれて擦れあう感覚も心地よく)
(ぞく、とまだ時折めぐる余韻に小さく身体を震わせつつ、大きな胸をつまんで弄んでいる)それで、気分はどうだい? 私は満足だよ 想像していたよりずっと気持ちよかった
こういうのなら時々生やして抱いてもらうのも悪くない……と思うし、君たちにも味わってもらいたいな 言ってみれば、その……男女の違いというか、そういうのがさ
私が目にした書物では、征服欲が満たされたような描写があったんだ つまり、私をモノにしたような気分…愉悦のようなものを君も味わえたんじゃないか?
さぞや愉しかろうね、フラプティナ………おっと垂れてきた(手で封をして押しとどめる)今日はこのまま、しばらくお腹の中に抱えていようか
--
ベレグリエル
2024-09-07 (土) 21:32:41
……ん、ん……っ、ふ……ぅぅ……(どこへも行かぬようにとするように、或いは一雫も余さず注ぎ込まんとする本能か、跳ねる身体を掻き抱いた。合わせた胸の鼓動さえも重なり溶け合うような心地を覚える)
(尽きぬ絶頂に強く締め付けられて尚、新たに生まれた心臓の如く脈打つそれは、そんなにと思う程に次から次へ最奥へと熱を送り込んで……)
はふ……ん、ふふ。そうですね……(古い設備なので風呂はない。故に拭き清めねばと思う反面それさえも気怠く、蕩けてしまいそうな余韻も相まって完全にその気が起きない)
ん……ふむ(摘み、弄ぶ手に鼻に掛かった声を小さく漏らしながら考える。確かに物新しさもありつつ、肌の熱を分け合い、昂ぶりを共にする悦びはいつもと変わらぬ充足感を齎した)
(……して。征服欲、モノにした、とは?ベレグリエルは既に恋人、というより死出の旅を供するのだから、最早伴侶と言って差し支えないはず。先程は宝と評したが、此身の“物”だとは思わない)
(しかしながら、何やら溢れてきたのを押し止める仕草は何か、愉悦のような感覚を誘った。指も届かぬ秘奥をたっぷりと己で満たしたのだ、と)
……問われねば、思い至らぬ所ではありましたが……そうですね。ふふ、今宵はそのまま……此身の熱を、お腹の中に留めていて頂きましょう……(愉しげに唇を弓なりにして、それを今一度重ねた)
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フラプティナ
2024-09-07 (土) 22:52:34
これは、何というか………人間の良くないところを覚えさせてしまったかもしれないね(言いつつも、フラプティナの穏健な性質を思えば不安を覚えることもなく)
今度は私の番だよ、フラプティナ エルフの物好きたちが1000年の無聊を慰めるために編み出した余技…閨の魔術にも似たような効能を持つものがあってね
君のお腹の、一番深くて大事な場所を私でいっぱいにしてあげる(おへその下になだらかに僅かな丸みを帯びた胎のふくらみを擦り合わせて)
お友達への挨拶がまだだけど、そっちの段取りはまた明日考えるとして……今日はめいっぱい愛しあって過ごすとしよう(また硬さを取り戻しはじめたモノを浅く受け入れて)
………フラプティナ、ねえフラプティナ いつかの君や私がほんの少しでも心動かされたこと、したいと思って、思うだけで忘れてしまったこと……たくさんあるでしょ
していこうじゃないか、ひとつずつ 君のいる世界で、クロマやブロディと一緒にさ そうして積み重なってゆく時間が、君たちと迎える明日になるんだ
フラプティナ、とこしえなる権能と黒曜の名を持つ君 君たちを想う気持ちを”愛”というなら、それは君たちがくれたものだ ありがとうね、私のドラゴンくん
いつの日か今日のことが伝説になるまで、伝説になって、やがて誰もが忘れてしまっても、ずっと一緒だ 言葉に言い尽くせない想いを、何度でも君に贈ろう
好きだよ……愛しているとも、フラプティナ(もう一度深奥まで受け入れて歓喜に震える吐息を漏らす 今を生きる喜びを共に、愛おしい竜と分かち合うのだった)
--
ベレグリエル
2024-09-09 (月) 00:43:32
ふふ、ええ……これからが大変です(と意味ありげに笑うが、広く世に向けた野心など元より持ち合わせておらず、愛する者へのみ向ける征服欲はあれど支配欲はなく。ただこれからも時折このように過ごす夜が来るだけなのだ)
(子の成す事の難しい種の編み出した妙技とは如何なるものか……触れ合う下腹、その奥がいっぱいになる事を思うときゅぅんと疼くような心地を抱いた)
(その時何処かで誰かが小さなくしゃみを一つ。
『ぇきちっ!……むぅ、この我が嚔とは……何やら虫の報せと見える。矢張り訪問は翌朝とすべきであるな』
などと呟いたとか)
(明日という言葉に後片付けの事も一瞬思い出したが、余りにも甘い誘惑があっという間に頭の隅へ追いやった。頷いて返事をするがそれ以上に身体は正直で、再び熱く濡れた感触が触れればすぐさま元気を取り戻した)
(優しい呼び掛けに小さく『はい♡』と返事をして、続く言葉には一つ一つに頷いて。顔には自然と柔らかな笑みが滲み、浮かんで仕方ない)
礼など……此身もまた、其方を想う“愛”を其方から貰ったのですから。ベレグリエル、心強き娘の名を持つ古きエルフよ……此身も不朽にして無窮、尽きせぬ泉の如く湧き上がる想いを、数え切れぬ程其方に贈りましょう。
好きです……愛しています、ベレグリエル(今一度深く繋がり、吐息混じりの嬌声を漏らす。愛する者と分かち合う今を、心の底から噛みしめるのだった)
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フラプティナ
2024-09-09 (月) 01:49:41
帝都に続く道を馬車が往く。御者が一人に客が一人、退屈しのぎか御者が口を開いた──
「お客さん、帝都は初めてかい?んー、そうだな……じゃあ『エルフの魔法使いと三匹の竜』ってお話はご存知かな?え?それを言うなら『エルフの魔法使いと三人のおよめさん』だって?ははは!それじゃあ良くご存知だ。
んじゃ、もう一つ。この国を作った勇者の方は?そうそう、初代皇帝ウィルハルト閣下……おっ、察しが良いねぇ!如何にも、なんとその“エルフの魔法使い”ってのは件の“エルフの魔法使い”と同一人物ってぇ話よぉ。
ぁ?んだって?実在するか疑わしいって?おいおい……あんなに立派なお方を掴まえて滅多なこと言うもんじゃねぇよぉ、お客さん。
良いかい?あの方はなぁ、俺が生まれるよりずーっと昔っから人助けして回ってんだぜ?勇者の物語の頃から、もしかしたらそれより前から変わらず、ずーっとだ!言ってみりゃ生ける伝説ってもんさ!!
……ま、そりゃお話の中じゃ大なり小なり脚色されちゃあいるだろうが。だがよ、現にご本人様方は今も帝都で暮らしていらっしゃるし、あちこちに証拠んなるゆかりの店やゆかりの品だってたっくさんある。間違いなく実在の人物よぉ!
おっ、そーだ。着いたら早速一軒連れてってやるよ!って、その身なりだと学生さんかね。じゃ酒は駄目か……ああでも、そしたら学園で出くわすかも知れねぇのか……羨ましいねぇ」
……などとたわいない世間話をしながら、のどかな風景の中を馬車はのんびりと進んでいくのだった……
「はーはーうーえー達ー!制服届いたよー!!着てみるから、変なとこないか一緒に最終チェックしよー!!それとこの一緒に届いたバニーセットなるものはどういう事かきちんと説明して欲しいなーって!!」
(広い邸宅中に響き渡るような、明るく溌剌とした若い娘の声が“母上達”を呼ぶ。全員が卒業して暫くの後(竜基準)、授かった第一子が学園へ通う年頃となったのだ)
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2024-09-12 (木) 01:48:12
はいはい、聞こえてるってば(幼い頃の自分がこんなに元気はつらつお転婆ガールだったか思い出している表情)ブロディ、手伝ってあげてくれるかい
せっかくだから大婆様にも見てもらおうか ずっと楽しみにしていたしね(《語りし者の館》に初めてのひ孫を連れ帰った時からというもの、折に触れてせがまれていて)
そういえば……私も持ってるんだよ、学園の制服 教師のお役目を仰せつかった時、一緒に生徒の学籍も貰っていてね 一度も袖を通すことはなかったけど…
作るだけ作っていたから(元気な声につられて出てきたフラプティナとクロマも捕まえる)君たちもだよ とってあるんでしょ、学園の制服
(にゃあと鳴く声に振り向いて)君には制服のリボンをつけてあげよう バニーについては……フラプティナ?(《遠見の水鏡》の支度をしつつ制服を探しにいく)
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ベレグリエル
2024-09-15 (日) 21:29:22
「誰に似たのやら。元気なのは良い事ですが……はい、只今」(近所の同年代の子らの影響だろうか。とはいえ、思い返せばこの子が産まれてからというもの、落ち着いた雰囲気だった邸内は鮮やかに彩りを増した様に思う)
「うん、見てもらお!えへへ、大婆様きっと喜ぶよ!!」(手伝いどころかほぼ全部着せられながらにこにこな娘。当然ながらわだかまりなど一切ない)
「えっ、なにそれ初耳なんだけど。見たいなぁ、ベレグリエルの制服姿」
おやこれは……皆で着て見せる流れです……?(無論制服はとっておいてある。物持ちが良いとかいうレベルを遥かに超えて、あの頃のままで)
「そういえばクロママ達の制服は新聞で見たっけ。あ、バニーセットは例の舞踏会向けのヤツだったり……?」(でもクロママ達ドレスだったよね?と訝しんだ)
ふふ、ああそれはですね……(かくかくしかじか、自分達が所属・顧問をしていた伝説の部活の話をして)入るか否かは任せますが……良い思い出が多くありますから、同じ様に楽しんで欲しいという親心といった所でしょうか。
「そっかー…似合うかなぁ……」(姿見で制服姿をチェックすると否が応でも目に入る、母達と比べると未だ発展途上な自分のプロポーション)
「大丈夫、きっと素敵なレディに成長しますよ。その為に制服も伸び代たっぷり取ってありますから、ね?」
……思えば此身達は既に出来上がっていましたからね……
「はい、僕達とブロディの分の制服持ってきたよー」
「え゛っ、私もなんです!?」
(そんな楽しげな家族の様子をのんびり眺めながら大きな欠伸をする、これまた大きな猫。リボンの映える青みがかった銀の毛並みは美しく、その動きは未だ衰えを見せない。果たして本当に猫なのだろうか)
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2024-09-15 (日) 22:31:11
おや、言ってなかったっけ? 私の場合ほら、現代の”学校教育”というもの自体よく知らなかったから…他の授業に立ち会えたなら参考になるかと思ったんだけど
出たとこ勝負でどうにかなったし、一度も着ないまま仕舞っておいたんだよ ほらご覧、こないだ(エルフ時間)作ったばかりだからお腹周りもばっちりだ
私もまだまだ捨てたものじゃなさそうだ(昨日仕立てたばかりのように完璧な採寸の制服姿で颯爽とポーズをとる)いっそ新しい部を立ち上げるのもいいかもね
国も飛竜の騎手を増やしたい考えて、間口を広げる意味でも飛行部の立ち上げが議論されているらしい その気があるなら顧問を引き受けても構わないけど……
私たちが決める事じゃない 平和な時代であろうとなかろうと、やりたいことは自分で決めるべきだ 目標が見つかるまではアドバイスもできるだろうけどね
さて、準備完了だ 並んで並んで(水盆の水面が揺れて、彼方の景色を映し出す 垂直に立ててみせても、水は流れ落ちることなく水盆にとどまった)
(水鏡の向こうでは、顔立ちのよく似た《語りし者》たちがそわそわとした様子で覗き込んでいる 両親に祖母、幾人かの兄弟に、今日は従姉妹夫婦の姿もあった)
(親への挨拶はファリエルに任せて程々に手を振っている)………え、これ? そうだよ、みんなおそろい 同じの持ってたからさ 可愛いでしょ?
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ベレグリエル
2024-09-16 (月) 00:38:14
「なるほどなー…うん、完璧だ。とても似合ってるよ」
ベレグリエル先輩……(トクン…)
「他の教官の授業を参観するだけならば制服は必要ない気もしないでもないですが……あー、これはどうしようもなくセンパイですねー」(三竜の脳裏に流れる存在しない記憶)
(一瞬バニー姿の竜騎兵を想像して妙な顔をしながら首を振って打ち消す娘。ちなみに今のスカートは制服の基本デザインの物。それはそれとしてタイトミニもかっこいいなーということで両方を揃えてあるのだった)
「んー、うん、考えておく。四人も最高のお手本居るし!」
(わいわいと水鏡の前に並ぶ。勿論先頭は待ち望まれている孫娘。やや緊張の面持ちで、季節柄を交えた丁寧な挨拶を行う)
(そして一通りの挨拶を終えるとフランクな口調に切り替えた。少し前(人間時間)に本人的にはそろそろ大人なのだから、と礼節に則った話し方にした所、感心と共にほんのり寂しい顔をされた為である)
(まだまだ子供なのだから子供らしく、と思われているのだろう。実際年齢で言えばどうしようもなく子供なのだが)「今日は私のお披露目なのにねー。まあ本当にお母様可愛いけど……あ、そっか。母上達も初めてって事は、大婆様達も見るの初めてなんだ」
(母の若い頃は平和な世で学生生活を送る姿など、見せられようもなかったのだと思い至ると何やら感慨深げな娘である)
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2024-09-16 (月) 01:10:07
うーん、見たまえよブロディ 敬愛するお父様とお母様が生温かい目でご覧になっておいでだ(開き直って杖を手にカッコいいポーズをしている)
”師匠”というのはその道の先達、すなわち”先輩”だ 教え子と共に学ぶ間柄であって、本質的に立場の違いはないとも言える 今も昔も学びの本質は変わらない訳だ
先輩と呼んでくれても構わないよ(画面の向こうから”着てみたい”という声があって、声の主に頷きを返す)ふふっ、言うと思った お婆様はいつも決まってそうだから
新しい物好きで人間たちの文物に飢えてる……(不良娘として飛び出した手前、父母と疎遠にはなっても祖母との手紙のやり取りは絶やさずにいた)
(初孫を連れてお披露目の名目で四百年ぶりの帰郷が叶ったのも、祖母のとりなしによるものだった)送っておいたから安心して 半月後の定期便で届くんじゃないかな
ふふっ、お楽しみにね(感慨深げにしている娘に抱きついて)ファリエルもあっという間に大きくなって、背丈なんかもう私とほとんど変わらないくらいだ
《語りし者の館》を出たのがちょうどこれくらいの時だったかな 私は結局歴史家になっちゃったし、ファリエルもいつかはそうなるのかな……
リップサービスじゃなくて、《語りし者》の習性の話だ 散々好き放題に生きてきて、来し方を顧みる余裕が生まれてくると歴史を記録することに興味が湧いてくる
聞くところによれば、お父様もお母様も神話の時代には随分暴れ回っていたとか………え、誰からって?…それはもちろん(お婆様に視線が集まった)
--
ベレグリエル
2024-09-24 (火) 00:13:27
「ええ、斯様になんとも言えない表情はなかなかお目にかかれるものではありませんねぇ……」(生暖かな眼差しに小さく会釈するやや常識枠)
共に学ぶ輩であればこそ、ついて行きたいと思えるのでしょうね……ふふ。では折を見て、そうお呼び致しましょう(その夜大層甘い『先輩♡』の呼び声が響いたとか響かないとか)
「ふふふ、大婆様ならきっと見事に着こなしてみせるだろうね」
(長く生活を共にしていれば手紙を書いている場面に遭遇する事もしばしば。そうした折に人となりを聞いていたので、娘が産まれ、本格的な交流が始まる前からなんとはなしに親近感を抱いていた三竜である)
(抱き着かれて嬉しげに笑って)「ぅわっはは、おかげさまで。お母様は私の憧れだよ。もちろん母上も、クロママもおかーさんも、ね」
(言ってから少し照れたのが母譲りの美しく伸びた耳の先に表れる。母似の角も手伝って、人混みの中ですぐに見つかると評判だ)
(進路についてはやや決めかねている所はあるが、皆で『時間は沢山あるから』と言われてとりあえず色々やってみよう、と考えている)
(お母様のような歴史家はもちろん憧れるし、母上の魔道具は世の中を便利にしている。クロママは今日も平和を陰日向に守っていて、おかーさんの家事の腕には頭が上がらない。自慢の母達だ)
「え、そうなんだ?」(お母様は不良娘として飛び出してきたという話はなんとなく聞いていたので、お祖母様やお祖父様にもそういう時期があったのならば、血は争えないのかなと思う。口にはしないが、俄然興味が湧くのも無理からぬ話である)
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2024-09-24 (火) 01:06:26
ねえフラプティナ、イスとうちのお婆様……もしかして気が合うんじゃないかな 話題には事欠かないだろうし、いい友達になれると思うんだよ
私たちみたいな旧い氏族は滅多にエルフ領を出ることがないけど、そういう出不精のエルフだって水鏡とかの力を借りて遠方の住人達と話すことがあってね
言うなれば、私たちの社会にぽつんと空いた小さな窓だ 今ほど往来が活発じゃなかった時代には、外界の様子を知る貴重な手段にもなっていたそうだよ
…ええと、イスってほら、前に手紙で書いたフラプティナの友達……気になるなら話してみたら? 話したがりですごく優しい竜だから、うん………
新しい友達を作るのに、遅すぎることはないでしょ(あれよあれよと仲を深めてしまって、自分たちのような顛末になる可能性がふと頭をよぎって)
(彼女と祖母の果てしなく長い生に刺激的な日々がもたらされるなら、それは孫娘としても喜ばしいことで)今度繋いであげる 楽しみにしてて
それで、ファリエルから何か報告はある? 学園生活の抱負とか、何か言ってなかったけ……まずは友達100人作ってごらんよ 家に連れてきても構わないから
長く生きていれば、100人くらいはあっという間だ(背格好もほとんど変わらないくらいに育った娘にようやく母親らしい顔を見せる)
出会いと別れを重ねた数だけ、素敵な大人……がどういうものか、わかるようになるんだよ 今しかできないことをして、目いっぱい楽しむがいいさ
あとブロディ、エルフ領の薬草か何か送ってほしいって言ってなかったっけ? クロマも構わないんだよ、好きに話してくれて せっかくの機会でもあるし
--
ベレグリエル
2024-09-30 (月) 02:19:35
そうですね……合いそうです、とても(何しろイスは子々孫々新たな世代との交流、そして流行を追うこと自体をも楽しみとしているのだ)
(ベレグリエルと同じ様な事を夢想して、穏やかな笑みを浮かべる)……ええ、此身の方でも話しておきましょう。
「えぇっ、ほぉふぅ……抱負かぁ……」(報告については入学以上のことは特に思い当たらず。抱負は自己紹介の事やらを色々想定して考えてみたりもしたが、とりあえず色々……以上に膨らんでいないのだった)
(そうして考えてみると友達100人は悪くないように思える。お母様達の顔の広さを思えば、何をするにも人脈は大いに役に立つだろう)
(実際にはそんな打算など関係なくお母様達と同じように、色々している内に達成しているのだろうけれど)「んー、うん!友達100人は人生の目標というか、テーマ、みたいな感じにしてみようかな」
「あ、でも素敵な大人はどういうものかっていうのはもう知ってるよ、ふふふー」(母それぞれにぎゅーっと抱き着いて)
「はい。ですが急ぎでない物ばかりですので、リストを定期便に同封させて頂きました。よろしくお願い致しますね」(料理以外に、在学中に学んだ錬金術の研究にも用いるが、現状乾燥させたもので十分なのだ)
「ふふ、これはいざ話を振られると困るやつだよ……あ、そうだ、僕が作った武具の図面も同封して貰ったから、今度そちらで試して使い心地を教えて貰えると嬉しいかな」
(『竜が使ったら何でも一緒だろ』と言われてカチンと来た鍛冶屋と組んで色々作った物の一部である。エルフの武人に認められれば万々歳というところだろう)
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2024-10-01 (火) 00:37:06
結局のところ、”誰と一緒にいたいか”なんだ 生きるって、それを決める過程……そうして出した答えとか、選択そのものなのかもしれない
この選択に、命の長さはあまり関係がないみたいでさ(背の高い竜の手を取る)誰にとっても、時間には限りがあって……平等に、過ぎれば二度とは還らないものだ
君は私を、私は君と…君たちを選んだ その前は、ウィルと旅の仲間たち…彼らが去った後は、この地に暮らす人々そのものを選んできた
語りし者の館には帰らない、って決めていたのも自分の意志だ ここ何百年か、一人でこもりがちになって仕事に没頭していたのもね
正解も不正解もない 偉いとか、偉くないとかの話でもない ただ、そう生きていただけ…でもね、だからこそというか、選択の機会があるなら逃さない方がいい
お婆様とイスにだって、そういう出会いがあって欲しいと思ってるし、話してみて気が合うかどうかは当人次第さ ファリエルにだって、これからたくさんあるとも
長く世に在るこの生を、誰と共に過ごしていくのか、よく考えて選ぶんだ その決断は尊重される やりたい放題してきた私が、一度も連れ戻されなかったみたいにね&br:おっと……(腕の中を飛び出して、また抱きついてきた娘を受け止めて抱擁を返した)ブロディもクロマもやりたいことが見つかって何よりだ
趣味の世界の出会いって損得抜きになるから、長く続いたりもするしね 両親のいる手前、私のふだんのやらかしを暴露されないだけでもよしとしようか…
もちろん私も秘密にするとも 語りし者でさえ知らない方がいいこともある……今はほら、義理と言っても君たちの父母でもありお婆様でもある訳でさ
--
ベレグリエル
2024-10-07 (月) 01:53:10
(愛する者の手をそっと握り、キラキラとした尊敬の眼差しで母の話を聞く娘を見る。此身も昔はああでしたねと思うが、きっとベレグリエルには『今もそうでしょ』と言われるだろう)
「私もお母様みたいな素敵な人と巡り会えるかな……」
「しまった……娘の理想像が果てしないぞ……」
「確実に苦労しますねこれは……」
「そうですね。自分がどういった事に興味を持つのか……学園へ通わなければ知る事もなかったでしょう。そしてひいては、フラプティナがベレグリエルと出会わなければ……と」
(いつ頃からか“様”と付けずに呼ぶようになっていた。口調は変わらずだが、その頃からより一層打ち解けたように思う)
「それを言えば僕なんかやりたいこと以前に、こうしてここにいることもなかったかも知れないんだ。貴方達の素晴らしい娘のお陰だよ」(君達、ではない所に最上位の敬意が表れている)
「やらかしねぇ……まあ誰しも間違いはあるものだし、殊更暴き立てる物でもない、うん」
「秘すれば花、秘せずは花なるべからず……はちょっと意味が違いますかね」
娘の手前もありますしね?「余計聞きたくなるやつぅ……でも立派なレディは我慢するのだ……!」
--
2024-10-08 (火) 02:28:06
ファリエルはこれからの人間だ もっと他の人に目を向けてさ、いちいち私と比べるのもダメだ 誰かの影を追い続けていいことなんか何もない
そう気付くまで随分かかった ウィルとのことに決着がつくまで、一体どれほどの時と出会いを無為に過ごしてしまったことか……お願いだから同じ轍を踏むんじゃないぞ
それにね、ファリエル 運命の出会いなんて誰にもわからないものさ 素面で家を間違えて、出迎えてくれたドラゴンくんの子供を授かることもある訳で…
(あの時もう少し頭がシャッキリしていたら、出会いの形も違っていたのかもしれない 服を着た姿で想像しているであろう娘には穏やかな笑みを向けている)
この歳になってわかったことがひとつあってね………語りし者は人を愛する ”いつまでも語り伝えたい”と思える人と出会った時、私たちは筆を執るんだ
(このことには実家の面々にも思う所があったらしく、それぞれに考えを口にした 時折そこに頷きを返して、歴史の守り人たる所以を分かち合った)
いつかはきっと出会えると思う それが私たちの宿命だから もっとも若く力強い”語りし者”……ファリエルも楽しんでくれたらいいな 私の願いはそれだけだよ
さてと、こんな具合にこっちは元気にしてるから また連絡するね、お父様、お母様、お婆様に皆も(一人一人と視線を交わし、はにかみまじりに手を振る)
ああ、ファリエルが今度一人で遊びに行きたいって言ってて…その時はよろしく じゃあ、また今度……そうだね、元気で…(映像が薄れて消えて、水盆を横に寝かせた)
…………ふぅ、お披露目はこんなところかな(制服のリボンを緩め、ぐぐっと伸びをした)親の目も無くなったことだし…
おいで、私のかわいいドラゴンくんたち!
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ベレグリエル
2024-10-14 (月) 22:00:28
(母がそれぞれを手本として頑張りなさい、と言うので何事も母達が基準となるのは致し方ない話である)
(そしてそれはそれとして、事あるごとに母達が語る反省や教訓の数々もまた、自身には経験のないなりに心に響くものがあった)「ん。分かってる……つもり」
(出会いの話を聞く度にそんな事ある?と思うが、同じく聞いた話ではお母様は今では信じられない程にふらふら、であったらしい。件の似た外観の家を見に行ったりなどもして自分なりに理解に努めた結果──)
「ドラマチック……」(“運命の出会い”という物は娘の中でますます実在を強めるのであった。あの凛として格好良い母上がまさかあられもない格好で暮らしていたとはつゆも知らぬまま)
(語りし者の語る各々の考えをメモに取りながら)「楽しむ、かぁ……私、気負いすぎてたかも……?」ふふ、初めの内はそれ位でも良いかもしれませんが。
(またねーっ、と水盆に手を振り)「そそ、次の長期休暇になるかな?楽しみにしててね!」(ギリギリまで、別れを惜しむように消えていく映像に手を振っていた)
(ふぃー、と深呼吸。と、やおらお母様が緩み始めた!)「おっとぉー、娘の目はまだあるぞぉー!?」(着替えたり教科書揃ってるか確認したりしてくるね!とか言ってそそくさと立ち去らんとするファリエル)
もぅ……まだ日も高い内から……♡
「ベレグリエルにおいでと言われると抗えないのが僕だ」
「これを見越して予め夕食の支度を済ませておいた私はやはり有能……」
(等と言いながら嬉しげに飛び込んでいく三竜である)
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2024-10-14 (月) 23:11:48
そ、そんなのじゃないってば せっかくの制服が皴になっちゃうでしょ(そういう問題でないのはさておいて、思い思いの方向から飛びつかれてさっそく制服を皴にしている)
(どこぞの恐竜映画のヴェロキラプトル四姉妹を相手取るような身長差もあり、三人に挟まれてもみくちゃにされながらくすぐったそうに笑っている)ふふっ、あははっ
まあでも……ファリエルも立派に育ったことだし(腕をいっぱいに広げて三人いっしょに抱き締める ひとりひとりと頬をすりあわせ)ひとつたしかめてみるのもいいかもしれないね
君たちのお腹が大きくなることもあるのかどうか、とかさ アリウスの子らとエルフの間にも、条件さえ整えば子供ができることは立証済みだし、それなりに時間がかかるだろうけど…
真剣に向き合ってみる価値のあることだ ファリエルが大きくなるまで大変なことは山ほどあったけど……フラプティナもクロマもブロディも、満更でもなかったでしょ
悪くないものだよ あの子の命が生まれる瞬間から、ずっと一緒にいるっていうのは………(左右それぞれにかわるがわる、ゆらめく尻尾を撫でている)
それにほら、いつか再び世が乱れた時……私たちの子供が次の勇者の力になれるかもしれない ちょっと高望みが過ぎるかもだけど、まあそれはそれとして…
この時この瞬間の積み重ねが人の歴史になっていくんだ フラプティナもクロマもブロディも、ファリエルもほかの子たちの名前も、たくさん書き残していけたらいいと思う
私の想い人、愛おしい君、永遠の旅の仲間(順々に愛情を込めた口付けを交わす)妻であり夫であり、無二なる友、藍より青き愛弟子にして、この身を空へと誘うもの
そして何より、私が世に在り生きる理由 ベレグリエルの持ち得る全て……とこしえに尽きせぬ愛を捧げよう、私のかわいいドラゴンくんたち
(奇妙な行き違いからはじまった出会いは、幾度もの波乱を越えて絆を育み、《エルフの魔法使い》はまたひとつ新たなおとぎ話を紡ぎだすに至った)
(長命種にとっては刹那にも等しい僅か三年と数十年の後、アリウスの子らとエルフが子を生すなど誰が想像し得ただろうか?)
(けれど歴史家は知っている 人の世の歴史はいつも、偶然の出会いから始まることを 帝都の片隅に興った新たな血族は、いつまでも仲睦まじく暮らしたという)
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ベレグリエル
2024-10-15 (火) 00:55:16
いずれ来る新たな生命の芽吹きは、新しい風を巻き起こす。風は幾多の出会いを紡ぎ、それを道標として竜とエルフの娘達は与えられた名に恥じぬ者となろう。
だがその風がいつ吹くのか……それは母なる竜、アリウスでさえも知らない……
Fin.
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2024-10-15 (火) 22:14:22
(おまけ)
「……皺になっても私が綺麗に伸ばせば問題ない、という訳ですね?」
「ん?良く考えたら僕達のは洗いに出したりした覚えがないな……?」
ええ、此身とクロマ、ブロディの制服はこの刺繍に織り込んだ魔術で保護されておりますので……
(説明しよう!襟の蔦のモチーフは不滅・永遠の象徴であり、汚れや劣化の一切を寄せ付けない!そしてポケット部分の薔薇は三角の集合体であり、防護の役割を果たす護符なのだ!)
(ちなみに邸内の家具にも同様の効果の物を大体に施してあるのでベレグリエルのおようふくもあんしん)
そうですね……大いに意義深い事と考えます。あの子との時間は何にも代えがたいものでしたから……なんて。もう暫し続くこととは思いますが……
「分かってた事ではあるけど、あっという間に大きくなったよねぇ……ふふ、僕らの娘なら高望みじゃないさ」
「まあ、本人次第ですが。きっと学園で良い導を得る、でしょう?」
(口付けを交わし、それぞれがとろりと潤んだ眼差しを向ける。結ばれて幾年経ち、幾度愛を交わせど変わらずその胸は高鳴るのだ)ええ、ええ……其方の愛は、全ては……此身の、此身達のもの。
そして同様に……此身の
「僕の」
「私の全ては」
其方のもの……ふふ。何時かの約束は今も有効ですよ?(両サイドのみならず正面からも、脳髄を蕩けさせる様な甘く熱い囁きで長い耳を擽る。そして飽くこと無くまた唇を重ねて……)
(一方その頃娘は──)「お母様たち、仲良すぎるのも考えものだよねー…なーんて、ホントは嬉しいし、私の情操教育にいい影響ばっかりだけど」(ぶつくさと文句とも言い難い独り言を呟きながら教科書の整理をしていた)
(……のであるが。そこへ響くドアノッカーの音!客人の来襲である!)「ぇっ、まだ誰か来る予定あったっけ……!?」(結局着替えは半端なまま、慌てて玄関ホールへ駆け込む)
(ドアの外、ゴンゴンとやたら重厚なドアノッカーを鳴らす人物は……)
「どなたかー、どなたかいらっしゃいませんのー?おかしいですわね……イスおばあさまはきちんと伝えたとおっしゃっておられましたのに……」
(白銀の髪に白い肌、その頭上には氷柱の如き角を頂くその姿は氷晶竜イス……ではなく先祖返りか瓜二つのン代目の孫娘、イスカ。ファリエルとは同い年の従姉妹のような関係である)
(やおら、重いドアがガチャーっと開き、ファリエルが出迎える)「うわ、イスカ!?えっ、今日だっけ?……ごめん、一応部屋の準備は出来てるんだけどその、母上達はちょいと取り込み中でして……」
(というファリエルも半端に着替え途中のややしどけない姿であった。
イスカはその姿から何かを察し、長い睫毛を伏せ踵を返さんとする)「……お取り込み中でしたら時間を改めますわね?」
「うわーっ、私のは別にそういうんじゃないから、大丈夫だから、ほら、ね!部屋行こ!」(イスカを捕まえ荷物をひょいと担いで強引に邸内へと引き込んで)
(つまりお姉様方のは“そういうの”なんですのね。と言いますか私、何か強引に連れ込まれている格好ですわね……御近所様が見ていないと良いのですけれど……)
(などと、どこか呑気に考えながらこれからの数年を過ごす部屋へと引きずられていくイスカ)
(いずれ来る新たな生命どころか、早くも新しい風が吹き始めている、そんな帝都の片隅であった)
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2024-10-17 (木) 00:36:41
*1
勿論宮廷料理人のシーザー氏の得意としたサラダである
Last-modified: 2024-10-17 Thu 00:36:41 JST (218d)