MOG/0007
- 作戦指令 勇者包囲戦
きたる3月の中旬にマゾクナルド一周年記念に伴い、式典を開く 作戦内容は式典の主役ポイズンテラー恵子を魔族化計画の本源であるという情報を流す事により 勇者を釣り出し、彼女を囮に包囲殲滅戦を行う 腕に覚えがある志願者は各位、潜伏用の方法を独自に考え、参加の事 日時 3月中旬 (リアル日時 2月20日 21時〜) 場所 人間界の街 --
- …ふむ。赤腕。一つ、聞きたい。君が討ち果たした歴戦の勇者だけど…どうだった?
(曖昧な問い。赤腕が倒した方法なのか、それとも勇者の戦法か、はたまた赤腕自身の所感かもしれない、どうとでも取れる聞き方だ) -- ケイル
- はぁ、意地の悪い事をお聞きになりますね……率直に申し上げても?
(ケイルの問いかけに赤腕と呼ばれた黒装束は中身のなくなった左袖を一度見やってから暫し思案して) 直に対峙したのは件の勇者を含めて二人だけですが……アズリアスの元となった方と比べた印象は完成された強者、でしょうか あの場で勝こそ拾いましたが……十戦すれば、一対九ほどには差があったはずです。 -- ノスリ
- ん〜、ということは……君の方が強かった訳だ(へらりと笑い、あっけらかんと言う。話を聞いていたのか、と思われても仕方ない程度には)
九負ける相手に、君は生きている。痛手を負おうとね(確かに左袖を見て、なお気楽に)我々がやっているのは道場でえいやあをするような試合じゃない。 ならば勝たなければならない一戦にのみ勝てればいい。月並みな言葉だけども…最後に立っているのが、勝者だよ。 それがもしかすれば、ただの運、って奴を味方につけたんだとしてもね。赤腕殿のご謙遜でなければ、だけど(へらへらと笑って言いつつ) -- ケイル
- (生存競争において強弱如何はどうあれ、残った側こそが結果として勝者と断ずる風潮は人界魔界問わず少なくない)
ああ、ケイル殿も……此方の上官と同じ見方をされるのですね。 (暫しの沈黙、面装の裏から意外にも思い出したような笑いが零れ) たとえまぐれであろうと、その勝利に価値を与える事はできる…と先頃叱咤されたもので 仰るように競い合いではなく、これは戦……であれば、我々が戦場で立ち続けねばなりませんね。最後まで価値をなくさぬために -- ノスリ
- (軽く目を開く。その面の奥から漏れた笑いに、そんな風に笑うのだな、と。対してこちらは常にへらへらと笑みを浮かべているが)
へぇ、ルクスリアもやる気無いようでいて部下の育成にはちゃんとしてるんだね。実際その通りだと思うよ。歴史は勝った者が作るってね(などとけらけら笑う) しかし…その腕、不便じゃないかい?君くらいになれば片腕だろうが人間には引けは取らないだろうけど、それこそ勇者みたいな強敵には苦労するだろう? 俺に任せてくれれば多分治せると思うけども…それが、俺の仕事だしね(どうする?といった感じの顔で問う赤目の男) -- ケイル
- あれで戦後を見ておられる御仁ですから……時にケイル殿、旧知の仲で?(口ぶりから上司との付き合いについて軽く訊ねてはみたが)
戦闘もですが、軍団の業務に穴を開けているのが心苦しいところで (別の勇者の一行に不覚を取ったのもあるが、隻腕は潜伏先で悪目立ちすぎると配置換え状態の赤腕) 紫十字の専門家に診ていただけるのは心強い……隊の医療士の所見では破邪の法が残留して 治癒魔法を阻害しているのだとか…応急処置で焼いてもらいましたが -- ノスリ
- ある程度は、ってとこかな。ウチも大概結構色んなとこに兵を出すからねぇ。ちょくちょく戦場を共にすることもあった、くらい。
(この男もだいぶ古参だ。恐らくはノスリが軍に身を寄せる前から、へらへらとした気の抜けた衛生兵と関わりがあったかもしれない) 彼はその魔法を得意としてたみたいだからねぇ。その身を持って味わえて…羨ましいことだ(と、馬鹿にしているのかと思われるような事を言うも…素直に言っているのだとわかれば、馬鹿はどちらかなのは直に分かるだろう) では…お手を拝借、マドモアゼル。仮面は付けたままで結構、仮面舞踏会といこうじゃないか(などと冗談めいて言いダンスパートナーの手を取るが如く左手を取るポーズをする) -- ケイル
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- 情報部主催 魔王軍宴会のご案内
この度、人間界に情報部の拠点を築くことに成功しました。 魔王軍各軍団の皆様へ披露と慰労を兼ねまして、宴会を催させていただきます。 人間への変装を施しの上、ぜひご参加ください。 日時 6月上旬(1/23(土)) 21:00〜 場所 酒場「白日」 (//人間への変装が不可能な方のために密会用のVIPルームも用意しております。) --
- (人界で新種の病原体?に罹患し、隔離されていた赤腕…案内状を無念そうに寝所で眺めていたという) -- ノスリ
- …ルクスリアは“怠惰”の座に鞍替えでもした方がよい程の役立たずだが………お前は長に似ず、勇猛にて優秀よな。赤腕の
(一月の間で立て続けに3つの勲章を受けた『赤腕』のウワサは一部の軍団長たちの間でも広まっているようで、不意にそんな声をかけられる) -- サリウス
- …月夜兵団長に見知りいただいていたとは、恐縮です(飾りなく率直な賛辞に困惑気味の赤腕と呼ばれた黒装束が形式的に一礼して)
あの方が前線で注力できない状況は望ましくはないのでしょうが…(他の軍団長から暗にサボっていると言われる上司を思い浮かべ) 今後それを補うように、新参の私にもこうして戦功を挙げる機会を頂けたのでしょう (その手の意図は皆無だろうな…と、内心の苦笑を無貌の面相で覆い隠した) -- ノスリ
- 長を詰られ怒るでもなし、自身を褒め称され驕るでもなし。謙譲しつつ長の顔を立てる…模範的な答えだな(独り言つようにそう言って)
…お前ほどの実力を持つ者が、あのルクスリアの下で一兵に甘んじた理由は興味深い (…他者への“興味”などとは無縁のサリウスの普段の言動を知っていれば、興味深いとの言葉はいかにも嘘くさく聞こえるだろう) 目下の障害である竜種を討った実績もある。お前が望めば、あの腰の重い魔軍司令ですら、今すぐにでも軍団長の席を用意するであろうに -- サリウス
- …お嫌いですか?(模範的な答えとの呟きに対してか、あるいはどこぞの軍団長についてか…どちらとでも取れる)
過分なお言葉です……功を挙げ、立場を得れば自ずと他を従えるに足るというものでもありませんし。 その点では…学びの多い場所に異動となったものです(過剰な謙遜でもないが、分不相応であるという姿勢は崩さず) -- ノスリ
- 好悪はさて置き…戦に対し、より貪欲であってほしいとは思うよ(どちらに対してもそう言える答えと共に、「ふ」と小さく笑う)
…お前が妖星の長の席を狙えば、戦乱の色もより濃くなると見込み焚き付けてみたが…(と、鎌をかけていたことを隠しもせず) なかなかに食えぬ奴だ。長と同じで、な。………あくまで一兵として戦うつもりなら、それはそれで構わん せいぜい好きに暴れるがいい…(そう言い残すと、用は済んだとばかりに踵を返し去って行った) -- サリウス
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- 打消し線を入れながら私、気づいてしまいました……名簿構成変えた方がいいですね。 --
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