ヒヤマ家出身 イケメン 17132 †
ID: | 17132 |
名前: | イケメン |
出身家: | ヒヤマ |
年齢: | 30 |
性別: | |
前職: | |
理由: | |
状態: | |
無事に31歳になりました
誕生日SS
登場人物
ID: 13950 アス・ブロウ?
ID: 15233 フォーワード・カゲンヅキ
ID: 13297 シモン・キン?
ID: 17061 ロンド・ミュー
ID: 22125 ルーイン・アストロラビウム?
ID: 13404 グリンク・ラングハイルド
ID: 19103 アルハザード・カーマイン
ID: 23234 カウル・スットン
ID: 22956 ルォイコスコ・ジェノア?
ID: 25919 ジャック・ブラック?
ID: 19348 フレア・オブスタクル?
ID: 21568 ルリルラ・ロックフィールド?
ID: 15197 ミリエリン・ロアル
ID: 12050 フェイ・フェイクル
以上の方に登場して頂いています
出し切れなかった人ごめんなさい
- プロフィール
名前:ヒヤマ・イケメン 血液型:A型 星座:乙女座 身長:166cm 顔:イケメン 胸:貧乳派
- 詳細
ある日王様に「声が勇者っぽいから世界を救って来い」と言われ冒険者に。
声と顔とのギャップにがっかりする女性を見るのが趣味、
夢もおっぱいも片手に収まるくらいが丁度良いというのが持論
彼は自分が持っているものには余り興味を示さないため、巨乳には興味が無い
容姿はイケメン
戦歴
冒険記その1 黄金暦86年 5月 †
陛下が世界を救って来いと言うので冒険者になってみたが
倒すべき怨敵がいるわけでも無く、
具体的に何をすれば救ったことになるのか判らなかったので
取り合えずモンスター退治をする事にした
最初の仕事はゴブリンしか出て来ないらしく
特に何の危険も無く任務を遂行できた。
・今日のリアクション
一緒に仕事をした占い師のお嬢さんが
兜を外した時に物凄い溜め息をついていた、笑える。
冒険記その2 黄金暦86年 6月 †
今日は巨大な怪物の討伐依頼を請負った
二度目にしてはかなりの大仕事になるが
長い間城勤めをしていたので、剣には自信がある。
今回の仲間に居たギャバン殿は戦闘になると
"蒸着!"と叫び、モンスターに向かっていく
よく見ると着ている服が変化していてとても不思議だった、仕組みが知りたい
あと何となくだが親近感を覚えたので
私も敵を攻撃するときに
"ウィル!ナイフ!"と叫んで攻撃してみた
すると魔法使いのお嬢さんが私の声を聴いて
少しうっとりしていたので兜を外したら
溜め息をつかれた、笑える。
・今日のリアクション
兜外した瞬間のあの顔が忘れられない
眉間のシワというのはあんなに寄るものとは知らなかった、笑える。
冒険記その3 黄金暦86年 7月 †
今日は巨大蟻の討伐依頼を請負った
前回の仕事で一度巨大蟻を倒しているため
脅威では無いと分かっているが、油断は禁物だ
蟻を倒しつつもしばらく奥に進んでいくと宝箱があった
私はまだ新しい武器や防具を持っていないので
少しニヤニヤしながら宝箱を開けようとしているときに
剣士の女の子が「キモッ・・・」呟いたのを聞いた、笑える
まぁ中身は空っぽの上に、トラップの毒ガスで
その子にも重症おわせちゃったんだけどね(笑)
そのあとは特に被害も無く、無事に依頼された巨大女王蟻を倒した。
指輪がでたが、私は剣士なので魔法使いの女の子に譲ってあげた
手渡したときに嫌そうな顔をされた気がしたが、気のせいだろう
次の依頼は人型モンスターの退治だが、この調子だと楽勝そうだ。
冒険記その4 黄金暦86年 8月 †
今日は人型モンスターの退治の依頼を請負った
流石に冒険にも馴れ、鼻歌を歌う余裕もあるくらいだ
そういえば今日同行する冒険者はユニークな名前の人が二人いた
1人はドリルキングちゃん
ドリルキングちゃんは名前に"キング"とつくのに女の子だし
武器は最近のアニメよろしくコアドリルを持ってたり
もしかしたらグレ●ラガ●に乗ってくるのかと楽しみにしてたのだが
ただの剣だった、今度からはどうにかしてゲッター2にでも乗ってきて欲しい
もう1人はジェシー君
ジェシーというから女の子かと思ってたら、下の名前はオイタンだった
トランプが強そうな名前だ(ホームドラマ的な意味で)
ちなみに私の名前に関しては触れる事を禁じる
そんなことを考えながら歩いていると、まぬけなことに一同は
落とし穴に落ちてしまった、流石に油断しすぎたか
尻をさすりながら立ち上がると元墓守のお嬢さんがこっちを見て悲鳴をあげた
笑いそうになったが、どうやら落とし穴に落ちたときにカブトが外れたらしく
私のことをオークと勘違いした元墓守のお嬢さんが魔法を飛ばして来た
今回の依頼は確かに人型モンスターの退治だが、流石に酷いと思う。
そのあと多少ギスギスしながらも落とし穴を抜け出し
次の部屋に居たゾンビチーフを倒し、今日の依頼は達成できた。
・今日のリアクション
元墓守のお嬢さんの悲鳴が最高だった
ああいうのが "絹を裂いた様な悲鳴" というのだろう、笑える。
冒険記その4 黄金暦86年 9月 †
今日はゾンビ討伐の依頼を請け負った
今回の依頼では酒場で見かけたことがあるリックちゃんと一緒だ
彼女の持つハンマーには見蕩れてしまう、是非譲って欲しい
そんなもの欲しそうな顔をしていると、冒険に出かける前に
リックちゃんに引かれてしまった、笑える
目的地の洞窟に着くと、いきなりオーカーゼリーが襲ってきた
しかし場慣れしてきた私に隙は無い、軽傷は負ったが
落ち着いてモンスターを倒す事ができた。
次の通路を抜けると広い場所に出た
そこには地底湖があり、水の色は緑なのだが輝いており
まるでエメラルドの様だった、ロマンチックだ
女性を口説くならこんな場所がいいだろう
というわけで、リックちゃんを口説いてみたが
「死ねっ!」と言われ、顔を叩かれた、だが全く痛く無かったので
「残念、私のシールドは脅威の500だ」というとガウスハンマーを持ち出したので
地底湖の中に逃げた、笑える
そして一時の休息を終え、我々は洞窟の奥に向かった
さっきのこともありリックちゃんが口をきいてくれなくなった
汚名返上とばかりに次の戦闘では必殺技を繰り出してみた
「! 乱れ雪月花」
半人前のイケメンは剣で斬りかかり、ゾンビに大打撃を与えた。
半人前のイケメンは剣で斬りかかり、ゾンビに大打撃を与えた。
半人前のイケメンは、ゾンビを倒した!
得意げに仲間の方を見ると
残りのゾンビを倒した一同は私置いて先に進んでいた。
何だか悔しかったので、次の部屋に居たゾンビチーフは
私がとどめを刺してやった、少し大人げ無かったかもしれない
そんなこんなで今回の依頼も無事に終わった
ガウスハンマーを見て、私もそろそろ新しい武器が欲しくなってきた
次の冒険辺りで手に入らないだろうか。
冒険記その5 黄金暦86年 10月 †
今回は人型モンスターの討伐依頼を請け負った
この依頼を受けるのは二度目なので余裕を持って洞窟に出かけた
中では多くのゴブリンが現れたが、この程度では
もう我々の足元にも及ばないだろう
敵を蹴散らしながら奥に進んでいると、少し大きめの広場にでた
そしてその中央には開けてくれと言わんばかりの宝箱が設置してあった
そろそろ新しい武器がほしいと思っていたところなので
仲間が開けるのをニヤニヤしながら待っていたのだが
「開錠を試みたが、開けることはできなかった……。」
「チッ」
この日はその瞬間から私は二度と笑うことは無かった
そのあと何度か戦闘を繰り返し、奥の部屋に居た
ゴブリンチーフを倒して、その日の冒険は無事に終わった、装備欲しい。
冒険記その6 黄金暦86年 11月 †
巨大蟻退治、戦闘は二度しか無かった、宝箱も無かった、装備欲しい。
コウモリと蟻を倒した、装備欲しい。
イケメンの情熱が 39 減少した…
冒険記その7 黄金暦86年 12月 †
今回も人型モンスターの討伐依頼を請け負った
穴に落ちるわ、宝箱は開けてくれないわ、
兜を取っても誰もリアクションしてくれないわで散々な冒険だった
別に素直に鍵を開けなくても蓋を壊せばいいじゃないか!
それくらい私が光にするじゃないか!ヘル&ヘヴンするじゃないか!
そういえば最近モンスターのレベルが上がってきている気がする
初めて大蛇と戦ったが、中々の苦戦を強いられた
こんなモンスターが人里に現れたりすれば
村人は次々に命を落としてしまうだろう
それだけは避けねばならない。
森の奥でたむろしていたコボルトの群れを倒し
楽ではなかったが今回の依頼も無事終了した
今のところ人死を出していないのは私のささやかな自慢である
これから先も仲間を失うような事は無ければいいのだが・・・。
・今日のリアクション
誰もリアクションしてくれないと思っていたら
コボルトが私を攻撃するとき、少し戸惑った顔をしていた
どういうことだろう?笑える
あ、そういえば次回の依頼ではまたリックちゃんと一緒らしい、とても楽しみだ。
冒険記その8 黄金暦87年 1月 †
リックちゃんを口説いてたらフレイルでどつかれた
やせ我慢で平気そうな顔をしていたが、かなりやばかった、致死ってた
今回の冒険も早くおわって良かった(穴に一度落ちたが)
リックちゃんが指輪を手に入れてたので
ものほしそうに見ていたらまたどつかれた
暴力はいけないと思う
冒険記その9 黄金暦87年 2月 †
雪が綺麗だった
冒険記その10 黄金暦87年 3月 †
槍術初級者もショートソードを持っていかれた
お前は股間の槍でも使ってろよ、という毒が喉まで来た
大人の理性で我慢した私はこういってやった
「そのショートソードってお前の息子に似てるよな」
少しだけ気が晴れた
冒険記その11 黄金暦88 4月 †
今月は色々あった
31歳になったこととか。ほとんどの敵を私とZAZELで倒した事とか・・・
何よりロザリーさんが死んでしまったらしい
背中を預けて戦ってみたいと思っていたのに、久しぶりに悲しいと感じた
来月は良い月になることをせつに願う
最後の記憶 「”笑顔の君に 笑顔を君に”」 †
「あぅっ・・・」
「ネーム?!!」
グールの猛攻に倒れるネーム?
駆け寄る間もなく、ヒヤマの元へもグールが飛びかかってくる
「死霊が生者に楯突くんじゃねえぇ!!」
普段は上げる事のないヒヤマの怒号
グールの攻撃をいなしながら、いや
攻撃を受けることも躊躇わずにネームのもとに走る
「邪魔だァアアアアアアッ!!」
倒れたネームの前に立ちはだかっていたグールに
全力を込めた一閃を放つ、当たれば胴が両断される一撃
しかしグールは倒れなかった
剣が折れたのだ
度重なる戦闘に耐え切れなかったのだ
「糞ッ」
悪態をつきながらも、瞬時にヒヤマは短剣を抜くが
グールの一撃の方が早かった
グシャリ、という嫌な音がヒヤマの身体に響く
「ぐ・・・ぅ・・・、ネーム?・・・」
這いずる力すらもう残っていなかった
それでも最後まであきらめまいとネーム?に手を伸ばす
しかし届くこと無く力つきてしまう
「・・・すまん」
動かないネーム?に一言つぶやくと、ヒヤマは目をつぶった
走馬灯が目蓋に映る
勤めていた城が映った
王も私ほどの者が死んだと聞いて
こないだ私が言った言葉も信じるだろう
一緒に冒険した仲間が映った
世界を救うための冒険、とはいえ
楽しかったなぁ、彼らが自分の様にならなければいいのだが
皆が笑っている酒場が映った
私のために微笑んでくれたあの子は無事だろうか?
顔がおかしくて笑うのではなく、心から微笑んでくれたあの子は
そして私の笑顔を素敵と言ってくれたあの子は
「本当、素敵な笑顔ですね貴方は」
言葉だけが頭に響く、
また見たいと思っていた笑顔が思い出せないのが、少し悲しかった
「ふっ・・・」
だが、ヒヤマは笑った
素敵だと言ってくれたあの子のために
「笑える」
そう言うと、ヒヤマは笑いながら事切れた。