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サンキューマスター！ お情けで参加を許されたオレは先陣を切る事になった！ 野生の咆哮！原始の力！ そう言えば魔法を使う算段だったんだがすっかり忘れちまってたな まったく、他の事に気を取られるといっつもこれだから困るぜ
オレの名前はスティーブン、この街で冒険者を営む命知らずだ だけどこの無駄のない体と培った知識でドラゴンだって退治して見せるぜ 彼女はアマンダ、オレのステディさ！ オレの帰りを待っててくれる素敵なハニー、いつか結婚するつもりだ 彼はビブリオ、アマンダのファーザーだ オレとアマンダの結婚を認めてくれない頑固オヤジだけど悪い人じゃあないんだ オレが彼に認められる男にならなくちゃいけないだけさ！ 彼の名前はリー、本名はわからないがリーと呼ばれているチャイニーズだ オレの勉学の師匠でもある、MITを首席で卒業したらしいがほんとかね？ 彼はホナウド、俺たちのペットでとっても賢い奴さ！ 悪い奴は許さない正義感を持ってる、安心して番犬を任せられるのも彼だからだ 彼女はコッペリア、近所に住む可愛い娘だ どうやらオレに気があるらしく、気がついたらうちの中に入り込んでいるんだ、まいったね アマンダに見つかったらどんなに怒られるか分かったもんじゃない！ 彼はダグラス、いつも出会い頭に俺を警棒で殴るんだ 10回殴ってから決まって彼の隣でニコニコしてる相方が 「やめろよ、可哀想だろ」って止めに入るんだけど シンジケートのねぐらなんて知らないって言うと その後やっぱり二人がかりで俺を殴るんだぜ、酷い奴らさ 彼はダニー、オレのフレンズさ！ どうやら撒かれた発情薬を吸い込んでしまったらしい ビンッビンにたぎると言って悶えちまってる、ファック！ひでえことをする奴もいるもんだ 彼女はシンディー、オレの腹違いの妹さ！ 酔った勢いで、酒場で立ちたかったそうだ、酒に飲まれるなよ？
彼女らはラテール一家、近所に住む陽気な姉妹とその母親さ！ 最近カジノにはまっちまってるらしい、ゾロ目が取れなきゃどうなっちまうんだろうか
彼はラテール、ラテール一家の大黒柱さ！ 奥さんと二人の娘が莫大な借金を抱えちまって嘆いているらしい ギャンブルなんてするとこういう羽目になるって教訓だな 彼はワトキンソン、オレの同僚だ！ 闇魔法を操るクールガイでトロルの精鋭どもなんざ一撃で壊滅させちまうスゴ腕なんだぜ 服の趣味が悪いのが玉に傷ってやつだ
ジーザス！なんてこった！ステロイドやってたのがバレてパクられちまった！ こんなことがアマンダにバレたらフラれちまうよ ビブリオにバレたら？考えたくないね！ 彼女はシンディ、冒険者の街にやって来たマーメイドさ 下半身が非常に生臭い上に化粧臭くてかないやしない 風呂に入れと言ったら勝手に銭湯をジャグジーにしちまった！ 全く異種族の文化って奴は理解できないな 彼はモンティパイソン、オレの叔父にあたる人さ 愛銃のパイソンでワルを懲らしめるシェリフだったはずなんだが どういう訳か今じゃ100万ドルのお尋ね者だ 一体何があったってんだ、オレが捕まえて真実を聞かないとな おっと！捕まっていたのはオレの方だった！刑期はまだ終わらない 彼はジョー・オオニシ、日系アメリカ人の２代目だ 奥にいるのは兄貴のジョージ・オオニシ、二人合わせてジョジョって呼ばれてるぜ！ オレの行きつけのステーキハウスさ！ 今日はオレのオゴリだ、みんな飲んでくれよ！ オレの名前はスティーブン、今日は命知らずに強敵に挑むぜ いつかドラゴンだって退治するオレにとっちゃムカデなんて朝飯前さ 首級をあげてアマンダのゴキゲンを取らなきゃな！ 彼女はアメリア、オレの同業者だ 稼いだ報酬を全部クレジットカードの支払いで溶かす困ったヤツだがどうにも憎めない 酒場でカード化と聞いて自分をカード化しようとしたが慌てて止めたぜ そんなカードを貰ったらこっちは置き場所に困っちまうよ！ だからボツキャラだって？いったい何の話をしているんだか 「スティーブン…スティーブン…聞こえるか？」 お前はデニッシュ！死んだはずじゃなかったのか！？ 「何を言ってるんだスティーブン、俺はこうして元気でやっているさ それより今日はお前を迎えに来たんだよ オレをかい？いったいどこへ行くんだ、こんな時間じゃ酒場も開いてやしないぜ 「なあにいいところさ、だからこっちへ来いよ！」 デニッシュは一度言い出したら聞かないんだ、仕方ないな …おや？ちょっと待ってくれ、何か聞こえる これは…ビアンカの祈りだ、オレの無事を祈るビアンカの祈りだ！ 思い出した、オレはムカデと戦っていたんだ それで…ああ、そうだねビアンカ、オレはまだ死ねない サンディ…アマンダ…ビアンカ… オレは愛するみんなのために…立ち上がってみせる…！ 激しい戦いだった、超巨大ムカデはオレが思っていたよりも強かったよ 楽勝だと思ていたが結構傷を負っちまった けれど愛すべきオレの仲間たちがやってくれた、オレもまだまだだな！ 見てろよ！次はオレがみんなを助ける番になって見せるぜ だがオレ達の…勝利だ！ 彼女はシンディ、オレの新しいステディさ なんでもモデルさんらしい、道理でグンバツのプロポーションだぜ 冒険者であり荒々しいオレに彼女は耐えられるのか おっと、アマンダにはこのことは秘密だぜ？ 彼女はミスコンに出ているんだ 彼はコージィ・コーナー、ちょっと陽気が過ぎるオレのフレンドだ 酒の勢いでヌーディストビーチに向かったはいいが、行きも帰りもヌードだったせいでポリに追われちまったらしい 何度目だよコージィ！毎回身元引受人に指名されるオレの事も考えて欲しいぜ 次パクられたら見捨てちまうぞ？なんて何度言ったか分からないな なんてこった！シンディはシンディだったんだ！ まったくあんなイイ女が誰だったか気づかないなんてオレもどうにかしてるぜ 人間とは結ばれないとわかっていながらも、彼女はひと夏の恋を求めて地上に出て来たマーメイドだったんだ 化粧臭い、生臭いと言われたことが無かった彼女はオレにゾッコンだったらしい スーパーモデルとしての地位を捨て、舞台上で人魚としての正体を現した彼女はもう地上に現れることは無いだろう グッバイシンディ、マイスィートハニー… ワオ！こいつは嬉しい差し入れだぜ、女神がオレにドーナツをくれたんだ 飲まず食わずで尋問を受けるかと思っていたけど留置場も捨てたもんじゃないな 思わずパクついちまったが少々はしたなかったかね？ 腹が膨れたら後は寝るだけさ、お休みメイプル・スィートハニー 一方オレは名簿レイプ罪でパクられちまったんだ なんてこった！オレはたまたま近くを通りかかっただけだってのに ついてないがこれも冒険者の宿命って奴なのかね？ 美人の巡査さんにちょいと取り調べを受けてくるさ 彼はサブナック、レイプをされていた所を助けようとしたが出来なかった オレにも出来る事と出来ないことって言うのがやっぱりあるんだよな 困ってるヤツを助けるのに罰は当たらない、そうだろう神さん ちょっとの間だけオレの部屋を貸してやるさ！ 彼はオカダ・ファランクス、日系アメリカ人の三世だ オレに負けず劣らず良い体なんだが彼のは見せ筋ってヤツで冒険者としては２流なんだ だが彼の食生活は見習う物がある、鶏のササミとゆで卵の白身だけを食べるタンパク質ディナーはオレのお気に入りさ！ 普段お世話になっている鶏への感謝を込めて、オカダはどこか遠くへ行っちまった いい奴から順にどんどん居なくなっちまうんだ、オレを置いて行かないでくれ 彼はボビー、通称ボブだ ベトナム帰りの傭兵でオレ達冒険者とはちょっと違うんだ カネで雇われて魔物退治に行くって言うのは一緒さ、彼らは討伐しかしないんだ！ だけどボブは心優しい奴で時折、魔物とも心を通じ合わせちまうんだ オイオイ、そいつを殺さないとおまんま食いっぱぐれちまうぜ？ こうなったボブは聞きやしない、まっ、そんなんだから憎めない奴なんだけどな ボブの隣にいるこくじんが今回の討伐対象だった奴さ 彼女はフローラ、いいところのお嬢様なんだ！ 何でも結婚相手を探しているようだが条件は自分より強い奴だってよ オイオイ！筋肉の女神ことマッスルヴィーナスと呼ばれたフローラに敵う男なんて居るもんか！ オレも一度はアタックしたけど返り討ちにあって全治三か月さ、我ながら情けない 本当の女神って奴はあんな風に強さと美しさを兼ね備えてるもんなんだろうな オレとしちゃ慈悲の心も持っててほしかったぜ 彼女はアルティミシア、魔女と呼ばれたカラテ・マスターのシスターだ そしてオレの武術の師匠の一人でもある 孤児院を兼ねた修道院なんだがここで働くシスターたちの条件はただ一つ、強い事さ うっかりここを襲撃しようもんなら例えドラゴンであろうと夕飯のシチューになっちまうのさ いつか彼女たちに並べるだけの強さをオレも身に着けたいもんだ 彼はゴディバ、夜食にラーメンを食べるのが大好きなダークナイトだ 普段は全身を黒で固めて頭皮がわからないんだが、ラーメンを食べる時だけは拝めるありがたいヘッドをしている こいつに触れたらたちまち力がみなぎり、明日への活力も生まれるってもんさ！ 本人は脂肪肝で大変らしいけどな 彼女はコアントロー、香港マフィアのボスお気に入りの情婦さ ひょんなことからラバーに感染して情婦からラバーチャイナに転落、オレに助けを求めに来た 困ったヤツはほっとけない、それがイイ女ならなおさらさ それにしてもちょっとケツアゴ気味じゃないか？ 彼はボンゴレ・オンゴレ、チンピラどものボスさ ジャパニーズ滝行に挑む！って息巻いたものの、道を間違えて反対側の崖に出ちまったらしい 仕方ないから観光して帰るってよ 彼はボンゴレ・オンゴレ、チンピラどものボスさ なんだか頭に変な声が聞こえると思ったら脳みそが飛び出していきやがったらしい 今じゃどこかに旅立った脳みそを探して当てのない旅をしてるんだ ファック！きっと女神が持って行っちまったんだ！ オレの名前はスティーブン、久しぶりのバカンスでちょっと羽目を外しちまったぜ！ 砂風呂って奴に入ったんだがこれが思わぬ落とし穴、なんと千年樹って奴だったらしい おかげで埋まってたオレは養分になっちまったってワケさ、ホーリーシット！ アマンダ…サンディ…クリストラ…ステファニー… オレは大地に帰って、みんなを空…いや、大地から見守るとするぜ いつかまた、オレが生まれ変わったらまた冒険しような！ 黄昏暦1000年 1月、巨大な観光名所休暇にて死亡── オレの名前はスティーブン、命を失ったと思ったが持つべきものは仲間だね 養分として吸われた大半の体を諦め、オレをサイボーグとして生まれ変わらせてくれたのさ！ だけどこのボディには随分とカネがかかってるらしい、生まれながらにして借金生活とはたまんないぜ！
黄昏暦1000年 1月、アメリカの研究所にて新生── 彼女は…えーと、誰だいリー先生？ どうやらオレのおふくろらしい、待ってくれよ！俺は孤児院出身だぜ！？ リー先生も冗談きついぜ、今更おふくろの存在を知ったからってオレにどうしろって言うんだ ＜セックス！ ＜アンド！ バイオレンス！ 彼…いや、彼女なのだろうか オレの所にやってきた天使様なのかね？ 勝利の女神が微笑んでくれりゃいいのに、もうお出迎えとはちょいと縁起悪いぜ 彼はトニー・スターク、それと彼の仲間トニー騎士団だ リザードマン達との戦いに供え、オレに多対一をみっちりとし込んでくれたんだ そしたら今度は首領も出てくるって？ なんてこった！しかし首領の方も雑兵の方も人員不足のようだな オレ一人の戦いじゃない、皆の戦いなんだ、学んだ事を無難に生かす雑兵退治に赴くぜ リザードマンは恐ろしい数で襲って来た だが…オレは事前にトラップを仕掛けていたんだ 地雷って奴は凶悪だぜ、あれだけいた化け物どもも木っ端みじんだ！ しかし用意していた量にしては爆発力が控えめなんだが、こんなもんかな？ オレの予想じゃこの3倍はすごい事になるはずだったんだけどな 超巨大蜥蜴だって？オレは故郷で奴の戦いを見たことがあるんだ ヤツはどんなに剣で切っても全く効いてないように平然と襲い掛かってくるんだ オレの知ってるやつと同じだったとしたら、爪楊枝みたいな武器なんて役に立ちやしない！ ヤツには氷魔法がいいらしいが生憎と相性が悪くてね、炎魔法で一つ戦ってみるさ トカゲのローストをみんなにご馳走してやるぜ！ 殿を務めようと意気揚々参戦！ したはずが…どうやらオレの参戦表明は時空に飲まれちまったようだ 慌てて再申請したが後の祭り、おいおいそりゃないぜ！ まったくツイてないとはこう言う事を言うんだな、大人しく座ってるぜ
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