余った子がいるなら引き取るためだけに作られた仮名簿 Edit

三行 Edit

自堕落に だらだらする おっさん

設定 Edit

30台の一人暮らしのおっさん
面倒くさがりでやる気無しだがお人よし
口ではぐちぐち言うものの何だかんだ色々引き受けてしまう性格
結果いつも貧乏クジを引いて痛い目を見る
でもそんな人生が嫌いじゃ無かったりする
彼は今日も「何とかならぁね」で日々をだらだら過ごしている

思い出した時に追加 Edit

一応魔術はしっかりと収めている
なのでてきとーな授業的なRPもカモンよヘイヘイ
つっても面倒くさがりなので本当にてきとーになるけどねー
その辺にツッコミとか入れられつつだらだらしたい

家主になる理由 Edit

何時ものように貧乏クジ引かされた
若い女の子来んの!?やったーーーー!!!!
でも思春期の子とかすげぇめんどくさそうだよな…
あの、やっぱやm―
「え?うそ、止めんの?マジで?うわーどうしよっかなー」
……すいません、やっぱやります

質問に答える?めんどくせぇなぁ… Edit

Q.活動時間を教えて下さい
A.22:00〜01:00かなー。土日も同じぐらい?

Q.パートナーと行いたい事、パートナーにして欲しい事を教えて下さい
A.だらだら日常とかなんとか。おっさんを尻にしきたい子がいれば
 メタネタガチなんでも来いさー。ツッコミ系男子だよオッサンは
 あ、すいません男子とかいう歳じゃないですねはい

Q.所定期間終了後にも関係を続けたいか教えて下さい
A.〆るんなら〆るし続けるんなら続けようかー

Q.曇っていいですか!曇らせたいですか!
A.ガンガン曇らせに来いよ!オッサンちょっとやそっとじゃ曇んないけどな!

Q.えっちなこととか・・・する?
A.ごめんむーりー

Q.最後に一言
A.物好きな子がいればいいなー

お名前:
  • (『試験が終わったので、卒業式行ってきますね。一年間お世話になりました家主様』)
    (最後の言葉はそんな言葉で、どういうわけか、見送りもさせずに鈴子は帰ってしまった。)
    (ディンギーが独り仰ぎ見る薄暗い天井の一部だけが真新しい。去年の秋、季節はずれの嵐の日)
    (にコタツが天井に突き刺さった、その痕跡だ。)

    (鈴子が帰ったその日の朝。机の上に忘れられた、鈴子用のマグカップだけがあった。)
    (男が長年慣れ親しんだ緩慢とした静寂と怠惰に心地よい孤独が居候少女の代わりに戻って来ていた。) -- 2012-02-13 (月) 00:17:14
    • ……ホントに行っちまったんだな(残されたマグカップの縁を指先で軽くはじく。無機質な音が部屋に響き、あとに残る静寂が余計に物足りなさを感じさせた)
      …これで良いんだよな。っつか、元々この予定だったんじゃないか。何をいまさら
      (この部屋に彼女が居た痕跡は最早殆んど残っていない。机の上に残ったマグカップと、天井の補修跡だけが、彼女との生活の証だった)
      さーて…これからどうすっかねぇ(机の上に突っ伏して一人ごちる。元々冒険者稼業も鈴子の卒業試験のために始めたものだ)
      (鈴子が帰ってしまった今、無理に続けることもない。また、日雇いで日銭を稼ぐ生活に戻ることも出来る)
      (けれども、それだと本当に元の自分に戻ってしまう気がして何だかそうするのは躊躇われた)
      (1年の共同生活で得たものも勿論ある。自分の中で何か吹っ切れたものもある。彼女が居なくなっても、そのぐらいは忘れたくはなかった)
      (彼女がこの家に居た証がいつか無くなろうとも、自分の行動で彼女が居た証を立てるつもりだった)
      (引き留めるのは女々しいように感じられて出来なかったから。せめて、それぐらいは―)

      (そんな事を考えながら、一日何をするでもなくボーッと過ごしていたのだった) -- ディンギー 2012-02-13 (月) 00:24:18
      • (その後暫く待っても何の音沙汰もなかった。1年も世話をしたのだ、連絡の一つも)
        (あって然るべきだろうと、腹が立ってもおかしくないだろうが。この男はそうは)
        (しないだろう。なにせお人よしであった、ある日突然少女の居候先なんて仕事を下心も無しに)
        (頼まれるまま引き受けてしまうくらいには。なおかつだらしなく冴えないクセに)
        (生真面目でもあった。肉奴隷を自称する少女との1年間、得たものといえば。)
        (同居人が居ることで変わった、自己世界のささやかな変化だけだというくらいには。)

        (そう変わったのはほんのささやかなことだけだった。鈴子は鈴子で最初から最後まで)
        (出会った日と同じノリであったし、ディンギーもディンギーで最後まで振り回され)
        (のたうちまわり、赤面しツッコミを入れ続けた。)
        (変わったものもあるが、変わらなかったものも大きい。)
        (やがて一年がめぐって、季節だけがめぐって。互いに泣いてでも縋る程の)
        (理由も持ち合わせたわけでなく、出会いと同じように唐突に別れた。)

        (鈴子が居なくなってから暫く、長く底冷えて桜の蕾を凍えさせていた、冬の忘れ物のような、どんよりと厚い)
        (雲がやっとその重い腰をどかして、汗ばむくらいの陽気がやってきた日のことだ。) -- 2012-02-13 (月) 00:48:51
      • (季節が変わり、男の心境に変化が現れたかと言えば特にそのようなこともなかった)
        (鈴子のことを忘れたわけでも、吹っ切ったわけでもなく。別れたあの日のままであった)
        (彼なりに冒険者業に精を出しながら日々を過ごしている。鈴子が残したマグカップも時折、埃を取るために洗っておいたし)
        (天井の補修跡もそのままにしておいたし。何より自分の中の心構えも変わらないままだ)
        (そして彼の人生も心構えが変わったからといって変化が起きるわけでもない)
        (相変わらず冴えないお人よしの男は、貧乏籤を引かされつつもそれなりに人生を謳歌していた)

        そろそろ…コタツどけないとなぁ。いい加減邪魔になってきた
        (一つ、変わったことがある。独り言が増えた。一年間、何か呟けばそばにいた少女が何かしら返してくれていたせいだろうか)
        (ことあるごとにポツリと思ったことを声に出してしまうようになったのだ。応えてくれる人が居ないのは分かっている)
        (それでも、やはりぽつりとつぶやいてしまう)…あー、いつ片づけるかなこれ。魔法とかでこう、パパッと…
        (そこまで行って一人、小さく笑った。あの少女がもし此処に居たとしても、きっとそんな便利な魔法は使えないだろう)
        (二人でどたばた大騒ぎしながら、ヘトヘトになって片づけをするハメになるのだろう)
        (以前であればそんな想像に寂しい思いもしたものだが、最近はようやくそんな想像を笑って流せるようにはなってきていた) -- ディンギー 2012-02-13 (月) 01:01:29
      • ただいまもどりましたですぅー
        (能天気な声がして、ガチャリと開いた玄関からふわりと春風が舞い込む。)
        (陽気をこれ幸いと一晩で満開になった、桜の花びらを、同じ色の頭に乗せて。)
        (頭の先からつま先まで頭の中身と同じ桃色で統一されて、ついでに下着もピンクな)
        (のが、一緒に舞いこんだ風のおかげで確認された少女が居た。)
        (ここまでの間も何もお構いナシに、さも当然とばかりに何の演出もタメも)
        (情緒とも風流とも無縁に、我家に上がりこむ無造作でもってそこにいた。) -- 四ヶ森 2012-02-13 (月) 01:19:11
      • ………は?
        (ドアの開く音。温かい春風の吹き込む音。そして聞きなれた能天気な声)
        (3つの音に振り向けば、そこにはさも当然の如く、1か月近くも会っていないとは思えないような平然とした表情で鈴子が立っていた)
        (硬直する。状況が理解出来ない。出来るわけもない。てっきりこのまま帰って来ないものだと思っていたし)
        (鈴子との共同生活はこのまま人生の楽しい記憶としてアルバムにして本棚に入れてしまった後だったから)
        え、えと…え?何で?あれ?帰ったんじゃないの?
        (混乱する頭で疑問をぶつける。ごく自然に帰って来た鈴子と対照的に、男は取乱すばかりであった) -- ディンギー 2012-02-13 (月) 01:26:28
      • 家主様がクリピアスを突然引っ張られたような顔してますぅー
        (クリトリスにつけられたピアスを引っ張られたら今のおっさんのような顔では)
        (済まないのだけは間違いない。)
        言ったじゃないですか、卒業式に行って来ますーって。はいおみやげですぅ
        (手渡される『名状しがたい!』『シュメシュシュシュ』『実際うまい』『特産』)
        (等々、サイケデリックで宇宙的な彩りと文句が踊る謎の包み、中身はただの菓子だったが。) -- 四ヶ森 2012-02-13 (月) 01:33:41
      • どんな顔だよ!?俺30年生きてきて見たことねぇよそんな顔!!
        (鈴子の口から飛び出すいつも通りのぶっ飛んだ発言に反射的に声を荒げてツッコミを入れた)
        って、あ、あぁこりゃどうもご丁寧に(手渡される怪し過ぎる包みの数々を受け取って一礼し)
        じゃねぇよ!!
        そりゃ確かに卒業式に行ってきますとは言ってたけどさ!何でこんな時間かかってんの!?
        お、俺はその、てっきり…もう、帰ってこないもんかと……
        (飄々とした鈴子に何だか取乱している自分が酷く情けなく思えて語尾が小さくなっていく)
        (というか、此処で取乱していたら鈴子のことを気にかけていたとか、寂しかったとかいうのが丸わかりで恥ずかしいことに気が付いた)
        (目の前の少女がそんなことにまで頭が回るかどうかは定かではなかったが。とにかく大人の男として恥ずかしかったのだ) -- ディンギー 2012-02-13 (月) 01:41:07
      • ふふふ・・・女の子は色々準備に時間が掛かるのですよ。
        (少し見ぬ間に、小悪魔っぽさを身につけた鈴子が微笑みながら、ポケットから)
        (小さなステッキを取り出すと。ジャッッッコン!と相変わらずの雄々しい音)
        (を立てて、展開した。)
        一番初めに見せてあげる姿は一番かわいいのがいいんです・・・

        (鈴子が魔法のステッキを胸に抱く。その瞬間、風がふわりと膨れた。)
        (無色透明で、でも確かに、それは春の色をしていて。)
        (風の中にほどけていく、鈴子の服が。柔芽のような裸身に光を纏う、春色の風が凝集したドレスを。)-- 四ヶ森 2012-02-13 (月) 02:05:44
        exp015583.jpg
      • 準備ったって1か月は…って、え?何する気?
        (反射的に身構える。今までこの少女がステッキを構えてロクなことになった試しがなかったから)
        え、可愛い…って…?(鈴子の言葉に何時もと様子が違うことを察し)

        (次の瞬間、穏やかな春の風が周囲を包み込んだ。淡い桜色の空気が静かに満ち満ちていくのを感じた)
        (そして。気が付けば目の前に立っていたのは。1年前に出会った肉奴隷だの何だのと言うぶっ飛んだ女の子ではなく)
        (春色の風を纏った女の子だった。素直に、目を奪われた。柔らかな春の日差しの中。)
        (そこに立っていたのは、まぎれもない「魔法少女」であった)

        リン、コ…ちゃん……? -- ディンギー 2012-02-13 (月) 02:20:39
      • 私、家主さまのおかげで、ちゃんと魔法少女になれました!
        (無論、『肉奴隷』の文字は真ん中に挟まったままであるが、今は置いておこう。)
        (試験に合格してからの一ヶ月、試験開始前とは比べものにならないほど、魔力も)
        (魔術も成長した彼女は、郷里の森で、この変身を成し遂げるための特訓を)
        (していたのだという。)
        (『…あぁ、嬉しいよ。君が立派な魔法少女になって、素敵な魔法を使えるようになれるんなら…』)
        (その言葉に応えるため、ただそれだけのために。)
        ただー・・・変身はできるようになったですけどぉ、魔法は前に使えるのとあんまり
        変わってないですぅー・・・テヘペロッ ミ☆ -- 四ヶ森 2012-02-13 (月) 02:29:20
      • (言葉が出ない。今度は先程とは違い、こみ上げる様々な感情で言葉が出ない)
        (自分の言葉を覚えていて、そのためだけに努力してくれたこと。こうして立派に魔法少女になってくれたこと)
        (そして何より、この姿を見せるために。この家に帰ってきてくれたことが嬉しかった。涙腺が緩みそうになるのを必死に堪える)
        こりゃ、凄いな。はは、ホントに…魔法少女になったんだね
        (そんな、あたりさわりのない言葉しか出てこない自分の頭が憎たらしいが、今はそれを嘆いている時ではない)
        (一歩、鈴子の方へと歩み寄り)
        (赤くなった鼻をすすり)
        (潤む目じりを誤魔化すようにこすり)
        (いつもと同じように。鈴子の頭に手を置き、くしゃくしゃと撫でまわした)
        使える魔法なんて気にしなくていいさ。今の俺には、これだけでも十分すぎるぐらいだ
        …おかえり、リンコちゃん -- ディンギー 2012-02-13 (月) 02:37:56
      • (小さな頭をやさしく、揺すりながら撫でる大きな手。少し豪華になったツインテールが)
        (仔犬の尾のように振れた。)
        ・・・はい、ただいまです、家主様 -- 四ヶ森 2012-02-13 (月) 02:55:31

      • (鈴子がここに戻ってきたのは、魔法少女姿お披露目のためだけでなく。これから)
        (魔法少女修行として今度は留学をする事になったので、その世話役をお願いし)
        (たいのだとか。また、あわただしくも猥雑で卑猥で愉快な桃色の日々が始まるのだとか。)
        (話は尽きないのであるが。)

        (今はただ、ちょっと泣きそうなおっさんと頬を春色に染めた少女の笑顔だけで、この)
        (場の話は十分だろう。劇的に変わって、見える世界を一変させずとも。)
        (少女には少女の、おっさんにはおっさんの。それぞれが居心地がよい世界はあるのだ。)
        (ないものを強請って心を細くするばかりが実り有ることではない。肉奴隷という少女のあるがまま、)
        (ナイーブで女々しい30歳童貞というおっさんのあるがまま。何も変わらず、変わらずとも、)
        (それなりに幸せになってみたって、それはそれでいいのである。明日や来年の事などは)
        (まぁ、何とかならぁとふわり、宙に吹いて浮かしてもいいのである。)

        (ちょうど、この春の日は、そんな無責任な言葉をぷかり浮かべるにはいい陽気であった。) -- 2012-02-13 (月) 02:55:40


      • そういやさ、何で何も言わずに行っちゃったわけ?…結構心配したんだけど
        (ふと、思い出したことを尋ねてみる。ごく単純な言葉だけを残して1か月も帰って来なかった鈴子)
        (1年も過ごしたのだから、何か一言あっても…と女々しくも思っていたのだが―)

        -- ディンギー 2012-02-13 (月) 03:02:49
      • あーそれはですねぇ・・・
        家主様は、きっと私の泣いてる顔は好きじゃないと思ったからですよぅ
        (満面の笑顔で少女は答えたのだった。) -- 四ヶ森 2012-02-13 (月) 03:05:12


      • MAJOKKO Examination. last ep.[ONLY YOUR WITCH] has fin. -- 2012-02-13 (月) 03:12:35
  •  
  •  

最新の3件を表示しています。 コメントページを参照


Last-modified: 2012-01-31 Tue 00:42:13 JST (4484d)