魔女家主/おっさん

  • (『試験が終わったので、卒業式行ってきますね。一年間お世話になりました家主様』)
    (最後の言葉はそんな言葉で、どういうわけか、見送りもさせずに鈴子は帰ってしまった。)
    (ディンギーが独り仰ぎ見る薄暗い天井の一部だけが真新しい。去年の秋、季節はずれの嵐の日)
    (にコタツが天井に突き刺さった、その痕跡だ。)

    (鈴子が帰ったその日の朝。机の上に忘れられた、鈴子用のマグカップだけがあった。)
    (男が長年慣れ親しんだ緩慢とした静寂と怠惰に心地よい孤独が居候少女の代わりに戻って来ていた。) -- 2012-02-13 (月) 00:17:14
    • ……ホントに行っちまったんだな(残されたマグカップの縁を指先で軽くはじく。無機質な音が部屋に響き、あとに残る静寂が余計に物足りなさを感じさせた)
      …これで良いんだよな。っつか、元々この予定だったんじゃないか。何をいまさら
      (この部屋に彼女が居た痕跡は最早殆んど残っていない。机の上に残ったマグカップと、天井の補修跡だけが、彼女との生活の証だった)
      さーて…これからどうすっかねぇ(机の上に突っ伏して一人ごちる。元々冒険者稼業も鈴子の卒業試験のために始めたものだ)
      (鈴子が帰ってしまった今、無理に続けることもない。また、日雇いで日銭を稼ぐ生活に戻ることも出来る)
      (けれども、それだと本当に元の自分に戻ってしまう気がして何だかそうするのは躊躇われた)
      (1年の共同生活で得たものも勿論ある。自分の中で何か吹っ切れたものもある。彼女が居なくなっても、そのぐらいは忘れたくはなかった)
      (彼女がこの家に居た証がいつか無くなろうとも、自分の行動で彼女が居た証を立てるつもりだった)
      (引き留めるのは女々しいように感じられて出来なかったから。せめて、それぐらいは―)

      (そんな事を考えながら、一日何をするでもなくボーッと過ごしていたのだった) -- ディンギー 2012-02-13 (月) 00:24:18
      • (その後暫く待っても何の音沙汰もなかった。1年も世話をしたのだ、連絡の一つも)
        (あって然るべきだろうと、腹が立ってもおかしくないだろうが。この男はそうは)
        (しないだろう。なにせお人よしであった、ある日突然少女の居候先なんて仕事を下心も無しに)
        (頼まれるまま引き受けてしまうくらいには。なおかつだらしなく冴えないクセに)
        (生真面目でもあった。肉奴隷を自称する少女との1年間、得たものといえば。)
        (同居人が居ることで変わった、自己世界のささやかな変化だけだというくらいには。)

        (そう変わったのはほんのささやかなことだけだった。鈴子は鈴子で最初から最後まで)
        (出会った日と同じノリであったし、ディンギーもディンギーで最後まで振り回され)
        (のたうちまわり、赤面しツッコミを入れ続けた。)
        (変わったものもあるが、変わらなかったものも大きい。)
        (やがて一年がめぐって、季節だけがめぐって。互いに泣いてでも縋る程の)
        (理由も持ち合わせたわけでなく、出会いと同じように唐突に別れた。)

        (鈴子が居なくなってから暫く、長く底冷えて桜の蕾を凍えさせていた、冬の忘れ物のような、どんよりと厚い)
        (雲がやっとその重い腰をどかして、汗ばむくらいの陽気がやってきた日のことだ。) -- 2012-02-13 (月) 00:48:51
      • (季節が変わり、男の心境に変化が現れたかと言えば特にそのようなこともなかった)
        (鈴子のことを忘れたわけでも、吹っ切ったわけでもなく。別れたあの日のままであった)
        (彼なりに冒険者業に精を出しながら日々を過ごしている。鈴子が残したマグカップも時折、埃を取るために洗っておいたし)
        (天井の補修跡もそのままにしておいたし。何より自分の中の心構えも変わらないままだ)
        (そして彼の人生も心構えが変わったからといって変化が起きるわけでもない)
        (相変わらず冴えないお人よしの男は、貧乏籤を引かされつつもそれなりに人生を謳歌していた)

        そろそろ…コタツどけないとなぁ。いい加減邪魔になってきた
        (一つ、変わったことがある。独り言が増えた。一年間、何か呟けばそばにいた少女が何かしら返してくれていたせいだろうか)
        (ことあるごとにポツリと思ったことを声に出してしまうようになったのだ。応えてくれる人が居ないのは分かっている)
        (それでも、やはりぽつりとつぶやいてしまう)…あー、いつ片づけるかなこれ。魔法とかでこう、パパッと…
        (そこまで行って一人、小さく笑った。あの少女がもし此処に居たとしても、きっとそんな便利な魔法は使えないだろう)
        (二人でどたばた大騒ぎしながら、ヘトヘトになって片づけをするハメになるのだろう)
        (以前であればそんな想像に寂しい思いもしたものだが、最近はようやくそんな想像を笑って流せるようにはなってきていた) -- ディンギー 2012-02-13 (月) 01:01:29
      • ただいまもどりましたですぅー
        (能天気な声がして、ガチャリと開いた玄関からふわりと春風が舞い込む。)
        (陽気をこれ幸いと一晩で満開になった、桜の花びらを、同じ色の頭に乗せて。)
        (頭の先からつま先まで頭の中身と同じ桃色で統一されて、ついでに下着もピンクな)
        (のが、一緒に舞いこんだ風のおかげで確認された少女が居た。)
        (ここまでの間も何もお構いナシに、さも当然とばかりに何の演出もタメも)
        (情緒とも風流とも無縁に、我家に上がりこむ無造作でもってそこにいた。) -- 四ヶ森 2012-02-13 (月) 01:19:11
      • ………は?
        (ドアの開く音。温かい春風の吹き込む音。そして聞きなれた能天気な声)
        (3つの音に振り向けば、そこにはさも当然の如く、1か月近くも会っていないとは思えないような平然とした表情で鈴子が立っていた)
        (硬直する。状況が理解出来ない。出来るわけもない。てっきりこのまま帰って来ないものだと思っていたし)
        (鈴子との共同生活はこのまま人生の楽しい記憶としてアルバムにして本棚に入れてしまった後だったから)
        え、えと…え?何で?あれ?帰ったんじゃないの?
        (混乱する頭で疑問をぶつける。ごく自然に帰って来た鈴子と対照的に、男は取乱すばかりであった) -- ディンギー 2012-02-13 (月) 01:26:28
      • 家主様がクリピアスを突然引っ張られたような顔してますぅー
        (クリトリスにつけられたピアスを引っ張られたら今のおっさんのような顔では)
        (済まないのだけは間違いない。)
        言ったじゃないですか、卒業式に行って来ますーって。はいおみやげですぅ
        (手渡される『名状しがたい!』『シュメシュシュシュ』『実際うまい』『特産』)
        (等々、サイケデリックで宇宙的な彩りと文句が踊る謎の包み、中身はただの菓子だったが。) -- 四ヶ森 2012-02-13 (月) 01:33:41
      • どんな顔だよ!?俺30年生きてきて見たことねぇよそんな顔!!
        (鈴子の口から飛び出すいつも通りのぶっ飛んだ発言に反射的に声を荒げてツッコミを入れた)
        って、あ、あぁこりゃどうもご丁寧に(手渡される怪し過ぎる包みの数々を受け取って一礼し)
        じゃねぇよ!!
        そりゃ確かに卒業式に行ってきますとは言ってたけどさ!何でこんな時間かかってんの!?
        お、俺はその、てっきり…もう、帰ってこないもんかと……
        (飄々とした鈴子に何だか取乱している自分が酷く情けなく思えて語尾が小さくなっていく)
        (というか、此処で取乱していたら鈴子のことを気にかけていたとか、寂しかったとかいうのが丸わかりで恥ずかしいことに気が付いた)
        (目の前の少女がそんなことにまで頭が回るかどうかは定かではなかったが。とにかく大人の男として恥ずかしかったのだ) -- ディンギー 2012-02-13 (月) 01:41:07
      • ふふふ・・・女の子は色々準備に時間が掛かるのですよ。
        (少し見ぬ間に、小悪魔っぽさを身につけた鈴子が微笑みながら、ポケットから)
        (小さなステッキを取り出すと。ジャッッッコン!と相変わらずの雄々しい音)
        (を立てて、展開した。)
        一番初めに見せてあげる姿は一番かわいいのがいいんです・・・

        (鈴子が魔法のステッキを胸に抱く。その瞬間、風がふわりと膨れた。)
        (無色透明で、でも確かに、それは春の色をしていて。)
        (風の中にほどけていく、鈴子の服が。柔芽のような裸身に光を纏う、春色の風が凝集したドレスを。)-- 四ヶ森 2012-02-13 (月) 02:05:44
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      • 準備ったって1か月は…って、え?何する気?
        (反射的に身構える。今までこの少女がステッキを構えてロクなことになった試しがなかったから)
        え、可愛い…って…?(鈴子の言葉に何時もと様子が違うことを察し)

        (次の瞬間、穏やかな春の風が周囲を包み込んだ。淡い桜色の空気が静かに満ち満ちていくのを感じた)
        (そして。気が付けば目の前に立っていたのは。1年前に出会った肉奴隷だの何だのと言うぶっ飛んだ女の子ではなく)
        (春色の風を纏った女の子だった。素直に、目を奪われた。柔らかな春の日差しの中。)
        (そこに立っていたのは、まぎれもない「魔法少女」であった)

        リン、コ…ちゃん……? -- ディンギー 2012-02-13 (月) 02:20:39
      • 私、家主さまのおかげで、ちゃんと魔法少女になれました!
        (無論、『肉奴隷』の文字は真ん中に挟まったままであるが、今は置いておこう。)
        (試験に合格してからの一ヶ月、試験開始前とは比べものにならないほど、魔力も)
        (魔術も成長した彼女は、郷里の森で、この変身を成し遂げるための特訓を)
        (していたのだという。)
        (『…あぁ、嬉しいよ。君が立派な魔法少女になって、素敵な魔法を使えるようになれるんなら…』)
        (その言葉に応えるため、ただそれだけのために。)
        ただー・・・変身はできるようになったですけどぉ、魔法は前に使えるのとあんまり
        変わってないですぅー・・・テヘペロッ ミ☆ -- 四ヶ森 2012-02-13 (月) 02:29:20
      • (言葉が出ない。今度は先程とは違い、こみ上げる様々な感情で言葉が出ない)
        (自分の言葉を覚えていて、そのためだけに努力してくれたこと。こうして立派に魔法少女になってくれたこと)
        (そして何より、この姿を見せるために。この家に帰ってきてくれたことが嬉しかった。涙腺が緩みそうになるのを必死に堪える)
        こりゃ、凄いな。はは、ホントに…魔法少女になったんだね
        (そんな、あたりさわりのない言葉しか出てこない自分の頭が憎たらしいが、今はそれを嘆いている時ではない)
        (一歩、鈴子の方へと歩み寄り)
        (赤くなった鼻をすすり)
        (潤む目じりを誤魔化すようにこすり)
        (いつもと同じように。鈴子の頭に手を置き、くしゃくしゃと撫でまわした)
        使える魔法なんて気にしなくていいさ。今の俺には、これだけでも十分すぎるぐらいだ
        …おかえり、リンコちゃん -- ディンギー 2012-02-13 (月) 02:37:56
      • (小さな頭をやさしく、揺すりながら撫でる大きな手。少し豪華になったツインテールが)
        (仔犬の尾のように振れた。)
        ・・・はい、ただいまです、家主様 -- 四ヶ森 2012-02-13 (月) 02:55:31

      • (鈴子がここに戻ってきたのは、魔法少女姿お披露目のためだけでなく。これから)
        (魔法少女修行として今度は留学をする事になったので、その世話役をお願いし)
        (たいのだとか。また、あわただしくも猥雑で卑猥で愉快な桃色の日々が始まるのだとか。)
        (話は尽きないのであるが。)

        (今はただ、ちょっと泣きそうなおっさんと頬を春色に染めた少女の笑顔だけで、この)
        (場の話は十分だろう。劇的に変わって、見える世界を一変させずとも。)
        (少女には少女の、おっさんにはおっさんの。それぞれが居心地がよい世界はあるのだ。)
        (ないものを強請って心を細くするばかりが実り有ることではない。肉奴隷という少女のあるがまま、)
        (ナイーブで女々しい30歳童貞というおっさんのあるがまま。何も変わらず、変わらずとも、)
        (それなりに幸せになってみたって、それはそれでいいのである。明日や来年の事などは)
        (まぁ、何とかならぁとふわり、宙に吹いて浮かしてもいいのである。)

        (ちょうど、この春の日は、そんな無責任な言葉をぷかり浮かべるにはいい陽気であった。) -- 2012-02-13 (月) 02:55:40


      • そういやさ、何で何も言わずに行っちゃったわけ?…結構心配したんだけど
        (ふと、思い出したことを尋ねてみる。ごく単純な言葉だけを残して1か月も帰って来なかった鈴子)
        (1年も過ごしたのだから、何か一言あっても…と女々しくも思っていたのだが―)

        -- ディンギー 2012-02-13 (月) 03:02:49
      • あーそれはですねぇ・・・
        家主様は、きっと私の泣いてる顔は好きじゃないと思ったからですよぅ
        (満面の笑顔で少女は答えたのだった。) -- 四ヶ森 2012-02-13 (月) 03:05:12


      • MAJOKKO Examination. last ep.[ONLY YOUR WITCH] has fin. -- 2012-02-13 (月) 03:12:35
  •  
  •  
  • エンド・オブ・プロローグ -- 2012-02-12 (日) 20:42:55
    • (最後の冒険の結果は上々。無事に鈴子は卒業試験に合格することが出来た)
      (その日はささやかな祝杯を掲げ、何時もと変わらない夕食を済ませ、何時もと変わらない夜を迎えた)
      (そして翌朝。鈴子は居なくなっていた。まるで最初から存在しなかったかのように、きれいさっぱり居なくなっていたのだ)
      ……あっさりしたもんだな。1年間一緒に居たってのになぁ
      (恨み言を溢したところで、誰の返答も帰って来ない。男の声が空しく狭い部屋の中で反響するだけだ)
      ……台風一過、か(自分は寂しがっているのだろうか?女々しいものだ、と一人笑って天井を見上げる)
      …濃い、一年だったよなぁ……(目を閉じれば、脳裏に焼き付いた鮮やかな思い出がよみがえる)
      (そう、出会った時は確か―) -- ディンギー 2012-02-12 (日) 20:56:49
      • (あれは去年の今頃。友人に押し付けられた家主の役目にげんなりしながら件の魔法少女に想いを馳せていた時だった)
        (一体どんな子なのだろう?一生懸命で可愛らしい、健気な子だといいな、何て思いながら何だかんだそわそわしていた気がする)
        (しかしそんな淡い希望は、少女がやってきて5秒で粉々に打ち砕かれることになる)
        (彼女が最初に発した言葉がそれはもう、とんでもないものだったから―) -- ディンギー 2012-02-12 (日) 20:59:09
      • はじめまして、私四ヶ森鈴子です、魔法肉奴隷少女です!
        (きっかり5秒で彼女は彼女が生きてきた十数年と今現在を余すことなく総て言い切ることに成功した。)
        (考えすぎた挙句に盛大に滑っていく、奇を衒った挨拶の類でもなんでもなく。彼女にとってみれば)
        (それが正解じゃないのがおかしいと憤慨してもいいくらい、当たり前のことだった。)
        (曰くそれは、突然現地についてから、先だって約束されていた寄宿先が変更になったことであり。)
        (曰くそれは、変更先が卑猥に老朽化した人気のない、廃工場もかくやというボロ家だったことであり。)
        (曰くそれは、そこへ行く様告げた本来の身請け人がどうみても不誠実そうな人物だったことであり。)
        (曰くそれは、拉致や監禁といった言葉がよく似合うそこで待っているのが、独り身の男ということであり・・・。)

        命に関わるプレイ以外なら結構ハードなのいけます!魔法肉奴隷少女です!
        (そして彼女は願ったり叶ったりとばかりに、めくるめく爛れた肉欲の日々に思いを馳せ、目を輝かせて)
        (その男の部屋の戸を開けたのであった。) -- 四ヶ森 2012-02-12 (日) 21:30:44
      • (扉の向こうに立っていたのはとても可愛らしい女の子だった)
        (想像していたより歳は幼いが、はつらつとした素直な良い子に見える。これは想像以上の―)
        (ここまで約2秒。その先に続く思考は鈴子の挨拶でかき消された)
        (数瞬の間。そして)
        何言ってんだこの子ぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?!?!?!?
        (絶叫である。時間が夜半であるのなら隣の住人が飛び起きて殴りこんで来てもおかしくない音量であった)
        (30年間ろくに女性と関わったことのない男にとって、少女の自己紹介は最高にエキセントリックであり、全く持って、何一つとして理解出来ないものであった)
        えっ、ちょ、えぇぇ!?その、さっきの何かの聞き間違いとかじゃないよね?! -- ディンギー 2012-02-12 (日) 21:38:04
      • (少女・・・鈴子が一瞬しまった!というような顔をした。)
        ご、ごめんなさい!未調教の方が良かったですか!?1から躾けるのが楽しみだったですか!?
        (人違い、部屋違い、彼我の常識の差を考えるより前に、鈴子が思い至った。)
        (相手の反応に対する解がそれであった。生粋の肉奴隷的思考である。)
        (少女の足元においてある荷物で膨らんだ古びた旅行カバンには残念ながら)
        (常識はしまわれていないようであった。)

        ちぇ・・・チェンジですか? -- 四ヶ森 2012-02-12 (日) 21:54:42
      • そっちじゃねぇよ!!何で肉奴隷に関しては撤回しないんだよ!!
        (二度目の絶叫。少女から返って来たのはとんちんかんどころの話ではないような答えだった)
        (「肉奴隷」だの「調教」だのの言葉に微塵も疑問を抱いていない様子。この子は頭のネジが1本どころではないレベルでぶっ飛んでいるらしい)
        (がっくりと肩を落として深いため息。男が抱いていたほのぼの居候生活は此処に来て完膚なきまでに叩きのめされて消え失せた)

        (しかし、顔をあげればそこには不安げにこちらを見る少女の瞳)
        (斡旋された先で家主にこんな対応をされればそれは不安にもなろう。そこで出てくるのが「チェンジ」という言葉なあたり何かがおかしい気はするが)

        ……ぁあーくそ、聞いてないぞこんなの。また貧乏籤かよ…(がりがりと頭を掻きながら顔をあげ、改めて少女を見やる)
        (見た目は同年代の少女と何も変わらないあどけない、穢れを知らないという言葉が似合う可愛らしい子だ)
        (中身がどうあれ、そんな子を路頭に迷わせるのは大人として如何なものだろうか)
        ……いや、ノーチェンジだ。引き受けたもんは仕方ないしな…何とかならぁね(はは、と今更のように取り繕って苦笑いを浮かべて手を差し出した)
        俺はディンギー。ディンギー・ヘッグスだ。…その、1年間よろしく頼むよ。鈴子ちゃん -- ディンギー 2012-02-12 (日) 22:03:30
      • はふぅーノーチェンジですかぁ、よかったですぅ・・・
        (安堵の息とともに、跳ね上がっていた桃色のツインテが下がった。こういう犬、居る)
        はいっディンギー様ですね、改めて、四ヶ森鈴子ですよろしくおねがいしますね。
        えーと・・・ご主人様?
        (差し出された手を両手で握りながら、あってる?これであってる?とでも問いたげに)
        (上目遣いにディンギーを見上げる鈴子。)

        (無論このご主人様というのは、当風流行の装飾華美な給仕服に身を包んだ)
        (少女達の『お帰りなさいませご主人様』よりも。全裸に首輪でつながれた)
        (哀れと劣情誘う幼い人間の牝がうつろ気に言う『・・・ご主人様』に近い響きである。) -- 四ヶ森 2012-02-12 (日) 22:20:02
      • (そんな世間とのニュアンスの違う「ご主人様」を感じ取ったのか、男は困ったように笑った)
        んー…俺はその、君の主人なわけじゃないからな。あくまで部屋を貸してるだけで、君より上に居るわけじゃない
        だからその、出来れば「ご主人様」ってのは…勘弁して欲しいかな。もっとこう、柔らかい感じの呼び名とか、無い?
        (微妙な感じにはぐらかしつつ、どうにか「ご主人様」を避けようと試みる男)
        (こんな子に「ご主人様」だなんて呼ばれてるのがバレた日にはロリコンの烙印を押されるだけでは済まない)
        (確実に鬼畜、ド外道としてご近所の鼻つまみ者になることは確実だ) -- ディンギー 2012-02-12 (日) 22:59:19
      • え・・・じゃぁ〜・・・飼い主様はどうでしょうか!
        (自信満々に言い放った鈴子の言葉は斜め45度の深みへと、ずぶずぶと男の社会性を)
        (引きずり込む。) 飼い主さま、どうか哀れな雌犬めにお情けを・・・
        (一瞬で首輪をつけるその手つきの鮮やかなことはまさに手品師の領域だった。)
        (存外に器用なことである。) -- 四ヶ森 2012-02-12 (日) 23:07:27
      • もっと駄目だよそれ!!アウトどころの話じゃねぇよ!!即逮捕だよそんなもん!!
        (声を荒げなければこの少女にどこまでも引きずり込まれてしまう。それこそとんでもない所まで)
        もっとこう、傍から見てて普通の関係に見えるようなのがいいんだよ(俺の社会性のために)
        …や、家主さん、とかどうかな(我ながら良い案だと思った。これならもし誰かに聞かれても違和感は無い)
        (首輪を嵌めてノリノリで犬になり切ろうとする少女の顔を覗き込むようにして問うてみる) -- ディンギー 2012-02-12 (日) 23:14:21
      • はぁ、じゃあ家主様とかですかねー?
        (鈴子は微妙に不満そうであったが、当たり障りないことが美徳ということもあるのだ)
        (世間一般とは往々にしてそうなのだ。) -- 四ヶ森 2012-02-12 (日) 23:25:24
      • そ、そうそう。そんな感じで頼む……(一先ずは自分の社会的な地位、と言っても無きにひとしいが。それが保たれたことに安堵のため息を漏らす)
        (しかしこの安堵もつかの間。部屋に入ってから早速「最初は何からしましょうか!道具もいっぱいありますよ!」と言って卑猥な形の何かをごろごろ取り出す鈴子を押しとどめたり)
        (これから暫く続く同衾騒動だとか、男の胃は休まることは無いのだがこの時の男は知る由も無かった。いや、少しは、というか大体そんな気はしていた)
        (ともかく、自称肉奴隷の魔法少女との出会いはこれ以上ない程にエキセントリックであった) -- ディンギー 2012-02-12 (日) 23:43:08
      • ……賑やかだったよなぁ。この一年
        (ぼんやりと天井を見つめたまま呟く。嵐のようにやって来た居候は、文字通り彼の生活を嵐のようにかき回していった)
        (そして今。彼の生活は何事も無かったかのように平穏を取り戻している)
        (気づけば時刻は昼下がりを過ぎ、夕刻へと差しかかろうとしていた。窓から見える夕焼けが余計にセンチメンタルな気分を掻き立てる)
        (自分は何が不満なのだろうと、考えてみてはその女々しさに首を振って自嘲的に笑う)
        (幾度考えてみても、何も変わらないのだ。彼女と過ごした鮮烈過ぎる日々はもう過去のこと。また、もとに戻っただけだ)
        (男一人暮らしの小さな部屋の筈なのに、何だかやけに広く感じられ、今日何度目か知れないため息をつくのだった) -- ディンギー 2012-02-12 (日) 23:47:28
  • バレンタイン・ファイネスト -- 2012-02-12 (日) 00:56:25
    • やぬしさまーチョコを作りましょう!バレンタインなので!
      あるいは、皇帝の命令に背いて、若者の結婚を取り持った結果撲殺刑に処された聖バレンティヌスを偲んでカップルを鈍器で・・・・・・・・・バレンタインなので! -- 四ヶ森 2012-02-12 (日) 00:59:42
      • どっちにしろ理由同じじゃねぇか!!要するに時流に乗ったことしたいってことでしょ?
        (既に材料、道具などを揃えてエプロンつけてスタンバイしている家主。似合わない)
        えーっとー…まずどうすんだっけ?(スタンバイはしたがやり方はさっぱり分からない家主。役に立たない -- ディンギー 2012-02-12 (日) 01:05:18
      • ふふっやっぱりこういうときは地味に色々出来る私のお料理スキルが役にたちますねぇ 
        (ドヤ顔W腰手胸張り) -- 四ヶ森 2012-02-12 (日) 01:06:47
      • ぐぬぬ…そもそも一人暮らしの男に料理スキルを求めること自体が間違ってるんだ
        出来なくて当然。男なら3食インスタントでなんぼだ!(開き直る)でー…どうすんだっけ。チョコ溶かせばいいんだっけ? -- ディンギー 2012-02-12 (日) 01:14:05
      • 私がくるまでやぬしさま、体の内側から防腐処理されそうな勢いでしたからねー
        (まずは湯銭ですよーと、材料用のチョコ板を、湯を張った鍋の中の丼に落としていく鈴子) -- 四ヶ森 2012-02-12 (日) 01:19:05
      • よく病気一つせずに生きてるなぁと自分で思うよ…
        (ふむふむ、と溶け行くチョコを眺めて。溶けかけたのを指ですくって味見を幾度か繰り返しつつ)
        …別に作らなくてもこれだけで美味いよな…まぁチョコだし当たり前だけどさ -- ディンギー 2012-02-12 (日) 01:26:12
      • 家主様お行儀わるいですー・・・と、生チョコにする予定なのでぇ、あとは生クリームと混ぜて、冷やして固めるだけなので、簡単ですね〜
        トッピングはチェリーと桃のドライフルーツとアーモンドとぉ・・・爪と唾液と髪の毛でしょうかふふ・・・っ -- 四ヶ森 2012-02-12 (日) 01:32:51
      • あら、生チョコってそんな簡単に出来るんだね。なんかもっとこう、複雑な手順が必要なもんかと思ってたんだけどねー
        いいねぇ、美味しsってちょっと待てよ!?おかしいだろ後半3つ!!バレンタインチョコが呪いのアイテムみたいになるよそれ!? -- ディンギー 2012-02-12 (日) 01:37:02
      • ええー魔法のおまじないの定番アイテムじゃないですかぁ・・・
        (あるいはヤンデレ娘の定番混入アイテムである。ミトンを両手につけて、解けたチョコの丼を鍋から取り出す)
        生クリームも沸騰したのでーこのまま火を止めてゆっくり混ぜるですよ、やぬしさまはトッピングのアーモンドを砕いといてくださいなー -- 四ヶ森 2012-02-12 (日) 01:43:50
      • そんな可愛らしいもんではないだろ絶対に…鼻の高い魔女の婆さんが笑いながら作ってる薬みたいなイメージがあるな俺は
        あいよー。そんぐらいなら俺でも出来るかな(言いつつ、ごりごりとアーモンドを砕く)
        しっかし…もう2月か。早いもんだよねぇ…あと1か月、か -- ディンギー 2012-02-12 (日) 01:45:51
      • はいー?何がですぅ?・・・あっ
        (鍋をかき混ぜる、小さなピンクのミトンをはめた手が止まった。)
        そういえば、そうでしたねぇ・・・もう合格決まっちゃった子も多いですけど、私はあともう1回がんばらなきゃでしたねぇ -- 四ヶ森 2012-02-12 (日) 01:52:38
      • ま、このペースなら何とかなるとは思うけどね。お互い、あと1か月頑張ろうや(はは、といつものように小さく笑って作業を再開する)
        (聞きたいことはあったが此処で聞くのも何だか憚られる気がして押し留まった。―卒業した後は、どうするのかと)
        (そんなもの、家に帰るに決まっている。此処には試験のために居候しているだけであって、鈴子の家ではないのだから)
        (我ながら女々しいことを考えるものだと一人、自虐的な笑みを溢した)
        さて、砕き終わったよ!あとはこれをトッピングすればいいだけかな? -- ディンギー 2012-02-12 (日) 01:57:02
      • ・・・・・・・・・いっそ、失敗しちゃったら、追試とかなるですかねぇ・・・
        (応えず、どっか気の抜けたサイダーがわずかばかりの発泡音をさせるようにつぶやいた)) -- 四ヶ森 2012-02-12 (日) 01:59:06
      • …そりゃ、失敗すればそうなるんじゃないかな(眉根に皺をよせ、小さく応える)
        …馬鹿なこと言うもんじゃない。これでホントに落第しちまったら事だからね。折角ここまできたんだ、ちゃんと卒業した方がいい
        (鈴子の顔を見ずに言い切った。落第したら、もう1年一緒に。なんて考えがよぎらないわけじゃない)
        (それでも、そんなことを言ってしまえば本当に落第してしまうかもしれない。この子の人生を左右するようなことを、自分が後押しするわけにはいかないのだ) -- ディンギー 2012-02-12 (日) 02:04:36
      • だ、大丈夫です!私結構ダメな子で、肝心なときはさらにダメって所があるので、不安になっただけですよぅ。
        せっかく、家主様に手伝ってもらったんですから、ちゃんとがんばるです!
        ささ、こっちもできたので、型に入れて早速ひやしちゃいましょー
        (もやっとしたモノを振り払うように、いつもの声で鈴子が言う。) -- 四ヶ森 2012-02-12 (日) 02:10:01
      • 知ってるよ。そんならその分俺が頑張れば良いって話っしょ?大丈夫大丈夫、何とかなるさ
        (鈴子のいつもの声のトーンに、此方もいつも通りの応えを返して)おうとも、これで冷やして固まれば出来上がりっしょ?やー、意外と簡単なもんだねー -- ディンギー 2012-02-12 (日) 02:12:09
      • 知ってるって、家主様ひどいっ!?フォローくらいしてくださいよぅ!むぅー・・・でも頼りにはしてますです・・・はい、これであとは冷やして完成です
        (小さなバットの中流しこまれた生チョコの元が冷蔵庫にしまわれた) -- 四ヶ森 2012-02-12 (日) 02:17:53
      • (冷蔵庫にしまってしまえば後は待つだけ。途端に会話が途切れてしまった)
        (先程の微妙な空気が戻ってきた気がして何となく気まずい。何か、何か話題を―)
        ……あの、何つーか。来月、頑張ろうな
        (頭を捻って出てきたのは結局、こんな安直な言葉だけ。指先で頬をかき、視線を泳がせて呟くように言った) -- ディンギー 2012-02-12 (日) 02:21:37
      • (こん、こんっとストーブの上に置かれた薬缶の立てる音が聞こえてた室内に投げ出された声)
        (名を呼ばれた仔犬が顔をあげるときに良く似たしぐさで、鈴子は男の横顔を見た。)
        やぬしさまーは・・・私が合格して、立派な魔法少女になると、うれしいですか? -- 四ヶ森 2012-02-12 (日) 02:27:23
      • (視界の隅に入る鈴子の瞳。出会った時から変わらない、純真な少女そのものの瞳)
        (中に秘めているのは肉奴隷だのなんだのという口に出すのも憚られるレベルのドロドロしたものなわけだが)
        (それを置いても幼い子の純粋な瞳には弱い。大人としてはつい、良い恰好をしたくなるというものだ)
        …あぁ、嬉しいよ。君が立派な魔法少女になって、素敵な魔法を使えるようになれるんなら…
        それが、俺への何よりの贈り物だね(だからだろうか。こんな「良い大人」なセリフがスラスラと口から出てきた)
        (本心は少し違う。無論、鈴子が立派になってくれるのならそれはそれで嬉しい)
        (その上で。自分にはまだもう一つ望みがあったのだがそれを口にすることは出来なかった)
        (元々自分と鈴子は卒業試験のための関係だったのだ。それ以上など、望むべきではない)

        (そんな大人ならではの葛藤を胸に秘め、バレンタインは過ぎていく。願わくば、あと1か月。最後の1か月もまた、記憶に残るような楽しいものでありますように)
        (最後に残ったのが楽しい思い出なら、きっと別れも辛くはないだろうから)
        (柄にもなく神様への祈りを込め、小さな同居人の頭をくしゃくしゃと撫でるのだった) -- ディンギー 2012-02-12 (日) 02:36:39
  • 完璧・ストーム・クランブリング・アパートメント
    • (鈴子の実家への挨拶、と言っていいのか微妙な里帰りから戻ってきてから数週間後。季節外れの台風が冒険者の街を直撃した)
      (ギャグ時空に飲み込まれた男は、外に出ようものなら服が千切れ飛んで行きそうな気がしたので大人しく部屋に籠っていることにした)
      (しかしものぐさな男は普段から災害のための備えなどしている筈もなかった)
      (ならば台風の影響で送電線がぶっ飛んで停電が起こったとすれば、それに耐えなければならないのであった)

      ……どうするよこれ。マジで何も準備してないんだけどなー…睡眠、はまぁ良いとしても風呂に飯はー…どうするべきなんだこれ
      (何かの機会に貰ったのであろう小さな蝋燭の明かりに照らされて、男はため息をついた)
      (こんな頼りない灯りの元で料理などまともに出来るのだろうか。そして風呂に入ったところで、替えの服は運悪く洗濯中)
      リンコちゃーん…何かこう、上手い事解決しちゃう魔法とかないの?
      (正に八方ふさがりの状況。何か良い考えはないものかと、部屋の何処かに居るであろう居候に声をかけてみた) -- 2012-02-11 (土) 01:04:44
      • 私にそんな実用的な魔法はつかえませんですぅー・・・、雨が酷くて生きてることすら辛いでぇす・・・
        (暗闇の中を蚊が飛ぶような、か細くかつ鬱陶しい声がした。季節はずれの台風は一瞬にして)
        (文明の灯りと温もりを吹き飛ばし。さらには鈴子のなけなしの気力体力知力までをも)
        (奪い去っていった。四ヶ森一族の業病らしい、鈴子は雨にすこぶる弱かった。)
        それに魔法ならやぬしさまのがうまいじゃないですかぁ・・・ -- 四ヶ森 2012-02-11 (土) 01:24:40
      • …あぁ、そういや雨に弱いんだっけか(そういえばそんなことも言っていたな、と思い出してげんなり)
        ともかく停電でも飯と風呂はどうにかしなきゃマズいよな…服はー…最悪、今着てるのをまた着るしかないか?
        (雨のせいで溶けそうなほどにグダッている鈴子に目をやり、風呂に自分で入れないレベルで衰弱してたらどうしよう、とかどうでもいいことを考えている)

        上手い、ったって俺はもう多少の応用しか出来ないよ。リンコちゃんみたいに独創的なの使える方が腕は上と言えると思うんだけどねー…
        (ほれ、と動く気力を失くした鈴子を引き起こして椅子に座らせて) -- ディンギー 2012-02-11 (土) 01:35:42
      • ぱしろってんへ、はみもっちひみます・・・
        (独創的なため息を吐きながら椅子の上にどさりと置かれる鈴子。) んーそうですぅねぇ・・・お風呂入ればちょっとはすっきりするかもしれません・・・。
        おふろに・・・はいります・・・
        (ガラッとガラスの引き戸を勢いよく開く、開いてしまった。まず蝋燭が消えた。)
        (服が飛んだ雑誌が飛んだ、この部屋の第3の住人ともいえる、万年コタツがひっくり)
        (返り、見事なちゃぶ台返しを見せて天井付近できりきり舞った。)
        うぉぁああああああああ!? 
        (鈴子が開け放ったのは、風呂の戸ではなく、窓だった・・・たてつけが悪いからと)
        (閉めるのを断念した雨戸は申し訳ばかり、左の端っこに顔を覗かせてバタバタと雨に)
        (叩かれていた。)) -- 四ヶ森 2012-02-11 (土) 01:46:33
      • うぉぉぉぉぉぉぉぉおぉぉい何してくれてんのぉぉぉぉぉぉぉぉおあばsyddhfsdjごtこyじゅkl!!!!
        (吹き荒れる暴風に渾身の叫びも空しくかき消される。真正面から風を受けて変な顔になりながら必死に窓を閉めた)
        (閉めたは良いがそこには真っ暗闇が広がるばかり。強盗に入られてもこうはならないであろう部屋の荒れっぷりなのだがそれすら確認出来ないレベルで真っ暗である)
        ………とりあえず、風呂入ろうか(このまま鈴子を放っておけば更なる混乱を招きかねない。風呂に入って楽になるのならば入ってもらうしかないと判断した)

        (暗闇の中、転んだり変なとこに触ってしまったりのすったもんだの挙句にようやく脱衣所まで鈴子を誘導することが出来たのだが)
        ……一人で風呂、入れる?(先程からの鈴子の様子を見る限りでは、風呂に一人で入ってるうちに溺れてましたーなんてことになる気がする) -- ディンギー 2012-02-11 (土) 01:55:36
      • ごぼっごぼごぼごぼぼぼぼぼぼ・・・
        (今日の鈴子は実によく機敏に動いた、やらなければいいことばかりを実によく働いた。)
        (くらくてよくわからないが、両手足だけを水面から出して浴槽へイリュージョンを果した)
        (鈴子が居た。) -- 四ヶ森 2012-02-11 (土) 02:03:38
      • 完膚なきまでに溺れてらっしゃるーーーーーー!?!?
        (水面から生えた手足はさながら現代アートのようだった。一体何をどうしたらこんな器用な溺れ方が出来るのかは分からなかったが取り敢えず助けないわけにはいかない)
        だ、大丈夫かいリンコちゃん!!どっこいせぇーっ!!(暗闇の中、水面から突き出した4本のうち一本を掴んで引っ張り上げる)
        (それは例えるなら畑の大根を抜くかの如く。腰を入れ、しっかりとした動作で思いっきり引っ張ったのである) -- ディンギー 2012-02-11 (土) 02:08:49
      • うばっはぁぁあ!ぬるぅぅぅいいいいでぇぇすぅううう!!
        (溺れる者は藁をも掴み根こそぎ引き抜く。一体鈴子の小さな身体のどこにこんな力があったのか。)
        (それは、いつだってぬくぬくチャプチャプ仲良くやっていたお風呂のアイツに)
        (突然裏切られたことに対する絶望と怒りだったのかもしれない、水風呂な風呂の中に)
        (溺れ死にの道連れを欲する亡者のごとく、鈴子の細腕が浴槽へおっさんを引き釣りこむ。) -- 四ヶ森 2012-02-11 (土) 02:23:29
      • えっ!?ちょっ!?待っ―
        (言い終わる前に頭から思いっきり浴槽の中へとダイブした。それこそ飛び込み競技でなら中々良い点数が取れそうなレベルで綺麗に頭から入水する)
        ごぼぼぼばばばっぼあぼばばおぼああおば!!!!
        (何語かさっぱり分からない言葉で何事か叫びながらもがくおっさんである。この言葉に意味等なかったのかもしれないが)
        (しかし肝心なのは、この風呂はあくまで一人用だということ。幾ら鈴子が小柄だとは言っても成人男性と同時に浴槽に入ればそれはもう必然的に密着することになる)
        (殆んど抱き着くような形でお互いに風呂の中でもがき続ける二人。外が台風なら風呂場は世界最期の日の如く大荒れであった) -- ディンギー 2012-02-11 (土) 02:30:41

      • (大荒れの嵐の海に2人が放り出され、もみ合いへし合い、洗濯機に放り込まれたボロ雑巾のようになり。)
        (120cmx80cmという狭き大海からようやく抜け出した頃には、本当にボロ雑巾の様相を呈していた。)
        (寒さに震え、昨日以来洗濯籠の中で湿って臭まっていたバスタオルを使いまわしてなんとか)
        (体をぬぐうと、体臭までがまさしくボロ雑巾然として、ますます2人の精神をしょぼくれさせる。)

        (『わ、わわわ、わたしもふもふわんこみたくもなれますすすす』といって残りの体力を振り絞り)
        (鈴子が魔法をつかって犬へと変身。首輪にブランデーの樽をつけた、温ましいセントバーナードとなり)
        (有史以前のころから、彼の眷属が人を助け供に生きた故事にならい。窮地を脱するかと思われたが。)
        (濡れしょぼくれた鈴子が変身したのは、万葉の歌にもいと臭きものと歌われた、濡れた野良犬の姿であった。)
        (状況:ガス。総てなにもかも著しく悪化していく。もはや言葉もない、なのでこのレスにもセリフがない。) -- 四ヶ森 2012-02-11 (土) 02:47:39
      • っは、はは、ははは…(最早乾いた笑いしか出てこない。髪も身体も湿っているのに)
        (結局、この少女と何かしようとすればドタバタが付いて回るのだ。今日のはちょっとどころではなく予想を上回る惨劇だったが)
        (悪臭を撒き散らす公害と化した二人に最早言葉など要らない。というか何か言えば更に状況が悪化しそうな気がして身動きが取れないともいう)

        (とりあえずびしょ濡れの犬と化した鈴子を放置しておくと翌朝にカビ塗れの幼女の変死体が発見されかねない)
        (臭いタオルを犬にまとわせ、わしわしと水気をふき取る)……はは、何してんだろうな俺たちは
        (ぽつりとつぶやいた言葉はどのような意味があったのか。確かなのは、発した男の顔は笑顔であったということぐらい)
        (犬になった鈴子がそれをどう受け取ったのかは分からない。状況はこれ以上ないぐらい最低だが、不思議と男は笑顔のままだった) -- ディンギー 2012-02-11 (土) 02:57:41

      • (本来なら半人半獣の、もっと男心をくすぐる姿へとなる筈だった鈴子は何故か今は完全に犬畜)
        (生そのものの姿だった。犬の頭にポタリと雨漏りが落ちて、それが冷たくて。拭かれる)
        (最中の犬はバタバタと身を震わせた。飛び散る、滴。)

        (台風の直撃を受けた窓辺はぐっしょりとぬれ、天井に突き刺さったまま帰ってこないコタ)
        (ツが、逆さづりにされたスカートの女のごとし。頼みの綱の風呂は給湯機能を失って冷た)
        (く諸人を拒み。あげく洗ってない濡れた犬フレグランスをばらまく最臭兵器魔法少女である。)
        (聖者でも助走を付けて殴打せしむる、のことわざのごとき有様であったが。それでもなお笑って)
        (みせるこの男の度量たるや、行く手数千の悪鬼を前にただ独り、委細問題なしと微笑む覚悟完了)
        (の境地であるか、あるいは著しく重篤な弩マゾヒストの末路であった。)
        笑い事じゃないですよぅ・・・
        (笑い事じゃなくした張本人が、そんなことをのたまった。犬の姿のまま。) -- 四ヶ森 2012-02-11 (土) 03:25:40
      • だってさ、もう笑うしかないだろこんなの。こんな最悪の状況なんてそうそうお目にかかれるもんでもないよ
        なんつーかな。俺たちらしくていいんじゃないかと思ってね。いやちっとも良くはないけどさ
        (冷える身体を強張らせながら男が言う。最低の状況でも、こんな状況になるのは鈴子と自分ならではなのではないかと)
        (鈴子の実家に行ってからは、そんな風に考えられるようになってきた)
        (自分達だからこそ、というのであれば。それもまた悪くはない。もうすぐ訪れる別れを意識してなのか)
        (男はなぜか無駄に寛容になっていたのである) -- ディンギー 2012-02-11 (土) 14:01:35
      • そういわれると、なんだか私もそんな気がしてきちゃいます・・・ぷっあははっ
        (つられて鈴子も笑った、状況は一個も好転しないどころか、暴風はますます強まり)
        (ボロアパート全体がギシギシと揺れたりしたが。)
        (家まで一緒に笑ってますねーなどと、普段なら失笑ものの冗談で存分に笑い。)
        (俺たちゃこんなものさケ・セラ・セラと嘯く2人は達観でも諦観でもなく、本当に)
        (そう心底そうと納得して開き直ったバカが2人、バカの男女ペアなのでバカップル2人と相成った。)

        (結局この後も、雨漏りはする、臭いはきつくなる、缶詰めはあれど缶きりは無し)
        (しまいには、室内にて焚き火まがいのことをしはじめて、あわや上は大水、下は大火事)
        (なーんだ?バカッそんなこといってないで早く逃げろ!等々散々な目に逢い。)
        (東の空に朝日が昇った時などは、手に手を取って、喜び咽び泣いたのであった。)

        (この季節はずれな嵐の夜の話は、後々までの語り草となる。)
        (無論、楽しげな記憶の一ページとして。) -- 四ヶ森 2012-02-12 (日) 01:23:54
  • ザ・キャッチャー・イン・黒い森
    • 例えば、転送の魔方陣にうっかり巻き込んでしまった、とか、下着を穿き忘れた鈴子をパンツ
      片手に追いかけたおっさんが、折悪しくそれを手渡すシーンを街衛兵に見つかり、まったく
      逆の意味と理解され、警笛を鳴らされたので、二人そろって右へ折れ左へ折れ、街の大路小路を
      紆余曲折したあげく、通り道が偶然方違してしまい。迷い込んだ異世界がそうだったとか。
      この2人にはごく自然な、世間的にはまったくおかしな事があったわけでもなく。
      『一緒に来てくれませんか』などと、簡単な荷造りをしながら鈴子がつぶやいた結果。
      少女とおっさんの2人、実家への試験の報告と、顔出しのために
      廃墟マニアやレトロモダンマニアが興奮しそうな、異世界鉄道を
      何度か乗り継ぎ、次第に畑の続く緩やかな丘と山並だけしか車窓に流れるものがなくなった
      先で、鈴子の実家に着いたのだ。残暑が未練がましく居残る季節の頃だった。

      広い庭と持ち物であるという裏山との境界が曖昧な広い屋敷は古風ながら身奇麗で
      白壁を蔦が飾る様もどこか上品に歳を重ねた紳士淑女の趣だった。あの鈴子の生家と
      言うのが何かの冗談のように。

      応対に出た鈴子の母なる人物は毛色が違うといえばまるで犬猫の親子の話のようだが
      実際頭の先からつま先まで、髪色から物腰にいたるまで、鈴子とまったく似ていなかった。
      辛うじて目の色だけが同じである。鈴子の父は仕事のため不在であった。
      用件自体は実に迅速に、接客マナーの教本にでも乗りそうなつつがなさで済まされた。
      ディンギーは応接間に迎えられ、挨拶を受け、居候先になってもらったことへの礼など言われ
      出された茶の冷めぬうちに、話は終わり。自室に一足先に戻った鈴子を迎えて近況など聞かれ
      それで終わりである。後は客として相応な、ごく当たり前の歓待をされ。今夜の寝床となる
      部屋へと案内されたのだった。

      その間中ずっと、鈴子もディンギーと同席していたのだが。居候先での傍若無人に全裸で
      野をゆき、淫猥の火で燎原を焼くがごとしな振る舞いは為りを潜めていた。
      それどころか、母親をお母様などと呼び、なるほどこの屋敷に住まうにふさわしい良家の子女然とした
      振る舞いを見せたりもしたのだけど。 -- 2012-02-08 (水) 23:23:34
      • (彼の今日一日の感想はと聞けば驚いた、というよりは呆気に取られた、と言った方が正しいのだろう)
        (何せそもそもこの少女の実家がこんなにデカい家だとは思っていなかった)
        (田舎の地主レベルであればまぁまだ納得は出来たが母親の対応や、家での鈴子の態度などがそうではないと物語っていた)
        (要するに、鈴子は所謂良いトコの出なのであった。しかしそんな家の娘が何だってこんなことになってしまったのかとは聞く気もない)
        (それでも何だか男の胸中はぼんやりとした同族意識のような何とも言えない気持ちが渦巻いていた)
        (案内された部屋のベッドでぼんやりと天井を見つめて呟く)
        ……意外というか、何というか。類は友を呼ぶ…ってやつなのかねぇ
        (自分が肉奴隷かと言われれば全力で否定するところだが、彼女のバックボーンの一つである「良家の出」であるというところに男は思うところがあった)
        ……家族、ねぇ(ぽつりとつぶやく。男にも当然ながら家族は居る。いや、居たと言った方が正しいか)
        (連絡を取らなくなって早10年近く。今となっては両親が存命かどうかも分からないレベルの繋がりとなってしまった)
        いやしかし驚いたよ。…リンコちゃん、お嬢様だったんだな
        (一人で物思いに耽っていても何もならない。傍らに居る鈴子へと何とはなしに声をかけてみた) -- ディンギー 2012-02-08 (水) 23:35:19
      • そんなことないですよぅ、田舎だからおうちが広いだけです。
        (ベッドに腰掛ける鈴子の足元でふわふわと、薄い寝巻きのワンピースの裾が揺れる)
        (家人も寝静まったかという頃に、突然ディンギーの通された部屋の天井を開けてやってきた鈴子は開口一番)
        (『夜這いにきましたよgff・・・』などと、のたまい、いつもの鈴子であった。勝手知ったる我家である、棟の反対にある自室から屋根裏伝いに来たのであった。)
        家主様のおうちはすごくお金持ちだったですか?
        (ゆらゆらと、古びたランプの明かりに照らされて。部屋の壁に大小二つの間延びした影がある。) -- 四ヶ森 2012-02-08 (水) 23:46:07
      • (夜這いなどと言う鈴子を見たときは「猫被ってただけかよ!」とか思ったりもした)
        (しかし、ランプの揺れる光に照らされる鈴子は何だかいつもより大人しそうにも見えた)
        (なんだ、やっぱり黙ってれば可愛らしい年相応の女の子じゃないか、とも思ったが言うのは悔しいので黙っておく)
        んー…?俺は、まぁ…一般的に見れば金持ち、だったのかねぇ。よく覚えてないけどさ(がしがしと頭を掻きつつ答える)
        (男の家は古くから続く魔術師の家系でありその長男坊であった男は要するにお坊ちゃんであった)
        …ま、昔の話だよ。今はこの通り、身一つで生きてくのに精いっぱいな冴えないおっさんだ
        (だろ、と苦笑いしてみせた。大きな屋敷に似つかわしくない、いつも通りの適当な服装とだらしない身なりはそれを如実に物語る) -- ディンギー 2012-02-08 (水) 23:52:33
      • そういえば、家主様、昔の話全然しないかった、ですね。
        (実家を目の当たりにしたディンギーが驚くくらいには鈴子も自分の家のことについては)
        (ほとんど語らなかったのだけど。何故と問うかのように、首をかしげて、解かれた)
        (桃色の毛先をうなじの辺りで揺らした。) -- 四ヶ森 2012-02-09 (木) 00:04:00
      • んー…なんつーかな。ま、誇れる人生でもないんでね。話しても面白くないというか
        (嘘がバレた子供のように、ばつの悪そうな顔をして頭を掻いた)…生まれは確かに良いトコだったけどもね。好き放題やってたらこうなっちまったよ
        別に今の生活が嫌いなわけじゃない。気楽で楽しいとは思うよ?そんでもー…たまに考えちゃうこともあってね
        (前後の言葉につながりがあるような、無いような。ぼんやりと誤魔化したかのような抽象的な言葉)
        (要するに、カッコ悪いからあまり話したくない、ということらしいがそれが鈴子に伝わったかどうかは定かではない) -- ディンギー 2012-02-09 (木) 00:14:05
      • 大丈夫ですよぅ、家主様はステキで立派な人ですよ
        (気まずそうな、バツが悪そうなディンギーの様子をどう理解したのか。臆面もなく)
        (無邪気な笑顔で言う。その笑顔は歳相応のようで)
        まったく私に手を出してくれない以外は!
        (ああ、やっぱり鈴子は鈴子である。魔法肉奴隷少女なのである。) -- 四ヶ森 2012-02-09 (木) 00:29:43
      • …はは、ありがとね。リンコちゃんみたいな歳の子に言われると胸に来るよ
        (鈴子の言葉に小さく笑う。純粋な少女の笑顔でそう言われれば、捨てたもんでもないかと思う反面、酷く情けなくもなった)
        (しかし自分がどうあれ、目の前の少女は本当にそう思っているのだろう。そして、そのあとに続いた言葉もまた本心なのだろう)
        ……何度も言うけどさ。俺はそんな趣味は無いからね?
        (思えば初めて会った時もいきなり肉奴隷だの何だの言われて度胆を抜かれたなぁ、と思い返して苦笑い) -- ディンギー 2012-02-09 (木) 00:39:23
      • その気になるまでがんばりますよー!ふふっ私の秘密がバレちゃったのは、偶然でしたけど
        バレても、やぬしさまはずっと優しくていい人でしたから
        (時々忘れそうになるが、彼女の魔法少女以外の特徴は秘密なのだ。)
        (もっとも、要領の悪い鈴子のことである。すでに公然の秘密となっていてもおかしくはないのだが。)
        (だとすれば。余計にこの家の人々の理想的な家族としての振舞いも。居候先に行った)
        (鈴子へほとんど連絡もしてこなかったことも、何か裏の意味を持っているかのように感じられるかもしれない・・・。)
        それにですねー、ちょっとうれしいかったです・・・ -- 四ヶ森 2012-02-09 (木) 00:58:55
      • …ま、お人よしなのだけが取り柄だからね(気恥ずかしそうに目線を動かした)
        (事実、鈴子の秘密はバレてしまっているのだろう。猫を被ってはいるようだが、普段の言動からして隠しきれているとは思えない)
        (そして、今回鈴子が帰省する、と言いださなければ連絡を取ることもしなかったであろう家の者達)
        (要するに―   そこまで考えて、首を軽く横に振った)
        …嬉しい、って? -- ディンギー 2012-02-09 (木) 01:08:17
      • えへへー・・・やぬしさまぁ、ちょっとお外に出ましょう?
        (問いには答えず、にまにま笑ったまま、髪をいつものツインテールに縛りなおす。)
        あのね、屋根裏と、屋根裏部屋の仕切り板、昔私がはずしたまんまだったので。
        屋根裏部屋の窓から裏のお山の森に玄関通らなくても出れるんですよぉ -- 四ヶ森 2012-02-09 (木) 01:21:30
      • 外に、ってこんな時間にかい?…いやまぁ、別に良いけどさ
        (危なくないか、とも思ったがこの家の広大な敷地を考えれば敷地内であれば大丈夫であろうと思い直して)
        …要するに秘密の抜け道、ってわけか。いいね、小さい頃は俺もそういうの好きだったよ
        (へぇ、と笑みを溢して顎鬚をさすった。何をするつもりなのかは分からないが、寝苦しい夜に散歩をするのは悪くない) -- ディンギー 2012-02-09 (木) 01:30:30
      • (抜け道の記憶に顔をほころばせるディンギーに、桃色のツインテールを揺らして先導する)
        (見せ付けてるんだか、無意識なのか、上ったり、もぐったり、四つんばいになったりして)
        (布越しの尻のラインとか、布越しじゃない白い布とか、まぁ色々見えたりした。)

        (鈴子が猫のように、背の高いディンギーは窮屈に身を屈ませながら屋根裏部屋の窓)
        (から出て、ねじくれた老木の枝に乗り移ると。後は、パッと見にはただの樹の節くれや)
        (折れた枝のあとのようにしか見えない、出っ張りが。野生の螺旋階段のようになっていた。)
        (それも昔、鈴子が改造したものなのだそうで。)
        家主様、こっちですよぅ
        (灯りも無いのに、戸惑わず。湿った夜気を孕む森の中を先だって歩く鈴子の姿が跳ねる。) -- 四ヶ森 2012-02-09 (木) 02:00:36
      • (狭い抜け道を通り抜けるまでに幾度も心臓が跳ねる想いをしたのを必死に隠しつつ後に続いて外に出れば)
        (不思議な螺旋階段がそこにあって。迷いもせずにひょいひょい先へ進む鈴子に置いて行かれぬよう、鈴子から目を離さなかった)
        …こりゃ、凄いな。ちょっとした冒険だね -- ディンギー 2012-02-09 (木) 02:16:48
      • 冒険よりもずっと簡単ですよぅ、この森はぁ昔から私の遊び場なんです
        (鈴子がこの森で遊びまわっていたのは、魔法の学校の寮に入れられる前。)
        (もう何年も前のことだというのに。背の高い木々の間からこぼれる月明かりだけで)
        (藪の中の獣道を、壁にしか見えない崖の足場を、まるでつい昨日も歩いていたかの)
        (ように鈴子は歩み。寝巻きのワンピースの裾を汚すこともなく、ふわりとふわりと)
        (飛ぶように進む姿は、まるで夜の森に遊ぶ妖精のようである。) -- 四ヶ森 2012-02-09 (木) 03:34:08
      • 慣れてる人からすりゃ、そりゃ簡単かもしんないけどね!(藪や生い茂る木々をかき分けながら前へと進む)
        (幼い頃遊び回った鈴子にははっきりと道筋が見えているのだろうが、此方は初めてこの道とも知れない道を歩くのだ。目の前の鈴子に着いて行くのに必死である)
        (ただ目の前の鈴子から目を離さぬようにじっと見つめていれば、鈴子が纏う不思議な雰囲気に気が付いた)
        (泥を跳ねさせることもなく、草木を踏みつけて強引に進むこともない。ただ、そこにあるであろう道を進んでいくだけ)
        (軽やかな足取りはまるでワルツのステップのように小気味良く。ひらひらと揺れるワンピースの裾は宛らドレスか)
        (月明かりに照らされた森のダンスホールで踊る鈴子に見惚れては、置いて行かれそうになり慌てて進む、というのを繰り返していた) -- ディンギー 2012-02-09 (木) 21:13:17

      • (森の上り坂を緩慢と進み、奥へたどり着くと不意に頭上が開けた。しかし野原ようななだらかさは無い)
        (一面がうねうねと波打ち、月明かりを受けて黒々と脈打つ。何万ものウナギの群れが川面を埋め)
        (尽くす姿に酷似していて、そのウナギ達は広場の中央で一斉に天へ向かって滝登りをしていた。)

        (それは一本の黒々と苔むした巨木と、地面に顔をのぞかせる木の根だった。)
        (黒い巨木の梢が周囲の木々に覆いかぶさる勢いで広がる様は、まるで森の屋根だ。)
        やぬしさまーこっちですよー
        (真っ黒で節くれだって、周囲の木々を押しのけるように泰然と屹立するその巨木は神聖という)
        (より、絶対悪霊か何か棲んでる気配で、実際その根元には見たら死ぬ系の人智を超えた古々しき)
        (某でも埋まってたとして不思議でない有様だったが。)

        (鈴子はそんなこと気にする事も無く。巨木の根元に飛び乗って手招きなどしていた。)
        (鈴子の家がある村の灯りが星の光に負けそうなくらい、小さく遠く見える・・・。) -- 四ヶ森 2012-02-09 (木) 22:01:46
      • (急に開けた視界に飛び込んでくる神秘的とも幻想的とも言える巨木に言葉を失う)
        (じっと見ていると精神を引っ張って行かれそうな錯覚に陥り、かぶりを振って気を取り直す)
        こ、こっちって言われても!ちょ、ちょい待ってー!(その場の空気すらゆがめてしまいそうな巨木の根本で此方を呼ぶ鈴子に歩を進めようとするも)
        (地面に敷き詰められた、とでも表現すればいいのか。ともかく巨木の根があちらこちらに飛び出していて歩きづらいことこの上ない)

        はぁ、はぁ…やっと追いついた(何とか鈴子に追いついた時にはただでさえ消耗していた体力を更に浪費してしまっていたのだった) -- ディンギー 2012-02-09 (木) 22:18:52
      • お疲れさまですぅやぬしさまぁ
        (息を切らせるおっさんと対称に、汗一つかいていない鈴子。歳の差か・・・。)
        (いやむしろ森に入る前よりもむしろ元気に艶めいているようでさえあった。)
        途中で湧き水湧いてるとこ、寄ればよかったですねー
        (鈴子が側によってきて、歪な塀のようになってる太い木の根に腰掛ける。) -- 四ヶ森 2012-02-09 (木) 22:27:06
      • (肩で息をしつつ巨木の根元から辺りを見渡せば、この場所の幻想的な雰囲気を再確認出来た)
        (天井のように生い茂った梢の隙間から漏れる月明かり。月明かりに照らされて仄かに煌めく夜露を纏う苔)
        (時折吹き抜ける風が、蒸し暑い森の中で心地よい清涼剤となって、火照った体を冷やしてくれた)
        (遠くに見える鈴子の家と思わしき灯りを見つけ、何故だか笑みがこぼれた)
        …はは、あんだけ大きかった家も此処まで来れば小さいもんだね。…何か、ガキの頃を思い出したよ
        (子供の頃、近所の悪がきに連れ出されてこんな風景を見せてもらった覚えがある)
        (今考えればアレが自分の人生の一つの分岐点だった。鈴子の家に来てから考えていた「あの時誘いを断っていれば」なんて考え)
        …やっぱ、こんなすげぇことを知らないなんてのは損だわな(誰に言うでもなく呟く。あの時誘いに乗ったことで人生が変わったのは確かだ。それでも、それが間違っているなんてことはないのだ)
        (どちらが正しいなんてことはない。これが自分の人生だ。そう思えて、晴れやかな気分になった) -- ディンギー 2012-02-09 (木) 22:29:33
      • はい、私もここでいっぱいあそんで、いろんなこと教えてもらいましたぁ
        ・・・家主様はうちに来てからなんだか、難しいことかんがえてるなときの顔してたから
        もしかして、私とおんなじで家の中あんまり好きじゃなかったかなって思ったら、なんだか
        おかしいけど、うれしくなっちゃって・・・。
        (帰省の旅路中、家が近づくにつれ、鈴子の口数はすくなくなっていった。形は違えども)
        (ディンギーが多くは語らない過去に秘めたものと同じようなものを、鈴子ももっているのだろう。)
        ここ、来て貰ってよかったです、やぬしさまぁもうれしそうで、うれしいのがいいです
        (木の根に腰掛けたまま、素足をブラブラとさせながら鈴子がそう微笑む) -- 四ヶ森 2012-02-09 (木) 22:50:51
      • 別に鈴子ちゃんの家がどう、ってわけじゃないよ?でも…あぁ、俺も自分の家の中は嫌いだったね
        …でも、今はスッキリしてるよ。家だの何だの、俺には関係ないんだ。俺は俺だし、鈴子ちゃんは鈴子ちゃんだ
        今と昔を比べたり、「たられば」の可能性を考えたって仕方ない。今は今だ…これが、俺の人生だもんな
        (それは鈴子に語りかけるというより、自分で自分に言い聞かせるようなそんな意味合いを込めた言葉)
        …ありがとな、リンコちゃん(数瞬の間の後、鈴子の方へと向き直り彼女の頭をわしゃわしゃと撫でた) -- ディンギー 2012-02-09 (木) 22:59:31
      • 褒められましたーえへへへ、頭以外も一杯撫でてくれてもいいのですよ?
        (頭をわしわしとなでられながら、御満悦である。揺れる桃色のツインテが犬の尾のように揺れた。) -- 四ヶ森 2012-02-09 (木) 23:13:07
      • そいつはお預けだな。俺はまだ牢獄暮らしはしたくないんでね?
        (いつもなら大声で突っ込む所だったが。今日だけは何だかそんな気分にはなれなくて、冗談めかして返した)
        …さて、そろそろ帰らないと怪しまれるんじゃないかい?二人で抜け出したとあっちゃぁ要らぬ誤解を受けそうな気もするしね
        (立ち上がり大きく伸び、苦笑いしながら手を伸ばす。) -- ディンギー 2012-02-09 (木) 23:16:44
      • 大丈夫ですよぅ、だってここでよく、くろいうねうねさん達に犯されまくってましたし
        私の肉奴隷修行場でもあったんですからぁ〜
        (初々しい少年少女の甘酸っぱい逢瀬の裏に、ローターのリモコンをもったおっさんが)
        (居たかのような酷い設定が今この場についた。しかもがくがくと膝を振るわせるのは)
        (少年の方で、この後少年は初恋の少女の前でアヘ顔ダブルピースを決める運命にある。)

        でも今日はうねうねさんたちも居ないですし、夜空が銀河になっちゃうのもなし
        みたいだし・・・私も眠いのでそろそろ戻りるですー
        (黒き巨木は慈悲深くもその根に大いなる秘密を抱いて、地中深くに沈めてくれているようだった。)
        (人々よ、真なる恐怖から目そむけ安息すべし・・・。まぁそれはおいとくとして。)
        (鈴子の小さくて暖かい手がディンギーの手を握って、すとんと木の根から降りた。) -- 四ヶ森 2012-02-09 (木) 23:27:21
      • …やれやれ、たまには綺麗に話がまとまるかと思ったんだけどね
        (案の定、この少女にゆかりのある地にはとんでもない逸話があった。苦笑いしながら鈴子の手を引き歩き出す)
        さーて、来月からまた冒険の日々かねー…お互い、あと少し頑張ろうな
        (あと数か月の時間。どんなことが起こるだろう。以前は彼女の引き起こす騒動にくたびれていた筈なのに)
        (この時のディンギーは心のどこかでそんな騒動を楽しみにしていた。どのような心境の変化であるのかは彼にもよく分からない)
        (ただ、確実鈴子に対する見方が変わりはじめていにたことは事実だった)
        (この心境の変化が、どのようなことを引き起こすかは、もう少し先のお話) -- ディンギー 2012-02-10 (金) 00:03:00
  • ナイトメア・アフター・ザ・カイスイヨク -- 2012-02-05 (日) 00:52:11
    • ひりひりします・・・ -- 四ヶ森 2012-02-05 (日) 00:54:55
      • 日焼け止めとか塗ってなかったのかい?…かくいう俺は節々が痛ぇや。歳だなこれは…やだやだ
        (帰るなり床に倒れこんで動かないおっさん) -- ディンギー 2012-02-05 (日) 01:01:17
      • (その横にうつ伏せに倒れこむ魔法少女)
        塗ってましたけどぉー・・・魔法使ったときにキャンセルされちゃってました・・・ -- 四ヶ森 2012-02-05 (日) 01:21:03

      • (7月のある日、海水浴から戻った後のことであった。浜辺ならぬ海底での)
        (鍋やマグロ解体ショーなど、変わり種だらけであったが。それはまた別の話)

        (鈴子は子供らしく全力で遊びすぎておっさんは寄る年並のせいで)
        (どちらもやはり体力を使い果たして、浜辺に打ち上げられたナマコの)
        (ようになっていた。あるいは打ち上げられたマナティの親子。) -- 2012-02-05 (日) 01:21:07
      • 紫外線を遮断できる魔法とかありそうなもんなんだけどなー…いてて、関節がぁ(ギギギ、とオイルの切れたロボットの如くぎこちない動き)
        しっかしまぁ…海だなんて何年ぶりかな。まさかこの歳になってまで海で泳ぐとは思ってなかったわー… -- ディンギー 2012-02-05 (日) 01:25:55
      • そんな実用的な魔法、私はつかえませーん・・・はぁぁー・・・フローリングがひんやりしてて気持ちいいですー
        家主さまー、ヒリヒリがとまらないので、お薬塗ってくださいー -- 四ヶ森 2012-02-05 (日) 01:32:39
      • 何というか…お互い所帯じみてるよなぁこれ。生活感あふれすぎてるというか何というか
        えぇ?塗れと言われてもなぁ…まぁ別にいいけどさ(腕や肩に塗るだけだと深く考えず安請け合いしてしまったおっさん)
        (すぐに後悔することになるのだが) -- ディンギー 2012-02-05 (日) 01:49:39
      • (所帯ですか!肉奴隷兼お嫁さんですか!奥様は肉奴隷ですね!と食いつけそうな餌をスルーである。)
        (頭もさりながら、鈴子は体も貧弱らしい。日焼けと体力消耗で髪を同じ色の桃色脳細胞の働きも鈍っているようで。)
        (だから、それはまったく意図せずに不意打ちのように行われたのである。)
        はいーごめんなさいおねがいしますー
        (暑い夏のことである、下着なんてつけるはずがなく。だるそうに体を起こすと薄いワンピース一枚、脱ぎ捨ててすぐ全裸になった。)
        (パンツは家から水着をきていったら案の定忘れてしまっていた。だから全裸になった。)
        (貧相ではあるが、2次性徴を迎え、やがて女へと育つ一瞬前の全裸になった。大事な事だから3回言いました。) -- 四ヶ森 2012-02-05 (日) 02:02:43
      • おーう任せr―(薬を手に振り返って硬直。自分の浅はかな言動を後悔してももう遅い)
        何で脱ぐの!?!?!?   ぁ、いたたた(何の疑いも無く全裸になる鈴子に驚き飛びのいた)
        いやいやいや薬塗るってその、腕とかでしょ!?脱ぐ必要なくね!? -- ディンギー 2012-02-05 (日) 02:08:20
      • せなかですよー手がとどかないし仰向けで寝るのもできないくらいヒリヒリです・・・
        あー、逃げないでくださいよーやぬしさまぁ・・・
        (鈴子にとって羞恥心とは、己が身を慎み守るものではなく。恥じらってみせて、相手を興奮させるためのものだった。)
        (それゆえに、ただ全身ひりひりして泣きそうという今の状況で、羞恥心の出番など在ろうはずも無いというのは皮肉な話であった。) -- 四ヶ森 2012-02-05 (日) 02:21:06
      • う、ぐぅぅぅ…っ!!(悩む。彼女にやましい気持ちが無いであろうことは想像がつく。そして彼女の背中が真っ赤になっていることもまた事実)
        (しかして此処で塗ってしまえば今まで守ってきた防衛線を崩してしまう気がして踏み出せない)

        塗るだけ、塗るだけだぞ俺…!!俺にそんな気持ちなど一切ない……
        (最終的に念仏のように何事かとなえながら無心で薬を塗るという何とも怪しい行動を取ることになった) -- ディンギー 2012-02-05 (日) 02:29:01
      • やぬしさま・・・それは神仏のご加護を私に授けようとしているのですか?それとも新手の呪いですかぁ?・・・すごく怖いです・・・
        (全裸でフローリングにペタリと座り、背中に念仏とともに軟膏を塗られるというシュールな絵面となった。) -- 四ヶ森 2012-02-05 (日) 02:31:41
      • どっちでもねぇよ…!!煩悩という名の俺を社会から引きずりおろす危険な罠を遠ざけるために必要なことだ…!!
        (殆んど目を瞑って塗っているので何処を触っているやらさっぱり分からない。そもそもさっきからちゃんと塗れているのだろうか…?)
        も、もういいかい?大体塗れた、と思うんだけどもー(確認のために目を開けるわけにも行かないので確認を取ってみる) -- ディンギー 2012-02-05 (日) 02:39:35
      • (問いに答える声はないひんやりと冷たい軟膏と、ほんのり火照った鈴子の肌が指先に触れている)
        (それはどこまでも平坦であり、背中と胸が言われ代わっても差し支えないというほどの大平原であった。)
        (したがっていつの間にか実際に入れ替わってたとしても気づけないのは仕方なかった) -- 四ヶ森 2012-02-06 (月) 00:57:42
      • (返答が無いことをまだ足りないのかと解釈し、此方も無言のまま再び手を動かし始める)
        (いつの間にか前と後ろが入れ替わっていることに気づかず、ただ無心て柔肌に手を滑らせる)

        (しかし前と後ろでは絶対的な違いがある。それに気づくのも時間の問題であった)
        (しかしてついにその時が訪れる。指先が、平原に起立する桃色の突起に僅かに触れる) -- ディンギー 2012-02-06 (月) 01:08:36
      • おひゃんっ! 
        (鈴子が変なあえぎ声をあげてびくぅっと腰を浮かした。ぺったりと畳を尻が突く音がした。)
        ぬるぬるしてますぅー・・・ -- 四ヶ森 2012-02-06 (月) 01:18:36
      • へっ?(指先に触れた肌とは違う感触と、それと同時に聞こえた鈴子の声に思わず間抜けな声が出た)
        (その場で硬直し、状況を推測する。そんなバカな。いやでも有り得ないわけでは。でもしかし)
        え、えーっとー…リンコちゃん?(確信が持てなかったのでとりあえずもう一度先程の突起に触れてみる) -- ディンギー 2012-02-06 (月) 01:22:11
      • あんっ・・・そんなに責められると声がでちゃいますぅ・・・もうでてました。
        ひんやりしててぬるぬるできもちいいです -- 四ヶ森 2012-02-06 (月) 01:24:41
      • そ、その…反応…!!やっぱりこの突起はアレなのかっ!?(鈴子の反応で疑念が確信へと変わった。慌てて飛びのいて距離を取る)
        ななな、何で!?俺は背中に塗ってた筈じゃなかったの!?っていうか触っちゃったぁぁぁぁぁぁぁ!!!
        (パニックである。背中がいつの間にか前面にすり替わっていた挙句、30年間で初めて女性の乳首に触れてしまったのだからさもありなん)
        (ぷるぷる小刻みに震えながら困惑するおっさん。目を開けるわけにも行かず八方ふさがりだ!) -- ディンギー 2012-02-06 (月) 01:29:25
      • 前のほうもひりひりしていたのからで・・・家主様なんでぷるぷるするですか
        (ムリヤリ瞼をこじ開けられそうに会いながら必死に抵抗してる見猿の像みたいな姿で金縛りにあってるディンギーの横で、生々しい衣擦れの音と、チーっと小さなジッパーをあげる音がした。)
        あの・・・もう服きました、です・・・ -- 四ヶ森 2012-02-06 (月) 01:42:01
      • 自分で塗れないっつーから背中だと思うだろ!?なんつートラップだよ…
        (生々しい音が余計に想像を掻き立てる。指先に残る感覚と合わせて鮮明に想像出来てしまい、ごくりと唾を呑んだ)
        ほ、ほんとに…?ホントに着た?
        (引きつった口元を抑え、ゆっくりと瞼を開いてみた) -- ディンギー 2012-02-06 (月) 01:46:11
      • (実際着衣状態の鈴子がディンギーにやや背向けるようにして座っている。)
        ほんとに着ましたよぅ・・・そんなにされると、なんだか・・・
        (ちらちらと上目遣いで伺う鈴子の顔が赤いのは日焼けの所為だけではないようで。なんのためらいもなく真っ裸になっておきながら、今更はじらいはじめる謎の反応を見せる鈴子。)
        (乙女心は複雑なのであろうか、そもそも乙女はためらい無くおっさんの前でまっぱだかになったりはしない。) -- 四ヶ森 2012-02-06 (月) 02:02:45
      • ふぅ……よ、よかった…(服を着ていてくれたことに心から安堵しつつ、様子のおかしい鈴子に気づく)
        えー…そのー、なんというかだな。事故だよ、うん(安心したのもつかの間。今度は場の空気が変なことになってしまってしどろもどろ)
        その、何だ。ごめんなさいっ!!嫁入り前の女の子のその、なんというか!そういうところに触ってしまうとは…っっ!!
        (神速のDOGEZAで誠意を見せるおっさん。そもそもまっぱになったのは鈴子だとか前向いたのも鈴子だとかそういうことは言わないでおいた) -- ディンギー 2012-02-06 (月) 02:12:42
      • あぉわわわ・・・だ、だめです、言われるとまたなんだか、お腹がきゅーってして恥ずかしいです!
        じゃなくて、ご、ごめんなさい、私のほうがごめんなさい!・・・あ!パンツ、パンツはきわすれてました・・・
        (神速のDOGEZAを見せるおっさんの前で立ち上がっておもむろにパンツを穿きなさる鈴子。) -- 四ヶ森 2012-02-06 (月) 02:19:27
      • うごぁぁっ!!(パンツ穿いてない→立ち上がる→モロ見えの図式が完成した。童貞には刺激の強すぎるこの3連コンボにぶっ倒れるオッサンだ)
        ヤバい、これは…俺の精神が持たない……っっ!!(海水浴で肉体的に疲弊した所にこの精神的なダメージは辛い)
        (そして何よりこんな小さい子の裸で動揺しまくっている自分が辛い)何かもう……クソァ!
        (がっくりと項垂れる。鈴子をまともに見られない。情けないのもあるが、まだ何かあるんじゃないかという不安もあった) -- ディンギー 2012-02-06 (月) 02:35:39
      • (自らの不甲斐なさに地に床擦りつけるディンギーの姿は、その頭の先にあるのが)
        (腿を高く上げてパンツを穿きかけた鈴子だったので、敬虔なスジ教徒の礼拝にしか)
        (見えなかった。丈の短い白のワンピースが日焼けした肌によく映えていた。)
        も、もう穿いたのでだいじょうぶです・・・・・・・・・。
        (鈴子がさっさと下着を穿き終えるとスカートの裾を引っ張って、まるで隠すように)
        (じりじりっと後ずさった。口を開けば1文節に最低2個は隠語猥語を吐く鈴子がである)

        (いい歳こいて童貞を拗らせたおっさんの少年ハートが感染したとでもいうのだろうか。)
        (その理由はずっと後でわかるんだけども。気の早いセミが歌い始める頃から)
        (なんだか鈴子は変わり始めたのだった。) -- 四ヶ森 2012-02-06 (月) 02:53:50
  • ショッピング・ウィズ・セクシャルハラスメント -- 2012-02-03 (金) 23:12:03
    • (晴れた日の昼下がり。穏やかな陽気に誘われた、というわけでもないがおっさんと魔法少女は買い出しに出かけていた)
      (二人で暮らすにあたり、「あれが足りない」「これが無い」と次々出てくる不都合にいい加減ケリをつけようと重い腰を上げたのである)
      (はたから見れば親子か親戚にしか見えない程歳の離れた二人がぶらぶらと街中を歩く)
      えーっとぉー…何が居るんだったかな。食器類と、衣類を置く籠と、洗面用具とー…?? -- ディンギー 2012-02-03 (金) 23:14:11
      • 最初に考えてたより、いっぱい足りないのありましたね、家主様ー
        (猫背気味だが長身の部類なディンギーの胸元あたりに、桃色の髪の毛をボンボン飾りのように跳ねさせながら鈴子がちょこちょこと付いていく。)
        せっかくなのでぇ、色々そろえるしちゃってもいいですかー?ローションとかぁ、縄とかぁ、お薬とかぁ・・・
        (おっさんがごく普通の会話を振る、少女が卑猥な方向へデッドボールを放る。ここまでが定型) -- 四ヶ森 2012-02-04 (土) 00:05:15
      • 何とかなると思ってたんだけどねー…意外と何とかならないもんだな
        (居候初日に発生した歯ブラシが無い事件で割と甘くないことには気づいてたけど、面倒なので種々の小さい問題を放置してきていたのだ)
        あぁ、何か欲しいもんあるんなら…ってちょっと待てよ!!何に使う気だよ!!
        おかしくない!?日常生活においてローションとか縄とか使わなくない!?なくなくない!?
        (ツッコミにも慣れてきたのかよく分からないテンションになるおっさん)…薬は、まぁ、うん…必要か?(あくまで普通の薬なら) -- ディンギー 2012-02-04 (土) 00:11:17
      • あ、それもそうでしたね!ローションなら私が身体から、いっぱいどばーって出せます。 -- 四ヶ森 2012-02-04 (土) 00:14:48
      • だろ?あぁ、物分り良くて助かっt―マジで?
        何その魔法。突然リンコちゃんぬめぬめになるの?最近の魔女っ子ブッ飛んでんな…(何に使うんだよとか思いつつ)
        あぁそうだ、この際だし専用の食器とか買っとくかい?箸とか使い回しじゃ嫌じゃない?年頃の女の子なわけだしさ
        (時に童貞らしからぬ気遣いを見せるおっさん) -- ディンギー 2012-02-04 (土) 00:23:05
      • 粘液ぬるぬるーはですね、結構すごいですよ自信ありですよ!
        ・・・えーと、私は別に・・・ (スルーされたので、使いどころを失って宙をくるくると回される魔法のステッキ)
        あ、私と一緒のだと家主様がいやですよね、はい・・・ -- 四ヶ森 2012-02-04 (土) 00:48:06
      • 凄くても用途限定されすぎだと思うんだよ…ローションプレイってそんなに良いモンなのか…?(独り言のように呟いて首を傾げる童貞)
        あ、いや、なんだ。別に俺は嫌じゃないんだけどね?(微妙な雰囲気になってしまったのでしどろもどろ)
        だからってリンコちゃんといつまでも一緒ってわけにもいかないなーと思ったというかなんというかー…(ごにょごにょ)
        あーもう!一年も一緒にいるんだし、家の住人としてちゃんとした食器があった方が家族の一員ぽいでしょってことだよ! -- ディンギー 2012-02-04 (土) 00:55:55
      • はい、わかってます!家主様!私は肉奴隷は肉奴隷らしく、犬用食器などがお似合いですね!
        そういうの待ってたですよ!犬も家族の一員です、私立派な雌犬になります!ワンっ! -- 四ヶ森 2012-02-04 (土) 01:05:25
      • 家族の一員ってペットかよ!?何でそんな立場下なの!?
        ってか何でそんな嬉しそうなんだよ!今日一日で一番良い笑顔じゃねぇか!!クソァ!!
        (渾身のクサイセリフが見事にぶっ壊されたやるせなさで憤るおっさん)
        くそ、犬なら犬で超セレブな扱いしてやる…!!お犬様と崇め奉ってやる!生類憐みの令だ! -- ディンギー 2012-02-04 (土) 01:12:41
      • (キメセリフを桃色の奇天烈頭脳であらぬ方向へスルーされ、憤慨する)
        (ディンギーの前に差し出されるヒモ、一端が輪っか状の握り手に)
        (なっているだけの、シンプルなモノだが、赤い糸に黄色の格子模様が)
        (織り込まれ。なかなかに可愛らしい。そのかわいらしいヒモのもう一端が)
        (鈴子の首元から伸びていた、首につけられたこれまたかわいい赤い首輪に)
        (しっかりと固定されていた。どこをどう見ても犬の首輪とリードであった。)

        やぬしさまーおま・・・じゃなかった、おさんぽ、おさんぽしてください!
        (あえて見て見ぬ振りして、足早に通り過ぎていく通行人達)
        (沈黙は時に雄弁であり、気遣いは剃刀よりも鋭いのである。) -- 四ヶ森 2012-02-04 (土) 01:26:54
      • どっから出したっていうか何時の間にっていうか何でそんなノリノリなの!?
        (既にお散歩の準備万端な鈴子にどこから突っ込んでいいのか分からなくなりながら)
        (そしておっさんは気づいた。自分と鈴子の周囲だけ人が避けて通っていることを)
        (好奇の視線にさらされて平気な程タフな心臓はしていないおっさんである。とにかくこの場を収めなければ)
        散歩!散歩おおいに結構!俺も大好きだよ!?でも人間としての散歩が良いと俺は思う!
        ヘイリンコ=サン スタンダップ!!(ぐい、と首根っこ掴んで無理やり立たせにかかる) -- ディンギー 2012-02-04 (土) 01:37:29
      • ぐぇっ!?しまってますぅ〜・・・やぬしさまぁしまってますぅぅ〜・・・ッ!
        (圧迫された声を絞り出しながら、プルプルとする鈴子のつま先が地面の上でプラプラとした。) -- 四ヶ森 2012-02-04 (土) 01:41:49
      • どわっ、ご、ごめん!やりすぎた!(貧弱なおっさんと言えども男の力で思いきり引っ張れば幼女が宙吊りになるのは自明の理であった)
        (慌てて手を離してとりあえず首輪を外しにかかる)…と、とりあえず、首輪外そうか。普通に歩いてくれるなら散歩はするから…
        (通行人達の「やだなにあれ何のプレイ?」という声が胸に突き刺さる)) -- ディンギー 2012-02-04 (土) 01:46:06
      • おっひゅぅぅぅー・・・・・・・・・! (面白い呼吸音で鈴子の肺へと供給が再開される空気たち。)
        わかりました、普通に歩きます、ごめんなさい・・・えへえへ、首輪やローター無しでもお散歩好きなのでうれしいです
        (当初の目的のことをすっかり忘れているのは、首吊りショックのせいではない。思わずあてどなく徒然と散策を決め込みたくなるような春の陽気のせいでもない。)
        (四ヶ森鈴子、犬の頭脳と乙女の肉体を持つ魔法少女) -- 四ヶ森 2012-02-04 (土) 01:58:49
      • 良かった……!!聞き分けが良くて(もといリンコちゃんが切り替え早い子で)良かった…!!!
        (路上で公開調教プレイなんぞかました日には人生のレールから外れるどころか盛大に崖下に飛び降りてしまうことになる)
        よ、よし…それじゃとりあえず行こうか?人の目もあるしな…(人生の軌道修正に成功したことで安堵の息を漏らし、足早にこの場を去るおっさんだった) -- ディンギー 2012-02-04 (土) 02:09:44
      • 良い子ですか?私良い子ですかー?あーやぬしさまーまってぇー
        (全速離脱するディンギーの背を追って、桃色ツインテールを犬の尾みたくはねさせながらかけていった。)
        (結局この後も、人目を憚らずにはいられない鈴子のせいで、ディンギーの人生軌道は幾度も墜落、離脱の危機を繰り返すことになったんだけれども。これはその最初の話。) -- 四ヶ森 2012-02-04 (土) 02:35:30
  • インベーダー・フロム・隣ベッディング
    • (鈴子がディンギーの家に下宿するにあたって、いくつもの難問珍問が発生した。)
      (これもその一つで。そも男の1人暮らしのためにある部屋に少女が同居するとなると)
      (まず確実に寝床の確保が問題となった。)

      (狭い貸家の中である、満足な睡眠が約束される場所というのはそうはない。)
      (そして鈴子は同衾することに対して無頓着であった。明確な意図をもって無頓着であった。)
      (しのびこむのである、まさぐるのである、安眠を妨げる猥雑な侵略者と化すのである。)

      (その攻防は実に熾烈を極め、鈴子が押入れに封印される、ディンギーがトイレに立てこもる)
      (等、数々の歴史的戦闘を経て、最近ではようやく平穏な夜が訪れるようになっていたのだが・・・) -- 2012-02-03 (金) 00:19:35
      • (多数の犠牲(主にディンギーの心)を払い勝ち得た安眠に何の疑いもなく男は眠りこける)
        (何かと理由を付けて布団にもぐりこもうとしてくる鈴子に性道徳の如何を懇切丁寧に教え込んだ結果)
        (ここ最近は鈴子が布団にもぐりこんでくることも無くなっていたから。だから男はつい警戒を解いてしまった)
        (時刻は日付が変わって幾時間か過ぎたころ。ディンギーは布団の中でだらしない顔をして眠りこけている) -- ディンギー 2012-02-03 (金) 00:24:03
      • (眠りこけるディンギーとは対象的に、鈴子の方はもぞもぞ寝返りをうったりしてる)
        (そのうち布団から這い出して戸を開ける音がした。隙間から電球の灯りが漏れる、ほどなくして水が流れる音。)
        (暗い夜だった。トイレから戻った鈴子が布団をもぞもぞさせる音がディンギーから)
        (離れた場所でする。暗闇と静寂が戻って来ると、外の雨の音がまた聞こえ始めた。)

        (暫くしてまたもぞもぞと、布団の動く音がする。) -- 四ヶ森 2012-02-03 (金) 00:41:48
      • (仄かに漏れる小さな明かりと水の流れる音に意識が引っ張られた)
        ……トイレ、か……(ぼんやりとそれだけ考えて再び目を閉じる。布団の音も離れた場所から聞こえるし、日々の教育の成果は上々のようだ)
        (やはり夜は睡眠を取る時間なのだ。それ以外の不埒なことなどするべきではない。なんてことを考えながら意識は夢の中へと溶けて行った)
        (再度聞こえる不穏な音など耳には入っていなかったのは、彼の油断のせいか―) -- ディンギー 2012-02-03 (金) 00:48:00
      • (もぞもぞと布団が蠕動する音が続く・・・それが眠りを妨げることはなく・・・。)
        やぬしさまー・・・
        (ねこけるディンギーの耳元で声だけがする、雨の夜である、月灯りも街の日もない窓辺は一辺の燐光もなく。まっくらで声以外はしない) -- 四ヶ森 2012-02-03 (金) 01:10:03
      • (声が聞こえる。最近ようやく聞きなれてきた少女の声。夢と現が溶けあった意識の水面に落ちる水滴のように、少女の声だけが無音の空間に響く)
        ん、ぅー……?(囁くような声に寝ぼけた頭で声を返した。返事とも言えないただの呻きのようなものではあったが)
        (その身に何が迫っているのか知りもせず、闇の中の声に意識を傾けた)
        …な、んだー……どしたー…? -- ディンギー 2012-02-03 (金) 01:21:07
      • (突然下から煽るようなライティングで、ぬぅっと暗闇に現れた顔は、牡丹灯篭か皿屋敷か。)
        (その恨めしさの原因について、誰もが思わず、後ろめたい記憶を振り返りもしや!?と思い)
        (そうになるくらい、布団を頭から被って、枕元に忍び寄ってきた鈴子の顔は恨めしそうな顔であった。) -- 四ヶ森 2012-02-03 (金) 01:25:55
      • うぉわぁっ!?
        (突如として視界に移りこんだ妖怪染みた恨めしさに満ちた鈴子の顔に声を一気に意識が覚醒する)
        んなっ、ちょっ………な、何さ?(跳ね起きようとも思ったがこのまま起きれば見事に鈴子と自分の頭が接触事故を起こすので思いとどまった)
        (つまり。此処まで近寄られ、上から覗き込まれた状態で起きるわけにも行かず、引きつった表情で間抜けな疑問を口にするしか出来ないのである)
        (正にまな板の上の鯉だ。鈴子にしてみればやりたい放題である) -- ディンギー 2012-02-03 (金) 01:39:03
      • ひっ!?そんなにびっくりしなくてもいいじゃないですかぁ
        (びっくりしてちょっと身を引いた鈴子の手元で、魔法のステッキの先がぼんやり光っている。)
        (四谷怪談の正体は、なんのことはない、懐中電灯代わりのこれが下から顔を照らしていただけだ。)
        もー・・・こっちのほうがびっくりですよぅ (あたりまえのように布団にもぐりこもうとしながら) -- 四ヶ森 2012-02-03 (金) 01:54:47
      • …んだよ、何事かと思った…(妖怪の正体見たりとばかりにため息一つ。やれやれと寝返りを打とうとして)
        って待て待て待て待て!!(何食わぬ顔で布団にもぐりこんでくる鈴子を阻止しつつ)
        何で布団にもぐりこもうとしてんの!?別々に寝るべきだって理解してくれたんじゃなかったの!?ナンデ!?同衾ナンデ!? -- ディンギー 2012-02-03 (金) 02:13:48
      • ふふふ・・・幼女犯すべし、慈悲は無い・・・むぎぅー! (阻止されて押し出されつつ)
        あーうー今日だけぇ今日だけは許してくださいよぅ〜ぁぁー・・・そんあにあっぱくはれると・・・ (がくーんと力が抜けて、押されるまま人形みたいに倒れこんだ) -- 四ヶ森 2012-02-03 (金) 02:18:22
      • インガオホー…ってんなわけねぇだろがい!(ぐいぐい押しだす)
        ってー…あら?(いつもなら押し出されようと果敢に布団にもぐりこんで来ようと抵抗する筈だが今日は様子が違う)
        …どうしたのさ。今日だけ、ってことは一応同衾は良くないってことは分かってんだよね?…そんでも何か理由があるなら言ってみな
        (鈴子のいつもと違う様子に、話だけでも聞いてやろうと思った。こういうところがこの男の貧乏籤の原因である) -- ディンギー 2012-02-03 (金) 02:22:55
      • あぉぅふぅぅぅ〜〜・・・わたしぃ〜雨がふるとぉ〜・・・ダメなんですぅ・・・、特に今日みたいな雨は・・・
        (いつも気の抜けた調子な鈴子がヘロヘロと、補足で説明することには、彼女の一族はとかく雨がふると、頭痛、めまい、吐き気、倦怠感、頭痛、腰痛、肩こり、生理不順、などを起こすことがあり、とくに頭痛はひどいので2回言いました。)
        というわけです・・・ぜひゅぅうう〜〜 (※抜ける、魂) -- 四ヶ森 2012-02-03 (金) 02:31:54
      • ……そりゃまた。何とも難儀な一族だな(はぁ、と顎鬚をさすりながらしかめっ面。ぐだる鈴子を見ても演技だとは思えない)
        ……ったく。しょうがないな。ほれ、布団入れ(ぐいぐいと布団の中へと押し込んで。自分は布団の外へと出る)
        同衾は無理でも、看病ぐらいはしてやれる。朝までついててやるから、しっかり寝ててよね
        (子供をあやすように、鈴子に掛けた布団をぽんぽんと叩く。さて、長い夜になりそうだ―) -- ディンギー 2012-02-03 (金) 02:40:32
      • (押し込められた布団を被るようにして顔を覗かせる鈴子。いやに大人しい)
        ・・・・・・・・・家主様が優しい人でよかったです。
        (まだ夜は肌寒い時節の雨の晩であったが、鈴子の額に、解かれた桃色の髪が少しばかり汗で張り付いていた。)
        (魔法のステッキが発する淡い燐光が照らす部屋の中。横に座るすこし不満顔なディンギーを見て)
        (安心したように、鈴子が目を閉じた。結局寝付くまで、暫くかかったけれど。その夜の鈴子は静かなものだった。)

        (体調不良のおかげで『元気になるには中出しが一番なんです!』というセリフはこの夜は使わずじまいで済んだのである。) -- 四ヶ森 2012-02-03 (金) 03:19:26
  • 木造ストラクチャ2階建て -- 2012-02-01 (水) 23:42:23
    • 家主様ーこのおうちすごく古い感じですけど、ここにはずっと長く住んでるんですかー?
      (鈴子が淹れたよくわからない葉っぱのお茶が湯のみから湯気を立てる。いちおう)
      (ハーブティとおぼしき香りがするので、へんなものではなさそうだ。)
      (鈴子も下宿してきた当初はさすがに緊張したり諸事細々、気を回したりしていたが)
      (まぁ色々あったり、なかったり・・・で、一週間もたたないうちに男1人暮らしの)
      (生活感溢れるボロアパートに実によく順応していた。生来の気質が家主と似たもの同士なのかもしれない)
      -- 四ヶ森 2012-02-01 (水) 23:42:38
      • んー、言うほど長くって感じでもないかな。この街に来てすぐだから何年だっけ…大体5年ぐらいかな?(思い出しつつ年数を指折り数え)
        (湯気を立てる湯呑みに口を近づけ、幾度か匂いを嗅いでから喉を潤した。普通の味であることに安堵の息を吐き出して顔を上げる)
        ま、俺の稼ぎで家賃払って行ける家となると贅沢は言えないんでね(苦笑いしつつ湯呑みを傾ける。こうして家事してるだけなら普通の子なのになぁ、とか思った) -- ディンギー 2012-02-01 (水) 23:51:23
      • (美味しいですか?魔女界特産の薬茶、ティンコカタクナールEXは。等と言うオチが付くこともなく、ふつーにハーブティであった。魔力補充にいいんだとか)
        5年ですかぁーあ、じゃあ他の住人さんとかはどうでしょうか? -- 四ヶ森 2012-02-02 (木) 00:02:17
      • 他の、っていうとこのアパートのってことか。どうだったっけな。確か隣の奴は2年ぐらい前に越して来たんだっけな…?(ふむ、と無精髭をさすりながら思い出す。特に話すことも無いような普通の青年だったような気がする)
        大体他の奴も出たり入ったりしてるけど、今の所全員男だった気がするな…あんまり覚えてないけどね(男の一人暮らしで隣人関係などある筈もない。苦笑いしてお茶を飲みほした)
        しかしまぁ…君が隣人に見つかったら何て言おうかな。親戚の子を預かった…とかか? -- ディンギー 2012-02-02 (木) 00:08:10
      • 男の人ばっかりのおうちですかー・・・そしたら、親戚の子はまずいとおもうです。
        私、声が結構大きいですからぁ、夜にアンアン言ってるのを聞かれた次の日に『親戚の子をあずかってます』なんて言ったら・・・やばいくないです?
        (お茶おかわりどうぞー) -- 四ヶ森 2012-02-02 (木) 00:18:54
      • へ?だって親戚の子って言い訳の定番じゃない?マズいなんt―(受け取ったお茶を盛大に吹き出して)
        何の声出すつもりだよ!!!夜は寝る時間だよ!声出すようなことなんてしねぇよ!!
        いいかい?夜は寝る時間だよ?寝てればいいんだ。その、運動とかそういうのは、うん。しないんだよ? -- ディンギー 2012-02-02 (木) 00:24:39
      • 噴出されたお茶をガードする魔法ー!(魔法のステッキでお茶を防いだ)
        声は出さないようにですねぇ、わかりました!こう、両手で口を押さえて必死で声が漏れないようにします!(モゴモゴモゴ) -- 四ヶ森 2012-02-02 (木) 00:31:21
      • 何だ其の限定的な魔法は…(びしょぬれになった服を脱ぎつつ)
        いやだから違うよ!?何だそのマニアックなシチュエーションは!(思わず想像してしまったので顔が赤くなる童貞)
        い、いいかい?俺みたいな歳の男が君みたいな子と、ってのは一般的には無いから!だからその、そっちから離れようか
        (直接的にセックスだの何だの言うのは恥ずかしいのでぼやかしつつ) -- ディンギー 2012-02-02 (木) 00:41:07
      • 大丈夫ですよ家主様ー、私はふつーの女の子じゃないです、魔法肉奴隷ですから!ミンナニハナイショダヨ!
        それでーどこから離れればいいですか?その?そっち? (笑顔) -- 四ヶ森 2012-02-02 (木) 00:50:00
      • 内緒も何も人に言えないよそんなの!俺の世間体が死ぬわ!!
        ぐっ、こ、この…!そっちっつったらアレしかないでしょうに!エロい方向の話から離れろってことだよ!
        (半泣きで顔真っ赤。童貞力全開のおっさんにこの羞恥プレイは早すぎた) -- ディンギー 2012-02-02 (木) 00:54:18
      • 家主様顔が真っ赤ですー・・・はい!セックスの方から離れるですね!はなれるです!
        ・・・あ、じゃあこういうのはどうでしょう、私は新型のダッチワイフということにされては・・・ -- 四ヶ森 2012-02-02 (木) 01:02:05
      • そ、そりゃ真っ赤にもなるだろ!こちとらその、何だ!そういう経験ないんだからさ!!(逆ギレ)
        どっちにしろアウトだよ!!ダッチワイフは一般的には異常性癖!異常性癖です!!
        しかもそれがロリタイプとかこれ役満だよ…(顔を覆う) -- ディンギー 2012-02-02 (木) 01:07:30
      • あわわわ・・・このままじゃ家主様が私のせいで社会的にアウトになるです!?ごめんなさい!今なんとかしますね!
        夫がオオアリクイのクイの部分に躓いて死んでから3年がたちました・・・(呪文)
        ほどほどに巨女魔法がかかりますように!(お願いします)
        (願いかなって、鈴子のペッタンボディがすーぱーそに子みたいなプロポーションに変態した!)
        (パンパンに張り詰めたシャツの胸元が、なおも膨張を続け。うすいブラウス生地のすぐ下で)
        (膨れ上がる双球は噴火直前のマグマ溜まり。不意にバツンッと、丸みを増した腰元でスカートホックが)
        (弾ける音がした、それを皮切りに圧倒的破壊力を宿した乳房が拘束具をビリッと突き破る)
        どうですか!?セーフですか!?(舞い散る、服だったもの・・・) -- 四ヶ森 2012-02-02 (木) 01:22:38
      • 何だその呪文は…頼むから家壊したりしないでよー(はぁ、とため息をつきつつ目の前の魔法少女のやることを見守る)
        は!?え、ちょ、えぇぇーーーーーっ!?!?(突如目の前の幼女はセクシーな女性へと変貌した。突然過ぎる出来事に目を見開いて)
        アウトォーーーーーッ!!!!(俺の理性の壁的に)
        ちょっ!待て!待って!!何それ!?っていうか!っていうか服!服着てくれーっ!!
        (齢30にして童貞のこの男には服を突き破ってまで自己主張する双丘と滑らかな絹のような肢体はあまりにも刺激が強すぎた)
        (首が千切れ飛ぶ勢いで顔を背けて叫ぶ。股間が張りつめて痛いことなど最早意識しても居られないぐらいに混乱していた) -- ディンギー 2012-02-02 (木) 01:29:26
      • アウトなんですかぁー!?たいへん!ごしゅじんが社会的におわっちゃう!
        ・・・・・・・・・ってあぁああパンツがッ!ひぃーお気に入りのピンク猫がのびのびのびーでピンクの豚にぃ!?のびちゃう!のびちゃうよぉ!
        (臀部を覆いきれずもはや食い込み、超ヒモ理論に基づき、ひも状にまで引きのばされた、女児パンツがあった。)
        (そしてパンツを救おうと勢いよく下着を引き摺り下ろす鈴子がいた。混乱が混乱を呼び、時はまさに大混乱時代であった、出会いがしらの挨拶はメダパニ) -- 四ヶ森 2012-02-02 (木) 01:40:23
      • (服を着るどころか更に脱ぎだす鈴子に男の理性のダムは既に結界寸前であった)
        おおおお落ち着け!落ち着いて良いからまず服を着るんだっ!!部屋の中で全裸になる奴があるかーーー!!
        (阿鼻叫喚の状況を何とか収めようとその辺にあったタオルを投げつける。これで身体を隠してくれなければこっちの身が持たない。ぶっ倒れてもおかしくない)
        (騒ぎを聞きつけて住人達が様子を見に来る前にどうにかして事態を収拾しなければ…!!) -- ディンギー 2012-02-02 (木) 01:55:29
      • だって、私のパンツがぁピンク猫がぁぁ〜・・・ああっもう伸び伸びに・・・うわっ!?前がみえません!あぶないですよ!家主さまー!
        (タオルで視界がふさがれてわたわたする鈴子。お約束の展開まであと30秒!) -- 四ヶ森 2012-02-02 (木) 02:09:20
      • リンちゃんの猫よりも今は俺の心がピンチだってーの!!ピンクの像飛んでるよ今!!(わけのわからないことを言いつつ15秒前)
        って、ちょっ―(5秒前。フラついた鈴子が足をもつれさせているのが確認出来た)
        まっ―(2秒前。バランスを崩した鈴子が此方に倒れてくる。柔らかな二つの膨らみが当たった気がしたが気にしている余裕はない)
        ぎゃーし!!!(0秒。派手な音を立てて鈴子と二人で床に倒れこんだ) -- ディンギー 2012-02-02 (木) 02:18:22
      • ッセーゾコラ!スッゾコラー!(チョット前から壁ドンしてたが、大混乱時代のあおりをうけてスルーされ続けていた、2年くらい前に引っ越してきた隣人A氏がドアを蹴破る!)
        (そして隣人A氏に目撃される、もはや隠すことではなく煽るためだけの布切れと貸した服を体にぶら下げたバッツンバツンな鈴子ともつれ合って床に倒れこむディンギー。)
        ・・・・・・・・・ごゆるりと
        (白昼堂々とほぼ全裸の女と抱き合う、隣人を見てみぬ振りする優しさが彼にも存在した。) -- 隣人A氏 2012-02-02 (木) 02:36:29
      • あふへぇー・・・(そしてこっちはお約束どおりの気絶中であった) -- 四ヶ森 2012-02-02 (木) 02:37:12
      • ってててて…あぁもう、何でこんなお約束な…(のしかかられた状態でなんとか上体だけを起こすと、此方を見て硬直し、意外な気遣いを見せて去って行く隣人A)
        アイエエエエ!!ナンデ!?リンジンナンデ!?(同居している少女の存在を知られた挙句に謎の誤解を受けたことによりディンギー=サンの思考回路はオーバーヒート寸前だ)
        くそっ、どう説明すりゃいいんだよこれ…あぁもうめんどくせぇ…っていうかまだ裸じゃねーか!!(今更当たり前な事実に気が付いて赤面)
        (取り敢えずタオルで簀巻きにして放置することに。鈴子が起きるまでの間、悶々とし続けたせいで彼女が目覚めた頃にはどことなくやつれて見えたとか) -- ディンギー 2012-02-02 (木) 02:44:44
  • (いつもと変わらぬ生活感あふれる八畳間。この部屋に自分以外の人間の姿があることにもある程度は慣れてきた)
    リンコちゃん、冒険大丈夫だったかい?…っていうか君冒険に出て大丈夫な年齢だったっけ? -- ディンギー 2012-02-01 (水) 20:58:19
    • え、あ・・・はい、中に出るとちょっと危ないかもしれないですー、その、一応生理はきてますので・・・ちょっとボテ腹プレイは体に負担がおおきいかもしれないです、ごめんなさい
      (万年出しっぱなしのコタツの脇に発掘品と見まがうばかりの、ドス黒い茶のなめし皮のカバンを開けてごにょごにょと作業しながら応える淫乱ピンク色の少女がいる。)
      (見た目の軽さに反して、喋りのトーンは落ち着いて上品な雰囲気すらある、話の内容は容赦なく最低である。) -- 四ヶ森 2012-02-01 (水) 21:09:19
      • 何の話してんの!?!?
        確かに君みたいな歳の子と関係するなんてそりゃある意味冒険だけども!!あぁ冒険ってそういう
        じゃねぇよ!!あぁでも一応大体の年齢は分かったわ…その歳でその知識…最近の子は進んでるんだな…(沈痛な面持ち) -- ディンギー 2012-02-01 (水) 21:14:01
      • あ、出るのは冒険でしたか、私はてっきり・・・ああぁ・・・ごめんなさい、気を抜いてるとつい・・・
        ああ、家主様が慢性腸捻転にかかったカリブーみたいな顔色に・・・・・・・・・だ、大丈夫です!ちゃんと中に何を出されるか分からない振りしますから、もう一度話しを降ってください! -- 四ヶ森 2012-02-01 (水) 21:20:31
      • 気を抜いてるとそっち方向に話が行くってどんな色の脳細胞してるんだ…(げんなり)
        よし分かった。今度は普通の受け答えを期待してるよ?パッと身普通の親子に見えるようなほのぼのした会話をしよう(よし、と頷き)
        えーっとー、冒険大丈夫だった?っていうか、冒険に出ても大丈夫な歳だったっけ?(棒読み) -- ディンギー 2012-02-01 (水) 21:37:23
      • えーとぉりん、まだ子供だから赤ちゃんできるとかわかんない〜
        (間が在った、いたたまれない間であった。)
        ・・・・・・・・・大丈夫でした、年齢は、先生がまぁ大丈夫だろうっていってましたです・・・ -- 四ヶ森 2012-02-01 (水) 21:42:14
      • (これ以上ないぐらいの怪訝な表情)
        大丈夫ならいいけどさ、気を付けなよ?まだまだ若いんだし、こんなとこで一生ものの傷とか洒落になんないからねぇ
        っつか適当だな先生!!魔法学校ってそんなフランクなとこなの…?大丈夫なのそれ… -- ディンギー 2012-02-01 (水) 21:49:25
      • いざとなったら奇跡も魔法もあるんだよ〜って先生言ってたからきっと大丈夫です!
        それに私の魔法はですねー怪我とかへいきなんですよー? -- 四ヶ森 2012-02-01 (水) 21:56:57
      • 平気…っていうとどういうことだい。そんな幾ら魔法だって行ってもすぐに怪我が治るわけじゃないんじゃ…?
        っていうかリンコちゃんの魔法ってそんな便利なものあったっけ…(思い出されるのは数々の微妙な魔法) -- ディンギー 2012-02-01 (水) 22:11:05
      • なにか微妙なものを思い出すような顔をしないでくださいよぅ・・・!あのえーと・・・
        私の魔法は変なのばっかりだけど、変身してもとに戻ると怪我とかは治ってるんですよ。 -- 四ヶ森 2012-02-01 (水) 22:19:38
      • いやだって微妙だろう!?マナティになるとか何の役に……って役に立ってるーーー!?
        はー…意外と便利なんだね。いやでもその為にマナティか……(天秤にかけてみると微妙だな、とか思いつつ)
        何かこう、もっと普通の魔法ないの?家事とかを助けるような便利なのとかさー -- ディンギー 2012-02-01 (水) 22:26:11
      • 家事ですかぁ?あ、はい魔法じゃないですけど知らない男に3万でやられてこいよ、とかは得意です! -- 四ヶ森 2012-02-01 (水) 22:35:17
      • ちょっと待てよ!!
        それ一番手ぇ出しちゃいけないトコだからね!?家計の助けにはなるけど自分の安売りダメゼッタイ
        ……頼むから俺と居る間は普通にしててね?帰ってきたら知らないおじさんとガッツンガッツンされてたりとかしたら俺心折れるし…(童貞には刺激が強すぎる的な意味で) -- ディンギー 2012-02-01 (水) 22:39:04
      • ご、ごめんなさいぃ!今まで私の秘密がバレちゃった事が無かったからつい地がでちゃうです・・・。
        (魔法少女ってことは別にみんなに内緒なわけじゃなかった。)
        はい、なるべく普通の魔法少女します・・・・・・・・・あの、家主様、普通の女の子はどんな人に体を売r -- 四ヶ森 2012-02-01 (水) 22:54:55
      • 売らないよ!?!?何で身体売ること自体に何の疑問もないのさ!?
        その言い方だと他の魔法少女も身体売ってナンボみたいな誤解を招くから止めてくれ…全国の男の夢のために -- ディンギー 2012-02-01 (水) 23:01:25
      • (てへぺろっミ☆) -- 四ヶ森 2012-02-01 (水) 23:07:08
      • (悪びれない少女の反応に肩を落とす。これからの毎日無事にやっていけるのだろうか、という不安からはとりあえず目を逸らすのだった) -- ディンギー 2012-02-01 (水) 23:10:46
  •   -- 2012-02-01 (水) 00:48:08
  •   -- 2012-02-01 (水) 00:48:05
  •   -- 2012-02-01 (水) 00:48:02
  • たっだいまー とりあえず名簿登録だけサクっと済ませてくっかー -- おっさん 2012-01-31 (火) 22:58:46
    • おかえりなさいませーお風呂でしますか?ごはんでしますか? -- 四ヶ森 2012-01-31 (火) 23:09:38
      • しねぇよ!!(ちゃぶ台ひっくり返しながら)
        百歩譲ってお風呂でしますか?の意味は分かるとしてもご飯でするって何だよ!斬新過ぎるわ!!
        俺そんなアブノーマルプレイに目覚めてなんかないのよ!? -- おっさん 2012-01-31 (火) 23:18:32
      • あふんっ!? ごめんなさい!酢飯をおなかにつめてイカ腹のイカ飯プレイだーなんて考えてごめんなさい!(ちゃぶ台と一緒にひっくり返りながら)
        でも私は家主様がいつアブノーマルに目覚めても体の準備だけはできてますから、体だけが取り得の能無しですからぁ! -- 四ヶ森 2012-01-31 (火) 23:27:58
      • イカ飯効果でイカ臭さも何時もの二倍!こりゃお得だって何言わせるんだよクソァ!(渋々引き起こしつつ)
        せめてアブノーマルに進む前に真っ当に初体験させてくださいお願いします(半泣き)
        あと名簿出来ました -- おっさん 2012-01-31 (火) 23:34:17
      • 家主様が童貞こじらせてるのは、私がいつでもガッツンガッツン使っていいんですよって言ってるのに手出してくれないからじゃないですかー・・・あ、どうもありがとうございます (引き起こされつつ)
        名簿シンプルですね!本当に何も考えてないことを見事に表現したかのようなシンプルさです!すごいです! (※嫌味のつもりはない)
        あ、それとメタい話なんですが、名簿の構成とかどうしましょうか、コメ欄共通にした方が居候感でますかね -- 四ヶ森 2012-01-31 (火) 23:40:36
      • 違うだろう!?初体験ってのはもっとこう…救われてなきゃいけないんだ。幸せで、あったかくて…
        ごるせー!どうせマジで何も考えてねぇよ!さっくり移植しただけだってーの!へーんだへーんだ
        あ、コメ欄は共通でいいんじゃないかなー。名簿も一緒くたにしても良い気すらしてきたよ -- おっさん 2012-01-31 (火) 23:45:42
      • そですね、とくに大量に書き込むような設定もないので名簿一緒でいいですね!
        家主様の名簿にこのコメ欄をはっつけて、その下に私が適当に自分の設定書いたりておいたりすればいいですよね -- 四ヶ森 2012-01-31 (火) 23:54:27
      • リンちゃんがそれで良いならこっちは全然おっけーよー こっちこそ設定なんてあって無いようなもんだしな!
        っちゅーわけで俺の名簿は今からリンちゃん用の砂場と化しました。好きに弄繰り回してください(まな板の上に寝転びながら) -- おっさん 2012-01-31 (火) 23:56:15
      • (オートリンクの魔法) -- 四ヶ森 2012-01-31 (火) 23:56:26
      • 了解です!それと、家とか家主様のどきどきビジュアルイメージがあると私がうれしいのですが
        流し台の横に洗濯機が付いてるフロトイレ付き築20年のワンルームアパートに
        ひょろりとまではいかないが、ちょろりとした背格好の冴えない男が住んでいる。放埓に伸びた髪は
        散髪を久しく忘れたわけでなく、ある種の美意識の元に整えられたものであるらしい。
        的なやつなんかありませんかー、ちなみに私は家屋物件に関しては広さや様式とかとくにこだわりません、ああー男の1人暮らしだ・・・って臭いが染みてる感じがあればなんでもいいです -- 四ヶ森 2012-02-01 (水) 00:04:03
      • すげぇ…リンちゃんが魔女っ子っぽいことしてんの初めて見た… -- おっさん 2012-02-01 (水) 00:04:06
      • えーっとだなー。家のイメージとしては築30年ぐらいのボロっちいアパートの一室(和室)年中出しっぱなしのこたつが哀愁を誘う感じでー
        俺本人のイメージとしては正にそんな感じよ。適当な服に適当な髪型。伸び過ぎた襟足を後ろで縛ってる感じかな
        身長180近くあるけど猫背なせいで175程度にしか見えないとかそんな頼りなーい感じの冴えないおじさんだよ -- おっさん 2012-02-01 (水) 00:12:01
      • やっふーい!ナイスくたびれたおっさん!そして私はカラーリングがまんまgdgd妖精のピクちゃんみたいな魔法少女然とした格好してます。
        これはなかなかドラマチックな絵になりそうなコンビになりそうですよ
        侘び寂び的なおっさんとパステルカラー魔法少女、どうころんでもドラマティックな展開しか待ち受けない2人が
        ひたすら日常系かけあい漫才ギャグ展開! -- 四ヶ森 2012-02-01 (水) 00:18:59
      • 隣に並んでると俺どう考えても犯罪者だな…いや15やそこらの女の子と同居とか犯罪以外の何物でもないじゃんこれ!
        俺は童貞を守りきり魔法使いになることが出来るのかって意味ではある意味ドラマチックだと思う! -- おっさん 2012-02-01 (水) 00:23:53
      • その展開だと、家主様が29歳だったらある意味一緒に卒業試験でしたね!
        あ、あと相談用のコメ欄とかいりますかー? -- 四ヶ森 2012-02-01 (水) 00:27:51
      • メタ的にグダグダする意味ではあった方が気が楽かもしんないね!期間短いわけだしつけといた方がいいかもー -- おっさん 2012-02-01 (水) 00:29:24
      • じゃあ私のコメ欄をそのままメタ相談用に流量しましょう、ページも一緒によし・・・これで心置きなくうごきまくれる -- 四ヶ森 2012-02-01 (水) 00:33:05
      • いっそメタな話も名簿でだらだらすればいいじゃないって、悪い省エネ思考がよぎりましたが
        それだと今までのキャラとなにも変わらなくなるので、メタ相談ようはわけておきましょう・・・ -- 四ヶ森 2012-02-01 (水) 00:38:37
      • いっそメタな話も名簿でだらだらすればいいじゃないって、悪い省エネ思考がよぎりましたが
        それだと今までのキャラとなにも変わらなくなるので、メタ相談ようはわけておきましょう・・・ -- 四ヶ森 2012-02-01 (水) 00:38:38
      • よし、これで準備は整ったな…俺何もしてねぇけど
        ともかくあとは好き放題やりまくるだけだ!!ひゃっはー!やりたい放題だー!! -- ディンギー 2012-02-01 (水) 00:40:00
  •   -- 2012-01-31 (火) 22:58:27
  •   -- 2012-01-31 (火) 22:58:24
  •   -- 2012-01-31 (火) 22:58:21
  • どうなるかは分からんが取り敢えず今日はおやすみー -- おっさん 2012-01-31 (火) 01:43:07
    • ぬあっすれ違ってた!?おきたら下のコメ確認お願いします(服を脱ぎながら) -- 四ヶ森 2012-01-31 (火) 01:59:07
      • あーたーらしーいーあーさがきったー   朝なんか来なければいいのになぁ…おはよう
        というわけで回答させていただこう(仕切りを置いてみないようにしながら)RPは相手の反応に合わせて臨機応変にするスタイルかなぁ。1行での短文もあれば3〜5行での長文も全然行けるよ
        シナリオか漫才かと聞かれるとどっちも好きと答えてしまうこの優柔不断さ。自キャラにはシナリオ用意してそれをトレースしていく派。相手の子のシナリオにかかわれるんなら積極的に関わりに行くよ
        しかしかといって何も考えない漫才が嫌いかと言われると大好物だこの野郎と答えざるを得ないわけで…要するにどっちでもいいのよ。もうやりたいこと全部やっちまおうぜ!!!! -- おっさん 2012-01-31 (火) 06:27:40
      • 何せ本編の期間がたった12日!しかも明日から開始ってせわしなさなんですぜ御主人!
        だから、背景設定だけはてんこ盛りでも、やることは厳選していかないと・・・!
        なので、とりあえず出会いパート省いて、いきなり日常パートから開始とかどうですかね -- 四ヶ森 2012-01-31 (火) 06:35:01
      • こりゃもうやれることはガンガンやってかないとな!あとで後悔するよりやっちまった方が楽だしー
        っつーわけで全然良いのよ。シナリオ組むなら1週間ぐらいドタバタしてそっから突入って感じかねぇ…その辺の按配は任せた。このオッサンにシナリオなぞ無いからなぁ
        むしろ今から出会いパートやってもいい勢いだぞおっさんは -- おっさん 2012-01-31 (火) 06:47:26
      • >シナリオ組むなら1週間ぐらいドタバタ
        手の込んだシナリオには確実に事前の積み重ねがないと性交はおぼつかないですからね、たしかに。
        やってるうちに思いつくこともありますので、ちなみに今から出会いパートやると私が中身の精神ごと臨終しますので、やるなら今夜ね!?
        あ、あと、お風呂入ってたら、お背中おながししまーすって押しかけてくるまでは共通テンプレですが
        クール系じゃない、カワイイ顔なのに至極あたりまえに体で泡踊りな荒い方としてくるのと
        し、しつれいします・・・とかいいながら、恥らいつつ体密着に阿波踊りしてくるのと、
        はいーやっさっ!同じアホなら踊らにゃソンソン!って軽快なBGMに乗せて体密着洗いしてくるの、どれが好みですか -- 四ヶ森 2012-01-31 (火) 07:01:15
      • その誤字絶対わざとだよね?事前の積み重ねをじっくりして交わるってあぁそういう
        今夜はスタートが23時近くからになるのでご了承願いたい!今夜からやるならやっぱ日常からかなー
        その選択肢何かおかしくないですかね!?最後とかエロスの欠片もないじゃないですかー!!こっちも一緒に踊りだす流れになりそうだから却下!却下です!
        選べというのなら2が好みっちゃぁ好みだけどそっちの設定的には1なのかねぇ -- おっさん 2012-01-31 (火) 07:12:55
      • 3は確実に私の顔がサイテイさんになりますね、確実に。ちなみに恥じらいながらも抵抗はしないとかいうのは、とっても大好きなカテゴリーなので、まったく問題ありません。
        したらば、私は恥らいながら痴態を晒し、恥ずかしいなら辞めろよ!って突っ込まれたら、え?って真顔で聞き返すような、そんな、頭のクロック周波数足りてない子にしますね!
        では23時前後に、ご主人様ー今日は異物挿入にうってつけな感じのイイ、おナスとキュウリが買えましたーから始まるような方向性でひねってみます、頭。
        そしていまはねる -- 四ヶ森 2012-01-31 (火) 07:21:31
      • しからばその方向でドタバタしてみようかー アホの子いいよね…いい…
        ではそんな野菜への冒涜はよせと切々と説く感じでー うむ、おやすみー
        最後にもう一個!やりたいようにやればいいのよ?無理してモチベ下がるよりは全力で突き抜けた方がこういう企画は楽しいものだから!おやすみー -- おっさん 2012-01-31 (火) 07:33:24
  • 何かどんどん決まってくねぇ。こりゃマジで俺の出番ないかな!
    アレならさっさと家主側に見切り付けて魔女側で滑り込むのもありか…? -- おっさん 2012-01-31 (火) 00:41:16
    • 魔法おっさん!? -- 2012-01-31 (火) 00:41:47
      • こんなのが転がり込んで来てもロマンスの欠片もねぇよ!嬉しくもなんともねぇよ!!
        男二人でダラダラする日常とか誰に需要があるんだっつーの!すいません僕ノーマルなんでホモはちょっと… -- おっさん 2012-01-31 (火) 00:42:54
      • 魔女は男の子れもいいそうらよ -- 名簿/383777 2012-01-31 (火) 00:43:07
      • 女家主の所にヒモになりに行こうぜ! -- 2012-01-31 (火) 00:43:47
      • 男でも良いとは言うがせめてショタだろうそこは…こんな中年に片足突っ込んだオッサンが「修行中です☆」とかそれただの落ちこぼれじゃねーか!!
        二度目の人生頑張るぞ!みたいなちょっと重たい話とか誰も求めてねぇよ!!
        あ、でもヒモになりに行くのはいいな… -- おっさん 2012-01-31 (火) 00:45:40
      • でも女宿主って殆んど居なくねこれ -- おっさん 2012-01-31 (火) 00:52:27
      • 宿主って書くと本気でヒモみたいで酷いなこれ パラサイトパラサイト -- おっさん 2012-01-31 (火) 00:52:54
      • ほとんど男だけど気にしない -- 2012-01-31 (火) 00:54:43
      • よし、ここは魔女側の案も練りこんでおこう…!!
        でもこの仮名簿も誰か来たときのために残しておこう…そんな保険をかけて橋を渡る俺を笑わば笑えこやす -- おっさん 2012-01-31 (火) 00:59:10
      • 若いうちにがむしゃらに働き、こどもの手もかからなくなりふと立ち止まったとき、これでいいのだろうかって思うサラリーマン世代には受けると思うが? -- 名簿/383777 2012-01-31 (火) 01:02:28
      • そこまで歳食ったこやすなんて居んの!?……居ないよね?居たらそれはそれで面白そうではあるが
        とりあえず魔女の場合はどうしよっかなーっとうnうn -- おっさん 2012-01-31 (火) 01:03:44
      • (こやすの中には孫が居るこやすも居るんだ… 僕じゃないけど) -- exp013929.png 2012-01-31 (火) 01:05:42
      • マジで!?想像以上の幅広さに脱帽だよ…っていうか何で君ら集まってきてんのさ!
        どうせなら魔女の子が良いとか思ったりなんかしてねぇからな!お茶ぐらいしか出せないけどゆっくりしてけよな! -- おっさん 2012-01-31 (火) 01:09:04
      • しかし魔女案練ってみたけど大概のパターン出尽くしてるんじゃねぇかなこれ…
        俺の貧困な発想力ではどう足掻いても…これは…キャラ被り… -- おっさん 2012-01-31 (火) 01:12:19
      • おじさーん、魔法使い(暗喩)のおじさーん、ことあるごとに、自分を肉穴扱いさせようとする
        頭がかわいそうな魔法少女を調教して肉奴隷から家事奴隷にする社会復帰ハートフルラブコメディとかどう?
        尻assルートとツッコミは死んだルートの2通りがある -- 四ヶ森 2012-01-31 (火) 01:13:15
      • ふむ、魔女のほうにいくのか(はさみを置いてゆく) -- 名簿/383777 2012-01-31 (火) 01:16:18
      • 誰が童貞だこの野郎!!!!!って何か凄いのきたー!?
        尻assってそれ俺が掘られる方かよ!?やめろよホモセックス!!肛門は出す所であって入れる場所ではないのよ?
        それはそうと俺エロール出来ないんだけどそれでもいいの…? -- おっさん 2012-01-31 (火) 01:17:43
      • それじゃあ買い物行ってきますねご主人様、ローターのスイッチは机の上においておきましたから、隙を見計らって押してくださいね。
        とかやるので只管スルーしていただくことになる・・・青年誌的スケベまではOK? -- 四ヶ森 2012-01-31 (火) 01:21:56
      • 好奇心に負けてつい押してしまって買い物から帰って来た魔女っ子を見て激しく後悔する未来が見える…
        ネタ寄りのエロなら大歓迎だよ来いよベネット!!ただ間違いなく本番までは出来ないのでそこだけ勘弁して欲しい! -- おっさん 2012-01-31 (火) 01:24:39
      • (恍惚とした顔で内股前かがみで、生まれたての仔鹿な振動とともに玄関に立つ少女)
        あ、じゃあエンディングで童貞もらうのを目標にします -- 四ヶ森 2012-01-31 (火) 01:27:29
      • (少女を見て後悔で目の前が真っ暗になるおっさん。何かを勘違いした少女の視線が痛い)
        ラブコメ的ドタバタ…いいよね…そういうのなら大好物だ!うむ、!何だか興奮してきたよ! -- おっさん 2012-01-31 (火) 01:30:53
      • よっしゃー!宿主ゲットだぜー!あとわりと事前に方向性とかたしかめておくと気が楽な達なんだですが
        RPの方向性確認とか、なにかイメージするものあるかなーとか、シナリオ重視しますかーとかそれとも掛け合い漫才みたいなのがいいやとか
        そういうのの確認してもいいですかねー、あと今更ながら突然おじゃましてます -- 四ヶ森 2012-01-31 (火) 01:45:36
  • 今思ったけどこれ家主の方が多いじゃん…おっさん居る意味ないじゃん… -- おっさん 2012-01-30 (月) 00:03:58
    • まぁいっかー 物好きな子がいればいいねぇ -- おっさん 2012-01-30 (月) 00:04:23
      • 相性の問題もあゆから、意味が無いということは無いのではらいかね? -- 名簿/383777 2012-01-30 (月) 03:08:55
      • しかしだねキカテンちゃんよ。あんだけ候補が居て敢えてこんなとこに来る人って相当物好きじゃねーの?
        っつかだな!朝起きて「コメ欄動いてる!勧誘来たんですか!?やったーーーー!!」とか思った俺のこの喜びをどうしてくれるんだキカテンちゃん -- おっさん 2012-01-30 (月) 10:47:30
      • こんなこと言うと「引き取り専門とか言いつつやっぱ期待してんじゃん」とか思われてやだなにこれ恥ずかしい!
        違うかんね!俺そんなこと思ってないし!!でも声をかけられると喜ぶ可愛い可愛い愛玩動物のようなものなんです
        こんな動物要らないって?ですよねー -- おっさん 2012-01-30 (月) 10:54:09

Last-modified: 2012-02-13 Mon 03:13:01 JST (4456d)