- 魔導技研仮設研究塔
- 受付
- 講堂 --
- …といった解読不能な書き置きが所内に残されていたのです。
これはある種の暗号、我々への挑戦状だとすれば研究する価値があるのではないでしょうか!? -- 名もなき所員
- 考えすぎだろう……単に誰かのメモ書きだったんじゃないか?(消しながら) -- 所員
出来事 †
- 黄金暦171年9月
- 保管庫前 --
- ……教授、あれが噂の品ですか?
(施設内の一時保管庫へと慎重に運び込まれる品を遠目に眺め、傍らに佇む紳士然とした老齢の男へと眼鏡の青年が問い掛けた) -- 研究員
- ……そのようじゃな、設備は一応整ったのもあって移送され始めたか。(静かに肯定の言葉を紡ぎ、同様に視線を向ける老境の研究者)
神器と呼ばれるものを始めとして、六界輪転鼓のように現代では未だに再現しきれぬ品々じゃ……(老いたとはいえ研究者としてはあれらを間近で調べられるというのは心躍るものは確かにある) (しかし、ああいった研究対象が運び込まれる手筈が早々簡単に整うのか……この魔導技研はどうにも謎が多い) (禍々しくもある研究塔をちらりと眺め、拭えぬ一抹の不信感を抱えながら傍らの愛弟子と共に与えられた研究室へと向かった) -- エイフマン
- いやー……凄いですよねー!正直僕なんかは今からわくわくしていますよー!(思案に耽るエイフマンの様子にも気づかず能天気に)
ん、あれは……鶏?(一見家畜のようなものも運び込まれるのが見えて首を傾げる) …あ、待ってくださいよー。教授ー!(何時の間にか移動を始めたエイフマンの後に慌てて続いた) -- 研究員
- 黄金暦172年2月
- 受付
- …武器強化の類の魔化が出来る者を探している(布に包まれた長細い荷物を抱えた青髪の女は施設の受付に訪れると淡々とした口調で希望を述べた) -- ヴォーリャ
- …つまり、ご依頼ですか。此方をご記入の上で少々お待ち下さい、携帯可能なクラスの武具ですね……(依頼詳細や名前などの必要事項の記入を促しながら専攻の近い手隙の研究員を検索し) -- 受付員
- ……任せる。品はこれだ、東方伝来の刀…無銘だが悪くは無い品だ。(手早く記入を終えると無表情に白い包みと共に委ね、待つ事にする) -- ヴォーリャ
- (それほど時間を置かずにロビーへと白衣の人物が現れる)
…お待たせして申し訳ない、ヴォーリャさん。ケンキだ。(挨拶も程々に本題へ) 用件が刀への魔力付与関連であればこのまま私が担当する事になるだろう……今は予定も然程詰まっていないからね。(自身の研究室へと案内していく) -- 研究員
- ……希望は単純だ。
高速戦闘に耐え得る刀の強度と切れ味……魔術対策も可能なら最善だが。 ……出来るか? -- ヴォーリャ
- ……いやはや。まあ、剣士らしく分かり易い希望ではあるな
不破に鋭刃、倍速や破魔……欲張りすぎでないかね?(苦笑しながら) 器となる刀そのものは悪くないし、付与最中に壊れる事は無いだろうが…善処はしよう ただ、これだけの付与となれば無料とはね……流石に高く付くぞ? それこそ一山当てた冒険者でも苦労する程度に -- 研究員
- 構わん……身体で返す。完成までどの程度掛かる? -- ヴォーリャ
- …!?(口に含んでいたお茶を噴いた) -- 研究員
- 勘違いするな……被験体となる、そういう意味だ。 -- ヴォーリャ
- あー……なるほど。しかし、よく知っているね…この辺りの組合でまだその手の募集告知は出ていなかったはずだが
まあ、いいか。今回の依頼の対価として等価程度となると……概算でもかなり付き合って貰う事になるだろう。 後で守秘の義務等の説明と共に正式な取り決めを契約書に血判して貰う事になる筈だから、値切るとか直接交渉はそちらで頼むよ?(肩を竦めた) -- 研究員
- ……分かった。(相変わらず無表情に頷いて、詳細を詰めていった) -- ヴォーリャ
保管庫 †
M001 六界輪転鼓 †
- それじゃあこの先使うこともなさそうなアイテムと、それに付随するシナリオでも……。
六界輪転鼓。 形状は巨大なペンタグラム。雷神の太鼓のように背面装備。背負っているわけではなく自力で浮遊しており、装備者もそれに合わせて浮遊。五芒星の頂点には5色のサモナイト石がそれぞれはまっている。
高度な召還技術と機械技術によって制作された逸品。5つの世界へ自在に呼びかけることができ、高速召還、複数召還の補助をしてくれる機能がある。 更に互いを増幅する機能も持ちあわせていて、通常召還できないような相手に呼びかけることすらも可能。 「召還弾幕」 「六道輪廻」 「Sランク召喚獣同時召喚」 等々、様々な必殺技も考えられていた。
シナリオ。 街に存在するそれぞれの世界に縁ありそうなところを訪れて制圧。世界との距離を縮め、その後輪転鼓の力を使って世界そのものを引き寄せて世界の融合を目論んでいた。 背景として鉱山の落盤事故があり、落盤によって巨大なサモナイト石鉱脈がたった一人の女に発見される。 手始めにその鉱脈を召喚してから、鉱脈を使って世界と誓約しようと考えていた。 -- ジュエル
M002-011 偉大なる神に纏わる神器 †
- それでは昔つくろうと思ったけど、わしに作れるはずもなかった! というSRCからいくつか。
かつて神の世界から盗みの神が盗みだし、それを得たがゆえに無比なる神と化したという逸話がある神器じゃよ。
強壮たる幻影 鏡。 目のメタファー(かも) 魔術的なバーサーカー状態にしてくれる逸品。精神は到底その生物が到達できぬ位階に到達し、自動で精神を修復してくれる優れもの。 ただし、見境もなくなるしえらい勢いで体力がなくなっていくから注意じゃな。
脈動する宮殿 珠 多分心臓か子宮のメタファーだったように思う。 これを持っている限り、極限の再生力を会得することが出来る。どれだけ殴られても平気じゃ。 ただし「経験」を燃料にしているので、持っている本人はだんだん弱くなっていくがの。
慰みの掌 燭台 手のメタファー。同時に、自慰のメタファーじゃ。 見えぬものを見えるようにしてくれ、また魅了する力を持ち。灯る火は実のところ、あらゆるエレメントを内包しておる。 しかしこれを持っているとえらく目立ち、優先して攻撃する対象とみなされる。
白炎の黒竜 槍 男根のメタファー 全ての魔力を変換して、強力な白炎を吹きつけることが出来る。征服をそそのかす槍じゃ。 ただし攻撃は女性にしか効果がない。
蒼穹を貪る顎 斧 顎のメタファー 超強力な斧じゃ。その名が示すとおり、ただ振るうだけでも空の青を裂くとも言われておる。 ただしえらく重いし、攻撃範囲は融通がきかん。
叛く者の背骨 剣 背骨のメタファー 否定に否定を重ねる剣 あまり考えてなかったから特にコレといって書く事がない。
楽園に走る亀裂 盾 女性器のメタファー 持ち運びできる「世界の裂け目」。あらゆる攻撃は次元の狭間におちて無効化される。瘴気も漏れ出してくるので、それでダメージもあるな。男性にしか効果はないが。 これを持っていると女性とみなされ、さらに性格が傲慢になる。
夢と現実の境界 鎧 子宮か、皮膚のメタファーだったかもしれない 装備したものを世界から隔絶することで、絶対の安全を保証してくれる逸品じゃ。 ただし全くといっていいほど動けなくなる。
欲望に縋るもの ローブ 体毛のメタファー……? 空間から隙間をなくそうとばかりに勝手に広がっていく布。切っても切っても再生するので結構防御してくれる。 ただし視界はえらく悪くなるが。
穢しあう者たち 杯 多分セックス、あるいは口のメタファー 攻撃した相手からあらゆるエネルギーを吸収することが出来る能力を持つ ただし攻撃する際にあらゆるエネルギーを消費する
なんだか偉大な神の肉体から作られた、とか、そういう設定もあった気がする。 -- ンガ
M012 金の卵を産む雄鶏 †
- 『金の卵を産む鶏』
1日に1握鳩の餌を食べて金色の鶏卵を生む鶏 生命を自在にする神のごとき存在が「お前頭イイナ!ゼンゼン気付かんかった!」という言葉と共に生みだしたと伝えられる 卵を産ませ過ぎると『ペレストロイカ!』と叫んで絶命する 千葉県原産、卵を産むのに見た目は雄鶏 -- カワイ
M013-015 遊戯の絵札とその魔性 †
- トランプの魔王【スペード】
M016 駆除器 †
- 『駆除器』
黄金歴で数十年前この街に居た少女が所持していた武器である(少女が抱えている板状の物体がそれ) この街界隈では珍しくもない異世界よりの技術の一つ、その威力も特筆すべきものではなかったという しかし人々が持ち主の少女の存在もその武器の事も忘れ去ってから、皮肉にもこの兵器は本来の力を取り戻す 少女のいた異世界とは、この世界が行き着くかもしれない数千年先の未来、少女の携えていた武器はその未来の兵器 魔法という概念すら失われた世界で9分9厘までを純然たる高度工業技術と科学によって作られた この時代の人間では分析はおろか破壊すら不可能な構造と加工を施された兵器 --
- しかしこの兵器は人の手にあるうちは驚くほどに従順な道具となり
弾切れは起こらず(射線上にあるすべての原子・分子を押しのける技術が確立し現在はまだ発見されていない重原子を加速射出することで対象を破壊するため、実質的に弾数は無制限である) 電気的な刺激さえ与えればその威力を与えられた量の3乗倍に巨大な出力を射出する (量子変位発電器の働きによる、分子単位に組まれたこの機構を破壊する事無く見る事自体高い技術力を要する) 強力で壊れずまったく都合のいい武器である --
- さらにこの武器には特筆すべき効果がある、一切魔法や神秘的な術が施されていないこの兵器は
精霊や神といった神秘的存在に対して、致命的なダメージを与えられるものであるらしい あらゆる非科学的存在を駆除するための道具、その意味で「駆除器」と呼ばれる --
搬入口 †
- 企画室
//アイデア置き場……埃を被ったまま眠っている黒歴史っぽいアイテム設定とか投下していいのよ!
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