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どうなったのかは分からないが、少なくとも帰っては居ないようだ
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左肩にある三角形の痣がこの名前の由来である 本名は名乗らないし、あるかどうかも分からない さらに年齢・経歴・家族の有無なども不詳である 確かな事は唯一つ、どこにでもいる冒険者の一人だと言う事である 食べ物の味と傷の痛みでのみ生きている事を感じられるらしい
自ら広めている訳ではないので余り知られていないが、彼女は死なない 正確には、体の生命活動が停止した部分が暫くすると復活してしまうのである 時間が来ると切断された手足は急激に生え、開いた傷は見る間にふさがってしまう 首を切り落とされたり、脳や心臓を破壊されても例外なく治る 脳を破壊されない限りは、自発的な場合を除き意識を失わない 窒息や毒に因る傷害もまた、結局は体細胞の死である為復活が可能 ただ身体能力や体の頑丈さは普通の人間と変わらない上に、水銀を投与されると再生に必要な時間が丸一日に増えてしまう 更に無機物で蓋や仕切りをされていると、その部分の再生能力が働かなくなる バラバラにされた場合最も大きな破片から再生していくが、細切れにされたり消化吸収された部分はもはやただの肉となってしまう
さほど目新しい戦い方はしない 武器によって多少は変わるが、とりあえず斬る・殴る・蹴るとごく一般的である 唯一、滅多な事では死なない事を生かした半ノーガード戦法のみが特徴だと言えるだろう
ショートカットの薄い赤紫の髪に赤い瞳、全体的に色素が薄い 釣り眼気味だが良くニヤニヤしているので余りきつくは見えないかもしれない どうせ治るから、と言う理由で硬い鎧などは身につけておらず、身軽な格好を好む 塗りってどうやるのん スッとしたら描いて貰えたちょっと柔らか目っぽいあたし
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