ビキウト家出身 ルリラレリル・ラールリー 312670 †
ID: | 312670 |
名前: | ルリラレリル・ラールリー |
出身家: | ビキウト |
年齢: | 15 |
性別: | |
前職: | |
理由: | |
状態: | |
その他: | ステータス/戦歴 |
黄金歴128年9月 †
痛くはなかった。
受身もばっちり。
一発で極楽に逝ってそうなやられ方。
死んだフリもうまい事いった。
流石トレジャーハンター。
おまけの血糊を撒き散らした私を見て仲間達は顔を引きつらせ逃げてゆく。
サソリも獲物を逃がすかと追いかけその場には私一人が残される。
うまく行き過ぎて笑いを堪えるのが大変だった。
さて、そろそろ約束の場所へ行くとするかな。
マントを羽織りフードを目深に被った人物が佇んでるのが見えた。
丘を登りながら観察するも表情も体格もその装いのため皆目見当もつかない。
だが私はその人物が誰だか分かっていた。
この時間この場所にいる人間はひとりしかいない。ここが約束の場所だからだ。
念のため視線を下へずらし互い違いのブーツを確認するとこう尋ねた。
「死ねたん?」
「まぁ死んでないのはすぐバレるやろうけど」
「ふーん。で、呼び出したからにはちゃんと見つけたんやろうね?」
関所の日誌 黄金歴128年9月○日 †
雨。今日はいつにも増してひどい豪雨。
特筆事項はなし。
大荷物を担いだ商人と双子の姉妹、子連れの男の3組の通行を確認。
子連れの男は何かワケありといった様子だ。
女房にでも逃げられたか。
これまでの記憶 †
覚えていることだけを簡単に記す
- とある田舎町で生を受ける
- 非常に近しい姉妹が一人いる←本当に近い
- 貧しいながら食事は三食きちんと与えられ、おやつまで付いていた
- 教育は途中までは受けていた
- 母親に「パパは遠くへ行った」と聞かされその日のうちに逃げるように町を去る
- 行き着いたどの町にも長くは滞在しなかった
- 命の危険を感じること数知れず
- 母がよく歌っていた古い歌の歌詞
- 雨降り峠で長靴はけば
風が吹くよと女が叫ぶ
風が吹いたら女を斬ろう
血濡れの剣を雨で洗い
再び雨降り峠を歩き出す
- これまでのことの謝罪を述べ、ある品を自分たち姉妹に託し母は息を引き取った
- この出来事により姉とは別行動をとることにした
私じゃん †
- 普段は温和な性格であるが一度怒ると止まらない
- 自称トレジャーハンター
- 聞きかじりの知識や変な思い込みからゴミでも財宝に見えてしまう
- 妙なプライドからか知ったかを披露することもある
- さらに適当なことを吐く
- 変な格好 主に靴
- 「るりら れりる」 と区切ると言い易いと思う
うら †