グンマ家出身 ミドリ・ミナカミ 326717 Edit

ID:326717
名前:ミドリ・ミナカミ
出身家:グンマ
年齢:三十二うそついちゃだめっ
性別:
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前職:
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理由:
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状態:
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方針:
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難易度:
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結婚相手:アネト /
その他:ステータス/戦歴
テーマ:

おはようからさようなら Edit


思いもかけない偶然が歴史的な発見につながることは少なくない
偶然とはまったく未知の結果をもたらすのだ
偶然は人にとって有用でもあり、厄介なものでもある

なぜなら、すべてが「偶然に、思いがけない幸運な発見や発明をする才能」(セレンディピティ)に沿うものではないからだ



こんにちは Edit

とある日、1人の研究者が偶然に巨大な力を生みだす本を完成させました
その本はとても強力で、その本を使えば一国の主になれるほどでした
各国は使者を使わせ、研究者を引き入れようとしました

しかし、研究者は断り続けました。この偶然の産物がどう利用されるかをわかっていたからです
そして、断り続けた自分に対して各国がこの後どういう仕打ちをするかも知っていました

命を賭してでもこの本は末梢しなければならない、この力はとても危険だ
そう考えた研究者は本を暖炉に投げ込みました。自らを省みずに持てる力と魔法をすべて撃ち込み、本を灰燼に帰さしめようとしました

数時間後、昏倒していた研究者は兵隊の足音で目を覚ましました。そして、暖炉で見たものは傷一つないとても奇麗な本でした


おはよう Edit

多くの国がその本を巡り、争いました
魔術師たちは本の巨大な力を引き出し、強大な力を誇示。そしてその力を戦争へつぎ込みました

戦が起きるたびにその本は血で染まっていき、さらに強い力をつけていくことに使用者は喜び、そして疑問に思いませんでした
暗殺や強奪が繰り返され、数多くの人の手に渡りながら肥大した力を持った本にある時異変がおきました

本が光り輝き人ならざる者、闇や悪、冥界を象徴とする邪神族と魔人族が現れたのです
彼らは人を生きる屍に変え、数々の王国を滅ぼし世界を手に入れる橋頭保を作り上げました
とある研究者が偶然に生成した本、それは侵略の書と呼ばれる侵略がつづられた本のフォモール族の部分だったのです

この人ならざる者たちの討伐に立ちあがったのがトゥアハ・デ・ダ………



「いいから本題に入ってくれないかしら?」
「つ、つれないわねぇ…」
ミドリは不機嫌な様子で神話を語っていたベレー帽の女性に言い放った

さようなら Edit


「助けてくれたことは感謝するけど神話まで聞かせて私に何をしろと言うのよ?」
ベレー帽の女は不敵な笑みを浮かべて話した
「それじゃ簡潔に話しましょう。侵略の書が復活して大ピンチ、ダグザの大釜から作りだされた力を受け継いでるあなたの力が必要なの」

ミドリは力という単語について一瞬考えたがすぐに理解ができた
「この眼が…その力かしら?」
「そう、今回助けてあげた代償にやってほしい事があってね…」
ベレー帽の女性はミドリに魔法で圧縮された袋を手渡し、先ほどとはうって変わって花がほころんだ様な笑みを見せた
「その中にやってほしい事が書いてあるの、時間はたっぷりあるからよろしくね。それじゃ、また」
と言うだけ言ってベレー帽の女性はミドリの足元へ空間をつなげる魔法、ポータルを撃ち込んだ
「やってほしいこと…ねぇぇぇぇぇぇ!?」
受け取った瞬間足元にポータルが開かれ、質問する暇もなくミドリはどこかへの空間へ落ちて行った…



ハローワールド Edit

そして彼女は旅に出た

愛する者と、世界を巡る旅へ

この街で出会った幾多の人との出会いとを胸に、ベレー帽の女性から頼まれたことをとりあえず程度で胸に


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石破ラブラブ天驚修正スイッチ

お名前:
  •   -- 2009-11-13 (金) 16:24:07

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それなりに詳細なこと Edit

ミドリについて Edit

  • 150mぐらい、服は灰色
  • 明るい色の服は着ない、何か信憑性が薄いといわれたことがあるから
    • 派手な勝負下着を持て余している
  • 目は魔力の増幅と防禦、回復までこなす超万能アイ
    • と見せかけて媒介は自分の体力と精神力なので全然便利じゃない

超ステキなミドリさんの姿 Edit

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14歳の時のこと Edit

目が7つになったのは14歳の事
前触れもなしにいきなり目の前が広がった
視界は広がったけれど、人が映ることは前よりもかなり少なくなった
突然現われた5つの目、親は隔世遺伝だと言っていた
街にいても近づいてくるのは親しいほんの少しの友人と見世物小屋の親父だけ
他は私が視界に入るだけで顔を背けたり、逃げていった
逃げるだけならいい、子供というのは純粋で残酷だ
子供は容赦なく私を罵倒し、石を投げてきた
よくは覚えてないが、途中から大人も私に石を投げてきた気がした
14歳の私は石の痛みと罵倒の悲しみで、その場に泣き崩れた


とある日、街のはずれに1人の老婆がやってきた
有名な占い師らしく、街のはずれのテントから街の中心部まで人が列を作った
私は興味がなかった、占いはおろか、友人と親以外の人の言うことをぐらいしか信じる気はなかった

その数日後、老婆が家にやってきた。占いをやってみないか、と
占いなど信じてないしやる気もないと言ったら、老婆は私に語りかけた

「占いというのは統計学という皮を被った詐欺なのだ、詐欺をするために何が必要か?
経験?看破されない理論?それとも道具?…確かにどれも必要だが、何よりも必要なのは見た目だ
人はまず最初に見た目で判断する、それしか知る方法が無いからだ
だから、占いは詐欺として成立する。目というのは最も騙しやすいからだ
私を見るがいい、人はこの老いた婆を見て安心し、納得するのだ
その点、お前は恵まれている。その7つの目を持ってすれば人を騙すのは容易なこと
その類稀な体質を生かしてみないか?」

この話を聞くと、私は考えた。この容姿を利用して人を騙す
私を奇異の目で見てた人々を仕返しに騙してやろうと思った

「交渉成立じゃな、それでは行こうか」
私は頷いた
「荷物をまとめなさい、数多の旅路の中で私が覚えている全ての占いを叩き込んでやろう」
私は、荷物をまとめて親と、数少ない親友に挨拶をして老婆と旅に出かけた


全ての占いを覚え、老婆の付き人として忙しいある日
その街での営業を終えて綺麗な夕日を眺めながらテントを片付けている私に老婆が紙を持ってきた
冒険者募集、と書かれた紙だ
これは?と私が訪ねると、老婆は安楽椅子に座りゆっくりと口を開いた
「ここには数多の冒険者が登録しているらしい。その中にはお前のように目が数多くある者もいるらしい
この街に行き、冒険者になりなさい。そうすれば、お前の目の事もわかるかも知れない」
でもあなたは?と言うと老婆はにこやかに笑った
「私を占ってみなさい。そうすれば…わかる」
私は占った。廉貞、武曲、破軍…すべて死にまつわる結果が出た
しかし占いは嘘ではないのか、詐欺ではないのかと問い詰めた。老婆はゆっくりと話した
「占いは嘘に近い。しかし、嘘でもない。自分に嘘をつくことはできないのだよ
さあ、行きなさい。私の占い道具を、私の技術を、私の全てをお前に託す
この8年間、ずっとお前を占ってきた。お前の目は、メデューサの目なのか、ビボルダーの目なのか
それとももっと恐ろしい、世を混乱に貶めるデビルの目なのか……
私の予想が正しいならば、占いがあっているならば…おまえの目は多くの人々を救う…
探しなさい、お前の目は何なのか、お前の目は……お前は…………」

気休めはよしてよ、占いは嘘って言ったじゃない
精一杯の強がりを言えたのは、動かなくなった老婆を一晩抱きしめて泣いていた後だった


私は荷物をまとめ、歩き出した。あの街へ、老婆の最後の嘘を真実にするために


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Last-modified: 2009-11-13 Fri 16:39:13 JST (5270d)