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ハクビシンの毛皮を時折取り出して大事そうに首に巻く少女が居る 昔は言葉を話したという、今は言葉を要としない 冒険同行者はこう語る 「まるで獣のようだこちらの言うことなど聞きはしない」 首巻いた毛皮以外にニノは二度と心を開かない、今ここに居るのはただ一匹の獣 140年代に南方の半島国、サカナテン国の戦争で活躍したとされ、英雄の座に祭られ、信仰されている少女。 本当のところは・・・ただ、人の形をしてしまった、強き獣の哀れな一生なのだけれども・・・。