名簿/41620
- (人の入りを確認し、掌の中に隠した原稿をチラと見た後)
え〜・・・皆様、本日は御多用の中、本席にご臨席賜わり、誠にありがとうございます。そして大変お待たせを致しました。 ただいまからイムタット・アルチェット、アミエル・セレスティのご結婚式並びに、ご披露宴を始めさせて頂きます。 本日の、この良き日に神父役を勤めさせて頂きますのは私、オリオナエ・プラトンにございます。 何分不慣れのため万事不行届の事があると存じますが、どうかよろしくお願い申します。 (言って、礼。冷静に振舞っているが、かなり緊張しているようだ) -- オリオナエ
- (咳払い一つして自分を落ち着かせ、もう一度原稿を確認した後)
それでは、ただいまから新郎新婦が入場されますので、皆様方盛大な拍手をもって二人をお出迎え下さいませ。 -- オリオナエ
- (言葉と同時に、ゆっくりと開かれ扉。 雇いの音楽化がゆっくりと音楽を奏で始める。
(敷かれた絨毯を踏む靴音と共に、純白のタキシードで身を固めた青年が現れる。) (まっすぐに祭壇に立つオリオナエを見、ゆっくりと歩き出した。) -- イムタット
- (エスコート、エスコート、エスコ(ry) フゥ・・・ アミエルさん、いいっスかね? -- ホウコ?
- ……はい、お願いします、ホウコさん。
(純白のウエディングドレスに身を包み、そっとホウコの手を取る天使。) (先に入場し、祭壇の元で待つ青年へと向かって、静かに歩き出す。) -- アミエル
- (二人の到着を確認すると、徐々に人が増えてきた来賓席が目に入る。深呼吸した後)
では、続きまして・・・イムタット・アルチェット、アミエル・セレスティのご結婚式を 人前式を形を取りまして、ご臨席賜わりました皆様を立ち会い人と致しまして執り行わせて頂きます。 人生の新しい門出を皆様と共に祝福したいと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。(一礼) -- オリオナエ
- (隣に立った最愛の人にそっと視線を向ける。 ヴェール越しに霞むその横顔に、僅かに胸が高打つ。)
(ゆっくりとばれないように鼻から吸い、吐く深呼吸。 オリオナエの声が響く、様相の変わった我が店の中で目を閉じる。 もう一度呼吸をしたら、落ち着かない気持ちが治まった。) (一礼に併せ、思わず少しだけお辞儀をしてしまい、慌てて背筋を伸ばしなおした。) -- イムタット
- (ヴェールの向こうに見える祭壇とオリオナエの姿。)
(仮設のものとはいえ、天を追われた自分がこうして再び祭壇の前に立っている事に、緊張に強張りかけた思考に醒めた自嘲がよぎり、余裕が生まれた。) (目の端で隣に立つ愛しい人の凛とした横顔を窺い、あらためて今日という日の幸せを実感すると、オリオナエの言葉に再び耳を傾けた。) -- アミエル
- (自分の時は割と話をしながら進めていただけに二人の真面目な空気に更に緊張し、言葉を続けても良いものか悩む。
が、このままでは埒が明かないので続ける事にする) では、まず初めに、真っ赤な誓いの言葉をいただきたいと存じます。それでは、よろしくお願い致します。 -- オリオナエ
- …。 (…。) へ? (思わず素っ頓狂な声が出た。 慌てて口を閉じ、じわじわと顔が赤くなってくのを感じながらオリオナエに小声で。)
あ、あの、う、歌えば良いんですか…?! そういう儀礼があるなんて…! (こそこそっ!) -- イムタット
- (オリオナエさん!間違ってるっス!多分、真赤とかおかしいっスよ!)(さりげなく肘で小突きつつ -- ホウコ?
- ・・・?(オレなんか変なこと言った?という風にホウコを見て、一言多かった事に気づく)
・・・・・・大変失礼致しました。(90度お辞儀) 改めまして、誓いの言葉をいただきたいと存じます。それでは、よろしくお願い致します。 (内心死にそうになりながらも、言葉を続ける) -- オリオナエ
- アミエル、歌えるかい…? (小声で隣に囁くも、目の前でお辞儀されればまた面食らって口を閉じる。 軽い咳払い。)
…誓いの言葉は、僕達が自分で言えば…? (神父が問うて、応える形式ではなく?と。) -- イムタット
- ・・・え〜っと、オレ達の時は自分でしたんだが・・・やっぱり、愛の言葉は自分で考えて伝えるべきだな、うん。
(もっともらしい事を言いつつも、その分の原稿を用意するのをすっかり忘れていただけの話であり 物凄いテンパった目でホウコを見つめる青年一名) -- オリオナエ
- オリオナエさん、私を見ても駄目っス。(オリオナエ以上にテンパった表情の神姫一名) -- ホウコ?
- 自分で…ですか。(オリオナエの言葉に、すぅ、と大きく息を吸い込み、唇を戦慄かせながらも静かに言葉を紡ぐ。)…では。
…今はわからない事ばかりですけど、信じるこの道を進むだけです。 イムさんと一緒に。(軽く微笑み、言葉を続ける。) 私…アミエル・セレスティは、イムタット・アルチェットを夫とし、富めるときも貧しきときも、病めるときも健やかなるときも…例え死がふたりを分かつとも、その向こうまで…愛し慈しみ、貞節を守ることをここに誓います。 -- アミエル
- …。 (目の前の二人のやり取りを聞き、目を瞬かせた花婿。 隣の花嫁に顔を向ける。 そして、思わず小さく笑ってしまった。)
(強張っていた頬が柔らかく解れるのを感じる。 最愛の人の手を、そっと取る手。 握り、微笑んだ。) 私、イムタット・アルチェットは、エルフ族の長い生のこれからを全て、最愛の人アミエルと共に過ごします。 (はっきりと、室内に響く青年の穏やかな声。 花嫁と見つめあい、そっと頷く。) 照りつける晴れの日も、吹きすさぶ風の日も。 (愛する人の誓いの後、手を握ったまま、オリオナエに、そして来賓に向けて。) この身が朽ちても、彼女を守り続けることを誓います。 -- イムタット
- (二人の機転にホッと胸を撫で下ろし、同時にその言葉に目頭が熱くなる。そして後で土下座しようと心に誓うダメ男(36)であった)
ありがとうございました。それでは新郎新婦、指輪のご交換をお願い致します。 -- オリオナエ
- (安堵が目に見えるオリオナエの様子を見、クス、ともう一度微笑んだ。 礼の言葉に答えるように一度瞬きをゆっくりと。)
アミエル。 (そっと愛する人の名を呼び、握る手を開き、その手を支えた。 リングを細い薬指の指先に当てる。) このリングが朽ちる位の時を、一緒に過ごそう。 朽ちてからも、もっともっと長い時間を。 いつまでも。 (愛してる、そう囁いて、そっとその薬指にリングをはめた。) -- イムタット
- (いくつかの予想外の事態に遭遇したせいか、すっかり緊張もほぐれて自然に微笑んでいる自分に気付くと、愛する人へと向き直る。)
(指輪が薬指に嵌められるのを静かに見守り、今度はその手で最愛の人の左手をそっと持ち上げる。)…はい。 例えこのリングが形を失おうとも… 変わらぬ愛を、永遠の愛を…貴方に。 貴方と共に。(ヴェールの奥からイムタットの瞳をまっすぐに見つめ、その薬指にリングを嵌めた。) -- アミエル
- (二人の緊張の解けた表情に、自分のミスが必ずしもマイナスではなかったと良い方向に捉える事にして)
それでは会場の皆様に指輪をご披露してくださいますか? ご来賓の皆様、お二人の愛の証に盛大な拍手をお願い致します。 -- オリオナエ
- いいっスね・・・いいっスね(オリオナエの隣で感無量といった表情で拍手をする) -- ホウコ?
- (はっきりと、来賓に見えるように二人で来賓に手をかざす。 ゆれるろうそくの明かりを照り返し、誇らしげに輝いていた。)
(この町に来てからの冒険の日々や、戻って来てからの穏やかな日々。 その全てを一瞬で反芻し、思わず目頭が熱くなった。) …こんな時になってもまだ、泣き虫は変わらないみたいだ。 (潤んだ目を細め、アミエルにそっと、恥ずかしそうに囁く。) -- イムタット
- (来賓席に向かって指輪を嵌めた左手を掲げながら、隣で目を潤ませる新郎に向かって静かに微笑む。)
(今のように、今までのように、これから何があっても、二人でならきっと乗り越えてゆける。 あらためてそう実感しながら。) ……ふふ、私も、みたいです。(最愛の人に微笑み返す瞳には、同じく涙が滲んでいた。) -- アミエル
- (二人を見て自分もまた涙が出そうになるのを堪え、精一杯言葉を続ける)
では、お互いの約束を唇に封じ込めます。相手と誓いのキスをお願いします。 -- オリオナエ
- (誓いの口付けを。 その言葉が来ると判っていてもやはり、頬が暑くなるのを感じた。)
(微笑む最愛の人の目を見つめ、そっとヴェールに手をかけ、持ち上げる。 現れた薄化粧の顔は、天を堕ちた今でも、) …凄く、綺麗だよ。 (自分だけの天使様。 そう胸を張って言えた。) (そして、支えるように抱き寄せ、互いの誓いを重ねあった。) -- イムタット
- (オリオナエの言葉に、ついにその時が来たことを悟り、胸が高鳴った。)
(ヴェールが上げられ、最愛の騎士の凛々しい顔立ちと、頬を染め幾分緊張した表情をはっきりと直に見る。) ……とても凛々しくて、素敵ですよ。(私の騎士様。 来賓の前でそう返す事も、今は誇らしくて。) (そして抱き寄せられたその腕に身体を預け、丁寧に、確かめるように「約束」を封じ込める。) -- アミエル
- (最大のイベントを笑顔でもって終え、残る自分の仕事も後僅か。最後くらいは、しっかりと)
それでは新たな日々に向かって漕ぎ出した新郎新婦を皆様で暖かく送り出して頂きたいと思います。 皆様ご起立頂いて、どうぞ盛大な拍手で新郎新婦をお送りくださいませ。 この後、披露宴へと移らせて頂きます。皆様ライスシャワーの準備をお願いします。 -- オリオナエ
- (唇を離し、照れ臭そうにちょっと笑った。 何も言わず、そっと妻の頬を撫で、それからウィンク一つ。)
アミエル、僕の首に掴まって。 いくよ。 (言うな否や、その身体を勢い良く抱き上げ、軽々と横抱えに。 所謂お姫様抱っこ。) 同じ恥ずかしいなら、遠慮しないで良いよね。 (そう言って、赤い頬のまま子供のような笑み。 赤絨毯を歩き出す新郎新婦。) -- イムタット
- (唇を離せば、間近で見つめる夫となった騎士の瞳。 照れ臭そうに笑い、頬を撫でるその夫に、嬉しそうに微笑み返す。)
え…? わ…っ。(その言葉の意味を理解するよりも早く抱き上げられ、少し戸惑ったが、すぐに自分からもその首に腕を回して抱きつく。) …はい、いっそ、見せつけてしまいましょう。(頬を染めたまま、微笑みが破顔へと変わり、夫に抱き上げられたまま店の外へと。) -- アミエル
- (二人が外へ行くのを見守った後)・・・これで、あとはブーケだけか。ホウコもお疲れ。さ、オレ達も行こうか。 -- オリオナエ
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