名簿/418643

いつもと同じように、溜息を吐きながら冒険者登録書を作成中の事だった

この街に新たな妖精が配属され、そして新たな魔法少女が選ばれた

だからリッドの魔法少女は、これでおしまい、そうヘモはイタズラっぽい笑顔で言った

長年戦闘を続けた無理が祟ったか、俺の力が衰えてきているそうだ

ずっとやめたいと思っていた魔法少女だが、いざ告げられると寂しいものだ

脱力感と共に大の字に寝転ぶ、明日からは自由の身、何をして過ごそうか

金ならたっぷりとある、まずは三人でぱぁーっと飯でも食いに行こうか

今までお疲れさん、そう言いながらヘモの頭に手を伸ばす

「うんまぁ、リッドは明日からサポート役として魔法バニーね」

「えっ」

一応テンプレ