外見 †
画像見れば大体分かるが適当な服装
外見には気を使わない
体格はひょろひょろで頼りないモヤシっ子
性格 †
昔は素直で皆の後を付いて回っては勝手に泣いているような子だったが
引っ越した先で競争社会の荒波に揉まれ、次第にひねくれていった
「偉くなって、皆の役に立つんだ」という気持ちで始めた勉学も
いつしか「偉くなって、皆を見返してやる」という目標に摩り替わっている
そのことに気付いては居るが、なぜそうなったのかの自覚は無いし、
人の上に立てば馬鹿にされることも無いと思っているので気にしていない
とにかく、彼はただ偉くなって褒めてもらいたいだけなのかもしれない
学院でのこと †
彼が通っていた学院は大陸きっての名門校であり、
世界中から学者の卵たちが集まってくる、知識の登竜門であった
そんなことを知らずに入学した彼は、当然級友にも騙され、蹴落とされる日々を送る
なまじ出来が良く、成績も優秀なため彼は余計に級友に疎ましがられた
そんな環境の中でいつしか彼はスレて行き、ひねくれたモノの見方をするようになる
帰ってきて思うこと †
学院で知識を身につけ、学院で彼を馬鹿にするものは居なくなった
しかし、この街に来れば自分はまた馬鹿にされ、いじめられる
そんな恐怖心や、プライドを守るために彼は頑なに「変わった」ということを見せ付ける
変わらない幼馴染達の優しさや暖かさに、僅かに心が痛むのを感じるが、
彼は自分の臆病な心を守るために、変わった自分で居続けるのだ
ルディの言葉で少し素直になってみようかと思った
セイセイの言葉でもう少し楽に生きてもいいかと思っている
避けていたラモンと鉢合わせになり、自分の無力さを思い知らされる
精一杯の勇気で立ち向かうも一矢報いることが出来るわけもなかった
自分の弱さと改めて向き合うことで少し成長した…かもしれない
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