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ある日、とある海に奉じられていた神が本来自分のやる事を全て代行していた使徒を好奇心から自分の下から離れさせた その使徒が行っていた事とは、神が治めている海域でその神以外の超常なる存在が跳梁跋扈しないように監視、排除する事や 人々、海獣…即ち海の恩恵を受けて生きている者達の心を穏やかにする事などそれはそれは多岐にわたる重要な仕事であった。 使徒は産まれた頃より仰せつかっていた任務から解き放たれた喜びに浮かれる余り、神…即ち創造主への忠告や後任探しをうっかり忘れ 神は神で使徒が抜けた穴埋めを失念し、その結果神の治める綺麗な海域に空から大きな泥の塊が落ちた。 神がすわ一大事、と海の守護に力を入れた頃には時既に遅し。海は荒れ、海獣は理性を失い人々の中には「泥の塊」に餌を与えんが如く自身の身内を殺害して海に投げ込む者まで現れた。 「泥の塊」が人々、ひいては海の恩恵を受けて生きている全ての生命の気を狂わせんと暴れた時間は短かったものの、海と生命が負った傷は思いの外深く癒えるには長い時間がかかった。 ある日、一人の少女が家族を皆殺しにして順に海へと沈めていった 今まで自分を含めた皆を悩ませ、苦しませていった餓えや現世のしがらみから家族解き放った行為を、狂った彼女の頭は善行だと判断し その日以降、彼女の善行は家族だけに留まらず手当たり次第に差し伸べられる事となった。 ところがこれまたある日突然、それまで頭の中を支配していた奇妙な靄が晴れた瞬間、自分の行っていた鬼畜にも劣る所行の事実を 正常な頭で受け止めざるを得なくなり、結果として彼女の頭はまたも狂気へと陥った。 以後、少女は受け止めきれない途方もない罪悪感からの逃避により、藁にも縋る思いで自分の頭を占めていた靄がまた戻って来る事を祈り凶行を続ける事となる。 少なくとも海へ生け贄を捧げているその瞬間だけは少女の心は安穏そのものだったのだ その日、少女はいつものように信者勧誘に勤しんでいましたとさ 髪の毛の長い幼女を描くつもりがどうしてこうなった
ランゲルハンス島という島で漁協団に所属して漁師を生業としていた少女。 ある時から島の周辺海域にどう猛な海獣が出没し始めて生計が成り立たなくなり始め、口減らしにと子を奴隷商に売り渡す家々が増えてきた。 このままではやがて自分も売られるかさもなくば殺されて海獣の餌にされてしまう…そう危機感を抱いた少女は、 「そうだ、だったら海の神様に何とかしてもらおう。生け贄とか捧げて」という発想を得、家族を皆海の藻屑へと導き 更に近隣の住民も捧げようとした辺りで冒険者を派遣されて討伐されかかったので島を泳いで脱出、奇跡的に海獣に襲われずにこの地へと辿り着いたのであった… 彼女の崇めているものと生け贄を捧げている対象が同一なのか、それすら知らないまま彼女はこの地でも故郷と同じ様に生け贄を捧げんと冒険に身を投じる。 冒険の動機:食うに困っては、食べさせるに困ってが転じたもの 布教方法など:彼女にとって、他者を改宗させる事即ち「力ずくで海神の前に下すこと」であり、即ち「殺して生け贄に捧げた」時点で改宗完了! 死人に口無しと便利な言葉で、物言わぬ骸を捧げれば勝ちなのだ。死んでいると生け贄じゃない?まあそれはそれで…
A.気違いですよね? Q.はい、彼女は気違いです。 Q.上のQ&Aは狙ってやりましたか? A.素です。気付いた瞬間顔から火が出ました。 Q.性格等は? A.躁の気が多分にあれども、素の明るい性格のせいであまり目立たない子です。 Q.結果として、一番悪いのはそのウスラアンポンタンな神じゃねえの? A.かんぜんにあってる