約束の地を守る巫女 カナン・アポルエ 439921 Edit

ID:439921
名前:カナン・アポルエ
在住国:クアナン
年齢:18
性別:
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前職:
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理由:
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状態:
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方針:
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難易度:
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信頼性:
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冒険:ステータス/戦歴/国家ロワイアルEdit
統治体制象徴として巫女が崇められる。実際に政治をするのは族長と成人した男達
モデルカナン神話
規模土地は国家レベルで広いが、人口は大きめの集落程度
万が一ロワで
勝利した場合
民は予言の言いなりに滅びの道を歩むことを止め
クアナンを捨てて安住の地へと旅立つ

この地に伝えられる予言 Edit

主は申された

「わたしはあなたの子孫にこの地を与えます」

「わたしはこの地をあなたに与えてこれを継がせようと、あなたをカルデアのウルから導いてきたのです」

「この、乳と蜜の川が流れる地クアナンを、この地に住む全ての民草に与える」

「故にあなた達は滅びる。この地を求める意地汚い遠方からの民によって」

「次に、その異民達はそれぞれの悪意により争いを続けることでしょう。やがてこの地には何も、異民もいなくなるでしょう」

「わたしはあなたの子孫にこの地を与えます。何もなくなったこの地を与えます」

クアナン ロワイヤル年表 Edit

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歴史書の検閲

コメント:
  • 黄金暦181年 6月 約束ノ時、来タリ
    • 予言の時が来た。十字軍を退け束の間の安息が訪れたと思った矢先、クアナン各地で謎のモンスター大量発生が起こり居住区も襲われる
      戦士達は必死にこれを撃退するが、既に女子供や老人達もモンスターに襲われており混乱は極まっていた。集落の中心にある巫女や長老達の住処なども同様だった
      しかしこれは序章に過ぎず、ほどなくして十字軍及び周辺国軍が混乱に乗じて攻め入ってきた。彼らはモンスターごと、クアナンの民を斬った。生き残りなどはいない
      そうしてクアナンは滅亡し、この地は各国が分割支配する形になったのであった……
      尚、クアナンの何処にも支配側が探し求めた「乳が流れる川」「蜜が流れる川」は無かったという。彼等はお互いがこれを隠していると思い、今後も戦争は続くのだ……
  • 黄金暦181年 5月 十字軍襲来・後
    • 合計1672名の戦士達が犠牲となり、十字軍を撤退させることに成功したが、41の家屋が焼かれる
      また、戦闘の発生によりさらに土地が荒れ果てた
  • 黄金暦181年 4月 十字軍襲来・前
    • 市国ウァティカヌスにて編成された十字軍の先遣隊がクアナンの地に侵攻してきた。防戦を開始する
      新たに500人の戦士を鍛え上げ、81の投石罠を用意。本隊との交戦に備えた
  • 黄金暦181年 3月 停戦の使者
    • 前月に侵略をしてきた国に対し、停戦を願うため巫女カナンと5名の護衛を交渉に向かわせるが、4人が斬られる
      幸い、無事だった1人はその国から優れた武器を盗み出し転んでもただでは起きなかった。文明レベルが91上昇した
  • 黄金暦181年 2月 侵略への抵抗
    • 他国からの侵攻があった。しかし、寒波の助力もあって2298名の敵兵を退却させた
      また、この年は84人の男が成人した。クアナンの戦士として訓練を始める
  • 黄金暦181年 1月 神託
    • 巫女カナンが48回目の聖血を流す。言い伝え通り、滅びが近付いているか主に問う
      「銀の天秤を持った邪なる者がこの地の実りを刈り取り滅びをもたらす」という神託が下りる

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約束の地クアナン 最期の風景 Edit

見るが良い、燃える木を、家を、人を
これを受け入れる、と言ったのだ。老人達は
これが運命だと、これが予言だと、そう言った老人達の言葉を受け入れたのだ、お前達は


一定のリズムで上下する視界。クアナンの最期、滅びの風景を見ながら
少女は何度も何度も繰り返した思考を、今この時も繰り替えす


おかしいであろう? 狂っているであろう? 何故それに気付かなかったのだ?
滅びとは喪失だ。苦痛を伴う。悲しみを伴う。涙と血を伴う
そちらで首を掻っ切られている長老も
あそこで兄の亡骸を前に泣き喚いている童子も
こちらで醜いインプに白い肌に爪痕を刻まれ、貪り犯されている若い娘もだ
先月、戦士の男と結ばれて幸せそうに笑っていたのだぞその娘は……
酷いとは思わないか。自分達が受け入れた運命に彼女達を巻き込んで、罪の意識は無いのか?
たかが神の戯言だ。たかが見ず知らずの者との約束だ
それの何がお前達を頑なにしたのか……わらわには到底理解できぬ。いや、理解したくもない


どぷっ…… どぷっ……
視界の上下は止まり、少女の股座は乳のような白い蜜を受け入れきれず流れ落とす。炎よりも赤い血を混じらせて
どぷっ…… どぷっ……


わらわだけに聞こえる神の声。わらわだけが知る神
何故そんな下らぬ存在を崇め、敬う? 彼の者は今、何も喋らぬぞ
巫女たるわらわが汚らわしい狼男に陵辱されているこの瞬間も、神は全て承知なのだ
これが運命だと。特に言うことは無いと。手を差し伸べるなどという殊勝なことを望んでいるわけではない。もとより何も期待していない
――ああ、わらわの願いは単純なモノだ。ここではない地を見てみたい
約束などほっぽりだして、自由を謳歌したい……子孫など知らん。この地を渡したいなど、わらわは思わないのだ
わらわ達は今を生きているのだぞ? 何故、何故、何故……


狼男が絶頂の余韻を終わらせ、再び腰を運動させようとした時……その身体は両断された
巫女の視界が真っ赤な狼男の血で染まる。両断された獣人の身体が崩れ落ちれば
その向こうにはどこぞの国の兵士が立っていた
欲望と興奮と独善と愚昧と傲慢と不浄と
様々なものが混ざり合った汚泥の目。およそ獣のようなギラギラとした表情で立っていた



「くっくっく……次はお前か? 良い。好きなだけ貪るがいい……もしかすれば、それで違う景色が見えるやもしれん」
「わらわは、巫女カナンじゃ。ここには乳が流れる川も、蜜が流れる川も無い」
「そんな物はとうに枯れておる。お前の目の前にあるのはただの女が1人」
「この地と、運命から逃れられなかった弱い女じゃ……さぁ、見せてくりゃれ?」
違う風景を。此処ではない何処かを。知らない何かを

気付けば、貪っていたのは誰だったのかすら 曖昧になっていく……




黄金暦181年6月 約束の地・クアナン滅亡












国の設定 Edit

豊かな自然を誇る小国。文化レベルが低く、国と呼べるほど発展していない
栄養豊富な乳が流れる川。黄金色の甘い蜜が流れる川があるとされる
周辺を荒野や砂漠の国家に囲まれ、いつどの国に攻め入られ滅びても不思議ではない地域
過去、幾度も侵攻されたが、その度に別の国からの乱入が起こり
周辺国同士での牽制合戦が再会されてお茶が濁される
しかし、戦争の度に少しずつ領地は削られて広大な土地は減り、そして枯れている

滅びを共にする巫女カナン Edit

  • 常に厭世的な、全てを諦めた表情をしている少女
    巫女として祭り上げられているだけあって神秘的な顔立ちの美人ではあるが、それは口を閉じてる間だけ




Last-modified: 2011-03-04 Fri 19:44:18 JST (4800d)