| 【外見】 くすんだ青灰色のドラゴン(全長7m程度)
【性格】 世の中に無関心
【設定】 生物としてのドラゴンとは根本的に違い、「この世が始まってから終わるまでを記憶し、世界が終った時、次の世界へと伝えていく」役割を負った者が、時を経てだんだんとドラゴンの姿になっていったものである。 そのため、ブレスは吐かない(ドラゴンとは別の種である)
生まれてから世界が終るまで、じっと時を待ちながら、その瞬間に存在する事象すべてを記録している。 文字通り、その瞬間瞬間の原子の動き、確定された世界そのものを記録しているため、一個一個の事象を個別に「思考」することができない。 存在するすべての事情を記録するゆえに、本来は極めて外部に無関心な存在である。
またその性質上、あらゆる生命活動(食事、睡眠、生殖など)を必要としない。
まれに若い個体などは自意識らしきものを持ち、他者とのコミュニケーションをとることもある。それでもせいぜい2000〜3000歳までの「生まれたて」の個体だけである
生殖によって増えるのではなく、世界の情報量が増え、現存する「始まりから終わりまでを記録する者」では記録容量が足りなくなると、記憶容量をオーバーした個体から分裂発生する。
一説によると、この世界の滅びを司る存在が生み出したと言われている。
普通、護衛獣として召喚されるようなものではないのだが、やってみると案外召喚自体は簡単である。 ただし、大抵は死に体状態(召喚されようが全く無関心。瞼すら開けない)なので召喚する意味はほとんどない。 たまに事故で召喚されることはあるようだ。 |