三行設定 †
- ドクと名づけられた少女と
- 裏でたくらみを持つ助手の
- 運命共同生活
簡単な説明 †
ドク †
孤児院出身、悪い大人に犯されそうになったところをグラに助けられる
そんなちょっとした過去も気にせず好奇心が旺盛で比較的明るい性格
グラの事は助手と呼び少し大人ぶったりグラに対しては博士のように立ち振る舞う
基本的にしっかりとはしているが子供なため弱いところが多く
また甘える場所も必要としており、また精神的にも成長中
15歳と記入されているが実際は11歳
好きなものは自分、甘いもの、晴れの日
嫌いなものは虫、騒音、手揉み
143cm
共同作業の末子供が出来ました(貰い物、ありがとうございます)
グラ †
私利私欲のためドクを助け出した悪い奴(と自分では考えている)
コミュニケーション能力が低いためドクに人と関わらせやがては故郷の政界を乗っ取ろうと企む26歳童貞
物心付いた時から地下で様々な開発、研究を行っていた
人との交流が少し苦手で少々どもり癖がある
子供は苦手な方だがドクが年齢よりも大人なためなんとか関わりを持っていられている
常に自分の好きなものを作り出すため大抵は役に立たない
改造人間であるために体は多少の無茶はきくようになったが
ドクの心臓が止まれば自分も死ぬように自分を改造したため殆どはドクの盾になるためのもの
好きなものは曇りの日、コーヒーとその香り、音楽、機械
嫌いなものは騒音、虫、寝ること
人は苦手だが嫌いと言うほどではない
グラ>名簿/480937 ドク>名簿/480937
編集 差分
二人の持ち物 †
ドクは親の形見である指輪を大事にしている
普段は箱に仕舞ってあるが綺麗な緑の石がはめ込まれており、これを褒められる事で自分も嬉しくなるため
頼まれれば簡単に見せてしまうところがある
他に持っているものは無い
グラは色々と持ちすぎているが
一番前と代わったものは後ろに背負ったエナジータンク
命であるエネルギー炉を動かすためにはエネルギーが必要だがこれは普段どおり食事を取ることで補給できるが
それと同時にそれを一日でも欠かしてしまうと途端にエネルギー炉はスリープモードに入り
グラの体は殆ど動かなくなってしまう
その時の為このエネルギータンクから保存してあるエネルギーを吸収する事が出来る
タンクの中はドロドロとした液体が詰まっており人間が飲むと死ぬ
その他開発品も様々置かれている
二人の日記 †
初日
ドク:今日は引こしの日です。私のに物は少ないのですぐにすみましたが。
グラのに物はたくさんあったので大変そうでした。
グラはこれからいろんな人と知り合いになりなさいとわたしにいったので。
いろんな所にあそびにいきましたが。
知り合いというものをつくるのはけっこうむずかしいです。
こじいんやそこのともだちを思い出すとすこしさびしいですが。
今の私のいばしょはここなのでがんばっていこうとおもいます。
グラ:故郷へはしばらく帰れないため第二研究室で日々を過ごすために引越し
必要最低限のものだけを移すつもりが結構な大荷物になってしまう
ドクには外へ遊びに行かせているうちに片づけを済ませてしまう
ドクの荷物は箱が一つだけだった、ふると小さなものがコロコロと転がる音だけが聞こえる
元々孤児院に居たらしいのでまぁドクの荷物はこんなものか
これからどうなるかは分からないが、ドクの頑張り次第だということにしておこう
黄金暦217年 12月
ドク:先月はいろいろと出歩きました。今月はあんまり外にはでてないです。
ロップイヤーのニッパー……じゃなくてニパさ…ニパちゃんが居たり。
なんだかつかみどころがない? トマト、桃トマトって言う人がうちにきたり。
あとはボールが子供をつれてきたり。
たんていじむ所は公私こんごうしなかったりとか。
パン屋に買い物行くやくそくとか。
無料かき氷を食べに行ったら、凄く若い人がおかみをしててびっくりしたりとか。
酒場には強いけどやな奴が居たりとか、いろいろありました。
そういえば少し遠くに孤児院を見つけました。
楽しそうな子供の声が少し懐かしかったです、いんちょうさんは元気でしょうか。
私は院のためにうられたらしいのですが、けっきょく逃げてしまったので。
あのあと院がぶじなのかはまだ分かりません。
無事だといいなぁ。
来月はもっと外にいこうと思います、がんばろう。
グラ:引っ越してから2ヶ月目、ドクは少々気張りすぎな所があるが変化は特になし
フライヤーを作らされるのは予想外だったが別にいい
私からは特に書く事も無いが、たまには私も外に出てみるのもいいかもしれない
発端、出会い †
むかーしむかし、そんなに昔じゃない頃。とある国に一人の学者先生がおりました
彼は日夜科学の発展のためと言うわけではありませんが機械の研究やその他諸々の自然現象など
とにかく興味を惹かれたものを調べる生活をしていました
しかしその国は魔法技術が盛んな国、同じ技術と言えど毛色が違う魔術と科学
ましてそこは宗教色の濃い魔法の国でしたので、科学は少し肩身が狭い存在でした
学者先生の名前はグラ。野心旺盛な26歳(独身)です
今日もグラは子供達に石を投げられながらこう言われます
「やーい!こいつ26にもなって女の子とチューの一つもしてやんないんだぜー!」
グラは憤怒した、地平線に沈む夕日が法則を変え再び昇り始めるほどに
「ヒエー! お黙んなさいよー!」
グラは考えました、魔法も素晴らしいが科学もまた魔法の一つ
それが受け入れられないのはおかしいのではないかと
こうしてグラはこの国を変えるためにこの国を、いやこの大陸全土を征服するための計画を立てました
まず必要なのはこの国を支配できるほどの力です。国を支配する力とはいわゆる繋がり
人一人がどれだけ頭が良くても、力が強くても今の時代国を持つ事はできません
国を手に入れるにはまず沢山の人間と繋がりを持つ事が重要なのです
しかしグラは人とのコミュニケーションが得意ではありません
そこで一つ、グラは悪巧みを始めました
「デヘヘお代官様、今日の黄金色はちっとばかし趣向を変えたんでさ」
「ほう、それは楽しみじゃのう」
国を動かすいわゆる政治界、そこには黒い噂は尽きないもので
ここでもまた、とある高級宿の一室で良くない相談がされていた
「おい、あれを持ってまいれ」
今まで手を揉んで頭を下げていた男が一声かける
「……ふふふ、そちも悪よのう」
合図を受け、隣から「連れてこられた」それを見ると、偉そうにしていた男はにやりと笑い手揉みの男に笑いかける
「いえいえ、貴方ほどではありませんグフフ」
つれてこられたのは年端もゆかぬ少女、黄金色じみた髪を揺らし、手を縛られながらも反抗的な目で周りの大人を見つめる
「離せー! 先生はどこだ!」
少女は必死に暴れます
「先生? 手揉みよ、まさか誘拐をしてきたのではないだろうな?」
「まさかまさか、こいつは孤児院から買い取ったものでしてね。まぁこの事引き換えに土地の地上げをやめてやるといったら……
後は、分かるでしょう?」
「ふふふ……そちはとことん悪だのう……それでは遠慮は要らんな、楽しませてもらうとしようか」
偉そうな男はそう言って、口の端から薄気味悪い笑みを浮かべながら立ち上がります
手揉みの男はそれを見ると、部下と一緒に部屋を出て。残された少女は目の端に涙を浮かべながら壁へと追い詰められます
「なに、成長期を迎えるまでは可愛がってやる……」
男が少女に手を伸ばしたそのときです。突然宿の窓ガラスが割られ
人影が中へと飛び込んでくるではありませんか
「お待ちなさい! 悪の芽許さじ! この少女は貰い受けるぞ!」
その男はしばらく転がった後、立ち上がったと思えば少女と男の前にわって入りそう叫びます
「く、曲者か! 出会え! 出会えー!」
当然男は侵入者を許しません、衛兵を呼び宿はまさにきったはったの大騒ぎ
なんとか少女を抱えて脱出したグラは、少女に起こった事のすべてを話すのでした
旅立ち †
すべてを聞いた少女は絶望します、今まで優しかった孤児院の主
孤児院の友達。地上げ屋が来ても自分が気の弱い先生の代わりに追い払ったりもしたのに
でもきっと院を守ると言うのはこういうことなのかもしれない
少女は少女なりに三日かけて納得しました
しかし納得は出来ても困ったことがあります。少女は行く所が無いのです
そこで三日間少女を自分の研究室に住まわせていたグラはこう言いました
自分も騒ぎを起こしてしまったので此処にはしばらく居れません
ならば自分の第二研究室として、私が助手、あなたが博士として暮らしましょうと
しかし自分を助けてくれたとはいえ見ず知らずの人間をすぐに信用は出来ません
もしかしたら人体実験の道具にされてしまうかもしれないと思った少女は
私を住まわせたいなら、私が貴方を信用できるように貴方の命の一部をください
とめちゃくちゃな事を言い出しました
グラは正直迷いましたが、自分の命運をかける子供に、自分が何もリスクを負わないのは不公平だと思ったのです
この馬鹿正直な科学者はすぐさま自分を改造し、自分の命を一つのエネルギー炉に変換します
そうするとグラは一つの装置を少女の胸に取り付けます
これは少女の心臓の鼓動が止まった時、自分のエネルギー炉も止まる仕組みだと説明しました
少女は一部だと言ったのに全部渡すとかこいつアホかと思わず思いましたが、そこまでするなら信用しないわけには行きません
少女は博士「ドク」と言う名前をグラに貰い、二人で第二研究室で暮らし始めました
すごーく無駄な設定 †
宗教国家アパレラ
グラ及びドクが生まれた国であり
古来から魔法の力を信仰し国を大きくしていった
成り立ちによれば黄金暦より前この国は国とも呼べない小さな集落であった
その集落に住む一人の青年が森の中で一匹の鷹を仕留めたという
鷹の腹を割けばそこから蒼く光る液体が流れ出し、しばらく地を這ったかと思えば
やがては地面の中にしみこんでしまった
青年はその液体がしみこんだ場所を掘ってみると、そこから先ほどの蒼く光る液体が勢いよく湧き出し
やがては湖となり。その湖の周りでは苗木は三日で大木となり
その水の飲んだ動物は肥え太り、集落の人々の腹を満たしたという
やがてその湖は魔法の湖と呼ばれ、人々は湖を中心に国を作り上げた
以来そこでは魔法が繁栄の証であり、魔法こそが人が手にする最大の力として信じるようになる
(作りかけ)
|