名簿/496180

齢114にして数々の魔道書や著書を出しており、本人も高名な魔術師である
以前から東洋のアサシンが使う術に興味があり、その有り方を我が目で確かめ様と態々出向いたとの事
名前は「都合の良い」名を使い、穏の里の元に付く
秘法とやらにはまったく興味は無い為里の勝敗は二の次に考えており、その行動は主に観察や情報収集をメインとしている

･研究成果手記1
魔力を練った札に印を書く事により誰でも簡単に術を発生させられるのではないか？と考え
忍術における印とは魔術式や陣と同じ効果を及ぼす物という構想にたどり着いた
しかしながら大きな術を発生させる程の効力を得られず、札自体の作成コストが高かったため失敗した

･知識、技術を学ぶ　考察1
普段使う魔術の原理を生かして忍術を組み立てる
しかし忍術においては己のエネルギーの特色が大事であるという事が判明した
自然界や魔界、天界等の概念を持ち、自らの魔力にその特色を加えて事を起こす魔術とは違い
自らに備わる性質や、血筋等が大事と言う事だろう
上記の事により忍術とは己を鍛えた先に開花する物であり、加えて特性を多数持つ物は少ないと思われる
しかし血筋や家柄による一子相伝の秘伝忍術なるもが存在するらしく、それらは型に当て嵌まらぬ独特な進化を続けた術が多い

その他にも魔術の概念とは異なり、人や物を使い物事を上手く運ぶ為の技も忍術、遁術と部類されている
天候を予測し利用する10の方法、天遁十法を始めとし
地形を把握し、巧みに利用する10の方法、地遁十法
人を利用し、動物を使う10の方法、人遁十法
などが基本的に挙げられる様だ（里の忍術の基本から学ぶ）
これらは妨害や遁走と呼ばれる身を守る術に特化している物が多く、この点から考慮すれば忍者というアサシンは、本来は戦闘に特化した物ではなく
レンジャーに近い物なのかもしれない

だがしかし忍びと言う者は奥が深い。まだまだ得る物はあるだろう