アザミ>名簿/507811
最新の5件を表示しています。 コメントページを参照
「神識念転法陣」によって「漠奔神」という神を宿すことで死の淵から蘇りし者達。 「漠奔族」と呼ばれる生ける屍の一人、それが彼女である。 漠奔族は、東方に存在する「氏摩国」にて戦争兵器として作り出されている。 彼女もまた兵器として、氏摩国の訓練所にて教育を受ける事となった。 だが、まだ幼い時期に死亡し生前の記憶が一切ない彼女は、漠奔族としては異例な程に明るく、活発で、何より無邪気すぎた。 他の訓練兵を再起不能寸前まで追い込むことを繰り返し、訓練所では手に余る存在と判断されたのだ。 かくして彼女は遠く離れた空中学園都市、その冒険者学科に送られた。 そこで更なる戦闘技術と、なにより「最低限の人間性」を身につけさせる為に。