名簿/461503
- 鮮やかな手捌きで海苔巻きが巻かれた --
- エロ衣装ともうひとつオマケでエロ衣装が届けられた --
- 互いに人だった そして互いに人ではなくなった
いつかまた、邂逅する日がくるかもしれない―― --
- --
- (爪磨きで爪を磨きながら)ふーっ ……ん
ねぇエっちゃん 悪魔ってやっぱりヒトの魂とか集めてるんです? -- アルス
- (読んでいた本から顔を上げて)ああ、そういう奴も居るな
大抵は自分の力へと変えるか、より上位の悪魔に献上する場合が多いがな -- エトナム
- そういうヤツも……って、エっちゃんは違うの? -- アルス
- 一言に悪魔によっても色々居るからな……どの神に反逆したかによっても違うし
単純に地獄や魔界の住人を全部ひっくるめて悪魔と呼んだりもする 俺は……時と場合次第だな そもそも、アルスは魂をどういうものだと思っている? -- エトナム
- んー、カラダが変わっても変わらないモノ、かな
行動を選択し、制限するルールの集合と、そのルールを実現するためのエネルギー…… くらいですかね イメージとしては(いつもののほほんとした顔のまま、難しい言葉を並べ立てる) (くるりと向き直り)エっちゃんには魂、あるんですか? -- アルス
- なるほどな 結論から言うなら、それは正解であり誤りである
どう答えそのものに意味はない、しかし答える事が出来る事には意味がある 結局は思想の問題だからな……例えば、魔法的にコレが魂ですよと提示されたとしても、はいそうですかとは行かないだろう?(煙に巻くような言い方はある意味でとても悪魔らしく) そうだな……少なくとも魔術的な意味、悪魔が言うところの魂はある、と言って良い だが、それは変わる物だ 肉体や精神の影響を受け、また逆に影響を与える 例えばもしここで言う魂がある程度傷ついてもも肉体的に健康ならばいずれ回復するし 逆に言えば魂が傷つけば肉体もその程度によっては不調となる……もちろん肉体の傷も魂に容易に影響を与える、な ククク……もっとも、今の俺そのもののが聖杯によって無色の魂から造られた存在、なのだがな -- エトナム
- え〜〜質問しておいてぇ(煙に巻かれても、クスクスと楽しそうに)
ふぅん、変わるもの……ね
エっちゃんは、昔のエっちゃんとは違うんです? -- アルス
- 同じだったら、俺自身に愛想を尽かされるだろうな
生きる事は変わる事だ 変化をやめたなら……それは、一個世界の死だ ただ、な……変わる事は、過去が失われる事じゃあない
少なくとも、俺はそう思っているよ -- エトナム
- …………くっ くっくくくくく あははははは、あっははははは! -- アルス
- (ぱたり、と本を閉じ、どこかフラットな表情でアルスが笑い止むのを待つ) -- エトナム
- ……くくっ……
…………じゃあわたしは死んでるんでしょうね (今日はシルクの手袋。する、と左手の手袋を外した。左手も、左腕も赤黒く染まっている) 死ねないの 死んだと思ったら生き返ってる(手のひらを返して、その色を眺めながら) 変わらない ずっと、今のわたしのまんま 死ねないんですよ わたしは死んでるんでしょうか? そもそも、わたしは生きてるんでしょうか…? -- アルス
- …………さてね、そいつは結局お前が決める事だろうさ
だが、俺から見たお前は……死んでなぞいないさ そもそも死んでる奴は疑問にも思いはしない 問いと応え 戯れであってもそれを望んだってのは、そういう事だろうさ ねえ、そうでしょう? ○○○さん(悪魔が知る、過去の彼の名前をかつての口調で呼ぶ) -- エトナム
- …………(目を丸くする)
………………きもちわるい ですね そう呼ばれるの、いつか呼ばれるのかなって、期待してましたケド 気持ち悪い そうですね、魂は変化しますね あなたはあなたでいてください……もうそんな風に呼ばないで (笑いの消えた顔。踵を返し、去る。手入れの行き届いた銀髪がたなびき、ドアの先へと消えた) -- アルス
- ああ、了解だ、アルス(去ってゆく背を見もせずに応える)
(そして、偽物の悪魔が誰かの為に願った祈りは、誰も知る事がなかった) -- エトナム
- (外に音が漏れても大丈夫な場所で、70cmほどのハープの練習をしている) -- アルス
- (扉を開けて部屋に入り)へえ……巧いもんだな(邪魔にならないよう小さく呟く) -- エトナム
- (ぽろろろろん… 余韻を残す、優しい、柔らかい、言うなれば女性らしい演奏)
(演奏に集中していたのか、弾き終えて)おや、いつの間に おかえりなさーい -- アルス
- ついさっき、さ おう、ただいま(土産の桜餅の包みをテーブルに置いて) -- エトナム
- おや、ナイス季節感テイスト
ねぇ、エっちゃん どうやったら男らしい演奏ができますかねぇ…… 三つ子の魂百まで、なんて言いますケド、難しいモンですかね -- アルス
- さてなあ、俺は音楽の事は詳しくないからな
試しに他の……もっと男らしいイメージのある楽器を演奏してみるとか? -- エトナム
- ん、それはダーメ 大事なモノなんですよ
(ぽろぽろと爪弾き始める。悪魔にはどう感じられるのだろうか)いろんな人に会ってきましたよ 恐怖 執着 虚勢 欺瞞 狂気 ……三つ子の魂が凝り固まった、硬くて、脆いヒト達 -- アルス
- なら、後は自前で精進するしかないな?
(どこか、自嘲気味の笑みを浮かべ)素手で触れれば切れてしまう程に鋭く、壊れれば周囲を傷つけてしまう……か 血を流してでも触れていたいと願うのは……いや(聞き取れない程小さく呟き、軽く頭を左右に振る) -- エトナム
- (呟きは、演奏に紛れて聞こえなかった)
難しいことをおっしゃる(クスクスと笑いながら演奏の手を止めて) ねぇ 一緒、ですよ わたしも 皆さんとおんなじ ……ごめんなさいね 脆いマスターで -- アルス
- 対戦カード、メモってきましたよ ……事前挨拶で回らなかった人ですか……やりにくい
どうしましょうね、でもコンタクトはしておきたいですし……募金でも呼びかけに偶然、でどうです? 一応、今月は女性参加者にスイーツ(笑)を配って顔を見せておきますよ 対戦相手の情報を流すのもしたいですからね、知り合いは多いほうがいい -- アルス
- ふむ、事前に参加者が誰なのかは分かっているから顔を合わせた途端にわざと狼狽えてみせて反応を見る、か?
ああ、そうなると来月にはイースター・エッグでも配ってみるか? 多めに作って子供たちに渡しても良いしな -- エトナム
- ああ、女々しいそういうのいいですね 紅蓮なんてお名前ですし、それでいきましょ
来た理由を聞かれたら、……募金は一回で終わっちゃいますからねぇ 何か、継続できるものがいいんですケド…… チラシ配りのバイトでもしますか? んふふふ 他のところにも遊びに行きやすいですしねぇ…… イースター・エッグは……相手の性格を見て、ですかね あんまり贈り物ばっかりでもね -- アルス
- あるいは新聞の勧誘員とかだな?
確かに、あまり頻繁ではな、それに贈るにしても『仕込み』や『意味づけ』も欲しいしな -- エトナム
- 今回は「対戦者じゃないと分かったんで、挨拶に」と馬鹿らしく それにプラスでホワイトデーが理由です
理由としてはノーマル、特に意味のない行動ですかね 初対面での印象を見るくらいのつもりです 勧誘はちょっと…… 勧誘の話で終わっちゃいそう 取られたら終わりですし -- アルス
- それはそれで構わんだろう、こちらがマスターだと分かってて、勧誘の話だけで終わらせるタイプだという事が分かるだけでも収獲だ
即座に警戒を見せる事のない『話のわかる』相手だと思った、と言って次に会いに行く口実にもなる なに、取ったならそれはそれで構わんのさ 俺たちのどちらかが配りに行けば良い 新聞発行者に影響を与えて情報操作の一端とする手もあるしな まあ、あくまで一例であってこの方法を推奨するという訳ではないがな -- エトナム
- ああ、なるほど…… 情報操作はいいですね あなたにそういう能力があればベストですが……?
どちらにせよ、チラシよりも効果は高そうですね -- アルス
- 小人数の洗脳ならある程度の時間をかければ不可能ではないな
キャスターのクラスを持つ者のように目を合わせた瞬間に……は不可能だが、準備の上で1〜2時間かければ可能だ -- エトナム
- 1〜2時間 速い速い、十分すぎますよ
では……その方向で んふふふふ、あなたと組めて本当に良かったですよ(にぃ) -- アルス
- 魔術的な手段だからな……こちらより魔術を得手とする相手が見れば見破るのも解除するのも可能だという問題はある
こちらこそ、だな こういう手法を提案できる相手というのは中々に貴重だ(にやり) --
- んふふふ、新聞には魔力は残りませんからね とりあえずはお願いしますよ
(……知らず、相手のにやりを、知っている彼の笑顔と重ね合わせていた)………… -- アルス
- そういう事だ では、任されよう(そう言って奥の部屋で準備を始めた) -- エトナム
- おねがいしまーす♪(にこりと見送った)
……もうちょっと、サッパリした悪魔を想像してたんですけどね 悪魔ですねぇ…… -- アルス
- ?(指示した部屋に入っても隠蔽された結界を感じなかった) コレちゃんと準備しました? -- アルス
- それと分かるような状態では無用心だろう?
気になるなら部屋から一歩出て俺の言葉を聴き取れるか試してみるといい -- エトナム
- はい? はぁ……(外に出てみる) エっちゃーん -- アルス
- ああ、アルス、こっちは聞こえているぞ どうだ、そちらは聞こえるか? -- エトナム
- はいー? ……あ、そゆコト はいはいはいはい(納得して部屋に戻ってきた)
こーれはいい結界ですねぇ あとはどんなの張ってるんです? 範囲は? -- アルス
- 視線感知と侵入探知、そしてお前も体験した通りの結界隠蔽だ
範囲はこの部屋と、隣の部屋の二部屋 全てを遮断するよりはある程度見せた方が良い場合もあるからな それに探ろうとした者が俺の能力では二部屋が限界……と、思ってくれれば有り難いな 流石にそこまで都合よくはいかないだろうが、な -- エトナム
- 視線は有難いですね さて、いろいろとマスターさんサーヴァントさんお話ししてきましたけど、
殺されるのを警戒してる人が多いですね これまでの聖杯戦争が血みどろでしたからねぇ…… 共通認識としては、他ペアは「敵」だって思ってるってとこでしょうか 共闘する下地は0ですね わたし的には共闘が一番楽だと思ってるんですけどね こっちから出る情報は嘘ですし、本物は0ですから -- アルス
- 確かに……だが、これまでの血みどろの聖杯戦争でも共闘の前例がない訳ではない
結局は状況の作り方と交渉次第、だろうな まだ本物を出そうにも殆ど情報が集まっていない……という状態だからな -- エトナム
- この環境だと、「中身」を出すのが共闘する道だと思うんですケドね
表のいい子ちゃんを剥いで、中身を出すわけですケド……その中身は相手と同種じゃなきゃいけません しばらくはこのままいい子ちゃんで情報収集続行、がいいですかね -- アルス
- あるいは「中身」が同じだと錯覚して貰うか、だな
しばらくはそうだろうな、俺の方も『愉しむ』時には気をつけるとしよう -- エトナム
- もちろん、錯覚させる方向で 今日誰かついてきてましたよね? あそこのマスターは研究資料が大事だそうですよ
ああ、脱落者が生きてるっていうのも面倒な話ですよね〜〜〜 もうあなたは二重人格とか言い張ってもいいですよ、半分マジで 愉しいほうが、いいでしょ? -- アルス
- ほう、研究資料 つまりは研究者か、好奇心と損得で動くタイプならやりやすいが
脱落者が生きている、と言っても殺されない訳でも、死なない訳ではないという点は気をつける必要がある あくまでマスターを殺す『必要』が無いだけだからな クク……違いない そう言ってくれるならせっかくだ、存分に遊ぶとしよう -- エトナム
- 好奇心よりも猜疑心でしたね 根っこは不安か、不満か…(によによ)
ま、疑われるのはいいコトですよね 疑いが晴れたとき……が、共闘を持ち出すチャンスですからね んー、自然に殺せるんならいいですケド、連続で殺すわけにもいかないでしょ? そそ、せっかくせっかく♪ 散々やって「はっ、私は何を…?」とか言えばカバーできますからね 二重人格万歳(クスクス) ふぁ……そのあたりはまた追々詰めるとしましょうかぁ…… -- アルス
- そうだな、今日はそろそろ休むとしようか -- エトナム
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