兵器総覧 Edit

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うちのこが持ってた武器、あるいはイベントで出した兵器類の無駄な設定を書き連ねていく場所

拳銃 Edit

  • エマーソンEm-30p
    生産国:フィルマ 口径7.62mm(.30エマーソン) 重量960g 装弾数8発
    フィルマ警察などに採用されている中型拳銃 構造上、大口径弾に対応できない為フィルマ軍での採用は見送られた
    7.62mm以外にも6.35mm仕様のバリエーションが存在し、民間にも市販されている
    ハンマー内蔵式なので服に引っかかりにくく、私服警官などに多く使われる
    反面、暗闇などでコッキングしてあるかどうか判別しにくく 軍で不採用となった理由の一つではないかと言われている
    これを受けてか、後期生産型ではスライド後端にコッキングインジケーターが追加された
  • エマーソンEm-30p Mod2
    生産国:フィルマ(コライユにて改造) 口径7.62mm(.30エマーソン亜音速弾) 重量不明 装弾数8発
    市販品をベースに特殊作戦事務局で細部を改修、出所の分かる刻印を全て削除したモデル
    衣服に引っかからないよう、角ばった部分を削って丸めた他 サプレッサー装着を前提に
    フレーム右側面にスライドロック用のレバーが設けられている
    左側面に追加されたレバーはフルオート射撃用のセレクターで、スライドロック時に併用は不可
    あくまで非常時に使うモードと割り切っている OSO構成員に多数支給された
  • ランベールNo.4G/20周年記念モデル
    生産国:コライユ領ルジアーダ 口径9mm 重量1.2kg 装弾数10発/20発(ロングマガジン)
    一次紛争以来採用され続けているコライユ軍制式拳銃
    シングルカアラムマガジンの為、弾数を多くしようとした結果グリップが長くなってしまった
    その分重量もあるが全体でのバランスは良く纏まっており、反動も少なめで扱いやすい
    また、グリップフレーム後端に溝が切ってあり ホルスター兼用のショルダーストックを装着できる
    これに20連のロングマガジンを装着したタイプが一次紛争の塹壕戦において活躍し
    国内での地位を不動の物にしたと言ってもよい
    制式銃が多数存在するコライユ軍の中では珍しく、大量生産されて広く普及した拳銃である
    生産20周年記念モデルは、派手なエングレーブに象牙グリップがあしらわれ コレクターの間では人気が高い。
  • ウィリデ・モデルCポケット
    生産国:コライユ領タルナダ 口径6.35mm(25口径) 重量340g 装弾数5発
    ウィリデ社の主力と言える小型拳銃モデルCを更に縮小化した護身用拳銃
    その名の通りポケットに忍ばせておくことができ、銃を持っている事を公にできない立場の人間が護身用として購入することが多い
    また、将校が個人的に所持し、捕虜となった際に突然発砲するなどといった使われ方も多く
    一次紛争時にはリオート軍の兵がこの銃で多く殺傷されている
  • ベルヴァルトP04
    生産国:ヴォルケ 口径9mm(9mmベルヴァルト弾) 重量940g 装弾数6発(箱型弾倉)
    大陸初のセミオート拳銃 大陸暦1003年に試作品が完成。ちょうどこの時期、軍用拳銃の更新を予定していた
    同国軍のトライアルにおいて充分な性能を示したことから制式採用が決定した
    リボルバーと比べた場合のメリットはまだまだ少なかったが
    今後の発展、性能向上に可能性を見出した軍部の先見性は確かなものである
    ライフル等と同じく6発の銃弾をクリップで纏めて装填する形式は
    マガジン装填式の拳銃が一般化してしまった現在からは、ひどく旧式に見える
    それでも一次紛争開戦当時も第一線にあり 塹壕戦やパイロットの護身用に広く用いられた
    部品点数が多く精密な構造の為、泥や埃による作動不良が起こりやすく、前線での評判はあまり芳しいものでは無かった
    それでも、独特の形状と仕上げの良さから将校に好まれ 帝政ヴォルケ時代から制式銃であり続け
    兵士達からは「ライヒスピストーレ(帝国拳銃)」の愛称で呼ばれている
  • ベルヴァルトP04カービン
    生産国:ヴォルケ 口径9mm(9mmベルヴァルト弾) 重量不明 装弾数6発(箱型弾倉)
    機関銃手や砲兵など、小銃を携帯できない兵の自衛用に製作されたピストルカービン
    ベルヴァルトP04をベースにロングバレルを装着、フォアアームや脱着式ストックを新たに取り付けた物
    高初速を誇る9mmベルヴァルト弾と長銃身の相性は非常に良く、200m程度までであれば充分に狙える性能を持っていた
    終戦と同時にその多くが民間に放出され、またメーカーでもハンティング用に生産・販売されて好評を博している
  • リヴァノフM1004
    生産国:リオート連邦 口径7.62mm(.30リヴァノフ弾) 重量0.7kg 装弾数6発
    戦前よりリオート連邦で広く普及しているダブルアクション式リボルバー
    手袋を装着した状態での使用を前提に、トリガーガードが大きめに作られている
    銃身やシリンダー形状に複数のバリエーションがある
    ダブルアクションではトリガーが非常に重く、専らシングルアクションでの射撃が行われる
    弾丸の殺傷能力の低さが欠点として挙げられるが、拳銃は命令に従わない兵を射殺する為の道具
    と考えているリオート連邦においてはあまり問題とならないらしい

小銃 Edit

  • シェフェールM997/11/(狙撃銃タイプ)/M1011バヨネット
    生産国:コライユ領プロアイエ 口径7.62mm 重量4.4kg(スコープ付:5.2kg) 装弾数6発(クリップ装填)
    大陸暦997年にプロアイエの制式銃として採用されたモデルの近代化版
    それまでの戦訓を基に1011年に生産を開始、開戦までに全銃を更新するには至らず
    1015年頃までは旧モデルのシェフェールM997とM997/11が混在する状態であった
    変更点は全長の短縮、ナイフ型銃剣の採用に合わせた着剣装置、スコープマウントの採用など
    M997/11への更新によって、歩兵銃と騎兵銃を統一しようという同軍の考えは見事に的中し
    コライユ全土における制式銃候補となっている(もっとも騎兵自体が存続の危機にあるのだが)
    また、狙撃兵用にスコープを搭載するものには2タイプが存在する
    通常配備された個体の機関部にマウントを装着した形式と、製造段階で狙撃銃として完成したものである
    後者は精度の高いものを生産ラインから抽出 固定サイトが取り付けられていないのが判別点
    主に前者は射撃能力の高い兵に、後者は狙撃兵に配備され 戦場で使用された
    スコープを取り付けてしまうとクリップによる装填ができなくなるのが欠点である
  • ロイルMk/35B
    生産国:フィルマ 口径7.62mm 重量4.9kg 装弾数7発(箱型弾倉)
    それまでボルトアクション式ライフルが軍の制式となっていたが、軍備拡張により
    セミオート式ライフルの採用が決定 数社に試作させた結果採用されたのが
    ロイルMk気任△襦E初は着剣装置が旧式のロッドタイプに対応した形状だったが
    セミオートライフル採用と同時に銃剣もナイフタイプに更新されたため、初期型はMk/35Aと呼称され区別されている。
    B型以降は専用のグレネードランチャーとしてGrA35を着剣装置に取り付ける事が可能となっている。
    また、命中精度はボルトアクション式ほどではないにせよ、狙撃銃としての役割も担うことを想定し
    エディンガー製290Tスコープを装備したモデルも少数生産されている。4倍率のこのスコープは専用のマウントとセットで供給された
    全軍のライフルを同銃に更新する事は結局できず、全部隊で同銃の占める割合は3割程度にとどまった。

短機関銃 Edit

  • 神奈二四式短機関銃
    生産国:ノブリス 口径:8.5mm 重量4.0kg 30発(箱型弾倉)/60発(ドラム弾倉) 連射速度:毎分600発
    同国技術士官である神奈(かんな)大佐が他国のSMGを参考に設計した
    作動の確実さとバランスのとれた性能でSMGの傑作と称される代物
    問題点はドラムマガジンにフル装填した状態が非常に重いのと、弾丸自体の殺傷力がやや劣ること
    塹壕戦を意識した作りのため、刺突用銃剣を装着できる
  • フォスキア・レジスタンスSMG
    生産国:フォスキア公国 口径:9mm 重量3.7kg 装弾数28発 連射速度:毎分750発
    アルミ合金とプレス板で作られた粗製SMG フォスキア内戦において、革命軍に抵抗するレジスタンスが
    占領部隊の目を盗んで、路面電車の整備工場で密かに製造したものである
    製造に手間のかかる銃身及びマガジンは既成の部品を閉鎖された銃器工場より運び出し
    残りのパーツを簡単な工作機械にて製造 相当数がレジスタンスに行き渡ったとされる
    コントロールしやすいようショルダーストックが溶接されているものの、高い連射速度で扱いは難しく
    また、部品精度にも問題があってたびたび作動不良を起こした
    その為、あくまでも革命軍を襲撃して、まともな火器を入手するための銃として使用される事が多かった
    マガジンに28発フルに装填すると作動不良が起きやすいので、25発程度にとどめるのが通常だ

機関銃 Edit

  • VF MG-05
    生産国:ヴォルケ 口径:7.62mm 重量不明 装弾数250発(給弾ベルト) 連射速度:毎分500発
    ヴォルケ軍制式重機関銃 水冷式で非常に重く、2脚や3脚に据え付けて使用する
    老舗メーカーであるフォン・フリートハイム社の設計によるもので、頑丈かつ堅実な作り
    各部に真鍮製パーツを使い、放熱効果に配慮してはいるが 実際のところ効果は不明
    また、本銃はオプションとして6mm厚の鋼板を用いた防楯と装甲バレルジャケットが存在
    両方を装備してしまうと移動時に手間がかかるため、いずれかを装備するのが一般的
    布製ベルト式の250連弾薬を、ドラム状のケースに収納している

対戦車火器 Edit

  • Strahl(シュトラール)
    生産国:コライユ(詳細は不明) 口径:8mm 重量18.5kg 装弾数5発(箱型弾倉)
    制式火器ではなくシュピッツェ用に設計・調整された対戦車ライフル
    将来的にシュピッツェを量産、運用することを視野に入れたコライユ政府が秘密裏に開発した試作銃である
    試作とはいえ各種テストに供する目的で数十挺は製作されたものと思われる
    使用弾自体は既存の8mm対戦車弾を流用、セミオート式として上部にマガジンを装着する形態をとった
    その結果として照準器は左側面にオフセットされている
    軽機関銃程度のサイズに抑えられたため、携帯性は向上したものの そもそもがシュピッツェの筋力を前提としているので
    通常の兵士には反動がきつく、非常に扱いにくい代物となってしまっている
  • ニキートフPTRN1027
    生産国:リオート連邦 口径:14.3mm 重量18.6kg 装弾数5発(箱型弾倉)
    14.3×110mmの専用弾を用い、100mで60°傾斜23mmの装甲板を貫通できる能力を持つボルトアクション式対戦車ライフル
    基本的な構造は一次紛争末期に登場したPTRN1018と大差なく、より強力な弾丸の使用に耐えるよう改良された
    ボルトアクション小銃をそのまま大型化したような外見は、反動の軽減をあまり考慮しておらず
    ストック後部にゴムパッドやチークパッドを装着して辛うじて対処している程度である
    リオート連邦製らしく、雪上での運用を想定しスキー板状のバイポッドを装備している
    通常は指揮官、射手、弾薬手の3名で運用し、対戦車攻撃以外にもトーチカや機関銃座の破壊に使用される
    銃口の跳ね上がりを防ぐため、射撃時には弾薬手がキャリングハンドルを保持するのが一般的
  • VF Rl-32b
    生産国:ヴォルケ 重量20.5kg
    槍状の形をしたロケット弾発射器 通称ラケーテンランツェ(ロケット槍)
    一次紛争末期に試作品が僅かに投入され、十分な戦果を上げたためただちに量産に移された対戦車兵器である
    拳銃弾の空砲を使って発射薬に点火し、ランスの先端に取り付けられた弾頭を飛翔させ、その後弾頭内の推進剤に点火
    目標まで弧を描く軌道で飛んだ後、爆発する仕組みで 厳密にはロケット砲ではなく無反動砲に分類される
    紛争後、弾頭の改良などで性能向上を果たすも、戦車の装甲強化により対戦車兵器としては威力不足となる
    大仰角で発射し、上面装甲に命中させれば撃破も可能だが その分目標に肉薄する必要が生じてしまう
    折り畳み式の二脚を備えてはいるが、元々の命中精度が低いため かなりの熟練を要する
    運搬時には防塵用砲口カバーを被せるが、これは尖っているためそのままの状態でランスとして近接戦闘にも使えるよう考慮されている

手榴弾 Edit

  • MN13手榴弾
    生産国:コライユ領ルジアーダ 重量650g(柄含まず) 装薬:化学化合物(バラトール他) 信管:遅延式(4秒)
    一次紛争時に大量に使用されたコライユ軍制式手榴弾 いわゆるパイナップル型で
    防御用の破片手榴弾としての用途を担っていた
    ピンを引き抜いた際の摩擦によって点火、4秒後に爆発する仕組みとなっている
    また、底面にはネジが切ってあり 木製の柄を取り付けることで柄付き手榴弾として
    飛距離を伸ばせるよう工夫が施されている他 ライフルグレネード用のアダプターも装着可能
  • 一一式破甲手榴弾
    生産国:ノブリス 重量550g 装薬:ピクリン酸火薬 信管:遅延式(5秒)
    爆発力で圧倒するための攻撃用手榴弾に分類される 破甲手榴弾と銘打ってはいても、装甲目標への効果は薄い

刀剣 Edit

  • M1011
    生産国:コライユ領プロアイエ
  • M1034
    生産国:フィルマ
  • 155カ式軍刀
    生産国:ノブリス 重量不明
    東洋から伝来したカタナなるものの影響を強く受けた軍刀
    その独特の製法まではノウハウを吸収できず、やや切れ味の良いサーベルといった代物
    護拳を大型化して取り回しやすくしたり 吊環の位置が後方にあり、つば元を握る余裕があるため抜き打ちがしやすくされている
    柄が太刀のようになっているのはカタナを模倣しようとした名残で、名称のカ式もカタナが由来している

その他歩兵装備 Edit

  • GrA35(ライフルグレネード)
    生産国:フィルマ
  • PFmW 29
    生産国:ヴォルケ 重量不明
    試作品の魔力式火炎放射器 小型タンクに蓄積された魔力を用いて炎魔法を行使する
    詠唱が不要で、魔力も蓄積しておけば消費せずに済む為何かと便利
    元々は工兵用の小型バーナーとして使われていた原理を転用したもの
    燃料を噴射せずに火炎のみを出すので 本来の火炎放射器とは使い勝手が異なる
    また、射程も短く 風向きに注意しなければいけないという欠点もある
  • 26式突撃防楯
    生産国:ヴォルケ 重量不明
    シャルフシュピッツェ用に製造された大型の盾である
    厚さ10mmの鋼板をベースに、4mm厚の追加装甲をリベット留めしてある
    覗き窓部分は防弾ガラスが用いられているが、気泡が多く視界は宜しくない
    およそ人間が携行できる代物ではないが ライフル弾程度は受け付けない防御力を誇る

火砲 Edit

  • VF Flk26
    生産国:ヴォルケ 口径:25mm 重量225kg 装弾数18発(箱型弾倉) 連射速度:毎分300発
    艦船および航空機の火器として幅広く使用されている機関砲。砲架に装着し、対空機関砲としても使われる
    大口径弾を採用したため航空機に対する威力は大きく 防弾装備が充実していない敵機であれば
    少数の命中弾でも撃墜が見込めるのが最大の長所
    バリエーションとして連装式に改めたVF Flk26Tが存在 それに対応した砲架もある
    また、ノブリスでライセンス生産されたものは25mmフ式機関砲の名で同国軍に配備されている
  • カペルSGw27
    生産国:ヴォルケ 口径:75mm 砲身長3.7m 重量2150kg 最大射程10500m
    使用装弾:18型榴弾 24型破甲榴弾 25型焼夷弾など

戦車 Edit

  • テリエTC-29bis中戦車
    生産国:コライユ領プロアイエ 武装:54mm砲×1 37mm砲×1 7.62mm車載機銃(同軸含む)×4
    車体装甲厚:30mm(前面) 最大速度:36km/h 乗員:6名
    コライユは兵装近代化を目指し「28年度計画」にて新型の中戦車を製作した。その改良型がTC-29bisである
    実戦で使用した部隊からの報告、要望を取り入れ 後部に独立した銃塔を設置したのが前タイプとの大きな相違点
    主砲の砲身長が若干伸び、射程及び威力の面で多少の向上を見せている
    砲の口径の割に砲身が肉厚なのは 良質な鋼材が入手しづらくなった事が背景にある
    副砲の37mm砲は対戦車戦闘においては無力だが、装甲車や対戦車砲などを排除する際に使用される
    また、榴弾を装填すれば対歩兵攻撃にも使える
    死角減少を目指して多数の火器を配置した同車輌は、大人6人が乗り込むには狭く、居住性はかえって悪化してしまった
  • MARシャール25超重戦車
    生産国:コライユ領ルジアーダ 武装:85mm榴弾砲×1 76mm砲×3 37mm砲×2 8mm機銃×9 14.5mm対戦車銃×4
    車体装甲厚:54mm(前面) 最大速度:7km/h 乗員:18名
    どこの国にも超兵器を好む指導者はいるもので、コライユの軍事力を誇示する目的で建造された大陸最大の重戦車がシャール25である
    搭載された砲塔の数も大陸のいかなる戦車より多く、陸上戦艦の名を欲しいままにしている
    数輌存在し、それぞれにコライユの古代の王の名がつけられている
    火力、装甲ともに標準よりも圧倒的に強化されているが その代償として速力が犠牲になった
    車体を支えるために履帯は複列式に配置され、前後も2列とかなり複雑な構造である
    また、地形の起伏に対しても弱く 平地でしか活動を行えず、車体重量に耐えうる橋も殆ど無い。
    もっぱら軍事パレードでその威容を見せ付けるのが仕事となってしまっている
    4号砲、ベルナール・ド・リールは砲塔の幾つかを撤去し、移動司令部としての機能を持たせる改装を施された

大陸における戦車開発史 Edit

ここでは装甲戦闘車輌(AFV)について説明し、馬に引かせる二輪戦車については割愛する
クルール大陸に戦車の元祖と呼べるものが登場したのは第一次大陸紛争のさ中である
歩兵では突破が困難な強固な敵陣地に対して、後方に控えている砲兵が野砲を引っ張り出してきて、直接照準などで撃破するのが一般的であった
しかしこれでは損害も大きく、到着までに時間もかかる
そのため野砲を自走できるよう、無限軌道のトラクターを台車に用い、砲員が負傷しないよう装甲板で前面及び側面を覆ったのが始まりである
つまり、大陸では戦車より先に自走砲が登場した事になる
初期不良や超堤性の低さ等技術的に問題を抱えてはいたものの、当初の目的は達成され
短時間で前線に火砲支援が行えるようになった
この時点では、そのまま敵陣地に突入して更に敵地深くへ侵攻するという発想は無く
車体全部を装甲で覆い、限定的ながらも旋回が可能な砲を備えた車輌が登場するのは紛争末期のことである

自走砲を最初に投入したのはコライユ軍だったが、後にこれを鹵獲したリオート軍も、同種の兵器を開発 戦線に投入した
こうした流れの中で、両軍の自走砲同士が鉢合わせする事態が度々起こり、前線からの強い要望で車体が強化されていった
ようやく戦車と呼べるだけの車輌が完成するも、いまだ戦場の主役は歩兵であり 低速な戦車は行軍に追従することもままならず
ある時は障害物に乗り上げ行動不能に陥り、ある時は歩兵の肉薄攻撃で撃破された
小銃弾であっても、至近距離ならば貫通してしまう程度の装甲しか持ち合わせていなかったのだ
ならば、と装甲を強化した車輌が投入されれば今度は対戦車小銃が生み出され、いたちごっこの様相を呈してきた
これに対する結論の1つとして、死角を減らし同時に複数の敵歩兵を迎撃できる多砲塔戦車が主流となっていく
接近される前に歩兵を潰してしまえば装甲は多少薄くても問題ないとする発想である
これには、大陸の工業水準では軽量で防御力のある装甲材が作れなかったことにも起因する

航空機 Edit

  • ベナールFB400
    生産国:コライユ領タルナダ 重量:2.5t 全長:10.4m 最大速度:388km/h
    エンジン:ローラン・イベール12A 空冷星型14気筒750hp
    武装:Ml18 6.8mm機関銃×2(主翼) 爆弾140kg
    単葉ではあるが張り線や支柱で主翼を補強し、固定脚といういかにも過渡期といえる設計の戦闘機
    また、戦闘爆撃機的な性格を軍が要求したため 胴体に爆弾を半埋め込み式に搭載する形をとった
    いち早く密閉式の風防を採用した以外には、あまり見るべき点のない平凡な機体である
    後期型のFB401では、威力不足が指摘されていた機銃をルジアーダ制式の8mm口径に換装し
    垂直尾翼形状を変更、安定性を増加させる等 地味ながら性能を向上させていった
  • Lsc V135 硬式飛行船
    生産国:ヴォルケ 重量115t 全長250m 直径42m 最大速度120km/h
    武装:VF MG-22L 7.62mm機銃8基 VF Flk26 25mm機関砲4基 カペルSGw27 75mm榴弾砲1基or爆弾約2t
    海軍の保有する主力飛行船 ガスにはヘリウムを使用 600hp級のエンジン8基を搭載し高速かつ重武装を実現した
    長距離爆撃や哨戒を主任務とするのが硬式飛行船であるが、戦場で敵国の飛行船と鉢合わせする事態も珍しくなく
    その際に有効な攻撃手段が少なく 接近しての銃撃は双方に大きな被害が出た
    敵飛行船と遭遇した際に長距離からでも撃破可能な火砲を初めて搭載したのがLSh V135級である
    爆撃能力を廃して下面に75mm砲塔を搭載した雄型と、砲を搭載せず通常どおりの爆弾倉を持つ雌型が存在している
    雄型は装甲された敵を攻撃する訳ではなく 硬式飛行船に対する攻撃力は極めて高いが
    飛行中に砲を旋回させれば気流が乱れ、速度も低下し、砲撃時の反動で針路もズレてしまう欠点がある
    砲塔を格納式とすることで、砲撃時以外の問題は一応解消されている
    一方雌型はこれといった欠点もなく運用しやすい為、同級でも雌型の占める割合の方が大きい
    ちなみに、エーヴェル・シュテルン中佐がクーデター未遂事件を起こした際に使用した7番艦のV141は雌型で
    同艦を追跡、拿捕したV138は雄型であった
  • べロフ・ドローニン BDo-12bis イービス
    生産国:リオート連邦 重量:1.5t 全長:6.8m 最大速度:362km/h
    エンジン:M662C-38 空冷星型9気筒500hp
    武装:バラネフPB1026 7.62mm機関銃×2(機首) 爆弾40kg
    リオート連邦軍制式戦闘機として大陸暦1020年代前半に採用された機種
    旧式化しているものの、平時としては稀なほどの大量生産がされた機体だけに
    現在でも二線級部隊や練習機などとして多数が現役にある
    複葉、固定脚、開放式コックピットといった一次紛争以降の戦闘機の
    基本的スタイルを踏襲している為、革新的な設計は見られないが
    寒冷地でも正常に始動するエンジンや扱いやすい操縦系、旋回性能の高さが評価されている
    同機はBDo-12の改良型であり、ベース機と比較して脚部スパッツの追加、
    主翼支柱の形状変更ならびにエンジン出力の強化などを行っている
    一部はノブリスなどリオートの友好国に輸出され、主力戦闘機として配備されている場合もある
    武装は機首のバラネフ7.62mm機銃×2と、翼下に10kg爆弾4個を搭載可能

艦船 Edit

  • アミラル・ベルジュ級戦艦
    生産国:フィルマ(保有国:コライユ領ルジアーダ) 排水量26500t 全長168m 最大速力18ノット
    34cm連装砲5基 12cm単装砲18基 7.6cm高角砲6基 20mm機関砲4基
    搭載機:水偵2機
    コライユ海軍の主力艦といえる戦艦だが、一次紛争以前の建造で旧式の感は否めない
    重装甲、大火力と、大艦巨砲主義をそのまま形にしたかのような設計である
    主砲塔は4基を前後に背負い式に配置、煙突後方の甲板上に1基を配置している
    また、副砲の12cm単装砲は各舷9基ずつ 側面にケースメート式で装備される
    大陸暦1020年代半ばに近代化改装が施され、対空兵装および水偵用カタパルトが増設された
    フィルマ製軍艦の特徴ともいえる籠マストはこの際に撤去され、新たに三脚マストとなった
    同級3番艦のアミラル・ダントリクは亡命するアディーナ・クリスベル博士と数名を乗せ、後部甲板に水偵の代わりに戦車を搭載
    早朝、霧の立ち込める中をレオスタン連邦に向け出航したといわれる
  • クローチェ級空母
    生産国:フィルマ 排水量11050t 全長183m 最大速力22ノット
    14cm単装砲4基 6.5cm高角砲6基 12.7mm連装機銃10基 搭載機:28機
    同国海軍水上機母艦シレーナを改装した、大陸初の空母
    元が水上機母艦だったおかげで、艦内の格納庫はほぼそのまま流用され
    さほど大規模な改装を必要とせずに空母として生まれ変わった
    右舷側に大きな艦橋と煙突を備えているのが最大の特徴で、実質軽空母と呼んで差し支えない規模
    飛行甲板前後に2基のエレベーターを持つが、後方のエレベーターは十字型をしている
    空母の運用法については試行錯誤の域を出ておらず、砲戦に備えた14cm砲が残されるなど、妙な部分もある

Last-modified: 2011-04-02 Sat 20:36:48 JST (3219d)