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| | 秒数でも、選んでも、無くてもいつでもどこででも
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秒数下一桁 | ロケーション表 | 0 | 教室 | 授業中かその合間か。気楽な様子で過ごしているようだ | 1 | 図書室 | いつもは騒々しい少女だが、この場においては物静かに | 2 | 訓練場 | 剣技か魔術か、はたまた体術か、真面目に訓練をしている様子 | 3 | 一軒家 | 楽師の住む町外れの古いが大きな一軒家。周りには他の家はなくぽつんと建っている | 4 | 大聖堂 | 特に祈りを捧げているという訳ではないが、慣れた様子でうろうろと | 5 | 精霊の花弁亭 | 学生街ほど近い豊富なハーブティーと茶菓子が売りの馴染みの店だ | 6 | ラモニア歌劇場・客席 | 歌か曲か劇か、またはそれ以外の芸を楽しむ人々の場。幕間の休憩時間かもしれない | 7 | ラモニア歌劇場・楽屋 | 楽師が出番を控える楽屋。フルラの名を出せばすんなり通してもらえるだろう | 8 | ラモニア歌劇場・地下 | 歌劇場には余人の立ち入らぬ場所もある。偶然にもそこに迷い込むかもしれない | 9 | ラモニア歌劇場・その他 | 古く歴史のある歌劇場には様々な場所がある。ロビー、バルコニー、カウンター…etc | ゾロ目(00以外) | 荒野 | 外壁の外、荒野のある地点。不穏な空気が漂う※戦闘発生します | ゾロ目(00) | 自室 | それは、道を変えた日の話のおはなし。※語り的な。 |
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〜〜〜〜♪ †
『やあやあ、お暇ならちょっと一曲どうだい?』 †
- 戦技科四年。他にも魔術科を主に履修。成績自体は全体的には優秀と見てもいいのだが、気分屋でムラがあるので優等生とは言い難い。
自らを楽師と名乗り、請われれば様々な曲を得意とする旋律魔術で奏で聞かせる。時折ラモニア歌劇場で学費もろもろを稼ぐために曲を披露することもあるようだ。
また、代価を取り、音珠を作成、譲渡することもある。歌劇場での公演のさい宣伝していたり、折りに触れ本人が公言しているので王国で暮らしていれば耳にすることもあるだろう。
- 身長156cm、体重を聞き出せたらラッキーディ。銀髪に琥珀色の瞳、上からおっきめほそいおっきめの健康的な体。
- 普段学園外では、暗赤色と白を基調とした、動きやすいミネラ王国辺境での音楽家が纏う伝統衣装を着ている。
//名簿絵。露出低めのディアンドルのようなイメージです。
たまに歌劇場での公演の際などは舞台衣装など着ることも。胸元や腰周りが大胆に強調された露出が高い服でも気にせず着る。
- 学園では最新の学生服を着用。最低限の主張なのか、音符などの意匠が幾つか加えられた改造をしている。
- 学生街の外れのぽつんと立った古びた一軒家に住んでいる。隣を気にせず音を出せるのが最高、との評。
- 家には大量に楽器が転がっている。その楽器がどんな音を鳴らすのかの研究のためだ。また、音に対する感度の良さから調音を頼まれることもしばしば。
- 普通の楽器についても演奏はできる、が専門にしている奏者に比べれば一歩引く程度。
- 中庭付き。余り丁寧な手入れは出来ていないが、音楽をよく聞かせているためか色々な草花が元気に咲いている。
- 曲はいくらでも奏でるが、歌については歌おうとしない。音痴なのだとか。
- 人々に噂を聞く限りでは少なくともここ数年の間ではフルラが歌ったのを聞いたことがある人間は居ないだろう。
- 剣技の成績がもっとも良いが、その他の戦技についてもそれなりに優秀。一般的な魔術についてはほぼ使えない。
- ラモニア歌劇場では、主に音珠を使った演奏を披露している。が、劇に欠員が出てしまったときなどは仕方なしと代役を受けることもある。
- 耳が良い。注意深く集中して耳を済まして聞き取れば、目の前の相手の心音を聞き取るくらいは出来る。
- 酒が好き。弱い酒から強い酒まで、大体なんでも飲む。それなりに強いが割とよく深酒をするのでたまに怒られている。
『音楽のある生活、それは豊かな生活とも言えるね。言えるんだよ』 †
- 旋律魔術
フルラの一族に伝わっていた神聖魔術に属するローカル魔術。音楽神ラモニアに連なる奇跡の御業。
ラモニアの権能により奏でる音色を術式として様々な効果を生み出す独特な魔術。
…なのだがフルラはラモニアに対する信仰心そのものはさほど深くない。
しかし魔術の腕前は高く、曰く、私は神の下僕じゃない。音楽の下僕なのさ。と笑って嘯く。
汎用性が高いが、音楽の出来によって効果が左右され、安定性が低いのが難点。
- 旋律魔術は広い応用性を持つ。基本的な標準魔術においても、様式が違うにも関わらず同様の効果を齎す曲が幾つもある。
しかし、それは標準魔術における術式を奇蹟による不安定な音色で代替しているだけとも言えるため、標準魔術に比べ
必要なマナ量、効果そのもの大きさについては基本的に劣るものとなる。
つまり、同程度の術式精度、マナ量の炎魔術を撃ち合えば旋律魔術での炎の方が概ね威力面で撃ち負ける事になる。
- 旋律魔術は根本的に音を基軸とした魔術である。そのため通常の魔術にはない特徴が幾つかある。
代表的なものとしては、効果範囲は音の届く範囲に限る。そのため仮に防音室の中で旋律魔術を使用した場合、部屋の外に何かしらの事象を直接起こす事はできない。
速度についても同様。仮に雷の魔術を標準魔術と旋律魔術で全くの同時に放った場合、空気中では音が響くよりも早く雷が走るため、雷の標準魔術が先に着弾する。
一度雷を発生させ、その雷自体を撃つなどすれば話は変わるが、その場合も発生、操作、発射などの複数工程を挟むためラグが発生し、やはり速度は標準魔術に劣ることになる。
- 音が届く距離であれば、その音自体の範囲、方向性はある程度操作ができる。攻撃に使用する際に味方を巻き込まないためである。
- 音珠/おんじゅ
手のひらにすっぽり収まるほどの水晶に似た球。
旋律魔術において重要な役目を果たす魔術道具であり、端的に言えば、プレイヤー兼スピーカー。
旋律魔術は楽器を使い音楽を奏でることによっても行使できるが、通常、旋律魔術師は音珠による演奏で魔術を使う事が殆ど。
熟達した旋律魔術師は音珠そのものを作成することも可能であり、フルラはこれを作って売っていたりもする。
演奏は魔術行使とは別に込められたマナを消費して行われ、マナが切れた場合込め直す必要がある。
また、楽器と同じく長時間調律をされないままだと音が歪んでしまう。
作成時に込められたマナや、精度によって硬度が変わる。硬く作ったものは実際の宝石並の硬さとなる。
- 簡易音珠
記憶された音楽を鳴らすだけの音珠。簡単に作成でき、長持ちし音も歪みづらい。主にフルラが販売しているのはこれ。
- 高等音珠
特定の旋律魔術を込みで作成する音珠。旋律魔術師でないものも旋律魔術を使えるようになるが、マナの消費が激しく音が歪みやすい。
- 意震音珠
魂の音色を奏でる。
- 音叉剣 ユニヴェルソ・バケッタ

フルラの一族が代々受け継いできた細身の長剣。が、その剣身には刃がつけられておらず、一見根本から二股に分かれた長細い棒のようにも見える。
刃もないため、鞘にも入れずこれをフルラはいつも帯刀している。柄には不思議な輝きの音珠がはめ込まれている。
- 非常に古い時代から受け継がれてきた。部類としてはラモニア神に連なる神具であり、そう簡単には傷さえつかない。
加えられた音に共鳴、共振をし、それを増幅する作用を持つため、主にフルラは旋律魔術及び音珠の音を増幅するために音叉剣を使っている。
ちなみに、曲りなりにも剣と呼ばれる物品のため、歌劇場の公演の際は音叉剣は持っておらず、音珠のみで演奏している。
- 意振音珠『我が為に鐘は鳴る』
楽師の父親、ボロ・ヌーヴの魂を写し取った意振音珠。意振音珠は、おおよその場合においてその能力は本人にしか使えないが、
稀に本人以外でも使用が可能な場合があり(血族が多い)、これはそのケースである。能力は、通常、作成精度にもよるが
旋律魔術を込められる音珠は一つにつき多くとも数曲しかないものが、この意振音珠はその上限がほぼ無く、大量の旋律魔術を込められること。
そのため旋律魔術師が使う場合は魔術の構築、発動が大幅に簡略化され、多種多様な旋律魔術を素早く扱える事になる。
また、特定の旋律についてはそれを通常の旋律魔術で使う場合と効果が変化する。
- 偽音叉剣 ローザ・バケッタ
バルターが音叉剣をコピーして作成した魔道具としての音叉剣。普段は薔薇のブローチの形をしており、マナを込めることで
素材は違えど音叉剣と瓜二つの姿を持つ形へと変化する。本物の音叉剣よりは旋律魔術の増幅率は低く、強度も及ぶものではない。
また構造上、音珠を付属させづらいため音珠の補助が行えず、旋律魔術師への魔術的負担は高くなる。
しかしその携帯性の良さは欠点を補って余りあり、更には100m以内であれば、手元を離れていても転移して戻ってくると
使い勝手は非常に良く、楽師はこれを常に持ち歩いているという。
- 結晶和音剣
音叉剣は、剣として使用する場合概ね音を結晶化させた結晶を刃として扱う。これは既存の宝石に似た結晶だが、
あくまで似ているのは見た目だけのため、硬度や性質、属性はその音色によって変化する。
結晶和音剣とは、その結晶を二種類以上使い、ピッチの違う音色を重ねることによって多属性を一つの剣として扱うものである。
更に、和音を構成する楽音の数が多くなれば多くなるほど、その出力を高めることができ、総合的な魔術としての威力は上がる。
ただし、重ねれば重ねるほど構成は難しく比例して消耗も激しくなるため、状況を講じての使用が求められる。
『ハッピーになりたくないかい?私はなりたいねぇ』 †
- 学院に来た理由はとある音楽を作るため。
- とある音楽とは「聴いた者を幸せにする音楽」。あまり公言はしていないが、風の噂に聞く事もあるかもしれない。
- 本人の協力の元、儀式を行うことにより旋律魔術師はその人物の魂の音色を聞き取れる。
- フルラの故郷は王国辺境のある村だったが、ある時期を堺にその村は地図上から消失している。
- 消えた村はロフォノ村という村だった。そこまで大きくはない、小さく素朴な村だった。
- 魔物ルモーネ
フルラの故郷であるミネラ王国辺境パルシェニコ地方において主に観測されていた魔物。
魔物学者による研究によれば、善なる者に属する命が不快に、異質に思う音、それそのものが物質化した
質量のあるノイズとも呼べる存在。その本質は音であるため、根本的には不定形の存在であるが、
殆どの場合において、人間や獣、既存の生物を模した形を取り、ある程度それらの生物の特徴を再現する。
しかし、それは明らかに生命ではなく、存在の在り方としてはおよそ一部学説のゴーストに近いという見解が提出されている。
ルモーネは、生物、物体ともに直接接触や、波動を放ち干渉することでその物質を侵食し、崩壊させる。
崩壊後の物質の性質として、通常の物性もさる事ながら、正常な固有振動数が確認出来なくなったため、
恐らくはルモーネが干渉した物質はこの世ならざる物質へと変換させられたのかと想定される。
物理的、魔術的にルモーネの身体を構成する半物質、悪音と名付けられたそれを一定量破壊し消耗させるか、
音核(概ね心臓が模される)を破壊することで対象は存在を維持できなくなる。
発見された個体数は少ないが、一体一体が強力であり、遭遇してしまった際は手練の冒険者に救援を求める事が推奨される。
- おおよそ10年前後前に、ルモーネの観測記録は途切れている。それより以降は直近の冒険記録を除き公的な記録では観測されていない。
- ルモーネの中でも更に強力な個体は、悪音の一部を結晶化させ完全実体化、頑強なるそれを武器として扱うことがある。
獣型であれば牙や爪、人型であれば武具として固定化させることが多い。結晶化部位は武器としても強力だが、
そこから更に侵食を行うケースもあり、注意が求められる。
- 再演、と呼ばれる能力を持つ個体が存在する。前述した、生物の特徴の再現を更に歪に捻じ曲げて行われる。
近年の記録では鼠型のルモーネが本来は単体(群体タイプであったが)以上には増えない魔物であるものを、
「殖える」存在としてその力によって数を増加させた。また、鮫型のルモーネは「噛みつく」再演の力で空間破砕を行った。
- 「オディオ・リソナーザ」と呼ばれる行動を行うことがある。常から怪音を纏うルモーネであるが、
強烈な雑音を放つことで爆発的に魔力を高め、元より通常生物よりも強い膂力なりを一時的にだが更に強力にする。
この行動の原理、意図は不明。
- フルラの一族は、先祖代々よりこの魔物を優先的に討伐してきた。
- この魔物は、悪神である「狂鳴のイグナディオム」の眷属であるとされている。
- 侵奏、と呼ばれる行動を取る事がある。前述された、物体への破壊的侵食である。
人型の場合は主に手のひらや武器、獣型の場合は主に爪や牙によって行われる。
干渉が行われた物体の物理的、魔術的存在強度によって抵抗は可能であるが、
常人の肉体に対して行われた場合加速度的に対象を死滅させ固有振動も行われぬ物であり物でない物体となる。
- 滅界の狂響
「ヴォイド・ソング」とも。悪神「狂鳴のイグナディオム」の声そのもの。かつて神代の時代、善神と悪神が直接的に闘争を
繰り返していた時代に、音楽神ラモニアが対立していた狂鳴のイグナディオムとの戦いで、劣勢に追い込まれ、
ラモニアの勢力が起死回生の策としてイグナディオムの力の要である声を奪い、ヌーヴの一族の魂と血へ封印したもの。
これによってラモニアはイグナディオムに勝利し、別次元へと追いやる事に成功した。
悪神の声は代々の一族の魂のいずれかに付随する形で封じられ、稀にではあるがラモニアの権能の影響によってからか、
イグナディオムの声が一族の歌声として顕現してしまうことがあり、広義にはそれを指す。
歌声という概念に縛られているからか、保有者はどのような歌を歌おうとも、例え鼻歌であってもそれは滅びの歌となり、
何らかの手段によって制御せねばその狂音が響いた周囲一帯を尽く滅する。
ただし根本基底原理としては音であるため、音域操作魔術や、沈黙、消音などのサイレンスの魔術によって干渉できる。
これはルモーネの肉体たる悪音も同様である。
干渉の際は対象魔術の術式方法論にもよるが、大凡は力比べの様相を取る。
また、音叉剣は封印の際、ヌーヴの一族へとラモニアから贈られたものである。
『これでも私、妙な所に顔が効くんだ』 †
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| | 出番があるかないか分からない方々
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- アルベロ・アノッソ
楽師行きつけの喫茶店である「精霊の花弁亭」の老紳士店主。精霊の花弁亭は歴史ある落ち着きのある店内に季節の花が
所狭しと飾られ華やかさを両立する、豊富なハーブティと各種茶菓子、特にスコーンが売りの店。
稀に、特殊なハーブを仕入れ提供することもあり、「月花貴人」「アンブレア」「金観音」などの銘柄が運がいいと飲める。
既に引退済みであるが、アルベロは過去、名うての冒険者であり「符」と呼ばれる特殊な一種のスクロールを主に使用する。
かつては竜をも退けたともまことしやかに噂されているが、余り信じられてはいない。
精霊の花弁亭においては寡黙で総白髪の髪をオールバックに撫で付け細身の身体に執事服にも似た服を纏うただのお茶好き。
- 意震音珠『十二人いる』を所有。発動するとアルベロ本人と全く同じスペックをした存在が、11人増え、総勢12人のアルベロが生まれる。
分体とも呼べるそれは、幻影やはりぼてではなく実体を持った本人そのものであり、存在係数を僅かに変動された「アルベロという存在」自体を分割したもの。
そのためよほどの存在強度を持たない普通の物体であれば衣服やその装備までもを複製する(彼の持つ符や服程度は問題なく分割される)
ただし、マナ消費が激しく、維持できる時間は短く、更には分体が死亡、消失した際は一定確率で消失した分体の分だけ存在のゆらぎの反動が襲いかかり、
本体もそのフィードバックを受けることになり、分体と同じように死亡、または消失する。彼はこの意震音珠を使い竜を退けたとされているが、詳細は不明。
その際に一人の少女を救出したとはギルドの冒険記録に残っている。
- スクーレ・ルッギーネ
楽師がたまに顔を出す菓子メインのレストラン「スイーツエルドラド」の甘いもの大好きな髭面強面厳つい店主。
スイーツエルドラドは値段の割に質が高くかつ安い値段で菓子が食べれられる店であるが、元は冒険者のたむろする酒場であり、
酒場時代から店構えを全く変えず店主同様厳つい雰囲気があったが、豪快にもかつ可憐に美しく自慢の菓子を
食い尽くしたとあるはらぺこ令嬢に感銘を受け、美も店を経営するには必要なのだ、と店内改装を決意。
今では明るく清潔感があり、ポイントポイントにカラフルな配色を配した、入りやすい店となっている。店主の改装はまだ。
酒場時代に数々の冒険者からツケのカタで預かったなりした魔道具を幾つか所有している。
特に売るでもなく、いつかツケが返される日を待っているが、大食いチャレンジの景品にしたりもする。
酒場経営を始めるまではごんぶとメイスを振るう傭兵であった。
- 意震音珠『鉄血のアムネジア』を所有。これを使うことによりスクーレは全身を文字通り鋼の身体へと変えられる。
鋼になるとは言え動けなくなる訳ではなく、通常通りに動けるため、生はかな方法では彼を傷つけることはできなくなる。
マナ消費が激しい傾向にある意震音珠としては、マナ消費が少ない方であり、鋼化の最中の行動にもよるが、
数日間程度は鋼化ができ、長期戦に向く。彼がこれを使い、単騎でとある国の城を落とした逸話はちょっと有名。
だが、脳まで鋼化する弊害か、時間が経てば経つだけだんだんと忘れっぽくなっていき、仮に数日を越えて鋼化していた場合、
人格崩壊するリスクを伴う可能性がある。なお城を落とした際、その終わり際には「シュークリームが食べたい」と連呼する存在になっていたとか。
記憶に関しては、鋼化を解けば戻る。
- フォンド・インベスト
楽師の公演にたびたび顔を出すお金持ち。かつ、ミネラ王族。とはいえ王族としては傍系も傍系で王位継承権どころか、
彼が王族だということを知らない人の方が大半である程度の血筋。やたらと豪奢な着飾った服を除けばただの小太りのおじさん。
女好きで事あるごとに歌劇場のスタッフや客に粉をかけているが、いかんせんその血筋に比して品がないので全然実っていない。
しかし、それ以上に芸術というものを愛しており、ルメンコの敬虔な信徒である。かつて、ラモニア歌劇場は
歴史の長さからくる深刻な老朽化問題を抱えていたが、彼が一括して大規模な寄付を行ったため、その難を逃れた。
金を稼ぐという点において特化した才があり、主に投資を主体として稼ぎ、経済界にも顔の効く資産を持っている。
- 意震音珠『落ちたナイフを鷲掴み』を所有。リスクを取れば取るほど、危険に身を晒せば晒すほど思考能力を増加させる力を持つ。
仮に彼が弓矢で身体を撃たれた場合、その瞬間に彼は数日間熟考を重ねられるほどの思考を行うことができる。
とはいえ、彼は戦闘能力は皆無に等しく戦いの場ではほぼほぼ役には立たない。彼がこの音珠を活かしたのは、
とある時、経済界において「フラッシュクラッシュ」と呼ばれる瞬間的、かつ破壊的な相場崩壊があった際、経済人の誰もが絶望する最中、
その大暴落を乗り切ったどころか、逆に積極的な投資を行い大きな利益をあげた際の出来事のこと。あとで経済界からは大変妬まれた。
人呼んで「投資の王様」。…の後に「でも本当の王様にはなれないけどな!HAHAHA!」と続くのが彼を揶揄する者たちの定番ジョーク。
- ジョカーレ
とある場所の地下に漂う童女の亡霊。詳細不明。
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『人生、生きていれば色々とあるものさ』 †
『…うん。不格好な、なまくらな、冷酷なフルラ。…になるという付与魔術を、命にかけられた時の私だね。』
『……この時はえらく冷たい態度でポンコツな曲を流しながら壊れたフルートをカッコ付けて持ってた気が…うっ頭がっ。』

『アメアに、故郷の家族へのお土産として「夜のまにまに」という曲を込めた音珠を作った時の私』
『本意ならずともいつも雨を伴ってしまうのに、鷹揚でからりとして太陽のように笑う彼女の家族が、健やかに過ごせる事を祈って』

『アルミネラ王立学院戦技科四年生。ラモニアの奇蹟御業顕す旋律魔術師。冒険者に混じり魔なる者打ち倒す戦士。歌劇場の若き才能持つ演者』
『そのどれもが私であり、私でない。私は私。他の誰でもない、楽師フルラ・ヌーヴさ』
『アルベルティーナにもらった、グラーティアエを讃える冬の祝祭での女性がつけるとされる華やかな花冠』
『思わず笑みが零れそうになる可愛らしい冠だ。彼女のように、グラーティアエも可愛らしい人…いや神なのだろうか?』

『学園祭のミスコンで踊っていた時の私。派手な動きは劇場でも受けがいいからね、ノレる音楽と共に繰り出せば中々のものさ』
『……でも…まあ、ちょーっと水着は際どすぎたかなぁ、なんて思わなくもない。おかしいなぁ、ニプレスつけたはずなんだけどなぁ』

『ここではないどこかの世界の学園祭のミスコンで踊っていた時の私。らしい。なんかケイオスの意思が映像送ってきた。なんなの』
『百歩譲って学生妊娠はいいとして、それで踊るなどこかの世界の私!赤ちゃん可哀そうだろう!!!!!』

『いつかどこかで、新しい未来を形作ったであろう私。そのお腹にはあの日見たあの子が居るのだろうか?』
『……それはそれとして、こう、なんだか恥ずかしいものがあるね!ドヤ顔してるんじゃない私。表情がえっちに見えるぞ私』
『さあさ、君はどんな曲がお好みかな』 †
※以下、色々とメタ的な説明※
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| | 作曲に関するメタ説明
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- ※【割と重要】なかのひとは音楽的な知識とかはあんまありません!※
- フルラが作曲する曲はネット上にある所謂AIサービスににより作曲しています。
ロール的には音楽神ラモニアに纏わる神聖魔術により作っているということになります。凄いぞ現代人工知能ラモニア神。
- 話の流れや、依頼を受けるということで作曲を致します。
- 依頼を受けた場合、基本的にはその曲を封じたプレイヤー兼スピーカー、電池はマナである所の音珠を渡すという形で提供します。
- 音珠という形でなくとも、その場で演奏して、というような形でも大丈夫です。ノリ重視。
- 音珠には一応種類がありますが、特に指定がなければ↑の設定での簡易音珠(曲を流すだけ)のものとなります。
- 高等音珠については、何かしらの能力を外付けで加えるとうな用途を想定しています。充電式マジックアイテムという所でしょうか。
作る際に、どんな効果がほしいなーという指定を頂ければそれに沿うような効果があるという形にします。
ただ一応念のため、そこに居るならアリウスさえもぶっ飛ばせるゼ!とか物凄く強すぎる効果については無理、という形となります。 基本的に旋律魔術は、同じような効果の魔術があってもそれよりマナ燃費やら効果が劣る、というのも設定としてはあります。
(炎の旋律音珠を作ったとしても、同程度の炎魔術での炎より大量のマナを必要とする、など。旋律魔術については随時設定を更新します)
- 意震音珠(これはしれっと名前変わるかも)については、今の所は他と格が違う凄い音珠というくらいのものです。本人にしか使えないとか効果がすごいとかそういう。
世界に一つだけの花ユニークな能力が備わるとかを想定してますが、なんかいい感じに使えそうならいい感じの案を頂ければいい感じに作ります。
一応設定上は、依頼者の魂の音をフルラが聞いて、それに基づいて作るというイメージとなっています。
- 音珠のマナに関しては各自でいい感じに充電できるというイメージです。
- 使う(曲を鳴らす、魔術を使う)には、触った状態で鳴れ、と念じればいい、というイメージ。場合により触らなくてもいいし別スイッチでもOK。
- 全てではないかもしれませんが曲を渡す時は簡単に題を付けます。が、別に依頼者の方で題を付けていただいても構いません。むしろ聞いてみたい。
- 音珠の見た目は基本は丸い水晶みたいなのを想定してますが、宝石っぽいやつであれば形や色とかはある程度なんでもいいんじゃないかと思ってますので、指定があればご自由に。
- 曲そのものに関しては指定が無ければ依頼頂いたキャラのイメージ曲のような形で作る事を想定しています。
- 曲自体の内容については、ある程度は調整が効きます。依頼の際にご指定ください。今の所私がさっといじれそうなのはざっくり以下です。
・曲のテンポの早い、遅い(所謂BPM)
・曲の長さ(長い場合は5分くらいのもいけます)
・曲のキーの高さ(全体的な音程の高さです)
・楽器の種類(1〜3,4種類が多い)
・ある程度のジャンル(そこまで凄く多くはない)
- もちろん、というかこれが主になるとは思いますが曲の雰囲気での指定も大丈夫です。ゆったりした曲、とか激しい曲、とかですね。
- 曲の指定に関しては、特にジャンルの指定などは表のメインコメなどでは難しいと思われますので、その際は下部メタ用コメでお申し付けください。
メインの方でアシッドが効いたアガるドラムンベースで頼むよキミィとか言いづらいでしょうからね。
- 依頼に関しては特にロールを介して依頼せずとも大丈夫です。その際もメタ用コメや名簿裏などでご依頼ください。
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『…ふふ、もう少し大きな声で頼むよ』<メタ雑談・相談用コメ> †
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