学校だったり町中だったり実家の山寺だったり色んな所 †
鬼が笑わば人も笑う †
※当名簿は大体キミが応対をしますが、ノリと勢いで義覚や義賢も出てきます。指定があればそれとなくお知らせ頂くか、ロケ表をお使いください※
役・希未/えんの・きみ †
- 身長:150半ば〜後半くらい。体重:
自称40kg台(50kgの狭間と日夜戦ってる) 50kgをいつもほんのちょっと越えるようになった。なってしまった。
- スリーサイズ:
割とふつう おっきい。言い切れるくらいにはおっきくなった、意外にほそい、ほんのり大きめ
- 額に赤い角と、青い角が生えた。義覚義賢が姿を変えたもので、触ると人肌のぬくもり。
- 役小角の血を引くとされている役家の長女。
- 甘いものが好き。特に桃が好き
- お菓子作りが好き。和洋何でも作るが、やや洋より。
- 山歩きも趣味+修行。山伏の家系でもあるので。
- キタコレ珍百景と称し、妙な場所を色々巡っていたりする。
最近のお気に入りは鳥の糞が落ちすぎてイチゴみたいになってたポスト。
役家は一族すべてではないが、退魔師の家系でもあり長年退魔を行っている。
- キミの場合は中学の頃からの退魔師
- 戦いにおいては錫杖を使い棒術と孔雀明王咒法などの術を使う、がギリギリ一端の退魔師の腕前という所。
- 破邪術、治癒術、結界術、を主に使う。また孔雀明王の加護により特に解毒術が得意。
また、彩雲の術と呼ばれる雲に乗る術を使える。角が生える前は三色の雲に短時間しか乗れなかったが、以降は五色の雲を自由自在に乗る。
- 角が生えた以降は義覚義賢の力を使えるようになっている。鬼言についても使用可能であるが、一部の鬼言については幾つかの問題があるため簡単には使えない。
- 前鬼、後鬼と魂に紐付いた強い契約を交わしており、自在に彼らを喚び出すことが出来る
- 白髪、紫の瞳。体に入れ墨のような紋様を持つ。
この紋様は常に同じ形ではなく、日によって少し形が変わっていたりする。
面倒なので知らない人向けにはタトゥーシールということにしている。
銭湯とかに入る時に断られる事があるのがちょっとした悩み。
- 見るものが見れば、体の入れ墨から妖力、鬼気を感じ取れるだろう。
- 入れ墨は役家の血を引く者(直系に限らず分家でも)と、前鬼後鬼との特殊な契約を示す咒術式の証。
役家の人間の魂と、前鬼後鬼の魂を直接繋げて相互作用を及ぼすものとなっている。
この契約術式は開祖役小角が施した高度な術式であり、役家においては解除も再現もできていなかった。
術式に干渉できるのは、前鬼後鬼のみであり、役小角からはそのための術式干渉鍵も与えられていた。
これにより、対温羅戦において前鬼後鬼は自身の力を直接的に希未へ与えるために術式へ干渉。
それまでの契約は解かれ、変容し、前鬼後鬼の姿をそれぞれ二本の角と変えその姿から戻る事ができなくなった。
それ以降の入れ墨は残滓であり、その時を境に薄くなっている。義賢の見込みでは入れ墨が消える頃には
変容した術式も消え、本当の意味で契約が解かれる事になるだろうとのこと。
- 勉学においてはまあまあ壊滅的。赤点が一つもなかったら自分へのご褒美をするくらいには。
- 大学入学を志すようになったので、勉強に身を入れるように。かなりマシになっているとか。
- 家は京都の北東に位置する山中にある山寺。実際に歴史ある寺でもある。
- 寺の名は『小角寺/しょうかくじ』。山で修行する行者の中継地点に、修行者の修行場所に、あと普通の参拝客も受け入れている。
祀っているのはもちろん神変大菩薩。
- 「希未。キミ。君でなく。どっちかというとイントネーションは兄に近い。あとお婆ちゃんっぽいっていうなし」とは本人の言。
- お酒は甘いお酒が好き。…いや飲んでないですよほんとほんと。
- 退魔委員に所属しており、校内では腕章をつけている。休み時間や放課後に学校の各所をウロウロしており、
時にモップを持って掃除のような事をしていたり、時に雑然とした空き教室などを片付けたりしている。穢れ祓いもしているかも。
-
退魔委員に配布されている連絡用の御札。スマホの電池が切れていたり、電波が無い時とかに使っている。概ね非電源予備スマホでは?新人退魔委員は訝しんだ。
- 学校の制服はもとよりバリエーションに富んでいるが、キミは服にある程度の改造を施しており、全体的にゆったりしている。
その内側には退魔に使う各種道具、おやつ。更におやつなどが収納されている
- 収められている主な装備類は以下。
- 携帯錫杖。携帯警棒のように伸ばす事ができ、内部に梵字が刻まれ咒力によって強化されている。脇差しほどの長さになる。
- 金剛杵。独鈷杵、三鈷杵、五鈷杵などの刃の数の違ういくつかの杵を持つ。刃は研ぎ澄まされ、小型のナイフとしても使える。
- ミニほら貝。音色に咒力を載せ遠くへ術の効果を広げたい時に使う。普通に演奏もできる。まあまあ上手い。
- 念珠。最多角念珠と呼ばれる、角張った百八の珠を持つ念珠。念を込めてこすり合わせたりして使う。
- 走縄。キミを含む役家の人間の髪の毛を編み込んだ縄。普通の縄としてもだが、咒術的な強度が高く、様々な事に使える。
- 誕生日は10月9日
- 退魔業で稼いだお金は、家の方針で大体は貯金してるが、手元にも結構残る。が、大体おかしや菓子作り関係の事へ消えている。
- ゲーム開発部に所属。空いた時間がある日は、部室に籠もってギリギリまで最新ゲームの数々を遊んでいる。PS5でけぇ〜。VRすんげぇ〜。
- ゲーム開発部での開発作業は…できてない。もっぱら感想を言うくらい。それでもパソコンを習うなどしてはいるとか。
- 部員に習ったり、義賢に家で教えてもらったりでパソコンはちょっと覚えた。PCゲーが できるように なったぞ!(テテーン)
- ゲーム開発部の冷蔵庫にもおかしを詰め込んでたりする。無論手作りおかしもこっそりと。
- 互助部に所属。お菓子作りの悩みを解決してもらったのをきっかけに入部。部室の冷蔵庫におかしを補給したりこっそり手作りおかしを紛れ込ませたりしている。
- 役家は厳しい家でもあり、小さい頃から修行漬けだった。お菓子好きだったりゲーム好きだったりするのはそれへの反発心でもある
- 修験者としては信仰心はさほど高くない。必然功徳の現れである験力もさほど無く、代わりに自身の霊力を用いるタイプの術者。
- 夏休みの際、普段の山行とは違う深山へ向かい母親と強化特訓をしていた。何度か死線を見たものの相応な修行になったとか。
- 互助部の依頼からみで実家から鐘を持ち出す。一応無事に戻ってきたが凄い豚骨臭がついたので必死こいて洗った。
- 普段は化粧っ気もアクセもないが、時折銀細工のイヤーカフを身に着けている事がある。透かし彫りで知識を象徴とするグリフォンが彫られた物だ。イタリア土産。
- カバンにモビウス1のステッカーを張っている。言えば飛ぶ姿を見せたり見せなかったり。
前鬼・義覚/ぜんき・ぎかく †
- 身長:190cm以上200cm未満ほど。体重:100kgを越えたくらい。※ただし場合により体格は可変する
- 額に角、赤い髪を持つ筋骨隆々の偉丈夫
- 強靭な肉体を持ち尋常ならざる凄まじい怪力を持つ
- 体も頑丈で簡単には深い傷を負わない
- 短気、大雑把で豪快な性格。
- 所構わず気に入った場所で寝っ転がるのが好き。強い酒が好き。
- でかい金棒を持っており、それで打撃するのがメイン戦法。
金棒は妖力に応じて大きさを変えたりする。素手での殴る蹴るも好む。
- 賭け事に強く、また好む。とはいえ実際に金を掛ける事は殆どせず、もっぱら競馬場やらを遠くから眺めているだけだが。
後鬼・義賢/ごき・ぎけん †
- 身長:180cm前後。体重:60kgに届かないくらい。※ただし場合により体格は可変する
- 額に角、青い髪を持つ引き締まった体躯を持つ痩身
- 鬼であるため、前鬼には遠く及ばないがその細身に似合わぬ腕力はある
- 鬼に取っての霊力である妖力、鬼気の扱いに長け、様々な術を操る
- 冷静沈着を常とし落ち着いた性格。
- 釣りをするのが好き。果実系の酒が好き。
- 小太刀程度の細身の金棒を持ち、魔術における杖のように扱い、
術の指向性の制御や増幅などを行う。もちろん打撃も出来るといえば出来る。
- 現代技術の知識を有する。具体的には普通にPCに強かったり、車も運転しようと思えばできる。
スマホも持っており使えるが割と家においてたりもする。
鬼たちについて †
- 役小角に使役されていた鬼
- キミと同じく体に入れ墨のような紋様を持つ。これは役家と鬼達を結ぶ契約の咒の現れでもある。
- 役小角の咒法により、ヒトに近い姿かたちをしているが鬼人とも違うヒトではなく
自然から生まれた純粋な鬼種。
- 通常の生物でないため、飲まず食わずでも自然の気を取り込むことで生きる事ができる。
それはそれとして食事はしたりする。
- 実体を持った存在ではあるが、役家の人間にのみ取り憑くような形で入り込む事ができる。
そのためいつもはキミの体の内側で寝ていたりする。
- 割りと好き勝手出歩いていることもある。なおキミの霊力を使ってしまうが、キミが望めば自由に呼び寄せられる。
- 身の内に居る時にキミの都合で喚び出す時も霊力は使う。が、離れている時よりは少ない。
- 鬼としての力は普段は抑えられている。強い力を使ってしまうとキミの魂に負荷がかかってしまうため。
- 逆に、キミにより鬼の力を引き出すこともできる。キミは退魔師としてはさほどではあるが、
鬼を扱う才能に関しては開祖の役小角に匹敵すると言われている。
- 市井においては、ヒト種の鬼人のフリをしている。
- 三人は入れ墨を通してそれぞれの状態をある程度共有できる。意思の疎通も行えるが距離が離れるほど感度は低くなる。
キミの中に鬼がいる時がもっとも感度は高くなるが割と頻繁にキミ側から遮断してる。乙女のプライバシーは機密事項なり。
- 鬼たちの人の姿は役小角が与えた姿ではあるが、その後習得した変化の術により姿をある程度自在に変える事ができる。
義覚は余り上手くないので大した変化はできないが、義賢は卓越してるため、大凡見た目だけであればどのような姿にもなれる。
が、特に必要がなければやらないので、大体は青年の姿そのままを取っている。
- 鬼たちの持つ金棒は、かつて温羅と戦った際に得た鬼鉄と、自身の角を折り混ぜて作られた特殊な鬼鉄製武器。
義覚の金棒は妖力次第で様々な形を取り、義賢の金棒は存在自体を複製することで術を効率良く扱える。
- 五鬼、と呼ばれる義覚と義賢の妖力、魂のごく一部を使い作られた分け身とも言える存在が居る。
それぞれ五鬼継、五鬼熊、五鬼上、五鬼助、五鬼童、と呼ばれており、普段は深い眠りについているが、
有事の際は役家によって起こされ力を振るう。それぞれ角を持った獣の姿をしている。
- 世界の根源現象の具現固定存在として生まれたあやかしである鬼たちの存在根源は、義覚が山、義賢が川である。
怪異とは似て非なる存在であり、五行としては義覚が土、義賢が水に属する。
- 一時的にではあるが、特質鬼言を使うことにより本来の真の鬼の姿、力を取り戻すことができる。
可否は役家の術者の力量にも大きく左右されるため、鬼種契約者としての力が弱い一族の者では実行さえできない。
【当名簿における前鬼・後鬼の妖怪としての設定】
- 主にヒトの思念から生まれた訳ではなく(広義にはヒトも含んだ総合的な自然から生まれでている感じ)
使役されてからはヒトに害を成している訳でもないので怪異ではない。
- 一般的な怪異の概念は理解しており、そう呼ばれることも割りとあるがもう慣れた。
- 公権力なりに存在をある程度認知されているが、人に与しており、役家が完全に制御しているため特に問題にはなっていない。
というか割りと役家周りでは昔からの馴染みさんくらいのノリで受け入れられている。
- 役小角自体は現実世界の役小角と知名度は同じくらいなので、子孫が居るというのは割と知られているかもいないかも。
役家について †
- 役三空/さんくう
父親。入婿。黒髪、中肉中背。そのまま年を取れば好々爺とでも呼ばれそうな穏やかな風貌。
父親は役家が大体受け継いでいる山寺の運営を一手に引き受けている。役家の表の宗教家としての側面は、概ね父親のもの。
廃仏毀釈を乗り越え続いた山寺の維持をそつなくこなし政治的な駆け引きさえも十全に対応するが、
反面、退魔の腕前はあまり無く、舞い込む討滅依頼などは母親やキミへ振っている。
- 密教系の仏閣に対し独自のコネクションを多数持つ。温羅戦の際はいち早く不在であった延暦寺高僧と連携を取り、
代理となって温羅を食い止める結界の敷設、延暦寺僧侶達の指揮を行っていた。事後処理についても速やかに事を収束させた。
- 役地海/ちのみ
母親。役家直系。黒髪。痩身。細身の体をゆったりとした服装で包む優しげな雰囲気を持つ。キミ似。
が、修行となれば苛烈とまで言えるような荒行を安々とこなし、更にはそれをキミへと当然のように強いる。色々とスパルタ。
本人も納得済みであるし母親を好ましく思っているが、この一点のみ少しだけ苦手意識を持っている。
先代役家当主であり、かつての義覚義賢の主。現在はキミに当主の座を譲っている。
退魔の腕もこなした修行以上に持ち、修行以外は全国各地を飛び回っている事が多く、修羅場を何度も潜っている。
- 義覚義賢の主であった期間はそう長くないが、その際は鬼たちをして一対一であれば負けるかもしれないと唸らせた。
温羅戦の際は琵琶湖方面に流れ出しかねなかった鬼鉄及び使鬼への対処を単騎で行い、防ぎきった。
- 三空が大学生であった頃彼が偶然巻き込まれた、大怪異による怪異事件『奈落返し』において、当時高校へは行かず
ひとかどの退魔師として頭角を表していた地海が事件に関わり、二人で事態を収束させた事が二人の縁。
三空が大学卒業間際に学生結婚をし、卒業後には希未を身籠っていた。
- 分家がそれなりにあり、それらも修験道を納めている家が多い。だがすべてという訳ではなく、修行から完全に離れた家もある
- その成り立ち、血筋から修験道に関しては影響力が強い。普段は過干渉を避けているが有事の際はお互いを頼りにしている
色々設定 †
- 温羅/うら
遠い昔、吉備国を支配し暴虐の限りを尽くしていた鬼の王。
その力は鬼神と呼ばれ数多くの鬼を従え、鬼の王国を築いていたが、ある時吉備津彦命によって
退治され、王国は崩壊しその財や鬼たちは全て失われたとされていた。
これは広く知られている鬼退治の伝説でもある。
しかし、その伝説の裏側では辛くも温羅ただ一人のみが逃げ延びていた。
温羅は遠く大和国(現在の奈良)へ身を隠し、身体を癒やしていたが、その際に
役希未の血筋の大本、修験道開祖、役小角、そしていずれその弟子となる前鬼後鬼と偶然遭遇する。
未だ弟子関係ではない状況ながらも、力を合わせ三人は温羅を撃退するが、
倒し切ることは出来ず、数ある世界の裏側の一つである、裏界へと封印するに留まる。
温羅は裏界で人間への怒りを燃え上がらせたまま、それから千三百年もの間虎視眈々と力を溜め、
また、時折裏界から自身の力を分け造り出した模造の鬼、使鬼を表の世界へと送り込んでいたが、
役家は代々それを日々監視し、前兆の封印、間に合わず現れた使鬼を長年祓い続けていた。
その存在根源は、鉄。鉄という存在が世界に存在する根源現象が形となり鬼となったあやかし。
怪異とは似て異なる存在のため、浄化の術の効きは悪い。五行としては金に属する。
主に鬼としての鉄、鬼鉄と呼ばれる特殊な鉄鋼を自在に操り、様々な破壊を行う。
怪異災害に認定された京都での出現の際は、長年溜め込んだ力を身に纏い巨大な鉄巨人の姿を取って現れた。
- 鬼鉄/きてつ
温羅の妖力の結晶体でもある妖鉱物。それ自体が強い妖力を秘めており、武器の形を取る事によって
特殊な力を発揮させることもできる。温羅から切り離された非励起状態の際は、妖鉱物としての特性しかないが、
温羅と直接繋がり、その意志が反映された励起状態となると周辺の物体を徐々に侵食し、鉄へと変容させる現象を起こす。
触れた対象が生物であればそう簡単には侵食されないが、非生物であれば存在強度の弱い物体から侵食されていく。
- 使鬼/しき
温羅が自身の妖力を元に造り出した模造の鬼。かつて存在した実在の鬼や、人々が生み出した怪異としての鬼、
または実在せずとも伝説の中にだけ居る鬼の概念を裏界から読み取り、形とした鬼であって鬼でない存在。
基本的に高い知性は持たず、温羅の怒りの思念に染まった凶暴な思考能力しか持たない。
- 茨木童子/いばらぎどうじ
かつて大江山における鬼の一党の一味であった鬼の一人…を模した温羅が造り出した使鬼の一人。
しかし使鬼の中でもこの茨木童子だけは、一条戻橋での渡辺綱との戦いで
切り落とされた伝説の茨木童子の腕、それのみではあるが本物の鬼の身体が使われており、
本体である温羅とはある程度切り離された強い自我と知性、独自の残虐性を持っている。
そのため温羅の思惑や指示を無視し、時折単独で裏界から表の世界へ干渉しており、
その際に人間の名工たる刀匠、千手院義弘を攫い、鬼鉄を用いて鬼の剣にして優れた名剣たる剣を打たせた。
通常、鬼鉄を用いた武器は人間のような技工を持たぬ故、武器そのものとしては粗末なものとなるが、
この剣のみは洗練された名剣であり、剣は銘を『界切り』と名付けられ、空間そのものに影響を及ぼす力を備えることとなった。
茨木童子は強い妖力によって具現化させた巨大な掌を操っていたが、
界切りの力を合わせ使うことにより、周辺一帯を空間ごと握り潰し破砕する力を保有していた。
- 白装束
役家の一族に現れる白髪の者、その高い咒術親和性を持つ白い髪を集め、特殊な霊糸と編み合わせて作られた退魔装束。
専門の職人が編み上げる一品であり、そもそもの布としては高い耐物理防御性能に加え、危険に対する半自動局所結界生成機能、
対呪詛、対瘴気などの抗魔性能を備える。また、白髪を使ったことによりある程度の損傷であれば治癒術でも修復が可能であり、
弛まぬ修練を積み重ねた者であれば白髪を大きな角と化す簡易的な大角術を使う事もできる。
また、装着者の霊力を増幅する効果もあり、対火、対冷、対雷などの防御術式の上乗せも可能。
- 対鬼神咒術
役家では『掩乃大角』と呼ばれ伝わる咒術。いずれ来たりうる温羅との戦いに備え作られた決戦咒術式。
鬼の妖力を抑え、更には吸収し術の力へと変える特殊な術式となっており、長年の温羅の表世界への干渉をこの咒術によって防いでいた。
術に際しては役家の白髪が必要であり、白髪に術式を込めることで使用する事が可能になる。また、存在が固定化された鬼鉄や使鬼に対しては効果を発揮し辛い。
一度使えば、妖力がある限り半永久的に楔として機能し、一斉解放用の術式が使われるまで封印を続ける。
ひとたび解放が行われれば溜め込まれた力を使い髪の毛一本一本が強力な白い大角と化して術者の思うままとなり敵を討つ武器となる。
ただし、あくまで鬼種用の術として調整されているため、怪異や他の妖怪にも使えなくはないものの効果は落ちる。
怪異情報サイト『BloodFrontNetwork』 †
某市土着の歴史ある怪異狩りが運営していると噂される怪異を狩る者たちへのハンターサイト。
依頼として討伐依頼や調査依頼が日々舞い込んできており、それらをこなすことで依頼者から報酬が支払われる。
いくつかある希未の退魔業の依頼ルートのひとつ。一般の人も普通に見れるが、機密情報なりは制限されたりする。
比叡山大ピンチバトル †
『鬼が来たりて』
鬼火光る別宅 †
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令和コソコソ噂話 †
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