覗き見かしら? いい趣味してるじゃない貴方……贖罪させてあげるわよ?
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- 黄金槍……神に捧げるに相応しい神器だったわね。まったく、何であんな代物が下界に……しかも野良エルフの手になんかあるわけでして?
納得がいかないわね……そうは思わないゲラシム? 貴方、ああいう武器好きでしょ -- オリガ
- ええ勿論……久方振りにあのように神々しい武器、実物を前に私も下品ながら興奮してしまいましてね。いやはや冷静さを保つのが大変でしたよ
ああっ!早くあれを取り戻し、オリガ様の手へ……そして天への供物として捧げ祭りたく思います -- ゲラシム
- ……フンッ、気に入らないわ。たかが金の槍じゃない……地上と天を支える柱? 私の神々しさには及ばないわ
(明らかに不機嫌になる赤毛の少女。自分以外を見下す彼女にとって神父の言動は不愉快だった) -- オリガ
- おお、アーティファクトをそのように言ってはなりません……勿論、オリガ様こそがもっとも至高の光ですよ
それに、あくまでオマケに過ぎません……オリガ様の姉君「聖剣マイヤ」こそが真っ先に回収すべきもの
引き続き私やベタニアに捜させていますのでどうかお待ちを…… -- ゲラシム
- そう、分かっているならいいのよ……はぁ〜あ。早くお姉様見つからないかしら……すぐにでも虐めてあげたいのに
ん、ふふっ♪ ところでベタニアは今日どこで情報収集させてるのかしら? 何だか愉快な感じだけど……
(契約者の魂の揺らぎを感じ取り、聖剣オリガは不敵に笑い尋ねる) -- オリガ
- おやおや、お気づきになられましたか……なに、普通の娼館ですよ。オリガ様にも罪人の欲望がよい食事となりましょう?くくっ…… -- ゲラシム
- そうね。すっごく美味しいのが流れ込んでくるわ♪ 私がこれなら、あの子もさぞ沢山ぶち込まれてるんでしょうね?
アハハハハ! 帰ってきたらめいっぱいご褒美あげないと、ね……ああでもろくな情報が無かったらやっぱりお仕置きかしら? -- オリガ
- ご褒美だろうとお仕置きだろうと、オリガ様のなさることは全て罪深き人間への慈悲深い救済ですよ…… -- ゲラシム
- 当然のことを言わないのっ!まったくゲラシムは相変わらずね…… そうだわ、ベタニアが孕んじゃったらどうしましょう〜?
可哀想なベタニア!罪を償うために身体を売り、誰の子とも分からない命を宿してまた罪を背負う……放っておけないわ!
私が最後までその罪を償わせてあげないと……なんて、ね -- オリガ
- ただ今戻りましたオリガ様……(来月の同行者?と会い、帰ってきた神父)
……おや、この匂いは。またお遊びの最中でしたか -- ゲラシム
- ひっ……! くぅっ……! (そこには、背中を晒し四つんばいになったシスター服の少女がいた。彼女の背には赤い蝋が垂れ落とされている……
勿論、その上には火の点いた蝋燭が。そしてそれを持つのは白い足の指……) -- ベタニア
- ん、ゲラシムもう帰ったのね?早かったじゃない。折角贖罪のお時間だったのに……フフッ
ほぉら、ベタニア? 声を上げちゃいけないって何度言えば分かるのかしら〜? そんなんじゃいつまでたっても神はあなたの罪を許しませんよー?
……なんてね。アハハハハ!(愉快そうに笑って脚をバタつかせる。ベタニアの背に蝋燭の先が何度も当たりそうになる) -- オリガ
- あっ!? ひゃ……ぐ、ふっぅ……!!(少女は背中の高熱に歯を食いしばって耐える……)
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。どうかお許しくださいお許しください……(そして呪文のように許しを請うた) -- ベタニア
- おやおや……(神父はそれを見て、まるで姉妹が仲良く遊んでる光景を見たかのように和やかに微笑む。止めようなどとはしない)
そうそうオリガ様、思わぬ収穫がありましたよ。やはりマイヤ様はこの街にいそうです…… -- ゲラシム
- へぇ、そうなの? うふふ、やっぱりね……お姉様も暢気ですこと。まぁだこんな汚い街に居残ってるだなんて……
でもでかしたわゲラシム。いつもながら貴方は優秀ね? 顔は気持ち悪いけど、私そこは高く買ってるのよ?
さて……何年ぶりの再会になるのかしらねお姉様? 今から楽しみですわ……♪ -- オリガ
- セックス!! --
- あら? 見てゲラシム。あの虫けら……怖いもの知らずというやつかしら? あっはは!
面白い罪人だわ。この街に来て最初の罪人……食べちゃいましょう -- オリガ
- オリガ様の意のままに……また1人罪人を神の国へと導くのです。主もお喜びになるでしょう。くくっ -- ゲラシム
- ……(シスター服の少女は笑う2人から目を逸らし、じっと黙っていた) -- ベタニア