名簿/490939
- 動物に見えるけど…人間のようだね。この街には多いのかい? -- リッカ
- 「人間だって動物じゃあないか、高度に社会的な動物」屁理屈である
「少なくとも鼻の短い顔ばかり見るね」 -- パグマ
- 違いない(けらけらと嗤う)
(ただし自分にとっては違う。人間に類する精神性を持つか否かは自分に取っては大きな、そして重要な差異であった) (そして少なくとも言葉を解するあたり、彼は合格だった) つまり、珍しい顔をしているということだね。 -- リッカ
- 「ホモサピエンス顔は見分けづらくていけない」
大仰に嘆息してみせる 少女の戯言に付き合うくらいには、暇をしているようだ -- パグマ
- 私も顔にはこだわらないけど、そんなに見分けやすい物なのかい?
動物の顔は? -- リッカ
- 「毛並みと模様を判断基準に出来るからね」
ところで迷子かな?親御さんにこれを渡すといい、と民主共和主義講習会のチラシを渡す -- パグマ
- 軍服で敵と味方を識別するのようなものかな、模様で判断すると言うのは?
迷子?私は迷わないよ。コレはなんだい?(チラシを受け取って覗き込む)何かの集まりのようだけど…。 -- リッカ
- 「この国に蔓延る専制主義、一部の意志により民衆を虐げる体制を否定する」
「否定するからにはより良い代案があるものさ、それが民主共和主義だよ まずはそれを知ってもらわないとね」 -- パグマ
- ふぅん(自分は銃だ。だからもちろん、体制等に興味は無いし、そんな物をしる必要もない)
その民主共和主義とやらを教えてどうするんだい?君は、何を望んでいるんだい? -- リッカ
- 「国民国家の成立だよ、君」革命家の思考である。
「私が望むから、ではなく 人々が望むから、私がやる…そうなれば、一番良いね」 -- パグマ
- 人々が(この場は相手に合わせてそう表現しようとおもった)人々がそれを望むようにするための、集会ってことかな?
もし望んだとしたら、どうなる?もし望まなかったとしたら、どうする? -- リッカ
- 「すぐにどうなるという話でもないさ、少なくとも来週の集会だけではね」
「将来的に見れば?民衆に望まれて体制は打倒され、新しい政治形態での国家運営が始まる」 「結局、望まれなければ…私は、マイノリティとして排斥されるだけだろうね」そうならないと信じているからこそ、活動しているのではあるが -- パグマ
- それで、君はなにを手に入れるんだい?マイノリティとして排斥されるかもしれない危険を犯して、君自身が得るものというのは、なんだい? -- リッカ
- 「安泰な老後の生活と、年金かな?」とぼけた顔からは、その本気の度合いはわからない… -- パグマ
- (もとより感情の機微などには鈍い。動物の顔色などはうかがい知れない。)
さて、そろそろ私はいくとしよう。最初の話題からずいぶんとそれちゃったしね。(遠く、町の通りを眺める。) 私はまだやることがあるからコレで失礼するよ。 -- リッカ
- 「人攫いには気をつけるんだよ、こういった国では特にね」
妙な事だが、真面目に聞いてくれる相手というのが子ども、という事態は珍しくない 偏見を持たず、好奇心旺盛なのだ、最後まで聞いてくれる子は少ないけれど 「また、質問があったらいつでも来るといい」そう言って、顎鬚を撫でるのであった -- パグマ
- 「いいかいほしく、特権階級という者を民衆の前に引きずり出してやるのさ」
帰り道。屋台を曳きながら -- パグマ
- 「兎角権力と暴力で守られて、神秘のヴェールで包まれている彼等が、単なる一個人として何が出来るのか?」
「被支配者が産まれ持っての身分を絶対と考え、支配者を畏れ、崇める。こんなに、両者にとって不幸なことはない」 「彼等を見て、知り、向き合う機会があれば、それは必ずや自由への意思の目覚めとなるんだ」 -- パグマ
- (がたごと荷台に揺られながら)では今日の目論見は大体成功なのです?
それにしてもマスターは本当に貴族や王族といった立場の方がお嫌いなのですね… (支配という事に対する嫌悪とは、剣である自分の身ではなかなかわかり辛い感覚である。首をかしげた) -- ほしくだき
- そうでもない、と渋い顔「いいかいほしく、この観点から言えば…民主共和主義者である私のエゴから言えばだよ」
「引きずり出される貴族は愚劣で、傲慢で、一見威厳に溢れていて迂闊な者ほどいいんだ」 専制主義の欠陥と疾患が一目で分かるようなやつさ、と補足して 「自ら戦に出て、人気が高く、おまけに家の庇護も薄いような坊ちゃんを貶したところで単なる喜劇なんだ」 英雄色を好むと言うだろう?あまりマイナスポイントにはならないのがまた腹立たしいね…表情にこそ現れないが、饒舌さは怒りの程をわかりやすく伝える -- パグマ
- (ここまでごきげんななめのマスターも初めて見るやもしれない、とふむふむ頷く)
つまりあれですね 「下等な平民どもが!服が汚れるから触るんじゃない!ええい誰の許可を得て店など出しているこのクソ狸め!縛り首にしてくれる!」 といってみっともなく喚き立ててくれるようなタイプの貴族さんなら好都合だったのですね (彼女のマスターがそういうタイプでなくて良かった、と胸を撫で下ろしたのは秘密である) (言う通り、確かにさほどイメージダウンになっている様子もなく) (むしろ気さくさアピールで彼単体での人気は上がったように思えた) とはいえお陰で大繁盛でしたよマスター、前向きに考えましょう -- ほしくだき
- 「そうそう、それだよ。ほしくは立派な専制主義者になれる才能を持っているじゃないか」
冗談だ。冗談だが辟易した声には嫌な実感が伴っている…きっと、過去にそんな人物は何人も見てきたのだろう 「僕個人の思惑を置けば、貴族や王族が特別嫌いなわけじゃない。その体制から生まれる不自然や矛盾、格差をこそ嫌悪する」 専制主義者にも有能な人物、立派な人物は居るし人間的魅力を備えたものも居るのは紛れも無い事実である 「その点も考えて前向きに考えれば。売上だけでなく、単純に市民との交流、相互理解を手助けした、と言えなくもないな」 -- パグマ
- お褒め頂き光栄ですよマスター
大なり小なり貴族といえばこんな感じですよね、むしろセイレインのマスターのようなタイプが珍しいかと (こんな成りでもそこそこに長生きしている。役立たずの身の上故に余り高位の人間と接する機会は無かったものの) (過去に父親…鍛冶師の所にやってきていた貴族は大体こんな感じであった気がする) (それからマスターの言葉に少し驚いた顔をした、もう少し見境なしの、坊主憎けりゃ…といったタイプかと思っていたが) …まあそうですけれど ほら、あれで貴族に対する親近感を上がった後、ステレオタイプな貴族に接すれば その落差でより貴族に対する落胆が大きくなるかもしれません 多分 -- ほしくだき
- 「君の妹だけあって幸運の星に守られているのかもしれないな…貞操は保障出来かねるが」
少なくとも、彼女の父親に宝剣目当てで群がっていた愚物よりはマシな主なんだろうさ、と 「これくらいで挫けていては民主化なんて出来ないからね。ありがとうほしく、中々未来に希望がもてる解釈だ」 ぷひー、と鼻から息を漏らすと、毒気を抜かれたようだった -- パグマ
- つまりそれを砕くのが私の役目ですね(エアシャドー)
いやあいくら無類の女好きとはいえ、さすがに剣相手に本気で手を出したりはしないのでは? しないですよねえ(するかもしれない、崩拳) そうですよマスター、その意気で明日も頑張りましょう (揺れる荷台の上でえいえいおーしながら)ということでマスター、帰ったら部屋の整理をしましょう 資料と言う名目の要らない紙束や書籍はバンバン捨てたいですよ、床が抜けかねませんので -- ほしくだき
- 「いいかいほしく、資料というものは常に閲覧できるからこそ価値があるわけで…」
言い訳がましい声は、家に着いて断舎利が実行されても止むことは無かったという -- パグマ
- 「いいかいほしく、君の兄弟に行く先々で会うことはある意味で幸福かもしれない」
「しかしね、およそ半分から逃げ出して、その残りの半分からは言い包めながら逃げ出して、最後の半分からは逃げるまでもなく距離を置かれているのはどういう訳だい?」 夕飯時の路地裏でのことである。つい先程も『あ、そういうのいいんで…』と引かれた経験と照らし合わせれば原因の一端がこの害獣顔にあるのは明白だが のみならず、あからさまに可哀想なものを見る眼を向けられたのは携えた剣の曰く故と言わざるをえない -- パグマ
- そうですねマスター
(町民に受け取ってもらえなかった決起集会のチラシを揃えてカバンにしまい込む) それは私が星しか砕けない魔剣だからですね、いいですかマスター 星しか 砕けないのです 星を砕ける以外は普通よりちょっと頑丈な剣なのです …そしてその星を砕ける力、というのも未だ証明されていないのです 故にですね あいつら全員折れれば良いですよ(舌打ち) -- ほしくだき
- 「奇跡の認定は誰かが観測してこそ、全く合理的じゃないか」
見たものしか信じないというのは想像力の欠如だよ、と未だこの国では実現していない政体の樹立を煽るチラシに目を向ける 「夜空の星座に一筆加えることが出来ればまだしも建設的だったのかもしれないな」 嫉妬も止むなしだな…という顔で次のスケジュールを確認する 酒場で噂を流すこと…体の良い骨休めでもある -- パグマ
- おかげで私は魔剣…というか魔剣?という扱いです、マスターらしいマスターが出来た試しもないです
(普通の剣として使うにはどうにも使いづらい、かといって特殊な能力といえば星を砕くことだけ) (他の優秀な兄弟姉妹の事を思うと自然と眉間にシワが寄る)全くです ……あんなもの増やしてどうするんです 全部消え失せてしまえば良いんですよ星の光なんて (なおもブツブツいいながらマスターの後ろを歩く)酒場… 柄の悪いひとが大勢いそうですが大丈夫ですかマスター? また先日のように難癖つけられたりしないです? -- ほしくだき
- 「おいおいひどい言い草だな、大いに自分と主人に自信を持とうじゃないか」
顎髭をかいて主張する。そのとぼけた顔でも夜空に描けば、地上の人間の心が狭くなることはうけあいだ 「酔っ払いの相手は慣れているからね、何しろ専制主義者ときたら昼間から酔っているようなものだ」 先日のように、難癖をつけてくる輩を上手く誘導して事務所へ押し込められれば勝ったようなものさ、と付け加え
酒場の喧騒の中には、実に様々な噂が飛び交っている -- パグマ
- (自分と主人に、主人に…か、とマスターを見上げる。相変わらず罠にかかった狸のような顔である)
(例えばこれがすらりと背の高い美青年であったり、豊満な美女であれば少しは話しを聞いてくれる人も居ように…と首を振って) この街はそれで恩恵を受けている部分もありますしね、高額冒険の依頼は殆ど王族や貴族によって出されているようなものですし それをなくせというのは難しいのかもしれません (一歩酒場に入れば酷い匂いである。良くもまあマスターは我慢出来るものだ、と渋い表情をますます渋くして) …しょうもない噂ばかりですねえ(やれどこの誰が美人だの誰と誰がお盛んだのを聞きながら) -- ほしくだき
- 「一部に富が集中し、健全な再分配が妨げられているということでもある」
一言で切り捨てて、席につく。混雑しているからには相席だ、早速向かいの男が話しかけてくる 『おい聞いたかい獣臭いあんちゃん、喋る武器がやたら集まってるらしいぜ…俺の見たところ、ありゃ戦の前兆だな』 さもありなん、この戦の準備に武器を集めるのは当然とも言える。勝手に集まる例はあまり聞かないが 「さてほしく、聞いたことがあるかい?私ははじめて聞いたよ恐ろしいね」 -- パグマ
- (えっちら隣の席に座る。足をぶらつかせながら自分の飲めそうなものはあるか見てみたが)
(ミルクでも頼もうものなら以前のように馬鹿にされるだけである、とはいえ酒は美味くもない) (となると2人の会話にこくこく頷くよりなく)はあ、喋る武器 え?えーとー…初耳です はい(こくこく) (その当事者ではあるのがここで主張するのはあまり賢くない、ということで知らぬふりをする) -- ほしくだき
- 『戦争になれば稼ぎどきだぁな…特需が来て、人の心は乱れ 勝ってる間は良くても、負け始めると政体への不信感が高まる…』
全くだね、と頷く民主共和主義者二人。そう、対面の赤ら顔は、午前三時のお茶会の構成員である 「ここで重要なのは集まってきた武器たちが、特定の勢力に集うわけでもない事さ。何しろ自由意志がある」 『自由意志があるってこたぁ、特定の勢力に集うかもしれないぜ?上手い事誘導できればな』 「上手い事やってくれよ?」『そりゃ酒の回り具合によるな』 上物のウォトカと、ついでにほしく用にトマトジュースを注文しにんまり笑う -- パグマ
- (居心地悪そうに話の流れを聞いてみればどうやらこれもマスターのお仲間のようだ)
(頷き合う2人を交互に見ながら、どうやらマスターのようなけむくじゃらばかりの集団でないようだとそこに驚く) お知り合いなのですね、えぇと…マスターのお家では会ったことがないですが… (最近ようやく分かってきた。割にこの狸を潰したようなハクビシン面、顔が広いのかもしれない) ………ほとんどの剣にはマスターが居ますし難しくないです? あ、あのぼっちは別として(ちびちびトマトジュースを舐める) -- ほしくだき
- 「いや?どうだったかな、知り合いに似てるだけかも知れない」
鼻が短い顔立ちは見分けが怪しいし、ととぼける あくまで、酒場の噂を聞き、流すのが男の役目だ 接点は少ないに越したことはない 「いいかいほしく 多数決ならばね、半分も取れれば上出来なのさ」 マスターか剣か、主導権を持つ方をみきわめるのが第一だ、 -- パグマ
- と言い添える。彼女の弟みたいなのだらけでなければ、利害の調整で残り半分を釣るのだ -- パグマ
- …私はマスターと同じ種族の方がずらりと並んだらどれがマスターか判別できる自信がありませんよ、マスター…
(砂糖が欲しいなぁと思うものの酒場のテーブルにそんな上等なもの並んでいよう筈もなかった) (テーブルに並んでいるツマミに勝手に手を伸ばす。主にチョコレートに) いきなり斬りかかられないように気をつけて下さいね… 私の能力がちょっとアレですから(自分で言って切なくなる)……あれですけど 一部の例外を除いて、大抵は反則的な能力を持っている子たちばっかりですから、割りと個性も強烈ですよ 私はマスターのように逃げ足が早くはないのです (チョコを口の中で転がしながら足を揺らすと、主に鈍足の原因であろう鎧ががちゃがちゃ鳴った) -- ほしくだき
- 『不安を煽るような危険分子だらけならそれはそれで…』いや、やめとこうと制止され
「まずなにはなくとも対話だよ。その際好意的印象をあらかじめ持って貰えるような方向性の方が、精神衛生上良い」 ジャーキーのようなものをかじりつつ、紅茶入りのブランデーをあおる 「そういえば、脱げないのかいそれは」 -- パグマ
- (やはりこの集団、目的のためなら割に手段を選ばない過激派だ…とジト目になる)
(我が主をちらりと見てみたが相変わらずの獣面、何を考えているやらどれが本心やらさっぱり読めない) 脱げないことはないですけれど、脱ぐ必要性がないので脱がないですね 普通の生き物のように入浴する必要も無いですしご不浄へいく必要も無いですし… -- ほしくだき
- 「では明日の予定にテーラーを加えようか。逃げ足のためと、目立たないために」
疑惑の視線もどこ吹く風に、暫く雑談と噂の吟味、流布を続け 酔いつぶれぬうちに席をたつ 「種はまいた。次は出来れば君くらいものわかりの良い兄弟に出会いたいものだよ、ほしく」 -- パグマ
- ニーハオお隣さん!! ニーハオ、ニーハオー!(勢いよく事務所に飛び込んでくる少女)
ニーハオ、コンニチワネ、お隣さん! ワタシ、お隣の『蓬莱経異本』……ホーライいうアルヨ! 挨拶にきたネ! アイヤー! 毛だらけネ!!(両手を上げて飛び上がる) -- ホーライ
- 「やあニイハオはじめまして、君は共産主義者かい?」
伝説的なアカの英雄が用いたという挨拶に見を固くするたぬきフェイス 「そういう君は毛が少ないな、この季節に辛くはないかい?」 ティーポットにまだ残る紅茶をすすめる姿は、それなりに紳士的だ -- パグマ
- キョウサンシュギシャ? よくわからないネ! それは食べものアル?
(共産主義が発生する遥か昔に存在していたものなのでよく知らないようだ。) 甘くみないがヨロシ。ワタシは仙人ヨ、蓬莱から来た仙人ネ! こんなのちっとも寒くないアルヨ! おじさんは毛だらけネ。夏は暑そうヨ。これ、飲んでいいアル? いただきまーす、ネ! (返事を聞く前にティーカップに茶を注ぐとそれを飲んだ。) 昔ワタシが呑んだお茶とはなんか違う気がするネー……それで、おじさんはその、キョウサンシュギシャアル? -- ホーライ
- 「私は民主共和主義者だよ」違うならば大丈夫さ、と紅茶を一口啜って
「夏は夏毛に生え変わるのでご心配なく、お嬢さん」 「仙人か…修行の末に、超常の力を得て人の世から遠く離れた存在。」 「そんな君が、何故この私の事務所の隣に?山が再開発にでもあったのかい?」//文通スイッチ! -- パグマ
- ハア、ミンシュシュギシャ……アイヤー、よくわからないネ、難しいアル。(はてなマークを頭上に浮かべて)
アイヤー! 毛が生え変わるネ!? すごいネ、見てみたいヨー! 何で? そういわれても困るネー。ワタシ、『蓬莱経異本』のなかに……封印? されてたアル。気づいたらこんな遠い国まで来てたヨ。 とくにすることもないし、皆冒険者というのをやってるからワタシもなったアル! 今はここのとなりの廟に住んでるアル。誰も使ってないから問題ないネ。//了解いたした -- ホーライ
- 「わからないは罪じゃない。よければ、知ってほしいね」
民主主義について、という簡単なパンフレットを渡す 別に古の民主共和主義者が封印されてたりはしない 「危険な仕事だ、気軽にはじめるには…まあ、君には危険じゃないのかもしれないが」 「名乗っていなかったな。私はパグマ・ラルヴァータ。無宗教だがね、お隣さんの挨拶ついでに参拝くらいはしてみるさ」 -- パグマ
- アイヤー……ミンシュシュギ……(パンフレットを貰ってしげしげと眺める。)
危ないなら気を付けるヨロシ。困ったらワタシ頼ってもいいネ、仙人だからネ! 天命を受けた皇帝もひっくり返るネ! 毛だらけのパグマ、よろしくヨ! ワタシも何祀ってる廟かよく知らないけど、遊びに来て欲しいネ! それじゃあワタシ帰るネ。すぐそこだけどネ!(窓からぴょんぴょんと跳ねて帰って行った) -- ホーライ
- 「頼る状況に陥らないことを祈っているよ」
さて、早速隣に妙なのが越してきたぞ、という顔で傍らの剣を見やるのだった -- パグマ
- 「では民主共和制のお勉強だ、君…君、名前なんて言ったっけ?」
ものすごく今更ながら。ぼろっちい事務所のこれまたカビたソファに腰掛け、帽子を置くと問いかける 男は縛り上げた上で別室に居る…自動幻燈機で、何やら理想的な主義主張を延々刷り込まれているところらしい 「私の名はパグマ・ラルヴァータ。専制政治を打倒し、人民を開放するために戦う…いわゆる革命闘士というやつさ」 -- パグマ
- (所在無さげに立ち尽くしながら見ているのは、哀れな男の居る方向)
(果たして何をされているのか…確実にロクでも無いことだというのはわかるのだが) …名前、名前ですか (名前を問われて、答に窮する) (名前が無い、という訳ではない。あることにはあるのだが、どうにも名乗るのが恥ずかしい) (名乗るほどの者でもない、といって立ち去ってしまいたいが、ここからどう帰ったものやら) …革命闘士…? ……ちょっとすいません、もう少し分かりやすく… -- ほしくだき
- 『さあ次は君主論の功罪と大衆の主張全108巻だよう』(事務所の職員の嬉しそうな声が聞こえてくる…)
「そう、名前。戸籍…は無いのか、まあ人のような外見をしているからには人民と考えよう」 解説を求められ、大きな口がにんまりと笑う 「この国には王様が居るだろう?その王様は、遠いご先祖様が戦争で勝ったから…まあ、違う場合もあるがだいたいそうやって王様であることを保証されている」 「長い歴史の中で、様々な功績もあるだろうけれども…そんなのはおかしい、今を生きる人々の話し合いによって国は統治されるべきだ」 「そういったことを主張し、実践しようとする人々の総称さ」 -- パグマ
- …あ、いえこれはかりそめなので…剣の姿が本質なので…
(人民と認められたらなんかヤバイ、漏れ聞こえる嬉しそうな声を耳に捉えながら目を逸らす) はあ、居ますね 居るとは聞いています 姿を見たことはないですが… 貴族や王族がいるのですからそりゃあ王様、居るでしょうね (ふむふむ、と頷きながら話を聞く) (思えば、人とマトモに話すのもひさびさである。ひさびさに話す人 人…?がこれかと思えば多少物悲しくもあったが) ええと…つまり民衆が権力を握る世の中にするべきと? -- ほしくだき
- 「備品、となると倉庫の中になるな」掃除用具入れを背中越しに親指でちょいちょい示す
「その通りだよ君!個人ではなく、議会…民衆の意見交換と合意形成、総意に権力をもたせるのさ」 もうちょっと過激な一派には権力自体を否定する無政府主義者なんかも居るんだけどね、と解説すると、紅茶を一杯勧める -- パグマ
- ?!
わ、私ここまであの人を運ぶのを手助けしただけです!だけですよ!! (ちくしょう何であそこで助けてしまったんだ、と何十回目かの後悔をする魔剣) はあ成る程… では人…ではなく、パグマさんの属する派閥は穏便な方と考えて良いのでしょうか (洗脳部屋を見ないようにする。その存在自体を考えないようにしながら) (勧められるまま紅茶に手をつける。多少であれば飲み食い出来なくもないが、何せそれをするのも何時ぶりか) (ちびちびと紅茶を口に含みながら、苦いものやら甘いモノやら、良くわからないそれに眉を顰める) 複雑な味ですね -- ほしくだき
- 「モノであるなら拾い主のモノだろう?私は君が自由意志を持つ人民だと思いたいのだけどね、そうじゃないなら仕方ない」
「うん、武力闘争などしても余計な血が流れるだけだし…まだ、勝てる段階でもない」 事も無げに言う。勝てる段階ならばやるのも辞さない、というニュアンスが含まれているのは明らかだ 確かに、危険人物ではあるのだろう… 「ところで君、ひとつ、お願いがあるのだけれど」 紅茶を飲む少女の様子と、丘で佇む剣の姿はほど遠く。両者を無理に頭の中で重ねると、何か思いついたようで -- パグマ
- いえその理屈は…
私はいわゆる意思ある剣でして、こう…一般的な意味での剣とはちょっと扱いが変わるかなと思うのですが… (しどろもどろと、紅茶の味をまったくもって感じないのは決して久しぶりに飲むせいではない) (とんだ平和主義者かと思えば決してそんなことはなく、むしろ場合によっては危険人物に成りうる) (それをここまで来て骨身にしみて分かってきて) ………はあ (お願い、という単語がやけに不穏に聞こえる) (しかし聞こえないフリをすることも、逃げ出すことも難しそうだ。渋々と返事を返す) 穏便なお願いでしたら良いのですが -- ほしくだき
- 「単純だよ。君、僕のボディガードになってくれないか」
耳をぴこぴこ動かして。彼女の法的な扱いは置いておいて、とりあえず希望だけを述べた 「人手が足りなくてね。食費が浮く上に嵩張らない」 「おまけに意思ある剣。武器である君が、武力担当というのは洒落ていると思わないかい?」 -- パグマ
- ぼでぃーがーど
(はて面妖な単語が出てきたものだ、と動く耳を目で追う。) (本来ならば即刻断って帰るべきであろうその提案、しかし「剣」として人に) (この場合は人でないのだが、兎に角誰かに頼られることに飢えていた少女にとって、それは魅力的な提案であった) (味噌っかす扱いされていた自分が誰かに頼られている) (それはとても) …素敵なお話ですね (自らがどのような剣であるのか、自分が一番良く心得ている。) (素のままでは店売りの剣程度の性能しかなく、特異な能力といえば星を砕ける(と信じている)ことぐらい) (人間の姿をとれるものの、この姿で戦うのは不得手である。) (先のパグマを笑えない。) (つまりこの提案に乗れば明らかにお互い得をしない結果になるのであるが) (それを思わず忘れる程度には、浮き足立っていた) -- ほしくだき
- 「では交渉成立…かな?希望があれば聞こう、基本は僕の周囲に居てもらうことが仕事になるから…」
仲良くしたいものだしね、と言葉を繋ぐ 言ってはいなかったが、本来武器を持ち歩けない場所での行動にも有利だろう…王宮とか 彼女の高揚は匂いで感じ取れる。やや、考えると 「やはり君、じゃ不便だな 呼び名を決めよう、本名じゃなくてもいいよ」 -- パグマ
- 希望、希望ですか 希望…
(さてどうしよう、と浮かれて考えている途中ふと我に帰った) ああ、ええと…いえ、お話はとても素敵だと思います けれど私にぼでぃーがーど…武力担当という役目は少々荷が重すぎると思うのです (その前にまず名乗らなければなるまい、とカップを置いて姿勢を正す) (偽名でも良いと言われても、パッと名前など思いつかぬ。不本意ではあるが名乗らねばなるまい、本名を) 私の銘は「ほしくだき」 …銘の如く、星を砕く その為だけの剣です それも砕けるのは夜空に光る、あの小さい星だけ。 それだけですし…それに、星が砕けるのか、それは未だ自分の目ですら確認出来ていません (自分では確かに砕いたという確信がある、しかし事実砕いたはずの星が夜空でいまだ光っているのだ) ですので、実質的に私は無能力です ……更に言えば、この状態での剣の心得もありません 例えばパグマさんが私を手にとって戦う、というのであれば…多少は、力になれるのですけれど (まあ店売りの剣程度には…と付け足す) -- ほしくだき
- 流石に面食らう。星を砕く…その言葉が本当であれば 事は、この国だけには留まらないし、事実、宇宙の果てでは…もしかしたら
しかし雑多な思考は一瞬で切り替えて、状況に還元出来るのがこの狸っぽい男の強みである 「よろしいほしくだき、では君はボディガード兼軍務担当兼剣だ。可憐な少女に盾になれ、と命じるのも…少々、紳士的精神に欠けると思ってもいた」 星を砕く。確かにそんな事を成し得たとしても、夜空に輝く星…あまりにも遠く遠い恒星であれば、この星に光が届くのは遥か先である。確かに、確かめようがない 「君が砕く星は、専制政治という名の星だ。これならば見た目にもわかりやすい」 「では改めて…ほしくだき、我が剣として共に戦ってくれるかな」 -- パグマ
- (はい、期待させてごめんなさい、残念です…といったような事を言おうとして)
(頭を下げようとしたまま僅かに固まる) はあ、あの… はあ、はい (この縦に伸ばした狸のような顔をした男は何と言ったのか) (つまりこの何とも役に立たない剣を手に、共に戦ってくれるか…と聞いたのか) (困惑仕切りの表情で何度か辺りを見渡して) (信じられないといった様子で頷き)…はい、あの ではその マスターとお呼びしても? -- ほしくだき
- 「アドミラルと呼んでくれても構わないよ?」
ほしくだきは長いからほしくだな、と言ったその口で言ってのけるのがこの縦に長い狸っぽい男の強みだ 「いいかいほしく 協力的な人…剣か。それ自体が希少なんだ」 「さっきの事にしたって、きちんと話を聞いてくれる者が何人いるものか」 「私は君を手に戦うことが出来ればいいと思うし、星だって砕いて見せよう」 「不満かい?」 -- パグマ
- (目の前の横から潰した狸染みた男の思想や思惑がどうであれ、今確かに自分が必要とされている)
(力を貸して欲しいと言われ昂ぶらずに居られる剣がどこにいようか) (…いや、まともな魔剣ならば分からないが) (散々に不要物扱いされてきた剣である、いわばちょろいのだ) (こうまで言われてどこに不満を持つ要素があるだろう) …いえ、やはり他の剣達に習ってマスターと呼ぶべきかと 至らぬ部分も多いかと思いますが、全霊で剣としての役割を果たさせていただこうかと思います どうかよろしくお願いします、マスター (マスター、という響きのなんと美しいことか。まさか自分がこんな言葉を言える日が来るとは思っても見なかった) -- ほしくだき
- 「よろしく、ほしく。明日から早速、街の主要施設を回るからね」
さらりと危険度が高い仕事予定を告げると、満足そうに頷く濡らして絞った狸っぽい顔をした男 「他の?他にも居るのか、君のような剣が。これは忙しくなるかもしれないな」
―そうして、隣室から声なき悲鳴の上がる中で星を砕く魔剣と民主共和主義者の奇妙なコンビが生まれたのだった -- パグマ
- (その剣は夜に溶けるようにそこに佇んでいた、佇んでいたというよりも刺さっていた)
(美麗な宝石がついている訳でもなく、ため息が出るような美しい装飾が施してある訳でもなく) (かといって精霊の力が宿っている様子もない、手に持てば見た目どおりにずっしりと重い大振りの剣だ) (数多の星々が月の光を受けて輝く素晴らしい夜空) (それが良く見える丘の上で、無骨な成りをした剣はただそこに居る) --
- 「狸野郎、何か言い残すことはあるか?」
丘に追い詰められた男と、追い詰めた男が言葉をかわす --
- 「どうせなら、こんなロマンチックな場所でなく安楽椅子にもたれたまま眠るように…というのが理想だったんだけれども」
まるで危機感のない声。手にした杖は既に柄の半分から先が無く、孫の手くらいにしか使えない 槍を突きつけられ、小高い丘の上には他に誰もいない (これは…着任早々、大ピンチだ)そんな考えも一瞬後には刈り取られるんだろうか、と諦めそうになる -- パグマ
- 「反乱分子は即刻処刑、勤王騎士団のお膝元でふざけた真似をしてくれた我が身の不明を呪うんだな!」
大層な名前の割に、それが領民極右派による自警団だということは調べがついているが、直接的な武力の前には関係ないことだ ふざけた真似…ちょっとした、街頭演説を数席打っただけでもこの有り様。彼等の秘密のパトロンである貴族様は、随分教育熱心らしい --
- (おや珍しいものだ、と誰かは思った)
(この丘に夜に人が来るなんて実に珍しい。滅多に人の立ち寄らぬ場所である) (別に強い魔物が出るだとか来るまでの道のりが大変だとかそういう理由ではなく) (単純に、ただ星空を見て語らうことなど今の人間にとっては退屈なのだろう。) (だから人の声が聞こえた時に物珍しさを感じて、ちょっと気を利かせて場所を開けてやっても良いかな、と思ったのだが) (しかしどうやら様子がおかしい、いわゆる「あべっく」の睦みあいにしてはいうことが物騒だ) (はて暗くて顔は見えないが、凡そこののんびりした声の持ち主はこのままでは殺されるのだろう) (別に見知らぬ人間の1人2人どうなろうと知ったことではないが)
『…ここで人殺しというのはやめてくれませんかね 死体の横で星を見るだなんてごめんですよ、私は』
(その後の死体がどうなるのか、凡そ放置されるのか埋められるのか) (どちらにせよ大迷惑だ、流石に声を上げずには居られない) (その声を上げた「誰か」というのは丘に刺さっていたその剣であったわけだが、本来ならば剣が言葉を話すわけはない。) (つまりその場にいた人間にとっては、声はすれども姿は見えず…ということで非常に薄気味悪く感じるだろう) 『そこの人間の方、その手に持っているのは武器ですか?』 『ちょっと気の利いた孫の手のように見えますけれど、そんな物よりちょっと私を使って見ませんか』 『それよりは随分役に立つと思いますよ』 -- ほしくだき
- 「なんだ?!レイスか?!」
この丘に怪物が出るという話は聞いたことがない たまに丘に剣が刺さっていることがある、という怪談とも言えない話があることくらい… しかし、結びつけて考えるには些か突飛というものだった 特に、その土地暮らしが長く常識的な男には --
- 「質屋で300Gもしたんだがね」
躊躇なく放り捨てると、最大限の反射速度で屈み込み槍の手元と自分の首、丁度中間にある剣へと手を掛ける 常識的でない男にはすぐに察せられることだ。剣が、慈悲心を発揮する状況というものがある、ということは 「平和は、時に武器によって崩され武器によって齎される」 「…どちらも、自分が担い手になるのは避けたくはあるがね」 非常時だし、と言い訳をして前転気味に引き抜くと、男の困惑顔はもう目の前 -- パグマ
- 『レイス!?』
(気を悪くしたのがありありと伝わる声色。) (それなりに誇り高いこの剣にとって、亡霊如きと一緒くたにされたのは非常に心外だったらしい) 『ああいやだ、レイス 今レイスと言いましたよ!』 『これだから学のない人間は嫌ですね!』 (きゃんきゃん煩い少女の声が響く。剣が喋ったと考えるより、亡霊の類が出たと考えるほうが) (よっぽどに常識的で学のある考え方ではあるが…) 『ええ非常時です、あの不心得者を我が身の錆にしてしまいましょう!』 『非常時ですから!仕方ないですね!!』 (地面から引きぬかれた剣はずっしりと重い) (喋る剣なら喋る剣らしく、持てば不思議な力が湧いて来たり妙な怪力が備わってもよさそうなものだが) (そんな奇跡は全くもってなかった。) (喋る重い剣、夜空の光を反射して輝く刃は良く研がれているようで、切れ味は十分であるようだが…) 『さあ自らの不躾を悔やみながら斬られるが良いですよ!』 (久々に人に使われる、ということで気が昂ぶっていた…と後に剣は語る) (自らを手にした人間が、見事に自分を振るって相手を叩き斬る!と信じて疑っていなかった) (例えばその人間が手練の剣士じゃなかったとか普段から剣を振るっていないとか、そんな前提はまるで考えていなかった) -- ほしくだき
- 結果から言うと、剣とその持ち主は見事に敵を撃退した
結果が全てだ、過程はどうでもいい…と合理的な思考を強いるには…その、散々な有様であったのだが 「言ったろう?どちらにも出来ればなりたくはないって 私の人生は、それを貫いてきたんだよ」 剣の腹で強かに敵の額と自分の鼻面を打ち付けて、ひとしきり悶絶した後で言う 当たりどころが悪かったのか、それとも名前の割にろくなヘルムも被っていなかったのが災いしたか 勤王騎士団員はのびてしまっている… -- パグマ
- (頑丈さには自信がある。男2人が剣の腹にぶつかったぐらいでどうにかなるようなやわな身体ではない)
(無論その後で地面に転がされても痛くも痒くもない。痛いのは大口叩いた自分の心だけだ。) (ああ今宵も憎らしいくらいに星が綺麗だな…と剣は思った)
(まさか歴戦の騎士だとか、伝説の冒険者だなんて期待はしていなかった) (しかしそれでも、よもやまさかこの男) 『……貫いてきたのですか』 『なるほど、なるほどなるほど…それでは、その 剣のご経験などは?』 (そんなこと聞かなくても分かりそうなものだが、わざわざ聞くのはまだどこか望みを捨てていないからだ) -- ほしくだき
- 「ペーパーナイフなら少々」
絶望的だった。 -- パグマ
- (望みは見事に断たれた)
『……ペーパーナイフは…』 (剣ではありません、そう力なく呟いて膝をつく) (剣に膝なんてあるの?と言われれば勿論無い) (いつの間にやら人が増えている。伸びている男と、ハクビシン面の男と、何やら重装備の少女と) (代わりに剣が消えていた) ……この人、殺さないのですか 止めを刺すぐらいならできるでしょう -- ほしくだき
- 「言論の媒体たる紙を切り裂くことが出来るんだ、充分に剣だよ?」
本来の使い方ではないけどね、と付け加えて 「それは…したくはないな、君もしてはダメだ」 突如あらわれたお嬢さんに、片目をつぶって見せる 手元から消えた剣と見比べると 二度見して 「…理由を聞きたいかい?」 -- パグマ
- ペンは剣よりも強し、その逆もまた然りですか
(改めて男の顔を見てみれば、その顔は何とも…こう、狸めいている) (狸がスマートになったような、獣人だろうか) 成る程、自分の手は汚したくないと先ほど言っていましたね (では私がしましょうか、と問うより先にそれを禁じられた) (平和主義というやつだろうか、と首を傾げ) 人の命は星より重い、とかそのような綺麗事はあまり好きませんが 剣に斬るなと命ずるのですから相当な理由なのでしょう (聞かせてもらいましょうか、と尊大な口調でふんぞり返る。その様子は幼い外見のせいもあってどうにも滑稽だ) -- ほしくだき
- 「簡単なことさ。民主共和主義に、目覚めるかもしれないだろう?」
「これだけ簡単に体制に染まり私を殺そうとした男だしね、望みはあるよ…将来の民主共和政府を支える数多の人民は出来るだけ殺したくはない」 早速事務所に運ぼう、と引きずっていく…のは辛いので、足のほうを持つように指示 出来ればリヤカーでも欲しいところだ -- パグマ
- 民主…?
(割りと予想外の返事だったのだろう、少女はおそらく物凄く奇妙な表情をしていた筈だ) (その表情のまま、のびている男を引きずる様子を眺め) あ、はい (指示されるままに足を持つ。決して剛力な訳でなく、力は人並みである) (ふらつきつつ男を運ぶ手助けをし、剣は考える) ……あれ、何で私こんなことしてるんですかね… (ひょっとしなくても見殺しにしてたほうが面倒なかったんじゃないかな、そんな思いが頭を過ぎった) -- ほしくだき
- セックスも来ていないとは嘆かわしいですよマスター(ぺたぺた足あとを残しておく) -- ほしくだき
- いいかいほしく、価値観の多様さを認めるのも民主共和制の美点の一つなんだ
つまり来ても来なくても大して変わらないさ、と私は言いたいんだけれども(足あとを雑巾がけ) -- パグマ
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