灰色の魔女

  • (カラカラカラ)
    (旅行バックのキャスターが子気味よい音を立てている)
    (魔女試験に合格し、本国の通知が届き、そして一週間後)
    (私はいつか来た道をレイミスさんこと師匠と一緒に並んで歩いているのだった)
    何度も言うようですが……本当にありがとうございました、師匠がいなかったら私、冒険中に狼の餌になってた所です
    わりと本気で(でも少し冗談めかして) -- セレネン 2012-02-19 (日) 21:46:20
    • (門まで荷物を持とうか、とは言ったのだが固辞されてしまい。ほぼ手ぶらでセレネンの隣を歩く)
      (合格通知が届いた時は喜んだものだ、自分の教えが僅か以上に役に立った…と自惚れていいのだろうか)
      まあ、あの強化魔法に未熟な炎魔術ではな。冒険者の仕事は死と隣り合わせだし
      いずれにせよ。見違えるほどに成長したな(と、隣のセレネンを見る) -- シュナー 2012-02-19 (日) 21:51:10
      • あ……やっぱり分かりますか?地味に髪の毛伸ばしてたんです、美容室ってところで調節してもらって
        ……という冗談は置いておいて、それは師匠がすごいからなんだと思います、私でもこうして冒険者として、魔法使いとして戦えるようになった……
        私はしあわせものなのかもしれませんね、でも……ちょっと鍛えすぎたかなぁ……?
        (腕を曲げると上腕二等筋が盛り上がるように、気が付けば148cmだった身長も162cmまで伸びてしまった) -- セレネン 2012-02-19 (日) 22:08:26
      • ああ。そういえば前よりも伸びたな…いいんじゃないか、前よりも(冗談とは分かっていたがセレネンの髪を眺めてそういう)
        俺はそこまで大人物ではないのだが…セレネンは素質を伸ばす方向を間違えていたからな。これからも、まだまだ伸びるさ
        (腕っ節を見て)…いや、俺の教え方のせいで腕が太くなったなら申し訳ない。女性らしさはこれから頑張る事だ、教えられんし(冗談で返す) -- シュナー 2012-02-19 (日) 22:16:30
      • (空を見て、ぐるりと街を見回して、シュナーを見て、前を向いて・・・)
        それにしても、良い街でした、色んなのがあって、種族とか関係がなくて……時には厳しい現実が待っていたりもするけど
        そういうのを含めてこの街には不思議な魅力があると思います、魔女の試験にこの街が選ばれたのもわかった気がします
        師匠はどう思います、この街 -- セレネン 2012-02-19 (日) 22:22:16
      • この街は、好きだよ。育った故郷だしな(あっさり、照れも無く肯定した)
        この世界でも、特殊な特殊な場所だがね、破天荒ながら全てがある街だ、負の側面も含めて
        …逆に聞いてみるが。セレネン、君の故郷はどんな所だった?(こちらは、見慣れた街よりセレネンに注視し) -- シュナー 2012-02-19 (日) 22:26:08
      • 私の故郷は、産まれた時から魔力の数値で人生が決まるような、そんな所です
        私も家柄が良くなければローディと呼ばれ、下層街へと追いやられていたと思います
        ずっとあんな所から出て行きたい、そう思ってました……でも、そういう状況下だからこそやらなくちゃいけないんだって
        切り開いていかなくちゃいけないんだって、そう思えるようになりました、自分の運命は自分で決めるというか……
        すみません、話が反れちゃいました、一言で言えば最低な故郷でありますが、戦い甲斐はある、そんな所でしょうか
        (胸元に下げているペンダントが輝いた) -- セレネン 2012-02-19 (日) 22:35:10
      • 生まれ持った魔力を基準にする階級社会…と言った所か
        (それは、内在魔力の少ないセレネンには厳しい世界だったのだろうな…と、思う。それゆえの強化魔法だったのか)
        抵抗できないなら、逃げるというのも生存の選択肢として否定出来る事ではない(死ねば全て終わりだ、この事は教えたはず)
        …それでいいさ。前に踏み出す力が出来たなら、遠慮せず往けばいい
        よくわかった…では、セレネンは戦いに戻るのかね?(今後、帰ったらどうするのか聞いておきたかった) -- シュナー 2012-02-19 (日) 22:43:45
      • ずっと、逃げてきましたから……頑張ってるつもりで頑張ることが目的になっちゃってて……
        そういえば、ここに来たときも倒れてばかりでご迷惑をおかけしました……
        無論、戦いに戻ります、私にも出来ることがあるはず、そしてやらなくてはいけないことがありますから……
        でも、危ないときは逃げますけど、死ねば全て終わり、ですよね?
        あ、着いた……
        (気が付けば見覚えのある門が目の前に) -- セレネン 2012-02-19 (日) 22:54:01
      • 空回りしていたよな、懐かしい話だ…あの時な。あんまり来るのが遅いから道に迷ったかと思って屋敷を出たんだよ
        まさか、行き倒れているとは思わなかったけどな(く、と笑い)
        そうか。手伝ってやれないのが残念だが…上手くやれ、そして。一人で出来ないなら仲間を募れ。もう、言う事はこのくらいしかないな(気付けば、門の前に)
        …セレネン。君が旅立つ前に渡しておきたい物がある(そういうと、自分の眼帯を外した。眼帯に隠された金の瞳が露わになった) -- シュナー 2012-02-19 (日) 23:00:21
      • 師匠……その瞳は……?
        (お菓子でもくれるのか、と軽い気持ちだった)
        (だが、それを見ては聞かずにはいられなかった)
        (ずっと、ずっと疑問に思っていた事が今、こうして明らかになっているのだから) -- セレネン 2012-02-19 (日) 23:24:34
      • 魔術により視界を得る…義眼型の魔道器と言った所だよ。最後くらいは見せておこうと思ってな。魔力消費が激しいので戦闘時以外は眼帯、というわけだ
        随分昔に…子供の頃。俺の右目は奪われて失われてね。その後随分苦労して…偶然これを貰った。まぁ、それはいい
        君も、五感を失いそうになっていたな…手遅れになる前にやめられたが。俺の右目のようにならずに済んでよかった
        代替はあっても。失った物は二度と戻らない物だ…為すべき事はあっても自分は大切にするように(セレネンの手を取り)
        ありったけ魔力を込めておいた。見送り前の最後の餞別だ(その手に非常に大粒なルビーのあしらわれたブレスレットを嵌めて) -- シュナー 2012-02-19 (日) 23:36:47
      • (どうやっても得られないものを、自ら捨ててしまおうとした自分を師匠はどういう風に見ていたのだろうか)
        (その一言一言を深く心に刻もう、そう思った)はい……!
        これは……(ブレスレットから溢れ来る魔力、とても力強く暖かい)
        (いつもの私なら、こんなすごいものを頂くなんて、と言うかもしれない)
        (けど、このブレスレットから伝わる魔力、思いを受け取ったような気がして)
        ありがとうございます!
        (師匠に向き直り、深く礼をするのだった)

        (気が付けば門の外に光のゲートが現れていた)
        ……時間です -- セレネン 2012-02-19 (日) 23:58:45
      • http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst077045.png -- 2012-02-20 (月) 00:00:20
      • http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst077046.png -- 2012-02-20 (月) 00:00:58
      • http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst077047.png -- 2012-02-20 (月) 00:01:47
      • (別れではなく、また会うその日まで、という思いを込めて)
        (そして、ゆっくりとゲートに向けて歩き出した) -- セレネン 2012-02-20 (月) 00:03:47
      • (別れの言葉は…再会を約した物に正されて)
        …いってこい。セレネン。ずっと忘れずに待っているから
        (約束はしていない。それでもいつか…またと。そう思わせる心が自然と、待つと告げさせていた)
        (そのちぐはぐの両の目で、セレネンが消えるまで見送った。不安はない…ただ、彼女の行く道に、光りあれと祈る。師として、個人として) -- シュナー 2012-02-20 (月) 00:15:48
  • (いつもの軽い準備運動を終え、軽く伸びをすると、中庭の訓練場に向かう)
    (水晶を片手に、もう一度確認の意味を含めて魔力の出し入れを行う)
    うん、良い感じ……!
    (今ではコップに水を移し変えるように魔力を注ぎ、また抽出できるまでになっていた) -- セレネン 2012-02-12 (日) 21:27:01
    • (セレネンの上達は目を見張るものがあった。そろそろ、次のステップに進んでもいいか、と訓練場に着たセレネンを見る)
      日課の方は上々のようだな。では、次の段階。魔術の実戦を教えよう…といっても時間は残り少ない
      セレネン、君はとりあえず得意の一つの技を磨く方向で行くといいと思う…何か、使いやすい魔術はあるかな? -- シュナー 2012-02-12 (日) 21:32:54
      • 得意の術、えーと……
        (セレネンが最も得意とするのは、怒りの感情を帯びた炎系魔術である)
        (ファイアーボールを多様していた)
        (が、最近ではボールを地に投げつけて生じる火の柱、ファイアウォールが得意魔術となっている)
        得意な魔術は火球と火柱です -- セレネン 2012-02-12 (日) 21:46:43
      • …ふむ、炎か まあ、基本として悪くないな
        (名前で、だいたいの効果は察せられる)
        では炎属性で…エンチャントよりは、撃つ魔術の方がいいな。収束を習得して貰うか…
        (掌を上に、指を弾く様にすると。シュナ―の手の上に火球が生まれた)
        これを投げつければファイアーボールだが…これを。線上にして貰う
        (2,3の詠唱で、火球が鏃の様に細くなり)…後は、投げればいい。理想はもっと大きなサイズでこれをやる事だが -- シュナー 2012-02-12 (日) 21:52:08
      • 収束……!撃つイメージで、ですね、よーし……
        (手を握りパッと開くと火の球がポッと浮かんだ)
        槍の先みたいな……
        (セレネンの魔力と魔術制御は念によるもので詠唱とはまた違った方法である)
        (球がぐっと細くなる、多少歪んではいるが)
        一見、細くなっただけに見えますが、威力は変わるのでしょうか……? -- セレネン 2012-02-12 (日) 22:03:42
      • (詠唱がない魔術、ごく簡単な物以外でも出来るのは魔女ならではなのだろうか…等と思いつつ)
        そうだな。形はそれでいい…威力、といっても色々ある。その状態で上がるのは貫通力だな。堅い物を貫くにはそれがいい
        逆に、まとめて吹き飛ばす時は別のアプローチが要るが…今は収束だけでいい。撃ってみろ(軽く頷き、こっちに撃てというように) -- シュナー 2012-02-12 (日) 22:09:22
      • 貫通力、なるほど……武器の形状を変えられるイメージ……?
        (いまさらながら魔術の利点に気が付き始めるセレネン)
        はい、それではいきます……それっ!
        (シュナーめがけて収束された炎が飛んでいく) -- セレネン 2012-02-12 (日) 22:20:44
      • 氷よ!!(セレネンの炎が飛んだ瞬間に、そちらに手を構え、氷の魔術で氷の盾を発生させると)
        (魔術同士が激突し、火が消える…が)…ほら、見ろ(氷盾に、穴が空いている)
        これが術式による収束だ…消費する魔力が乏しくても、これで威力を高める事は可能だ
        最終的には、熱線が作れるくらいになるといいが…まあ、最初にしては上出来だろう -- シュナー 2012-02-12 (日) 22:28:06
      • ほんとうだ、少しだけど穴が開いてる……!
        (今まで強い力ばかりに囚われていたばかりに、私自身の力でどうにかしようとしなかったんだ……)
        はい!ありがとうございます……!
        (考えなければ、自分で……ただ魔女になるだけではなくて、私の、本当の……)
        師匠……!……いえ、なんでもありません、今日はありがとうございました!
        (スッと礼をした) -- セレネン 2012-02-12 (日) 22:53:50
      • 水滴岩を穿つ。小さな力も、捨てたものではないという事だ(実際の意味は違うが、氷の盾を見てそう言い)
        (セレネンを励ます様に笑い)
        セレネン、お前は出来る子だ(礼をして、下げた頭を軽く撫で)
        自信を持って。これからも頑張れ(修行中は余り優しい言葉をかける事はなかったシュナーの、はじめての労いだったかもしれない) -- シュナー 2012-02-12 (日) 23:02:40
  • (シュナーに師事してからのセレネンは、日々の家事に加え筋力トレーニングなども行うようになっていた)
    (冒険では率先して重い物を持つなど、元々持っていた根性が良い方向に作用している)
    (気が付けば魔術に頼るどころか、念のために持っていた剣や拳で怪物にトドメをさす事が多くなってきたこの頃である)
    (そして……)
    ふぅ、今日も街をぐるっと一周……だいぶ体力ついたかな……?
    (タオルで汗を拭いつつ) -- セレネン 2012-02-11 (土) 22:23:18
    • (日常生活では、紳士かつ優しいのだが。トレーニング中だけは厳しい師である。今日も、街を一週してきたセレネンを、値踏みするように見ている)
      御苦労。基礎体力は、感覚と共に戻ってきた頃かな…
      (水の入った水筒を手渡して)
      1分休んだら中庭の訓練用の場所に行くぞ。そろそろ実技と行こう -- シュナー 2012-02-11 (土) 22:33:06
      • ありがとうございます、よーし……
        (あっという間にカラッポになる水筒)
        (軽くストレッチをして一分、中庭のほうへ駆けて行く)
        今日は昨日より頑張ろう……! -- セレネン 2012-02-11 (土) 22:41:32
      • (中庭、屋敷を囲む壁の一部と、地面に魔法陣が敷かれている。多少暴れても大丈夫にするための、結界らしい)
        (そこの中心で、シュナーが待っていた)
        来たな…さて。まず、強化魔法以外でセレネンが使える魔法を見せてくれ。何でもいい…ああ、試験だから攻撃魔法の類がいいな
        (半身になって、セレネンに構える)来い -- シュナー 2012-02-11 (土) 22:46:52
      • 今日も、よろしくお願いします……!
        (礼をすると、説明を聞く)
        そうですね……まず基本中の基本、ファイアーバレット!
        (グッと手を握りパッと手を開くと両手の指先に炎が灯る)
        (念を集中して弾丸のような形成させるとクロスに腕を振る)
        一直線に、前へ……!
        (十の炎の弾丸がシュナー目掛けて放たれた) -- セレネン 2012-02-11 (土) 22:57:42
      • (礼をきちんと返し)
        ……ふむ(魔術発動の動作が多いのは、魔女ならではなのだろうかと思いつつ)
        (数は…………10か)
        (炎の弾丸のいくつかは、すり抜ける様にかわし。後から来た一つを…)炎よ(シュナ―の拳に、炎が一瞬宿り)
        (ジャブの様に、軽い拳打で相殺した)
        ……なるほど。術式は悪くないが…魔力不足という事はこの事だな(あっさり、そして容赦なく問題をいい当て)
        解決するアプローチは二つ(セレネンを見て、指を一本ずつ立てる)
        魔力量を増やす事。より効率よく魔術を使う事。出来るなら両方だ -- シュナー 2012-02-11 (土) 23:04:48
      • 両方ですか……?
        (そもそも今まで魔力不足は強化して補ってきたわけだし……)
        効率よくというと一度に出す炎の量をセーブする……?うーん……
        (教科書通りでしか魔術を使用していないため応用ができない典型) -- セレネン 2012-02-11 (土) 23:18:16
      • ああ。出来ない事はない…一つずつ行こう。君は少し思考が堅いな
        まず、魔力量だが。道具を使う
        (懐から取り出すのは、水晶球…クリスマスの日に買った物だ)ほら(と、セレネンに向けて軽く投げる)
        (触れば分かるが、魔力が大量に籠められている)…宝石は、人の思いを残すなんて逸話があるように。念…つまりは、魔力を宿しやすい
        分かり易くいえば、魔力タンクだ。事前に溜めておいて、そこから魔力を引きだして使えばいい
        魔力の込め方、引き出し方はこれから教えよう。分かっているならわざわざしない(どうかな、とセレネンを見る) -- シュナー 2012-02-11 (土) 23:23:12
      • わ、っとと!
        (慌ててキャッチ)
        たしかに……手のひらから伝わってくる……
        (試しに魔力を込めてみる→失敗)
        ……駄目でした!教えてください師匠!
        (やって分からない事は素直に聞くセレネン) -- セレネン 2012-02-11 (土) 23:28:49
      • (素直なセレネンに苦笑し)込め方の前に、吸い出し方だ。それが分からないと使えないだろう
        魔術を使う前に、体内から魔力を引きだす手順があるな?  あれの引きだし先を水晶にすればいい。己の一部だと思って握りしめて
        それが出来れば、籠めるのも同じだ、魔力だけをゆっくり宝石に当てる…強すぎると割れるから注意。俺は、昔何度も割ったがね…あれは酷い出費だった…(遠い目) -- シュナー 2012-02-11 (土) 23:35:25
      • 自分の一部……
        (水晶に赤い光が灯り、セレネンの体内へと流れていく)
        あ、出来た……!
        (感動も束の間、え?下手したら割れるの?え?とシュナーと水晶を交互に見て)
        ゆっくり、魔力を込めます……
        (今度はセレネンから発した青い炎が水晶に吸い取られていく)
        ……
        よかった、割れなかった……ちょっとした考えかたの違いって重要なんですね、師匠……! -- セレネン 2012-02-11 (土) 23:44:13
      • (なるほど、飲み込みは悪くない。一つの考えに囚われがちな、ある意味での一途さ。その方向性を自分で正せるようにしてやれば、今後もっと成長出来る…そんな風に思う)
        …出来ているな。ちなみに、宝石は大きさにより魔力の許容量が決まる…大粒のは恐ろしく高いから、そうそう手に入らんがね(肩を竦め)
        ああ、出来ない時、壁にぶつかった時。少し、視点を変えて考える事は重要だ…では、今日から毎日、魔力の出し入れの練習を課題とする。いいな -- シュナー 2012-02-11 (土) 23:52:55
      • 大きさ、器の大きさ……あ、そういうことだったのか……
        (思い返して見れば、店頭に並んでいた宝石、鉱石はどれも小粒だったのを思い出し)
        はい、たくさん練習します!
        (無論、完璧に出来るまで、そしてこの水晶を絶対に割ってなるものか、という決意を込めて) -- セレネン 2012-02-12 (日) 00:06:21
  • (季節は粉雪が舞う冬、いよいよ新たな力を得る為に特訓開始!)
    (に、なっているはずなんだけど、私はレイミスさん改めセンセイと一緒に街を歩いていた)
    こうしてゆっくり街を巡るのは初めてです、色々とバタバタしてましたから
    ところで今日はどこを歩くんですか、センセイ? -- セレネン 2012-02-09 (木) 21:40:05
    • (仕立てのいいコートに身を包んで、高級住宅街を出て、クリスマスに賑わう街中を目指す。そろそろ着くだろう。雪が降っているのは、よかったような。わずらわしい様な)
      それだけ余裕がなかったと言う事だな。あまりいい事ではないぞセレネン(師弟関係になってから、名前で呼ぶようになった)
      そうだな、魔術用の道具を売る店と…せっかくだしケーキでも買うかね?(味が分からないかもしれないが、一応提案してみる) -- シュナー 2012-02-09 (木) 21:45:39
      • (強化魔法を使わなくなった事により、少しずつセレネンの感覚が戻りつつある)
        (今では体重も元に戻ってきており、以前のような不健康さは感じられない)
        ケーキは最後のお楽しみ、ですね……?はい、まずは魔術用品のお店っと、どんな商品があるんだろう -- セレネン 2012-02-09 (木) 21:54:56
      • (街中に入った。どの店も、クリスマスの飾りつけをしており、いつもより浮かれたムードだ。家族連れ、恋人同士で歩いている者も見受けられる)
        (横目で、セレネンの姿を見て、まともな顔色になってきたな…と安堵し)
        ? いや、夕食の後にな。今日はクリスマスだし、皆で集まって食べるとも
        といっても、これから行くのは宝飾品の店だがね。宝石を買うんだ(と、街中を歩き、その店の前に立つ) -- シュナー 2012-02-09 (木) 21:58:55
      • (クリスマスはケーキをみんなで食べる日、とメモをとった)
        なんか街中が賑やかですね、みんなすごく楽しそうな顔してます
        (キョロキョロ)
        (シュナーが足を止めるとセレネンも立ち止まる)
        宝石……なんか高そうなイメージがしますが…… -- セレネン 2012-02-09 (木) 22:05:21
      • それもクリスマスだからだな…どこの発祥の祭りだかは良く知らんが
        家族や友人、恋人とパーティするんだろうね。セレネンは祝った事はないのかな?
        高いとも。だがまぁ、精緻な装飾品を買う訳ではないからね。入ろうか(店に入る。すぐに、店員が迎えに来て挨拶した所を見ると常連なのだろう)
        (それほど広くはないが飾られているものはどれも高級品ばかりのようだ) -- シュナー 2012-02-09 (木) 22:11:15
      • (少し困った顔で笑う)私は、その……
        あ、そうだ、パーティーの他にクリスマス前の夜に赤い服を着たトナカイが煙突にプレゼントを放り投げるという行事なら知ってます
        (強靭な肩を持つトナカイが頭の上に浮かんでいる)
        (そんな想像を振り払いつつ並んでいる商品を眺めるセレネン)
        (店員がセレネンにも挨拶すると、小さくお辞儀を返した)
        やっぱり高そう、センセイってお金持ちさん……?(と、小声で呟く)
        センセイ、今日はどれを買うのでしょうか?(一通り商品を眺めてシュナーの所に戻ってきた) -- セレネン 2012-02-09 (木) 22:26:48
      • 何か微妙に認識に齟齬があるようだな…!サンタクロースと言ってね、赤い服を着た老人がプレゼントを子供にくれるんだよ
        ま、それは伝承で。親がこっそり子供に上げたり。または友人同士でプレゼント交換、など等するのが一般的だがね…
        そうだ、君にも何かプレゼントしようか? せっかくだしな(何気なくそんな提案をし)
        (実際、金持ち。店員に、二三告げると、店員が奥に商品を取りに行った)
        今日は水晶とルビーをとりあえず買う予定だ。並んでいる商品は買わないよ -- シュナー 2012-02-09 (木) 22:33:39
      • そうだったんですか……!(伝承ではトナカイではなく老人、相当な大投手だったに違いない)
        プレゼントというか、いつもお世話になってるのはこちらなので……お気持ちだけいただいておきます
        (むしろプレゼントをしなければならbないのはこちらのほう、でも何がいいんだろう)
        え、そうなんですか?(まさか一通りの商品は購入済み、なわけないよね、たぶん)
        ルビーと水晶、どんな魔術に使うのか気になるところです(興味津々な目) -- セレネン 2012-02-09 (木) 22:45:49
      • (なんか微妙に勘違いされてるのだが、気付けなかった…!)
        いやいや。子供がそういうのを気にするものじゃないよ、別に貰って困らせるような物を送る気はないから。気楽に
        (例えばその辺の超高級品貰っても困るだろう? とダイヤをあしらったネックレス等指差しつつ)
        以前から、魔術に使う宝石はここで仕入れていてね…ほらきた(店員が戻ってきて、シュナーに箱を。開けて見せれば、水晶球がいくつかと大粒のルビー)
        代金は何時も通りな(それで店員があっさり頷く辺り、金持ちの証拠である)
        魔術に使うというよりは…まぁいいか。後のお楽しみだ…さて、出ようか? -- シュナー 2012-02-09 (木) 22:50:50
      • (たしかに)
        はい、ではお言葉に甘えて……(プレゼント、開けてみるまで分からない宝箱のようなもの)
        (そう思うと心が躍るのは、私がまだ子供だからだろうか?)
        わわ、なんかかっこいいやりとりです……あ、はい、いま行きますー
        (いつもどおりってどういう通りなんだろうと考えながらシュナーの元へ駆け寄った) -- セレネン 2012-02-09 (木) 23:03:07
      • 素直でよろしい。ちなみに、リクエストも聞くが何か欲しい物はあるかね?
        (さて、何を贈ろうか。趣味が押し花なのは覚えているが…バラの花束贈るのは愛の告白っぽいしなんか違う。はて…どうすれば喜んで貰えるか、この期に及んで考えている)
        ? そうかな…行こう。次はケーキ屋だな(人通りの多い街中を、セレネンと歩いて行く。2人で歩く姿は、傍目にはどう映るのか) -- シュナー 2012-02-09 (木) 23:07:18
      • センセイにお任せします……!
        (とキッパリ、もはやセレネンの頭の中は宝箱を開ける動作が何度も反復している)
        ついにケーキ……!ケーキは眺めているだけでも幸せな気分になります
        (思わず興奮気味に、ケーキと聞いてはしゃぐ様も相まってどうみても親子) -- セレネン 2012-02-09 (木) 23:18:47
      • これはまた、プレッシャーをかけてくれる。分かったよ
        (形に残る物を何か送るか。と思った所で)…そういえばセレネン、寒くはないのかね
        (ケーキショップ前に到着。店の前に出て、サンタ服姿の店員がショーウィンドウの中のクリスマスケーキを宣伝している。親子ですか? 等と聞かれて苦笑)
        いいや、俺はそんなに老けて見えるかな(と応対しつつ)
        セレネン。せっかくだから好きなものを選ぶといい。ホールケーキ2つな(何せ、部下を含めれば7人だ。それくらいは食べる) -- シュナー 2012-02-09 (木) 23:23:21
      • ぜんぜん、これきゅらいぜんぜんだいじょうぶです
        (鼻水が垂れている)
        (というよりもセレネンが幼すぎたという方が正しいかもしれない)
        ガトーショコラがいいです、チョコの甘い香りがたまりません……!
        (すっかり嗅覚が戻っているセレネン、むしろ前より鼻が利くようになってるほど) -- セレネン 2012-02-09 (木) 23:40:16
      • …全く。ケーキ屋の後でもう一軒寄るぞ。女の子がはしたない(ハンカチを差し出し)
        (まだ、冬は続く。マフラーを一つ買ってやると決めた、それがクリスマスプレゼントだ)
        …嗅覚も戻ったんだな。よかった(セレネンの頭を軽く撫でる様に手を置き)
        では、ガトーショコラと…もう一つは普通のでいいか。頼むよ
        (店員に注文すれば、すぐに箱が二つ。代金を払って、箱の一つはセレネンに持つのを任せた) -- シュナー 2012-02-09 (木) 23:46:03
      • はい、おかげさまで
        (少し顔を赤らめて微笑む)
        (失って気がつくこともある、とセレネンは心の中で思った)
        (それは口に出してはいけないような気がしたから)
        (箱を受け取る)これも修行の一環、ケーキ護衛依頼、というわけですねセンセイ……!
        (一歩一歩ゆっくりと、それでも確実に前へセレンンは歩き出した) -- セレネン 2012-02-09 (木) 23:59:36
  • (卒業試験の途中経過は概ね上々、いつしか半年が経ち、この屋敷にいるのが当たり前になった頃)
    (ある日を境に、セレネンが食事を取ることが少なくなってきたのであった)
    (あれだけ食べていたクッキーも、食堂の机に、まだ残っている) -- セレネン 2012-02-08 (水) 21:56:25
    • (50、という数は絶妙だと思った。油断は出来ないが、2人係ならギリギリ出来るかどうか…と言った所か)
      (そんな折に、セレネンの食事が減っているという話を部下聞いた)
      (ダイエットやら何やらなら聞くのも野暮か…と思ったがそんな印象も受けず。とりあえず食堂にきて見れば)
      ……ふむ。話は本当だったようだな(セレネンの姿がないか見まわし) -- シュナー 2012-02-08 (水) 22:02:00
      • (キッチンに一人佇むセレネン、手のひらには……白い調味料がのっている)
        (一掴み握ってなめてみるも、表情は変わらず、手のひらをじーっとみているだけだった)) -- セレネン 2012-02-08 (水) 22:09:28
      • (居た。キッチンだ……何か舐めている? つまみ食いの類なら可愛い物だが。そうは見えず)
        …ここに居たかトーラ君。何を?(歩いて近づく) -- シュナー 2012-02-08 (水) 22:11:08
      • あ、レイミスさん……
        (しばし、沈黙し俯く)
        (そしてゆっくりと力ない表情のまま顔を上げて)
        これは、砂糖ですか?それとも、塩……ですか?
        (手のひらの白い調味料を見せて) -- セレネン 2012-02-08 (水) 22:21:34
      • ……(なんとなく、その表情に不安を感じて、セレネンの表情の変化を見逃さない様にし)
        (ちらりと見る)塩だが……まさか、味覚が……?
        一体何があった、食事を取らなくなっていたのは。そのせいか…?(心配そうに) -- シュナー 2012-02-08 (水) 22:25:23
      • (こくり、と一度頷いた)
        (しばらくして重い口を開くように)
        味覚と嗅覚がなくなりました……
        今までは手が痺れるとか、痛覚が麻痺するとか、そんな程度だったんですけど、最近は……
        (強化魔法の副作用、それは五感を少しずつ失っていくこと)
        (彼女の国ではそのような魔法を使わなくとも、強大な魔力は元々備わっているのだが、彼女は……)
        私は…… -- セレネン 2012-02-08 (水) 22:37:20
      • …ちょっと待て。嗅覚も!?
        (思わず踏み出して間合いを詰めて)
        何があった。尋常な事じゃないだろう…!? 何か、動きが可笑しかったのもそれか…!
        ……何が原因なんだ。ちゃんと話してくれ…すまんが、見過ごせん(例え、単なる家主と居候だとしても。そんな事を言われてほっておけるほど達観は出来ていない) -- シュナー 2012-02-08 (水) 22:41:55
      • こうなってしまったのは、強化魔法が原因なんです、魔力を……無理矢理増幅させるという、そういう術があるんです
        私は生まれつき、流れる魔力が普通の人よりも少ないのです……それでも魔女になりたかった私は術を使い続けました……
        卒業すれば魔女として認めてもらえる、だからその時まで持ちこたえられたら、そう思ってたんです……
        次は視覚か聴覚か、それとも感情すらなくなってしまうのかは分かりません……
        怖いんです、このままあと半年無理をし続けたら、私が私ですらなくなってしまうんじゃないかって……でも、魔女になりたい……!私は、私は……一体、どうしたら……!
        (がくりと膝をつき、両手で顔を覆い背中を丸めた) -- セレネン 2012-02-08 (水) 22:54:34
      • …強化魔法…?(ごく簡単なものであれば自分も使えるが)
        ……そんな。魔女になった後、ボロボロでは何も出来ないだろうに。なれればいい、なんてそんなものは…
        (この若さで、それは余りにも悲しすぎる)
        ……(代償が大きすぎる。夢を叶えるためだとしても。膝を着いて、顔を手で覆う彼女の姿が如何にそれが苦行だったのか教える)
        (自分は余り人を慰めるのは得意ではない自覚はある。が、それでも、そっと姿勢を屈め、励ます様に、大丈夫だと言う様にそっと肩を抱いた)
        もう、その術を使うのは止めるんだ。魔力が全くないわけではないのだろう
        …試験に通る為の魔術・戦闘能力。それでいいのなら…そんな強化魔法等要らない。俺がなんとかしてやる(肩を抱く力はぎこちなくても。声は力強く) -- シュナー 2012-02-08 (水) 23:01:12
      • (ぐしぐしと流れる涙を手のひらで何度も拭う)
        出来るでしょうか、私に……捨てられるのでしょうか、今までの私を……
        (彼女もこんな方法で魔女になったとしても、何も意味がないことくらい分かっていた)
        (しかし、一度得てしまった時間制限付きの力がとても心地の良いものだったのだ)
        でも……(シュナーの力強い言葉が心に響く、そう、もうこんなことはやめにしよう、今度こそ……)
        教えてください、レイミスさんの魔術……私、頑張りますから……っ! -- セレネン 2012-02-08 (水) 23:17:16
      • 捨てなくてはならない。己を傷つけねば発動出来ない力なんて、破滅するだけなのだから
        (そっと、ハンカチを出して。彼女の手に握らせた)
        ああ。ちゃんと、君を戦えるようにする、信じてくれていい…立てるか?(そっと身体を支えたままそう聞いて)
        …ああ。そうだな、一応一つ条件をつけておこうか(少し、笑みを含んだ声でそう言い) -- シュナー 2012-02-08 (水) 23:23:46
      • (ハンカチをグッと目頭に押さえつけて、彼女の涙は止まった)
        (そしてシュナーに体を支えてもらいながら、ゆっくりと立ち上がった)
        条件、なんでしょうか……? -- セレネン 2012-02-08 (水) 23:34:21
      • (ちゃんと支えてやれば、立ち上がれる。まだ、この子は大丈夫だと思う)
        早速、基礎から始めていこうか…味覚と嗅覚も取り戻したい所だが…ん?(条件について聞かれると、軽く眉を上げ)
        これからは師匠(せんせい)と呼びたまえ
        (笑いながらそう言った) -- シュナー 2012-02-08 (水) 23:39:04
      • (聞いたことがある、この世界では技を教えてもらうには弟子になる必要があることを)
        (まさか私がそのような事態になるとは夢にも思っていなかったが)
        分かりましたレイ……じゃなかった、センセイ!よろしくお願いします……!
        (ゼロからのスタート、彼女の真の戦いが今、始まったのであった) -- セレネン 2012-02-08 (水) 23:45:28
  • (ちょうど小腹が空く、昼下がりの午後)
    (居候生活にも慣れ始めたセレネンは食堂に置いてあったクッキーをポリポリ食べている)
    ……これは、クセになるおいしさ……
    (彼女の心情を表すとすれば、周りにお花畑で蝶がひらひらと舞っているといったところ) -- セレネン 2012-02-03 (金) 21:16:32
    • (昼下がり、忙しくない今日は屋敷に居た。コーヒーでも飲むかと食堂に寄ると、先客が)
      おや、クッキーは気に入ったようだね
      (そんな風に声をかけながら、キッチンで薬缶に入れた水を沸かし始める) -- シュナー 2012-02-03 (金) 21:20:50
      • (ぱっとお花畑から現実に戻るセレネン)
        あ、クッキーいただいてます、とてもおいしいです
        (クッキーをつまみながら、なんとなくシュナーの姿をぼけーっと見ている) -- セレネン 2012-02-03 (金) 21:24:33
      • それは何より…作り置きのだな、俺か妹か、エンジュがよく作るんだ、簡単だぞ?
        (コーヒーを入れている姿が目に映るだろう。手慣れたもので、普段も人任せにしていないのが分かる)
        …コーヒーは飲むかな?(視線を感じてか、首だけをセレネンの方を向けて) -- シュナー 2012-02-03 (金) 21:28:04
      • そうなんですか、私もクッキー作れるかな……?
        (と思う一方で、今日は誰が作ったものなんだろうとふと考えるセレネン)
        はい、飲みたいです、お願いします
        (いちおうブラックも飲める彼女、それにも理由があるのだが) -- セレネン 2012-02-03 (金) 21:32:39
      • 俺でも作れるんだからやろうと思えば作れるさ。なんなら今度一緒にやるかね?
        (コーヒーを淹れながら、そんな事を言う。セレネンの返答が聞こえれば、2つ目のカップも用意して)
        (しばしの時間)出来た。そっちで飲むとしようか
        どうぞ?(コーヒーカップを2つ、角砂糖にミルクの入った小瓶をお盆に乗せて、セレネンの前に) -- シュナー 2012-02-03 (金) 21:40:28
      • ぜひ
        (とはいえ、料理のりの文字の知らない彼女、作れたらいいなにくらいに考えているようで)
        いただきます
        (角砂糖はあまり入れず、ミルクを多めに入れるセレネン
        一口含み、またクッキーをつまみ食べると、再びお花畑が形成された)
        あまいものとにがいもの……このバランスがたまりません……!
        (我に返る彼女)
        そういえば……色々とお話したいことがあるのですが…… -- セレネン 2012-02-03 (金) 21:47:36
      • では都合が合う時にでもな(軽く頷く。実際、余程大雑把でなければ出来るし、大丈夫だろうと高をくくっている)
        頂きます…
        (セレネンがコーヒーへ砂糖とミルクを入れるのを見守ってから、こちらも飲み始める。ブラックだった)
        (少女らしく? 顔を綻ばせて甘い物を食べるのを微笑ましげに眺めていたのだが。自分に話が向くと)
        ふむ、何かあったのかね? 今は暇だからなんなりとどうぞ(クッキーを摘まむ) -- シュナー 2012-02-03 (金) 21:59:25
      • レイミスさんが冒険者というのは分かってるのですが……冒険以外の時ははどんな事をしているのかと気になって……
        それと、このお屋敷で一緒に暮らしている方々の事も気になっているのですが……
        (今日の今日までドタバタしていたセレネン、シュナーに関しての事はまだまだ想像の範疇である) -- セレネン 2012-02-03 (金) 22:06:34
      • ……ああ(言われて気がついた。そういえば、自分の話を彼女にしていなかったか)
        では、答えておこうか…まず、俺は異国の騎士……今では軍人だが。そういう職業に就いている
        屋敷に住んでいる者は、妹以外は全員俺の部下となるね。冒険者は副業だ -- シュナー 2012-02-03 (金) 22:10:17
      • 軍人さん……たしかに話し方がびしっとしてますよね(コーヒーを一口)
        部下ということは……レイミスさんはえらい人なんでしょうか……?
        (と、言いつつも上司と部下の間柄とは少し違うものなんとなくだが彼女は感じていたり) -- セレネン 2012-02-03 (金) 22:18:46
      • ん? まあ少し堅いかもしれないね。幼馴染と話す時はそうでもない…気もするが
        大した事はないよ、僻地に飛ばされているくらいだからね(飛ばされているのはまた別の理由があるのだが)
        うちは変わり者揃いだからまあ、軍人っぽくはないだろう?(苦笑いしてみせ) -- シュナー 2012-02-03 (金) 22:25:41
      • (たしかに……と心の中で思う彼女だった)
        でも、かっこいいなーっておもいます、こう目の奥にしんねんみたいなのが宿ってる気がします
        わたしもあんなキリッとした目をしてみたいです
        (ジト目がデフォルトな彼女)
        (クッキーをカリカリと前歯で削るように食べ始める)
        レイミスさんは趣味、ありますか?私は押し花をつくるのが趣味だったりします
        (カリカリカリ) -- セレネン 2012-02-03 (金) 22:35:16
      • 信念……か。どうなんだろうね、確かに信念というものはみだりに口に出す物ではないが
        (一つきりの目を苦笑に細める)
        君は、もう少し柔らかい表情…特に目元かな。心がけた方がいいと思うがね?
        (印象が柔らかくなるし、見た目もよくなりそうな気がしたのだ。深い意味はない)
        (リスみたいだな、とやはり微笑ましく思いながら。こちらはクッキーを食べる時はほぼ一枚まるごと食べる)
        (咀嚼して、コーヒーで流してから口を開き)
        押し花か…俺はね。ピンと来ないかもしれないが…空き瓶を集めていたりする。部屋に飾ってあるんだ -- シュナー 2012-02-03 (金) 22:41:06
      • (食べる口が止まる)
        空き瓶ですか……?空き瓶にも色んな種類があるのでしょうか?
        (ふーむと考えるセレネン) -- セレネン 2012-02-03 (金) 22:45:29
      • ん。そうだな、君は酒を飲む年ではないから分かり辛いかな
        主に酒の瓶なんだが、色々な形の物があってね
        そういうものをインテリア代わりの小物として集めてるんだ。ま、ささやかなもので自慢出来る程ではないがね -- シュナー 2012-02-03 (金) 22:51:15
      • お酒の瓶ですかー……なるほどです
        兄さまがお酒好きなので、よくわかります、特に茶色いお酒の瓶はおもしろいです
        そういえば、飲み物の瓶って、すこし人間と似てると私は思うんです……
        中身は一緒でも個性がそれぞれ違う、というか……
        (なんともまったりした時間が流れる中で)
        (セレネンは自身の二の腕をそれぞれの手でギュッと掴み、数秒……)
        (また何事もなかったように顔をあげてクッキーに手を伸ばすのだった) -- セレネン 2012-02-03 (金) 23:02:03
  • (セレネンが居候生活をしてから七日目がたった頃)
    (相変わらず誰に言われずとも、家事手伝いをこなすセレネン)
    (ところが……)
    (廊下にドタッという音が響いた) -- セレネン 2012-02-02 (木) 22:40:37
    • (あれから一週間が立った。屋敷のシュナーの部下達とも、一通り挨拶は済んで。屋敷の住人もセレネンの居る生活に慣れ始めた頃)
      …?(キッチンで飲み物を注いでいる時に、その音が聞こえた。少し気になって、様子見に出て来る)
      ……何かあったか(廊下を覗きこみ) -- シュナー 2012-02-02 (木) 22:44:44
      • (廊下でセレネンが立っている、片手に持っている雑巾からポトりポトリと水滴が落ちている)
        (気配に気が付いたのかふらりと体を動かして)
        あ、レイミスさんおはようございます、すぐ掃除しますから
        (と、言うとバケツがある所まで向かうのだが)
        (少しずつ方向がずれていき体が壁に激突するのだった)
        ……痛…… -- セレネン 2012-02-02 (木) 22:53:51
      • (立っているセレネンの重心がおかしい。視線も何か…ずれているような…?)
        おはようトーラ君。掃除よりもさっきの音は…(壁に向かって激突するのを止められなかった。慌てて駆け寄り)
        …真っ直ぐ歩けていないぞ、どうした?(セレネンの顔を覗きこむ。熱でもあるのではと思ったのだ) -- シュナー 2012-02-02 (木) 22:59:33
      • あ、いえ……大丈夫です
        (すぐバケツに駆け寄ろうとするがブレーキがきかずにバケツをひっくり返してしまう)
        あ、あ……すみません、いま拭きますから……(水溜りが出来た廊下を拭こうとかがむと水に足を取られ、うつぶせに転んでしまうのだった) -- セレネン 2012-02-02 (木) 23:04:20
      • …いや、大丈夫には見えな…(そのまま走り、バケツをひっくり返した挙句)
        …少し落ち着きたまえ。一体、何が、どうした…!?
        (尋常ではない様子に、少し強い口調になると、うつ伏せに転んだセレネンを助け起こし、背中を支える様に座らせた) -- シュナー 2012-02-02 (木) 23:21:08
      • 私は、私は……頑張らないと駄目なんです、駄目な子だから……
        (立ち上がろうとするがもはや力が出ない、顔は青く熱による寒気のせいで体が震えている)
        これじゃ、これじゃ……もっと駄目な子になっちゃう……やらなきゃ、やらなきゃ……
        (もはやうわ言のように呟くセレネン、良い子でいなければいけない、いや)
        (それを通り越して、良い子を演じないと自分を保てない、魔法の国での彼女はそんな状態まで追い詰められていたのだった) -- セレネン 2012-02-02 (木) 23:34:23
      • (そっと支えている身体は、小さく震えていた。そして…冷えている)
        (だが、きっと。まだ一週間の付き合いの自分でも分かるほどに。彼女は別の理由で震えているのだと分かってしまった)
        (少し、やり過ぎかとも思いながら両の手を回して抱き上げると静かに言う)
        いいんだ。失敗しても、ダメでもいい。諦めないなら、少なくとも俺は見捨てはしない
        (熱があると抱き上げて分かった。着替えさせてやるために、彼女の部屋に連れて行ってから女性隊員を呼ぶ事にしようと考えた) -- シュナー 2012-02-02 (木) 23:42:58
      • (「意識が朦朧としている、なぜ自分がここにいるのかも分からずにいる」)
        (「目を開けているのもつらく、瞳を閉じて暗い海を漂っていると、不思議と少しずつ暖かくなっていくのを感じた」)
        (「ああ、なんて懐かしいのだろう、まだ私が幼かった頃に同じ暖かさを感じたことがある」)
        (シュナーの言葉が聞こえたかどうかは分からない、だが彼女は小さく頷くとそのまま眠りに落ちたのだった) -- セレネン 2012-02-02 (木) 23:54:29
  • (出てった後、お昼ご飯になるとお腹を空かせて帰ってきたセレネンであった)
    (15歳とはいえ、こういう所はまだまだ子供である)
    (そして、居候生活三日目、セレネンの例の口癖が少しずつ出てき始めるのだった) -- 2012-02-02 (木) 21:42:15
    • (お腹を空かせて戻ってきた事に、やはり一つの推測を立てたのだが別の話)
      (3日目。セレネンにあてがった使用人部屋の居心地はどうだろうか等と考えつつセレネンの姿を探す) -- シュナー 2012-02-02 (木) 21:44:36
      • (廊下を清掃しているセレネン、タタタっと子気味よい音が響く) -- セレネン 2012-02-02 (木) 21:47:06
      • トーラ君、掃除までさせてすまないね(廊下にいると気付き、掃除の邪魔にならないように立ちながら声をかけた)
        うちは広いから、疲れるだろう? -- シュナー 2012-02-02 (木) 21:54:51
      • あ……いえ、慣れてるので大丈夫です。
        こうして居候させてもらっているわけですし……
        (近くに置いてあったバケツの水で汚れを落としぎゅっと絞る)
        それに、掃除をすると色々なことが分かるので…… -- セレネン 2012-02-02 (木) 22:00:41
      • そのようだね、魔女だと精霊を呼んだりして掃除させるのかと思っていたが
        (実際、大掃除の際は彼の妹がそれをしたりしている)
        特に、家賃代わりに何かをして貰うつもりもなかったのだがね。まあ、有難い事だ…(手伝うべきか、軽く廊下の清掃状況を確認)
        …ほう。どんな事かな? -- シュナー 2012-02-02 (木) 22:05:47
      • 汚れ具合でどこの部屋が一番使われているか、とか誰がどのルートをよく使用しているか、とか
        (実は彼女、汚れをより鮮明に視覚化できる魔法を使っている、足跡もバッチリクッキリというわけだ)
        一言でいうと生活スタイル……でしょうか -- セレネン 2012-02-02 (木) 22:13:16
      • 誰がどのルートを…? そんなことまで出来るのか。凄いな、それは魔女の力…魔術なのかな?
        (言われてみれば、掃除に無駄がないように見えた。手伝う余地は無さそうだ)
        生活スタイル……か。面白い所を見るね -- シュナー 2012-02-02 (木) 22:20:20
      • そうでしょうか……?でもそれが分かると次回の掃除の時に無駄がなくなるんです。
        どこを掃除すればいいか、分かるようになりますから……
        (本音を言えば、出来るだけ自分の家族と顔を合わせたくないという行動の延長線上がこの掃除なんです、とはいえるはずがない)
        ……あ!食器、食器をまだ洗っていませんでしたよね?洗ってきます……!(てててっと食堂に向けて走り出す)
        (そしてすぐに戻ってくる、バケツを忘れていたのだ)
        (バケツの取っ手を掴むと、またてててっと歩いていくのだった)) -- セレネン 2012-02-02 (木) 22:29:45
      • 確かに、無駄の無いテキパキとした掃除だね。いい手際だ…こういう広い場所では中々難しいと思うのだが
        (さすがに、真の意図までは読みとれないが。役に立つスキルだとは思った)
        あ。ああ……バケツはいいのかね?(戻ってきたので苦笑。そのまま見送り)
        …魔女、というイメージが少し崩れたかな(そんな独り言を漏らすのだった) -- シュナー 2012-02-02 (木) 22:34:07
  • (赤い衣をまとった魔女っ子が箒に乗って飛んできた)
    来月同行するようであるからな。挨拶に来てやったのだ。(そういって箒を降りる貴族の娘)
    しかしお前以外にも三人、魔法学校の生徒が同行だからな。魔物を倒す数も限られて来そうなのだ -- ランドレア 2012-02-01 (水) 23:24:02
    • 久しぶり、ランドレア……相変わらず赤いわね……(箒から降りる魔女を見て一言)
      ほぼ生徒で構成されているのは、私も確認済みだわ……魔物を倒すことよりも、まず生きることを考えたほうが良さそうね
      ともあれ、来月はお互い頑張りましょう、色々な意味で、フフ…… -- セレネン 2012-02-01 (水) 23:42:37
      • お前も相変わらずだなセレネン!
        ふん、私が魔物を全部倒してしまってもいいが、お前がそーゆーのなら仕方ないな。まあ、私は死ぬはずなどないのだがな!
        い、色んな意味ってなんだ……! -- ランドレア 2012-02-02 (木) 00:13:29
      • たしかに、ランドレアはしぶとくいきのこりそうね……!(力強く頷く)
        ねえランドレア、もし私達が魔物と戦って負けたとき魂はどうなるのかしらね……?
        ほらこういう風に考えてみると、色々と面白いでしょう?でも、大丈夫ちゃんとみんなを守るから -- セレネン 2012-02-02 (木) 00:20:46
      • しぶとくってなんだしぶとくって! 私はかんたーんに敵をやっつけていきのこるのだ!!
        むむ、魂、だと……?(そういわれて、ぽかんとする元貴族。ランドレアはあまりあの世とか魂の行方について考えたことなどなかったのだ。)
        私にはよくわからんことだ。死んだあとのことは死んだあと考えるのだ。 ふむ……私は守られる前に魔物を倒してしまうがな!(基本的にポジティブな考えである。)
        まあ、お前も家主が見つかったようで良かったな。最終成績一番は私がいただくが、お前も卒業できるよう頑張るのだ。ではまた会おう!(そうして箒に飛び乗ると、どこかへと去って行った) -- ランドレア 2012-02-02 (木) 00:37:42
      • そうね、細かいことは後で思い返してみれば、取るに足らないことだもの。
        (ポジティブにふんぞりかえるランドレアを見てクスッと笑う)
        ふふ、でも私も負けないよ、やるからにはトップを目指すわ……!
        ええ、また……プラス志向ね、ランドレアのそういうとこ、憧れるな(去っていく姿を眺めて) -- セレネン 2012-02-02 (木) 21:04:21
  • (屋敷内、昨晩、エンジュさんに針と糸をもらい、私は階段の裏でチクチクと破れた制服を縫い直している)
    (大気中の魔力を集める特殊な素材、このまま捨てるのはもったいない)
    ……よし、完成……!すこし、大胆?(首を少し傾けて)
    (ふう、とため息をつく、どうにも落ち着かないのだ) -- セレネン 2012-02-01 (水) 21:31:32
    • (自分に割り当てられた仕事を終え、セレネンの姿を探していると…階段の辺りから人の気配)
      ……ん?(疑問に思って裏に回ってみれば探し人)
      ……トーラ君か、こんな所で何を? -- シュナー 2012-02-01 (水) 21:36:17
      • (ギクリ)
        ええっと、その……かくれんぼです……
        嘘です、どうにも落ち着かなくて……気が付いたらここにいました……
        (縫い直した服畳んだり開いたり) -- セレネン 2012-02-01 (水) 21:41:48
      • では、今回は俺の勝ちのようだな(かくれんぼと聞くと笑い)
        ふむ。まあ、まだ慣れないのは仕方ないが…そうだな。時間があるなら何か話さないかね?
        お茶に菓子くらいは出せるのだが(器用なのかな、と縫いなおした服に視線をやり) -- シュナー 2012-02-01 (水) 21:46:00
      • (そういえば、まだ何も話していなかった気がする、いや、していない)
        あ、はい、色々とこれからの事、話さないといけませんね……でも、お菓子は大丈夫です……(腹が鳴る)
        (赤面して俯いてしまった、お腹は正直だ) -- セレネン 2012-02-01 (水) 21:54:34
      • ああ、これからそれなりの期間逗留するのだから。打ち解けておいた方がいいさ
        (お腹の音ははっきり聞こえた、なんとも微笑ましく思って笑い)
        軽食でいいなら作って差し上げるがね、まあ。ともかく食堂に行こうか?
        (こっちだ、と一階の奥に歩きだす) -- シュナー 2012-02-01 (水) 22:00:12
      • 食堂……?
        (あらためて屋敷内を見回してみる)
        (なんといえばいいのか、人が住む、というよりは施設に近い作りに見える)
        (昨日の医務室にしてもそうだ)
        ……と、いうことは、他にもたくさん住んでる人が……
        (ふと独り言を呟くと、シュナーのもとへ足早に向かっていく)
        (ここが食堂の入り口、かな?いい香りがしてきた) -- セレネン 2012-02-01 (水) 22:06:17
      • (施設、というよりは大きな屋敷に住んでる人数が非常に少ないというだけだったりするが)
        いや、俺と俺の妹、後はエンジュを含めた部下4人だけだよ。今、使用人は居ないからね(一人言に返答すると、食堂に)
        (10人食事ができそうな大きなテーブルに、そのテーブルがもう一つは入りそうな広い部屋。ただ、そんな場所のすぐ近くにキッチンがある妙な構造である)
        ふむ、クッキーが焼けたかな。ここにでも座っていてくれ(椅子を引いてセレネンが座れる様にすると、シュナーはキッチンの方に歩いていった) -- シュナー 2012-02-01 (水) 22:11:47
      • (またギクリとする、妙に耳がいい、そういう魔法?いや、持って生まれたものなのだろうか)
        (もともと話し相手があまりいない私は独り言をよく呟くようになった)
        (今後は気をつけるようにしよう)
        そう、なんですか……(聞こえたかどうかは分からないけど、とりあえず)
        甘い香り……(よいしょっと椅子に座る、クッキー、レイミスさんが作ったのかな) -- セレネン 2012-02-01 (水) 22:17:47
      • (聞こえたか聞こえていないか。ただしばしの時が過ぎ…紅茶をお盆に二人分。クッキーを大皿に、両手で持つシュナーが戻ってきた)
        はいどうぞ(紅茶をセレネンの前に出す。ミルクとガムシロップにティースプーンもちゃんとあった。自分の分を取ると、セレネンの対面に座り)
        では改めて。この屋敷の主、シュナー・レイミスだ。呼び方は君の好きにしてくれ(自己紹介から) -- シュナー 2012-02-01 (水) 22:26:48
      • 私は、セレネン・トーラ……この世界よりもっと魔法よりの国から来ました
        (うーん、何から話していいものか悩むところ)
        魔物の魂を共に50匹狩る……実は私自身もなぜこのような試験なのか、よく分からないんです…… -- セレネン 2012-02-01 (水) 22:36:31
      • 魔法よりの世界……差し障りなければいずれどんな所か聞かせて欲しい物だね(今はいい、と言外に告げ、紅茶を飲み)
        …試験? ふむ、君はその為に着たのか……形だけ見れば戦闘力を試す様にも思えるが。それとも、魔物の魂が目的なのだろうか -- シュナー 2012-02-01 (水) 22:40:24
      • 分かりません、ただ……
        (ゴソゴソと首飾りをはずすと二つの小さいポットが紐でぶら下がっている)
        (片方を首飾りからはずすと椅子から下りてシュナーのもとへ)
        えっとこれを、レイミス、さん……
        (ポットをシュナーに差し出す、ポットの真ん中にはボウッとした0という文字が揺らいでいる)
        ……魔物を狩ると魂がこのポットに入る、みたいです…… -- セレネン 2012-02-01 (水) 22:46:37
      • ……? ポット…?(にしては小さいのだが)
        (ともあれ、とりあえず受け取る為に手を伸ばし)
        ……ゼロ。何も入っていない…か(セレネンの首飾りを見て)
        2つ、という事は一つは俺が持って…君の手伝いをしてもいいという事なのかね? -- シュナー 2012-02-01 (水) 22:54:10
      • はい……残念ながら魔女はこの世界では……(一瞬、眉をひそめる)
        この世界ではとても非力です……レイミスさん、魂を集める為にお力を貸してしただけないでしょうか…… -- セレネン 2012-02-01 (水) 23:01:13
      • 魔女、か……(目の前のセレネンを見る。確かに、戦いが得手には見えない)
        分かった。ルール上問題がなく、君が異存ないなら手伝おう。どうせ、俺も冒険者…モンスターを狩る仕事をしているからな(軽く頷いて安請け合い)
        (ついでに、少しは食べなくていいのか? と視線でクッキーを示す。手作りだが中々の出来のはずだが) -- シュナー 2012-02-01 (水) 23:08:45
      • ありがとうございます、あらためてよろしくお願いします、レイミスさん……
        (その視線を辿る、クッキー、人の厚意に触れるのは久しぶりでつい)
        (つい、大丈夫です、いりませんなんて口に出しそうになる、でも)
        あ、い……いただきます(私は、慌ててさっき座っていた席に戻ると大慌てで紅茶のカップを手に取った)
        いただきま……
        (手が震える、そんなまさか……)
        ……!(ガタン、とカップが手から離れ机に紅茶をこぼしてしまう)
        ……あ、ご、ごめんなさい……!
        (ぐしぐしと先ほど縫った制服で机を拭くと、勢いよく食堂から飛び出してしまった) -- セレネン 2012-02-01 (水) 23:22:23
      • どういたしまして。しかし、試験というのは一体…
        (誰から、どのように出された課題なのか。色々と気になる事はあるのだが…)
        ? どうした…!?(怪我をしていたようには思わなかったのだが。彼女の手が震えて…)
        (紅茶が零れる。布巾を探してくる…という前に、縫っていた服でそれを拭くと)
        待て、トーラ君……(遅かった。彼女は既に走り去った後で)…いったい、どうした事だ(何とはなしに、疑問と彼女の体調への不安を重ねるのだった) -- シュナー 2012-02-02 (木) 01:08:52
  • (数言、呟いたのは呪文だったのだろうか。と思いながらセレネンを屋敷の前まで案内してきた)
    (無理にこちらに歩幅を合わせて早足になる少女に堅くなってるな、と苦笑しつつ、自分の屋敷を見上げた)
    (明るい、魔力灯の白い光りが照らされる門と拾い庭。屋敷の玄関まで、歩いて数分はかかりそうな大きな敷地)
    (周囲の他の屋敷も、立派なものである。そんな場所に到着した)
    ここが俺の屋敷…これから、君が住む場所になる。疲れているし、傷もあるだろうから速く入ろうか(そういうと、門を開けた) -- シュナー 2012-01-31 (火) 22:32:19
    • わあぁ……大きいお屋敷……
      (でかい、そして広い、こうくるとまず頭に浮かぶのは、掃除が大変そうだ、と)
      (明かりの源は、これも魔法の類だろうか、もっとよく観察したい所だが痛みは消えているわけではない)
      (更に足早になり、シュナーの後姿を追うことにする)
      (門から敷地内へ入る、綺麗だ、この当たり前のように清掃されてる状態を保つのがどれほど大変か、私は知っているつもりだ) -- セレネン 2012-01-31 (火) 22:42:14
      • はは、皆そう言うよ。先代から受け継いだものなんだがね
        (先に進みながらも、ちらちら振り返るのは、傷が治っているとは思えないからだ。しかし、とりあえず着いてきている以上、彼女の強さを尊重した)
        (庭の手入れはそれなりに行きとどいている。プロが見れば甘い部分が多々あるのだが。清掃に関しては割と丁寧なようで、セレネンの受けた印象は正しい)
        さ、ここだ(屋敷の入り口。両開きの大扉を両手で開き、セレネンを中に招き入れた。玄関ホールは広い。シャンデリア等はないが、華美でない程度にある調度品は高級品だ)
        エンジュ、いるか?(屋敷に入るなり、シュナーが人を呼んでいる) -- シュナー 2012-01-31 (火) 22:48:29
      • ……エンジュ、さん……?(それはそうだ、こんな広いお屋敷に一人で住んでいるはずがない、レイミスさんが人を呼んだ方向にグルリと首を回す)
        (じっとりと汗をかいてきたのが分かる、レイミスさん自体は写真で見ていたからいいものの)
        (これから起こることは全くの未体験ゾーン、幸いといっては何だが傷の痛みが緊張をどこかにやっているようで、顔まで汗は出ていない、と思う。) -- セレネン 2012-01-31 (火) 22:53:34
      • (「はい、ただ今!」 と一階の奥から駆け足で近付いてきたのは、金髪の髪の短い少女だった、年の頃はセレネンよりやや上か。鎧はつけていない普段着に、穂先にカバーをかけたショートスピアを背負っている)
        (彼女はシュナーにまず一礼。それからセレネンを見て)「…あ、件の居候さんですね?」(にこやかに会釈した)
        そういう事だ。ついでに怪我をしているらしい…俺が直接肌を見るわけにもいかんから、代わりに治療してやってくれ(そう、エンジュに告げた後、セレネンを見た)
        いきなりだが、構わんかね? -- シュナー 2012-01-31 (火) 22:59:31
      • (資料にはレイミスさんの部下の方々が暮らしている、とあったのでそこまで面を食らわないはずだった、が)
        (どことなく私よりの女の子が出てくるのは意外だった、もっとこう、無骨なイメージを想像していただけに)
        (ロボットのようにぎこちなく礼をすると)よ、よろしく……お願いします(と、またしてもホッチキスのようなお辞儀をしてしまうのだった)
        ……すみません、治療をお願いします……(と、俯きがちに答える)
        (迷惑をかけないようにと思っていたのに……自分の駄目人間さに呆れる私だった) -- セレネン 2012-01-31 (火) 23:08:25
      • では、俺は一旦奥に行っているから治療が終わったらまた会おう、トーラ君
        (エンジュに、2、3何か囁くと、シュナーはエンジュが着た方に歩いて行く)
        (代わりに残った少女が、安心させるように頷いた)
        槍を持った衛兵:そんなカクカクしなくても大丈夫ですよ。それじゃ治療道具のある部屋で
        (そういう部屋をわざわざ作っているらしい。セレネンをそこまで案内する)
        (医務室、といった感じはしないが医薬品が戸棚に入っている部屋。つまり、そういうものをよく使うのだろう、ここの住人は誰もが)
        槍を持った衛兵:はい、じゃあ傷を見せて下さいなー…(エンジュは医薬品をごそごそ漁っている) -- シュナー 2012-01-31 (火) 23:16:35
      • (恥ずかしげに俯きつつ、小さく首を縦に振った、リラックス、リラックスっと念じつつ後についていく)
        まるで、病院の診察室みたい……(と、キョロキョロしていると消毒液各種が目に入るとブルリと体を震わせた)
        (いそいそとマントを脱ぐと綺麗に畳み、傷口の位置を一つずつ見せていくのであった) -- セレネン 2012-02-01 (水) 00:00:40
  • (セレネン・トーラという少女が来る、という旨の連絡が着た)
    (到着予定日は今日。それはいい。時間は昼にはつくとあったのだが…?)
    (もう、昼というには少し遅い時間)
    …(セレネンの特徴が書かれた手紙を再度読む。もう、だいたいは頭に入れていた)…仕方ない。探しに行くとするか
    (屋敷にいる部下に、セレネンが来たら通して置く様にと伝え、屋敷を出発した)
    …さてと、街の門辺りから探してみるか(青年はとりあえず、街の門の一つに向かう。遠くに、山が見えた) -- シュナー 2012-01-31 (火) 21:10:14
    • はぁ、ふぅ……なんとか山から下りた、けど……
      (探すとはいってもどこを探すのか、残念ながら地理が苦手な私が地図をなくしたことは、致命的なミスだ)
      (ふう、とため息混じりに息を吐く、三月とはいえまだ冷える)
      (防寒がバッチリな魔法学校の制服もここまで生地がなくなれば当然意味はないわけで、頼れるのはこのマントだけ)
      ……コウモリみたい、お似合いかもね……
      (ふう、とまたため息をつくと、マントの隙間からシワだらけの紙を取り出す)
      シュナー・レイミス……どんな人なんだろう……?
      (そう呟くと小さいコウモリは門に背をつけて暗くなった空を見るのだった) -- 灰色の魔女 2012-01-31 (火) 21:19:29
      • (門まではそこそこ距離があるが、それでも歩くのが速い彼にとってさしたる距離ではない)
        ……ふむ、通ったのは見ていない?(門番の衛兵を捕まえて、2、3質問。見ていないと言う事は。まだ通っていないか…?)
        どこから来るか情報になかったのが致命的だな…仕方ない
        (衛兵に、セレネンらしき人物が来たら呼びとめてくれと頼みつつ。自分は門の外へ)
        (真昼間程ではないが、人通りのある門の外を抜けて。軽く周囲を見回せば)
        ……?(マントを纏い、門に背をつける小柄な影。29歳にしては、外身だけは20代前半若く見える青年が彼女に少し近づいて行く) -- シュナー 2012-01-31 (火) 21:26:20
      • (人通りが少ない、とそう思った)
        (無理もない、子供が歩ける距離で怪物が暴れているこの世界で、旅人や旅行者などそう多くはないだろうと)
        さっきので三人目かな……どこへ行くのかな、もう夕方なのに……
        (ぼーっと雲を眺めていると、なにやら人が歩いてくるではないか)
        端っこ歩いてる……真ん中通ればいいのに……
        (不機嫌さを最大に振りまきながら軋む体を動かして門から離れようとした)
        !ぃうっ!?
        (動こうとした瞬間、体の痛みが襲い私はその場で倒れてしまう)
        (緊張の糸が切れたのだろうか、急に怪物にやられた傷が痛み出してきたのであった)
        ……ど、どかなきゃ、邪魔に、なっちゃう……
        (しかし、もぞもぞと起き上がっては転ぶのだった) -- 灰色の魔女 2012-01-31 (火) 21:39:00
      • (この男、耳がいい。低い男の声ではなく高い、少女らしきその声は全て聞こえていた、苦笑して、動く事は無いと少し横にずれたのだが…)
        ………む(視界の中で小柄な影が倒れた…やや、足を速めて近くに)
        ……怪我をしているな。ぶしつけだが少し手を貸そう
        (起きあがっては転ぶ子供らしき影をさすがに見かねたのか、背中を軽く支えて、立つのを助けてやる) -- シュナー 2012-01-31 (火) 21:46:09
      • (立てた……いつもだったら軽く礼をしてそのまま逃げる所だけど、もう私にそんな余力は残っていない)
        (素直に顔をあげてお礼、を……)
        ……あ、あなたが……シュナー、レイミス、さん……?
        (この眼帯、幾度と見返した眼帯、間違いないこの人が……) -- 灰色の魔女 2012-01-31 (火) 21:51:38
      • (軽く触れた背から伝わるのは、緊張の震えだ。旅行者か何かだろうか。人探しの最中だがまっとうな医師くらいは紹介してやらねば…等と思っていたら)
        (すっぽり被っていたマントに覆われた顔が覗けた。やはり少女だったようだ、それに…)
        ああ。しかし何故俺の名前を…?(この顔は…)
        ……もしや君がセレネン・トーラ君かな。色々事情を聞きたい所だが…その傷では辛いだろう、とりあえず歩けるか? -- シュナー 2012-01-31 (火) 21:56:27
      • (この人がシュナー・レイミス、写真では分からなかったけどこの人も目の色が赤いんだ……)
        (なんでだろう、少しばかりの間、その瞳から目をそらせなかった)
        はい……トーラ、セレネン・トーラと、申します……よ、よろしく
        (痛い、が歩けないほどではないと思う、家が近ければいいんだけれど)
        歩けます……大丈夫、です -- セレネン 2012-01-31 (火) 22:07:21
      • (目があった。綺麗な赤い目。きっと、自分の様な後天的なものではなく、生まれついての色だろう)
        (少女が目を逸らしたのを見て、自分もしばし彼女を見ていた事に気付いた)…ふむ。凄い偶然だが…この場合僥倖だったな。シュナーだ、よろしく
        (礼儀としてはよくないが、今の彼女に礼儀正しく礼をしても時間をとって傷に触る。後回しにする事にした)
        …そうか、肩を貸してやれなくてすまんね(身長差の問題だ。まさか、初対面の相手を背負う訳にもいくまい。歩けるというのなら)
        治癒の魔術は血止め程度でしかできんので傷も治してやれん、俺の家まで行けば医療品もある、早速だが案内しよう。まずは街の中へ
        (そう言って、倒れそうになれば支えられる位置を保って彼女が歩き始めるのを待つ) -- シュナー 2012-01-31 (火) 22:15:21
      • (口元で少女が何かを呟くと、先ほどの様子が嘘のようにスタスタとシュナーに歩み寄る)
        ご心配をおかけしました……案内をお願いします
        (シュナーの歩幅に合わせるように、少し早足で街の中へと向かっていく) -- セレネン 2012-01-31 (火) 22:23:07
  • 魔物の魂を50匹?そんなの簡単だと思っていた、そう、実際に怪物と戦ったあの時までは……
    「……う、ぐ、逃げ、られた?よかった内臓はやられてない、でも……」
    体を見れば切り傷だらけ、意識した途端にキリキリと痛み出す。
    おまけに学園推奨の制服までボロボロな始末だ、替えの衣装が詰まってるバッグがある場所には今頃は怪物がたむろしてるだろう。 -- 灰色の魔女? 2012-01-31 (火) 17:39:58
    • ガチっと歯噛みをする。
      「ファイアーバレットが、狼に完璧に入ったのに致命傷も与えられないなんて……」
      この地に降り立った時に薄々感じていたんだ、ここでは周囲に宿る魔力が明らかに少ない事に。
      そして、私の国の怪物とは桁違いの強さな事だ、普通の狼などバレットで十分火達磨に出来るはず、だった。 -- 灰色の魔女? 2012-01-31 (火) 17:46:04
      • 「……く、考えていてもしょうがない、今はここから……ん、あれは?」
        よく見ると灰色のマントが落ちている事に気が付いた私は、早速駆け寄りマントを羽織ってみる。
        「少し、大きいけどこれなら街も……」
        マントの下に何か、これは……骨、人の骨だ……私は思わず座り込んでしまった。
        「ヒッ!?」
        よく周囲を見回すと白骨だらけ、人間だけじゃない、動物、たぶん怪物のも……
        「……!」
        声を出すのも先に走り出した、なんなんだ、なんなんだ今まで辛い思いをしてきて……!
        学校を卒業して魔女に、魔女になれるはずだったのに、こんな、こんな試験なんてッ……!
        「……あ!?」 -- 灰色の魔女? 2012-01-31 (火) 18:00:43

      • ……
        頭がズキリとする、気が付けば草むらに突っ伏していたみたいだ、たぶんここで転んだんだろう。
        どれくらい走っただろうか、見れば山のふもとに光が灯っている、街だ。
        「……着いた、でも、もう居候先のリストも国から渡されたこの世界のお金も、何も……」
        どしゃり、と力なく膝をつく……ついた瞬間にポケットからクシャクシャになっている紙がポトリと地面に落ちた。
        「……これは、居候先のリストの一枚、そうだ、あの時」
        紙のシワを急いで伸ばす、間違いない……あとは、探すだけ。
        吹く風が切り傷に染みる、私は体を守るように全身をマントですっぽりと覆いながら、山を下っていくのだった。 -- 灰色の魔女? 2012-01-31 (火) 18:10:54
  • セックス!! -- 2012-01-31 (火) 17:33:38
    • ……このタイミング、すごく空気を読んでるックス……! -- 灰色の魔女? 2012-01-31 (火) 17:40:49

Last-modified: 2012-02-20 Mon 00:15:48 JST (4613d)