名簿/386551
- …神を信ずる家の出ではありませんが…此度だけは(黙祷を捧げた後花を置いていった) -- ソレイユ
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- (ぎぃ、と扉を開き、中へ。心成しか、以前より寂しくなった教会の中を見回し…)
(悲しげな表情で、大切に抱えていた、布に包まれた板状の何かを、片手でぎゅっと抱きしめる) …ごめんなさい。結局、何もしてあげられなくて (静かに、どこへとも無く呟いて…) (布に包まれたままの絵画を置き、去っていった…) -- ミーヤ
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- (きい、と扉を開き、教会の中を覗き込む。そのまま中へ…)
…ごめんくださーい? (“静かなところ…。誰も、いないのかな…?” …少し不安を抱いて) -- ミーヤ
- (建物の中は蝋燭の灯火に照らされ、どこか厳かな雰囲気が漂っている 本来あるべきイコン画が無いため、少々寂しくもある)
(祭壇のすぐ側に立っている神父服の少年がミーヤの声に顔を上げ、短く一言)…いらっしゃい --
- (薄っすらと安堵の表情を浮かべ) こんにちは (“子供一人…?確かに寂れているみたいだけど…”)
…えぇと。ここ、教会ですよね。何の神様が祀られているんですか? -- ミーヤ
- (静かに頷き)いかにも、ここは教会だ 祀っている神、か…あえて父なる神の名を告げるならば、YHVHだ 尤も、恐れ多いのでその名は滅多に口にしないが
(「こちらでは少々マイナーかもしれんな」と繋いで)…それで、当教会へはどのような用向で? --
- YH、VH… (聞き慣れない神の名。思わず口にしてしまうが…) …あっ、えと、ごめんなさい!
私、よその国から来たものだから、こちらのコトにまだまだ疎くて… (…雑多過ぎて把握しきれないともいう) ですから、えっと。(“用向き…えっと。強いて言うなら…?”) 勉強…しにきたんです? (思わず上がる語尾。勝手に傾ぐ頭) -- ミーヤ
- 知らなかったのだから仕方あるまい。父なる神も主もそれくらいで目くじらは立てんだろう…(うっすらと、苦笑交じりの笑みを浮かべ)
何故そう自信なさげに…勤勉なのは良いことだぞ?神の家は誰にでも門戸を広く開いている…信徒にも、そうでない者にも 礼拝堂の中は自由に見てもらって構わない 聞きたいことがあれば俺が答えられる範囲でなら何でも話そう --
- (異郷の異教の教会となると、流石に少し緊張したのか。少々はにかんだ顔でお辞儀しつつ…)
それじゃあ、少しだけ。見学させていただきますね (微笑みを返し、内装を見て回り始め…) (“…見るものが少ない”という印象を受ける。建築、十字架、それと…) …ここは、貴方一人で? -- ミーヤ
- (少しだけ、という言葉に静かに頷いて)ゆっくリどうぞ…ああ、一人だ この教会も俺が来る前は10年以上誰も居なかったらしい
荒れ放題だったのをようやくここまで、と言った所だ…おかげで見せられるようなものは殆どないが、な --
- (“…しまった、顔に出てた?”…口元を抑え) ご、ごめんなさい…。(ちょっとしょげる)
でも、凄いです、お若いのに。こんな大きなところを、お一人でなんて… (近くの長椅子を軽く撫で、視線を少年に戻し) (じっと見詰めて… “えっと…たぶん、司祭様の格好で。私よりちっちゃくて…ちょっと偉そうで…。あ、まるで…”) (“まるで、誰かさんの男verみたい”と、見詰めているうちに『くすり』と笑みがこぼれる。…傍目にかなり失礼かもしれない) -- ミーヤ
- (表情を読んだわけでも何でもなかったようだ 不思議そうな顔で)謝るのはむしろ俺の方だろう?良く分からないが、俺が気にしていないのだから、気にすることはない
全部一人で修繕した訳ではないがな…友人に手伝って貰った所もある それでもやはり手の回らぬところがあるのは致し方なしか… (誰かと比べるような視線とその後の忍び笑いにも、特に怒った様子はない 元々奇異の眼差しには慣れていた) …そういえば、自己紹介がまだだった…な 俺はキリル・ヴァシリエヴィチ…呼ぶ時はキリルで構わない(真っ直ぐ、翡翠色の瞳がミーヤを捉えた) --
- (“また、”と軽はずみな自分の表情にしょげて。“…怒って、ないよね?顔に出なさそうな子だけど…うん、怒ってない…?” …勝手に気まずそうにしつつ)
(見詰め返され、一瞬どきりと心臓が弾む) …、私はミーヤ。ミーヤ・ストラウスです。私も、名前で呼んで下さって結構です (…まだ、少し気まずい心持ち。…それなら、) …んん。ねえ、キリエくん。それなら、ここを直すの、私にも手伝わせて貰えないかしら きっと、ここも昔はもっと美しい場所だったんだと思うんです。だから、えぇと…異国の文化を学ぶなら、今より良い状態の、んと… (しどろもどろ。…これも悪い癖) -- ミーヤ
- (ころころと表情の変わる娘だ…今のところはマイナス方向ばかりだが そんなことを思いながら)…ん、分かった 宜しくミーヤ
(「キリル、だ」窘めるような口調にならないよう、出来るだけ穏やかにそっと訂正して)…その申し出は有り難い限りだが… …ん(一所懸命考えているのは分かる だから遮るでもなく継ぐでもなく、小さく頷いて言葉を待つ) --
- (“…なんだか、生暖かい眼差しを感じる気が。『見た目の上で』なら私のほうが絶対年上なのに…” …心の片隅でぼやきながらも言葉を整理し)
…つまり、昔の…私や、貴方がここに来るよりずっと前の。この教会の姿を、見てみたいんです。…ダメ、かな? -- ミーヤ
- (問う言葉に大きく頷く その仕草はどこか老人のようで)…ダメ、という理由が無いな
善行が云々というのは置いておいても、俺自身が有り難いのだから もしかしたら力仕事なども頼むかもしれないが、構わないな? --
- (出任せのようで、そうでもなく。ぱあ、と表情を明るくして… “でも、浮かれるところじゃないかも…”)
(落ち着いて頷き、) 大丈夫。私、これでも力はあるほうなんですよー。伊達に冒険者をやっているわけじゃないですから!(グッと拳を作り、力強さをアピール!) -- ミーヤ
- そうか、では時々、手伝いをお願いするとしよう…(アピールするミーヤにうっすらと微笑んで見せ)
改めて宜しく、ミーヤ(そう言って握手を交わした 約束は近く果たされる、そのはずであった…) --
- 安易な性転換薬が振り撒かれた --
- (ひと月性転換して何事も無かったように元に戻ったということだった) --
- 修繕もだいぶ終わって…少しはマシになったか といって人が来るわけでもないし、相変わらずイコンはないが
(綺麗に整った聖堂の内装を見て嘆息) --
- 蕎麦殻枕が散布された -- 枕返し?
- これは…ビーズ…とは少し違うな、パイプでも無いようだ…適度な重みと適度な硬さ…良く眠れそうだ…
(ひとしきり眺めた後、簡素なベッドの上に置いておいた) --
- 正教は明治時代の訳語とかそのまま使ってるから漢字が一杯でなにかと楽しいぞ。 -- スヴャトポルク
- 言い回しがどこか神秘的だとか……な
//(ごめんなさい、中の人は実はそんなに詳しくないんですよ…… 一応ちょこちょこ調べたりしてるけど反映されてるかは怪しいかもしれない……と天の声が響いたり響かなかったり) --
- (なるほど、荒れ寺に少し似ている気がする…と思いながら教会の近くをふらふら歩く)
(この辺りにいるような気がしたのだけれども、これはいわゆる耶蘇教の寺だろうか…取り敢えず教会の扉を擦る脛擦りでした) -- 脛擦り?
- (たまたま買い物帰りだったのか、紙袋を抱えて歩いてくる少年の姿 何故か扉をこすっている脛擦りの姿を見つけ)
この間の…何をしてるんだ…?(詰問するような言葉だが、その声色はどこか柔らかい) --
- (声を掛けられそちらを向く、とこの間の人間。扉を擦るのをやめて挨拶をするように両手をあげる)
(さて何事か尋ねられたが困ったことに人間の言葉は話せない、両手を挙げたまま左右にゆらゆら) (…やはりここは脛を擦るべきだろう、と思った脛擦りは脛を擦るために近づいていきました) -- 脛擦り?
- (元気よく両手を挙げた脛擦りに、やあとばかりに軽く片手を上げて会釈を返す)
(そのままゆらゆら揺れだしたので釣られて小首を傾げると、トコトコと近づいてくる脛擦り) (実はあの後図書館へ行って東洋のYOKAIについて調べたのだった もちろん西洋の学者が書いたものなので不正確な部分も多分にあった) (それでもちゃんと無害な者であるとは分かったので、逃げたりはせず、そのまま擦るに任せるのだった) --
- (ごしごし)
(ごしごし脛を擦って、他に何をするわけでもなく…というより人間とのそれ以外の接し方は知らないので脛を擦り続け) (…どや!と言わんばかりの顔で見上げる脛擦り) -- 脛擦り?
- (やはり擦る姿は一生懸命で、少年の目には健気に映った)
(自信満々、ほめて、というような顔に柔らかく微笑んで呟くように)…頭を撫でても、いいだろうか…? --
- (笑った、ということはお気に召したのだろう。びっくりされることはあっても喜ばれることは多くない、脛擦りは不思議な気持ちでした)
(妖怪の頭を撫でたいとは変わった人間だ、さて退治されるのだろうか?少し考えて、この人間なら大丈夫だろうか、とこくこく頷き) (ぴっと姿勢を正す) -- 脛擦り?
- (少年はその堅苦しい見た目と裏腹に、愛らしいものが好きだったのである)…脛擦りというのは脛を擦るYOKAIだったか…
(その行為にどんな意味があるのだろう、いや、意味など無いのかもしれない そんなことを思いながら、何故かかしこまった姿勢の脛擦りの頭を優しく優しく撫でた) (そうしてひとしきり撫でた後)…そうだ、何が好物だとかそういうことは書いていなかったが…何か食べるか? (そう言って見せた紙袋の中身は玉ねぎや人参、キャベツなど、野菜ばかり それとりんごが幾つか入っているようだ) --
- (人間を触ることはあっても撫でられるのは始めてなので、なんとも不思議なものだなぁ、と思いながら撫でられている脛擦り)
(尋ねられて紙袋を覗き込む、荒れ寺では見たことのない物ばかり…とりんごを見つけて、ああこれは見たことがある、と紙袋から取り上げる) (これを貰います、と言いたげに両手でりんごを掲げて)…ん (小さく一声鳴くと、ごしごし、とりんごを擦りながら脛擦りはふらふらと教会から遠ざかって行きました) -- 脛擦り?
- (よくよく考えれば、そのまま食べられる物はりんごくらいのものだった、と改めて紙袋の中身を思う)…ん、良く噛んで食べるんだぞ?って、声は出るんだな…
(当たり前のことながらに改めて感心しつつ、その背を見送る)気をつけてな…脛擦り、では種の名前なのだろうか…ネコ、とか (ふと思い付いた愛称を勝手に付ける 「我ながらセンスがない」そう呟きながら古めかしい教会の扉を潜ったのだった) --
- お疲れ様でした…(深々と頭を下げて)楽な依頼ではありましたがそれなりに道具も得られる良い依頼でしたね -- ソレイユ
- (やはり、というべきかあの男をベースにしたイメージではだいぶ齟齬があったな…としみじみ思い返しながら静かに頷き)…ん
お疲れ様だ それぞれに渡った物が逆のような気はするが、まあそれも神の思し召しだろう…次回は違う依頼のようだが、気をつけて --
- 生憎と私は神を信奉してはいない国の出ですのでそのままには頷けませんが…そうなのかも知れませんね
そちらもまたお気を付けを、神の加護があれども主も人が己が手によって事を成す事を望んでいるでしょうから それではこれにて、また会える機会を楽しみにしております(再び頭を下げた) -- ソレイユ
- そうか…では次から気をつけよう 主は加護を与えるが、試練を与えもする…まさにそのとおり、だ
ああ、またの機会を…(十字を切る代わりに頭を下げて見送ったのだった) --
- しかし、一人で建物を修繕するというのも骨が折れるな…
さりとて、誰かの信仰心に期待するというのも…(彼がここに住み始めて以来、誰も座ったことのない長椅子に腰掛け、溜息一つ) --
- …愚痴を言っても仕方がない イコンも揃えなければならんし…修繕ばかりに時間を取られるわけにもいかんしな…
(再びため息、ゆっくリ立ち上がると建物の修繕を再開した) --
- (杖を預かって貰いそれっきりでは申し訳ないと思い、様子を見に来る)……精が出るなキリル、修繕か
(しばらく背を眺めていたが、借りるぞ と道具を一つ手に取り横に並び 自分も同じ様に修繕を手伝いはじめる) 礼ぐらいは、せんとな……(恩返しのつもりらしい) -- ジョシュア
- (声に振り向けばジョシュアの姿が目に入る)…ああ 長い間誰も居なかったようでな これでもだいぶマシになった方だ…
大したことではないから礼を、と言われると妙な気分だが…助かる (杖は祭壇の前にある 神の御許に近ければ悪さもするまいとの考えらしい) --
- 怪物達が溢れかえる時代だ、普通の人間は信仰心を捨てても仕方ない……か(カンカン、と修繕を続けて)
預かって貰えたおかげで快適に過ごせるようになったからな、俺にとっては十分にたいした事さ だが……杖の近くは、頼む(見れば、祭壇から離れた所ばかりで作業をしている) -- ジョシュア
- 信仰によらずとも生きていける強さがある…のかもしれん っと…これは失言だな(痛んだ床を張り替え、ニスを塗り)
そうか…気にして正解だった…な ん?ああ…分かっている (遠ざけただけで、何らかの影響を受けることが無くなった、というわけではないようだな…そんなことを思いながら率先して祭壇の周りで作業を行うことにした) --
- ……確かに、神父の台詞では無いかもしれんが 今の言葉は冒険者のキリルが言った事にしておこう(軽く笑い、後は黙々と作業をする)
……こんなものか?(ある程度終え、自分で修繕したばかりの椅子に腰掛けて) -- ジョシュア
- そうだな…そういう解釈もアリか(ちらりと祭壇の上の割と立派な十字架を見やり)
ああ…良い仕事ぶりだ、助かった これならある程度人が入っても大丈夫だろう… --
- 役に立てたようで何よりだ……今度は、普通に遊びに来るよ
人が沢山来るといいな、それじゃ いや……来ない方が、いいのか?(手を軽く振り、帰って行った) -- ジョシュア
- ん…(今度は普通に、という言葉に静かに頷いて)
迷える子羊にこちらから出向くのは限界があるからな…向こうから来てくれる分には助かるのだが…な(手を振り返し、その背を見送った) --
- そろそろ寝る時間だろうが立つだけ勃ってくれたんで挨拶に来させて貰ったぜ、因みに勃つと言ったのはわざとだ
爽やかジャニーズ系冒険者アッシュ・ミストだ!宜しくな!(ヒートスマイル) -- アッシュ
- (わざと…?爽やか、ジャニーズ系…さわ…や…か? 酷く釈然としない表情だ)
…ああ 俺はキリル・ヴァシリエヴィチ わかりやすく言えば神父だ (さらには暑苦しさの極致たるヒートスマイルを見せられ、思わず暑苦しいと呟きそうになるのをこらえつつ)…宜しく -- キリル
- 隣人の挨拶に来た、ジョシュアと言う キリル・ヴァシリエヴィチの家は此処であっているか?(コンコン、と扉をノックする音が響く)
待てよ、キリル……?そう言えば二ヶ月目の依頼の同行者でそして来月の依頼にも同行のはずだが……(自分の来月の依頼書を確かめて) -- ジョシュア
- (ノックにどうぞ、と返事が返り扉が開く そこに立っていたのは金髪の神父服の少年)「汝隣人を愛せよ」イエスはそう仰せられた…
もっとも、隣人とは物理的に隣の者を指す訳ではないが いかにも、俺がキリルだ (そういえば見た顔だ そんなことを思いながら)確かに、ジョシュアという名には覚えがある…二度目ならば少しは気安いか 改めて宜しく頼む --
- (扉を丁寧に閉じ、中へと入ると 神父服が先ず目に止まり)……ほう、神父冒だったのか
ああ、次回も互いに生き残ろう キリル(そう言って、手土産の菓子を渡した) -- ジョシュア
- (ぶっきらぼうに「見ての通りだ」と答えて失礼にならない程度にジョシュアを観察する)
(何かに気付いたようであったがそれを口には出さず、菓子を受け取って)感謝する…ああ 神に招かれるにはまだ早い -- キリル
- ……一度本職に聞いてみたかった所だ 神は、居るのか?(観察されたが、髪か瞳が珍しいのだろうと思い 不快感は微塵も見せなかった)
すまん、流石にこの質問は神職を侮辱する事になるな 忘れてくれ それじゃあ、来月……依頼で会おう(謝罪の後に 片手を上げて、帰っていく) -- ジョシュア
- いや、気にするな…立場上は居るとしか言えんがな もし興味があればグノーシス主義について調べてみると良い
…求める答えとは違うかもしれんな ああ、来月会おう(片手を上げて会釈を返し、その背を見送った) --
- セックス!! --
- (やや腹立たしげに舌打ちをして)…男だ -- キリル
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