パパは医者を辞めてバーチャル美少女アイドルになる
- (その日天智ひかりは関係者用シェルターに姿を現わさなかった)
(余談だが、一般人用シェルターで静かに中継映像を見守る家族の姿があったとかなんとか) --
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- いやぁ、ひかりさんとコラボ曲の評判良かったようで何よりです。タイトルは私の方で決めさせてもらっちゃいましたが…
『恋のローレンツ力』。普段あまり恋愛絡みの歌は歌わないので、新鮮で私も楽しんで歌えて良かったです。 (コラボ曲発表後、その結果を受けての挨拶にやってくる少女。映像か実体か、どちらともあれ、ふと、ひかりをじー、と見る) -- 此方
- (画面の向こうからこんにちはする)はろーっ此方ちゃん!(きらんっと光って挨拶)
ふふっすっごくよかったと思う!ファンのみんなの反応も上々だよー(ぺっぺっと指を振ると横にウィンドウが開いてSNSの様子が流れる) (にこにこしてみてたがふとじっと見つめられれば)うん?どうかしたの? -- ひかり
- (『恋のローレンツ力』は恋する乙女の気持ちを電磁力になぞらえた、可愛らしさ最優先のノリの良いファンシーなロリポップ曲だ)
(声だけでも辺りを飛び回っているかのようなひかりの元気一杯な魅力と、普段のイメージから少し外れた此方の歌声がSNS受け要因だろう) あ…いや、ひかりさん、コラボ曲で色々と絡まさせて頂きましたが…何か、それ以前にお会いしたりしてません?なんとなくなんですが…雰囲気が…どこかの会場で見たような…(うーん、と小さな首を捻る) -- 此方
- うんうんっやっぱりノリのいい曲がよかったんだねぇ(うんうんと嬉しそうだ)
・・・?(と不思議そうな顔をして此方の言葉を聞いていたが)ふっふっふー・・勘がいいねぇ此方ちゃん(「イケナイ子だ」とふふんっと含む笑み) なにを隠そうひかりには今の電脳世界の姿とは別に世を忍ぶ仮の姿があるのだよ、此方ちゃんが見たのはきっとそれだねぇ (ささっと指を立てる)おっと、しかし仮に気づいたとしても言ってはいけないぞ?なんていったってお忍びなんだからっ(ウィンク) -- ひかり
- (普段はしないような何かを秘めたような笑み。そしていつもと違う言葉遣いに、どことなく包容力のあるその仕草)
あ…!その感じ…!(わあ、と小さな口を丸く開けて手で隠す)……たぶん、分かっちゃったかもです、けど(辺りをきょろきょろ、声も小さめに) ふふふ、ええ、はい、もちろんヒミツにさせて頂きますね。いつぞやはありがとうございました(ぺこり、と礼をするも) …でも、どうしてその…女の子として活動を…?ええと…おじ…いやひかりさん?の仮?の姿のままでも、結構いけそうな気がしますが…(そもそもが、"あちら"が仮?なんて顔をしてる) -- 此方
- えぇ〜っホントに気づいちゃったの!?(ちょっとおどけただけのつもりだったのでびっくり)
(うぅんっと唸って)コメントでもよく言われる事だけどそのレベルで気づいちゃう子は稀だよぉ(SNSを詳しく調べると「ボイチェン切れとか」「男なのは確定的に明らか」「おっさんなのバレバレ」とかでてくる) (なぜかと聞かれるとうぅんっと唸って)あんまりこういう話をするつもりはなかったんだけどなぁ…うんっとね?ひかりは仮想的なアイドルなの。中に人はいるけれど、中の人はひかりじゃないの。このガワと声も、ただそれだけじゃひかりにはなりえないの あの日突如として脳裏に舞い降りた「天智ひかり」というアイドルをこの世界に表現する。それこそが「私」の使命・・・それ以上はーまぁプライベートな事なのでって事で(にこっと笑う) -- ひかり
- 私、人…というかモノの動きってよく覚えてるんですよ。ライブ見てくださったなら分かると思いますが、人形をまるで生きてるかのように動かすには、そのへんが必要になるというか。
……例えば、今、指を立てましたよね?ひかりさんの身長としては、ちょっとだけですが立てる位置が高すぎます。それに、手の動かし方の癖、あの時の拍手してた時と同じでしたし(などと答える) ふむふむ…ええ、中の方は…まあ違いますよね。確かにひかりさんではありません。ええ、…え…?使命?(と、何やらアイドルとして大仰な言葉が出てきて少し首をかしげ) それは…アマノイワトプロジェクトの事とは…違うようですね。ああ、でも分かる気はします。私もプロジェクトとはまた別として…アイドル活動を頑張りたいと思っていますから(と共感した優しげな微笑みを浮かべ) -- 此方
- そう!あれすごかったねー そっか、生き物っぽく動かそうと思ったらちゃんと観察しないとだもんね!
むむっカワイイカラテはスタッフさんたちと検証しながら日々研鑽していたつもりだったけれど・・・(こう?こう?っと細かく調整) そう!(びしっと指さし)ひかりはアイドルになるべくして生まれたので、アイドルとして日々がんばり続けるんだ!(にこにこ) 此方ちゃんはアイドルとしてどういう風になっていきたいとかあるの? --
- いい感じです(ふむふむ頷きながら、調整の結果を観察。145cmほどの身長が行う仕草としてはかなり適切になっている事を認め、微笑みとと共にサムズアップを)
(続けて突きつけられた指もベスト。それに笑みを向けたまま)生まれながらのアイドル…ってことですね。そんな風に生まれたひかりさんだからこそ、 きっとキラキラ輝けるすごいアイドルになれそうな、そんな気がします。だって本当の意味で…存在全てがアイドル、ですもんね(と楽しげに言い) 私は…そうですね。ひかりさん程に輝け無くてもいいんです。そんなキラキラ輝く皆さんの光を受けて、そっと隣に寄り添えるような…そんなアイドルになりたいと思っています。 -- 此方
- よし、よしよし・・・(後でデータを確認しようと頷いている)
ふふっありがとう!期待に応えられる様に頑張らないとね!(ぐっとがんばる仕草) そっと寄り添える・・かぁ…それもまた大事だねっ?(うーんと考え)じゃぁ配信でのトークとか、握手会とか、ファンとの交流をしっかりしていく感じかなぁ? -- ひかり
- はい。私もひかりさんの活躍を楽しみにしていますので、負けないようにがんばります(こっちも小さなガッツポーズを)
………具体的な方法についてはあんまり考えてませんでした(とおくを見る視線)今の所はそもそもが私弱小でしたから、 皆さんに知って頂くことから頑張らないと、と思ってましたね。そっか、そうですね。交流を大事にすれば、より皆さんの気持ちに寄り添えますね… (頷いて心のメモにしっかりと残して)うん、勉強になりました。ありがとうございます。それじゃ丁度この後握手会がありますし、それをひとまず頑張ってみます…!(ぺこりと頭を下げて去っていった) -- 此方
- この度は対バンのお誘いありがとうございました天智ひかりさん、おかげさまでとてもいいパフォーマンスを発揮できたかと思います
(ライブが終わりペンギンマスクが深々と頭を下げる、先ほど自己紹介を済ませており、対バン相手ペリグーレの担当Pである) それで、つかぬことをお伺いいたしますが、何故ペリグーレにご指名を?差し支えなければ理由を教えていただけると参考になるのですが -- 佐鳥P
- いえいえこちらこそどうもありがとうございました(ぺこりと頭を下げて)ひかりもペリちゃんとコラボできて嬉しかったですっ
(なぜ?と聞かれれば)それはもちろんっペリちゃんが可愛かったからだよー(うんっと頷く) この事態が解決したらペリちゃんは地球に向かっちゃうんでしょ?じゃぁそれまでにコラボして知り合いたいなぁって(純粋な気持ちで頷く) -- ひかり
- そう言って頂けるとこちらとしても嬉しい限りです(ぺこりぺこり)確かに、可愛いは最も前面に出すべき長所と私も考えていますから
同じカワイイ系であるひかりさんのお眼鏡に叶ったならペリグーレの自信にもなるでしょう、無論私の自信にも、ですが (地球と聞いて頷く)ええ、ですが、まず時空の歪みを抜け出すのが先、こう言った繋がりが出来るのであればアクシデントも悪くはないかもですね(と名刺を差し出す) 本来であれば事務所を通すべきなのでしょうが、ひかりさんはバーチャル、つまりはソロアイドルと伺っておりますから(と手渡そうとして、あれ?受け取れるのかな?と????になるP) -- 佐鳥P
- えへへーうれしいっ・・じゃぁ機会があったらまたコラボのお誘いをしたいです、折角ならペリちゃんともっとお話ししたいものねっ(うんうんと)
(対バン後のAR空間での対談であったが、磁性流体を使えばこういう場面でも難なく名刺をキャッチできる、電子名刺化するのではなくバーチャル側がリアル名刺を受け取れる様にする辺りが人間らしい無駄である) あ、事務所はありますよー、所謂個人事業主って奴になるんですけどーちゃんとスタッフもマネちゃんもいるので、何かあったら次からそこにー(そそくさっと影の薄いスタッフに誘導する仕草) -- ひかり
- ええ、こちらこそよろしくお願いします、この船団においてはまだまだ知名度がありませんからね、そういう意味でも本当に有り難い事です(後頭部を掻くペンギンP)
のおう!あるんですか失礼しました、まだまだ私も情報収集が足りませんね(はっはっは、と笑いつつ影の薄いスタッフと縁が出来たな!)ではでは、私はこれにて(と一礼し部屋を出る、ドアの向こう側で)ひかりちゃんまったねー(と待ちぼうけ喰らったペリグーレが手を振っているのでした) -- 佐鳥P
- はいっそれではまたー・・・あっペリちゃん!またコラボしようねー!(ばいばーいっと手を振ってたとか) -- ひかり
- ――それで、一体どうやって対バンするおつもりですか?
(路上ライブの最中、突然申し込まれた対バンライブについて問いかける) (なにせ相手はバーチャルだ。何かイベントをするにしても映像設備等は必要になってしまう) それにして私を狙うとはまた堅実ですね。勝ち易きに勝つといったところですか。 -- 織音
- (トラックが現れ、ウィングボディの側面が大きく・・・その中に光が集まりバーチャルな姿がぱっと現れる演出、トラックに仕掛けがあるのが明らかだ)
はろーっみんなの未来を導く輝き!天智ひかりだよ☆ミ(くるりと踊って裏ピース&ウィンクできらりと光る演出) 初めまして織音ちゃん!──織音ちゃんでいいよね?ね?きまり!(きまった)ひかりの事はひかりんって呼んでね?(きまった) ふふんっよくぞ聞いてくれました!このトラックは最新のAR技術が用いられてるからね、この中ならひかりと織音ちゃんは一緒に歌ったり踊ったりできるんだよ (具体的にどのような未来的仕組みで実現できているのかは不明だが結果として出来ている、ファンの間では外回りフォームと呼ばれている形態だ) おぉ?織音ちゃんはそういうタイプかぁー堅実だからっていうかぁ織音ちゃんのあの20年台を思わせる懐メロロックにビビっと来たんだよね?だから一緒にやりたいなぁって(どう?どう?って聞いてくる) -- ひかり
- おお…?なにか大がかりなものが。
(トラックの荷台が映像設備になっている、その用意周到さに目を丸くする) (そしてそのハデな登場で観衆の目をさらっていった手腕にも)ええ、かまいませんよひかりさん。 AR…なるほど。そのあたり、技術は進歩しているのですね。 (ARなどポケモンGOくらいの知識しかない織音にとって、数十年後の圧倒的技術はそれを見るだけで驚かされる) (トラックのステージに上がれば、なるほどまるでひかり本人がそこに居るかの様に見える) 20年代…(一瞬、1920年?となるがこの船団の人間かた見れば2020年代が大昔なのだと改めて気づく) いいでしょう。でもそれだけだと盛り上がりにかけますね。対バン、すなわち勝負なのですから…。 負けた方は、勝った方の言うことをひとつ聞く。…どうですか? (不適ににやりと笑ってみせる。もちろんこれは演出だ。観衆の興味を惹くための) -- 織音
- ・・・ひかり「さん」・・?なぁんか距離あるなぁ(拗ねるムーブ)
対・・決・・・?(トラックの上は簡易のステージと言った形、中空にぴろん♪と文字が表示される「※対バンの『対』は元来対決という意味」)へー (単なるコラボ感覚で申し込んだ事だが、此処で引くのはエンターテイナーとしてなしだ、故に)おぉっ面白そう!よーしっその勝負・・乗った!(びしっと指さすポーズ) --
- 相性で呼ばせたければ私に勝ってみせる事ですね。…では、私からいかせていただきます。
(さて、どうしたものかと考える。天智ひかり…数日前にこの時代に来たばかりの織音にとっては未知の人物だが) (ここまでの言動と見た目の感じから、恐らくはかわいい系。曲もポップ系のものと想定できる) (であれば、それを引き立たせるためには――) さよならはー…引き留めてって…(ギターを弾きながら歌いだす曲は「ノイズ」少女の切ない心情を歌いあげる切ない系の曲だ) (テンポは良いものの観衆の反応はイマイチ。だがそれでいい) -- 織音
- えぇーっ折角の「なんでも」なのにそれだけぇ?(面倒くさいムーブ)
(「私から」と聞けば燐光となって姿を消す、相手のパフォーマンスは邪魔しない、当然と言える) (高性能のAIによって制御されたシステムによって展開されるライトアップとプロジェクションが織音の演奏を盛り上げる) (演奏が終わった後、場面が暗くなり今度はひかりの姿がステージに現れる・・・まっすぐで純粋、何より真摯に観客に向き合う) すき!すき!すき!すき!〜(演奏と共にきらりと光る笑顔で歌い出す) (織音が見立てた通りのかわいくポップな音楽、されどそのダンスは・・・小さな女の子とは思えない力強くダイナミックでステージを所狭しと舞い踊る) -- ひかり
- えっ!?あ、ま、まあそれ以外でもかまいませんけど…。
(誘導失敗。何を言いだすか判らない未知に手合いなので、被害程度を抑えようとしたもののそれでは済まなそうだ) (出現も退場も自由自在。非実在系アイドルの便利なところだ。そんなところに感心しながら前座…自分の役目を負え、ひかりに番を譲る) (こちらは想定通り、いやそれ以上のアイドルソング。しかし…)なるほど…(織音の視線は観衆、一般市民たちに向いていた) (歓声を上げ、ひかりの踊りに合わせて手を振り、あまつさえ共に歌い出す通りすがりの一般市民たち) (そのあまりのノリの良さに、織音は背に冷たいものが走るのを感じる) (この連中は、それこそアイドルがお菓子を食べてみせるだけでも感動するのではなかろうか…) (なにか、空恐ろしいものを感じるも、ここが自分のいた世界とは異なるのだからそれが異常だとも言い切れない) それはそれとして――(物理法則を用意に無視できるひかりのパフォーマンスは圧巻だ。軽やかに宙を舞い踊り、照明では再現できないエフェクトで演出される) これが22世紀…の直前…のアイドル。(思わずそう呟き、歌が終ればひかりに拍手を送るのだった) これは、どうにもかないいませんね。素晴らしいライブでした。 -- 織音
- いぇーいっ!(きゃぴっとカワイイカラテ全開なムーブで勝鬨を上げる)
うんっひかりも楽しかったよ!ありがとうね織音ちゃん!(にこっと笑ってお礼) ねぇねぇ織音ちゃんは?楽しかった?(にこにこ) -- ひかり
- ええ、もちろん。いいものを見せてもらいました。
(この辺はバンドやラッパーではなくアイドルだ。試合が終わればノーサイド。笑顔で言葉を返し、握手を求めて手を差し出す) 次があったらその時は負けません。…それで、どうしますか?言う事をなんでもひとつ… もちろん私の力で出来る範囲で、ね。 -- 織音
- (手が差し出されるそこに向き直ると磁性流体が集う・・・ひかりの手が黒く染まって触れられるようになる)
(生ぬるいスライムのむにゅっとした感触で握手を返して・・・)んー・・・織音ちゃんはもっと可愛く笑えると思うんだよなぁ(悩む仕草) ほらほらっもっとにこーって笑って?にこーって(笑顔の指導が始まった!) -- ひかり
- な、なに…?ひかりさん手が!…って、あ、これでいいのね?(おそるおそる握手握手)
(生身とはまた違う奇妙な感触。しかしその不思議さ違和感はぐっと堪え、ひかりすなわち勝者の手を高く掲げさせる) わ、笑う?それが願いでいいの?んー…(一度後ろを向いて顔を作り) こうでしょうか?(振り向いてみせればしっかりした営業スマイルが完成している!) これで願いは叶えました。さらばです(そして神龍の様に告げると、ステージ…トラックを降りる) (そして興奮冷めやらぬ、ひかりに声援を送る観客たちを避けてシティ中心部へと帰っていくのでした) -- 織音
- ん?まだだよ?(!?)一週間そのままね?(!?)
うん!それじゃぁまたね!みんなー織音ちゃんに拍手ー!(ぱちぱちーっと大げさに見送る仕草でさよならする) -- ひかり
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- たいへん!動かせる気がしない! -- ひかり
- とてもじゃないが一人でやってるって事にするのは無理があるのでスタッフが生えた、許してくれるね?ありがとうグッドアイドル -- ひかり
- 後方腕組RPは上手くやらないと感じ悪いだけだと気づいたよ、なるほど揶揄される訳だ -- ひかり
- いや全然問題ないんじゃないですかねぇ…?私は頼もしいおじさんの腕組に励まされましたよ(にこり)
流石に歌に全集中してたので今日は無理でしたが、今度コラボさせてもらいに来ますね(ぺこり) -- 此方
- お気遣いありがたい・・・
ちなみにあの歌詞ってひょっとしてオリジナルだったんです?(「あれ?思ったより企画のレベルが高いぞ?」と震える) -- ひかり
- 100%かというと微妙な所ですけど、そうですね。ミルキーウェイで出てきた曲を何曲か聞いて、それの歌詞を見て、私なら、みたいな感じで作りました。
なのでネタ元?というか影響受け元とかはあります。ゼロからだと短めとは言え一曲分考えるのは流石に厳しいので…! (ようつべでも良かったんだけどイメージやテーマに沿った曲を自由にってのは難しそうだからこうしただけなので大した事はないんだ、という顔) -- 此方
- な、なるほど・・・(うなる)
でも確かに自キャラにバッチリあった曲って普通ないから作る精神は大事なのかもしれない・・・演出しっかりやれば一曲丸々歌詞考える必要はないんだし(いやしかし…って顔) -- ひかり
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