FA/0090
- 屋上
遥か下のほうからか細いチャルメラの音が鳴り、それにつられるように人が入居していると思われる部屋の、その一部に明かりが灯り始める あるものはうるさそうに、またあるものは興味心から窓の外で売り始めた小籠包に目が行っているようだ だが時間が時間という事もあって、実際に「こんな夜中に小籠包…食べるか?」という人が大半なのだろう 誰も彼も窓から屋台を遠巻きに見るだけで廊下に出る気配はない …下方から、屋台の店主が小籠包を食べて、旨い!とアピールする声が聞こえたような気がした --
- (下でチークが客引きを始める一方…あざりを屋上に上げてからもエビナは屋上の縁に掴まり…)
さって…あざりよ。此処でちっと様子見ようぜ?見たところこのアパートは3階建て…部屋もそう多くねえ。 チークが下で派手にやってれば、住人も気付いて明かりをつけるなり窓を開けるなリする筈だぜ…そこで人気がしねえ部屋にまず目星をつける。どうよ?(なんて提案し) -- エビナ
- あン?(さっそく屋上のドアを蹴破って…などと考えてたが呼び止められ)
一個一個探すよりゃ早いか…みるのはいーけど落っこちんなよ?(なんせえびなはメカゆえかなりのヘビー級、屋上の柵から身を乗り出しすぎたら堕ちるかもしれんので注意) (そして自分も顔を出す) -- あざり
二人が屋上の縁に身を寄せ下を覗き込めば、微かに下でチャルメラを吹いたり、屋台をアピールする声が聞こえてきて それに対応するかのように三階は、301号室303号室 2階は201号室と202号室 1階は2号室と3号室、それから5号室に明かりがついているのが見れるだろう --
- おちねえよ!ちゃんと縁を掴んでミッションインポッシブルだぜ?(ん〜っと一通り見渡せば)
□■□■■ □□■■■ ■□□■□ こんな感じか?よしよし、んじゃ、行こうぜ相棒(屋上に戻れば…屋上のドアを目指して移動しようと) -- エビナ
- すっと空き家は…(ひのふの…8部屋くらいかと指折り数え)
へいへい…(相棒呼びもまあいいだろうなんて言いつつえびなちゃんの後からついていく、蹴破るよりピッキングのひとつでもかましてもらったほうがさっさと済みそうだからである!) まずは三階からだな(空き家になってそうなのは302と304、それに305ってとこかと確認しつつ) -- あざり
- ドアを開けてから住人がいたってなったら、マジで、殺…ころがす!しかなくなるからな、はっはっは…おうあざり、どうしたんだよ、蹴破るんじゃねえのか?(明らかに鍵のかけられた屋上の扉の前で…しゃがめば)
んー…古い鍵だな、楽勝だぜ(ガチャガチャと何やらてから出した針金で鍵穴を弄れば…ガチャリ、と、難なくその扉を破ってしまい) 電気をつけるわけにもいかねえからな!暗いから足元には気をつけて歩こうぜ?(アパートの中に潜入していく!) -- エビナ
- 三階
二人が屋上の扉を開けて、踊り場から階段を下りるとそこは薄暗い廊下だった 壁には窓がはめ込まれ、5部屋分の廊下が伸びている 天井に取り付けられた明かりは管理人の仕事が杜撰なのだろう 一部が消え、一部がチカチカッと点滅を繰り返し、深夜という事もあって廊下は非常に薄暗い 目を凝らせばかろうじて廊下の果てが見えるが、そこには角部屋と壁があるだけだ --
- ちきしょう懐中電灯持ってくるんだったな…(屋台を用意したかと思ったらその辺ずさんなあざりは必死に山育ちで培った夜目を駆使して周囲を確認中)
例の作家先生が前に住んでてたまに掃除に入るってこたアレだ、頻繁に開け閉めしてなさそうな扉を探してけばいいんだろ?(などと使い慣れぬ頭を使い…) それにあのジジイの話が本当なら…(自分の霊感でその部屋に居るかどうかくらいは見当がつくだろうとタカをくくってとりあえず302号室のドアの前に向かいます) -- あざり
- さて、折角呼んだんだ。オカルトハンター様の手腕の見せ所だなっと(あざりの後ろについて様子を見て見ます…) -- エビナ
- あざりが扉の前に立てば、そこからは何の気配も感じない
旧支配者や幽霊、もっと他の宇宙人やツチノコと言った生命の気配すら、まったく欠片ほども感じられない ドアノブにはうっすらとだが埃が積もり、長年扉を開けた気配も存在しない また、この部屋の両隣の照明はしっかりと廊下を照らしており、逆にその奥の4号室と5号室の部屋の前の証明が完全に切れてしまっているのを、エビナは目聡く見つけるだろう まるで、誰もそこに興味など向けていないかのようだ --
- ん…。おう、あざり、その部屋はどうだよ?…何か感じたか?(言いながら、廊下の奥…304と305の部屋に目を向けていれば)
3階には目当ての部屋はねえかもな(なんて言って) -- エビナ
- なーんも!ってかここしばらく誰も入ってねえな(えびなの意見に賛成とばかりに二階へ向かおうとします)
えーと確か二階は…(203〜205号室がまとめて明かりがついてなかったななんて思い出し確認中) -- あざり
- (管理人のジジイは確か、まめに掃除に入ると言っていた筈だ。まめに掃除に入る部屋の電球が切れてるというのは考え難い。ごろつきはごろつきなりに、目星をつけた部屋の状態を観察していた)
ああ…2階にあれば良いんだが。1階だと、ちと厄介だぜ。チークの野郎が頑張ってるとはいえ、人目にもつくかもしれねからな(そして2階に続く階段に向うのであった) -- エビナ
- 深夜
夜の帳がおりて人の気が静まる時間帯 街の外では今でも魔物が跳梁跋扈し、或いは街の中と言えども心無き悪党が悪巧みの算段を進めている頃だろう 昼間訪れたアパートに再びやってきた三人もまたその類なのだろう 昼間とが違った様相を醸し出す建物を見渡せる少し離れた場所に集合しては --
- さて、状況を整理しようか…目標はあの建物の一室
住人にバレずに忍びこんだ後で、部屋を探して目的の品物か、それに類する情報を見つけてくる …俺が一人で飛んでも良いんだけど、あいにくとこういうときに限ってセーフティが掛かって、住居の中に飛ぶのは難しい、と来たものだ 俺やパイセンならともかく、エビナちゃんなら何か今までの生活から作戦でも思いついてるんじゃないかい? -- チーク
- ンッンー、安心しろよ?エビナはこうみえても百戦錬磨なごろつきだぜ〜?…と、良い案があるぜ…よっと。(アパートの屋上に向って手を向ければ…ばしゅんっと腕が発射されて)
(発射された腕は、太いワイヤーで繋がれており、がしっと屋上の縁を掴む)これでよし…ほら、あざりはこっちにきな。…チークよ、エビナとあざりは二人で屋上から潜入するから、その間おたくは下でなんか騒ぎを起こしてくれよ。火事でも、警報鳴らしても良いぜ。とにかく管理人のジジイの気をひきな。 その隙にエビナ達がちゃーんと、おめあてのもんを持ってきてやる。どうだ? -- エビナ
- さっすが歩く空き巣七つ道具!いい仕事してるぜ(さも試したことのあるような不穏なことを言いつつナエビにハグ、ウインチ巻きギミックにのっかって楽して上る構え)
陽動作戦ってヤツだな、なんだやればでき…おい火事はやめろよ!俺らいまからあそこに忍び込むんだかんな!?(火にまかれたら薄い本ごとお陀仏じゃねえかとナエビの首をぶんぶん振る) …そーだ!屋台だよ!ひたすらに旨い小籠包を売る屋台でもってアパートの連中みんなおびき寄せるんだ(たまたまあざりはバイトで鍛えた小籠包づくりの腕前をふるえたし、かき氷売り用の屋台をカモフラージュに使えるという非常に都合のいい状況 なんでそんなもの持ってきてたかって?備えあれば患いなし!) このチャルメラでもって合図もできる!(小籠包の残りが無くなってきたあたりがタイムリミットなので合図してくれと屋台の店主役のチークに道具一式を預けます) -- あざり
- ロボだロボだと言っちゃ居たけど、そこまで面白いギミック搭載とはね…君、何処でそんなパーツ拾ってくるんだい?
(驚きと呆れと興味を持ったキラキラとした目を向けながらも、陽動と言われれば、その方法を思案したところで) …はぁ?……はぁ!? (突如として颯爽とした手さばきで用意された、小籠包の売り歩きセットに目を丸くする) ……チャルメラとか、ちょーっと俺無理なんですけどねぇ…まあ、用意があるならやりますよ、えぇこれもお仕事だ どんな人種も故郷を思い出して泣き出すチャルメラを吹いてやろうじゃあ、ありませんか (顔を見られない為に用意した仮面はそのままに、あざりから受け取ったちいさな屋台と小籠包の作り置きセットを受け取り) …あぁ、でも作り置きだし、味も落ちるし数も減るから、なるだけ早く頼むぜ? -- チーク
- 何かと便利だろ?あと人聞きの悪いこと言うなよあざり!落とすぞ?!(あざりとハグの状態で…内心コイツ…何とは言わんがでけぇな…なんて思いながら、腕を巻き上げていく)
深夜で屋台かよ…近所迷惑も甚だしいが、まあ、任せたぜチーク!ああ、こっちも仕事だ、やるだけの事はやるからよっと(クククと笑い…そのままあざりと二人で屋上に上がっていく) -- エビナ
- ふう…つい気合で1000個ほど小籠包を仕上げてしまった…(これなら3時間はもつなと満面の笑み、そのおいしそうなにおいでアパートやその近辺の人たちもやってくるかもしれない)
悪かったって!だから落とすのはよせって!(おとされてたまるものかとしっかりしがみついてあててんのよ状態) じゃあ行ってくるぜ!任せた仮面店長!(しゅるると悪い笑いをするえびなとともに屋上へゴー!) -- あざり
- 持ちきれるのかい1000個の小籠包…!!(ずしっ!と受け取った瞬間に感じる重みに冷や汗を掻いて)
う、腕がもげそうなほど…重い…!!(何とか移動用のアレコレの準備を整えつつ) そ、それじゃあ…行って来るんだよ二人とも、言いかい…くれぐれも、慎重に、暴力沙汰は無しでね…! (そう言って二人を見送る、その闇に消えていく背中に静かにチャルメラの音が拙く響き渡り、ソレにつられて目的の建物やその隣のアパートからも、人が時々顔を出し始めた) -- チーク
- アパート
ソレは何処にでもあるレンガ作りの古ぼけたアパートだ 三階建ての窓には所々に洗濯物が乾され レンガの補修は長らく行われていないのだろう、あちこちがひび割れている 一階の中央には小さなエントランスが存在しているものの、人気は殆ど無く 外から伺う限りでは管理人室に老人が一人、椅子に座って転寝をしている有様だ 辺りを通る人の数も少なく、まるで連続した時間からそこだけが切り離されてしまったかのような雰囲気さえ残している 遠くで子供が遊ぶ声が微かに聞こえる事だけが、まるで世界とこの古い建物を繋ぐ唯一の架け橋とさえ錯覚を覚えるだろう --
- という訳で辿りついた訳だけど、ここはそうだね……みての通り静かな場所であぁ、いいなぁ…老後はこういうところで引きこもって暮らしたい
(ああ、素敵だ、と今にも崩れそうなアパートを見て、うっとりとした様子を見せながら) 取り合えず行こうか……なにせ俺も部屋の場所までは調べて無くてね、取り合えず管理人さんに話を聞く事になると思うけど …あざり、ちゃんはともかく、エビナちゃんは手を出しちゃダメだよ?絶対だよぉ? -- チーク
- いまから老け込んでどーすんだよ(若いんだから仕事仕事とイケメンにジト目を向け)
いきなり管理人シメあげたりしねーかんな!?(物取りじゃねーし!とそこは解ってる様子)まあ何か知ってる様子だったら…(言いくるめ(物理)も辞さない構え…というポーズ) -- あざり
- えっ…駄目なのか…?ああ、確かに…喋る前にやっちまったら駄目だもんな。合理的だぜ
おい、じーさん。起きろよ。(無遠慮に老人に声をかけ始め) -- エビナ
- (管理人は乱暴なエビナの言葉に目を開けると、そこで自分がうたたねをしていた事に気が付いたのだろう)
(はっとした様子を見せた後に、声を掛けてきた三人組みに驚いた様子を見せると) おやまぁ、どうしました若い人が大勢で押し寄せてきて…お引越しのご相談でしたら、不動産屋さんの方に連絡して頂けると助かるんですがねぇ… それとも、貴方達も噂を聞いて探検にでも来たんですかい? 困るんですよぉ…そうやって無遠慮に荒らしまわれるとコチラとしましてもねぇ…… (そう言ってブツブツと、これだから、とか、まったく最近は困ったもんで、と老人特有の様々な文句を絶え間なく言い始めてしまう) --
- あぁっ、こらエビナ…君本当にもう、そうやって…パイセンのほうがまーだ大人しいじゃないか!
(あわわ、と一瞬慌てた様子を見せて、噂を聞いて…と耳にすればすかさずメモを取り出して) -- チーク
- そーだな、居眠りぶっこいてなきゃもっとカッコよかったぜ爺さん(老人特有のグチには若者特有の揚げ足取りトークでバランスを取り…)
へぇ?噂ってえと…?(まあ自分らは高値で売れる薄い本目当てで来たわけだが、自分らより先に来た連中に成果や目ぼしい発見があったのかや、そもそもの噂についてもっと詳しく聞けると踏んで話を広げる) (イケメンがメモとってくれてるなら自分は聞きに専念でき……おいよせ、よせよ!やるなよ!!といまにも暴れそうなえびなに手をかけつつ) -- あざり
- …(「だ、大丈夫だよ、まだやらねえって…」)
ちっ…(あざりがそれとなく探りを入れたので、混乱を避けるために一歩引いて成り行きを見ようと) -- エビナ
はいはい、噂ですね…そうなんですよ…ホラ、ここって何だか凄い作家先生の家だったこともあるでしょ あぁいや私はねそんなの気にしたこともないんだけどね、なんせ親の親の親の親の代くらいですからね (ぼそぼそとやや聞き取りにくい、どちらかと言えば一人言に近いぼやきは、続く) でもなんでかなぁ…最近その、作家先生の部屋にねぇ…出るっていうよ、私もね見たんだけどねぇ… 部屋を簡単に掃除する為に入るでしょ、そしたら隅っこの作業机にボゥ…と青い光があってね、それから声みたいなのも聞こえてね…ああもうやだ、なんで私の代でこんな事になんのかねぇ、孫に仕事譲って早くくたばりたいよぉ、まったく --
- (幽霊が出る系かぁ、と納得した様子で頷いた後で、幽霊と聞いて隣に居るオカルトハンターが騒ぎ出す前に)
あー…ちなみに、部屋に入れてもらえるって事できますかね、僕らホラ、記者でして…取材の一環でやってきたんですよ (後ろのは助手、と明らかに怪しい二人を示してニコニコと) -- チーク
- ああそれなら…(何を察知したのか幽霊についてうんちく述べようとしたところ記者さんに遮られる、何をしゃべろうとしたのか)
そ、そういうこと…まあアレだ、その…さーっと調べればすぐ終わるから…な?(話を合わせてアイソ笑いをしつつなんとか部屋に潜入する口実を作ろうとしてみる、はたしてどうなる!) -- あざり
- おっ、なんだ?ビンゴか?…ま、じいさん、悪いこた言わねえよ
アタシ達に任せとけって。取材ついでに解決して、じいさんに安息をくれてやるからよ(何も怪しい者じゃないアピール) -- エビナ
(老人は三人の言葉を受けて少し困ったように首を振る) いやぁこれがですね、ちょっと悪いんですけどそんな状況ですし人をと通すわけにはいかんのですよ アパートの人も出来るだけ部屋に近寄らないようにってお願いもしてますし、 悪いんですがねぇ…また今度来てもらうしかないんですわぁ… それにあなたたち本当に記者かどうかも疑わしいでしょ、入って何か盗まれたりしたらねぇ…困るじゃないですか?
(そう言って怪訝な瞳を向けてくる老人、どうやら素直に部屋を教えてくれるわけにはいかないらしい) --
- そう、ですか…わかりました、では今日のところは失礼します、その事態が解決したら是非ともご連絡ください
(無機質で淡々とした取りあえずの挨拶をして頭を下げると、二人に目配せで) (「一旦帰るよ、勝負は今晩掛けよう…良いね?」と伝え) -- チーク
- (ここですんなり家探しってのもイマイチ地味だったし…いいぜ!ど派手に怪盗てのも悪くねえなんて悪い笑い)
(冒険者なんてグレーどころかギリギリアウトな商売だからね…しょうがないね…) -- あざり
- OKわかったぜジジイ。わざわざ起こして悪かったな?(確かに此処で行動するよりは、と思いながら、他の二人に同意して)
(一旦引き上げる、本番は…日が落ちてからだ!) -- エビナ
- (現れるときは常に唐突に、エビナの居る廃墟に扉が開いたかと思えば、そこから姿を現すスーツ姿)
(じろり、と廃墟の内側を見渡して、そこに目的の人物以外の気配が無いことを何となく確認すると) あぁ、エビナちゃん…良かった居たね。もしこの情報を売られてたりしたら、俺は計画を修正しないといけないところだった ところで、君のその協力者さんにも是非挨拶をさせてもらいたいんだけれど、そちらの人がそうで良いのかい? (そう言って隣に居る、あざりを目聡く一瞥すると、あー…と頭を抱え) パイセンじゃないっすかぁー? -- チーク
- なんだその露骨にガッカリしたって反応!(UFOのスペシャリストにしてオカルト百般無敗の女高野山あざり!今日は古代の薄い本を探しに来た) -- あざり
- 安心しろよ、あざり以外にはまだ売ってねえよ(クククと笑い)
んで、何をすりゃ良いんだ?捜索依頼っつっても、まさか目星もついてないなんて話は無いんだろ? -- エビナ
- いやぁ、だってねぇ…パイセンでしょ、大丈夫なのかいこの人…だって、パイセンだよ?
(ねぇ?という目でエビナを見つつ、目をつけている場所の話になれば腕を組んで、そのまま廃墟の瓦礫に座り込み) ついていない、といいたい所だけど、三つか四つ候補があって…ほら、有名な劇の台本でしょう、となるとこういうのは売られているか、隠されているか …まさか、遺跡になんてことは無いと思ってるんだけど、二人はどこにあると思う?手当たり次第探してみようか… (まだ、売ってないかぁ、と遠い目をしながら二人を見て) -- チーク
- 俺がなにしたってんだよ!?(やらかしてねーし!と吠える)
まだ見つかってねえってことはなるたけ辺鄙でまず人が近づかねえところから探すのがベストなんじゃねえのか?(ばっと広げた世界地図から適当に絶海の孤島を指さしてみたり) -- あざり
- 大丈夫大丈夫、だってこいつは天下のオカルトハンターって話だぜ?
安心しろよチーク…って、手当たり次第かよ。まず候補の場所を教えやがれよ!あざりがなんか絶海の孤島さしてんぜ?…海賊の宝でも探しに行くのかよ! -- エビナ
- よーし、良いかい二人とも…俺たちの探しモノは脚本であって、ネクロノミコンでもエイボンの書でもましてや、魔界の王様の座をかけて戦うことになる魔法書でも無いって言うのは改めて知っておこうな?
………行くぅ? (自分の背後の扉を指をパチリと鳴らして開けると、そこに広がる白い砂浜を顎で示して) 図書館、古書市…あとは、その脚本家が生前住んでいたアパート…、こっちで検討が付き添うなのは、この辺りなんだけど君らの意見を募ろうと思ってね! -- チーク
- なんだ…宇宙的な恐怖に彩られた呪われた本とかじゃねえのか?(荒事はなさそうだな…なんて目をする暴れざかり)
便利だなそれ!(真夏の扉ってそういう…とネバーエンディングサマーを見る) だったら決まりだ、そいつのヤサが一番くせえ!(なんせ自宅ならば罠も仕掛けもし放題などとかしこいあざりちゃんは思いつく) -- あざり
- あざりは暴れたいのかよっ?やだねぇ…エビナは楽な仕事のほうが良いぜ…(苦笑しながらも)
いきなりダイレクトだな…廃屋になってるってこたあねえんだろ?許可とか大丈夫なのかよ…(言いながらも、とりあえず流れに任せて同意して) -- エビナ
- そういう物騒なものは本格的なチームを組んで慎重に慎重を重ねて調べるのがセオリーで
オカルトハンターとか言う胡散臭いパイセンを連れていくわけにはいかないんだよねぇ…ごめんな? (かわいそうな生き物を見る目、を向けながら) 家かぁ…ウン、確か管理人の老人が居るけど…基本的に無人だし、ちょっと家探しといこっかっ ………許可、ってのはね、エビナちゃん、最悪とらなくても何とかなるものなんだよ? (ははっ、と肩を竦めて笑うと)…とはいえ、流石に部屋に直接入ると見られた時の言い訳が聞かないし、少しだけ離れた場所から直接、家を見ていくと、しよっかね? (そう言って空間転移用の扉を開くと、その先にあるのは何の変哲も無い街道の一角で) -- チーク
- 出来ない子にやさしく諭す感じで言われた…!(普通にキレられるより精神ダメージでかいやつ…!とあざりはぶーたれる)
家探し開始ってワケだな、腕が鳴るぜ!(こう見えて骨董などの目利き技能が多少はあるのでそれと思しきものが見つかればわかる…かもしれない) (扉が開けられるのでまずはそこをくぐってみる) -- あざり
- まあまあ。仲良くしようぜ?とりあえず今はチームなんだからよっと…へえ、チーク、おたくもいうねえ…その通りだな。管理人がジジイってんなら好都合…えびなちゃんの手腕をみせてやんよ?(言いながら…チークが扉を開けば…その向うに広がる景色に…わおっと声を上げながらあざりのあとについてくぐる)
へぇ…空間転移って奴か、便利なもんだ…。んー、全部同じ様な家に見えるが…んー…おっ!!あの、如何にも古くせえアパートか!(きょろきょろと辺りを見渡し…如何にもな古臭いアパートを見つけて指をさす) -- エビナ
- テスト --
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