名簿/465034
- 『メニュー』 茹でたポテト ソーセージ(ボイルorソテー) サワークラウト マッシュポテト ビール
- 【遺跡の建築様式に見る特徴】
- ○寒々として不気味な場所
- 冷気といえば石窟形式であることに他ならない。
石窟式は僧が夏場でも修行に専念できるようにと岩壁などを掘りぬき造ったもの。 そのほかにも鍾乳洞などを加工し増築したものがこの遺跡の形式ではないだろうか
- 石窟形式は原始的な様式であるため、遺跡の中ではかなり古い部類ではないだろうか
- ○通路の幅は一定だが、天井の高さは不規則に変化している
- おそらくこのような遺跡は非常に初期のものではないかと思う。天井の高さが不規則に変化しているということは
天井を置く、張る建築技術がまだ確立されていない時代ではないだろうか。そこまでとなると黄金暦以前、それよりももっと古い形跡であり そもそも人間が作ったのかどうかも怪しく感じられる。いわば壁や天井にそれらしい石を積み上げただけの可能性もある
- ○石造りの通路が、奥の暗闇へと伸びている
- これは下の様式に似ている、比較的時代の新しいものであることがわかる。
植物の侵食もなく、かつ遺跡としての劣化を免れているからだ。そしてなにより石造りの通路。積み上げて敷き詰められる程度の文明があったことに他ならない ただこの石造りにも石を積み上げたもの、石を切り出して造ったものがあるはずだ。それぞれもまた違う文明だが装飾や削りだす技術も考えれば近い年代の遺跡の形式だろう
- ○石造りの床の隙間から、雑草が顔を出している
- これはおそらく開放型、というよりも都市的な遺跡ではないだろうか。
雑草、植物が顔を出すということは地上であり、植物が育つ環境でなければならない 石造りの床を作る技術がありながら、植物が生えて苔むした遺跡。村や街、ある種の地上に設営された石造りの集落が遺跡となったのではないだろうか
- ○中からは、不気味に生暖かい空気が漂ってくる
- 湿気を帯びた生暖かい空気が漂う遺跡。閉鎖的な印象を与える場所に設立されているのだろう。
おそらくこれは高温多湿の土地に栄えた文明の遺跡ではないかと思われる。立地から保管庫というより墓、儀式的なもの祭祀などに使われた様式ではないだろうか 劣悪な環境にある遺跡ということはつまり、そういうことではないだろうか
- 【人に近くなるほど強くなる】
- 【怪物男】
- 狼男や果ては熊男までいるというモンスターの種族。彼らはなぜ人の形を取るのだろうか?人になれば強くなるということを現しているのか
- 【人間にならない種族】
- なぜ鼠男や蝙蝠男、蠍男がいないのか
- これはおそらく『生物的限界』と『生物的限定』が関係しているのではないかと思う
- 鼠や蝙蝠、蠍、百足が人になれるか、なってどうなるかということである。そこには生物の限界もあるだろう
- そして生物としての機能を限定する大きさがあると思う。人に近い大きさのものは人に近い形を取れば人と人との戦いに近い形になり、人ならざる因子を持つ者が人より勝る場合がある
- 逆に、元から巨大な巨大トカゲや巨大サソリ、巨大百足やグリフォン、ワイバーンはそもそも人の形になるメリットがないのである
- 鼠や蝙蝠は人の因子を取り込めれば、強くはなれるかもしれないがそこまで大きくなれる生物としてのパワーが足りないのだろう。巨大鼠ではなく大鼠で止まっている時点でその限界は見えているのだ
- 【狼が先か、狼男が先か?】
- これに関しては未だ不明な部分が多く学問分野の数だけ説がある
- 生物学で言えば狼男から人間の因子が欠如したのが狼…と言えるかもしれない。しかし宗教学、神学の観念から言えば違う
- 東洋神秘学では六道思想がある。その六道から抜け落ちた穢れが結びついた者が獣人であるかもしれないし
かつて神々が人らのために与えた楽園に成る木の実を蛇に限らず人に与えたものがいるかもしれない。知恵ではなくさまざまな力を神から掠め取った罪人 蛇が総ての地を這うものより疎まれたようにそうして生まれた獣人の怪物は他の地に住む者らから疎まれる宿命なのだろうか 論点がずれたので十字学の話はここまでとする
- 神の創造か、生物の分岐か。未だに結論がでるほと研究が進んでいるわけではない。この問題は想像力を養う以上の意味を持たせぬかもしれない…
- 【冒険先について】
- 今月で三度目になるが集落は見られない。野営地のようなフィールド、洞窟に住む蝙蝠と狼。彼らがコミュニティとしてそこにいるとは考えにくい
- 『遺跡』
- 遺跡がなぜあのように数多くの場所で放置されているのか。保護する団体や集団があってもいいと思う。
しかしなぜそれらが表立って見えないのか。もしかしたらこの遺跡は人間の文明ではなくモンスター文明の遺跡という可能性はないのだろうか
- これが所謂アンタッチャブル、触れざるべき物として存在するためか遺跡を破壊することもない。はっきり言うがモンスター討伐費用などを考えると破壊したほうが早い。それでも各自治に任せているということは、管理することもできず破壊することも出来ない何か大きな理由があるのではないのだろうか
それがつまりこの異文明ではないかと思う
- 『遺跡 その数』
- もしや我々が遺跡と思っているものは比較的新しい部類のものではないのだろうか
- 異文明、彼らモンスターの文明であるからして年代測定との釣り合いが取れていないのではないのだろうか
そうなると壁画、配置などは彼らの文明独特のものであり、彼らが一から遺跡と呼ばれる居住地を作っているのではないかとも思える もしや作るだけつくって一度放置し他の遺跡に住むという文化が根付いているのかもしれない。それはまさしく他のための遺産の跡、遺跡ではないだろうか
- 【モンスターこと異種族文明】
- 『なぜ彼らは討伐の対象となるのか』
- 人を襲うから、家畜を襲う等害獣のような理由が定説である。
しかしよく考えて欲しい。我々が討伐に行く時、彼らは洞窟や遺跡を根城にしているだけであって そこを集落としているのではない。住んでいるというよりそこに誰もいないから根城にしているのである。 つまり私はこう考えた。彼らは集落から追い出された追放者であると。
- 彼らは彼らの生活コミューンを形成し集落、果ては村か街を形成しているのかもしれない。
だがそこでのルールに従わなかった者たちが生活の糧等を求めて徒党を組み 人を襲っている可能性が高い。彼らの構成数は改めて冒険で記録したい。
- そして問題なのはその根城の発見数である。村人がただ偶然に発見したとは考えにくい。
選択肢としては専門の調査家がいるか。私が有力だと思うのは追放した集落である。 彼らの根城が強まれば当然人の被害は増えて種族に対し敵対意識が強くなる。 それを避けるために追放した集落の者たちが追って情報を冒険者ギルドに渡しているのではないかということである。 無論遺跡調査の記録等から場所を割り出しているのかもしれない。 しかしこの数である。我々はもしかしたら彼らが大きな国家を形成しているかもしれないという可能性を見逃してはならないと思う。
- 『もし彼らが国家を形成していたら』
- 以下メモ
遺跡や洞窟の根城は偵察野営地の可能性 多民族国家 200年続く大帝国 彼らにとって宗教とは?
- 思想の内容 信仰している神は? 商業は?貨幣は 場所は
- 『百足や蜥蜴等の巨大生物について』
- 自然発生とは考えにくい 何者かが作り出した 兵器の可能性
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