集団戦闘/A ・ 集団戦闘/B
- 【2nd.山岳エリア】 ※防衛を無力化すれば移動タイミングが得られます。これを乗り越えれば勝利は間近 --
- さてもさても。 カー君使えなくなったしどーしてこう少数で多数を相手にするハメになるのやら
（レオンの立っていた樹より枝やツタが伸びる葉が勢い良く肌を裂かんと跳ぶ伸びる枝は足首に巻きつこうと歪な成長を遂げる） -- エルド
- もはや、頼れるのはこの魔導手甲カタパルトのみ……！！！
多目的ラッチ、オープン！！（中身を見る）ひどい、魔方陣作成用の塗料しかない……しかし、しかしだよ。僕が紙飛行機パフォーマーじゃなくて……。
魔方陣術師だってことを、教えてやる……！ 絶対教えてやるんだから！！（涙目） -- カー
- もう一息ってところですけど…（山崩れも落ち着いたところで辺りを見渡してフラッグのありそうな所を探して） -- スズノ
- （勢い良くカーの足元に刺さる木の円盤、薄いのに頑丈なのは誰かに改造されたせいかもしれない） --
- 枝ぁ！？ …風の記憶を思い出せ！(カマイタチが発生。飛び、陸地へと跳躍する間に樹を根元から斬り飛ばす)
(山道の端に着地)
くっそ、どこから仕掛けてきてるんだこれ…！？(『…わからない、ヘタすると…いえ。推測だからいい、とにかく。周囲どこからでも攻撃が来ると想って』) -- レオン
- この悪い足場を利用してやる……！ スズノちゃんはどこだ……魔導眼鏡ステンドグラッシーズ最大出力……！！
（サーモグラフィーのように、先ほどの雷魔術の残滓を追う）……と、同時に……。
（先ほど山がすっちゃかめっちゃかになったとき、山肌へ出てきた大岩へ近づいて、塗料で魔方陣を描き始める）
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っとぉ……！！（悪鬼のような表情。大岩の表面に金色の塗料で魔方陣が描かれた）
しかもこんなものまで。（足元のフリスビー状の円盤を取り上げる） -- カー
- あの身軽なスズノちゃんのことだ。きっと、本拠地のありそうな場所を探して……んん？
スズノちゃんは今、僕の上着を着てるんだよな？ ……チャンス！！ チャンス！！ チャンスゥ！！（解析を始める。すぐに、上着の在り処がわかる）
そ、こ、だぁあああ！！！ コラプスゥ！！！（ばごん、と大きな爆発音がしたかと思うと、大岩が山肌を、スズノへ向かって高速で転がり落ちていく） -- カー
- ん…？ううん、まだ立ち上がるんですか？（ふと下の方を見ればまだ防衛しようとしているエルドとカーが見えて）
…っ！（魔力を高めて苦無に電気を溜めて、カー…が何か描いてる大岩に目掛けてレールガンの要領で苦無を打ち放つ。当たれば大岩が砕け散る程の威力だ） -- スズノ
- なんかでかい岩が転がってく…！？(あっちにスズノがいるかもしれない。と思い、更に進み始める。目指すは頂上か) -- レオン
- （向かう大岩、向かう電磁加速クナイ。それが……ぶつかる！！ 大岩が、ベクトルを維持したまま弾け飛ぶ！ 破片が散った！）
最後に笑うのは、僕らだ……。最初から、解ってた。（木の円盤を手で玩びながら） -- カー
- ……体に岩使う余裕があれば良かったんだーがなあ、受けきれて２度ってとこか
<<もしもしカー君？ 規格外パワー全開でその投げモノくらいだったらいくらでも補充するから。 時間かかるから意味は薄いの覚悟してくれ>>
さって、と……できるだけ直接接触は避けたいがなあ（レオンの周囲どこからでも、というのは事実だ。 しかしてやれる手段は少ない）
（例えば地面から直接伸びる根、例えば飛び退いたところに飛ぶ投石。 ゴミ雪崩はそうそう起こせないのだ） -- エルド
- 私が…雷の魔術を修練している事は流石に知らないと思う…さんざん使ってましたけどこれ位やっても罰は当たりませんよねっ！
って転がってきてます！？あ、あれこれもしかして上着に反応…っ（気づいて慌てて内側ポケットの紙飛行機を取り出しつつ破り捨てはじめながら） -- スズノ
- (『下から…っ、さらに投石！』っ！！？)
(魔剣の予測の恩恵は一撃目を回避させる、が投石に当たる回避位置への攻撃はダメージを蓄積させていき)
…くっそ、キリがない…！(意を決して、攻撃に身を削られながら走る。根競べになりそうなのを覚悟で…) -- レオン
- やべえ……自家発電してねえしヨウメイガンも使ってねえからエネルギーがマジ足りねえ……
（すでにグロッキー、股間に精密再現された大砲と弾倉も力なく頭を垂れる。 それでもレオンに投石/根伸ばしに加え落とし穴まで混ぜ込んで）
（膝を付く。 顔色というか土が材料故に全身土気色で見るからに具合の悪そうな全裸を、レオンは見つけられるかもしれない） -- エルド
- ぉおお……僕の、僕の飛行大隊がまるでちり紙のように……！！（破り捨てるたびに反応は薄くなっていく。呆然とする）
まだだ、まだだぜ……スズノちゃんよ……。散っていった仲間のためにも、僕はやらなきゃならないんだ！！ もう計算とか知るか！ キミを倒す！！
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19 14 16 15 23 24
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25 29 10 9 26 12
36 5 33 4 2 31
っとくらぁああ！！（速記。もう、円盤に書きなぐる。魔方陣は怨念をこめて凄絶な光を放つ）……エネルギー、エネルギー全開ぃ……。
調整、調整完了……調整、調整っと……やってやる、やってやるぜ……6次魔方陣式、ソルブライト……。フィート木の円盤……。
（振りかぶる）見よう見まね！！ 僕式！！ 銀の皿！！！ シュートォ！！！
（セータの技を真似て、光る円盤を飛ばす。まさに、光のごとくスピードでスズノへ迫る） -- カー
- (走り、地面から根に寄る足を削る攻撃だけは避け、上半身に飛んでくる投石を左腕を盾にして進む。見れば左腕はもう血塗れだ)
ああもう、そろそろリタイアすべきかな…(殺しはご法度、と聞いたから参加したわけで。リタイアしていい傷な気がするが)
『レオン…下、落とし穴！ 飛んで！』…っ！
(どこに着地するかも考えずに飛んだ。その、着地点に…)なんか土人居たぁぁ！？(エルドに向けて、落下しながら右手で魔剣を構える！) -- レオン
- あ、やっべ。久々に紙以外のものに魔方陣描いたから意識が飛びかけてきやがった……左腕も痛いし……。
（限界が近い。酷い、何か、自然災害の後のような山の惨状の中で、ふらふらとよろつく） -- カー
- （グロッキーといえど防御する意思だけはある。 動きの悪い土の体は鈍く、右手のレイガンで受けようとして受けそこね、吹き飛ぶ）
…………（ごろり、ごろり。 無様に転がる土人は足を震わせながら立ち上がる。 最早体重を支えるのがやっとの様子で）決着を……つけようか
（構えるのは左手のフリーザー、眼の焦点もよく見たら合っていない） -- エルド
- (なんとか当てて、離れる間合いは、ニ歩踏み込めば剣の間合い。相討ちになるか、こちらがもう一撃加えられるか…)
…もしかしてあんたがさっきから物凄い攻撃の元凶か…！
(左腕はだらりと垂れたまま。右腕だけで魔剣を持ちあげる。かわして進む気はない。決着をつけようという問いに対するアンサー) -- レオン
- ひ、飛行大隊だか何だか知りませんが物騒過ぎますっ！って今度は一体っ！？（怨念の籠った何とも言えない光を放つ円盤が自身目掛けて飛来してきて）
早…っ！？（慌てて避けようとするが紙一重、と言う所で避けることが出来ず薄い木の板が服を裂いて肌を晒してしまい）
…………（みるみる内に顔が耳まで真っ赤になって目元に涙を浮かべて） -- スズノ
- かんぺきに……あってる……プランBは、ちょっと、やり過ぎだと思うわ、俺でも
（右手はレイガンを握ったままそこらに転がっている。 目もくれずフリーザーを撃つ、当たって服が無くなるような威力ではなくちょっと一晩寝込む程度の、広範囲射撃） -- エルド
- えっ。（服を……銀の皿が裂いた）……。（朦朧とする意識の中で、それがはっきりと見えた）……。（夢の中の、ようだった）
……。（グッ）（親指を立てて、強く前へ突き出した）（それが、礼儀だと思ったから……！！） -- カー
- 土石流の事かそれっ…！ 死ぬかと思ったよホントに…！
(来る…射撃前に意を感じる。撃つ、という意思を。その時点で踏み込む、単射ならこの角度でかわせるという姿勢で、体を低くして踏み込み)
迅雷の魔閃！！(フリーザーを切り払う。が、広範囲射撃を全て払えるわけではない。一部はレオンに当たり)
うっ……！？(意識が飛びそうなのを魔剣の声に叩き起こされて、もう一歩踏み込み下から上に振り上げた剣を握り締め)
二段！(剣の峰を、気力だけでエルドに振り下ろす！) -- レオン
- （最初の内は一体何が起きたのか分からず、急に風通しが良くなった感覚に恐る恐る身体を見下ろすとはらりと上着が落ちてるのを見て）
（ぷるぷる震えたまま顔を真っ赤にしていくまでの間晒してしまっている状態）
…ぁ（ようやく声を漏らして直後にその場に身体を隠す様にしゃがみ込んで）きゃああああああああああああああああああああっ！
（絹を裂くような少女の悲鳴が辺りに響く） -- スズノ
- ッッッ！！！（ぴいんと、耳へ悲鳴が響く。彼の魔術は、精神力を消耗する。意識が朦朧として、精神の限界を迎えていた彼は、その声で失神した）
（彼の手から塗料の小瓶が落ちる。それは空になっていた。ころころと、地面を転がり、止まった……） -- カー
- （フリーザーは肉体のみに通用するものではない。無機物からも遠慮容赦なく削る）
（さて、エネルギーを取り込むのだが行先を指定できるとしたら？ レイガンもエネルギーの取り出し先を指定できるとしたら？）
（自力で雪崩なんて起こせるバカは両方とも「自分」に設定していた。 だからグロッキーになっていたのだ）
（しかし土の体は取り込んだものに耐え切れず、土人にヒビが入り、更に一閃）銃、拾っといてくれや（砕け散る） -- エルド
- (目の前で砕け散るエルドを見て目が点になる)あれ、殺して…！？ 『…ないわよ多分。分体とかじゃないかしら…』
(射線の通った部分は服がちぎれているが男なので割愛します)
やべ、超ふらふらするなんだこれ…(立っていられない。その場にへたりこみ)…！？ スズノ！？(寝ようと思った所で悲鳴に叩き起こされた) -- レオン
- うぅ…もう、もう嫌ーっ！（何も身に着けないまま駆けだして、その方向が本拠地に向かっていたりする） -- スズノ
- 【Aチームが旗を奪取を確認しました。これにて模擬戦の終了を宣告いたします】 （アナウンスで終了を告げられる） --
- 以後、相談室にて反省会を実施します。皆様お疲れ様でした --
- あっちゃー…負けたぁ…(悔しそうに拳を振り上げようとするが、そんな力も残っていない)…はぁ、スズノの方行くかー…(よろよろ歩きだした) -- レオン
- ────────────────────── --
- 【1st.山岳エリア】 （最初は各自、移動準備や待機となります） --
- クソッ、クソッ、こっちは……こっちの地ならいけるんだ。あんな、遮蔽物もそうないところで、闘ったのがいけなかったんだ！！
（また、バックパックから射出台を取り出して、山の陣地へそれを仕掛けていく。しかし、先ほどのような無茶な物量ではない） -- カー
- 甘く見すぎた……そうだ、陣地を全部使わなきゃ、そもそも勝ち目なんてなかったのに、馬鹿だ、甘く見て、油断して。
そうだ、料理の一つが良く出来て美味いからって、サラダやスープをつけるのを忘れたんだ。物足りないし、栄養もない。
一つは完璧だけど、他が空っぽだったんだ、じゃあ、仕方ないじゃないか。それが間違ってたんだ、そうだ……。
狂わない、計算は、そんなもの修正できるんだ……！！ -- カー
- （山岳の陰に移動して）遮蔽物が多いならまだ戦い様は…っ（しかし何の因果か裸にローブを纏ってるだけという…わけがわからないよと言いたくなる状態）
と、とにかく敵の最終防衛ライン…旗を先に取れればこっちの勝ちですっ！（奮起しながら） -- スズノ
- ※移動タイミングを締め切りました --
- 『突破できたのはスズノさんと…ウェスさんかしら』
(山岳地帯の一角。射線が通り辛そうな岩陰に、金髪碧眼の少女がレオンを運び込んだ)
いつつ…(レオン自身は、調息での回復に専念している) -- レオン
- ぬぅぅぅあぁぁぁぁぁぁぁぁ（幾つあるとも知れない手榴弾の爆風で無理矢理連続跳躍、空からの爆撃）
全国の青少年のために！ 乳首券をよこせええええええええ！！（もうこの馬鹿止まらない。 フリーザーは広範囲射撃のまま、威力だけを落としてローブに襲いかかる） -- エルド
- （山岳地帯では器用に動くことが出来ない。的と読んでも構わないほどに移動ルートが限られる）はぁ はぁ ここからが問題だな……（その上スタミナも残り少ない。弓を片手に、警戒を怠らず進む） -- ウェス
- 痛い、痛い……動かない、クソッ、だが、左腕一本だ。それぐらい、それぐらいなんだ。そのぶん、相手だって傷を負ってる。
（バックパックをそこらへんに、ばさりと投げ捨てた）……全部仕掛けた。これでからっけつだ。そうだ、これが全力なんだ。
この全力に、押し潰されるんだ。山より重い重圧に。それでいい、それでいい。そうだ、もう計算は狂わない。数字は入れたんだ、答えがはじき出されるのを待つだけだ……。
（山岳の木に紛れて、攻め来る敵を窺っている） -- カー
- スズノが凄いのに追われてる…俺達も行かないと…(軋む体をようやく上げて、立ち上がる)
(ウェスより遅れて、ゆっくりと山を登り始めた。イストは本体に戻る)
…ここ、上の方に雪があるな…これなら(歩きながら、季節外れだが。トリガーを集中して引き始める) -- レオン
- （山中を進むケンタウロスが、カーの視界に入る。こちらはまだ気付いていない） -- ウェス
- う、うわっ！？な、なんですかっ！？なんなんですかっ！？（何故か一直線に向かってくるエルドから逃げようと走りだしながら）
（ぴょんぴょんと山岳を跳び回って逃げつつ）ち、違うこんなではなく…先に旗を見つけないとっ！（辺りを見渡しながら） -- スズノ
- 見える、見えるぞ……そのケツが。馬は横に長いからな、よく見える。頭隠して、尻隠さずの、典型的ないい場面だ……子供に見せたら大笑いの上勉強になる。良いことじゃないか。（ウェスを見ている。見張っている。爛々と目を輝かせて……獲物を狩らんとしている）
撃ち方ァー…………………………始め！！！（彼が操作を起こす。紙飛行機が、数機飛ぶ！）
（木々を縫って走る追っ手……篝火を手に、燃え盛りながら、木の間から、怖い顔をしながら、ウェスへファイアボールが数個襲い掛かる！） -- カー
- (『…レオン。切り立った崖を探して。昇れる感じの。そっちに行きましょう』…？)
(集中しながらトリガーを引き、青白い弾丸を手に入れ。次は風の弾丸を作ってを作って、少し山道のコースから外れる) -- レオン
- そしてこっちには、お猿さんが跳ねてる。いいね、いい。見つけるには、やっぱ止まって見なきゃだものな。
いい的だ！！（紙飛行機が、合図と共に地面から飛び立つ。スズノへも、数機のファイアボールが飛んでいく！） -- カー
- (切り立った場所。山道から少し離れたコースに辿りつき。調息)
(軽功。習得段階のそれを、本番で器用にこなしてみせた)
(垂直の壁を蹴って、思い切り上に…！)
(ごろりと飛び越した場所に転がって、山道少しだけのショートカット)…これ、繰り返してたら日が暮れる…(周囲を警戒) -- レオン
- え…？わ、わわっ？！（迂闊にも跳ねまわっていた為か数機のファイアーボールが飛び掛かってくるのを目視して慌てて陰に隠れながら）
…こうなったらっ！（そう言うと物陰でローブを脱ぎ、苦無に括りつけて突き刺し…風が吹けばそこに隠れていると錯覚させることが可能だろう）
うぅ…あ、後は…っ（先程の攻撃でカーの位置は確認出来ている為物陰を低い姿勢で急いで移動していきながら接近してく） -- スズノ
- （最後に一際大きな爆発音がして、それきり爆撃は収まった。 もし耳の極端に良いものがいれば、山頂あたりに何かが落ちた音が聞こえただろう）
（やがて山全体が震え出す。 この馬鹿、抑えなければ触れたもの皆食べて自分の一部にする恐ろしい生き物で……今回は、山を丸々喰った）
（さてものを食べれば消化吸収の後体の一部とうんこになる。 体の一部となった山はどうなるか？ 馬鹿の意思で動くのである）
（一つ、大きな振動とともに大質量が噴き上がり土が質量が速度を持ってこの場の全員に襲いかかる） -- エルド
- あァ……？ 逃げろ？（耳に手を当てる。その下にはインカム。魔導で指令の言葉を教えてくれる道具）……『逃げろ』、だって！！？
馬鹿な！！ あの、計算を狂わせた、あの、無茶して突き進む、あの、忌まわしい奴等を……見過ごして、逃げろだって！！？
誰が、そんな！ 僕はプランが発動するまで戦わせてもらうぞ、そうだ、そうだ、それが発動すれば勝ったも同然なんだ。
別に安全なんか求めてない！ 散るなら一緒だ、そうだ！！ -- カー
- （集中していたのは耳。劇場型の犯罪者さながら、騒々しく騒ぐ様子は遠目ながら目に付いていた）
（避けようとはしない。もとよりこの地形。積雪するほどの高山ならば、そんなことは考えるだけ無駄というもの）
奇襲は無言でするものだッ！！（声の聞こえた一方向へ、瞬時に引き絞った矢を放ち、瞬間、自身は炎に包まれる。射軸がズレてしまっていて、そのままではカーに命中しない） -- ウェス
- えっ？（足元の地面が動く。動く。なんだろう、生き物になったようだ。山は大きな生き物というが、それ以上に、何か、恐ろしい……）
（鯨のような、象のような。解らない。解らないものが足元へ）……聞いてない、聞いてないよこれ。プランとか全然聞いてない。 -- カー
- （そんな風にどこかイってしまって何か錯乱しているカーの近くまで移動して…山崩れが起き始めると）
（あわわ…これはマズイかも…と、とりあえずごめんなさい…っ！と心の中で呟きながらカーに不意打ち気味にかなり強めの電撃を食らわせようとして、当たれば5分程気絶する威力） -- スズノ
- えっ、うわ、うわうわ、カタパルト！！！（足元が揺れて覚束無いところに矢が飛ぶ。普通ならば絶対に当たらない、無駄になる矢が、当たった）
（右腕の手甲で弾いたものの、この矢はなかなかに、強い。広い草原ですら、あそこまで飛んだ矢が、狭い山の林の中で、ごつんと手甲へ当たる） -- カー
- (『……何、この音……不味いレオン。今すぐに飛ぶ準備を！』え？『山が削れた…』)
冗談だろ！？(剣を２振り、風の弾丸を生み出して)
スズノー！ ウェスさーん！ ついでにカー君も逃げないとやばいぞー！(こんな事しか言えない。自分は、タイミングを見て空中に風で舞い上がる、その時を待つ) -- レオン
- （そして、手甲に当たり、その衝撃でよろけた彼へ、電撃が飛んだ。切り裂くように。山が動いて、地が暴れているところにそれなのだから、驚天動地というところだ、彼にとっては……）
あ、がっ！？（落雷は眼鏡に着弾。魔導器なので魔力を寄せたのか、それともただ単に金属だったからなのか、とにかく彼は地に伏した）
そ、そそそ、そんな……僕の計算が、計算がくず、くずくずくず……れ、た……。（ガクリ） -- カー
- <<もしもしかーくーん？ とりあえず助けてみようと頑張るから死なんといてねー？>>
（容赦なく降り注ぐ雪岩土樹。 まざってゴミ色雪崩。 忘れてはいけない、この中にあの馬鹿がいることを） -- エルド
- （流動を始める足音に、抵抗することなどない。焦げ付いた装甲とともに引きずり込まれていく……何事か呟きながら）
……と。結果オーライというところかな（外れた矢をＵターンさせる算段だったが、その必要もなくなったようだ。魔術を取りやめて力なく笑い、そのまま消えていく）後は頼んだよ -- ウェス
- 既に山崩れも始まってますが…（倒れ伏したカーを見てから屈んで服を剥ぎ取り、とりあえず上着だけを頂戴する。身長差がある為ぶかぶかだが裸ではなくなりホッと一息）
（ちなみに裸でいるのが衣類を奪っている間に誰かに見られていたりしたかもしれないが気付いていなかった様だ） -- スズノ
- だぁああああああああ！(降り注ぐ岩石を、時には風の噴出で避け、僅かに残った足場に足をかけると、軽功を使い跳躍)
やばい、くそっ…ウェスさん…！ スズノはどうなった…！(押し寄せる土砂から辛くも逃れつつ残りの味方を探す) -- レオン
- さてと…（魔導器を発動させて辺りの砂鉄を集めて気絶しているカーを保護する様に包んで）
これでカーさんは大丈夫ですね…この隙にっ（相手本拠地目指してがけ崩れや落石を避けながら駆け出して） -- スズノ
- ハァ、ハァ……（立ち上がる。五分も経っていない。せいぜい、一分か二分程度だ。ゾンビのように、幽鬼のように立ち上がる）
伊達や酔狂で、こんな眼鏡をかけていると思うたかァァァァァァ！！！
（魔導眼鏡ステンドグラッシーズに落ちた落雷は、その魔法防御力で減衰した。あくまで、減衰だが。白目で立ち上がる）
あれっ。なんか肌寒いぞ……？ 何故？ ああ！ 上着がない！ 制服が！！ ……とか。言ってる場合じゃないよね？
（がらがらと崩れ吹き上げる土砂から、脱兎） -- カー
- （もしゴミ雪崩に飲まれたものがいるのなら、彼らは地中で泥を固めた蛹室のようなものの中にいるだろう。 酸素は十分な上後で勝手に地上に戻るので心配無用）
（突如としてスズノにはレイガンのこんがり小麦色熱線が、レオンにはフリーザーのエネルギー吸収光線が迫る）
（もし力を利用するのなら、吸収したエネルギーがどこにいくか少し考えておくべきかもしれない。 こんがり小麦色光線はぶっちゃけ無害だが赤くなるかもしれない） -- エルド
- しかも身体が何故か重い。すごい。何これ。砂鉄？（モタ・・・モタ・・・・） -- カー
- (『スズノさんは上手くかわして進んでるわ。さすが忍者ね…そろそろ気をつけて。飛んだのは当然、迎撃しに来るはずだわ』分かってる！)
(体の節々が痛む。が、戦闘しないで逃げ回るならまだやれる。そう信じて調息、足場に着地。同時に光線が迫る)
（『前に飛んでっ！』ッ！)
(エネルギー吸収光線を回避。したために危うく空中に躍り出る。崖を蹴って、突き出ていた樹を掴んで安定)し、シビアすぎる…！（ともかく、息を整えておく) -- レオン
- （山崩れを起こしている山道ですら平坦な道と変わらない様子で、しかし足元は忙しなくステップを踏んで）
！？（突如として照射された光線に驚きながらも、身体に何ら違和感が無いのを確認する気にせず駆けていき）
（カーの砂鉄の方は逃げられる体勢が整ったのなら自然と崩れて、逃げる事が可能となり） -- スズノ
- うぉお……靴裏に仕掛けておいた術式……ッ！ コラプス！！（衝撃波で大きく跳躍して、ゴミ雪崩を躱す）
計り知れない。さっき仕掛けた紙飛行機も全部流された。あるのは僕の身……身？
あああああああああああああああああっ！！！！ うわ、うわうわうわうわ、うわぎ、うわぎがぁ！！
（スズノはきっと気づくだろう。上着の裏側の夥しい収納ポケットの中に、『紙飛行機』が几帳面に分類分けされて入っているのが……）
（また、解るだろう。彼と戦った者ならば。上着から紙飛行機を取り出して、闘う彼の雄姿を。そして、『シャツ一枚』で佇む現在の彼の姿を……） -- カー
- ※間も無く切り替えタイミングとなります --
- それにしても何だかゴワゴワする様な…あ（駆け上がっていく途中で内側にギッシリ詰まった紙飛行機を見つけて）
…あ、でもこれって一人無力化した事になるので結果オーライってことですよねっ！（無駄にポジティブな考え方で裸に上着一枚と言う何とも言えない格好の少女） -- スズノ
- <<もしもしカー君？ ちょっと俺体構築しなおしてるからさっさと服取り戻してきて？ 多少ナビはできるかも>>
（ゴミ雪崩の一部が圧縮され形を作る。 人型、完璧な再現度で作り上げられ股間にはモザイク処理のなされたそれの顔は馬鹿の顔をしていた）
強度も圧縮率も足りん、心もとないがまあ、行くか（駆ける。 この場はすでに俺の体の上だから何がどこにいるかなんてすぐわかる）
さて鬼ごっこを終わらせねばならぬ（追うのはレオン、多分カー君がスズノを追いかけてくれることを信じて……！） -- エルド?
- （その瞬間……彼は、今までにないくらい、この町に来てから一番と言っていいぐらい、『役立たず』になった……） -- カー
- (枝増やしちゃったけどこっちに戻る)頂上…次、移動すべき場所はどっちだ…(『…もっと上ね。追撃が緩くなったのが怪しいわ、慎重に進みましょう) -- レオン
- さって…後少しですね（そんな事とは露知らず、駆けて行きながら） -- スズノ
- ここは…不味いっ！(なんとか樹の上に昇り、崖を蹴って山道に戻る）なんかカー君の絶叫が聞こえた… -- レオン
- （枝が伸びる葉が肌を裂く伸びた枝はレオンの足首に巻きつこうと） --
- ────────────────────── --
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