幼馴染FA/0016
- 家を買いました
- 新居ー!柱に毎年の成長の記録で傷つけたりしていきましょー! -- イルル
- いつまでも親元に居る訳にもいかないしね…
- ほら、色々うるさいし、「いつも何やってるの」とか言われるし…いいじゃん親孝行ちょっとぐらいしたんだし…ニートで悪いか!
- あら、アナタひょっとして…?(筋肉と筋肉が引かれあうかのように出会った街角。長い前髪の向こうからじっと見つめてくる気配)
違ったらゴメンなさいね。その、もしかしてだけど…(その鍛えられた肉体はフェルトのかつての暮らしを思い出させるかもしれない。冒険者としての) (慎重に、歩を詰めてくる足運びには隙がない。流派は無手か、あるいは) …アナタ、昨日公園で寝てなかった? あ!違ったらゴメンなさいね!ホントに!!(あたふたと手を振る。宿賃くらいはあるだろし、流石に他人の空似だろうと) -- ダリア
- え? あ、何か…(呼び止められて足を止める。職業柄筋骨隆々な男には慣れていたが…「何その言葉遣い!?もしかしてオカマなの!?」と驚きもある。この前そんなバーに行ったのでちょっと耐性があるだけ)
…あ、うーん、寝てたかなー…ハハハ(相手の足取りを見て少し緊張するが、質問には答えた。ちなみに酒を飲んで小一時間寝てたのは事実である) --
- 人違いじゃなかったのね… ダメよ?真冬なのに。地面からの冷えは鍛えた体からだって熱を奪っちゃうんだから
ていうか、同じ乙女として見過ごせないわ。今夜寝るところは、ちゃんとあるの?(どうやらガチの人だ) -- ダリア
- たはは…でもすぐ起きたからだいじょぶだいじょぶ……
あ、寝る所はあるんで!浮浪者とかじゃないんで!ホントホント!今は実家にいるからホント、大丈夫(あたふたと手を振って弁明する) --
- …えっ、ちょっとウトウトしてただけ?
あら、やだアタシったら失礼な勘違いを…ゴメンなさいね?(両の手のひらを分厚い胸板の前で振って、こちらもあたふたと) でも安心したわ。アナタちょっとワケありみたいに見えたから…(少し落ち着いたのか、微笑みを見せてそう呟いた) -- ダリア
- "ワケあり…"ちなみにその時の私、どんな感じのワケありに見えたの……?(恐る恐る聞いてみる) --
- そうね…こう、誰か大切な人を亡くして悲嘆に暮れ、自暴自棄になっている乙女…みたいな?(見当違いだ!)
きっと、悲恋ものの小説を読んだばかりだったせいね(言って取り出す一冊の本には手作りと思わしい栞が挟まっている。この街の古書店で本を買うとオマケで貰える品だ) 勘違いに付き合わせちゃったお詫びに、何か力になれることがあれば協力するわ。アタシ旅の魔法使いなの。まだ暫くはこの街に居るから、本当に困ったことが起きたら頼ってちょうだい (前髪の向こうでウインクひとつ。小山のような大男は名を「ダリア」と名乗って、未だ気恥ずかしいのかそそくさと立ち去っていった) -- ダリア
- お、乙女…(普段冗談交じりに自分でも言ってるがはっきりとそう言われると恥ずかしい、死ぬ)
ホントそんなんじゃないから。ただお酒飲んで寝てただけだし……心配してくれてありがとう(どことなく見たことあるような栞、どこかの本屋のだったかと思い出す) 旅の、魔法使い?あ、さよなら…(「どこが?」と付け足す前に行ってしまって手を振って見送る)
………どこが魔法使いなんだ!?(乙女と言うならまだしも魔法使いに見えない筋肉量だった。戦士と言った方まだしっくり来る) --
- お〜 良い所で見つけたぞ〜 あ〜け〜お〜め〜
(箱の中のもこもこから、にゅーっと手が伸びて) ん -- 箱入りマグ
- なんだこれー!?(箱から伸びてくる手にビビる)
あ、ちょっと待ってなんか見たことある……そう、なんか居た、箱になんか入ってる不思議生物!懐かしいなぁ、あなたまだ居たんだね〜……私の事は覚えてる?(伸びてきた手を掴み取って) --
- (にぎにぎぶんぶん) ちが〜う〜の〜 ほ〜ら お正月といえばさ〜 ね 察してさ〜
ん〜 だめかな〜 せっかく〜まとも目な年長組を見つけたと思ったのになぁ〜 -- 箱入りマグ
- お正月と言えば?お年玉?あ、お年玉! …はっ?!私がお年玉上げる方!?(一番最初に連想した言葉がお金絡みで衝撃を受ける)
こ、この妖怪箱入りお年玉強請りめ〜〜〜! --
- そうそう〜それだよ〜そ〜れ ん〜(もう一度箱から手を伸ばし)
この時期の〜子供はみんなその妖怪だぞ〜 気をつけろ〜 ああ箱はないけど〜 -- 箱入りマグ
- そうか、もう私がお年玉あげる年齢だったか……(時の流れにショックを受ける)
……んもー、仕方ないなぁ。これでいい?っていうか何に使うの??(日本円にして5000円程度の貨幣を差し出して) --
- お〜いえ〜い こんなに〜? 太っ腹〜 (箱にちゃりんちゃりん収納して) 言ってみるもんだな〜
ん〜と 堅実に〜貯金かな〜? もしくは〜きちんと〜自分磨きに使います〜で〜す〜 今年〜も〜よろしく〜ね〜 (目的を果たしがたごとと去っていく箱) -- 箱入りマグ
- なんだそれー!貯金だの自分磨きってふわっとしてるなぁ……モコモコだからふわっとした事言ってるのか!
あ、ちょっとー…行っちゃった。昔もあんな感じだった気がするけど…でもいきなりお年玉せびるなんてご挨拶だな! --
- フェルトがあの後ちゃんと実家に帰れたのか心配だわ……
って言うかぁ泊まる場所を探していたって実家に帰っていなかったって事なのね この親御さん泣かせ!ごめんなさい言っててなぜか私に突き刺さったわ今の! -- イルル
- そうだよ、でもちゃんと帰った、めっちゃ怒られた、めっちゃ泣かれたよ。まあ、無理もないかなーハハハ…
それより突き刺さったって?…ああ、ホモが好きでごめんなさいってコトか……今の内に謝っておけば? --
- 私たちは愚か親御さんにも無断で出ていったんかーい!って気分で一杯だったわ
それでこれからははれて実家暮らしってワケね、自分の部屋であの重たい荷物の中身でムフフタイムきちゃうー? 嫌よ?なんで私が好きなものの為に謝らないといけないのかしら?例え夜中にこっそり「このままだと嫁の貰い手が…」ってパパとママがないていても! 私はホモすきを辞めない! -- イルル
- うっ…だって、引き止められたらイヤだったし……あと荷物の中にそんなもの一切入ってませんので…っていうか中身見てないよね…(武具の類が入っているだけだったが、あんまり見られたくないものだったので)
っていうか結局は嫁の貰い手がなくて泣かれるんじゃその事で謝るべきだね謝っとけ今のうちに! --
- ねぇ大丈夫?フェルトって実は相当深い闇を溜め込んでない?私でよかったら話聞くわよ……?
(引き止められたくない、誰にも言わずに出て行った、その事実に思わず心配そうに擦り寄りつつ、腕を組んで逃がさないように) イーーヤーー!謝るくらいなら私も逃げてやるんだからー! -- イルル
- そんな深い闇はないです!え、ちょっと何!?(いきなり腕にしがみつかれたのでビビる)
いや、ホントに…子供の頃は深刻に感じても大人になったら別にどうでもいい事ってあるでしょう…?その類だから…オラッ離せ!親に謝りに行っとけー!(グイグイと引き剥がそうとしつつ) --
- ちょっとこの闇深系乙女を逃がさないようにしないといけないなって思って
(わー!としがみつきながら以前みたいにぶら下がりを試みて遊びつつ) ヤ、ヤ、ヤダー!って言うか良いじゃない!ホモ好きでも!孫の顔を見せてあげられなくても!どうしてもいくならフェルトに男装してもらって、こ、これ恋人、タハハ! くらいの計画は持って行くわよ私はー!(うおー!と自分でも信じられない力で抵抗して引き剥がされる) -- イルル
- 闇深系では断じてないので!(予想以上の抵抗に汗が出てくる)
え、お、お、お断りします!っていうか別に男が嫌いな訳じゃないんでしょ?ならわざわざ私じゃなくて男に頼みなさいって…(ホモが好きなのと男が好きなのは両立できるのでは?フェルトは訝しんだ) --
- えぇー?だって絶対あれよ、ねぇフェルト…死にたいとか思って無かったわよね?
辛い苦しい寂しい死にたい,だから誰も知らない場所に全てを投げ捨ててきてみた、とかだったら私さすがに怒るの、だから納得できるまでこの手を離ぐえー!(びたーん!) (なんていいつつそれはもう、割と気を入れればスルーッと引き剥がれつつ) ナンデ!?アイエ!ナンデ!?んだこら!私と偽装すんのは嫌かおらー!寝てる間にその腹筋にマジックで乙女☆って落書きすんわよー!? あ、あー…別に男も女も嫌いじゃないわよ、だって男同士の同性愛を愛している私が、同性愛を嫌悪するなんて許されないじゃない、だから私はどちらでも構わない、なの そもそも男装したフェルトを親に彼氏って言って見せるんだから、男に頼む必要なくない?むしろ気心知れた相手に頼んだほうがよくなぁい!? -- イルル
- 投げ捨ててないから!むしろ全力で自分の身を守った行動だと今にして思ってるから!!(ようやく引き剥がせて汗を拭いつつ)
そもそもだ、偽装するのがおかしい!なんでそんな話に発展してんのよ!孫の顔見せられなくてごめんなさいって話だったでしょうが!それは嘘だ!嘘の安心を与えるな!(べしっ) --
- ほんとー?命は投げ捨てるものではないってジョインジョインする人もよく言ってるわよ?
(しぶしぶ引き剥がされて、フェルトにしがみついていたことそのものに) なんだか腕が疲れたわ…さすが、腹筋割れ……乙女の力ね! ぐ、ぐえー!!なんたる正論!圧倒的正しさ!この言葉の暴力の前に私はなすすべもなかったのである… -- イルル
- 今腹筋割れとか言った?お前の腹筋も割るぞ(ニコッ)
…全く、あなたはなんだか悪い子になった気がする…昔はふわっとしてて夢見がちな感じだったと思うけど……良い子だった反動が来たのかしら〜(じ〜〜〜) --
- 腹筋って他人が割れるものなの!?物理的!まさか物理的に割るとか言う類を見ないレベルのグロ死させられちゃう系!?
(ひぃぃぃぃーっ!と身体を丸めるようにしてその場で守りに入りながら) そうかしら?だとしたらアレね……あの時偶然本屋で見つけた、ショタ系の単行本のせいね…ふふ……私の時間はあの時から狂ったままなのかも知れないわ…… (向けられる視線に耐え切れずに思わずそっぽを向く) --
- いや、割れるまで腹筋鍛えるって意味だから。勿論腹筋を文字通り割るのはできるけど〜(拳を握る)
"しょたけい"?(意味がよくわからないのか首を傾げる) --
- フェルト様どうかお許しをー!どっちの意味にしろ私の命が危ないでございますー!
(ははーっ!とその場で深く頭を下げ後悔と命乞いを同時に行い) あら、フェルトさんったらつまりあれよ…ランベルトやシャルル、アスマさんみたいに小さくて可愛い男の子って事よ…そんな子のホモな本を見つけて私の人生は一変してしまったの…… あぁーっと!ここから先はまた今度聞かせてあげるわ、とりあえず無事に帰れたみたいで何よりよ…じゃあねフェルトー!ちゃんと改めて家に帰るのよー! -- イルル
- しらなかったそんなの…いや、待ってほしい。個人名を出されてもぱっと思い出せないからね!?
っていうか一生を変える本て……いやいい!もう聞きたくない!おうかえれかえれ! --
- (実家に帰ったら当然の如く怒られたり泣かれたりした訳で、なんか居た堪れなくなって逃げるように街に出てきてしまった…)
- ま、荷物は置いてきたし、身軽だしどっか行ってみるかなー…
- (実家には、折見てまた戻ればいいか…)
- フェルお姉様だわー!うわー!フェルお姉様大好きー!
(きゃー!と叫びながら飛びつく) -- イルル
- (レクトスとの食事を終えてさて宿を探すか、と思った矢先の事だった)
うわぁ!?何!?何!?誰?誰ぞ!?(いきなり抱きつかれるものだからビビる。というか自分の名前を知ってる人が居てさっきもこんなパターンだったのを思い出す) ええと、誰ちゃん?(大きなダッフルバッグと2メートルを超える革張りの長物入れを背負っているものだから、抱きつかれるままに言って) --
- そ、そんな…私のことを見忘れたのフェルお姉様!あの日アレだけ女子力について教えてくれたのに!
私よ、アナタの可愛い妹分ランキングNO1独走中のイルルよ! わー!お姉様かたーい!大きいー!素敵! -- イルル
- え、じょ、女子力…?(そういえばその昔、後輩だったか忘れたが、私的女子力について延々と語った事があるような)
…は、…は(「はずかしぬっ!」身悶えしそうな過去を振り返ってしまったが、なんとか心の中にとどめておく事に成功した) あ、あー!い、イルル?イルルなの!?!うそ!?綺麗になったねぇ…あ、私は別に硬くないんで!ミニマム!ミニマムです!!!(やたら筋肉触ってくるのでちょっと身を捩って逃げようとしつつイルルの顔を見る) --
- はぁー…お姉様を見ていると安心するわぁ…もう、お姉様いっそ私のお婿さんになりませんか
…はっ、お姉様がお婿……?…ふひっ♡ (抱きついたまま見上げて、鬼気迫る顔で笑い) コレもお姉さまの女子力のお陰!やー!離れたくないー!もっと筋肉の資料欲しいー! (オーバーに身体を左右に振って、身をよじることに抵抗しているという意思を見せ) -- イルル
- 婿ってなんだー!?男みたいとか言うなー!っていうかあなたそういう子だったっけ…!?(昔はなんとなくこんな子?ではなかったような気がしてならない)
とと、危ないってばー…うー、このやろっ(片手で荷物を背負いつつ、もう片方の腕で掬い上げるようにイルルの腰に手を回してそのまま持ち上げた。脇に抱える感じだ) --
- まぁまぁまぁまぁ細かいことは良いのよ、10年で色々変わるわ…趣味嗜好とか!
(脇に抱えられるとソレはそれで嬉しいのか顔を輝かせて) お、お持ち帰りされちゃうんだ…お姉様に……って言うか、私の扱いが荷物と同じってどういうことですかー! (わーわー!と足をバタつかせようとして、落ちたらさすがに嫌だなーと大人しくする) -- イルル
- え?いや、実際お荷物みたいな感じだし……(荷物で手が塞がってるのでそれ以上の事ができない事に気付いて)
いや、ゴミかもしれないからこのまま捨てにいこうかな〜……なんてね(足が着くようにゆっくり下ろしていって) ホント、結構変わったね。綺麗になった…あとお姉さまっての、恥ずかしいからもうやめてよう…昔の話でしょ?(ちょっと照れ隠しにそっぽを向きつつ) --
- お、お姉様ー!?ソレはちょっと聞き捨てならない台詞ですよ、この私がゴミみたい!?
お姉様の為なら立てばトリカブト、座ればラフレシア、歩く姿はウツボカズラになる覚悟もある私をして、ゴミみたい!? (そんなぁ、捨てないでー!とより一層抱えられながら抱きついて) ふふん、まぁ良いじゃない、昔ながらの呼び名ってやつよ、ほら…私の年上ってあんまりいなかったじゃない、だからお姉様が嬉しくてね!お帰りなさい、、お姉様こそ素敵になったわ! -- イルル
- 毒で臭くて食虫植物とか全部ゴミじゃないの…?(苦笑しつつ)
…あなた友達少なかったもんね。んもうー、フェルトでいいってばー、そんなに歳変わらないじゃないのさー、オトナになったらそーいうのはナシよ!ナシ!恥ずかしい! (恥ずかしいのでイルルの鳩尾を指で突きつつ、そういえば自分が居なくなった理由とか知ってるんだろうか…とか考えてみたりして) ……あー、とりあえずだけど、どこか泊まるトコない?そんなに安くなくてもいいからさ…あ、実家はナシね!どういう顔して会いに行けばいいのか考えてる途中なんで! --
- お姉様!?もしかしてさりげなく私のこと嫌いだったりしません、またゴミ扱いしたー!またしたー!
コレはもう責任とってくださいー!……そうかしら、子供の頃の関係って大事だと思うけど、そうねお姉様とは時間が離れていたものね それじゃあ、こほん!おらー!フェルト!あんたなんで勝手にいなくなった!私も連れてけおらー!ドンだけ寂しがったと思ってのよー!(ぽこぽこぽこぽこ) ……(ぽこぽこして地味に腕が痛くなりつつ) あら、それなら良いじゃないフェルト、うちに来ましょ!あなたにも新しい世界の一端を見せてあげる! -- イルル
- あうあうあうあう…ご、ごめんってば。わかった、わかったから!もうどこにも行かないってば!しぬー!(そんなに痛くなかったけど痛がる素振りを見せて)
あ、イルルの家いいの?大丈夫?いやぁ、なんか悪いね…住む場所見つけたらすぐ出ていくからさ………新しい世界?ってナニ?(全く意味がわかってないので首を傾げつつ、荷物を背負い直す) --
- 本当!?お姉様…じゃなかったフェルト、もう何処にも行かないのね!今度黙っていなくなったら、フェルト直伝の女子力パワーアップ法を公開しちゃうからね?
うん、別に私も今ね家を出て一人暮らししてるの…ちょっと散らかってるけど、その分気兼ねしないで良いわ、自分の部屋だと思ってゆっくりしてって良いから! …ふふ、新しい世界は新しい世界よ、尊いものを見せてあげる (フェルトー!と腰に抱きついたり、空いてる腕にまたぶら下がろうとしながら家に案内していく) -- イルル
- お、おう……(女子力パワーアップ法という名を騙った処刑なのでは?と不安になりつつ)
ああ〜、一人暮らしなんだ?よかった…親御さんとか居たら迷惑だもんね…いや、それでも十分迷惑か……ありがと。尊い…?ってなんだろう(子供みたいに腕にぶら下がってくるので仕方ないなと言った風に好き勝手させつつ、ついていく事に) --
- やあ、フェルトくん……………(何か言葉を継ごうとして、口を半開きのまま十数秒固まって)
………ねえフェルトくん、俺、何言おうとしてたんだっけ…? -- レクトス
- っ(先程この街に到着したばかりで大きな荷物二つを背負って街を練り歩いていると、いきなり声をかけられてビクッとする)
………(「え、えぇ〜!?なんで私の名前知ってんの!?っていうか誰!?」とか思いつつ黙ったままじっと見つめている) -- フェルト
- ………(レクトスのほうも呆けたような顔で…いつもの表情なのだけれど…じっと見つめ返し)
(何か気づいたらしく、ぽん、と手を打つ)…そういえばメッチャ久しぶりな気がする。 ほらー、俺だよ俺。“この街で一番ご飯を奢ってあげたくなる男”ことレクトスお兄さんだよー(でも本当はそんな称号で呼ばれたこと一度もないんやな…) -- レクトス
- あ、あ〜〜〜!!(ようやく何か思い出したかのように声を上げて)
誰かと思ったら"この街で一番だらけているニート"ことレクトスだー!懐かしい!っていうか全然変わってなくない?あ、人間じゃないんだっけ…(まじまじと見つつ) -- フェルト
- おぉ…わぁ〜……(フェルトリンデの大声で(あるいは、そよ風のせいかもだけれど)緑髪がふわふわりと揺れ)
…あっはっは、そこまで褒められると照れる(照れる) 変わるってことは本来とってもエネルギー使うからねー。 んで、エネルギーを使うと疲れるじゃない?そして俺は疲れることはしたくありませーん。そーゆーことさー。 (柔和に笑いながら冗談だか本気だかわかんないことを言うドライアド。そして大荷物に視線をやり) ………フェルトくんは相変わらず…えーっと…パワーがすごい…? -- レクトス
- いや褒め言葉じゃないでしょ。あーそうそう、あなたそういう人だったねぇ。
って、ちょ、どこ見て言ってんのさ…私は見ての通りか弱い乙女なんで…パワーとか全然ないんで… (そう言いつつ大きな荷物二つを地面に下ろす。一つは大きなダッフルバッグ、もう一つは革張りで2メートルはある何か長物を収容しているもの。斧と剣が入っているのでこの形状だ) --
- えっ…えっ?ニートって最高の褒め言葉じゃないの…?
って、「か弱い」の定義をものの二秒で破壊するのはやめたまへ………(その発言には、さすがのニートドライアドも突っ込みに回らざるを得なかった…!) ………(で、また呆け顔で数秒固まった後、再度ぽんと両手を打って)………ナルホド、その荷物…旅行帰り的な? …うん、うん…それでしばらく見かけなかった、と………理解したよ。普段使わない推理力をフル回転させたから、すっごく大変だったけど…(軽くしんなり) -- レクトス
- へ?旅行帰り…?いやぁ、旅行ってレベr…(何やら事情を知らないと察したらしく、言葉を止めて)
あー、うん!そうそう!そんな感じ!いやー、ここまで遠くてさー…あはは……はは…あなたはどうなのよ。何か変わった事とかあった?(どことなく話題を逸らすように言って) --
- 俺?俺はねー………(見事に話題を逸らされて、それに乗っかる惰ライアドだ)……んっと、今の推理で頭使ったから、お腹が減ったよ…
なのでフェルトくんは俺にご飯を奢ってくれると幸せになれます。俺が(にこっ) -- レクトス
- このヒモ野郎ーッ!
あ!これなんか昔も言った気がする!あはは!…しょーがないなぁ、ほれ、どこで食べるのさ(とりあえず荷物を再び担ぎつつ) --
- ひゃー!!(また緑髪をふわりふわ揺らして大声に驚く)
……ふふふっ、なんのかんの言って奢ってくれるフェルトくんはやっぱり優しいなあ! (すごくうれしそうな笑顔を湛えて、お礼代わりのつもりなのか、ひょいと荷物を支えるのを手伝う) (…その細腕に似合わず人並みかそれ以上の腕力があるのに、それを滅多に使わないのもまた、駄目ドライアドたる所以かもしれない…) えーっとねー…定番の東国料理もいいけどー、中海風パスタも捨てがたいしー… あ、そうだー。たぶんキミが居ない間にできた、香辛料諸島の料理店があるんだ。そこにしようー(と、楽しげに、二人一緒に繁華街へ向かうのだったー) -- レクトス
- お、お?重いから気をつけてね?(ダッフルバッグの方だけでも鎧とかが入ってて100kg近くあるのでそう言って)
んじゃ行きますかい…あ、お酒はナシよ?これから泊まるトコも探さないとだし……あ、道こっちだっけ?あんまし覚えてないんだよね(言った後で「実家に行けばいいじゃん!」とか言われそうだなぁとか思いつつ、繁華街に向け歩きだすのだった) --
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