ZS/0008

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  • 発言色は前と同じでヨシ! -- 2023-04-22 (土) 21:38:48
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  • (時は令和四年、冬。年の背の頃――)
    (京都は御所のほど近く。ある神社の境内にそれは顕れた)
    (怨恨と憤怒の化身。この国とこの国に住まう者達に呪詛を撒き散らすもの)
    (御霊、すなわち怨霊。それも怨霊の中の怨霊。大御霊とよばれる怒れる魂の、四身に割かれたそのひとつが)
    (祀り鎮めるための社で、永き眠りから目覚めたのだ)
    (嘗て、この大御霊の呪詛は、日本という国に政権を巡る戦乱を巻き起こした)
    (源平合戦からはじまる武家の台頭と幕府政治。それを巡る戦国の世の勃発…)
    (大政奉還と軍国化。そして敗戦と民主化…)
    (それは全て、この大御霊ただ一柱の呪詛に端を発すると謂われている)
    (そんな怨霊が、今再び、この国に災禍の種を撒こうとしているのだ)
    (戦乱、王の没落に続く第三の禍、疫病の禍を)
    -- 2023-04-27 (木) 20:20:16
    • (それをさせじと神社に陣取り、大御霊を取り囲むは十数名の霊能者達)
      (陰陽師、密教僧、禰宜。その全員がベテラン退魔師であり、そして全員がただの人間である)
      (そんな中、一人異彩を放つのが巫女姿の年若い少女。白依菫である)
      嗚呼、憎し憎し…。いまだ我が怨み、我が怒り。晴れることなく――」
      「日ノ本は太平の世に在り、民は楽を貪るばかり!嗚呼、恨めしい!恨めしい!」
      (大御霊は怨みの言葉と共に、瘴気を吐く)
      (耐性の無い人間であれば、その姿を見ただけで心を病み、瘴気を吸う事があらばたちまちの内に熱病に冒される事だろう)
      (そしてその原因不明の病は、1人から2人、2人から4人へと広がり、この国に蔓延するのだ)
      (この国のすべての民が苦しみの内に息絶えるその日まで)
      -- 2023-04-27 (木) 20:26:38
      • (しかし、そうはさせぬと退魔師達のリーダーが言う)
        (人の身で相手をするには余りにも過ぎる、1000年の怨みが積もりに積もり形を成したその怪異を前に)
        (しかし退魔師達には勝算があった)
        (この時のために。通常の手段では祓えぬ怪異が顕れた時のために)
        (この世にあるまじき異物という異物を消し去るための、人の姿をしたもの)
        (すなわち、対怪異決戦兵器が、退魔師達の中に在るのだ)
        (暗い空を背に、宙に浮かぶ大御霊を見上げる巫女姿の少女が)
        我等が御霊を抑えられる刻は僅か也。肝据えて臨むべし。
        (退魔師は少女にそう告げると、大御霊をこの場に留めおくための戦いを始めた)
        …はい。
        (声を掛けられた少女は頷きと共に、簡潔な言葉を返すと)
        (その懐に忍ばせていた一振りの短刀を取り出し、鞘から刀身を抜き放った)
        (そして躊躇う事なく)
        (一気に、貫いた)
        -- 2023-04-27 (木) 20:36:29
      • (京の都に除夜の鐘が鳴り響く)
        (そんな中、御霊の名を冠する神社には十数名の退魔師達の亡骸だけが遺された)
        (この国を呪い、病の災禍を齎そうとした大御霊は、大怨霊は、大怪異はもういない)
        (そして大御霊を消し去った少女も、もういない)
        (日ノ本は平和の内に2023、令和五年を迎える事が出来た)

        (…だが、来年はどうだろうか?)
        -- 2023-04-27 (木) 20:42:20
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  • (ロケ表1!)
    (朝、校門で黒塗りの車から出てくる菫を見て)よう菫じゃん!豪華だな?いつも送迎なのか? -- かなえ 2023-05-02 (火) 15:23:36
    • (4月も半ばのまだ少々肌寒い朝)
      (校門に面する道路の脇に、黒塗り車がゆっくりと停車すると、その後部から小柄な少女が姿を現す)
      (その少女、白依菫は両腕を上げ)んー…!車ってやっぱりきゅーくつだよー(そんな事を言いながら背伸びをし)
      (自分の名をよぶ声の方へと顔を向ける)おはよーかなえせんぱい!今日もいいお天気だね。
      うん、うちって山の中だし、歩いて通うと大変なんだよ。
      (頷きながら答える。理由は物理的な利便性の話であり、お嬢様といった風ではない)
      (車も豪華な外車ではなく国産のRVであり、そのタイヤは土汚れが目立つ))
      -- 2023-05-02 (火) 15:57:25
      • 校門前に自家用車で送られりゃぁ十分お嬢様だよ(けらけらと冗談っぽく笑うと、「親御さん?」とRV車の運転席の方に軽く頭を下げて)
        バスとかも走ってねぇの?(大変だなぁとぼやく) -- かなえ 2023-05-02 (火) 16:06:04
      • おじょーさま、おじょーさまかあー(ぱああ、と憧れる様な笑みをうかべる菫)
        それじゃ、ここはお嬢様学校でここに通うかなえせんぱいもお嬢様だ…ですわ!(笑いながら語尾を変えた)
        (一方、スモークがかったウインドウ越しに、かなえに軽く会釈を返すのはサングラスを掛けた黒いスーツの大柄な男性)
        (それが親かどうかは判然とはしないだろうが、雰囲気はそうではない事を告げている)
        バスも馬車もないよー。山の中だからタクシーも来てくれないんだって…ですわ。
        -- 2023-05-02 (火) 16:58:50
      • うわぁ・・・それは勘弁だわ(自分がお嬢様とかないわーとちょっと引いた顔)
        ・・・・・・(会釈を返す男性・・知らない顔だがこの手の雰囲気には覚えがある、少し剣呑な雰囲気になるも)・・・(いきなり食ってかかるモンじゃないと特に言及しないで)
        (いくら山の上でも舗装されているならばタクシーだって来れる筈・・・だからこその土汚れ、だからこそのRV車・・・)一体どんなとこに住んでんだよ・・・
        いや馬車はないだろ今時・・・(『ですわ』はやめろと額を突っつつくと校舎へ行こうと歩き出して)山の麓にも来てねぇの?京都のどの辺りよ? -- かなえ 2023-05-02 (火) 17:47:51
      • ほらほら、かなえせんぱいもですわするのですわー?
        (むふふと笑いながら言い、かなえの視線に気付くと車の男に手を振って)
        ありがとー!また夕方よろしくですわー!(と告げる。車の男はやれやれ敵に肩をすくめ、車をゆっくりと動かしはじめた)
        うちねー山の中にある神社なんだよ。立浪神社っていうんだけど…しってる?
        (八百を超えるという京都の神社。その中でもドマイナーな存在。でももしかしたら、という期待を込めて尋ねてみる)
        場所はねー、あのへん!(指差すは北東。醍醐山や音羽山の方角だ)
        ふにゃっ!?(額をつつく指には避けるでもなく無警戒につつかれ、変な声がでた)
        えへへ、さ、行こう行こう教室へー(そして横に並んで昇降口へ歩きはじめる)
        -- 2023-05-02 (火) 18:01:05
      • あー・・・?(考えてみるが)わりぃ、分かんねぇや(あっちか・・と北東の方を見つつスマホを取り出しググってみたりして)地元の奴らなら知ってるかもなぁ
        しっかし碌に舗装もされてなさそうなんだが?務める所が神社だとしても、娘住ませる場所位もうちっと便利な所にすりゃぁ良いのにな?(不便じゃねーの?と問いかけて) -- かなえ 2023-05-02 (火) 18:24:04
      • そうだよねー。うちは参拝のお客さんとか全然こないもん。
        (とほほーと肩を落とす)地元の…ってことは、かなえせんぱいは遠くから来てるの?東京?
        うん、境内は石が敷いてあるけどねー。て言っても電気はきてるし、井戸もあるから大丈夫。
        お参りとか全然こないけどね…(もっかい言って項垂れた)
        -- 2023-05-02 (火) 18:29:14
      • だろうなぁ・・・(ググって出てきた内容も実にマイナーといった様相を呈している)
        ちょっと前まで大阪にいたのさ(道頓堀で派手に暴れてやったぜ?なんて冗談めかして笑って)今はこっちで世話してくれる人がいて・・・(うーんと考え)まぁ色々あって今は寮住みさ
        (上履きに履き替えて)井戸かぁ・・・まぁ山の上じゃぁそうなるよな(うへーっと呻きつつ)
        また項垂れてる・・・ったくしょうがねーなー今度遊びに行ってやるよ?(ここでいいんだよな?とスマホでマップを出して) -- かなえ 2023-05-02 (火) 18:40:40
      • うちも鳥居とかいっぱい立てれば有名になるのかなー。
        (検索で出て来る案内で分かるのは、山中にある小さな神社であり、その祭神もまたマイナーである。ご利益は厄払い、その程度の事で)
        (京都の観光名所になっている様々な神社に比べると、地味以外の印象を持ち様もない社である)
        おー、大阪なんだ。いいなー大阪、美味しいものいっぱいあるんだよね!
        それに寮もうらやましいよ。毎日みんなとお泊りみたいなものだよね?
        うん、学校みたいに水道があると便利なんだけど、山の水のほうが清いんだって。
        ほんと!?(遊びに行くと言われるところっと表情を変えて目を輝かせ)
        (スマホの地図を眺めて)た、たぶんそのへんだと思う!(ちょっと自信なさげに答えた)
        -- 2023-05-02 (火) 18:54:15
      • たつなみひめ・・・か?まぁ立浪神社って位だしな…経ってるのは山の上だけど(否、琵琶湖はある ふーんっと小難しそうな部分は適当に流して)
        あぁ旨いもんだらけさ!・・・柄悪い奴らも多いけど、その内戻るのもいいなぁ(なんてぼやいて)
        見るからに不便そうだ、お前も寮住みしたいって言ってみたらどうだ?案外学校の時みたいにすんなり通るかもしれないぜ?
        (あいまいな返事には「地味にたよりねーな」とぼやいたり)まぁいいや、いざとなったら連絡するよ、連絡先教えてくれ(LINEやってる?と聞きつつ)あぁあと、妹も連れてっていいか? -- かなえ 2023-05-02 (火) 19:10:41
      • そうそう。多津那美比売の社なんだよ。
        (それだけ答える。縁起やら何やらは頭の中にはいってはいるが、流石に登校中にする話でもなかった)
        おおー、いいなあ。たこやき食べてみたい…。
        ガラ悪いのもしってる、阪神ファン!(微妙に偏った知識を口にした!)
        うーん、菫は神社のお仕事とか退魔の修行とかもあるからそれは難しいかも。
        連絡先!へへへー(うんっと頷くと、いそいそとカバンの中から真新しいスマホを取り出す)
        (ぱっと見は普通のスマホ。これがキッズ向け機種と見抜ける者はマニアくらいか)
        ライン、はしってるけど使ったことないやー。
        妹さんいるんだ?いいなあ、菫はひとり…(ちょっと考え)…ひとりっこだから、それも羨ましいよ。
        -- 2023-05-02 (火) 19:18:13
      • (阪神ファン?)まぁ大体あってる(大体あってるらしい)
        そういや巫女って言ってたもんな(ほなしゃぁないかと頭を掻きつつ連絡先を交換し…時間を見る)まだいけるか
        (簡単に説明するぞーと軽く文章のやりとりをして)あとは当日までに慣れとけ
        (妹の件は)そればかりはアドバイスのしようがねぇなぁ・・・来年とか後輩出来るだろうし、存分に可愛がってやれとしか
        (予鈴が近い)んじゃまぁ後はおいおいな?遅刻すんなよー?(またなと教室に向かって) -- かなえ 2023-05-02 (火) 19:29:03
      • やはり野球は危険…!
        うん、自分のお役目はしっかり果たさないとだからね。
        (LINEについての説明を聞いてなるほどなるほどと頷きながら、アカウントを作成し、さっそく交換する)
        (文章のやりとりをすると、おおーと驚き)ゆるキャンと同じだ。あでも声は出ないんだね。…アイコンどうしようかなあ。
        (写真か、花か、はたまた何か動物か。そんな事に悩んでうむむと唸る)
        そっか、来年になったら2年生なんだ。うん、そうなれる様にがんばらないと。
        (スマホを仕舞い、両拳を握って気合をいれる様に大きく頷く)
        うん!連絡待ってるよ!すごく!(その背を手を振って見送り)
        (自分も1−1の教室に向かう、その途中ではたと気付く)
        かなえせんぱい、ですわって言ってない!(…と)
        -- 2023-05-02 (火) 19:46:21
  • (彼女の楚々とした雰囲気は、自分の姉やその友人といった近しい女子達にはなかったもの。興味をひかれたのだ)
    (「清楚」とはこういうものか…!と)
    白依さんってもしかして飛び級入学?
    (自分も人の事をいえないくらいの幼さがあるが、彼女はもっとこう、なんというか、全体的に幼く見える)
    (なので、もしかして飛び級で入学した天才少女なのかと気になったのである) -- 近衛ルイ 2023-05-02 (火) 00:14:08
    • (個性的な生徒が妙に多い1年1組――)
      (その中でもどこか浮世離れしているという意味で異彩を放つ存在、それが白依菫である)
      (清楚、穢れなき者、そんな雰囲気を纏う菫であるが…しかしそれは黙っていればの話である!)
      と、飛びQ?えーと…あーあの頭いい子が上の学校に進むってあれだね!
      (聞きなれない言葉の意味を思い出すのに、少し時間が掛かった)
      ううん、違うよー。菫は15歳なんだって!だから高校生になっていいんだよ。
      (そしてまるで他人事の様に自分の年齢を告げる)
      近衛くんはいくつー?(そして本来は答えが判りきっている、そんな問いを返す。穏やかな笑みと共に)
      -- 2023-05-02 (火) 14:57:52
      • (喋ると幼女だこれ!!とちょっと、いやかなりびっくりした)
        そ、そうそう。勉強が出来過ぎて、何年も飛ばして、上の学年とか次の学校とか大学に入っちゃうやつ
        僕も15だよ。同い年だね
        (菫の話に奇妙な違和感を覚えるのだが、その正体は解らない。しかし、違和感を解消しようとしてどう訊いていいかも分からない)
        (釈然としないまま)ん。話しやすい子で良かった。あんまり静かで清楚そのものって感じだから、話しかけていいものか結構迷ったんだよ。声聴けて安心したよ
        (思っていたよりずっと子供っぽくて余計混乱した、とは言うまい!) -- 近衛ルイ 2023-05-02 (火) 23:58:51
      • すごいよねーそういう子。きっと将来はなんかすごい博士になって、すごい発明とかするんだろうねー。
        (飛び級天才キャラというものをアニメか何かで見た程度のふわふわ印象で語る。ジッサイにそういう人を見た事はない様だ)
        そっか15歳。近衛くんもちっちゃめだから、もすこし若いのかと思ったよ。
        (近衛の心の中のもやもやも分かる筈もなく、自分の席に腰を降ろしたまま呑気に答える)
        (そう、今は昼休み。昼食を摂ったあと、思い思いの時間を過ごしている)
        おおー、菫って清楚系だったんだ!まあ巫女的に清らかじゃないとダメだしね。
        (清楚、そう思われた事に満足気にうむうむと頷く。そして、はたと気付いた様にポンと手を打ち)
        そっか!近衛くんは清楚な女の子が好きなんだね!
        (完璧に理解した!とばかりに目を輝かせ、クラス中に聞こえかねない大きな声でそう言った!)
        -- 2023-05-03 (水) 00:12:43
      • (菫の声にクラス中の生徒が振り向く。ひぃっ!とビビり散らかすルイである)
        声でっか!?
        (慌てて己の唇に人差し指を立てて「しーっ、静かに!」のジェスチャー)
        (本当は一瞬、菫の口を両手で塞ごうとしていたが、なんとか思いとどまる理性がひとかけら残っていたのだ!よかった!!)
        そ、それは清楚な子は好きだけど。声が大きいよ!? ほら、笑われてるし……
        (クスクス笑いが周囲から聞こえてきて顔が真っ赤だ)
        ええと、白依さんて巫女さんだったんだ。僕のお姉ちゃんも巫女さんのバイトはしたことあったけど、全然清楚じゃなかったからね…
        …いいな。見て見たいね、白依さんの巫女のお勤め
        (ガサツで乱暴なバイト巫女だった姉の姿を思い出し、目の前の菫が巫女服を着た時の姿を想像して、両者を比べ)
        (なんだか勝手に一人で納得してうんうん頷いている) -- 近衛ルイ 2023-05-03 (水) 00:37:24
      • むふふー。やっぱり高校生は恋とかするんだねー。うん、アニメとかでみるやつだ…!
        (周りから集まる視線などまるで気にする様子もなく、納得したようにうむうむと頷く)
        (しかし、しーっの仕草を見ればちょっと慌てて自分の口を指で押さえて)
        あっと、ごめんね。でも誰が好きだとか言ってないし、大丈夫だよね?
        うん、神社に住んでるからね。見るだけなら毎日でも見れるよ。ただうちは山の中にあるせいか、普通の人はめったに来ないから…。
        あ、来てくれるなら場所教えるよ。そしたら神様も喜ぶしね!
        (言って返事を待たずにカバンから真新しいスマホを取り出す)
        -- 2023-05-03 (水) 00:52:18
      • (あ、この子 割と自分の道を往くタイプの子だ!と理解。ただ、僕の事や周りのこともちゃんと考えてくれる、すごく良い子かも…?!とか思って少し感動している)
        (何せ、まわりのことなど気にも留めず、振り回してくる姉や姉の友達に囲まれて育ったので、普通の気遣いというものがとても有難いのだ!)
        (こくこく頷き)うん。だ、大丈夫。あ、いいの?教えて教えて。折角だから次の土日にでも見学に行くよ(と期待の眼差し) -- 近衛ルイ 2023-05-03 (水) 01:03:32
      • (近衛の思惑とは裏腹に、菫は然程気遣いとうものをしていない)
        (思い付くままに喋り、素直に反応を返す、それだけだ。…まるで子供の様に)
        (しかしそこに悪意や警戒、猜疑が無いため、近衛の様に善意的に捉える者が居るのもおかしくはない)
        あれ?ちょっと待ってね。どれがどれだっけ…
        (使い馴れていないのか、別のアプリを間違えて起動したりしながら数分かけてGoogle Mapを起動する)
        (表示されるのは瑞祥高校。つまりは現在位置。その地図をちいさな指で左へスライドさせていく)
        うんとね、東側にあるこの山…醍醐山ね。この山の、このへんにある立浪神社、ここが菫ん家だよー。
        (地図の拡大方法がわからないので、縮尺はそのままに山の中ほどを指で示した…大雑把に)
        -- 2023-05-03 (水) 01:11:39
      • (お互いに善意に満ちたすれ違いをしているなどど気付く筈もなく…!!勝手に清楚なだけじゃなく良い子だなーとか思って株が爆上がりしている、ある意味思い込みが激しい男子であった)
        (そっと菫のスマホに二指を近づけ、開く動作。地図を拡大する)
        ん。分かった。ここだね、醍醐山の立浪神社!ちなみに僕の家は学校のすぐ近くだから……よし、ルートも分かった。ありがとう!
        (同い年で、スマホ慣れしていない子を見るのも初めてであった)
        (やはり、なんだか妙だ。とは再度思ったものの、深くは気にしないことにした。不器用な子なのかも、程度の認識で)
        (そうこうしているうちに昼休みの終了を告げるチャイムが鳴れば、もう一度お礼を言って自席に戻っていく)
        (次の休み時間に再度やって来て、連絡先交換しない?と聞かれることになるが…!!) -- 近衛ルイ 2023-05-03 (水) 01:33:02
      • えっ!なになに今のどうやったの!?
        (二本の指で画面をくぱぁすると画像が拡大される、という謎の現象に目を丸くする)
        (醍醐山の中腹に確かにその神社は掲載されている。ただ、その神社に繋がる道の記載がないが…)
        (等としているうちに午後の授業の開始を告げる予鈴が鳴り響く)
        あ、もう五時限目の時間だー。もっとお昼休み長いといいのにね。
        (そう言って席に戻る近衛に軽く手を振る)
        (連絡先は簡単に手に入る事だろう。LINEでも電話番号でも。まるで無警戒に教えるのだから)
        -- 2023-05-03 (水) 01:46:21
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  • (顔を眼帯で隠しているあからさまにヤバいタイプの女が休み時間の合間を縫ってぬうーっと近寄ってくる)
    (うすらでかい、うすらでかいが…同クラスにもっとでかい華子が居るので相対的に普通に見えるタイプのデカさだ)
    なんだろう君は…変な雰囲気があるなぁ、白い、白いな…白すぎる…生きてて苦労した事結構ある? -- 御影 2023-05-03 (水) 21:52:39
    • お、おおおおー…(慣れない、と言うよりはまるで理解できない授業)
      (その疲れを癒すべく、窓から外の風景など眺めてのんびりとしていると、突如、怪しげな、そして大きなクラスメイトが近寄ってきた!)
      (しかし驚いたのはその大きさに、ではない)すごい!やっぱりそれ見えてるんだね!?
      (目隠しをしながら、しかし周りの生徒や机にぶつかるでもなく、当たり前の様に自然に…いや、音もなく歩いてくるその様に驚いたのだ)
      雰囲気…おどろきの白さ?(洗剤的な事を言いながら自分の風体を見る)
      (長い髪、肌、ついでにセーラー服も白だ)あるよーあるある!寒い日の水垢離とか泣きそうになっちゃうし!
      (人生上の苦労とはまた異なる、苦行の類を口にする)
      -- 2023-05-03 (水) 22:07:34
      • そりゃあ見えてますよ、これを外すと戦闘力が10倍に…とかそういうのでなく見たくは無いものを見ないようにしてるだけなので。
        (ただ女の言うような視界の通るような布ではないのは一目見て分かるだろう、むしろなんらかの力を封じる機能すら感じるかも知れない。)
        (((…この子にもあまりボロは出さないようにね、少々私とは相性が悪い。何らかの目的を以て作り上げられたようだが。)))
        ほおーそうなんです?(水垢離以外にも何か納得したような様子。)このご時世に水垢離とかあるんすねえ…やっぱあれ、山籠りとかもやるの? -- 御影 2023-05-03 (水) 22:20:52
      • 見たくないもの…。オバケとか?(見たくない、で最初に連想したのがそれだった)
        (魔法のアイテム、あるいは呪物。そういった品がそれなりに存在している世界ではあるが…)
        (よほど強烈な呪いの品でもなければ、菫はそれと感じる事もないだろう)
        (霊的な知覚力は超人的というわけでもない様だ。なので物珍しそうに御影の顔を覆う布を見上げるばかりである)
        あるよーというか、他所はしてないのかな…滝行とか。
        山籠りはないけど、うちの神社自体が山の中だし、毎日山籠りみたいなものかも!
        (冗談めかして言い、にひひと笑う)
        -- 2023-05-03 (水) 22:33:41
      • はははっ!オバケ!ええそれも嫌いです、見つけ次第ねじり殺してるぐらいには嫌いです。
        あいつ等は人が薬で意識が朦朧としてる時にもニヤニヤと見てくるからね、むかつく奴らだ…。時々薬の幻覚も混ざってるけど。
        (何か奇妙な事を言う、このご時世幻覚が見える類の薬は普通にアウトだ。病院に入院でもしないと中々投与されるものではない。)
        あーテレビで時々やってるのは見るけどにゃー、日常的にやるようなのは中々無いんじゃない?へーそうして鍛えとる訳か…。
        えっでもこのご時世にそこまで鍛えなきゃならん相手とか居るんです?居るかな?居るよな…思い当たるの居なくは無い…。 -- 御影 2023-05-03 (水) 22:55:29
      • そうだよねーオバケが好きな人なんて…って殺しちゃうの!?オバケを!御影さんって強い人?
        (オバケすなわち怪異を殺す。それが可能か否かは別として、そもそも立ち向かおうと思う人間は普通ではない)
        お薬飲むの?お風邪とか引いてる時かな…。
        (ドラッグの知識は菫にはない。しかし、変なものが見えるという感覚はわかる)
        にやにやなんだ?菫には時々、こわい人の顔とか見えるよー(なので頷きながらそう答えた)
        うう…うちはうち、よそはよそ…って言うけど、普通の街の神社だとあんまりやってないのかー。
        いるよー。オバケっても強いのも弱いのもいるしね。菫はその中でも大…
        (一度言葉を止める。んー?と考え)中でも、すごいオバケをやっつけるお役目があるからね。
        (具体的な名は出さず、そんな事を言ってえへんと威張る)
        -- 2023-05-03 (水) 23:09:56
      • グハハハハ!ベイビーサブミッションな!しかして油断もしないのが私だ、手を出すとヤバい奴は鍛えてから手を出すに限る。
        私は意外と強いぜー(自信満々な笑みで語る、ジッサイデスノボリな。)
        あー今はもう必要無いけどね、去年までは入院してたからさ。痛みが走る度に薬入れられてたから病院への信頼度マイナスよ!
        (やはり奇妙な事を言う、こうして今学校へ通えているのなら病院の治療が功を奏した筈なのに。)
        (((御影君、ちょっと修正した方が良い…ボロが出始めているからね。)))
        ほほお…こう勇者的な運命を持っている訳ですな、その内伝説の剣とか抜いたりするのかな?なんてな!
        (((名を隠したね、名乗るだけでも良くない格という事だ。京都だ、そのクラスの大魔縁は当然居なければおかしいんだよ。)))
        苦労はあるだろうけどま、ガンバッテ!必要なら私も力を貸すから。っと…(鳴り出すチャイム)じゃ戻ります。またねー(ひらひらと手を振り女は席へ戻っていった。) -- 御影 2023-05-03 (水) 23:37:21
      • べびべびべいびー…?(英語は難しいなあという顔)
        そうだねえ、退魔のお仕事はする人がいないと、悲しむ人がもっといっぱい出ちゃうしね。
        (恐らくは、目の前のクラスメイトもそういった職なり立場なりにあるのだろう。そう考えて頷く)
        入院!?病気だったんだ…それともおケガかな?
        大変だったんだねえ…。でも今は元気みたいだね?
        (確認する様に目線を合わせる。もっとも、御影の目は布に覆われ見えはしないのだが)
        勇者!勇者、かっこいいね!あでも菫としてはもっとこうヒーローっぽいほうがいいなー。
        仮面ライダーとか魔法少女とか!(左腕を斜めに振り上げたポーズをとって、えへへと笑む)
        うん、ありがと!っと次の授業は…うっ…。
        (壁に貼られた時間割表を見て呻く。もっとも苦手な授業、数学の時間であった)
        -- 2023-05-03 (水) 23:50:05
  • 🌼
  • (「これから行く、到着は多分──」事前にLINEを飛ばし、バイクを走らせる)
    ・・・この辺りか?(そして立浪神社付近に辿り着く) -- かなえ 2023-05-05 (金) 16:12:41
    • (舗装された山道をはずれ、森の中を、ただ踏み固められただけの細道をしばらくぐねぐね進むと)
      (地図アプリと同じ位置に、たしかにそれらしき神社を発見できる
      (何年前から在るのだろうか、苔むした石の鳥居がありそこから山にそって石段が長く続く)
      (石段の脇には灯篭が立ち並んでいるが、あまり使われた形跡はない)
      (しかし見上げれば、たしかに社と思われる建物が見えるのであった)
      (そしてその石段をちょこちょことした足取りで降りてくるのは、巫女装束に身を包んだ菫だ)
      おおーい、かなえせんぱーい!(菫は様子で石段を下り、鳥居をくぐるとかなえに手を振る)
      よかった。迷ったりしなかった?熊とかでなかった?
      (無事な姿にほっとしながらそう尋ねた)
      -- 2023-05-05 (金) 17:17:24
      • RVで来てたからいけると思ったけど…こりゃなかなか(ぼやきつつ細道を徐行し・・・適度な所で停車する)
        これ以上は歩きだな・・・行けるか?足元気をつけろよ?「うんっ」(後ろに乗せた義妹、唯をバイクから降ろすと石段に足を掛ける)
        「ここにお友達いるの?」・・その筈だ・・・お?(折よく降りてくる菫が見え、こちらも手を振って)
        え?マジで?クマ出るのここ(うっひぇーと呻く、どうやら遭遇はしなかったらしい、挨拶を軽く済ますと足元にいる少女の背を押し、紹介する)妹の唯だ「ゆいです」(ぺこりと頭を下げる、妹という割には、あまり似ているとは言い難かった)
        休みの日は大体一緒にいるから、観光ついでに・・な? しかし・・・(改めて石段の先を見上げて)すげぇとこに住んでるな・・・ -- かなえ 2023-05-05 (金) 17:32:07
      • 街から歩いてきたの?…にしては早いかー。
        (かなえがバイクを所持している事はしらないが、単純に連絡からの経過時間から何らかの乗り物を使った事は察する)
        でるよー。そんなに大きくはないけどね。あと鹿とか猪とか兎もいるよ。
        まあめったに人の前には出てこないけどね。
        んで、そちらが妹さん?あ、菫は菫!白依菫だよーよろしくね!
        (言ってかなえと唯の顔を見比べる)姉妹っても、みんな同じ顔してるわけじゃないんだねー(不思議そうに言った)
        あはは、うちは観光向けの神社じゃないよ。なんもないけど、ゆっくりしていってね。
        お茶とお菓子あるから!
        (そう言って先導する様に今来た石段を登りはじめる。石段もところどころ苔むしており、ちょっと滑りやすい)
        -- 2023-05-05 (金) 17:48:39
      • あぁバイクだよ、道も空いててよかったが・・・(改めて来た道を見て)モタードよりはオフロードが欲しくなるって感じだ
        (似てないって言われれば義妹と二人目を合わせ・・・「だなぁ」っと笑いあっている、自他共に認めるといった様子だ)
        (立浪神社じゃ観光向きではないらしい)らしいな、道や・・石段を見ればわかる・・・(頷きつつ義妹の手を引いて石段を少しゆっくりめに上る)
        (途中一度振り返って)しっかし降りてくるタイミングバッチリだったな?どっかから見てたりしたのか? -- かなえ 2023-05-05 (金) 18:06:06
      • バイク!?バイクってあのバイクだよね、オートバイの!
        すごい、かなえせんぱいバイク乗れるんだ…。もたーど。おふろーど…(言葉の意味はわからなかった)
        兄弟家族ってみんな同じ顔なのかと思ったよー。ほら、ジャイアンとかスネ夫の家みたいに!
        (そんなおしゃべりをしながら石段を登りきれば、それほど大きくもない境内に、やはり年代ものの手洗い場と本殿が置かれている)
        (そしてその奥には社務所、および菫の住居であろう家屋も)
        むむう、うちももっとこう華やかな感じにすればいいのにって思ってるんだけどねー。
        あ、お参りしていく?(一度足を止めて二人を振り返る)
        ああ、人が来ると何となくわかるんだよー。森がちょっと騒がしくなるって言うか、そんな感じ?
        みんなあんま慣れてないからねー。
        -- 2023-05-05 (金) 18:13:44
      • 16になれば普通二輪は取れるよ・・・まぁ・・・(菫の体格を見て)ちーっと厳しいかもだけどなぁ(自分も異能の補助があって運転している所がある)
        姉妹って言っても色々あるんだよ「ちがつながってないからー」・・・うんまぁ、そうだな(子供って素直って思いながら登り切れば境内が見えて)おぉー「おー」
        まぁそういう神社の経営系の話はアタシが言っても仕方のない事で(菫が頑張る事だなと頷きつつ)そうだな、折角来たんだしお参りくらいな?(とっとと行こうとする唯に「走るなー」と声を掛けつつ手水場へ)
        森が・・・?(普段学校で見る姿とは違う、巫女としての菫を改めて見て)巫女さんの力ってところか -- かなえ 2023-05-05 (金) 18:44:10
      • あ、免許とかいるんだよね。16,16歳かあ…って今菫の脚が短いっていった!?
        (ジッサイ10歳程度の体格であり、よほど小さな車種でもなければ脚が届かないだろう。なんなら腕も)
        なるほどー。遺伝子ってのが違うんだね(そのへんの機微には頓着がないのか、普通に納得した)
        そうなんだよねー。でも、ひょーうえもんが、うちはこれでいいんじゃ!って変えてくれないんだよ(謎の人物の名前を出して口を尖らす)
        うちの神様は、厄除けとか怪異よけとか、邪念祓いとにご利益があるんだよー。
        (二人の様子をどこか羨まし気に長めつつ頷いて)そそ、森の動物が鳴くのをやめたり、鳥が逃げ出したり
        まあ警戒モードにはいるって感じかなー?(巫女はあんまり関係なかった!)
        -- 2023-05-05 (金) 19:22:44
      • いやいや、女は元々不利なんだ、バイクの免許取るには倒れたバイクを自力で起こせなきゃいけないんだよ(ちんちくりんさの問題点を筋力的な問題点にすり替える・・・まぁ勿論コツはあるし結局ネックになるのは体格の方なのだが)
        ひょーうえもん・・・(兵右衛門?と脳内変換しつつ)なんか偉い人?家族って感じじゃなさそうだな?
        (そりゃぁありがたいねぇなんて話しつつ姉妹揃って作法に習って二礼二拍手一礼、拝んだ後)うぅん・・・巫女というか、野生児というか・・・いや、ある意味巫女らしい気もする・・・?
        「どうぶつさんの気持ちわかるの?お話しできる?」(唯からキラキラした目を向けられて問いかけられたり) -- かなえ 2023-05-05 (金) 20:33:59
      • 倒れたバイクを…あ、バイクって重いんだ!?そうだよね、鉄だもんね。
        (右手で拳を握ってみる。腕力には自信がなかった)
        あ、ひょーうえもんはここの神主だよ。んで菫の保護者なの。まあおじいちゃんみたいな感じかなー。
        紹介したいけど、今日は留守してるんだー。
        (流石に一人暮らしなわけもなく、神主の存在を伝えながら二人のお参りをにこにこと見守る)
        うちでこうして参拝する人を見られるとは…!
        んーお話まではできないけど、仲良しにはなれるよ。
        (唯に答え、それじゃ行こうかと社務所の方へ二人を誘う)
        (社務所の奥に招けば、そこは神職らの待機室、というか普通に昭和風の今である)
        お茶いれるね。あったかいのでいいかな?
        -- 2023-05-05 (金) 20:50:18
      • あぁ、バイクは倒れる乗り物だからな、自力で起こせないと困る事だらけなのさ・・・っま、菫には菫にあう乗り物があるだろうさ
        神主さん?(ちょっと驚いたような顔)・・・てっきり菫は神主の娘とか孫だと思ってたけど・・・(彼女の両親は?と疑問に思うも唯を見て)・・・似たような物・・か?
        (うぅんと唸ってたが・・・)・・いや・・・参拝者見るのはじめてなの!?(流石にそのレベルだとは思わなくて)
        (動物と仲良くなれると聞けば「わぁー」っと憧れの眼を向ける唯と、何処か嬉しそうに案内する菫を微笑ましく思いながら案内されて)
        おぉ・・・時代を感じる・・・社務所の中ってこんな感じになってたんだなぁ(見渡しつつ)あぁ、それで大丈夫、ありがとう「つめたいのがいい・・・」(ちょっと遠慮して相手が楽そうな方を選ぶかなえと欲望に素直な唯) -- かなえ 2023-05-05 (金) 21:04:24
      • 菫にあう乗り物かあ。自転車とか乗ってみたいなー。
        (言いながら、二人の分の座布団…来客用のものを敷いてどうぞ、とすすめる)
        うん、血のつながりはないってやつだね。だから菫とひょーえもんは似てないよー。
        たまーに、誰か参拝に来た跡はあるんだけどねー。直に見るのははじめて!
        冷たいお茶だね。だいじょうぶ!麦茶あるし!(言って一度、奥…台所へと姿を消す)
        (居間にはちゃぶ台と、タンス等の収納類。あとはこれまた年代もののブラウン管テレビがある。外付けのチューナー付きで)
        (数分して、氷をたっぷりいれたコップ3つに麦茶のボトル。それから切り分けた羊羹をお盆に載せ、菫が戻ってくる)
        おまたせー、何もなくて退屈してない?(言って2人の前にコップとお茶うけを並べる)
        -- 2023-05-05 (金) 21:13:38
      • 自転車乗った事ないのか・・・「唯のれるよっ(謎マウント)」
        (礼を言って座りつつ)ふぅん・・・ひょーえもん・・ひょっとして、この前車運転してた人か?
        (麦茶があると聞けば)・・・ありがたい(なんだかんだ助かる、流石に段々暑くなってくる季節だ)
        「テレビ、ちいさいのにおっきい」小さいとか言うな・・・でもそうだな、ブラウン管・・?なんてそれこそドラマの中でしか見た事なかったな(妙に感心してしまいながら)
        (お出しされたお茶と羊羹を頂きながら)うん、正直かなり驚いてる・・・逆に、菫は普段何してるんだ?休みの日とか -- かなえ 2023-05-05 (金) 21:30:28
      • うぐぐぐ。ゆ、唯ちゃんっていくつ…?
        (あるいは年上だったりしないか、という淡い期待をこめて唯の年齢をたずねる)
        運転?ああ、あの人はちがうー。あれはなんか国の人!名前はしらないや。
        (自分は愛用の座布団に腰を降ろし、運転手の事を聞かれるとわかんないと気楽に笑う)
        (3人分のコップjに麦茶を注いで、どうぞとすすめ)
        菫?菫はだいたい修行したり、テレビ見て休憩したりしてるよー。
        あとね、お休みの日は街の、大きな施設に行って検査とかするの。
        -- 2023-05-05 (金) 21:38:13
      • 「18ー(にへー)」嘘つけ、8才だろ?(妹を突いてる)・・・今度乗ってみるか?唯のを借りてみて(十中八九転ぶけどなぁと笑って)
        ・・・・・・へー・・公務員なんだ(コップを受け取りながら呟く・・・寂れた神社に不釣り合いな運転手付きの送迎(公務員=国の補助)、学校に行くのも初めてな菫、血のつながらない神主、人目に付かない時間帯の参拝・・・)
        それだけ?毎日?こう、麓の友達と遊んだりとかもなく?・・四六時中修行って事にならね?(大変だなぁと労いの言葉を掛けつつ)おまけに検査か・・・何か病気でもあんの? -- かなえ 2023-05-05 (金) 21:55:06
      • と、年上の妹…!ってなんだ8歳かー。そっかやっつで自転車に乗れるんだ…(結局負ける)
        転ぶのは怖いけど、乗れたら楽しそうだね。今度練習していいかひょーえもんに聞いてみるね!
        くないしょーの人なんだって。でも人がしょっちゅう変わるから、名前聞かなくなっちゃったんだー(それがつまらないとう言う様に口を尖らせる)
        うん。学校行くまで友達とかいなかったよ。だからテレビで仲良くしてる人とか見るとうらやましかった!
        でも今はへっちゃらだよ。かなえせんぱいとか、弥栄せんぱいとか、クラスのみんなとかいるからね!
        うん、修行は時間かかるよー。つらいの多くて嫌なんだけどね。
        でもお役目だから頑張らないと(言って麦茶を一口飲む)
        うーん?病気じゃないことをたしかめる検査かな。あとお薬いれたりねー。
        -- 2023-05-05 (金) 22:05:19
      • 補助輪付きでいいならもっと幼い奴も乗れてる、聞いてみるといいぞ(言いながら、多分ダメだろうなと考えてる)
        (口をとがらせている様を見て)つまらないって思うなら、何度でも聞くしかないな?そのうち宮内省の人コンプリート出来るかもしれないぞ?(意外と突然知ってる奴が出てくるかもしれないと)
        「唯も菫ちゃんと友達っ」(なんて言ってる妹にそうだねを入れてあげつつ)しかし・・・そうなるとやっぱり両親はもう亡くなられてるって事か
        薬・・・(それが何を意味するのかは素人の自分には分からないが・・・なんだか妙にきな臭い)この神社は厄除け、怪異除け、邪念祓い・・だっけ?随分入念に修行を重ねるみたいだけど・・お役目って具体的にどんな事するんだ? -- かなえ 2023-05-05 (金) 22:26:57
      • たしかにそうだね!自転車のことも、くないの人のお名前も聞いてみる!
        うん、唯ちゃんとも友達だよー(うへへーと嬉しそうに笑む)
        両親、お父さんとお母さんの事は菫はわかんないや。居ないってだけ。
        (それが当たり前と思っているのだろう、あっけらかんと答えた)
        (そして御役目の事を聞かれると、むふーっと息まいて)菫はね。すごい怪異をやっつけるの!そのために菫はいるんだよ。
        (すごいでしょと自慢気。しかし具体的な事は口にしない)
        -- 2023-05-05 (金) 22:37:41
      • そっかー(わからないんじゃぁ仕方ないなと言っていたが)「じゃぁ唯たちと一緒だね」(と唯が入ってくる)
        「唯もかなちゃんも、本当のお父さんとお母さん死んじゃったから」・・・世も末だねぇ(なんだか自分の周りには無性にそう言う人が多い気がして、思わずため息を吐く)
        怪異を?ほんとかー?そんなにちんまいのに?(からかう調子で笑うかなえと)「菫ちゃんたいましなの!?(びっくりした様子の唯)」 -- かなえ 2023-05-05 (金) 22:58:12
      • いっしょ?そっか、二人のお父さんとお母さんは亡くなったんだね。
        (なるほどなーと納得する。テレビ等をみるとだいたい子供には親がいて、自分が変なのかと思っていたが)
        (けっこう世間ではよくある事なのかもしれない、とちょっと安心した)
        ほんとだもん!そのために修行してるんだしね。
        (退魔師なのと聞かれれば胸をはって)そうだよー。菫は免許ももってる退魔師なの!すごいでしょ!(8歳児相手にイキった)
        だから、怪異で困ったことあったら頼っていいからね!
        -- 2023-05-05 (金) 23:06:12
      • ・・・(唯もいる手前、『どいつもこいつもロクでもなかったけどな』なんて本音は言わずに)まぁなんだ、そういうよしみだし、なんかあったら頼ってくれていいぞ?
        「菫ちゃんも家族になる?」いや・・流石に迷惑だろ(なんて冗談も飛ばしつつ)
        (色々思う所はあるが、それでもどこか安心している風に見える菫を見れば優しい気持ちになる)
        ってマジかよ免許持ちだったの?(びっくり)「か、かなちゃんだってすごいんだよー!(イキられてぐぬぬ顔、ちょっと負け気味)」
        うぅん・・・覚えとく(まじかーってなりつつ頷く・・・その日はそのあと、菫に問題のない範囲で神社や山を案内してもらって過ごす事にした) -- かなえ 2023-05-05 (金) 23:38:50
      • うん、困った時はお互いにねー。
        (そう返して微笑む。世の中、テレビよりも色々あるのかもしれない…そんな事も思う)
        試験とかは受けてないけど、なんか特別なんだって。免許なしだとマズイからって。
        (へへへと笑いながらそう説明する。特例による免許の交付。その理由まではわからず)
        よし、そんじゃこの辺りを案内するね!すこし登ると滝とかあるんだよー。
        (お茶とおしゃべりタイムを終えれば、周辺を散策する事に)
        (道すがら、神社の縁起などを雑に語り、更にここがマイナー神を祀るマイナー神社だとしらしめるのであった…)
        -- 2023-05-05 (金) 23:50:51
  • 今日はどこを見に行きましょうかねー、hmm?(放課後、学校の廊下を歩いていると不意に菫とすれ違い、反射的に振り返る)
    Wow.クロカミじゃない、ハクハツロングストレート……Ah!WaitWait!(ウェイウェイ、待って待ってとその姿を追いかける) -- マヒナ 2023-05-05 (金) 20:16:56
    • (この日の授業も終わり、少々の疲労を感じながらも)
      はー、今日も学校おもしろかったなー。
      (等と呟きながら帰路につこうと昇降口へ向かう。その途中、突然背後から声を掛けられた)
      (待て待てという言葉。だがしかし!菫は英語がとても苦手である)
      う、うぇーい!?(言葉を自分なりに解釈した結果、両手の親指を立てて笑顔で言葉…らしきものを返した!)
      -- 2023-05-05 (金) 20:24:18
      • Yeah!(それを快諾だと理解して親指を立て返して、菫の前に回り込む)
        sorry. I didn't mean to slow you...あー、えっと、呼び止めてごめんなさい、髪がとっても綺麗だったのでついですね
        (目がキラーン)それ自然な髪の毛ですか?染めたりじゃないですよね?もし良ければ触ってみてもいいですか!?(ガッと行く) -- マヒナ 2023-05-05 (金) 20:33:45
      • うう、ソリ…デド?何言ってるのかわかんない。外人がせめてきた…!
        (完全に英語コンプレックスな人の態度でたじろぐ菫。しかし日本語で言い直されるとおー、と理解して)
        気にしないで。そんで褒めてくれてありがとー。髪ねー、長すぎてちょっと不便だけど切ったらだめーって言われてるんだ。
        (英語で言う方がいいのかな?と思うもそれは自分には不可能だと一瞬であきらめた)
        うん。菫は生まれたときからこの髪だよー。
        キミも髪きれいだよね!金髪!どこの国からきたの?
        (英語を喋ってた事もあり、外国人なのだろうと判断)
        -- 2023-05-05 (金) 20:43:26
      • ごめんなさい、一応ニホンゴで話せるんですけれど、咄嗟には言いやすい英語で出てしまうんですね(両手を合わせて謝意を伝え)
        それを切るなんてとんでもない!絶対絶対ロングストレートのままにしておくべきだと思います!(圧が強い)
        Oh,sorry.私の髪は癖っ毛なので、綺麗なストレートを見るとつい……ですね、金髪綺麗ですか?Thenk you!(てれてれ)
        Yes!私はハワイから来ました!2年生で1年間の転入生ですね!Ah...私はマヒナです、良ければあなたのお名前、教えてください! -- マヒナ 2023-05-05 (金) 20:54:20
      • だ、だいじょうぶ!菫だって英語すこしは…リトル、リトルワカリマースし!
        (両手を広げてまあまあとジェスチャー。もちろん本当は英語はたまに単語がわかる程度である!)
        あはは、でも座る時に自分で踏んじゃったり、洗うのも大変だしでもすこし短くてもーと思うんだよ。
        うん、髪がくるくるしてるね。お嬢様みたい!(縦巻きドリルヘアのイメージだ!)
        ハワイ!?ハワイってあの…えーと…南のー島に住む人はー誰でも彼でもかめはめ波ー♪の!?
        (フラダンス的な動きをしながら古い歌を口ずさんだ)
        2年、じゃあマヒナ…まっひーせんぱいだね!菫は白依菫、1年1組だよー。
        -- 2023-05-05 (金) 21:00:25
      • (あまり長すぎると絡まったりするであろう、なので確かにと頷きつつ)
        じゃあ腰くらいまでならダイジョウブにしますね!でも切ったらダメ、と言われてるのは何ででしょう?
        褒めてくれてありがとうです、ね!どうやってもストレートにならないので、敢えてくるくるセットしてるんです
        Yes!ハワイはあのハワ……えっと、その歌は一体?(日本のみんなのうたなのでアメリカンには通じなかった!) あだ名ですね!でもせんぱいは不要です、まっひーと呼んでくださいねスミレ!(握手を求める) -- マヒナ 2023-05-05 (金) 21:10:15
      • 腰かー。それならたしかに自分のお尻で踏むことはないね!
        うんとね、髪には霊力…でわかるかな?えーと、オバケ、ゴースト?ソウル…まあなんかパワーが宿るんだよ。
        だから髪を切るとパワーがダウンしちゃうんだって(頑張って英語をちょこちょこ使う)
        いいと思うよー。くるくるのツインテールとかもかわいいと思う!
        テレビで聞いたハワイの歌だよー。雨が降ったらおやすみな歌(自信ありげに説明した)
        せんぱいいらないんだ!?じゃあ、まっひーね!あくしゅー!日ハワしんぜんー!
        (ぎゅっと握手。ハワイはハワイ国だと思っているようです)
        -- 2023-05-05 (金) 21:18:31
      • ダイジョウブ分かります、一応退魔術専攻してるんですよ?hmm...と言う事は、スミレは退魔師なのですか?
        (こんな小学生にも見えそうな風体なのに、と首をかしげるアメリカン)
        ニホンではそう言うハワイの歌があるんですね……後で友達に聞いてみましょう!(ルリコ当たりなら知ってそうだと)
        Yes!日米親善でーす!それじゃ呼び止めてごめんなさいスミレ、またですねSee you! -- マヒナ 2023-05-05 (金) 21:26:03
      • おおー、じゃあまっひーも退魔師なんだ!うん、菫は免状もらってるよー。
        (頷く。しかしそれを誇るでもなく)まあ、お仕事めったに来ないんだけどね…(むしろ肩を落とした)
        うん、NHKってテレビでたまに流してるんだ。
        にちべー…べーこく。…ってアメリカだ!(流石にそれくらいはわかった)
        なるほど、金髪なわけだ…(欧米人=金髪という偏ったイメージで納得し、マヒナを見送るのだった)
        -- 2023-05-05 (金) 21:32:20
  • 🌼
  • 🌼
  • やぁやぁ菫くん…昼食中かぁい…?(不思議な雰囲気まとったデカい先輩が突然背後からヌっと現れて声かけてくる)
    おや、手作り?弁当かなぁ?いいものを食べてるね。自分で作ったのかなぁ…?それとも……… -- 八厄 2023-05-07 (日) 21:06:25
    • おー、こんにちは弥栄先輩。
      (中庭のベンチに腰を降ろし、のんびりと昼食を楽しもうとしていると目の前に大きな影がさす)
      (何だろうと目を向けるとやけにデカい先輩であった)うん!ひょーえもんが作ってくれたお弁当だよ。
      (言って弁当箱をそちらに傾ける。野菜や根菜を使った煮物や素揚げ、漬物など何とも地味かつ和風な弁当だ)
      せんぱいはもうお昼たべた?せんぱいっていっぱい食べそうだよね。
      (体が大きい=沢山食べるという単純なイメージ。にひひと笑う)
      -- 2023-05-07 (日) 21:13:18
      • ひょーえもん?それは…誰かのお名前かな…?ひょーえもん…ひょうえもん…あぁ兵右衛門。
        北守兵右衛門のことかな?確か…立浪神宮の神主さんだよねぇ?その筋では有名人さぁ(などと、言いながら)
        あのひとが作る弁当なら…こんな感じだろうねぇ(ザ・和風といった内容の弁当になるほどなぁっと頷きつつ)
        あぁ…私はもう食べたよ。それはもう沢山ね。どれくらい食べたか知りたいかい…?(そういってベンチの隣に、よっと座る。小さいのと大きいので、ギリギリといった感じ) -- 八厄 2023-05-07 (日) 21:18:10
      • ひょーえもんは、うちの神社の神主だよー。そうそう、ってよく知ってるね!?
        (ドマイナー神社の神主の名前を知っている人がいるとは、と目を丸くして驚いた)
        しかも有名だったんだ、ひょーえもん…(しらそんって顔でびっくりした)
        まったくねえ、たまには洋食がいいって言っても、作り方がわからんって言うんだよー。
        うん、知りたい!どのくらいってのもそうだし、せんぱいは何が好きなの?
        それとこれも食べる?(とレンコンの素揚げをすすめてみる)
        -- 2023-05-07 (日) 21:22:22
      • 立浪神宮と言えば京都北東に位置し、皇族とも縁ある格式ある神宮だよぉ?基礎知識じゃないかい?
        何より多津那美比売を祀る、古事記にも記されているほどの神宮だ…そしてその神宮の現在の宮司…あぁ今は神主というんだったかな。階位は浄階だったかい?北守兵右衛門は
        私も直接はあったことはないんだけどねぇ〜その名は広くしれわたっているよ…我々の業界ではね(どの業界?)
        きっと忙しいのさぁ、食べたいなら、自分で学んで見るのはどうだい?料理は科学…レシピ通りに作れば全て再現できるから学びがいがあるよぉ〜
        (などといいつつ)なので私も、こう見えて料理は得意でね?今日作ったお弁当は、デミグラスソースのオムライス。具材は鶏肉、マッシュルーム、コーン、グリンピース、玉ねぎ
        次にキャロットグラッセとボイルドブロッコリー これは付け合せだね。キャロットグラッセは面取りをし、甘く味付けした人参さ。ボイルドブロッコリーは名前の通り、茹でたブロッコリーだね。軽く塩ゆでしてそのままでも美味しい。
        (説明しながらレンコンの素揚げをパクリと頂き)うん。美味しい。優しい味だねぇ〜〜
        おっと話の途中だった。それとオニオングラタンスープ。これは容器にいれて熱々の状態で。オムライスにも使った玉ねぎの残りを使ったものさ。以上が私の昼食メニューさぁ〜 -- 八厄 2023-05-07 (日) 21:35:57
      • そ、そうだけど、そんな詳しい人はいないよー!?お客さんも来ないしー。
        弥栄せんぱいってアレなの?神社マニア…?
        (まあネットなり何なりで調べれば判る情報ではあるが、そもそも立浪神社の存在を知っていることが珍しい)
        (一体この先輩は何者なのだろう、と首を傾げる)ぎょーかい。せんぱいは退魔師じゃないよね…?
        それでもいいけど、菫はお料理禁止されてるんだよー。いつかお菓子くらいは作ってみたいなあ。
        (そう言ってお弁当を食べつつ、八厄弁当のレシピを聞く)
        おお、オムライス…あの黄色くてケチャップで♡が書いてあるやつ!ぐらっせ…ぼいるど…あ、人参を煮たやつかー。
        ひょーえもんは薄あじ派だからねえ。菫としてももすこし濃くてもいいと思うんだけど。
        (子供舌には薄味は少々物足りない。それでも美味しいは美味しいので食べ進めていく)
        グラタン!あれも美味しそうだよねえ…どんなあじがするんだろう。甘いのかなあ…。
        (まだ見ぬ、そして一生見る事もないであろうグラタンの味を妄想してほわんとする)
        いっぱい食べたんだね!それでそんなおっきくなるのか…(そんで納得した)
        -- 2023-05-07 (日) 21:46:23
      • 神社マニアというのは正しくない。正確に言えば、巫女マニアだよ八厄先輩は(あっさりと言い切る)
        巫女さん。知ってるかい?巫女さん。神社にいるんだよ。巫女さんは。逆を言えば。巫女さんは神社にしかいない。わかるかい?
        (突然早口になったがコホンっと咳払いをして)本物の巫女さんはね…神社にしかいないから、神社のことを調べるのさ。そこの神主さんの趣味にも大きく影響されるからね、巫女さん
        そして本物の巫女は、退魔師を兼任していることも多い…となれば、その知識も自然と身につくのさ…(違和感のない説明である。まるで最初から用意されていたかのように)
        (そして食事の話に)そうだよ。だからこんなにおっきいのさ…菫くんのお弁当も栄養バランスが考えられてはいるけど、君くらいの年齢の子には…少し味付けが物足りないだろうねぇ…
        菫くんは、こういうお弁当以外のが食べたいのかい…? -- 八厄 2023-05-07 (日) 22:11:13
      • み、巫女まにあ…!(ガーン)
        それで神社に詳しくなったんだー…。たしかに巫女装束なんかも神社によって違うって言うしね(ふむうと唸る)
        まあうちはそういうマニアの人もめったに来ないけど…。うん、菫も退魔師の免状もってる!
        (自然に納得するがしかし)巫女好きの人って、男の人だけかと思ってたよー(そういう趣味の人という認識も加わった!)
        うん、食べてみたいのはいっぱいあるよー。テレビとか見てると美味しそうなものがいっぱい宣伝されてるしね。
        ハンバーガーとかシチューとか、あとプリンとかも美味しそうな気がする!
        -- 2023-05-07 (日) 22:21:25
      • …ほう、そうだったのか、菫くんが巫女だったなんて…しらなかったよ…学校には巫女服でこないのかい?先輩。興味があるな(知的好奇心で下心はないよ?と説明しながら)
        そういうこともあって退魔師にも詳しくてね…かっこいいよね。退魔師って響きがまず。なんていうか、ミステリアスで、かっこいいのさ。退魔師(言葉を繰り返す)
        では、この提案はどうだろうか…こんど、菫くんが巫女服をきて、退魔師のなんたるかを私に教え、知的好奇心を満たしてくれる。
        …代わりに私が菫くんの食べたい、洋食を用意する…流石に1回で全部食べきれないだろうから、1回見せてくれたら、1回分の料理を作る…ほら、お互いwin-winだろう…? -- 八厄 2023-05-07 (日) 22:29:33
      • すごいでしょー。巫女で退魔師で高校生!(箸を掲げていばった)
        んー、家で巫女装束着てるからね。学校では制服着れるのがうれしいよ。
        でしょでしょ、退魔師で、特別だし。って菫が教えるの?んー…いいけど…。
        (自分は教える立場なのだろうかと考えるも、そう言えば資格あるんだったと思いだす)
        いいよー。じゃあ今度巫女装束もってくるね。洋食…んーお肉とか使ってないのじゃないとダメだと思う。そういうのあるかな?
        (尋ねながらも割と乗り気。もちろん今すぐにというわけにはいかないが)
        -- 2023-05-07 (日) 22:37:50
      • まるでライトノベルのキャラクターのような属性の盛りっぷりだね…あえていうならそこに実年齢は高校生以下。とかも付け加えられそうだね菫くんは…!
        ふむ、肉を使っていてはダメなのかい?お肉嫌いとか?それとも、巫女として不浄を体内に受け入れないため。とかそういう誓約かい?
        巫女で退魔師となると、そうやって食事に制限がかけられることがある。
        かの高名な退魔師で巫女であり、水神の加護受けた徳明守水滸は生涯、魚を食べぬことを水神に誓いその圧倒的霊力を誇ったと伝承にある。
        …つまるところ菫くんが、肉を食べてはいけないというのも、そういう誓約の上…ということだね?(1を知れば10を知るといった様子で語る) -- 八厄 2023-05-07 (日) 22:46:36
      • アニメのキャラみたいでしょ?でも巫女よりプリ…魔法少女とかのが良かったなあ。
        (そういったものに憧れでもあるのか、目を輝かせながら言った)
        巫女だからね、穢れるのはダメなんだよー(後者の推測にそうそうと頷く)
        うん、その特盛?さんはしらないけど、そうやって決まりを守ることがパワーアップに繋がるからね。
        (八厄の見解は正しい。あるいは「読める」ゆえか。ジッサイに摂取するかどうかよりも、欲に負けぬ精神こそが大事なのである)
        だからお野菜とかお芋とかのお料理がいいなー。
        -- 2023-05-07 (日) 23:03:53
      • プリキュアかい?あれはいいね、女の子の憧れだよ…私は大きいから子供の頃は敵役ばかりさせられてねぇ…私もなりたかったなぁ…プリキュア(なんて懐かしそうに笑う)
        …まぁでも菫くんはともかく、私がプリキュアの格好したら皆に笑われてしまうだろうからね…でも私でも巫女服や退魔師なら様になりそうだと思わないかい?(などとビシっとしたポーズをしてみる)
        そして巫女なのに徳明守水滸を知らないのかい!?あの必殺の霊的国防兵器の開発にも尽力したあの徳明守水滸を!?
        …とはいってもそうか、必殺の霊的国防兵器など戦前の話だから、最近の若い子はしらないか…かっこいいのに…必殺の霊的国防兵器…(中二病的なワードを繰り返しながら)
        ではお芋の料理…スィートポテト…っと…肉はだめとして、牛乳や卵は大丈夫かい? -- 2023-05-07 (日) 23:10:26
      • え!あー…うん。かわいいし(ちょっと赤くなった。流石に子供っぽいという自覚はあるようだ)
        弥栄先輩はかっこいい衣装が似合いそうだよね!うん、巫女装束もきっと似合うと思う!…おっぱい入るかわかんないけど。
        しらなーい!霊的こくぼー…すごい人なんだ?(ジッサイしらない。でも不思議と親近感を覚える菫だ)
        それらもだめー!だからプリンもだめなんだよー(とほほーと肩を落とした)
        -- 2023-05-07 (日) 23:16:30
      • そうかい?大人でもプリキュアが好きな人はいるよ?私の卒業した先輩など20歳をこえてもプリキュアの格好をしているね
        だから、自分の好きな物が子供っぽいから…っと恥ずかしがる必要はないんだよ。子供が楽しめるものということは…大人も楽しめるものなんだ…
        だって、人間は皆、子供だっただろう?子供の頃楽しかったということは、それはすなわち根源的な楽しさだ…大人になったから楽しくなくなるなんてことはないさ(赤面してる菫を優しくさとしながら)
        なるほど、卵と牛乳ということはバターやマヨネーズもだめだね。これはなかなか難易度が高い…が、先程もいったように料理とは科学だ。
        それらを使わずとも美味しいスイートポテト風の料理は作れる…例えば牛乳の代わりに豆乳を使い。バターの代わりにマーガリンでコクを出す。
        そして、メープルシロップ…これも植物由来だね。で甘みを足して、ゴマなどで香ばしさを出せば…
        動物原料一切無しの、サツマイモのスイートポテトが完成するというわけさ!
        …どうだい?食べたくなってきただろう?説明していて。私も食べたくなってきたよ。 -- 八厄 2023-05-07 (日) 23:24:43
      • そうなんだ!?おとなプリキュア…!
        そういうものなんだ。うーん、ひょーえもんも本当は好きなのかな(あははと笑いながら頷いた)
        だからうちは醤油あじとか塩あじばっかりだよー(と、茶色で構成された弁当のおかずを指さす)
        って、よくわかんないけど代わりになるものがあるんだね!おおースイートポテトって甘いってことだよね!
        うんうんなってきた!それじゃ今度それ作ってね!
        えーといつがいいかな…?(自分は巫女装束を持っていくだけだが、八厄には用意があるだろう)
        (なので決行日時は八厄にまかせることにする)
        -- 2023-05-07 (日) 23:31:56
      • 男の子のプリキュアや、青年のプリキュアなんてのもでるらしいよ。時代だねぇ〜〜〜
        兵右衛門さんの子供の頃はまだプリキュアとかがないだろうから…仮面ライダーとかそのあたりなら案外好きかもしれない。今度きいてみたらどうかな?
        (なんてことをいいつつも)あぁ大丈夫だ。材料を用意するの自体は1日あればできるから…そうだね、食べたくなったら明日食べたい。と私に連絡してくれたらその日に材料をもってくるよ?
        家庭科室を使わせて貰えば作るの自体はすぐだろうからね?手に縒りをかけてつくるとしよう
        さて、それじゃ私はそろそろ行くよ。食べたくなったら、いつでも声かけてくれたまえ、君の舌を唸らせて三回転半させてあげよう。
        そのときは、必殺の霊的国防兵器についても詳しく話してあげよう(今日話すにはとても長い話だからね!私の趣味の話にも付き合い給え!っと言って去っていくのであった) -- 八厄 2023-05-07 (日) 23:52:44
      • たよーせいの時代なんだねー。
        あー、仮面ライダーとウルトラマンってずっと昔からあるんだっけ?(なるほど!と頷いた)
        うん、菫はいつでも食べたいよー。そっか、お料理できる部屋とかあるんだ…すごいね学校!
        (家庭科室の存在を今知った、そんな反応。まあジッサイ今知ったのだが)はーい、そんじゃ菫も巫女装束もってこないとだね!…ってあれ?連絡先…。
        (まあなんとかなるかーと気楽に考え、そのまま昼食を続けるのでした)
        -- 2023-05-07 (日) 23:58:08
  • 🌼
  • 瑞祥高校に入学し、そろそろふた月…。学生としての生活はどうですかな?菫様。
    (6月頭のある日の夜。夕食を終えた後、男は自慢の髭を撫でながら問うた)
    (男の名は北守兵右衛門。立浪神社を預かる神主であり、白依菫の保護者。祖父という事になっている人物だ)
    -- 兵右衛門 2023-05-08 (月) 20:32:59
    • すごい楽しいよ!見たこともないものとか、しらない人とかいっぱいいるんだよ。
      でっかい先輩とか、首の上と下でなんか色が違う先輩とか、かわいい男の子とか
      目隠してしてるのに見える人とか、アメリカのハワイの子とかいるの!お友達になったんだー。
      (相手がどう思っているのかは考慮せず、そう決め付けながら菫は自慢する様に兵右衛門に返す)
      それにね!こーばい部でパンも食べた!
      -- 2023-05-08 (月) 20:37:06
      • それは何より。そのまま皆と仲良くするとよろしかろう。
        (ほっほっほと兵右衛門はのんきに、満足げに頷く)
        (それは孫娘に対する祖父の様ではあるが、菫を眺める瞳の奥には愛情とは異なる、理性的な光を宿している)
        …して、勉学の方はいかがですかな?(ニヤリと笑みながら、兵右衛門はさらに問う)
        -- 兵右衛門 2023-05-08 (月) 20:44:17
      • ――うぐっ!(痛いところを突かれて菫は呻いた)
        お、お勉強はね…その、難しいけどその…。ぜ、全然わかんにゃい…。
        (へにゃんと肩を落としながら、菫は素直に白状する)
        で、でもまだテストまで時間あるし!ふ、普及してくるー!
        (菫はちゃぶ台の前から立ちあがると、てててーっと自分の部屋へと小走りに逃げていった)
        -- 2023-05-08 (月) 20:47:44
      • (そんな菫を兵右衛門は可笑しそうに笑いながら見送るも)
        (菫の姿が消えれば、眼光を鋭くし)
        二か月でおおよそ8%…。一般社会との関り。果たして利と不利。どちらが勝ることやら。
        (そんな事を呟き、自分も腰を上げる。食事に使った食器類をまとめ、それを洗うために台所へと運び)
        (その途中、窓越しに京都の街の方角を見詰めながら)
        恐らく半年…。それまでは、このままで在りたいものだのう。
        (静かに呟いたのだった)
        -- 兵右衛門 2023-05-08 (月) 20:54:45
  • 🌼
  • 🌼
  • (軽い足取りで表参道の階段を登り切り、一度大きく深呼吸をするアメリカン)
    ここが立波神社ですね!スミレはいるでしょうか?ミコフクたのしみです(ロケーション7!) -- マヒナ 2023-05-09 (火) 22:08:33
    • (醍醐山の山道から逸れ、舗装もされていない森の中の細道を登り)
      (ようやく辿り着ける、世俗からというか世間から隔離されたかの様な、古く苔むした神社。それが立浪神社である)
      (当然の様に参拝客の姿もなく、静かな朝の空気に響くのは森に住まう鳥の囀りばかり…かと思いきや)
      プリキュア!ヒーローガールパーンチ!!
      (そんな叫び声が、神社の奥から響いた)
      (石段を上ったところにある本殿、そこから更に奥にある社務所の方からだ)
      -- 2023-05-09 (火) 22:15:39
      • (ウカツ!そんな山奥だった!なのでもう一度登り直し、やっぱりたどり着いてから深呼吸する)
        What!?プリキュア?でも今の声はスミレのそれでした(あたりを見回して、声が聞こえる方にてってってと小走りで近づいていく)
        入っていいんですよね?おじゃまします(石段を登り、本殿の中を覗き込めば、更に大きな声が聞こえて来て)
        Hello!スミレ、マヒナデース!(と呼び掛けてみる) -- マヒナ 2023-05-09 (火) 22:41:35
      • 本殿ではなく社務所。まあつまりは神職の詰め所であり事務所であり、お守りなのの販売所)
        (マヒナがそこに近付いて行けば、窓は開け放たれており、昭和の居間を思わせる部屋の中で)
        むむむ、カバトンめ。ここにきてパワーアップとはー…
        (ブラウン管のぶ厚いテレビのまん前で、女児アニメを映しだした画面を食い入る様に見詰める菫の姿がある)
        はろー!?おはろーはこのプリキュアじゃ…ん!?なんか今、まっひーの声がしたような…?
        (ナンデ!?という顔で声の方へ顔を向けると、窓越しにマヒナと目があった)
        うえ…!?な、なんで!?え?まっひーの…霊…?
        (突然現れたマヒナに驚き目を丸くする)え、あ、違うのこれは…!(そしてテレビ画面を隠すかの様に、自分の背で隠そうとする!)
        -- 2023-05-09 (火) 22:48:57
      • (アメリカ人に大きな神社のつくりは難しい、難しかった!それはそれとして、凄い興奮気味の声に誘われるまま奥へと進めば、いた)
        Heyスミレ、Goodmorning!(手を上げて元気よく)プリキュア見てたんですね!今の日本の最新プリキュアってどんななんですか!(食いついた)
        この前お話したですね?スミレのミコフクが見たくて遊びに来ました!こんなに山奥だとは思わなかったですけど! -- マヒナ 2023-05-09 (火) 23:12:13
      • た、たまたま!たまたまあの…朝のあれ、ほらニュース!ニュースで世界じょーせーとかけいざい?とか見てたら
        なんかあの、チャンネルがかわって…!(しどろもどろになって言い訳をはじめるも)
        (どんなのかと興味津々に問われれば、画面の前からおずおずと体を避ける)
        (画面ではちょうど、プリキュア2人が怪人に対し必殺技を放ったところだった…3人いるのに)
        あ、そっか。それで…えーといらっしゃい!参拝してく?それとも、おはなしする?
        (菫はすでに巫女装束を身に着けている。普通と違うのは袴がミニというあたりか)
        ううう、テレビ見てると、誰か来ても気付けない…!
        -- 2023-05-09 (火) 23:17:06
      • (言い訳するスミレに?マークを浮かべるアメリカン)そんなに隠さなくてもダイジョウブ、好きなものは好きでいいいと思います
        私もプリキュア好きですよ!良いですよね変身、魔法少女のチカとかもちょっと羨ましいですし!
        (一人ハブにされてるけど、きっと後半3人技バンクもあるんだろうとの謎の安心感)
        じゃあお話してから参拝します!ミコフク!もっと近くで見たいですし!(どこから入ればいいのかな、ときょろきょろする)
        そもそもなんですけれど、一般の人がここに入ってお喋りしてもいい物なんでしょうか -- マヒナ 2023-05-09 (火) 23:33:09
      • で、でも子供っぽいって思わない…?うんうん魔法少女とかいいよね!…チカ?
        (その名前はしらない。いや、魔法少女としてはしらないので、誰ちゃん?と首を傾げた)
        (4人揃うの待ちの1人余りプリキュア。しかしまあその回は無事終了し、画面には仮面ライダーが姿を現す)
        うん、お参りしてくれるほうが神様も喜ぶよ。あ、入口はあっちー!(社務所の入口を方を指さす)
        んー?勝手に入るのはダメだと思うけど、菫がいいよって言えばいいと思う!
        まあお客さんとかあんま来ないから、こういうこともめったにないんだけどねー。
        (そう言って一度廊下に出てマヒナが来るのを待ち、居間…の様な部屋へと案内する)
        -- 2023-05-09 (火) 23:43:04
      • umm.そう思う人はいると思います、でも、他の人が何と言おうと、自分の好きなものは好きで良いんです!私はそうしてますね(にこにこ)
        一年生のチカですね、この前学校で「鈍器コング」って怪異が出た時、変身していたのを見てお友達になりました!
        スミレ知らないのなら一度お話してみるのがいいですよ!(友達の輪を広げよう!)
        こっちですね!では改めてお邪魔します!(今に案内されると、やっぱりミコフクをじろじろ見る)
        とっても似合いますし、かわいいですねミコフク、白と赤の組み合わせがこんなに映えるなんて凄いです!
        スミレ、写真撮らせてもらってもいいですか?出来ればいろんな角度で(スマホを取り出す) -- マヒナ 2023-05-09 (火) 23:51:42
      • あはは、まっひーはすごいね!それともハワイはそういう感じなのかな。
        (そのオープンさにアメリカンな気風を感じた)
        1年ってことは瑞祥高校にいるってこと?魔法少女が!(目をきらーんと輝かせた)実在するんだー…。
        うーん、菫は毎日着てるからわかんないけど、弥栄先輩といいそんなにいいのかな…。
        (見られるままにしながら、写真と言われると)写真はいいけど、ここでいいの?(生活感あふれる昭和風の居間である)
        それとも境内に出る?
        -- 2023-05-09 (火) 23:56:22
      • Yes!ハワイは気候も陽気ですからね!私みたいな性格の子はたくさんいまーす!ALOHA!MAHALO!ですね!
        私も始めてみた時はスミレと同じ感想でした、あ、でもプリキュアのようにキラキラと言う感じではなかったですけれど
        Yeah!もちろんいいです!普段着のスミレは違うでしょうけれど、一般の人は普通は着たり見たりできませんから、ね!
        例えばアメリカの学生は日本の制服……School uniformがとてもいいって思ってるんですよ?それと同じです!
        はい!ただ写真に収めるわけじゃなくて、服の構造とか布とかそう言うのも見たいんです!後で自作できるように、ですね
        あとスミレとお話しするなら座りながらの方がいいと思いますし(早速1枚カシャリ) -- マヒナ 2023-05-10 (水) 00:03:43
      • あろはまはろー!そっかー、南の島も楽しそうだねえ。修学旅行とか南の島になんないかなー。
        魔法少女が本当にいたなんてすごい!合ってみたいなー怪異に襲われてたら助けにきてくれるかなー?
        (ほわほわんとピンク色の魔法少女を想像しながら、物騒な事を言った)
        あはは、おっきい神社とかだとお祭りの次期にはアルバイトの巫女さんを募集したりもするけどね。
        って、アメリカの学校って制服ないの?ていうかセーラー服って洋服だよね…?(とても不思議そうな顔をした)
        自作!?お裁縫するんだ…あ、別に好きなだけ見てくれていいよー。なんだかちょっと恥ずかしいけどね。
        (カメラを向けられると、しかしどんなポーズをしていいかわからず、もじもじしてしまう)
        んじゃ、写真おわったらお茶いれるね!ほうじ茶と麦茶、どっちがいいかな?
        -- 2023-05-10 (水) 00:10:18
      • hmm.そう言えば修学旅行の行先は聞いた事ないですね、海外だとは思いますけれど……もしハワイなら色々案内してあげられそうです!
        きっと助けに来てくれると思いますよ、怪異を倒すことが使命って言っていましたし、あでもそれだとスミレが危険な目に合わないと駄目になってしまいますね……
        Yes!ありません!ずっと私服ですし、あ、セーラー服は元々海軍の軍人さんの服です、それにスカートを組み合わせたのはニホンのオリジナリティ凄い!ですね!
        (そのままで大丈夫ですよーと写真に収めつつ、裏地も見せてとちょっと捲ったりする、決してやましい気持ちはないと天に誓いながら一段落した)
        それじゃあ、ほうじ茶でお願いします!そう言えばスミレは普段何をして過ごしているんでしょうか、こんな山の奥だと外に出るのも大変そうです -- マヒナ 2023-05-10 (水) 00:19:38
      • 行ってみたいねコペンハーゲン(南の島じゃないのがでてきた)
        おおー、魔法少女もそういう使命なんだね!菫の御役目とおんなじ…!(そっかーという感じでうんうんと気楽に頷く)
        じゃあ自由に好きな服で学校行けるんだ。それも楽しそうだねー。
        って、セーラー服ってそういうのなんだ。軍服スカート…昔の人はよくわかんないや。
        (何枚も写真を撮られながら、服に触るのも構わずにさせる)
        (神社はボロいと言うのに、菫が纏う巫女装束は非常に出来が良く、上等の生地が使われているのが判るかもしれない)
        はーい、そんじゃお茶淹れてくるね!(撮影が終われば、台所へとててっと小走りに)
        (そして数分してお茶をいれたきゅうすと湯のみをふたつ、あと煎餅をお盆に乗せて戻ってくる)
        普段?修行したり、巫女のお仕事したりだよ。あと、テレビ見たり…(画面では戦隊ものの、やけにかっこいいロボが戦っている)
        本を読んだりね!あと日曜日は病院行くの。
        (どうぞ、とお茶と煎餅を出しながら言った)
        -- 2023-05-10 (水) 00:32:59
      • Thank youスミレ!んーやっぱりお茶にはワガシです!(パリパリもぐもぐ)
        Boo!それ南の島じゃありません!スミレは海外であればどこでもいい、そんな感じですね!
        (そして日常の生活を聞けばやっぱり不思議に思う)海外もですけれど、外に遊びに行くというのは無いんですね
        それもやっぱり、欲を我慢する、と言う事なんでしょうか?un?病院?What!?スミレどこか悪いんですか!あ、もしかして、外に出ないのは病気か何かとか?(それなら分かりますねと思うアメリカ人)
        ちなみにですけれど、私は休日は琵琶湖に行くのがブームですね!これからはシーズンですし、ウォータースポーツお勧めですよ -- マヒナ 2023-05-10 (水) 00:46:37
      • よかった。日本のお菓子も好きなんだねー(座布団に腰をおろし、お茶をすすり)
        外国自体行ったことないし、どこの国がどうとかもわかんないや。というか京都を出たこともないし…。
        (外に遊びにと言われれば、神社の裏手を指さし)山にならいくよー。街に行くのはだいたいだめーって言われるんだ(それが不満なのか口を尖らせた)
        そうだね、欲にまみれない事。それに神社の外だと、怪異に襲われたりするかもって。
        (病気かと言われると首を横に振って)
        ううん、病気とかじゃないよ。なんかね、検査とかいっぱいあるの!えーと…
        脳波?とか、精神とか、もちろん体もいろいろ調べて、血をとって、お薬打ってー…で時間いっぱいかかるんだー。
        (まったくめんどくさい、とまた口を尖らす)おー、湖で遊ぶんだ!いいなー。ウォータースポーツってあれだよねあの、サーフィン?とか。
        -- 2023-05-10 (水) 01:00:55
      • (//限界!限界です!というわけで文通スイッチオーン!) -- 2023-05-10 (水) 01:35:35
      • Yes!I like it's!アメリカのお菓子と違って甘さはそれほどでもないですけれど
        上手く言葉にできませんが、美味しいんですよね!トーカのワガシとかとってもお勧めです!トーカと言うのは…(また友達をスミレに教えて)
        hmm...それ絶対スミレの教育に良くないと思います!修行も大事です、でも遊ぶのも同じくらい大事です!(街に出ないと聞き力説するアメリカン)
        Yeah!ダイビングとかボート、ジェットスキーなんかもありますね!ほら見てください、この前琵琶湖に行ってきた写真です!(そこには、楽しそうにダイビングやらに興じるマヒナと友達の姿がある)
        病院もそうですけれど、もしかしたらスミレのdadとmamは過保護なのかもですね?
        //こっちも限界でした!ごめんなさい!そして私、純粋な子を欲の道に引き込む悪い人みたいです! -- マヒナ 2023-05-10 (水) 11:15:19
      • アメリカおかしってすごく甘いんだ!?いいなあ…(その甘さを想像してじゅるり)
        トーカーのワガシ?ああ人の名前なんだね。お店か作ってる会社かと思った!
        (ちょっと困った顔で頬をかき)菫は御役目を果たすためにいるものだからね。それが最優先なのは仕方ないんだよー。
        (そう言って微笑む。ある意味で「教育」は徹底されている、ようだ)
        ボートってお船だよね。ジェットスキーって…スキー?(湖でスキーという謎に興味をそそられ写真を眺める)
        ジェッスキーもお船なんだね!(菫なりに理解した)友達といっしょに水遊び、楽しそうだねー。
        今度の臨海学校?で菫も何かできるといいなあ。
        あ、菫にお父さんお母さんはいないよー。うちにいるのはひょーえもんだけ!ここの神主ね。
        (謎の人物の名前を出し)今はお留守だけどね。
        -- 2023-05-10 (水) 11:31:58
      • Yeees!とってもとっても甘いです!むしろ甘さしかないです!だからワガシの繊細な味に慣れるとum?ってなるかもですね!
        あ、でも市販のチョコレートはニホンもハワイも同じ感じでした!
        sure.スミレが仕方がないと言うなら仕方がないですね、あ、お役目って興味あります!聞いてもいいですか?(納得は余り出来てないけど、本人がそう言うなら、とそれ以上は突っ込まない)
        走らせると凄いスピードが出て楽しいですねジェットスキー!あ、スミレもし臨海学校に行けるのなら、その時乗ってみますか?許可が下りれば持っていきたいって思ってます!
        Oh...sorry.親の事はセンシティブな話題でした、Mrヒョーエモン?カンヌシ、あ!神社マスターの事ですね!
        でも、スミレとヒョーエモンの2人だけだと大変そうです、私にお手伝いできる事なら協力しますから、言って下さいねスミレ!
        (その後、一通りお喋りして参拝を教えてもらってから、山道をひょいひょい降りて帰ったようです、ケンキャク!) -- マヒナ 2023-05-10 (水) 12:40:58
      • こーばい部で買えるチョコのお菓子よりあまあまなのかな!?すごいアメリカすごい…!
        (ただただ甘い。それはもはや暴力!という事を菫はまだしらず、ただ憧れた)
        ってありゃ?チョコはおんなじなんだ…不思議!
        うん、あんまし細かくは言えないけど魔法少女と同じだよ。この国を、みんなを悪い怪異から護るの。
        菫はそのためにいて、そのためにいなくなる。だから、お父さんとお母さんもいないの。
        (具体的な名は出さず、自分の存在意義、存在理由について語る。それが当たり前であるかの様に)
        だから、せんしちぶとかは気にしなくて大丈夫!ひょーえもんもお世話してくれるしね。でも、ありがと!
        (協力の申し出にお礼を言い、それから境内に出て神社を案内する。とは言え祭神が1柱のみの、山中のちいさな神社)
        (観光資源になるものもなく、案内も参拝もアッサリと済んだ事だろう)
        (それでも珍しい参拝客、そして友人の訪れに菫は喜んでいたのだった)
        -- 2023-05-10 (水) 13:37:31
  • 🌼
  • (ロケーション:5! 放課後の教室 「ビロロロロ〜ン♪」(ステージセレクト音))

    …あら。(放課後の校内見回り…という名のぶらぶらタイム中の国語科教諭。窓から外を眺める少女を見つけ)
    ………(その後ろからひょいと、一緒に外の様子を覗き込む) -- 十日菊 2023-05-10 (水) 20:49:54
    • (放課後。帰りのHRが終わってからそれほど間もない頃)
      (生徒の数もだいぶ少なくなった1年1組の教室で、そのクラスの生徒である白依菫は開いた窓越しに校庭を眺めていた)
      (視線の先では活動をはじめた運動部がストレッチ等を行い、今日これからの練習に備えている)
      ぶかつかー…(どこか不思議そうな、未知のものを見ているかの様な呟き)
      (――と、その背後から菫の頭越しに何者かが同じ景色を眺めはじめた)
      わわわ!?何!?誰…って、まいかせんせーか。
      どうしたのせんせー…はっ、まさか…(菫の表情に緊張の色が走った!)
      ここ、こないだの小テストのこと…!?
      (白依菫は成績がとても悪い!国語は比較的まだマシな方ではあるが、迫るテストで赤点確実と見なされている!)
      -- 2023-05-10 (水) 20:59:47
      • ひゃわわっ!?(驚いた菫さんにつられて十日菊先生も驚いた!)…あはは…はーい、十日菊先生ですよー。
        いえ、何を見てるのかなーって思いましてー…。…ほぇ?小テスト?? ファファファ、まっさかー。
        先生がお勉強のことでお小言を言うなんて、鞍馬山が引っ繰り返ったってないないそれはない、ですよー。
        (いつものハの字眉のまま笑って言い、再び窓の外に視線を移すと)…菫さんは、勉強より運動のほうが好き?
        (運動部の様子を眺めていたので、そうなのかなーと思いふと聞いてみた) -- 十日菊 2023-05-10 (水) 21:12:41
      • 今日はちょっとお迎えが遅くなるって電話きてね、だから部活見てたの。
        (菫は車で送迎される形で通学している。その迎えの車が到着するまで時間を潰していたのだ)
        おおー、よかった!テストなんてなくなっちゃえばいいのにねー(にへへと笑う)
        うん、どっちかって言うと走ったりするほうがすき。でも野球とかはよくわかんないや。
        (再び校庭へと目を向ければ野球部が独特な掛け声をあげながら、集団でランニングを始めている)
        せんせーはどんなスポーツがすき?
        -- 2023-05-10 (水) 21:18:07
      • お迎え!(セレブ!セレブワードだ!ってまたちょっと驚く先生。いや、教師なので朝夕の通学の様子を知ってはいたけど、改めて本人の口から自然に発せられると驚くものなのだ!)
        そーですそーです。テストがなければ先生もー、問題作成やら試験監督やら採点やらで大変な思いしなくてよくなるのでー。
        (そんな冗談を話しながら…十日菊先生のことだから本気かもしれないけど、一緒ににへへと笑う)
        やっぱりそうなんだ。私もおんなじでー…(とそこで、「野球とかはよくわかんない」との言葉に、ん?と一瞬考えるが)
        …えっ?先生が好きなスポーツ、ですか…?(自分のことを聞かれたので、思考はそちらへ)…そうですねー…
        ………「ない」。が答えになるかなー。…昔は好きなスポーツがあった気がするんだけれど、今はない…みたいな?
        (いつもの曖昧な笑みで、曖昧な返答) -- 十日菊 2023-05-10 (水) 21:31:21
      • うち、山の中だし歩きだと大変だからねー。
        (車通学に驚かれるのもこの3ヶ月弱でだいぶ慣れた)
        テストの問題もせんせーが自分で考えるんだ?授業以外にもすることいっぱいって大変だねえ。
        今も放課後なのにこうして…こうして…?(うん?と首を傾げる。この先生はここに何しにきたのだろう)
        ありゃ、すきなスポーツないんだ…。まあそういう人もいるよね、ほら、いんど派!(インドア派と言いたいようだ)
        じゃあ、スポーツ以外で…この世界ですきなものってある?(そして振り返って尋ねる。顔を、メガネの奥の瞳を見詰めながら)
        -- 2023-05-10 (水) 21:42:07
      • ほんとイッパイアッテナなんですよぅ。先生がいかに常人の百倍以上の速さで動ける[要出典]とはいえ、頭の回転が追いつかず処理できない…っ!
        …いかん!(ギュッ)(サボり的行為をしてることが菫さんにバレちゃーう!っていうすんでのところで話題は移りまして)
        そ、そうですそうですー。先生、インド人を右に!ってタイプなので。どんなスポーツをしてても「くお〜!!ぶつかる〜!!」って感じになっちゃうのでー。
        (あはは、と笑って、また冗談一つ)(が、続いた菫の問いかけには、「え…」と一瞬狼狽え…)
        ………(目を逸らしそうになった。でも、そうはせず…ためらいがちにではあるものの、菫の瞳を見つめ返して)
        ……………生徒。あなたたち。 それが私の好きなもの。 …って答えは…教師のテンプレ回答すぎるかな? (てへ、と小さく舌を出す) -- 十日菊 2023-05-10 (水) 21:56:46
      • 超スピードを修得している…!流石まいかせんせー!
        (サボりにきたとは思っていない。菫にとって教師は教師であるという時点で尊敬するべき対象なのだ!)
        おおー、早く動けるっていうのも大変だねえ(ふふっと笑いながら返す。冗談なのは伝わっているようだ)
        (そして問いかけへの答えには)おおお…!すごい、流石せんせーだね!(素直に感動した)
        そっか、それで大変でもせんせーをしてるんだね!うん、やっぱり大人の人でせんせーはすごい。
        (そして納得した様にうんうんと頷き)菫もちゃんと見付けないとだ(拳を握って意気込む様に言った)
        -- 2023-05-10 (水) 22:02:57
      • いえいえ、すごくなんてありませんよ。先生、大変なことからは逃げてばかりですし?
        (謙遜めいた言葉とともに、ちょっとだけ苦笑…というより自嘲交じりに微笑み…)
        …見つける………好きなものを、ですか? 将来の夢、みたいな話かしら?
        (その言葉が気になって、今度は十日菊が尋ねた) -- 十日菊 2023-05-10 (水) 22:14:01
      • そうなの?せんせーでも逃げるんだ。
        まあでも、何もかも自分でやろうとかしたら疲れちゃうもんねー。逃げたり休んだりもアリだと思う!
        (お気楽に言って笑み)本当にしなくちゃいけない事だけしっかりすれば、自分の役目を忘れなければよしって、ひょーえもんが言ってた!
        (ひょーえもん=北守兵右衛門は菫の祖父、保護者とされる人物である)
        うん!そのために菫は学校にいるの。夢、というか大事なもの…(えーと、と考え)
        この世界を、ぜったいに、死んでも守りたいって。そう思える様になるために!
        (傾いてきた太陽の赤い光を背に受けながら、青い瞳を輝かせて答えた)
        -- 2023-05-10 (水) 22:20:45
      • (北守兵右衛門について、十日菊舞華は「なんだかスゴイ人」というイメージを持っている程度に過ぎないが)
        まあ、菫さんのお爺さまが………ふふっ。良いお言葉で…だからこそ、ちょっと耳に痛いですね。
        (その言葉は、自分の内面を見透かしたものかのように感じられ………)
        …この世界を、絶対に、死んでもいいから、守りたい………そう思えるようになるため、かぁ…
        (目の前の生徒、菫はこう見えて、国家公認の退魔師だ。その幼さを感じさせる言動の中にも、なにか大きなものを背負っているのだろう。と、十日菊は思った)
        (夕陽が菫の白い髪を透かして煌めき…十日菊の瞳を赤に染める)
        …じゃあ、先生は…菫さんの好きなもの、大事なものにならないように、頑張らなきゃ!
        だって私のせいで、あなたが「死んでもいい」なんて考えちゃったら…大変だもの。
        (くすくす笑いながらくるりと背を向ければもう、十日菊の表情は見えない)
        なので今日のところはー、先生そろそろ撤退しますよー。菫さんを一人残して去ることで、ざんぎゃくひどうな教師アピールですっ!
        (なんてまたまた冗談を言い…挨拶代わりに片手をひらひらりと振って、去っていくのでした) -- 十日菊 2023-05-10 (水) 23:14:20
      • だいじょうぶ。せんせーもせんせーはちゃんとしてるでしょ。
        テスト作ったり、授業したり、えーと部活のせんせーもしてるんだっけ?(顧問という単語が出てこなかった)
        うん。菫はそのためにいるけど、もっと具体的な想いがある方がいいんだって。
        でも、そこまですごい大事なものってなかなか見付けられないね。
        (ちょっと困った様に笑む。大事なものに、と言われるとありがとうと答え)
        うん、せんせーおつかれさま!菫もそろそろ車が来ると思うし、校門のほうに行くね!
        (教室の時計を見る。普段より1時間近い遅れだがまあ問題はない)
        ってひどーい!あくまきょうし!(あはははと笑いながら教室を去る先生に手を振り、見送る)
        (そしてもう一度窓の外へと目を向け、校庭でスポーツに励む生徒達を眺めながら呟いたのだった)
        すべては、この国の明日のために。
        (――と)
        -- 2023-05-10 (水) 23:26:33
  • 🌼
  • 随分静かなところだ……
    (明るい陽射しの中、菫のお勤め姿をひと目拝まんと、彼女に教えてもらった場所──醍醐山にやって来た。随分と歩いた。やがて立波神社の正面に立つ)
    あ。真ん中は神様の通り道なんだったかな…(と端を歩いて境内に進入(イン)!) -- 近衛ルイ@紅白パーカー 2023-05-11 (木) 01:25:34
    • (日中、土曜日の昼前あたりだろうか)
      (醍醐山はさほど大きな山ではないものの、山道から外れた森の中にある立浪神社…)
      (その境内への道のりはちょっとしたハイキングと言える程度のものとなったろう)
      (そしてその果てに姿を現したのは、古い、あるいは単にボロボロの、参拝客の気配もロクにない寂れた神社の姿だ)
      (その本殿の前、石畳の前で巫女の姿をした長い髪の少女が竹箒を手に、通路となる石畳を掃除――)
      白依選手、第1打!はたしてふぇあうぇーを――せぇぇぇいっ!!
      (――するでもなく、その箒を振り回し石畳の上に置いたゴムボールを弾き飛ばした!)
      (たまたまそこに姿を現した近衛の方へ!)
      -- 2023-05-11 (木) 12:17:24
      • むっ……!?(襲い来る飛翔体を受け止めようとして……大失敗!)
        ぎゃんっ!!?
        (ぺちーんと顔面に直撃!1回ヒット!クリティカル!変な声出してよろよろと後ずさり、足を滑らせて転倒!大の字になって目を回しております)
        (不甲斐ない!!) -- 近衛ルイ@紅白パーカー 2023-05-12 (金) 00:06:11
      • えっ!?(ボールが飛んだ先に人の姿が現れた)
        あ――(危ないと言うよりも早く、ボールはその人物の顔面を直撃してしまった)
        うわーっ!!当たっちゃった!ど、どうしよう。えーと、えーと…ってこれルイくんだ!
        (慌てて駆けより、誰が来たのかと見てみれば私服の近衛ルイ)
        (どうしたものかと考えるも、このままというわけにもいかない)
        (とりあえず、がんばってルイを移動させる事にした)んしょ、んしょ…!

        (それからどれだけの時が経っただろうか)
        (ルイが目を覚ませば、空が見えるだろう。そしてすぐ傍で自分を覗き込む巫女装束を着た菫の顔も)
        (場所は本殿の脇、縁側の様になっている場所で、菫の膝の上に頭が載せられている)
        -- 2023-05-12 (金) 00:17:22
      • (薄らと目を開ける。果てしない青。静寂) ここは……。常世? 僕は死んだのか??
        (いや違う。温もりと柔らかさを感じる。これは明らかに生者のモノというか女の子のフトモモの感触だこれ!と気付き)
        (意識がはっきりするにしたがって、更にこちらを覗き込む菫にもようやく気付き)
        あ。菫ちゃん。おはようございます(頓珍漢な挨拶をした) -- 近衛ルイ@紅白パーカー 2023-05-12 (金) 00:32:58
      • そう、ここは黄泉の一丁目…。
        近衛ルイ、おまえは菫のすごいドライバーショットをくらって頭がパーンってなってしんだのだー。
        (むふふと笑いながら冗談で乗っかり、しかし意識が戻ったのがわかれば)
        おはよールイくん。そんでごめんね、菫がボールぶつけちゃった!(片手で拝む様な仕草で謝り)
        頭だいじょうぶ?痛いとことかない?(そのまま無事を尋ねる)
        -- 2023-05-12 (金) 00:40:55
      • そうか…頭がパーン!?(慌てて己の頭部がグシャっていないことを手でぺたぺた触って確認。原形を留めていることが判るとほっと一息)
        大丈夫、だと思う。痛みはないけど何だかとてもいい夢を見ていた気がするよ(よっ、と 菫に激突しないよう気を付けながら半身を起こす) -- 近衛ルイ@紅白パーカー 2023-05-12 (金) 00:53:37
      • (身を起こすのを見ると、まあ大丈夫かな?と判断し)
        びっくりしたよー。朝ね、テレビでなんかゴルフやっててそれ真似したら、まさか人が出てくるとは…。
        (言いながら自分も腰をあげ、縁側から降りてルイの正面に立ち)ようこそ立浪神社へ!ここが菫のうちだよー(と両腕を拡げて歓迎の意を示す)
        いい夢ってどんなやつ?美味しいもの食べた?
        -- 2023-05-12 (金) 01:03:22
      • あー、スポーツ番組観て真似する、とか 菫ちゃんの家でもあるあるなんだね
        ウチもバット振るフリとか、ボール投げるフリはよくしてる。僕もお姉ちゃんもお父さんも
        お招きいただき恐悦至極(と小さく拍手して返礼)
        ええと、たぶん、夢の中で10年後…くらいなのかな。菫ちゃんとか1組のみんなと同窓会で会ってる夢を見たよ
        菫ちゃんがあんまり変わってなくて、僕の顔に髭が生えてた -- 近衛ルイ@紅白パーカー 2023-05-12 (金) 01:20:25
      • へへへー。ルイくんもやるんだ?男の子だと野球とかサッカーとか好きそうだよね!
        おー、お姉さんいるんだね。お父さんも!(ちょっと羨ましそうに微笑む)
        ここまでくるの大変だったでしょ?あそうだ、お茶いれてくるね!麦茶でいいかな?
        (街から数kmとは言え山歩きだ。喉も乾いただろうと思い、いったん社務所へ)
        (1分ほどで、お盆に氷をたっぷりいれたグラスと、麦茶のボトルを載せて戻ってくる)
        はい、どうぞ!(そしてお盆をルイの横に置くと、グラスにこぽこぽと麦茶を注ぐ。かろん、と氷が解けて転がる音が響いた)
        同窓会って、同じクラスだった人が大人になってから集まるやつだよね!10年後のみんな、どんな感じになってるのかな。
        ひ、ひげ!?(ルイの顔をじーっと見詰める。明らかに脳内でヒゲを装着している!)
        あっははは!似合わないよー(そんでそれを隠しもせずに笑った)
        -- 2023-05-12 (金) 01:35:29
      • うん。麦茶がいい。お願いします
        (一人になれば、そういえば菫ちゃんの家族はどこに居るんだろう、と何だか静かな神社内を見渡し)
        ああ、ありがとう(とグラスを傾ける。美味い。疲労が溶けてゆくような感覚と共に、その冷たさに意識もますますはっきりしてきた)
        (見つめ合う目と目。あ、今これ僕の顔にヒゲセットアップしてる表情だ!と気付き困り笑いに)
        ……や、やっぱり似合わないよね。顔がね、どうしても子供っぽい顔つきっていうか、もう少し大人の顔になっていってくれれば良いのだけど……ていうか笑い過ぎ!?
        (めっちゃ笑われて段々恥ずかしくなってきたのか両手で顔を覆い、指の隙間から菫の表情を窺う!) -- 近衛ルイ@紅白パーカー 2023-05-12 (金) 01:43:46
      • 神社は静まりかえっている。と言っても季節柄、神社を取り巻く森は鳥や虫らがそれなりに騒がしいが)
        これと言って、見るようなものもない神社でごめんね!ひょーえもんには、もっとすごい神社にしようって言ってるんだけど…。
        あ、ひょーえもんってのはここの神主ね!(ルイが周囲を見回しているのに気付き、ボロ神社なのを気恥ずかしそうにした)
        うん、ルイくんってかわいい系だよね!でもジッサイに10年たったら、すごい大きくごっつくなってたりするのかなー?
        (笑い過ぎてでて涙を指でこすこすし)10年、ルイくんは大人になったら何になるの?
        -- 2023-05-12 (金) 01:49:30
      • ううん。何だかこう、巧く言えないけど、「本物」って感じがする。本物の神域。きっと神様が居て、菫ちゃんたちがここを護ってるんだなーって
        なにごとの おはしますかは 知らねども かたじけなさに 涙こぼるる……って歌思い出したよ
        確かにその、結構「年季が入っている」(ボロい!とは言えずオブラートに包んだ!)神社だけど、僕は良いと思う
        あ、でも凄い神社になるところも見て見たい(後で神主さんに挨拶しておこう、と頷き)
        ……可愛い子にかわいい系とか言われると照れるっていうか恥ずかしいっていうか
        (また恥ずかしくなってきたのか再度手で顔を覆う、顔が真っ赤で分かり易い。そして徐々に落ち着いてくるとぽつりと)
        …10年後かぁ。僕は何になってるのかな。異能に関わる仕事をしたいとか、そんなぼんやりしたことしか考えてないよ
        ……とりあえずヒゲが似合うごっつい顔になってたらそれはそれで困るかも
        菫ちゃんは? 巫女さん以外にも何かしたいことがあったりする? -- 近衛ルイ@紅白パーカー 2023-05-12 (金) 02:05:47
      • ほんもの…。つ、つまり偽神社がある…!?神社だと思ったらお寺だった的な!
        (菫にとっては毎日を過ごしている家であり、職場。あまり特別なところという感覚はないようだ)
        でも古いとあちこちボロボロだし、水道もないし、不便なんだよー(言って社務所の脇を指さす。そこにはやはり古そうな井戸がある)
        すごい神社になったら参拝のお客さんがいっぱい来て、お祭りとかでにぎわったりする様になるかなあ。
        (街のほうの有名な神社みたいに、と付け加える。夏祭りの季節も近づいてきている)
        へへへー。菫もかわいいって言われた!(ちょっと照れながら、ルイの将来の展望を聞く)
        おー、異能に興味あるんだ。てことはやっぱりルイくんも異能あるの?
        (異能者や異種族、怪異、それらからなんとなーく程度に感じる違和感とでも言うべき気配。それはルイからも感じる)
        菫はね、怪異をやっつけるの。この国のみんなのために(自分のことを聞かれれば端的に答える)
        (//そろそろ限界です。文通スイッチでおねがいします)
        -- 2023-05-12 (金) 02:18:35
      • 菫ちゃんの発想が斜め上過ぎてびっくりすることばかりだね
        生活水を井戸から取ってるのは珍しいね!? さっきの麦茶もこの井戸水だったのか…!道理で美味しいと!
        お祭りとか初詣とか、そういう意味では凄い神社になって賑わうといいね
        (じわじわと暑さが増す日々。瑞高に入学して初めての夏。かわいいと言われ笑う菫の笑顔を眩しそうに見て)
        (異能が)あるんだよ。小さい頃にお姉ちゃんと、お姉ちゃんの友達と一緒に遊んでいて気付いたんだ。なんか人の異能を真似られる異能?ってやつだね
        (今度実演してみるね、と口約束。真似できるのは火をつけたり、霊魂を引っ掴んだりする異能なので、境内で実演するのは相応しくないと思ったらしい)
        菫ちゃんのは何だかスケールが大きいな。もしかすると、僕も菫ちゃんのお陰で平和に生きられるようになっているのかも…??
        (にわかには信じがたいが、妙な説得力というか、違和感と共になぜか納得する言葉だったというか)
        (菫に対し、ナニ言ってんの?!的な調子ではなく、普通の、何気ない会話のように返すのであった)
        (//申し訳なし!遅くまでありがとう!ここで一旦終了でも続行でも!) -- 近衛ルイ@紅白パーカー 2023-05-12 (金) 02:36:20
      • そ、そうかな?菫は普通のこと、よくわかんないから…(てへへとちょっと困り笑い)
        (それから山の頂のほうを眺め)うん。お山のね、中を流れてる清らかな水なんだって。でもお風呂とかに水いっぱいにするの大変なんだよー。
        (その力仕事は菫には堪えるものらしく、へにゃんと肩を落とす。それからルイへと視線を戻す)
        おおおー!コピー能力だ!うまくすれば何でもできるやつ!すごいよそれって――
        (両拳を胸の前でぐっと握り)ルイくんは、その気になれば何にだってなれるって事だよね!(菫はそう受け取った)
        んふふー。菫はそのためにいるからね。それ以外の何かにはなれないと思うけど…。
        菫は菫のお役目をしっかりつとめるよ!
        (ルイとは対照的と言うべきか。生まれ乍にして存在意義が決定されている少女は具体的な事は言わず)
        (ただただ己の使命を全うする決意を露わにした)
        (//これで終わりにするか!続けるか!…はおまかせします)
        -- 2023-05-12 (金) 13:48:42
      • (菫には大きな役目があり、そのために此処に居て、役目を遂行する以外の選択肢がない。そしてそれを当然のように受け止めている)
        (それに比べて、自分にはフワッとした果てしない自由があった)
        (生まれの違い、立場の違い。本当にそれだけか。初めて話した時に感じた違和感をまた感じる)
        (「そのお役目って、どんなの?」とは、訊かない方が良い気がした)
        そう、その気になれば何でもできる!でも家業(?)があるのもちょっと羨ましいかも……!
        (菫と同じく、両の拳を胸の前へ)
        菫ちゃんもお役目を立派に果たしたら、後進の育成?とか、次は自分のしたいことやる!とか考えなきゃだね
        (折角だから神主さんに挨拶して、もちろんお参りもして帰りましたとさ)
        (//なんだかキリも良いので、一旦ここで終わりましょう!) -- 近衛ルイ@紅白パーカー 2023-05-13 (土) 05:16:45
      • (生まれながらに役目を負い、存在意義を確立されている者)
        (今は何もなくとも、前途には無限の自由と未来がある者)
        (互いに羨ましいと感じる。所詮はないものねだりなのか)
        そうだねー。神社とかお寺とか、退魔師とかって代々継いでいくってのが多いって聞くよ。
        後進の指導はひょーえもんがそうだね。なんか昔は有名な退魔師だったみたい。
        時々、街のほうに指導に行ってるし、学校にもひょーえもんのこと知ってる人がいてびっくりしたよ!
        (八厄弥栄との会話を思いだしながら、家業、神社の運営と退魔師指導を担う神主の話をした)
        (そしてルイが帰り際にアイサツをしたその人物、北守兵右衛門は)
        (ずんぐりむっくり体形でぼさぼさの髭を生やした好々爺然とした人物であった)
        「菫様のご学友か。これからも仲良くしてやってほしい」
        (兵右衛門はそう言って頭を下げた。ただ、人が良さそうなその笑みの奥に、鋭い眼光が潜んでいる事に)
        (果たしてルイは気付いただろうか…)
        (//了解いたした。そしておつかれさまでしたー!)
        -- 2023-05-13 (土) 17:27:06
  • (昼休みに声を掛けて)よっ・・んで結局、定期考査はどうだったんだ? -- かなえ 2023-05-12 (金) 20:50:40
    • (昼休み。中庭の木陰でぼそぼそと弁当を食べていると、声を掛けられた)
      (その声、ではなく含まれる単語に菫はビクッと震え、声の主であるかなえの方をギギギギ…と軋んだ動きで見る)
      て、てーきこーさは…しにもうした…(変な言葉遣い。光のない目で震えながらたどたどしく答える)
      (箸から摘まんでいた里芋の煮物がポロリと落ちた)
      -- 2023-05-12 (金) 20:55:11
      • うぉっと(ぽろっと零れ落ちた里いもを器用に素早く受け止めてもぐもぐ)はははっやっぱりなぁ
        (しゃがみ込んで視線を合わせ)ごめんなー・・もうちょっと気を使ってやれればよかったよ(慰めるようにうりうり撫でて)
        じゃぁ放課後は補習かー・・・終わったらなんか甘いモンでも食いにでも行くか?奢ってやるぞ? -- かなえ 2023-05-12 (金) 21:02:36
      • おお、すばやい…!ないすきゃっち!
        (里芋の煮物は、京都風と言うべきかとてもうすあじ。素材の味を大事にしたものだ)
        ううん、かなえせんぱいは何も悪くないよー。菫がもすこし頭よければよかったんだけど。
        (はへーと溜め息を吐いて)うん、夏休みはじまるまで毎日補修ー。ってほんと!?(目がかがやいた)
        あでも、寄り道したら怒られちゃう。ただでさえ、補修で遅くなるのに。
        -- 2023-05-12 (金) 21:09:46
      • へへへっすげーだろ(ぶいっ)うん・・いけるな、京都ーって感じだ・・・菫が作ったのか?
        後輩を気遣うのも先輩の仕事なんだよ。 夏休みまで毎日かー・・・そりゃしんどい
        怒られるかどうかは聞いてみねーとわからねぇな?お家の人にまで迷惑かける気はねーし。でもだからと言って息抜きもなしなんてキツすぎるぜ?
        ひょうえもんさんだっけ?帰りに友達とスタバに寄りたいって聞いてみればいいじゃねぇの、ダメって言ったらしょうがねぇ、休みの日にしよう -- かなえ 2023-05-12 (金) 21:35:22
      • (首を横にふる)ううん、作ったのはひょーえもん。菫はお料理だめなんだー。
        おー、そういうものなんだ!せんぱいは大変だ…。心配かけちゃってごめんね。
        (そう言ってあらためて芋を箸でつまむと今度は口へ。もぐもぐ)
        菫は帰ったらお仕事とか、修行とかあるからね。…すたば!?すたばってあの…なんか頭良さそうな人がお仕事するとこだよね…!?
        (スタバというものにだいぶ偏見がある様だ!)お休みの日…あ、土曜日ならなんとかなるかも。
        日曜日はだいたいお昼から夜まで病院だからだめだと思う。
        せんぱいは土曜とかでだいじょうぶ?
        -- 2023-05-12 (金) 21:42:12
      • そっかー、意外な特技かと思ったんだけどな・・・料理上手いなひょーえもん・・・年の功ってやつか?
        はんっお前も来年がんばるんだよ・・・いや、来年後輩にバカにされない為に今もだな(かかかと笑ってつっつく)
        (修行と聞けば「やっぱりか」と呟いて)赤点取るまいとすれば毎日勉強しないと追いつけない、でもそんな時間は取れなくてどんどん・・・って所か(ジレンマ・・・)
        (土曜日)うんっ問題はないぜ?それでいこう
        (じーっと顔を覗き込んで)・・・ちょっとは元気でたか? -- かなえ 2023-05-12 (金) 22:33:21
      • 何十年もどくしんなだけあるよね!せんぱいは料理できる?
        (そう尋ねるも、来年のことに話が及ぶとちょっと困った顔で微笑む)そうだね…。来年になったら、なれたら…(そして呟く)
        そうなんだよー。修行とかお仕事とかいろいろあるし、それで9時くらいにはだいたい疲れて寝ちゃうんだよ。
        そうすると勉強する時間とかないし!学校のみんなはどうしてるんだろう、もっと遅くまで起きてるんだよねきっと。
        (むむむと唸り、普通の高校生たちの時間の使い方を想像するも実態はわからなかった)
        うん!ひょーえもんに言ってみる!土曜日おでかけしていいか!
        (そう返した後ではたと気付く。補修続きで鬱々としていた気分も吹き飛んだ)
        うん!えへへ、ありがとうかなえせんぱい!これがせんぱいかぜって奴なんだね!
        (微妙に勘違いしながらも感謝した)
        -- 2023-05-12 (金) 22:41:30
      • カット野菜を使った野菜炒めを料理と言っていいのならできるぞ?(うんうん)
        (困ったような顔を見つめるとこちらは優しく微笑み)・・・なに落ち込んでんだよっ今から留年の心配かぁ?そうならないように頑張るんだろうが(うりうりーーっと撫でてやるぞ)
        ・・・そうだな、皆もっとうまくやりくりしてるんだ(おそらく、菫には小中学校からするべき積み重ねがない、だから余計に時間がかかるのだろうが・・・それを指摘した所でどうなるものでもない)
        あぁ!まぁ今週でなくてもいいや、最悪夏休みでも(補習続きで修行とやらが滞れば相応に時間も取りづらくなるだろうと踏んで)
        分かったらまた連絡してくれよ?・・・へへっそういうこと、後輩にはいい格好させてくれ(にひひっと嗤えばんじゃなーっと手を振って別れた) -- かなえ 2023-05-13 (土) 00:03:56
      • それってお鍋と火使ってるよね!…なら、お料理!(セーフ判定!)
        りゅーねん。りゅーねんって落第ってことだよね!?そ、その可能性もあるんだ…!
        (それには今気付かされた、という感じでガーン!うぬぬと唸りながら撫でられた)
        菫ももっとうまく時間を使わないとだ。お掃除しながら勉強するとか(無理目なことを考えはじめた)
        そっか、夏休みになったら補修もないし!秋になるまでずーっとお休みなんだよね!それはそれでちょっと寂しいけど…。
        (食べ終えた弁当の蓋をとじ)うん!ひょーえもんから許可でたら、LINEで連絡するね!
        (そう言って見送り、それから夏の空を仰ぐ)夏休み、それから秋になって、冬になって…。
        (その先のことは、わからなかった。もし先があるとしたら、それを喜ぶべきなのかどうかすらも)
        -- 2023-05-13 (土) 00:16:45
  • 🌼
  • 🌼
  • (京の都で大々的に行われる夏の祭り。その陰で――)
    (あまり人の訪れない、小さな神社で静かに、粛々と執り行われる祭りがある)
    (立浪神社の祭りもそんな人知れず行われる祭事、神事のひとつである)
    (その神事は朝から続いている)
    (神主である北守兵右衛門と、巫女である白依菫、そして人不足に際し手伝いに来た近隣の神職はまず身をきよめ)
    (降神の儀にて、社の神体に祭神をおろす)
    (よくある神社であればここで神輿を出し、神前にて力比べ等を行い吉凶を占うのであるが)
    (立浪神社の様なちいさな社においては、そこは省略される)
    (そして神へ酒と穀物。地元でとれた特産品などを供え…)
    (日の光が真上を過ぎた頃、ようやく菫の出番となった)
    -- 2023-05-15 (月) 20:59:12
    • (俳優と書いてわざおぎと読む。降りた神に舞や技芸を披露献上する、これもまた神事)
      (実際は祭りを見物に来た客に、神話や神社の縁起を伝えるための演目という意味合いが強いものだが)
      (見物客が来るアテもないこの神社においては、ただただ、神に献納するためのものとなる)
      (それを演じるのが菫だ)
      (普段の千早を羽織る巫女姿。それに煌びやかな金色の頭飾りを着け、片手に五十鈴、もう片方の手には短刀を握っている)
      (兵右衛門と手伝いの方々が、笙を、笛を、筝を、鼓を鳴らす)
      (雅やかな調べが鳴り響く中、菫は鈴を鳴らしながら舞う)
      -- 2023-05-15 (月) 21:06:31
      • (それは神話。この国の神々の行いを再現し、踊りとして表現したもの。すなわち神楽)
        (国産み、天の岩戸などのエピソードを再現するものが一般的ではあるが、立波神社での演目は、禊)
        (伊邪那美命恋しさに、常世、黄泉を訪れた伊邪那岐命――)
        (悍ましい亡者と化した伊邪那美命に恐れをなし、逃げ帰った伊邪那岐命は)
        (この国で最初に穢れを負った生者であり、その穢れを禊ぐため、清らかな湖にて身を洗う――)
        (その結果、天照大神、月読命、須佐之男命…いわゆる三貴神が生まれるわけだが…)
        (すなわちこの神々、伊邪那岐命が洗い落とした穢れから生じたわけである)
        (そんな、黄泉の、常世の、異界の穢れそのものであるかの様な存在が貴い神足り得るのだろうか)
        (その答えとして姿を現すのが、多津那美比売。この神社の祭神である)
        -- 2023-05-15 (月) 21:18:59
      • (五十鈴を鳴らし、ゆらり、ゆらり。寄せては返す波の様にゆっくりと、前に出ては後戻りする菫)
        (奇妙な舞。しかしこれも神話の再現だ)
        (それを行う菫には普段の表情はなく、能面でも着けているかの様に生気を感じられない)
        (そんな菫が朗々と歌う。生まれたばかりの神々の穢れ。その穢れを現世より流し去ってみせようと)
        (己は波の女神。いかなる穢れも、海の彼方へ押し流すものだと)
        (そして、そのために――)
        (菫は手にした短剣、その切っ先を自分の胸に向け)
        (恐れることも、ためらうこともなく、突き立てた)
        -- 2023-05-15 (月) 21:27:52
      • (勿論、本当に刺したわけではない。そういった舞であり、演技である)
        (己の命と引き換えに神々の穢れを祓い、禊ぎ、消し去る)
        (そんな神話――。歴史の中で失われていった、神話の一幕の再現である)
        (その演技と共に演奏も最高潮を迎え…)
        (多津那見比売のきよめの力…その波が拡がる様を表すかの様に、菫が両腕を大きく開いたところで)
        (つつがなく、神楽は終わったのだった)
        -- 2023-05-15 (月) 21:33:18
      • (その時にはもう、空が赤みを帯びはじめていた)
        (尤も、祭りはまだ続く。神を山に…神域に還す儀式があるのだ)
        (長いこと舞った菫はすでにへとへとであったが、もうすこし頑張らねばならないのであった…)
        -- 2023-05-15 (月) 21:36:56
    • (菫の演目をちょっと離れた所で見ていた・・・可愛く思っている後輩が頑張るのだから見に来なくては・・・そんな軽い気持ちで見学に来ていた・・・本当にただそれだけの、軽い気持ちだった筈だ)
      (単なる祭事だ伊邪那岐が伊邪那美から逃げて、その時についた穢れを落とした際に、多くの神々を生み出した・・・有名な物語)
      (そこから多津那美比売がどれほど重要な役割を担っていたかへ話が移り、この神社の成り立ちへと移っていくのだが・・・殆ど頭に入らなかった)
      っは・・・っは・・・(息があらぐ・・冷たい汗がぶわりと湧き出す・・・足元が揺らぎ、気を抜くと倒れてしまいそうで・・・自分でもなんでこんな気持ちになっているのか訳が分からない・・・)
      (こんなの知らない、二胡市かなえの記憶にはこの話に心を揺さぶられる要素は何一つない・・・それでも、自分の心の奥底から感情が吹き上がる、魂が・・・どうしようもなく震えている)
      ・・・・っ!!(悲しんでいるのか怒っているのか恨んでいるのかそれでも愛しているのか・・・もう自分でも訳が分からなくなり、気づけば石段を駆け下り逃げ出していた) -- かなえ 2023-05-15 (月) 22:19:40
  • 🌼
  • 🌼
  • ――31%か。4月から6月まで2ヶ月に比べ、随分と加速しているな?
    (暗い部屋の中で、老齢の男が問う) -- 2023-05-16 (火) 20:41:15
    • その通り。どうも直接接触の機会が増えているようで。
      まあ時間経過と共に交流は広まり、仲は深まる。そして浸食は加速する――
      これは予測の範疇、そうじゃろう?
      (答えるのは白い髪と髭をたくわえた、やはり老齢の男性)
      (二人は互いに睨み合う様にしながらも、どこか旧知の仲。そんな空気を漂わせている)
      -- 2023-05-16 (火) 20:45:39
      • 左様。しかし残り4カ月。浸食速度が増しすぎれば御役目に支障を来す事となろう。
        その場合の備えは怠るな。大御霊の撃滅、これこそが何より優先されるべきだという事を。
        (言葉とは裏腹に、問う男の口調に焦りはない)
        (男は知っているのだ。その場合の備えがある事を) -- 2023-05-16 (火) 20:49:03
      • 念のため――「次」を起こしておく。…それでいいじゃろう。
        大丈夫じゃ、計算では保つ。そして成果は上がっている。
        (白髪の男は少々憮然として答えた)
        この国と、友人らのために御役目を果たしなさるよ。
        (――と)
        -- 2023-05-16 (火) 20:57:09
  • 🌼
  • 🌼
  • (ロケーションろーるかと思ったか?6番指定だッ!) -- 8世 2023-05-17 (水) 23:57:07
    • 貴様達のおみくじのおかげで俺の社会的評判をどん底にしてくれてありがとうすごくおもしろかった!
      お礼参りの時間だオラァー!(中空にでっかい『!?』を出しながら白人男性のエントリーだ!) -- 8世 2023-05-17 (水) 23:58:45
      • (ざっざっざっ、と音を立て、竹箒で境内の掃除をする)
        (巫女としての日課。しかしどうせ人が来ない山中の神社であるので、その仕事はいい加減だ)
        (手の平の上に箒の柄を立て、何秒維持できるか…などして遊んでいると、そんな時に限って人がやってきた)
        あれ?キミは――ちっちゃいアメリカの人!…って、うわわわ(驚いたあまり、箒を取り落としてしまう)
        (遊んでいるところを見られ、バツが悪そうにてへへと笑いながら)
        おみくじ?あー祇園祭りの時のやつだね。なんかバットでぶたれてたけど、大丈夫だった?
        うん、おもしろかったねー。菫しってるよ!あれってヨコレンボっていうんだよね!
        -- 2023-05-18 (木) 00:06:40
      • スサノオーと刺し違える覚悟で乗り込んだらおみくじの売人がバランス取りしていた件について。なかなかやるじゃねえの……(まず箒を掌で直立させるの自体難しいからな!)
        おれはいぎりすのひとだし横恋慕どころかつばさパイセンとちゃんと話したのあの時がはじめてだかんな!?ほぼ初対面だったかんな!?
        だがしかーし!おもしろいひとときを提供していただいたのは確かなのでこうしてお礼参りにやってきたわけさ。……お礼参りってそういうのであってたよな?(おかげさまでうまくいきましたよーという報告を兼ねたお参り…的なやつ) -- 8世 2023-05-18 (木) 00:17:46
      • むふん、そうでしょ。この道えーと…半年だからね!(いばりながら落とした箒を拾い)
        て、うちの神様は素戔嗚命神じゃないよー。あれは八坂神社の神様!うちの神様は多津那美比売っていうの。
        おおーイギリス。聞いたことあるよイギリス!あの…うんと…なんかイギリスーン…(イギリス的なものが思いうかばなかった!)
        よかった。じゃあ今度は八坂神社にお参りいかないとだね。もちろん、うちにもお参りしていってもいいよ!
        なんならおみくじも!(しっかり営業をする)
        -- 2023-05-18 (木) 00:24:44
      • このみちみじけぇなぁ!?むしろ半年前は何してヒマ潰してたんだよ掃除中!?素振りか!?アバンストラッシュか!?(ダイ大は令和最新アニメだからよ…)
        えっ聞いたことない神様出てきた……お前んちの神様がスサノオーだと思ったから来たのに。祭神がたつなみひめだからたつなみじんじゃか……そのまんまだな!
        えーとなー、イギリスにはフィツシュアンドチップスとかまずいうなぎ料理とかあって……あ、シャーロックホームズとかいぎりすじんだぞ確か。つまり江戸川コナンも事実上いぎりすじん(いぎりす知識?ないよ!)
        おみくじかー……あの時のおみくじよりまともなやつ出てくるか?彼氏持ちを口説けとかとんでもねえ無茶振りしてこないやーつ(若干トラウマ気味だ!) -- 8世 2023-05-18 (木) 00:37:17
      • そうかなー。こんなの半年も続けられるのは菫くらいのものだよ?
        (つまらない遊びなのは自覚しているようだ。半年前はというツッコミには、ちょっと困った顔でう、うんと頷いた)
        うー、やっぱりうちの神様はまいなーなんだ…。じゃあ覚えていって、多津那美比売はねー。
        体を洗うとき、きれいにしれくれる女神様なんだよ!(雑な説明をして、すごいでしょといばる)
        さかなのちっぷす?まずいうなぎ…そしてコナンくんがイギリスじん…(イギリスのイメージがうなぎ食べてるコナン君になった!)
        引いてみればわかるとおもうよー!
        (そう言って社務所の方へと歩いていって手招きをする。そして差し出したおみくじは――)
        1回だけむりょーでサービスするね!
        -- 2023-05-18 (木) 00:46:03
      • そりゃ延々やってんならお前くらいのもんだろーけど、掃除中の間が空いたときなら誰でもやるし…おれだって10年選手だし…だよなやっぱやるよなアバンストラッシュ!あとブラッディースクライドも!(曖昧な返事は肯定と取ったようす)
        うん……うn?体を洗うときれいになるのはあたりまえのことでは?たつなみ様の加護があると素肌に顔が映り込むくらいぴっかぴかになんのか?(ご利益がぴんと来ないすぎる…)
        そう…魚のチップスとまずいうなぎ、そしてコナンだ……あと変な魚のパイもあるぞ(なんかこういうのと画像検索して見せながら。いぎりすイメージが加速するな!)
        オイオイオイ また出てきたわおみくじ。つーかこれやっぱお前んちのおみくじじゃねーかお礼参りココでよかったんじゃねーか!?
        しょーがねーなー、引けって言われたら引かざるを得ない過ぎる……タダだし!(そーれおみくじのじかんだー!)
        エドワード8世はおみくじを引いた!結果は―― 運勢:中吉 神託: みんなが寝静まった夜 自分を磨きあげる時だ コン・バトラーV! 願事:役希未が障害となる 商売:特技を仕事にするべし 学問:役希未と共に励め 争事:役希未に教えを乞え 縁談:役希未の元へ赴け そして「役希未は私の母になってくれたかもしれない女だ」と伝え縁を深めよ

        ……お前んちのおみくじこんなんばっかかよ!?(また誤解を招く表現じゃねーか!!) -- 8世 2023-05-18 (木) 01:02:58
      • おー、きみもするんだけ箒バランス…って、そっちなんだ!?
        (おみくじは祇園の時とまったく同じものだ。それもそのはず)これね、八坂神社であまったのもらったんだよ。うちみたいなちっちゃな神社は、こういう印刷のおみくじは作れないからねー(お高いから、と付け加える)
        2回目からは1回200円だよー(しかもお高くなっている)
        (どれどれ?と結果を除き)おー、こんどは役さん推しだね!ちゃんと伝えるんだよー。
        んで、それ以外だと特技を仕事に…だって。8世くんの特技って何かな?
        (//というとこで明日はやいので文通スイッチON!させていただきます)
        -- 2023-05-18 (木) 01:10:38
      • 『箒バランス』もやる…『アバンストラッシュ』もやる…両方やらなくっちゃあヒマなのが『掃除』のつらいところだ……飽きるもんなさかさかしてるだけだと
        い、印刷にしては内容がうちの生徒のこと狙い撃ちしすぎてねーかこれ!?コレも神通力とかなんかそういうのなワケ!?(つばさとかキミとか学外の人置いてけぼりすぎんだろ!)
        いやいいよ、なんだかんだであのときも面白い結果になったし、今回もたぶん面白くなんだろ(面白いはすべてに優先される…ッ!)
        でもこれおキミに言ったらややこしくなりそうだなぁ……まぁ面白いから絶対やるけど(くもりなきひとみ)
        ん、特技?特技っつーかまぁ……\ぼわっ/(無造作に差し出した手の中に火の玉が!)
        ミキグラ先生の授業のときにもちょっと言ってたろ?俺こーゆー異能なんだよ。こーやって火ぃ起こしたりコレで空飛べたりすんの(そう!エドワードは発火能力者なのだ!)
        (//ごめんなー明日も今日くらいから再開しちまうから時間帯的に難しかったら言ってくれなおやすみー) -- 8世 2023-05-18 (木) 01:21:41
      • そっかー。でも毎日お掃除してるなんて偉い!8世くん家はどんなとこなの?
        (箒を持って掃除してる姿がイマイチ似合わない8世。あるいはすごい庭とかあるのかも、と想像した)
        ふふふ、すごいよねおみくじ。神様の意志か、はたまた予知能力者が作ってるのか!
        (そもそも神社のおみくじというのは、専門の会社が製造している。しかもシェアの7割ほどを占める大手があったりするのだ!)
        (きっとその製造過程に異能がまぎれこんでいるのだろうと、菫は推測した)
        おもしろさを求めておみくじ引くのもどうかと思うけど…。
        そっか、お母さんになってくれるといいね役さん。
        (そっと目を逸らす。きっとまた悲惨なケツ末が待っているのだろう)
        そっか!現代まほー授業のとき言ってたね。いいなあ、カッコいい…!
        (異能、しかも炎使いともなれば花形だ。その素質がまったくない菫にはとてもうらやましい!)
        空も飛べるの!?あ、ガンダムみたいにしゅごーって?
        (スラスターから炎を噴射して推進する様を想像した)
        (//むしろ最近早寝ですまない…!)
        -- 2023-05-18 (木) 18:22:00
      • うちかー?うちはラーメン屋だよ、らめーん。家出る前に店内と店先を掃くのがノルマで……アバンストラッシュが捗る。おれのアバンストラッシュのキレはスゴイんだぞふふふ
        予知能力者が作ってんならこれくらい個人名がびったしなのも納得だなあ…いや、それこそ神様が業者に作らせてんのか…?つまりこれはマジもんの神のお告げ……やだ実行しなきゃ
        (しらそん……大手おみくじ業者儲かってそうだなぁそれ!)
        普通のおみくじならともかく、今回のこれは面白さ最優先以外ありえんし…なんだよ合体したいだの母になれだの…スサノオーいい加減にしろよ…(起こったあいつ怖そうだなあ…キレられないかな大丈夫かな…)
        ふははははカッコよかろー(ばぼわー)でも実際問題こんな力があっても生きていく上でなんの役にも立たん!(立たん!)
        空だって飛べることは飛べるけど歩いて移動したほうが疲れないしな……すげえ疲れんだよ飛ぶの。どっちかっていうと……鉄腕アトムって知ってる?あの古いマンガ。
        あいつみたいにこー、足のあたりからジェットっぽい噴射で飛ぶ感じ…肩とか背中からバーニア吹かしたりとかではないんだ…(俺だってそういうかっこいいのがよかった) -- 8世 2023-05-18 (木) 23:34:30
      • ラーメン!!(目が輝いた)ラーメンってあの、いいにおいがして、うどんじゃないやつ…!?
        そっか、お店の前とかお掃除してるんだね。では見せてもらおうか、その技を(ほいっと竹箒を差し出す)
        あはは、誰がどう作ってるのかまではしらないけどねー。いっこいっこ違う内容になってるのとかすごいと思う。
        (神社でよそのとは言え、神を罵る姿には流石に眉をひそめるが、まあおみくじの内容がアレなので咎めはしない)
        そ、そうなの?でもほら、お風呂わかすとき火つけたりできるよ?(言って社務所の裏側を指さす。そこには薪が積まれている)
        それに、退魔師とかになればその炎で大活躍できると思う!アトムはしってるー。読んだことはないけど。
        んでも足からしゅごーでもカッコいいと思うよ!
        -- 2023-05-18 (木) 23:42:34
      • そうだな…うどんもいいにおいするけどうどんとは一味違うな…(ラーメンを「りろんはしってる」的な理解するやつはじめて見た)やっぱ家付きの巫女なんてやってると食生活も純和風になんのか?
        えっ(えっ) そ、そりゃーこんなふーにさっさかさーと……(ざっざっ。特に面白みもなくふっつーに境内を掃いてー)
        そしておもむろにアバンストラッシュ!!\ばっさー/(掃き清められた境内をストラッシュの風圧が走り抜ける!これは…爽快感…!)
        おっとそんな顔すんな白依、神は崇めるだけの存在じゃあないぜ?意に沿わない託宣してきたら文句を言う権利が人間にはある!おまえらがいい暮らしできてんの誰のおかげだと思ってんだ!ってな!(ふふーん。なんという人間側の理屈だ!)
        ん、薪着火ファイヤーくらいはできるけど別にライターでも同じことできるしなぁ…結局「こんな能力持って生まれた意味」ってないんだよなー、こうやって話のタネになるくらいで
        退魔師かー、稼げるならそれも悪くねーかもなー……(なんて考え込みながら、考える人のポーズ取ってずごごごごとフロギストン噴射で中空に浮かぶ。すげえ!飛んだぞ!)
        ふははははすごいだろかっこいいだろー!高い棚のモノ取ろうとして屋内でやると確実に火事になるぞー!(ほんと絶妙に使い所がない能力なのだ!) -- 8世 2023-05-18 (木) 23:56:54
      • ラーメン、いちど食べてみたいなあ…(ぼやく様につぶやくも、いけないいけないと首を振る)
        うん、だいたい和風。しょうゆあじかみそあじ。どうぶつ性のものは基本だめだからねえ。
        おお、お掃除の途中でとうとつにするんだね!?(ぱちぱちと拍手。かしわでではない拍手)
        あはは、それはそうなんだけどねー。逆もまたしかり?てやつだよ。
        (神や悪魔が実在するのなら、その加護や権能もまた本物だ。菫はそれをよく知っている)
        能力の意味…かあ。普通はわからないんだよね、そういうの?(わからないがわからないという顔)
        でもそれって、自分が使いたいことに使えるってことだよね。
        8世くんは、将来はラーメン屋さんになるの?それとも…ってとんだー!!うわ、すごい!!
        (へんてこポーズで器用にホバリングする様をキラキラした目で見上げ、下からぶんぶんと手をふる)
        うん、かっこいい!かっこいいんだから、いつかきっと役に立つときがくるよ。
        -- 2023-05-19 (金) 00:06:57
      • しょーゆあじもみそあじもウチにはあるけど……うん、なまぐさがだめなららめーんはだめだな……(かなしあじ。ラーメンのうまあじは動物のうまあじだからよ…)
        そうとも掃除で膿んだ気持ちを箒に乗せて思い切り振り切る!やってらんねーめんどくせーという思いを載せて!これね!!
        逆もまた然り……ふむ。確かに神にヘソ曲げられてもそれはそれで困る……まあエドワードくんは捧げ持つだけの立場はシャクなのでてめーらも見合った働きをしろ!と訴える立場であります!(キリッ。こいつ不心得者なんだ!)
        わからんなー、なんで生まれつきこんなことできるのかさっぱりわからん。もちろん俺の心のままに力を振るえはするが…悪事に使おうものなら退魔師やらなにやらがダースで飛んでくるしな(当然だね!)
        だからまー、こうやってお前を面白がらせるくらいの役にしか立たねーんだ。いみねーな異能!
        あはは、そんじゃ白依が怪異に襲われた時にはこーやって飛んできてわるい怪異焼いてやんよその時はヒーローとしておれを讃えろよな!
        (そんな話をしつつ、とりあえずここんちにもお礼参りはしておこうということになり…境内の賽銭箱に二礼二拍一礼していった。菫に作法を習いながら!) -- 8世 2023-05-19 (金) 00:18:37
      • そっか、しょうゆラーメンとかみそラーメンってあるんだよね。ラーメンあじがわからない…(むむむと唸る)
        なるほどー…今度やってみる!アバンストラッシュ!
        (まったくもうと困った顔をして)イギリスは神様いないのかな?…あ、イギリスはアメリカみたいのだから、キリスト教か(なるほどと納得した)
        んー、ひょーえもんが言うには異能は異界の力で、異界のものの血がどんだけ濃いかで出たり出なかったりするんだって。
        (謎の人物の名を出して、その人の言葉を説く。異界由来説、怪異や異能は本欄この世のものではないという話を)
        うん、菫はよろこんだし、うらやましかったからね。
        人を喜ばせることが出来る…つまり、ちゃんと意味はあるんだよ異能。
        おー、それはすごくかっこいいかも!でも、悪い怪異をやっつけるのは菫の役目だけどね!(フンスと息巻いた)
        (参拝の作法は普通の神社と同じだ。はたして8世を何を思い神を拝んだのだろう)
        (ただ、せっかくの力だ。それが誰かのために振るわれる時がくればいいなと思う菫であった)
        -- 2023-05-19 (金) 00:36:57
  • 🌼
  • 🌼
  • ――最新の検診結果を見た。そろそろ限界の様だな?
    (暗い部屋に重く男の声が響く。京都御所に設えられた、密談のための部屋に)
    カウンセリングによれば、御役目様の決意は強まっている。
    これ以上、一般社会に関わらせる必要はあるまい。 -- 2023-05-22 (月) 19:52:46
    • (男の言葉に、宮司姿の老人はぐむむと唸る)
      たしかに…。しかし御役目様は今の環境を気に入られておる。
      せめてあとひと月、修学旅行の前までこのままというわけにはいかんか…?
      (老人は許しを乞うかの様にたずねた)
      (それが、計画への妨げとなる可能性がある事を分かっていながらに)
      -- 2023-05-22 (月) 19:56:57
      • ……これ以上の穢れは、御役目の遂行に差し障るぞ。
        希少遺伝子捜索、複製、幼体固定、教育――
        敗戦以降、あれを得るためにどれだけの金と人を費やしてきたか、知っているだろう。
        それとも情でも移したか、北守よ。
        (半ば確認する様に、そして半ば冗談めかして男は言う。まさかそんな事はないだろう、と) -- 2023-05-22 (月) 20:07:47
      • (北守と呼ばれた老人は、しかし男の予想とは異なる言葉を返す)
        …御役目の時までふた月。禊と物忌みをもってすれば、1割ほどは…恐らく…。
        (冗談ではなく。老人はそのまま妥協案をと願う)
        (その様を見た声だけの男は、ふむ…と唸り、闇の中でしばし考えを巡らせた)
        -- 2023-05-22 (月) 20:11:33
      • まあよい。ならば2号はもう一ヶ月の現状維持…
        その結果、レッドゾーンに突入した場合直ちに処分、御役目には3号をもって当たるものとする。
        ――以上だ。
        (冷徹な声。下された命には僅かな譲渡と、その結果起こり得る最悪の結果がと共に含まれていた)
        (それを聞いた老人はしばし、その場に立ちつくしていたのだった) -- 2023-05-22 (月) 20:14:06
  • 🌼
  • (ロケーション6。片手に包みを持ち)
    (立浪神社の参道をゆっくりと登ってくる影がある)
    (境内で掃除をしている姿を認めれば、やあ、と手を振った) -- 2023-05-22 (月) 21:05:04
    • (山道からはずれ、森の中の細道を2kmほど歩けばやがて見えてくる古さが古いボロ神社)
      (鳥居から続く石段を登り、ようやく立浪神社の境内に辿り着いた樒の目に飛び込んでくるのは白と朱の巫女装束を纏う菫――)
      ぎゅいんぎゅいんぎゅいいーん!べべべべぎゅいーん!
      (――が竹箒を両手で抱え、恐らくはギターの真似事をしている姿だ)
      (そこに声を掛けられれば)ぬあ…!?あ、あー…し、しきみんせんぱい!?ち、違うのこれはその…。
      (赤かくなって箒を背に隠すも、先端が見えている)…お、お掃除の前のなんかほら、景気づけ?(えへへと照れた笑みをうかべる)
      -- 2023-05-22 (月) 21:14:04
      • まあ、景気はつくかもしれないね。 ギター。弾いてみたい?
        (微笑ましいその様子はしっかりと目にしていた。保護者のような顔でくすりと笑って)
        これ、約束のしきみんぱんつね。
        (※包みの中身は新品未使用のボクサーパンツを包装を剥がして一度洗濯したもの)
        (返品不能である点でまぎれもなくしきみんパンツだということで神様にはご納得いただきたい)
        (使用済みをいたいけな女子にお渡しするのはあまりにも変態的すぎて心が折れたのだった———) -- 2023-05-22 (月) 21:20:40
      • うん!文化祭の舞台で弾いてる人見てね、かっこよかった!
        (ちょっと興奮した面持ちでうんうんと頷く。パンツを出されると)
        うわー!ほんとに持ってきてくれたんだ!?わざわざありがとー!
        (ぺこぺこと頭を下げる。それから社務所のほうを指さして)よってって!お菓子あるから!
        (そのまま帰らせるわけにはいかないと、せめてものおもてなしをしようと誘う)
        -- 2023-05-22 (月) 21:27:35
      • ギターはかっこいいからな……。しきみんもカッコいいからで練習しました。(本音)
        まあ、渡すと約束した以上はね。
        はちゃめちゃすぎて神意が心配になるけれども、本物であったなら従っておくべきだろう。
        (今だに不可解ではあったが、見た限り本物の神籤であったので)
        持ってきたことに関しては気にしなくていいよ。ぶっちゃけ学校でやりとりするのが恥ずかしかっただけだしね。
        でもまあ、お茶くらいはいただいていこうかな。正直、山道が大変だった。(と、社務所の方へおじゃましますと) -- 2023-05-22 (月) 21:33:17
      • そうだよね!やっぱりカッコいい楽器がいいなあ。笛とか琴とかびみょーだよね…。
        (ぐむむと唸りながら、社務所の中の待機室へ樒を案内する。見た目は8畳ほどの昭和っぽい和室の居間だ)
        今お茶いれるー!あ、パンツはあとで八坂神社にもってって奉納するね!
        (そう告げて一度台所へ姿を消す。居間にあるのは箪笥等のほかは今時ブラウン管のテレビくらいだ)
        (ややあって、お盆の上にほうじ茶とお茶請けの菓子を載せてもどってくる)
        おつかれさまー。せめて道が舗装されてたらいいんだけど、じゅよー?がないってひょーえもんが言ってた!
        -- 2023-05-22 (月) 21:45:19
      • そう?何事もTPOだぜ。神事で厳かに吹かれてるところとかカッコいいと思うけどな。
        ギターかき鳴らされても神様も困るじゃない??
        (奉納するんだ…って顔しながら、ブラウン管のテレビにすげえ!ってなってる)
        ちょっと調べたけど神宮なんだってね、ここ。
        とはいえ、これだけアクセスが悪いといつぞやのパワースポットブームもどこ吹く風か。
        あっかわいいお菓子。インスタにあげていい??(むしろやっているのか。) -- 2023-05-22 (月) 21:56:32
      • ギターでお神楽とかもかっこいいと思う!にゅーうぇーぶ!(頭の固い人が聞いたらキレそうな発想をした)
        じんぐう。あ、神宮か!そうそう、なんかそんな格だって聞いたことあるよ。
        詳しいねーしきみん。この神社なんてしってる人のほうが少ないのに。
        (京都だけで800社を超える神社。立浪神社はすっかりその底辺に埋もれている。あるいは意図的に)
        名月うさぎっていうの!ほら、そろそろ十五夜でしょ?お月見用にって買ってあったの。
        (言いながら天を指さす。2023年の中秋の名月は9月29日。この週の金曜である)
        インスタ…!なんか有名なやつだ。すごい、しきみんせんぱいインスタの人なんだ…!
        -- 2023-05-22 (月) 22:04:25
      • 神様、お気に召すかなあ……?ここ、何の神様だっけ。
        実はちょっと調べた。あまりにも聞いたことがなさすぎて、逆に気になって。
        (というのは方便である。調べたのは菫の死期見をしたからだ)
        (どうにも臭かった。そのような社格であるのに埋もれていて、しかし決して消えてはいない。いかにも人為的な操作の気配がする)
        ざっくりいうと、Instagramはみんな使えるんだよ。俺は中の人じゃないです。
        (かしゃーっと撮ったが電波があやしい)
        お月見か、もうそんな季節なんだな。 -- 2023-05-22 (月) 22:24:21
      • ここの神様は多津那美比売っていうんだよ。穢れをざばーって洗い流す波の女神様なの。
        あでも、パンツを納めるのは八坂神社!祇園祭りのとこね(そこで引いたおみくじだから、と付け加え)
        うう、やっぱり超まいなー神社なんだ。しってたけど。参拝の人ぜんぜんこないし(へにゃりと萎れた)
        (菫に漂う死の気配は消えてはいない。むしろ、別のルートとでも言うべきか、新たな死の兆候すら増えている!)
        うう、菫のスマホはインスタもツイッターも使えないんだよー(機能制限されたキッズスマホ!)
        うん、もうすっかり秋。涼しくなったよねー。このまま秋がすぎて、冬が来て……(その先はわからない。言葉を止めた)
        さ、たべよー!このうさぎね、中にあまーい密がいっぱいはいってるの!
        (名月うさぎは糖蜜入りのボンボンなのである)
        -- 2023-05-22 (月) 22:35:24
      • そうそれだ。多津那美比売。
        …あんまり目立たない、聞かない神様だね。古事記にいた?
        (パンツ云々が八坂神社の神託であれば、素戔嗚尊の御心はいかばかりか。妙な方法だが、縁を結びつけたのは彼だと言っていい)
        (彼女を霊視すれば莫大な浄化の力が見える。この力を何かしら用いた結果が、あの幻像だとすれば)
        (この、俗世の穢れで濁りはじめている彼女が、不適になった未来が、分岐の先か)
        (いずれにせよ待つのは死)
        (行き詰まっている、と感じる)
        (俺の手に負えるのか?という考えが拭えない)
        (だが、諦めるにはまだ早い。まだ自分が納得できない。だから)
        春が来るよ。必ず、そういうものだ。
        (そう信じたい。それだけ言って)
        (甘いお菓子を食べて、束の間の和やかな時間を過ごして行ったという) -- 2023-05-22 (月) 22:49:15
      • 古い古事記にいる。あたらしめの古事記にはいないの。しかも出番はちょっぴりなんだよ。
        (もっとも、1シーンにちょろっと出てくる神というのも多いものだが)
        (じ…と自分を見詰める樒の視線。どうしていいかわからず緊張した面持ちでライダーの変身ポーズをとってみる菫)
        (しかし春が来ると言われれば、ぱっと笑顔の花が咲いた)そっか!そうだよね。春がきたらまた桜が咲いて、2年生にな…なって…。
        (ちょっとどもったのは成績への自信のなさからだ)
        (そんな感じで歓談の時をすごし、帰る樒を鳥居まで出て送ったのだった)
        (なお――)
        (後日、しきみんパンツはマジで八坂神社に奉納されたという…)
        -- 2023-05-22 (月) 22:59:37
  • (一年一組の教室、授業が終わり放課後となり、ざわざわとざわめく教室で、とことこと彼女と似た白い髪の少女が歩いてくる)
    やーやー、補習は滅べ(挨拶)一言相談来てくれてありがと、そっちもお化け屋敷で活躍してたみたいじゃない?(などと微笑み言って)
    ………で、ちなみにさ、前に祭りであなたがやってたおみくじの発案者って知ってる?ちょっと小一時間説法してみたいんだけど(微笑んでるままだが…目が若干笑ってない) -- キミ 2023-05-22 (月) 21:34:08
    • (ざわ…ざわ…する1−1の教室。浮足立った空気なのは修学旅行が近いせいだろうか)
      (長い白髪の女子はどういうわけかこのクラスには3人ほどいるが、その内の1人が声をかければ)
      いーまにみていろテストも補習もぜんめつっだー!(もう1人の白髪は元気にアイサツを返した)
      えへへ、文化祭がずっと続くといいのになーって思ったのは本当だよ。
      (おみくじの事を聞かれると、ふむ?と首を傾げ)八坂神社のおみくじ?発案者はわかんないけど、男子道って会社が作ってるおみくじだよ。
      あー…そっか!8世くんのお母さんになったんだね!
      (菫の家=立浪神社で8世が引いたおみくじ、その内容を思いだしてあはははと笑う)
      -- 2023-05-22 (月) 21:51:04
      • ついでに大学入試も倒しちゃわない?まぁ、私は多分受けないけど、さ(やたらと元気の良い挨拶にくすくす笑いつつ)
        あ、それは私も思った。食べ物系の屋台全部制覇するつもりだったのにさ、半分くらいしか回れなくてさー。一日が72時間あれば良かったのにって。
        (肩をすくめる。どちらかというと量の問題では、と思ったならば正解。割と出店の数は多かった。そんな白頭が会社の名前を聞けば、にやり、と笑みを浮かべ)
        …よっし、あとでクレームいれてやる…!(決意の目)……そう!それだよそれ!エドくんがなんかいきなり変なこと言ってさ!いつも割と変なこと言ってるから、
        本気で私をお母さんにするつもりなのか真剣に考えちゃってさ!…待って!でも母にはなってないからね!!なってないよマジで!(大事なことなので) -- キミ 2023-05-22 (月) 22:00:54
      • 大学…。そうだね、菫もきっといけない…(二重の意味で。へにゃんと机に突っ伏す)
        うん、お化け屋敷が忙しかったし、メイド喫茶とかいけなかったよー。
        (むむぅと唸る。しかしピザが食べられただけでも御の字と思い直し、顔をそちらに向ける)
        (なお男子道社は全国神社のおみくじの7割を製造している、すごい会社であり男子の夢をおみくじに盛り込む癖がある!)
        あー、8世くんだもんねー(納得した)
        んー別になってもいいと思うよ!お母さんって何するのか、よくわかんないけど(アッサリと言って笑った)
        -- 2023-05-22 (月) 22:09:24
      • あなたも成績悪いみたいだしね…(彼女と同じような感じでぐにょんと肩を落とす)…で、でも!私は家を継ぐから受けないだけだから!
        私らまだ一年生なんだし!これから勉強してインテリになっちゃえばいいんだよ!(ぐっと拳作る。なんか無理そう)
        私もメイド喫茶は生きたかった…絶対可愛いこと間違いないし…その意味ではあなたの衣装も可愛かった、って噂に聞いたけどさ。
        (即座に納得される8世パワーにあの子それでいいんだろうか…とか思ったが、まあそれはそれとして)……ダメじゃないかな!?(力強く)
        ど、どーゆー意味合いでのお母さんかにもよるけどさー。ふつーの意味でのお母さんだって、そんな簡単になるもんじゃないし、なっちゃいけないと思うよー。
        ほら、あなたのお母さんだって…そんなよく知らない何処かの誰かだったり、しないでしょ?(少し物言いに不思議になりつつも、ごく一般的な認識を述べ) -- キミ 2023-05-22 (月) 22:18:54
      • おおー、役さんは家業があるんだね。ていうかすでに退魔師してるんだよね。
        (菫もまた免許を持つ退魔師。超有名な役姓も含めて家を継ぐというのは納得がいく)
        そっか、役さんも最初から決まってるんだねー。ほんと人それぞれだ(そのままよく分からない事を言い、頷いた)
        菫はオバリヨンになったんだよー!背中にべとーってくっつくオバケ!
        (身を起こしてふむぅ?と唸る)お母さんもいろいろいるんだ…?うんと、8世くんはアメリカだから、なんかアメリカーンなお母さんでいいと思う!
        (テキトー言ったあと)菫はお母さんいないから、全然わかんないや!(てへへと笑って舌を出す)
        -- 2023-05-22 (月) 22:28:07
      • うん、退魔の方は中学の頃から本格的にね。あなたは免許持ってるんだっけ。…そゆ意味じゃ勉強がそんだけ苦手で免許持ってるのも不思議だけど。
        実技とか実績とか、そっち方面が凄いのかな?なら分からなくはないけどー(彼女の呟きには、はてな?という顔して)
        まあ、うちは分家とかが継ぐ可能性もあるから、絶対に私が、って訳じゃないけど…まあ、人それぞれではあるよね。でもその口ぶりだと、神社はあなたが継ぐって決まってるの?
        (などと問いつつ、オバリヨン…と聞いて、あれかぁ!って顔する)私知ってるの悪魔とか一杯出てくるゲームでだけど…絶妙に良いとこ突いたね!可愛いだけでもなく、ちょっと怖さもあり、みたいな!
        (そうしてまたはてな?が浮かぶ)…そりゃ、人の数だけお母さんはいるしね。むしろ決まったお母さんなんて居ないし…(あとエドくんはイギリスね、イギリス、と一応言っておき)
        ……あー、うん。そっか(母が、いない。その言葉に納得してしまい、少しだけ言葉が途切れるが)……まあ!それなら分かんなくても仕方ないよねー!あはは!
        (こちらも出来てしまった間を吹くように笑う。こんな風に笑う彼女に憐憫を向けるのは、違うと思ったから) -- キミ 2023-05-22 (月) 22:57:05
      • うん、菫は本年度からの免許だから、役さんが退魔師の先輩だね!
        (勉強がそれだけ苦手、という言葉にうっと呻く)す、菫はその…特別にもらった感じなんだよー。特別のお役目があるからね(ちょっとバツが悪そうに言う)
        ううん、菫には菫のお役目があるから神社はひょーえもん…今の神主さんが続けていくと思う。
        そうそう、そのオバリヨン!見た目とかはそのゲームの画像を参考にしてつくったんだよー…クラスの人が(自作ではなかった!)
        オバリヨンになったのは、オバケくじの結果だけどねー。でもおんぶするの面白かった!
        (目をきらきらさせる。誰かとああして体を使って遊ぶ、というのも初めての経験だったのだ)
        (あっそうだ。アメリカじゃないイギリス、と頷く)
        まあとにかく、8世くんのことはしかたないんだよ。おみくじは神様の託宣だからね。
        無効にもできるけど、そうしなかった8世くんはえらいと思うよ。
        8世くんとしてもきっと、お母さんよりは恋人になってほしいんじゃないかなー?
        (どっちかと言えば、程度の話だがそうは言わなかった!)
        (母親に関しては失ったのではなく、存在しない。なのでそれが悲しいかどうかもわからず)
        (なんとなくいっしょに笑うのだった)
        -- 2023-05-22 (月) 23:12:13
      • えっ、そうなの!?特別に、かー…それってすごくない!?(目をキラキラさせる。何せ、業務内容が業務内容だ、杓子定規に適用しているだけではままならないのだろうと納得し)
        本来なら狭き門を潜って、きびしー試練をこなして、辿り着くそこへひとっとび!あなたのお役目って凄いんだね!(と勝手に盛り上がり)
        あ、神主さんがちゃんと居るんだ。なら菫は安心してお役目に励めるね。……まあそんな特別なのだと、大変そうだけど(頑張って、と苦笑して)
        そうなの!?やりおる…クラスの人…(ごくり)聞いた話じゃ全身タイプのコスプレって聞いたけど…そりゃあマヒナじゃないし普通は自分じゃ作れないよね!(もちろんミーも。って顔)
        こっ!?こここここ!?(ニワトリかな?)い、いやぁ!そんなことないって!!エドくんもいい友達で居たいって言ってたし!マイフレンドって!そ、そんな私なんて!!
        (ほんのり赤くなってぱたぱた手を伸ばして振る。概ねプールでクロールしてる人みたいになってる。その手に免疫がないの丸わかりだ)
        …と、ともかくっ。こ、恋人ってのも大事だけど、お母さんってのもめっちゃ大事だから、軽々しく決めたりなったりするものじゃないってのだけは…分かって!
        (恥ずかしいのを隠すようにそれだけ力いっぱい言って…)あと、神様にもそれ言っといて!(などと付け加え、教室を出ていくのだった) -- キミ 2023-05-22 (月) 23:28:14
      • すごい!?すごいよね!(ほめられて、よかったー!と安心する。試験をパスしてない事に負い目を感じていたのだ)
        うう、そう言われるとちゃんとした人にもうしわけないんだけど、でも免許がないとなんかふつごーあるんだって。
        (伝聞形で言う。すなわち、どんな不都合が生じるのかは菫にもわかっていないのだ)
        うん、頑張る。ちゃんとみんなを守るからね(それでも自分の使命は分かっている、とばかりに大きく頷いた)
        まっひーのゾンビはすごかったみたいだね!あちこちで怖いって噂になってたよ。
        ってそっかー。誰が誰を好きとか、ぜんぜんわかんないなあ。高校だったらそういうのもいっぱいあると思ったのに!(ちょっと不満げ)
        わかった!しっかり縁を深めてから、いいお母さんになってね!
        神様に言ったら、なんて答えるのかな。うちは縁結びの神様じゃないしねー(うーん?と首を傾げつつ見送るのでした)
        -- 2023-05-22 (月) 23:42:25
  • 🌼
  • 🌼
  • (一瞬コメントページ閉じたのかとびっくりしたの巻!)
    (顔を見ないと思ったら入院したとかなんとか聞いて)見舞いしたいんですけど…何処の病院かとか、分からないんすか?(教師に聞き込みを図ってみたり) -- かなえ 2023-05-24 (水) 22:50:09
    • ほんなこと先生に聞かれてもなあ、ご家族とかでないとようわからんわ。
      まあほれ、ちっちゃい子やからなあ。はしかにでもかかったんとちゃうんかな?
      (怪しい関西弁で答える一般モブ教師。嘘をついている感じではない)
      (裏を返せば、教師にも具体的な事は知らされていないという事だ)
      -- 2023-05-24 (水) 22:54:53
      • ・・・そっすか(埒が明かないと感じた)
        (仕方がないので休日を利用して彼女の住む神社に訪れる事にした…何かわかるかもしれないから)
        (石段を登って立浪神宮の鳥居をくぐる)・・・うん?(鳥居の文字を読む・・・確かに神社ではなく神宮とある・・・神宮と言ったらもっと大きな物を想像するがと疑問に思うも)どうでもいいか
        (今その事は重要じゃないと社務所の方へ足を運んでみる) -- かなえ 2023-05-24 (水) 23:10:06
      • (10月上旬の土曜日。かなえは立浪神社を訪れた)
        (相変わらず人の通う道とは思えぬ道を抜け、古い石の鳥居をくぐり石段を登れば、やはり相変わらずのボロ神社)
        (参拝客の気配もなく、もちろん菫が1人で遊んでいるわけでもない)
        (そんな静寂の中をかなえが社務所へと歩き、中を除こうとしたところで)
        おや、こんなところにお客さんとは珍しい。お守りかな?それともおみくじでも引きなさるか?
        (後ろから声がかかる。老齢の男性のすこし陽気なしかし落ち着いた声)
        (声の主は、神主姿の老人。白髪と白い髭をたくわえた恰幅の良い男だ)
        -- 2023-05-24 (水) 23:19:00
      • ・・・っと・・・(菫は入院しているのだから、会えるはずはないとは思っていた・・・それでもそこに菫以外の人がいるのはやはり驚きが勝って)
        (目的がある以上、ここでトラブルは起こしたくなかった)こんにちはっす(ぺこりと会釈して神主と思しき人に歩み寄る)
        アタシは、二胡市かなえって言います、菫…さんが入院したって聞いてその・・・見舞いとかしたいって思ってるんすけど…場所が分からなくて
        (そこまで言って、菫から聞いていた神主と言ったらと思い出し)ひょっとして・・・「ひょーえもん」さんですか? -- かなえ 2023-05-24 (水) 23:30:41
      • はい、こんにちは。君は――
        (自分の髭をいじりながら、神主らしき老人はかなえの姿をじろりと見る、しかし名を聞けば)
        ああ、かなえせんぱいさん、だね。菫様から話はよく聞いておるよ。よく世話になっているようだ。
        (会釈を返す老神主)左様。ワシは北守兵右衛門。この社を預かっておる者じゃ。
        菫様を心配して来てくれたんじゃな。あれは仕事でケガをしてのう。しばらくは入院生活じゃ。
        もっとも命に別状はない。来月には戻ってこれるじゃろう。
        (大丈夫じゃよ、と兵右衛門は重ねて付け加える)
        -- 兵右衛門 2023-05-24 (水) 23:40:13
      • 菫「様」・・・?(一瞬眉をひそめる・・・だがその後に入った話には驚いて)怪我ぁっ!?(「アンタ保護者だろ何やってた?」とかなんかもう色々言いたい!って感じにもどかし気にするも・・・堪えて脱力)
        ・・・数週間入院ってただ事じゃないぜ・・仕事って巫女じゃないんすか?一体何が・・・・・・その、顔が見たいんすけど・・・面会は難しそうですか?(しょんぼりしてる) -- かなえ 2023-05-25 (木) 00:10:16
      • 菫様はここの巫女でもあるが、同時に国家認定の退魔師でもある。
        じゃからのう。傷を負うこともあるというわけじゃ。
        (何を言いたいのか察してか、兵右衛門はきっぱりと言う)
        (怪異退治とは即ち殺し合いだ。本来、無傷で済む方が稀なのだから)
        (面会と聞くと、ふむぅと唸る)そこは…医師の判断じゃのう。もっとも、傷を負ったのは腕でのう…面会謝絶という事はあるまい。
        (少々困った様に、自分の髭を弄りながら背を向けて告げる)京都医大付属病院。菫はそこに入院しておる。
        …じゃがの、恐らくは…お主と菫様が会うのはそれが最後になるじゃろう。
        (そのままの姿勢で、兵右衛門は静かに告げる)
        -- 兵右衛門 2023-05-25 (木) 00:20:24
      • ・・・・・アイツ・・退魔師だったのか(国家認定のレベルともなればかなりの実力者の筈だが・・・正直、菫がそれほどのものだとは思っていなかった・・)
        ・・・仲間くらいは、いたんだよな?(無傷で済むとは思えないと、それが分かっているのであれば尚の事、単独であたった訳ではないだろう?とその上での怪我であれば納得もする)
        腕・・・(呟き、「京都医大付属病院」と聞けば今にも動き出しそうな仕草・・・しかし続く言葉にはぴたりと動きを止め・・・その瞳に怪訝そうな、それでいて何処か剣呑な物が混じる)・・・どういう意味だ?命に別状はないんだろ? -- かなえ 2023-05-25 (木) 00:47:45
      • なんじゃ、しらんかったのか。退魔師である事については口止めしてなかったんじゃがな。
        (意外そうに言って、ふむ、と唸る)だとするとお嬢さん、お主の事は普通の友達だと…そう思っておるんじゃろうな菫様は。
        (仲間はいたのか、という質問には頷き)菫様は前に出て殴り合う様なタイプではないでのう、学友と共に仕事だと喜んでおったが…。
        じゃが、思ったより怪異の数が多かった様じゃ。まったくこの京はさながら魔界の様じゃわい。
        。(今年に入ってはや10ヶ月。その間にどれだけの怪異が出没したことか、兵右衛門は溜め息を吐いた)
        退院の後、菫様は御役目のために禊と物忌みに入る。分かり易く言えば、世俗との関りを断つという事じゃ。
        そしてそのまま、学校に戻る事はないじゃろう。
        (理由は伏せ、菫のこれからの予定についてざっくりと語る)
        じゃからな、お嬢さんが会いに行けば菫様も喜ぶじゃろう。
        -- 兵右衛門 2023-05-25 (木) 00:59:20
      • (知らなかった・・・否、菫は何度かその事に触れていた筈だ・・・ただ日々の会話の中で忘れてしまっていた・・・余りにイメージとかけ離れていたから・・・悔やむように頭を抱える)
        禊・・・お役目・・・そっか、菫のやつ、巫女の仕事は真剣にやってたもんな・・・(お役目と言えば、学校だって平気でやめてしまうだろうと思えた)アホか・・そんなだから赤点取るんだよ
        (勿論行く、すぐに行きたい・・・でもどうしても違和感がぬぐえない)
        ・・・年末に、菫にとって重要な何かがあるって事くらいは、薄々気づいてたさ(来年の話をする時、彼女はいつも暗い顔をしていたから・・単に学校を辞めるというだけならともかく、いやな予感がぬぐえない、それ位彼女を取り巻く環境は異常だ)
        その準備か・・・にしたって、まだちょっと早いんじゃないか?なんだってそんな事しなきゃいけない?・・・お役目ってのは何なんだ? -- かなえ 2023-05-25 (木) 12:08:52
      • ふふふ、まあ退魔師には見えんか。体を使う仕事柄若い者が多いとはいえ、あれではのう(そんなものだろうと可笑しそうに笑う)
        真剣に、か。まあ掃除などはよくサボって遊んでおったが、そうじゃのう…お役目についてはその通り。
        菫様にとってお役目は、存在意義そのものじゃからな。
        赤点はまあ…やむを得んじゃろ。菫様の頭の中はいいとこ小学生の程度じゃし。
        (髭をいじりながら答える。成績に関しては諦めている、あるいは最初から問題にしていない様だ)
        ほほぅ、年末とまで。勘のいいお嬢さんの様だ…。そう、菫様は自分のお役目のために心身を清めねばならん。
        学校に…俗世に、「異物」に関わらせた事で、身に穢れがだいぶ溜まっておるでのう。
        (再び振り向き、かなえの身をじろりと見る。そして、なるほどのうと呟いた)
        -- 兵右衛門 2023-05-25 (木) 12:49:33
      • 笑い事じゃねぇだろ、それで怪我してんのに(苛立ちを抑えるように頭を掻いて息を吐く)
        存在意義・・・?(それは人間に対して使う言葉か?小中に通っていないであろう発言と、それにも関わらずいきなり高校に通わせている辺りから学力が重視されてない事は察していたが・・・)
        マジで猶予が一年無いなら、妙な事をさせてるとは思ってたけどよ・・・思い出作りだったとでもいうつもりじゃぁねぇだろうな?
        あの歳まで「いいとこ小学生の程度」の学力しか与えねぇで、「お役目」と称してなんかさせてる訳だ・・・それが「存在意義」だと思わせて・・・
        ・・・あんたが「ひょーえもん」さんで、菫が悲しむと思ったからだぞ・・テメェを殴んねぇのは(かなえの怒りに呼応するように、かなえの全身八か所が電気を帯び始める)
        ・・・なんなんだよ、そうまでしなきゃいけない菫のお役目って?アンタらの大義ってのは -- かなえ 2023-05-25 (木) 17:51:51
      • 別に幼さゆえに負った傷ではない。ご学友とこの街の危機を救うための尊い犠牲じゃ。
        (もっとも、詳しい情報を伏せていてはこれも伝わるまいと肩を竦める。しかし部外者にあらましを告げるわけにもいかず少々困り顔)
        そうじゃ。子供の心、子供の体。そうでなければ果たせない事もある。
        まあ高校に行きたがったのは予想外の出来事だったのじゃが…。
        しかし小、中、高、大学、どれでも良くはあった。
        思い出作り、まあ言い方次第では正解かのう。菫様を通学させた理由はひとつ。
        (指を1本立てて続ける)己が護るもの、守る人々が、どういったものかを学ばせるためじゃ。
        (言うなれば社会勉強。ゆえに学業などは問題外だと言外に)
        ふ、そんなもので殴られてはかなわんな。ワシはこう見えても普通の人間なのでのう。
        だが、お嬢さんはそうでもない様だ。――異物。この世ならざるその身で、幾度も菫様に触れたのじゃろうの?
        それ故に禊が必要となっておる。
        (なんなんだよ、と問われればふむぅ、と唸り、顎髭に手を当てて数秒考え)
        この国の明日のために咲いて散る花。それが白い菫よ。
        (やはり具体的な事は言えないため抽象的な表現で、しかし端的に告げた)
        -- 兵右衛門 2023-05-25 (木) 19:02:10
      • (はい出た、うさん臭さ5割増しの単語「尊い犠牲」ろくでもない大人程そんな言葉を使いやがる)
        (この男は何かを知っている、内輪に籠ってこそこそと、菫を使って何かをしている)
        (「異物」・・・そう、さっきから引っかかる単語だ)人の事をバイキンか何かみたいに言いやがる・・・綺麗な表現で誤魔化しやがるっ菫を使い捨てる気満々じゃぁねぇか
        アタシはこの二本の足でこの世界にしっかり立って生きている!それがこの世ならざるだぁ?この世の何たるかを全部知ってますって言わんばかりじゃぁねぇか -- かなえ 2023-05-25 (木) 19:57:09
      • 安心せい。細菌はこの世のものじゃ。
        しかし怪異、異能。それらは違う。そんなものは元々はこの世には無かった。
        (お、そこ聞く?聞く?と言った感じでずずいと前にでてくる兵右衛門)
        「異」それすなわち異なるもの。正常ではない状態。穢れを示す言葉。
        怪異や異能はもちろん、異種族までがなぜそう称されるのか。それは、異物がそもそも「異」なる世、異世界より齎されしものだからよ。
        殊にお嬢さん?お主の雷、それはどのように手に入れた力なのかね?(責めているわけではない。興味津々と尋ねた)
        勘違いしてくれるなよ?「異物」を悪いと言ってるわけではない。人類のほとんどは既に、「異」なるものの素養を身に秘めているのじゃからな。
        犬も歩けば異能に当たる…瑞祥高校もそんな具合じゃろ?
        しかし、そんな「異」も菫様にとっては毒となる。白い菫、この世でもっとも清純なる花に例えられる様に…
        菫様にはその「異」の素養が0と言って良いほどに無いのじゃから。
        (菫とはそもそも何者か。異能、その才能の欠片すら無いがゆえの特異性について語り)
        使い捨て、の。そう言われてもしかたないところではあるが…そうしなければならぬ(苦々しい顔をした)
        そして菫様は国家認定退魔師だ。この意味がわかるかね?国家認定退魔師とは――
        国家と国民のために怪異と戦う者であり
        国家と国民のために命を捨てる覚悟を完了している者、なのじゃよ。
        ――神州八千万の民の安寧のために散る、それが菫様の御役目じゃ。
        (そこまで語り、コホンと咳払い)おっといかんいかん。これ以上は踏みこまんほうがいいぞお嬢さん。
        何を守り、何を捨てるか。どんな選択をするにせよ、背負いきれるものではないぞ。
        (そう告げて兵右衛門は再びくるりと背を向けた)
        -- 兵右衛門 2023-05-25 (木) 20:23:41
      • (Q:どうやって手に入れた?)イカれたおっさんに埋め込まれたんだよ
        はんっそうだなぁ異議も異人も異説も異端も異国もぜーんぶ異世界からか?言葉遊びしてるんじゃねぇぞ
        そんな何でもかんでもすぐ毒になっちまう子を、よりにもよってその毒に、怪異にぶつけてんのはどこのどいつだこのアホンダラぁ!?
        (怒り、叫ぶ、その声が、空気の揺らぎが仄かに形を成しては崩れる・・・追うように前に踏み出す・・その足跡から、弾かれた石から小さな何かが生じては潰える・・・かなえに触れ、かなえから生じたあらゆる物から何かが産まれては死んでいく・・・かなえが身に纏う雷程安定してはいないが、それは確かに同種のもので──)
        オイ待てよ、まだ話しは──(かなえの激情が頂点に達し、雷精が呼応して兵右衛門を襲おうとしたその時)

        (ぱんっと乾いた音が響いて、かなえが後頭部を抑える)ってぇぇ・・・
        (いつの間にか近づいていたスーツ姿の男が拳銃を放っていたのだ、手には警察手帳)「京都府警の瀧です、近隣住民からの通報を受けてきました。彼女の身柄はこちらで引き取りますのでどうかご安心ください」
        瀧さん!?い、いやちょっと待ってくれっまだ話がついてな・・・
        「はいはい、話は署で聞くからねー」
        \くそっ覚えてろよクソジジイ!!テメェらの理屈なんざどうでもいい!菫を死なせたりしねぇぞ!/(混乱した様子のまま引きずられるようにして神社を後にしていく) -- かなえ 2023-05-25 (木) 21:20:42
      • (埋めこまれたと聞けば、流石に驚く)異能の後付けをのう…。
        ではあれば、それはお嬢さんにとっても異物そのものであろうに。
        遊び?バカを言うでない。言葉には意味があり、意味は真を招く。
        そして怪異に相対するは当然。菫様はそのために生まれ――ほう?
        (兵右衛門が片目を閉じて振り向き、かなえの姿を見る。真剣な時の癖だ)
        (埋め込まれたという雷の力、それとはまた違う何か、物騒な力が発現しようとしているのが分かる)
        これは少々まずいかのう?(兵右衛門は袖の下より札礼を取り出す。異物封じのお札。未知の力にどれほど効果を表すかはわからないが――)
        (しかし札が放たれる事はなかった)
        (それより先に銃声が轟き、かなえが倒…れなかった)なんじゃ?ゴム弾が何かか?
        いや、助けられた様じゃの。ワシも、お嬢さんも。
        (もしかなえが激情のままに、兵右衛門に危害を加えていたら、それは異能犯罪だ)
        (府警の男はそれを未然に防いだのだ。そしてこんな所に警察官がいる、という事は…)
        お嬢さんも、大変な身の上のようじゃのう…。
        (大騒ぎしながら去りゆくかなえを眺めながら、兵右衛門は空を仰ぐ)
        死なせない、か。…じゃが、それは救う事になるのかのう…。
        (そしてぼんやりと呟いたのだった)
        -- 2023-05-25 (木) 21:36:51
  • もしもし。どうも。
    (しとしとと小雨の降る中、山道を歩いて来たのだろう。傘を閉じて呼び鈴を鳴らす)
    菫さんの学友で、雨月樒と申します。
    噂によると菫さんはご入院されたとか。友人として心配になったので、少々お話を伺えませんか。
    (飄々と、菓子折りなどを渡したりする。甘く柔らかい和菓子の類だ) -- 2023-05-25 (木) 20:16:13
    • (神社のよび鈴。それを鳴らすには結局のところ社務所の入口まで行くしかなかった)
      (昭和のそれを思わせる、インターホンではないボタンだけの呼び鈴、それを鳴らせばピンポーン!と音が鳴り)
      (ややあって、ドタドタと思い足音が社務所の入口に近付いてくる)
      どちらさまかな?NHKの受信料なら免――おや?
      (ガラガラと引き戸を開けて姿を現すのは、ずんぐりむっくり体形の白髪の老人。その姿は神主のものだ)
      (その老人は樒のアイサツを聞けば)ほほ、最近は千客万来じゃのう。なるほど、お主がしきみんせんぱいか。菫から話は聞いておるよ…
      というか、先日はけっこうなものをいただいたようで(流石に棒読み風になってしまう)
      (いったい何がどうなってパンツがやってきたのか、この老人にもはっきりとはわかっていなかった!)
      ワシは北守兵右衛門。この神社を預かっておる者じゃ。
      そしてすまんのう、その通り、菫は入院しておる。怪異との戦いで少々傷を負ってのう。
      (菓子折りを差し出されれば、遠慮がちに受け取り)最近の若者はしっかりしておるのう…。
      いや、お主はすでに働いてもおるのじゃな?
      (退魔師としての名声はまだ低めの樒、しかしそれでも知っている様だ)
      -- 2023-05-25 (木) 20:32:03
      • 八坂の御神託がありましてね。まあ、アレに関しては俺にもよくわかりません(遠い目)
        (気を取り直して話を聞く)
        怪異と戦いましたか。あれだけの浄の気を持っていれば、そう傷を負うとも考えにくくはありますが……公認退魔師として働いた、というところでしょうか。
        (知られている、と聞けば眉を上げた)
        ええ、恥ずかしながら売り出し中です。
        近頃は鵺型怪異の件で、災害級の怪異をひとつ退けました。
        ……御霊を云々するには、とても足りませんがね。 -- 2023-05-25 (木) 20:41:26
      • 私にもわからん(兵右衛門は真顔で言った)
        菫様はあの体躯じゃ。物理的な力押しに対しては手も足も出んよ。
        (実際には手が出たわけなのだが、そこは秘密、いや秘儀の部分なのでここでは伏せた)
        そう、学校で不意の遭遇により1度、この度の依頼で1度、菫様は怪異と相対し退治をしておる。
        鵺、か。そんな大物怪異がまだ出没するのだのう。よくもまあ無事でいるものよ。
        (等と言うものの怪異は本質的には滅びない。人間がいる限り)
        (そして御霊という言葉を聞けば、ふむ、と唸る。しばし自分の髭をいじり)
        …上がっていくかね?(と、問うた)
        -- 兵右衛門 2023-05-25 (木) 20:49:21
      • 鵺を模した人造の怪異でした。最後には両面宿儺を擬した姿に。
        (都市伝説に語られる大怪異を人工的に再現した、という事件であった)
        (主犯であった呪術師の姿見という一族は、京都の闇の中では古い家だ。聞き覚えくらいはあるかもしれない)
        お言葉に甘えて。軒先では流石に冷えると思っていたところです。
        (肩を竦め、促されるまま屋内へと) -- 2023-05-25 (木) 20:56:58
      • 人造怪異とな。いろいろと出てくるものじゃな、この界隈は。
        (老体にはついていけんわい、と苦笑する)
        ああ、秋の雨は堪える。体の節々が痛むわい…
        (他愛もない話をしながら、樒を社務所の待機室…先日と同じ居間へと通す)
        (そのまま兵右衛門は温かいお茶と、お茶請けに樒が持ってきた菓子を持ってきた。それを2人分んちゃぶ台に並べ)
        (ちゃぶ台を挟んで腰を降ろす)で、何かな。聞きたい事があるのじゃろう?
        それともまさか、御霊を退治したいなどと言いに来たわけではあるまい?
        -- 兵右衛門 2023-05-25 (木) 21:02:51
      • (雨の山道は若くても堪えた。腰を下ろして、やっと一息つけたといったところだ)
        そんな身の程知らずではありませんよ。 いえ、見たこともないので推測でしかありませんが……怪異にとっての菫さんくらいには、相手が悪いのではありませんか。
        伺いたいのは、菫さんの『御役目』についてです。
        (熱いお茶を啜って間を作る)
        やはり、御霊を? -- 2023-05-25 (木) 21:08:26
      • 辺鄙なところで済まんのう。客足がないゆえ、道も神社も整備できん有り様じゃ。
        (この神社のクソ立地ぶりには兵右衛門も参っているのか、とほほ的に眉を落とす)
        そうじゃの。御霊。いや大御霊は日本三大怨霊とされるほどの存在よ。
        それゆえと言うべきか、通常の退魔手段がほぼ聞かぬ。
        (うむり、と頷いて告げる。普通に強い退魔師が倒せるものならそうしていると)
        御役目、か。さて…(目の前の少年はどこまで知っているのか、しかし御霊が関係している事を知っているのであれば)
        (最早、すべてを隠匿する意味もない)…そうじゃ。菫様は大御霊を倒す、いや消し去る。そのためにおる。そのための対怪異相殺兵器として生み出されたお人じゃ。
        -- 兵右衛門 2023-05-25 (木) 21:22:41
      • 雨月の家には、稀に特別な眼を持った者が生まれます。
        慣例として、その子には『しきみ』と名を付ける。
        『しきみ』は樒であり、死を悼み、死者を弔うものであり……死を予め見るものでもある。
        すなわち、死期見です。俺には人の、未来の死が見える。あくまでも可能性に過ぎませんが。
        菫さんの死も、俺には見えました。
        彼女は雪に染まった御霊神社の境内で、自らの胸を突いて亡くなっていた。
        彼女が力を使うために自傷したとするならば、
        命ごと擲って、総身の浄の気を以て御霊を鎮める。
        菫さんはそのための存在だ。そうした存在として、『お役目を果たす』。
        ……というのが、死期見の光景と、彼女の漏らした言葉と、その他俺がかき集めた情報とを統合した、俺の推測でしたが。
        まさしくその通りであった、という訳ですか。
        (やれやれ、と顔の半分を手で覆い拭う)
        (今受け止めるには重過ぎる。咀嚼せず、飲み込まず、ただそういう情報として感情の外に置いておく)
        ですが……近頃は違う死に方も見える。可能性の分岐です。
        彼女は穢れで濁りつつある。
        お役目を果たせないと判断された場合、彼女はどうなりますか。 -- 2023-05-25 (木) 21:28:30
      • 所謂、魔眼。その姿は若者に流行の…というわけではない様じゃのう。
        (半分オレンジ半分水色という樒の姿は、老人の目にも奇異に映っていた)
        (そしてその目と名の由来を聞いて驚く)人の死、それだけが見えるのか。なんとも厄介な…。
        (その力でどれだけの死を視、そして看取ってきたのか。普通であれば心が保つまいと息を飲む)
        そうか。では、菫様は立派に御役目を果たすのじゃな。
        嫌だ嫌だと泣きわめくでもなく、逃げ出すでもなく、駄々をこねて転げまわるでもなく…。
        (どこか安心した様に、しかしどこか寂しそうに言って頷く)
        そうじゃ、そこまで感づいているのであれば隠すまい。
        菫様は大御霊を倒すためにその命を神に、この神社の祭神たる多津那美比売に捧げ、その力を降臨させる。
        そしてそれが出来るのは、菫様…この国で最も純粋な人類であるあの子のみじゃ。
        (そう言って、兵右衛門の喉の渇きに耐えかねたかお茶を啜る)
        ああ、そんなものまで見えてしまうのか。なんとも辛い異能よのう…。
        しかも見て見ぬ振りもできんとなると…(さぞ生きづらかろう、とは言葉にはしなかった)
        もし穢れが溜まりすぎ、あるいは菫様の決意が揺らいだ場合…菫様は処分される。
        (どの様にとは言わないが、それが殺害である事は言うまでもないだろう)
        菫様はこの国の退魔師であり、宮内庁に所属する対怪異相殺兵器じゃ。
        その存在はこの国と、この国の民を護るためにあり、それが出来ぬのならば存在もまた無価値。
        ゆえに処分される。菫様という存在を秘匿するためにもな。
        -- 兵右衛門 2023-05-25 (木) 21:50:41
      • 処分。俺が見た光景と符合します。
        そのような言葉が似合う、死者の尊厳の無い……寂しく辛い死に方でした。
        (そう言って眼を伏せる。およそ高校生のする表情ではない、背後に数多の死を見てきたからこその、その惨さが理解できてしまう故の)
        俺は、菫さんにそんな死に方はしてほしくない。
        ……本音を言えば、死んですら欲しくはない。友人に死んでほしい者など居はしない。
        ですが俺は、彼女が役目を果たせないことで見るであろう、御霊による莫大な死を見るのが恐ろしい。
        あちらを向いても、こちらを向いても、きっと酷たらしい死が映ることになるでしょう。
        (押し殺した悲痛さが、それでも言葉の端から漏れ出して 秋雨の音に溶けてゆく)
        ……ですが、まだそれは見えない。
        彼女が役目を果たせなくなりつつあるにも関わらず。
        ……予備がいますね?
        (答えはいらなかった。論理が答えを示していた)
        にも関わらず、処分するのですか。……どうにかすることは、出来ないのですか。
        (作っておいて、用を果たせなければ消す。それは)あまりにも惨いとは、思いませんか。
        彼女がそう望んで果てるのなら、俺はまだ呑み込める。
        悼み、傷つき、忘れないでしょうが、それでも必要だったと、何よりも彼女が望んだのだと自分を誤魔化せる。
        (兵器として擦り込まれた意志だとしても、それは既に彼女と不可分なのだから。だが、どうしても)
        ……処分だけは、駄目だ。俺に出来ることは、ありませんか。 -- 2023-05-25 (木) 22:10:36
      • そうか…。じゃが安心せい、もはや処分される事はあるまい。
        菫様は退院の後、御役目の日まで物忌みに入り身を清める。
        (広義的には肉食の忌避など軽度の物忌みをしている菫だが、この場合は世俗からの隔離生活を意味している)
        これ以上、身に穢れを溜める様な事が無ければ菫様は無事、御役目を達成する事じゃろう。
        (君が見た様にね、と付け加え)
        それはワシとて同じよ。別に菫様を殺したいわけではない。
        しかしそうせねば、より多くの民が苦しみ、命を落とす事になるだろう。
        (自分の感情を抑え、言葉を続ける)大御霊。この日本を誰より深く愛し案じ、それゆえに想いが裏返って大怨霊となり果てた魂――
        その伝説を元に、1000年もの信仰と恐れ、そして願いを受けて生じた怪異。これがこの国にもたらすものは…戦乱じゃ。
        応人の乱。戦国の乱世。そして太平洋戦争――
        1000年の長きに渡り、大御霊の呪詛はこの国に幾度も戦乱を巻き起こしてきた。
        これが再び巻き起こるのを防ぐ。そのために菫様は生まれ、そして死ぬのじゃ。
        (大御霊を見過ごせばどうなるのか。それを端的に告げる。菫の果たすべき役目も)
        (予備と言われると、ちいさな目を丸くして驚き)よくもまあそこまで。
        そうじゃ、菫様は信州の山奥にある閉ざされた村で発見された、稀有な遺伝子の持ち主…
        その遺伝子を用いて造られた複製、いわゆるクローンじゃ。
        なので予備はおるし、なんなら今の菫様は2人目じゃ。裏では2号と呼ばれておる。
        で、処分しなければならないのは菫様の浄化ゆえじゃ、菫様がその身を犠牲にして行う浄化は、その力が及ぶ限り
        ありとあらゆる怪異、異能、異種族といったこの世ならざる「異物」を相殺し、消し去る。
        こんなものの存在が知れ渡ったら――どうなると思う…?
        (再び茶をすすり、兵右衛門はそう問うた。この世界に満ち満ちた怪異や異能すべての敵…)
        (しかも複製利用すら可能である、その存在がいかに危険かを)
        ただ――命だけを助けると言うのであれば出来なくはない。
        穢し、汚しきってしまえばいい。最早、巫女としてすら役に立てぬほどにのう。
        (もっとも、その場合は予備がお役目を引き継ぎ事になるがのう、と付け加えるのは忘れない)
        -- 兵右衛門 2023-05-25 (木) 22:32:46
      • 物忌ですか。……果たしてこれだけ俗世と関わって、友人と縁を作って、やりきれるものでしょうか。
        脱走のひとつくらいしそうなものです。
        (修学旅行も近い。密航のひとつもやらかす未来が予想された)
        (続いて、御霊が引き起こすもののくだりを静かに聞いた)
        (そして、菫が処分されるべき理由も)
        ……隠すべきとはそういうことですか。どこの国も、どんな組織も欲しがるでしょうね。
        世界規模で大きな混乱が生まれるのは間違いない。
        (溜め息をひとつ。高校生には荷が勝つ話だ)
        穢し切るとは厭な言い方をなさる。
        要は俗世に染めればいいのでしょう?
        (やるかやらざるかはともかくとして、と)
        ……それでも、代わりになる子は死ぬことになる。
        俺には戦乱の責任など取れない。
        代わりに御霊を慰める手段も、滅ぼす手段もありはしない。
        であるならば。
        結局は、菫さんの意志になる。
        彼女が役目を果たすというのであれば……俺は、きっと支持するでしょう。
        それが出来るように後押しもする。陰ながらにはなるでしょうが。
        やはり嫌だというのなら……あまりやりたくはないが、悪い遊びのひとつも教えることになるでしょうか。
        ……ありがとうございます。
        いろいろと、隠さずお話しして下さって。
        (静かに礼を述べた。口にする事で危険が及ぶ話もあったろう)
        (それでも話してくれたのは、この老人が彼なりに菫を大切にしているからだと樒は感じていた)
        (特に引き留められたり、追加の忠告が無いのなら、重ねて礼を述べてこの場を辞するだろう) -- 2023-05-25 (木) 22:59:56
      • やり遂げるじゃろうの。なぜなら、お役目は菫様にとって自分の存在意義そのものゆえ…。
        (御役目のために生まれ、御役目のために死ぬ。そして御役目以外の何も持たない少女は、それを捨てる事は出来ないと)
        (少なくとも兵右衛門はそう確信している様だ)
        ああ、怪異や異能を憎む者は菫様を欲しがり、怪異や異能によって立つ者は菫様の存在を許すまい。
        (「異」なるものの天敵。対局に立つ存在。それゆえに相殺兵器足り得るのだから)
        (続く言葉にはゆっくりと頷く)そう、菫様の意志次第。そしてそれは、この1年ずっと管理されてきた。
        更に学校に通い、守るべき人々の姿を直に見て感じる事で、決意は深まっておるようだ。
        (最後にそう告げて、兵右衛門は樒を見送る。石段の前まで)
        (そしてまだしとしとと降る雨に打たれながら)
        この件――さて、どう動くかのう?
        (片目を閉じ、呟いたのだった)
        -- 兵右衛門 2023-05-25 (木) 23:12:00
  • (醍醐山は立波神社を訪れる人影が、またひとつあり)
    (少しくたびれた女性用スーツに身を包んだ、これまたくたびれたとの形容が似合う女)
    (今ここに菫がいれば、「まいかせんせーがきた!」とすぐさま気づくほどの、いつもの姿)
    …府立瑞祥高校の教員、十日菊舞華と申します。北守兵右衛門様にお会いしたく思い、参りました。 -- 十日菊 2023-05-25 (木) 21:09:28
    • ほほう、瑞祥高校の?
      (呼びかけに応え、姿を現したのは神主姿の老人)
      ようこそ参られた、菫様のことかのう?儂が保護者の兵右衛門じゃ。
      (よろしく初めまして、と頭を下げる老神主)
      -- [[]] &new{2023-05-25 (木) 21:15:04
      • はい。貴方のお話は菫さんからかねがね伺って…と、保護者の方に対してこんなご挨拶は、変かもしれませんね。
        (軽く苦笑しつつ「はじめまして。突然の訪問をお詫び申し上げます」とこちらも頭を下げて)
        (兵右衛門が菫“様”と呼んだのを聞けば、やはりと言うか、「おじいちゃんと孫娘」の関係ではないのだろう、と流石の十日菊でも推察できた)
        …そうです。入院するため学校を休む、とのご連絡は頂いておりますが…
        ………退魔師としての務めの中で、怪我でも? -- 十日菊 2023-05-25 (木) 21:33:20
      • どうも、ワシの事もよく話すようですな菫様は(老人、兵右衛門はちょっと照れた様に笑む)
        ええ、その通りですじゃ。菫様もまた退魔師、無辜の民の危機とあらば戦の場にも出なければなりません。
        そして怪異との戦いとは即ち殺し合い。傷を負う事もあるのです(頷きながら答える)
        ですが、ご心配なく。命に別状はなく、手術も問題なく成功しております。
        (失言。手術が必要なほどの傷だと言ってしまった)
        しかしすみませんのう。わざわざ先生に来ていただいて…。お茶でも飲んでいかれますかの?
        -- 兵右衛門 2023-05-25 (木) 21:55:26
      • (兵右衛門の笑みから、祖父と孫の関係でなくとも二人の仲は良好であることが見て取れて、少し張っていた気持ちが和らぐ)
        …やはり、手術が必要なほどの傷だったのですね。(その兵右衛門の“失言”に動揺するでも憤るでもなく、ただ声が僅かに、憂いや哀しみといった色を帯び)
        菫さん自身も、近しい事を言っていました。 皆を…この世界を護る。それが自分の役目だ。と。
        もちろん…こんなにはっきりとではなく、あの子らしい幼い言い回しでしたけれど…。
        …ええ。恐縮ながら…少しお時間を頂いて、お話しできればと思いますし。 -- 十日菊 2023-05-25 (木) 22:28:35
      • (むぅ、と唸りすこし迷った末に告げる)
        左腕の、手首から先を失いましてな(自分の左腕を右の手刀で切り落とす様な仕草をしてみせる)
        なのでまあ傷がふさがるまではベッドの上ですわ。
        そうですか、菫様がそんな事を…。いえ、それも先生の教育やご学友たちとの交流があってこそ。
        おっと、ささ、お上がりください。
        (そうして十日菊を社務所の待機室、8畳ほどの和室…ぱっと見居間のようだ…に案内する)
        (お茶と、お茶請けの和菓子を用意し、ちゃぶ台を挟んで座る)
        さて、お話というと――せ、成績の事ですかな…?
        (学業のための通学ではないとはいえ、全学科赤点は流石に何を言われてもしかたない)
        (兵右衛門はゴクリと唾をのんだ)
        -- 兵右衛門 2023-05-25 (木) 22:38:34
      • (左手を失った、と聞けば舞華の表情は曇り…ただ、「退魔師とはそういうものだ」との理解もあるのだろう。動揺は小さいようだ)
        (そして居間と思しき部屋に案内され、再び礼を言うと、兵右衛門翁と向かい合って座った)
        …ほぇ?成績…?(まさに退魔師の過酷さを物語るような先ほどの話から一転、)
        (菫の成績という日常の事に話題が移ると、流石の十日菊もその温度差に一瞬呆けたような顔をし…)
        ………ふふ。そうですね…。ある意味で、それも深く関係しているお話です。
        …菫さんは、学業成績だけでなく…他の知識も…立ち振る舞いも…一般的な高校生のそれとは思えません。
        そして学校の側にも、あの子の成績につき咎める必要は無し、との通達が来ております。(「…ですからご安心を」と、少し冗談めかして付け加え)
        何よりも、保護者である貴方と菫さんとのご関係………敬称で呼び、片手を失うほどの怪我をしても、狼狽えるではなく受け容れる。
        …それを情無き事と非難したいのではありません。…ただ、知りたいのです。
        あの子が…そんな立場に置かれている理由を。菫さんが何を背負っているのかを。
        (問いかける口調は至って穏やかで、まるで水面のようだ。先ほどの憂いや冗談など、わずかなさざ波こそあれ、落ち着きを感じさせる) -- 十日菊 2023-05-25 (木) 23:31:40
      • ち、違うのですかな?十日月先生には、放課後も夏休みも補習をしていただき…
        その、ご迷惑をおかけしてしまい、大変申し訳なく思っておる次第です。
        (ちゃぶ台に両手をついて深々と頭を下げる)
        (補習は部活の顧問と動揺、完全にサービス残業や休出の類であるためだ)
        ええまあ、それは…(高校生ではないという指摘。その理由も話すわけにも行かず、ちょっとしどろもどろになる)
        (しかし相手の方からそれを知りたいと言われてしまい、ぐむむと唸る)
        …多くは、多くは申せません。それでもよろしければ、あらましだけを。
        (先にそう言ってから言葉を選び選び、語る)菫様は、本人がそう申した様に、この国をそして国民を守る役目をもって生まれました。
        瑞祥高校への入学も、その御役目を果たす決意を固めるための…
        自分が護るべきものを知るためのものなのですじゃ(故に学業成績は度外視なのだと付け加え)
        ――今年の末、菫様はその御役目を果たされます。
        その結果、学校に戻る事はもうないでしょう。
        (あえて死という言葉は酒、しかしこのまま休学から退学へ移行するであろう事を告げる)
        -- 兵右衛門 2023-05-25 (木) 23:45:31
      • あはは…大変じゃなかったと言うと噓になってしまいますが…でも、楽しかったんですよ。
        あの子と一緒にいるのが。…菫ちゃん、いい子だったから…。(「ですから、頭を上げてください」と微笑む)
        (そうして兵右衛門の話を、十日菊舞華は静かに聞き…)
        …この国を守るためその身を捧げる事…それ自体が、あの子の運命…生まれた理由だ、と…
        ………有名な“トロッコ問題”を思い出しました。一人を助けるか、大勢を助けるか。 この場合は菫ちゃんと…私たち、この国の全員。
        …北守兵右衛門様。答えは決まっているのでしょうが、あえて問います。(舞華は兵右衛門の瞳を見据え、言う)
           貴方は…菫ちゃんと、この国の民。 どちらを選ぶつもりですか?
        (――これは、言霊だ。)
        (もちろん十日菊舞華は霊力の類をほぼ持たず、ゆえにこの質問には何の術式も編み込まれていない事が、兵右衛門にもわかるだろう)
        (ただ、北守兵右衛門自身にその答えを語らせることで…その選択をしたのは自分だと心に刻み込ませる…)
        (…その意図をもって発せられた、原始的な意味での、力のある言葉だった。) -- 十日菊 2023-05-26 (金) 00:46:01
      • そうですか…。本人が聞けば喜ぶ事でしょう。
        (もう一度だけ頭を下げ、それから穏やかに微笑んだ)
        トロッコ問題。そうですね、その通りですじゃ。
        ただ有名なトロッコ問題と違うのは、片方の線路には1人、もう片方の線路には1億2000万もの人が居ると言うこと…。
        同じなのは、何かを得るためには何かを差し出さねばならぬ、と言うことですじゃ。
        (選択の余地など無いも同然の量的差、それでも選択をしろと迫るのならば。その答えは)
        この国と、この国の民を。菫様もワシもそのために存在しておるのです。
        (問われるまでもないと、きっぱりと答える)
        (菫への同情はある。しかし情に流されするべき事を見失うほど若くもない)
        もしそれが許せぬと言うのであれば、御役目が果たされた暁にはこの腹…かっ捌いて見せましょう。
        (片目を閉じ、もう片方の目で十日菊を真っ直ぐに見詰め、そう宣言した)
        -- 兵右衛門 2023-05-26 (金) 00:58:44
      • (//限界ゆえ文通スイッチ押してもるます!) -- 2023-05-26 (金) 01:44:01
      • (腹を切るも辞さぬ構え、とまで宣言されれば…舞華は小さく頭を振る)
        そんなことをなさったら…菫ちゃんが守った命が一つ、潰えることになってしまうじゃないですか。
        生きるべきです。“私たち”は生きるべきです。誰の命を差し出すか決めたのは、私たちだという罪を背負って。
        (射貫くような、見定めるような兵右衛門の片目を真っ直ぐに見つめ返して、言った)
        ………私のような小娘が出過ぎた事を申し、大変失礼いたしました。
        …恥ずかしながら、私は既にひとつ罪を持つ身………自分の心のみでは新たに罪を刻む勇気を持てず、貴方の言葉をお借りした次第です。
        (今度は舞華が深々と頭を下げた。事情を知りながら「菫を見捨てる」ことを決断する、その後押しのために兵右衛門の決意を聞きたかったのだと)
        (そして頭を上げた後、しばし押し黙り…)…年末の、その時が来る前に…また菫ちゃんに会うことは………
        …いいえ。それはダメですね。決心が揺らいじゃうかもしれない。…彼女じゃなく、私の。 -- 十日菊 2023-05-26 (金) 01:52:28
      • (//はーい!ユック・リーな返信になっちゃってごめんなさい!たぶんあと一往復で締まります!!) -- 十日菊 2023-05-26 (金) 01:54:51
      • …それは、その通りですな。命を選択した罪は背負い生きねばなりません。
        いえいえ、こうして心配して来てくださるのです…菫様はよい先生に出会えました。
        そして罪は、生きる上で誰も彼もが少なからず負うもの。あまり気に病まれないよう…。
        (改めて、兵右衛門は菫を学校へと送り出した事の重さを感じる)
        (この教師を含む、幾人かの知人友人。事情を知ってしまった彼らにはどうしても命の選択を迫る事になるのだと)
        入院中であれば…。恐らくはひと月ほどは病室で過ごす事になると思いますので。
        (そしてそれが通常の手段としては最後の機会となるだろうと、暗に告げる)
        (最後の言葉にはただ目を伏せて茶を啜る。それはもう十日菊自身が決めるしかない事だ)
        -- 兵右衛門 2023-05-26 (金) 12:30:42
      • ………(菫との面会の要求は、拒絶されなかった。それどころか、手段も示して貰えた)
        (舞華にはそれがある種の“赦し”のようにも感じられて)…ありがとうございます。
        「本当にしなくちゃいけない事だけしっかりすれば、自分の役目を忘れなければよし」…
        …あの子から聞いた、貴方の言葉です。………善い、お言葉ですね。
        一時ならば、迷う事、逃げる事、間違える事もある………私が本当にすべき事は何なのか、改めて考え…決めようと思います。
        (再び一礼して、そして席を立ち)…菫ちゃんが、あんなにいい子な理由…わかった気がします。
        兵右衛門さん。貴方と話せて良かった。(変わらず哀しげながらも、穏やかな笑みでそう言って)
        (来た時と同様に、少しくたびれた、喪服を思わせる黒のスーツ姿で…菊花舞う――散華という意味の名を持つ女は、去って行った) -- 十日菊 2023-05-26 (金) 14:54:42
      • (菫への、これ以上の穢れの浸食は避けるべしという宮内庁側の指示はある)
        (しかし、突然姿を消しそのままというのは余りにも無情。兵右衛門とて鬼ではない)
        …子供は意外と、大人の言葉を覚えているものです。
        迷うも善し、逃げるも善し。…どうかご自身に善き選択を。
        (後悔なきように、とは言えなかった。どんな道を選ぼうと何かを得るためには、何かを失うしかないのだから)
        いいえ、こちらこそですじゃ。…さ、鳥居まで送りましょう。
        (その後は二人、言葉も少なく連れ立って歩き、別れたのであった)
        -- 2023-05-26 (金) 15:12:58
  • これまでのあらすじー。白依のあほがなにかしらやらかして入院したとかICUで眼ぢからのスゴイ医者に(ギュッ)ってされながら手術受けてるとか聞いて
    せめて陣中見舞いを差し上げたいと思いこうしてあいつの実家…実家?そういやあいつの名字って立浪じゃないな?とか考えながら
    このアホみたいにきっつい参道を踏破してきたおれでございますよー。(なんて詳細な状況説明だ!)
    ……こんにちはご年配の方。白依は助かりそうですか?(物言いは胡乱だけど目は不安げに揺れてるぞ!しょせんこどもだな!) -- 8世 2023-05-26 (金) 18:50:12
    • …君は一体、誰に向かって話しているのかね。
      (境内に現れるなり、明後日の方向に謎の説明をはじめる少年に、神主姿の老人が怪訝な目を向けた)
      ああ、菫様のご学友か。ふむ…(じろり、と老人は8世の風体を眺める)
      ちんちくりんの外国人、紫色の髪にちっちゃい体躯。そうか、君は8世くん…。
      (恐らくは菫から聞いていたのだろう、老人は8世が誰なのかを見抜いた)
      ワシはここの神主、北守兵右衛門じゃ。ああ、菫様の命に別状はない。安心したまえ。
      -- 兵右衛門 2023-05-26 (金) 19:53:31
      • わからない…わからないんだ…しかし俺がここに来るまでのあらすじがないとどこかの誰かが混乱してしまう気がして…(こいつの言うことは聞き流したほうがいい)
        うん。うn。あいつ俺よりちっさいくせに好き放題言ってくれやがってんな?(ビキィ。おめーのほうがちっちゃいじゃねーかよォー!) おっといかん、そんなことは本筋ではない…
        あっそうなんだ、左の動脈を切って失血死寸前だったとか聞いてたからいまごろ生死の境を彷徨って医者が(ギュッ)してるもんだとばかり……それならいい、まずは一安心だ
        えぇえぇ、おれはお察しの通りエドワード8世と呼ばれた男ですよ、ひょーえもんってアナタでしたか…うん、お願いしたらだいたいのことは叶えてくれるナイスガイだ、というようなこと言ってました白依(お会いできて光栄です)
        それでそのう、おれはこういうオカルティックな話はほんと門外漢なんでなにがなにやらなんですが……あの、白依のやつが自分の役目に納得してる、というのは聞いてるんですよ。それはいいんですよ。
        ですがそのう……白依たちを犠牲にする以外の解決策はないの?ということをね……はい。気になりまして。白依システムが構築される前から……た、たつなみ様?は、荒ぶっていたわけでしょう?
        その古いやり方にあいつを助けるヒントがアレば、そしてひょーえもんさんがそれをご存知であればと……はい……(へどもど。なにしろこんな交渉ぜんぜん未経験だからすごく腰が引けている!) -- 8世 2023-05-26 (金) 20:19:20
      • そうか。まああるよね、そういう年頃って(なんだか納得した感じのひょーえもん)
        まあそれはそうじゃのう。しかし異国の若者にしてはちっちゃいのう…器とか(キレる様子を見て肩をすくめるひょーえもん)
        何とまあ、そこまで知れ渡っておるのか。人の口には戸を立てられんものじゃな(自分の髭をいじりながら頷き)
        まあだいたいそれで合っておる。ゆえにしばらくは病室から出てこれん。
        エドワード…なるほど、アメリカの人だと菫様は言っておったが、英国の方かのう?
        (ちょっと待って待ってと両手を拡げ)君は何をどこまで知っておるのかね?
        (一体どこでどんな情報を仕入れて来たのやら、8世の言う事は当たってもおり、外れてもいた)
        まずは解決策についてじゃが、有るならそうしていると思わんかね…?
        (兵右衛門とて好きで人身供儀に与しているわけではない。しかし他の手段は、持ち合わせていない)
        白依システム?そんな風に呼ばれているのか…。
        残念ながら、このやり方が確立したのは昨年の事じゃ。
        それまでは…(えーとと考える)まず君は、大御霊については知っているのかね?
        -- 兵右衛門 2023-05-26 (金) 20:43:31
      • あーっと……まあ俺の人間的器はとてもとてもでっかいがひとまずそれは置いといて……おれが行間で聞いたのは
        「白依はあらぶる神(たつなみ様?)を鎮める汎用人型決戦かわいいいきものだ」っていうのと「あいつがしくじっても第二第三の矢がつがえてある」というの…と。「あいつ自身が自分の在り方をヨシとしていること」……くらいですね(要するにみんながひょーえもんから得た情報の断片だ!理解力ないぞこの白人!)
        まじでか。おれてっきり「あるにはある……しかし菫様に縋るのがもっとも効率的なのじゃ…」とか言うと思ってたよ!?ないのかよほんとにあいつが頼みの綱だったのかよ!!(よ、予定が崩れたァー!)
        いや、システムの名称はみんなの話を聞いた俺が勝手につけました……でもそうだよな、あんな罪のない小動物みたいなやつを犠牲にしないで済む方法があったらそっち優先するよなアンタも…(白依もひょーえもんひょーえもんって言ってたしな…なついてたんだろうな…)
        えったぶん聞いてると思うけど理解が追いついてません。とにかくそいつを鎮めるための白依なんだってことは聞いてると思うけど……え、たつなみ様とおおみたまは別個の存在だった…?(きょとん顔)
        いや、なにも「そいつをブチのめせば解決なんだろォ!?」なんて言う気はねーんだ、ただ……ほら。きのうおととい急に出てきた存在じゃないだろうし、以前の記録と対処があればと思って……(思えば、そんなもんあったらやってないはずもない。こどもの浅知恵なのだ!) -- 8世 2023-05-26 (金) 20:58:14
      • 内緒情報を既知するのはよろしくないが、今回はまあヨシ!(例のポーズ)
        伝言ゲームというやつか、大分歪んだ情報を掴まされている様じゃのう。
        まずそのたつなみ様、多津那美比売命はこの神社の祭神じゃ。ここを何神社だと思っとるんじゃ(流石に呆れた様に言い)
        そう。菫様はこの国を守るための兵器。そして、自らそれを自覚しておる(そこはあってると頷く)
        (解決策については)絶対に無い、とまでは言わん。じゃがワシは、そして国はそんな手段は知らぬ。
        (きっぱりと言う。それ以外の手段あるのならば、むしろ教えて欲しいと言わんばかりだ)
        大御霊は――(一瞬口ごもるが、これに関する情報はオカルトマニアなら知っていておかしくないレベルのものだ、ならいいかと思い直し)
        日本三大怨霊、そう呼ばれる怪異じゃ。この国を誰より愛し、しかし呪いながら死ぬ運命となった高貴な方。
        その方の呪詛が、この国に戦乱を巻き起こし続けてきた。
        人間は1000年に渡り、この怪異を祀り鎮めてきたわけじゃが
        それは同時に、1000年にわたる信仰を集める事ともなり、いよいよ抑えが聞かなくなってしもうた。
        そしてこの大御霊を退治する。そのために身を捧げるのが菫様というわけじゃ(理解できたかね?と尋ね)
        いや、ブチのめせば解決するぞい(けろっと言うひょーえもん)
        それが不可能って点に目をつぶればよォ〜〜〜、という奴でもあるけどのう。
        -- 兵右衛門 2023-05-26 (金) 21:13:31
      • いや、あらぶるたつなみ様にお鎮まりいただくための休息所とかかと…ごめんなたつなみ様…いい神様だったんだな…(賽銭箱に500円玉ちゃりんする。ゆるしてね)
        国が知らないんじゃあほんとにどうしようもないやつだし……思ってたのよりだいぶつよそうなの出てきたな…(ゲージ3本鬼踊りでお帰り願うレベルのやつきたな…)
        そんで対処療法じゃいよいよ埒が明かなくなってきたから、白依みたいな子を……あー、お捧げ致して……引き下がっていただく、と。
        だーよーなー!1000年恨み溜めた1000年前でも手に負えなかった大怨霊をどうにかできるかって話だよなー!(たはー) してみせるよ?(しれっ。とても平易な声色で言ってのけた!)
        あいつに言っちゃったからなー、お前が怪異に襲われてピンチの時は飛んで駆けつけて助けてやるって……それって今だもんなー!できるできないのひみつを語る前にまずなんとかできるよう足掻かないとなー!
        俺はこのとーり肉体も精神も育ってねーから、アンタら大人よりあきらめが悪くて物の道理がわかってないんだわ。もしかしたらアンタ達のジャマするかも知れないので……そこは断っておきますね(んひっ。ガキはガキなりに腹を決めました)
        不可能だった時は泣いて諦めるからよォ〜〜〜、不可能だったと『確定』するまでは……『悪あがき』させてもらうぜぇ〜〜!って。そんな感じです。ゆるしてね!(こどものやることだからさ!) -- 8世 2023-05-26 (金) 21:33:17
      • まあ、そういう神社もあるがのう(神社を囲む森の向こう、京都の街の方へと目を向ける)
        多津那美比売命は、穢れを洗い流す波の女神。君が呪いを受ける様な事があればお祓いに来るといい。
        (参拝する様にうむうむと頷き、補足として8世が何に拝んでいるのかを説明)
        まあ知恵というものは、何時、何処から出てくるかはわからぬものよ。それこそワシらの様な頭の固い老人よりも、若者の方が、のう…。
        (少々期待した物言いになるが、あやっぱりコイツじゃな…という顔になってくる)
        (しかししてみせると言われると、ほほう、と驚く)勇ましい事だが、ひとつ忠告をしておこう。
        菫様は怪異そのものを浄化する。しかしそれは怪異のみならず、この世のあらゆる異物…たとえば異能をも相殺し、消し去るものよ。すなわち――
        御役目の際にその場に居合わせた者は皆、異能を失う
        ――と思っておくのじゃな。たしか君は炎を操るのじゃろう?菫様が羨ましがっておったよ。
        (このままだと当日乱入して来かねない勢いだ。なので念のため的に釘を刺しておく)
        -- 兵右衛門 2023-05-26 (金) 21:44:04
      • それこそあのおみくじの八坂さんちのスサノオーとか、あいつが斬り伏せたヤマタさんとかそういう系だもんな…俺の心はワックスかけた床のようにキレイだけど洗い流しておくれなたつなみ様…(なむなむ)
        アッハイそんな顔されても仕方ないこと言ってる自覚はあります(国が満点の答え出せないもんなんとかできるかよ!高校生にさ!)
        あー白依もそんなこと言ってたな、異能ってのは本来この世界にない異物で、大元をたどれば怪異と変わらないとかなんとか……えっじゃあ俺ただの無力なチビになるじゃん(自覚はあった!)
        そうだよこの力だけが俺の拠り所だったよ他に使い道ねーからよォー!ちくしょう助ける対象に俺の唯一の武器無効化された上で大怨霊に挑めとかどんな罰ゲームだ!?
        ……ま、おれは諦めの悪いガキなので。「はいそうですかやめときますね」なんて言ったりしねーことだけはアンタに宣言しとくぜひょーえもんさん!(ビシィーと指を突きつける。シツレイだな!)
        あ、それとこれは菫さんへのお見舞いということで、心ばかりですが…(すすす。贈答用に包まれたなんかの包みが出てきた)
        茶畑の庵の黒糖羊羹です、子供舌のこどもにも好評だって店の人のお墨付きでして…よかったら皆様で召し上がってください(シツレイのお詫びと対面のごアイサツ、そして学友の見舞いをカネたワザマエなみやげだ!)
        えーと、いろいろ失礼なことを申し上げましたが……友達を死なせて生きる明日は楽しくないですからね。おれが楽しく生きるために……今後ともお知恵をお借りすることになると思います、どうぞよしなに(ぺこり。最後だけ殊勝な態度見せて帰ってった) -- 8世 2023-05-26 (金) 21:59:49
      • 心はともかく頭ん中はよーく洗った方が良さそうじゃの…。南無は仏教じゃ。
        ま、何をするにせよ…(コホン、と咳払いして気を取り直し、片目を閉じてもう片方の目で8世をじっと見つめ)
        諦めない事は大事じゃが、諦める事もまた大切。要は取捨選択よ。
        何を守るべきか、そのために何を捨てるべきか。まずはよーく考える事じゃ。
        (指を突き付けられるのは構わず、忠告する。何もかもをその手で掬いとる事は出来ないぞと)
        えっ、あっ、これはどうもご丁寧に(そして急にでてくる見舞いの品に、やんわりとした老人の顔に戻る)
        …知恵、のう。三人寄ればとは言うが、はたして――
        (8世の猿背を見送りながら兵右衛門は白い髭を撫でる)
        (若者らしい無鉄砲さを心配し、同時に期待もしながら…)
        -- 兵右衛門 2023-05-26 (金) 22:11:43
  • 🌼
  • (全然連絡が付かないので立波神社に直接行ってみた)あ、あのぅ……ひょうえもんさん。菫ちゃんのお見舞いとかって、できないんですか?
    スケールの大きな退魔業での怪我なのでしょう? 心配で……
    それにきっと複雑な事情があって、そう簡単ではないでしょうけど
    友達がふと、急に居なくなるのは哀しいです。菫ちゃんは学校に帰ってきますよね?? ……どうしても帰って来れないなら、せめてきちんとお礼をして、お別れがしたいんです
    声を届けるだけでもいい。だめでしょうか……?? -- 近衛ルイ 2023-05-26 (金) 11:14:51
    • おや、君は…近衛くんだったね。
      (立浪神社は森の中にある。神社の境内にはとんでもない量の落ち葉が舞い散ってきており)
      (今は唯一の住人である北守兵右衛門はその掃除に追われていた。竹箒を手に近衛の方を向く)
      そうじゃ、菫様は入院しておる。怪異との戦いで傷を――
      (何度目だろうかという曖昧な説明、しかしそれを止める)いや、君は知っているのだったな(ふむ、と唸って頭を掻いた)
      多数の怪異を祓うため、菫様は自ら左手を捧げたのじゃ。その結果、左手切断と同じ事になってしまってのう。
      傷が塞がるまで、ひと月ほどは病室じゃ。
      (アッサリ目に、簡潔に菫の状態を説明し直す)
      その病室にいる間であれば、面会も出来るじゃろう。容体と医者の判断次第ではあるが。
      (学校に戻れないのではないか、との危惧に対しては)…どうして、そう思うのかね?(質問で返した)
      -- 兵右衛門 2023-05-26 (金) 12:39:52
      • (ある程度は知っています、と神妙に頷き、そして菫が左手を喪ったと聞いて、ざわ…と心が波立つ)
        1ヶ月くらいで退院!それは良かった、というよりそれくらいで出られるのはすごい生命力というか……あ、でも左手はもう……
        (と、哀しそうな顔を向けた。そして医者の許可が下りれば、面会にも行きたい、と)
        (危惧に対して何故そう思うのか、との問いに)
        ……ではなく
        ひょうえもんさんが菫「様」って呼んでるのもきっと菫ちゃんがそれだけ特別な存在なんだろうなって思いますし
        一度、怪異に憑依されて助けられたとき、今まで見たどの異能よりも桁違い、次元の違う威力のチカラを垣間見たんです
        仲良くしてくれているけれど、近くにいても、どこか遠い存在
        僕らのために、僕らのステージに降りてきてくれているような
        僕にとって、それが菫ちゃんなんです。なので、このままふと居なくなってしまうんじゃないかって漠然とした不安がいつもあって…
        …だから、そう思ったんです -- 近衛ルイ 2023-05-27 (土) 06:41:16
      • ああ、若いというのは良いものだ。傷の治りも早い。
        (老人ならではの感想を述べる。異能などで治せばもっと早いのだろうけれど)
        なるほど…よい勘をしている様だ。
        (勘とは当てずっぽうの事ではない。経験則と断片情報を用いた直観的予測の事だ)
        (目の前の少年はそれが優れているらしい、と目を細め)
        そうじゃのう。菫様はこの国のため、この国の民のため、その身命を捧げるお方じゃ。ゆえに呼び捨ては出来ぬ。
        しかし、降りてきているというのは違うかのう。
        菫様はあくまで人じゃ。そして人ならぬものの力を…(立浪神社の拝殿の方を見る)
        降ろす、降りてきていただくための礎よ。
        (そして両手を合わせて拝む。拝殿ではなく、街の方角――菫のいる病院のある方を)
        -- 兵右衛門 2023-05-27 (土) 11:32:11
      • (嗚呼!僕に回復系の異能があれば菫ちゃんの力になれたかもしれないのに、と心の中で嘆く)
        (が、しかし、そもそも回復系のチカラは──メタ的に──扱いが難しいので、仕方があるまい!)
        人ならぬものの力を持つ、あくまで、人
        (噛みしめるように、己に言い聞かせるように老人の言葉を繰り返すと)
        今、少し安心しました。もちろん、菫……ちゃんの容体は心配です
        でも、ひょうえもんさんも、けして菫ちゃんをただのモノやブキとしてに扱っていないってことが分かったから、なんだか救われた気分です
        (と、老人と同じ方向を見て合掌するのだ!そしてこの場は一旦引き下がったと思われます!!) -- 近衛ルイ 2023-05-27 (土) 15:22:25
      • 人に非ざるもののために生み出された、ただの人…と言ったところかのう。
        そしてさてさて、人として扱う事。人の世の楽しみを覚えさせてしまった事…
        それは逆に残酷であったかもしれないと思うのじゃ。
        (目線は遠く街に注いだまま、半ば独り言の様に言う。しかし何が正解か、等はこの老人にも判りはしない)
        そう思ってくれるならありがたい。しきみんくんやかなえ嬢、8世くん…十日菊先生に、君――。
        菫様は良い縁に恵まれたようじゃ。
        (しかしその縁が却って皆を苦しめる事にもなる)ままならんものよ…。
        (そう呟いて、近衛を見送るのだった)
        -- 兵右衛門 2023-05-27 (土) 15:37:30
  • 🌼
  • (兵右衛門とひと悶着あってから、頭を冷やすために少し時間を置くも・・・ここはまだ10月としたい)
    京都医大付属病院・・・ここだな(確かにここの名前を出したと確認しつつ面会の為に院内に入って手続きをする) -- かなえ 2023-05-27 (土) 20:00:44
    • (時は10月半ば――)
      (京都医大付属病院にかなえが面会を申し入れたところ、その申請はすんなりと通る。まるで事前に判っていたかの様に)
      (菫が入院しているのは小児病棟の404号室。普通の病院ではあり得ない部屋番号。ちなみに個室)
      (そしてかなえがその部屋に向かう前に、受付でこんな注意をされる)
      「患者に触れないでくださいね」(――と)
      -- 2023-05-27 (土) 20:08:47
      • (患者に触れるなと聞けば此処もかと思う)わかりました(『穢れ』・・・確かそんな風に言ってたなと)
        ・・・(部屋の前に立てば、改めてひっでぇ番号だと思う)
        (祀り上げるのならもうちょっとマシな番号にしてやればいい物を・・・わざわざこんな部屋を用意してる時点でこの病院も含め、奴らの性根が透けて見える・・・そんな嫌味も浮かんでしまう)
        ・・・ダメだな(菫の前ではもっと優しい顔をしていたい、もみもみと顔をマッサージすると表情を作り直してノックノック)
        菫、いるか?(そう言うとそっと戸を開けて中を確認する) -- かなえ 2023-05-27 (土) 20:20:39
      • (病院の案内板には4階に病室がある事は記されていない)
        (すなわち4階は特殊な事情をもった患者のためのフロアであり、そして404という数字の意味する所は言うまでもないだろう)
        (しかし、そんな不吉な部屋番号とは裏腹に入口のドアを開いたかなえの目に飛び込んでくる病室は――)
        んぬ?今日の診察はもう…って、わ!かなえせんぱいだー!
        ――なんかすんごい豪華である!
        (見回すだけでも、広い部屋に大き目ベッド。お洒落なテーブルと椅子。応接セットに大きなテレビとオーディオ機器。浴室トイレ付きとホテルのスイート級)
        お見舞いきてくれたの!?うれしいよー。毎日ひまひまだったんだよー。
        (そう言って、寝転びながら読んでいた漫画の単行本を放りだすと、ベッドから降りててってと部屋の入口まで歩いて出迎える)
        (その姿は入院患者らしく病院着。しかし左の袖からは何も出ていない)
        -- 2023-05-27 (土) 20:32:15
      • ようっ・・・ってすげぇ豪華な部屋だな!?・・アタシが入院した時はもっと簡素だったぞ?(金持ってんなぁと笑いつつ入室、軽く見渡す・・・付き添いがなかったという事は監視カメラの一つや二つあるかなと)
        だろうなぁ・・・って起きていいのか?怪我したって聞いt・・・(出迎えられるのを屈んで応えると左の袖が目に留まる)
        大丈夫か?痛かっただろ(心配そうに呟く)・・患者には触れるなって言われてる・・・元気そうに見えてまだ痛むんじゃないか? -- かなえ 2023-05-27 (土) 20:40:58
      • 菫も病院にこんなお部屋があるとは思ってなかったよー。見て見て!なんか大きくて薄いテレビが2つもあるの!
        (病室の壁と、応接セットの奥にそれぞれ設置された液晶テレビを指さす。どちらも50インチ近い)
        (しかしそのテレビの上に、かなえが感づいた様に監視カメラがある。スプリンクラーに似せてはいるがよく見れば判る程度の物だ)
        うん、ケガっていうのとはちょっと違うんだけどねー。左手とはお別れしたの。
        (左手を軽く上げてアッサリとした口調で言う。左腕は手首から先がなく、下腕には包帯が巻かれている)
        ううん、痛くはなかったよ。馬酔木…痛くない護り刀を使ったからね。
        (触れるな、と言われた事を菫に告げれば、菫はふむりと唸る)
        んじゃやっぱり、かなえせんぱいは異能者なんだね!しかもすごい感じの!(目を輝かせた)
        あっ、椅子でもソファでも座って座って!おすすめはソファだよ、なんだかふかふかなの!
        -- 2023-05-27 (土) 20:49:29
      • あぁ気づいてた、マジでデケェなオイ・・しかも二つもいらねぇだろってなぁ?(一つくらい持ち帰ってもバレないかな?なんて冗談めかして言ったり)
        (やはりカメラがある、言いつけを破れば直ぐにでもこの時間は終わってしまう事だろう)
        お別れ・・・(そして護り刀を使ったと)そういや、変な短刀持ってたもんな(いつぞやに服を買った時のことを思い出す)
        (「この国の明日のために咲いて散る花」・・・これらが意味する事はつまり)自分でやったって事か・・・それが、菫の退魔のトリガーなんだな・・・ちょっと痛々しすぎない?(どうなのよそれーとジト目で極力軽い感じで)
        (「触れるな」の件には『そういう反応か』と呟く)あぁ、立ち話もなんだしな?(と腰かけて)
        まぁ、自分でもそこそこのもんだとは思ってるけどなぁ・・・どうも、怪我に障るからだめって訳じゃないんだな?・・・穢れって奴か? -- かなえ 2023-05-27 (土) 21:07:15
      • おー、そっか!いっこくれないかなー(冗談をなかば真に受けた。危険)
        うん、護り刀の馬酔木!(てってとクローゼットの前まで歩くとその戸を片手で開く。中には着替えやらタオル類やらが重ねて置かれている。そして短刀も)
        (その白木の鞘に納まった短刀を手に取って)これで刺すとね、なんか麻酔になるんだって!だから馬酔木なの(容量を得ない説明をした)
        トリガー…うん、菫は菫を神様に捧げる。それで神様がなんとかしてくれるの。
        (頷いて肯定する。でも、この事はみんなにはないしょだよーと付け加えて)
        (テーブルをはさんで菫もソファに深く腰を降ろす)ソファってここで初めて座ったよ。うちは畳だからねー。
        …うん、穢れ。えーとなんだっけ異界ナントカ説…。異能はこの世じゃない世界からきたもので
        この世をしんしょくしていくんだって。だから異能者と触れ合う機会が多いと、あの世のものに近付いていくの。
        それで異能者もじわじわ増えていくんだって、ひょーえもんが言ってた。
        (それはそれで自然な事でしかたないんだけど、と付け加えた上で言う)
        でも菫はそうなっちゃうとお役目ができなくなっちゃうの。
        -- 2023-05-27 (土) 21:18:41
      • (はははと笑ってる、もらえるなら貰っとけと言わんばかり、これくらいの嫌がらせは受け入れてもらいたい物だ)
        そうか・・・せめてもの慈悲のつもりなのかね・・・(これは『異物』じゃぁねぇのかよとちょっと呆れ気味で)
        (向かいに座れば少し寂し気な顔)互助部に来れば普通にあったし、お菓子も出たのになぁ(惜しい事したなと首を振る)
        説は説さ・・・大した根拠もない話だろうに(ふんっとぶー垂れて)・・・菫は・・・お役目が果たせないと悲しいか? -- かなえ 2023-05-27 (土) 21:37:40
      • 菫だって、痛いのは嫌だからね。痛くなければ出来ない事なら我慢するけど。
        (馬酔木の麻酔機能。それが何に由来するものかは…菫にも知らされてはいない。かなえの憤懣には首を傾げ)
        えっ、ごじょぶってこういうのもあるの!?(ソファの肘掛けをぺちぺち)学校なのに!?お菓子も…!
        むむむー、菫も部活したかったけど放課後はすぐ帰らないとだから何処にも入れなかったんだよ(へにゃんと項垂れた)
        そうだねえ、でも異世界…あの世というのはあるよ。怪異が出るときにたまに異界になるのも含めてね。
        (異界由来説がどこまで本当かは判らない。しかし、信じる者が多いほどそれが現実化するのがこの世界だ。元が空想の類であっても)
        (悲しいかと聞かれれば頷いて)うん。菫はそのためにいるからね。お役目がなくなったら…菫はなんでもなくなっちゃう。
        (そうなったらどうなるのかは分からない。ただ、そうなるのは不安である)
        …ねえねえ、かなえせんぱいは…なんのために生きてるの?
        (そんな話の流れから逆に質問する)
        -- 2023-05-27 (土) 21:49:34
      • あったあった、まだまだお前の知らない事ばっかりだったんだよ(まだまだ伝えたい事ばかりだったと)
        (事実は重要ではなく、ただ信じれば良い・・・かと)
        (菫は何でもない?)皆そうだよ、生まれた時からあるのは、誰かが望んだってだけのモンだ。自分が何者かなんて、生きていく中で自分で定める物だろ?・・・
        (逆に質問を返されれば「そうだなぁ」と呟いて)取り敢えず今は、唯の成長を見守りたいって思うけど・・・その為だけに生きるのもな(うぅんと唸り)アタシもまだ探し中かな
        (応えるかなえには、菫と違い不安はない・・・その違いは何か)『探し中』・・・菫にはそれが許されてないんだな(与えられた役目があるのが当たり前で、それが彼女の人生の主軸だったからではないか) -- かなえ 2023-05-27 (土) 22:29:43
      • うん、もっと色々見てみたかったよ。学校も、それ以外も。
        (しかしそれはもう叶わない。だからいつもの様にちょっと困った笑みを浮かべて我慢をする)
        そうみたいだね。ルイくん…同じクラスの近衛くんだけど、自分が何なのか、どうなりたいのかまだわからないって。
        菫は生まれた時からそれがあるから、ちょっと分からないけど…。
        (かなえの答えにはうんと頷き)前にも聞いたもんねこれ。その時も唯ちゃんのためにって言ってた(変わってなくてよかった、と笑み)
        探し中、探し中は何もないのとは違う…。
        うん、菫は許されてないし、許したら大変なことになっちゃうからね。
        たぶん、おかしいのは菫の方なんだろうけど…(自分の存在、立場が同級生達と異なるのは薄々勘づいている)
        (それでもそれが嫌だと泣き喚きはしない。そこまで心は穢れてはいなかった)
        -- 2023-05-27 (土) 22:41:56
      • 唯は、この体になって色んな物にカタ付けた後・・唯一アタシの手元に残った子だったからな(だからブレようがないと苦笑して)
        でもそれからの事は話が別・・・・お前の事だって大好きなんだぜ?(それもまた本当、でなきゃこんな所にまで来ない)・・アタシは許すよ、たとえどうなったって構いやしない・・・菫に生きていて欲しいって思う
        (穏やかに、優しく続ける)・・・なぁ菫・・・お前は今、病院着だ(巫女ではない、学生でもない)だから、ただの菫として答えて欲しい
        これからも生きていたいか?・・・それとも、お役目を果たしたいって・・・思うか? -- かなえ 2023-05-27 (土) 22:54:11
      • じゃあ、菫はそんなかなえせんぱいと唯ちゃんが住む、この国を守らないとね。
        (片方の拳をぐっと握って意気込む)
        もし来年になってね、菫が生きているとしたら、それはみんなが死ぬか酷い目にあうって事だから…菫はそれが嫌。
        (最後に問いにはやはりちょっと困った様な笑みで答える)
        菫だって死ぬのは嫌だよ。でも死なないといけないなら我慢する。
        (菫もまた選択しなければならない。己か、多くの人々かを)
        (そして菫は知っている。守るべきものが何かを。そのために捨てねばならないものを)
        -- 2023-05-27 (土) 23:07:43
      • 皆の命に関わる事なら、それは皆の問題さ、菫一人に背負わせるのがおかしい・・・ただ・・・どうも降りてくる神様ってのがかなり重要なファクターみたいだな(うーんと唸って)
        嫌だけどやらなきゃいけない事だから我慢する・・・かぁ・・・(ある種の緊張をほぐす様にフランクな声音になって)ずりぃ言い方しやがる、もっと馬鹿みたいに腹くくってりゃぁこっちもきっぱり決別出来たってのに
        (まぁいいかと頷く)これ以上は平行線になりそうだ・・・菫、お前はそのままでいてくれ・・・アタシはアタシの思うようにする。ひょーえもんさんたちも・・まぁ奴らの思うように動くだろうさ(けっと毒づいて)
        (軽く手を掲げ)ここでお前に触りまくって色々ご破算にしちまう手もあるが・・・流石に可哀そうだからそれはやめとく(降ろす)
        (ぽんっと手を打ち)で・・・だ。ひょーえもんさんの話じゃ、この入院期間が終わると菫はアタシとはもう会えなくなるそうじゃないか(勿論こっちはそんなつもりはないが、菫からすればこれが最後だ)
        ・・・アタシとの最期の話が、こんなしみったれた感じでいいのか?(折角だから楽しい話をしないかと持ち掛けて) -- かなえ 2023-05-27 (土) 23:23:08
      • みんなにも浄化が出来ればいいんだけどねー。
        (それが出来ればこんな事にはなっていない。市井の人間の大半は何の力もない人間だ)
        神様、うんジッサイに浄化をするのは多津那美比売さまだからね。菫はそのための――って、かなえせんぱいそこまで知ってるの!?
        (普通に話してしまったが、かなえが菫の御役目について解っている事に驚いた)
        うん!菫は長男…じゃないけど、菫だから我慢できるよ(大きく頷く。先ほどまで菫が読んでいたコミックの台詞がちょっと出た)
        自分ではよくわかんないけど、ちょっと前の菫だったら…もっときっぱり言えたかもしれない。
        でも、菫はかなえせんぱいやみんなと出逢ったからね。おわかれするのは寂しい。
        でも、菫にはほかにどうする事もできないの。菫のためにみんなに「飢えて戦争をしてくーださい」なんて言えないしね。
        (御役目を果たさない場合、この国の未来がいかなる方向に進むのか――)
        (かなえももうそこまで知っているものだ、と勘違いしつつ語る)
        ひょーえもんも、かなえせんぱいも、もちろん菫も…自分が大事なものを守りたいだけなんだよ。
        でもその全部は守れないんだと思う。なんかほらあれ…むじょん?しちゃうからね。
        (触るそぶりを見せれば、きゃーっとふざけて逃げる素振りだけをしてみせるが嫌がりはしない)
        そうなんだよー。物忌みの厳しいやつをしないといけないの!普通のお菓子とかスマホとかも禁止なんだよー。
        (菫もそれは嫌ではあるのか、むくれて口を尖らせた)ううん、じゃあ楽しいお話。うーんそうだね…
        あっじゃあ、今度のアメリカ旅行!せんぱいはどこを見るの?
        -- 2023-05-27 (土) 23:47:58
      • (思わず絶句して)菫があの短刀を使って神様の捧げものになる事でみんなが死なない様にする・・・全部今お前から聞いた情報だぁ!(ツッコミ入れそうになる手を抑える)
        菫お前・・・自分からホイホイゲロっちまいやがって・・・(呆れたように頭を抑える)
        しかし・・そうか・・・(菫は退魔師、自傷によって降りてくる神、多津那美比売・・・タツナミ・・立浪神宮の夏祭りの逸話・・・ここから「飢え」と「戦争」を繋ぐには・・・『飢えと戦争を齎す国家規模の大怪異』を仮定すれば綺麗に納まる)国家レベルの話になるわけだよ
        そうだな・・・誰かは割を喰うだろうよ(その時自分がどんな風になってしまうかは分からない・・・でも、だからと言って止まる事は出来なかった)
        お菓子もだめかぁ・・ひでぇ話だぜ・・・(スキンシップが取れない・・・それだけで気持ちを伝えるのは難しくて・・・極力明るく話す事にする)
        ・・・イタリア旅行な!?(ツッコミ入れそうになる手を抑える)はぁぁぁ・・・この話の後じゃぁ行きづらいが・・・んっとな水の都ヴェネツィアに花の都フィレンツェ。この辺りは勿論外せないよな、ぜってー綺麗だぜ?・・・本場のピザやパスタはしっかり食ってくるつもりだよ
        (その後は真面目な話は抜きに、普通の、今までの様なただの先輩と後輩としての話に終始した) -- かなえ 2023-05-28 (日) 11:28:09
      • だ、だって、ここに来れる人はお役目の事しってる人だし!せんぱいもしってる感じだったし…ど、どうしよう?
        (国防に関する情報をポロポロと漏らしてしまい、流石に狼狽える菫)
        えっと、こ、ここまでの話は全部嘘で…こ、こっかとか関係ない秘密だよ?(そして誤魔化し方をしらない)
        うん、その割を食べる?のが菫のお役目(続く言葉にはそれだけ返して頷く。最早、細かい部分以外では説明は不要だろう)
        うー、ここのご飯は美味しいんだけどねー。やっぱりチョコとかも食べたいよ。って、イタリア!?
        アメリカのローマに行くんじゃなかったの!?イタリアはアメリカ…じゃない?(外国=アメリカ程度に考えているようだ!)
        あはは、菫の事はいいからいっぱい遊んできて!そんでお土産話を…(聞かせてと言いたいが、言えなかった。恐らくその頃にはもう自分は物忌みに入っている筈だ)
        (きっとこれが最後の会話。だからこそ、当たり前の話をした。面会時間が終わるその時まで)
        -- 2023-05-28 (日) 14:17:48
  • (少女の見舞いに訪れる者がまた一人。白い菫と対照的な、くすんだ色の十日菊。)
    (菫の入院する京都医大付属病院に足を運んだはいいが、まだ心に迷いがあって、)
    (「窓口で断られたら、いっそ気が楽になるかもしれない」なんて考えが浮かびつつも)
    (それはおくびにも出さず、いつもの曖昧な微笑で面会の手続きをする) -- 十日菊 2023-05-27 (土) 23:10:04
    • (会ってしまえば、知ってしまえばまた迷いが生ずる)
      (そんな十日菊の内心などは露しらず。申請は超あっさり通る。既に申請されていたかの様に)
      (もちろん怪異や異能者ならぬ十日菊に対しては注意事項も得にない)
      (そのまま案内板にはない4階の4号室だと菫の部屋を教えられる)
      -- 2023-05-27 (土) 23:15:06
      • (日本の病院では「縁起が悪い」とされて避けられがちな4の番号の病室)
        (あえてそれを使うのは、死を忌み嫌うのではなく自然なものとして受け容れる、そんな意図の表れか…)
        (いや、考えても詮無きことだ。舞華は小さく頭を振ると、4階の4号室をノックした)
        菫ちゃーん。十日菊先生がお見舞いに来ましたよー。入ってもイイですかー?
        まぁ、ダメって言われても心配だから侵入しちゃうんですけど!(そんな、いつもの十日菊先生らしい冗談を言って) -- 十日菊 2023-05-27 (土) 23:24:36
      • 404号室、すなわちnot found)
        (それが公的には存在しない患者を受け入れるための部屋だとは、もちろん明かされてはいない)
        (しかし時にVIPを匿うためにも使われるその部屋は、なんだかえらく豪華な病室である)
        すごい!お見舞いだー!どうぞー!
        (しかも中からはこれまでと特に変わりのない元気な菫の声。ぱたぱたと入口に走りよってくるスリッパの音まで続く)
        じゃあしかたないね!侵入されちゃう!(ガラリと引き戸を開けて入院着の菫が姿を現した)
        -- 2023-05-27 (土) 23:52:23
      • はーい♪こういう時は「おまえを食べちゃうためさー」って言いながら侵入するのが礼儀かしら?
        (「わー」とケモノっぽく両手を構えてまた冗談を言って、「おじゃましまーす」と病室の中へ)
        …ん。菫ちゃん、変わらず元気そうで安心したわ。…いやまぁ、怪我しちゃったから厳密には元気じゃないのかもだけど。
        (菫の左手…のあった場所をちらと見て、けれども安心したというのは本心で、心からの微笑みを湛えて言う)
        (そして)………おへやがすごい!(これまた素直な感想!) -- 十日菊 2023-05-28 (日) 00:02:39
      • オオカミさんだね!あははは食べないでー!
        (両手を挙げて部屋の中に置かれた応接セットの方へとててーっと逃げる。ただし挙げた片方の手は手首から先がなかった)
        そうだねー。元気はあるけど不便でしかたないんだよー。お茶もいれられないし、マンガも読みづらいし。
        (割と気楽な事を言って、しかしそれが不満なのだと頬を膨らませる)
        そうでしょー。テレビもおっきいし、あっちにはほら、お台所もあるんだよー。
        (言って右手で指差す一角には簡易なものながらキッチンまで備わっている)
        このままお部屋ごと持って帰りたいくらいだよー。うちなんてボロボロだし。
        先生はどんなお家に住んでるの?(ソファにどうぞ、しながら興味本位に尋ねてみる)
        -- 2023-05-28 (日) 00:09:05
      • あらー…。普段は意識してなかったけどー、両手を使うのが前提の日用品ってかなり多いですものねー。
        漫画本はホントにそうよねぇ。あ、スマホやタブレットのアプリで読むのはどうかしら?それなら片手で操作できるし!
        (と、十日菊も軽めに明るい調子で返す。あまり暗い雰囲気にならないよう意識している、というのもあるが)
        (退魔師の生徒が大怪我をし…時には死亡する。そんな経験は十日菊舞華の人生で一度や二度ではなかった。)
        (その点では舞華も兵右衛門と近しく、「怪異を祓うとは即ち殺し合い。退魔師とはそういうもの」との覚悟や諦観があるようだ)
        んまー、お台所まで!? 先生もここで暮らしたーい!でもそんな事したら、きっとお医者さんに怒られちゃうからなー!(なんて言って笑い)
        んー? 先生のお家はー、京都の端っこのほうの山の中にある、だだっ広くて寂しい家よー?
        バブル期の昭和のニュータウン…って言っても、若い子にはわかんないか。 まあ、近代的なのに、ひなびてる。
        そんなところに独り暮らしですよ。(と、ソファにやや深く座って小さく苦笑) -- 十日菊 2023-05-28 (日) 00:32:36
      • そんなんだよー。まだ左がないの慣れなくて、あれこれ落としたり失敗しちゃうの(うんうんと頷く)
        電子書籍ってやつだよね。でもスマホはもう禁止…。しかたないから左手はそえるだけ、して読んでるー。
        (しかし無くなったものは仕方ないので、自分なりに動作を工夫したりはしている様だ)
        なんだか病室って言うよりホテルみたいだよねー。外に出歩ければ、だけど(当然ながら外出も禁止されている)
        おー、先生ん家も山の中なんだ!菫の家の神社もそうだよー。
        ニュータウン、わかんないけどカッコよさそう!でも人少ないんだ…?(不思議そうな顔をした)
        家族の人とはいっしょじゃないんだね。それなら、結婚とかしちゃえばいいんだよー(お気楽に言った!)
        -- 2023-05-28 (日) 00:40:29
      • ンンー!厳しい病院特有の禁スマホ生活ーー!
        (これまた冗談めかして言っているが…一方、頭のどこかで「これも外界との接触をできるだけ断つためだろうなー」と冷静に分析している舞華もいた)
        うんー。お見舞いに来る前に、兵右衛門さんに会いに行ったから知ってるー。なんて言うか…イイ雰囲気の神社だよね!
        そう…かっこよさげな名前で人を集めようとしたけどー、山奥だったのでダメだった!でもウチのオヤジは割とバカだから、そこに家買っちゃった!!
        オヤジ、山口の実家離れる気無いのにね…なに考えてたんだか…。…まぁそんな事情もあってー、管理も兼ねて私が住んでいるのです…。
        (こう…いかにも昭和らしい事情を語って聞かせる…!)
        …ほぇ?結婚?? ………いやぁ、どうかなー。(ぽふっ、と、更に深くソファに背を預けまして)…私…人付き合いが苦手、っていうかー…
        怖がり…だから、ね。 …親しい人が…いつか、自分の傍から離れてくのが………居なくなるのが、怖いの。
        だから、誰かを愛してー、まして結婚するなんてー…とてもとても…(と、気弱に笑って頬をかいた) -- 十日菊 2023-05-28 (日) 01:07:57
      • うん、スマホにもすこし慣れてきた感じだったから残念だよー。
        (十日菊の推測は当たっていた。これも物忌みの一環。今時の入院はスマホくらいは使えるものだ)
        って、ひょーえもんと会ったの!?うちに来たんだ!んー…ボロボロ神社だよー(ちょっと気恥しそうに赤らんだ)
        山奥で暮らすのは大変だよねえ、買い物行くのも遠いし、井戸から水くまないとだし。
        あ、ご家族は山口県なんだね。なるほどー…(いろんな事情があるものなんだなーと感心する)
        (ニュータウン事業の失敗についてはピンとこない世代ではあるが、山での生活の不便さはわかるのだった)
        1人で暮らすのは寂しいからねー。て、先生が人が苦手…(ほへーという顔になる。意外だったようだ)
        そっか、無い事よりも失くす事のほうがこわいんだね。むむぅ…むずかしい…。
        (マイナスよりはゼロの方がマシという思考は、挫折経験の少ない子供にはなかなか理解しがたい)
        だったら菫が、と言いたいけどそれも無理だしねー。女同士だし!
        -- 2023-05-28 (日) 01:20:23
      • そうよー。だから前に菫ちゃんに言った「好かれないように頑張る!」ってのも、半分くらいは本気だったのよ?
        「仲良くならなければ、別れも無い」っていうライフハック!…けど、それは失敗しちゃった…って思っていいのかな。
        (意外そうにほへー顔する菫ちゃんに、くすりと笑って)
        …ふふふ〜、今の世の中は日進月歩で進んでるのでー、女同士の結婚も増えてきてるんですよ?
        まあ日本じゃまだ制度として認められてないけどー、とにかく性別なんてちっぽけな事なんです!
        (「まめちしき!」って感じでぴっ!と片手の人差し指を立ててそんな説明をして…)
        …結婚って、さ。喜びも苦しみも分かち合う、って意味もあるんだよね。ほら、結婚式でもなんかそーゆー宣言するじゃない?
        だから、ええと…ホントに結婚するかは置いといて…私も菫ちゃんと分け合いたいなー、とは思うよ。喜びも、もちろん苦しみも、ね。
        (…そんな思いの欠片を口に出すと、それが自らに向けての棘となって、「十日菊先生」の仮面に皹を入れ…)
        …たとえ全部じゃなくても…どうにかして私で代われないかなぁ…菫ちゃんの「お役目」。
        (そう言って菫を見つめる笑顔は、今にも泣き出しそうほど、哀しげだった) -- 十日菊 2023-05-28 (日) 01:51:24
      • そっかー。でも、失敗したってことはもう仲良しだよね!(なら良し!と笑む)
        おおー、いまふうなやつだ。そっか、女同士でもアメリカでなら結婚できるんだねー。
        (何故か外国=アメリカという謎の概念をもっている菫)
        んー、結婚式は祝詞を読んで三々九度だよ?(神社の子らしい事を言ってにひひと笑む。もちろん様式の誓いの言葉も)
        病めるトキも、健やかなるトキも…とかだよね(それなりには知っていた)
        あはは、本当にプロポーズみたいだね!って、せんせー?(十日菊の雰囲気がなんとなく変わるのを感じる)
        (普段のどこかのらりくらりとした雰囲気から、もっと真面目な、本心を剥きだしにしたものへ)
        え、えっと、えっと…な、なんでせんせーまでお役目のこと知ってるの!?かなえせんぱいも知ってたし!
        (むむむむ、と悩み)せんせーには、きっと変われないと思う。菫はいでんし?が特別だって言われてるし…。
        (それに身命と共に神に捧げる莫大な霊力。人のために己を捨てる覚悟、共に恐らくは足りない)
        それにね、先生がお役目をしたら、それこそ学校のみんなが悲しい思いをするよ。
        それに菫もお役目がなくなったら、どうしたらいいか…わかんなくなっちゃう。
        (御役目は菫の存在意義、存在理由でもある、それを失う事は死とどれほど違うだろう?)
        (それにそもそも、同じだけの霊力があったとして人身供儀の肩代わりなどは――)
        できるの、かなあ…?(それは、知識乏しい菫には、判らない)
        -- 2023-05-28 (日) 02:11:22
      • (//とまあひとつの道が示唆されたところで、文通スイッチをオーン!でございますわ!) -- 2023-05-28 (日) 02:12:19
      • 全部を知ってる、わかってる、ってわけじゃないわ。でも兵右衛門さんから…彼が話せる範囲で教えて貰ったの。
        …そう、よね…。菫ちゃんの生まれつき、みたいな話は兵右衛門さんもしていたし…。
        (慌て狼狽える菫の様子を見れば、「気楽、軽薄、そして無知な十日菊先生」を最後まで貫かなかった事への後悔が芽生える。)
        (異能なし。霊力なし。覚悟もなし。そんな無能の自分が、役立たずの十日の菊が誰かを救えるはずがない。)
        (38年近い人生の中で幾重にも痛感してきたのに、それを忘れたのかと己を苛む。………けれども、)
        …っっ!みんなが悲しむのは、菫ちゃんだって同じだよっ!!(感情は止まらず沸き上がり、ぽろぽろと涙が溢れ出る。)
        わかんなくなってもいいじゃない…私だってわかんないよ…自分はどうしたらいいのか!私が何のために生きてるのか!!
        (大小様々な夢を棄て、他者から頼られる事を諦め、そうやって自分を殺し、手折った菊の花びらが、僅かに舞い残るだけ。)
        (そんな十日菊舞華だからこそ、白依菫に向けての「棄ててもいい。諦めてもいい。逃げてもいい」との想いはむしろ力強く、)
        (何よりも――) だから…だから…っ!………これから一緒に…探そうよ………菫ちゃん…“あなた自身がどうしたいのか”を………
        (菫の手を、残された右手を護るように取って言ったその言葉は、心の底からのものだった。)
        …できるかどうかわからない…それって「やってみる価値はありますぜ!」ってことなのよ?
        (そうして涙を拭いながら、冗談めかして微笑んで言って) もちろん、闇雲にあれこれ試せばいい、って状況でも無いけれど…。
        (舞華とて、皆を救う事を自体を諦めろ、と言いたいわけではない。さりとて自分が思いつくような代替手段のほとんどは、兵右衛門たちが既に検討し却下したであろう事もわかる。)
        (ただ…菫の反応を見る限り、希望はあると感じた。だから「ふーむ」と考える。十日菊先生らしい、おバカな舞華だからこその、明るい表情で) -- 十日菊 2023-05-28 (日) 10:21:04
      • そ、そうなんだ。ひょーえもんが…。あんなに菫にはきみつきみつって言ってたのにー。
        (兵右衛門が御役目に関する情報を外部に語った。それが意外だったのか驚き、そしてズルいと剥れた)
        うん、そのへん何だか難しくて菫にもよくわかってないんだけどねー。
        (「異世界由来論」に端を発する、神への供儀たりえる者の選別。遺伝子に言及するそれはオール赤点の子供の頭には理解しきれていない)
        でもうれしいよ。先生が菫のためにそこまで考えてくれるなんて。
        みんなで少しずつ神様に捧げるってできたら良か――…
        (涙を流す十日菊に言葉が止まる)…うん、わからないのが普通なんだよね。
        (生きる意味。存在理由、存在の意義。人はそれを確固たるものに出来ず、ゆえに悩み迷う)
        (一方、菫にはそれがない。迷い、悩み、苦しみが。なぜなら生まれた日そのより覚悟は完了しているのだから)
        (今はそれが寂しいとも思う。誰より純粋な人類の筈なのに、自分だけ人ではないかの様に思えてしまう)
        ありがとう、先生――(しかし自分が死なないと言う事は、この国の、1億2000万もの人々の危機を意味する。ゆえに)
        お役目から、逃げる事は菫にはできない。みんなを助けたい!(どうしたいか、をまずははっきり伝える)
        みんなを捨てて逃げたら、その後生きててもずーっとつらいと思うからね。
        (それこそ、笑顔の仮面を被り、その下で後悔をし続ける人生が待っている事だろう。菫にもそれは想像できる)
        それに何よりも、人々を苦しめる怪物はやっつけないといけないもん。大御霊を!
        (そう言ってむふーと息巻く笑む)
        (寛容なのは大御霊、国を危機に陥れる程の怪異を倒す、あるいはその呪詛を食い止める事であり)
        (この国とそこに住む皆を守ることであると。それが可能ならば手段は問わないのだと)
        菫ね。菫が死なないとお役目ははたせないと思ってた。でも、大事なのはそこじゃないもんね。
        (そして十日菊の意図をくみとって、ちょっと恥ずかしそうに微笑む)
        (すなわち菫は目的と手段を同一視しすぎていたのである)
        (それに気付かされる事ができた。だから)ありがとう、まいかせんせー!(もう一度礼を言った)
        (――とは言え、別の手段を模索する時間は僅かしかなく、答えが存在するのかすら不明である)
        -- 2023-05-28 (日) 14:43:45
      • うん。それがあなたの………「誰かに言われたから」とか「他に選択肢がないから」とかじゃない………
        …菫ちゃん自身の“どうしたいか”なのね…(まだ涙の跡が残る顔で、穏やかに微笑む舞華。)
        (菫が瑞祥高校で過ごす中で悪辣な輩と出会い…その結果、人々に失望し、役目を放棄する――)
        (ある程度は監視・管理されていたとはいえ、そんな未来もあり得たはずだ。…世界中に悪意を振り撒き、その報いで身を滅ぼした、ある生徒の顔を思い出す。)
        (…けれども、そうならなかった。短い間ながらも菫ちゃんは自ら見て、聞いて、考えて…そして「みんなを助けたい!」と思うに至った。)
        (なら私のするべきは、この子を止める事じゃない。できるだけ多くのみんなが幸せになる…ううん、後悔しない形で、この子のしたいようにさせてあげる事だ。)
        …そだね。私も…菫ちゃんに、そんなつらい思いをさせたくないよ。(仮面の下で後悔し続けた、その当人である十日菊舞華は深く頷き)
        ん!とにかく、ワルイヤツのするワルイコトを止めればイイ!話の根っこはとってもシンプル!!(無論、この件は枝葉の部分が複雑だという大きな問題は残るものの)
        (息巻く笑みの菫に負けず劣らず、舞華も――覚悟の決まった笑みを浮かべる。)
        (所詮は「ヒーローごっこ」に過ぎないかもしれない。そんな思いも確かにある。それでも…菊の花弁は菫の周りで舞い、鮮やかな色を取り戻した。)
        んふふ、ありがとうを言いたいのは私のほうだよ。菫ちゃん!(舞華からも、その礼を菫に。)
        …で、えーっと…その大御霊っていうのは…(…ともあれ舞華ちゃん、大きな事を言ったはいいけど、策を考えるための情報が全く足りてないので)
        (菫ちゃんの知ってる範囲理解してる範囲、あと病院のスタッフが止めに入らない範囲で、このあと色々お話を聞いたのでした!) -- 十日菊 2023-05-28 (日) 16:06:55
      • うん!(大きく頷いて答える)
        (尤も、人の心は周囲の影響や教育により形作られるものだ)
        (菫の場合、日常的に楽しんでる…そうなる様に与えられている…ヒーローもののフィクション作品からの影響が大きいのだが)
        でも、菫に出来るのは怪異と戦うことだけ。
        本当に人をたすけられるのは、せんせーみたいな人なのかもしれないね。
        (言ってむふふと笑む。恐らくは十日菊は照れるだろうから)
        問題は、どうやって大御霊をやっつけるかだよね。
        1000年、時代時代の偉い人や退魔師がずっとそうしたいと思っても祀り鎮めるくらいしかできなかったすごさがすごい怪異。
        浄化以外なんも効かないってひょーえもん言ってた!
        (大御霊に関しては、菫はこの程度しか知らない。詳細を知る必要もなかったためだ)
        (それ以外のことも菫は大雑把な情報しか持っていない。…理解度の問題である)
        (兵右衛門を含め、より専門的な知識と手段を持つ者の協力は必須となるだろう)
        -- 2023-05-28 (日) 16:42:25
  • 🌼
  • 🌼
  • (今日の修行と禊を終え、菫は桶を片手に井戸の前)
    (片手でどうにか水汲みをこなそうと四苦八苦する毎日だが、井戸の桶から手桶へ水を移すのが難しく、ばしゃばしゃと零してしまう)
    (左手があった頃に比べ、何倍もの手間がかかる)はーあ…。
    (片手を使ったのは自分の意志でした事だ。だから辛くはない。しかしとにかく不便だ)
    (何も出ていない左の袖先を見て、ぼやく)んー、どこかに落ちてないかなあ…サイコガン。
    -- 2023-05-29 (月) 20:47:19
    • (先の無い左腕を前に伸ばし)ズキューン!(サイコガンごっこ。硝煙をフッと吹き消す仕草付きだ)
      …なーんて言ってても仕方ないんだよね。んしょっと(水の入った手桶をあらためて持つと、社務所の奥、居住スペースへと運ぶ)
      (そしてその水を風呂桶に注ぎ、戻ってくる。毎日の日課、それも以前よりはるかに時間がかかる)
      (もっとも、そんな苦労もあと一ヶ月半のこと。その先の事は――)考えないと、だよね。
      (水運びを続けながら、うーんと唸る)
      -- 2023-05-29 (月) 21:02:36
      • (もし大御霊を斃し、自分が生きていたとして)その後、どうすればいいんだろ…。
        (井戸の傍に屈みこみ、ひとやすみしながらぼやく)
        (目的の、役目のない人生。それ自体が想像の外のもので、どうにもピンと来ない)
        (退魔師として生きる?それはアリだろうか。お役目を終えた後も、自分がそれで居られるのなら)
        (女子高生として生きる。これは難しい気がする。…主に学力的な意味で)
        (ここで普通の巫女として生きる。それはきっと、つまらない。ここにはあまりにも何もない)
        うぬぬぬぬぬ…(途方に暮れて晩秋の空を見上げる。赤い空に烏が舞う)
        (いずれにせよ、終わりの時は刻一刻と近づいてきていた)
        -- 2023-05-29 (月) 21:19:38
  • はいこんにちは。(前触れもなくふらりと訪ねてくる、橙と水色の半々頭)
    自宅に戻ったって聞いて、様子を見にきたよ。
    あとはまあ、少し話もしたくて。
    いいかな?(黒マスクを装着しているのは、少しでも何か移したりしないようにという配慮である) -- 2023-05-29 (月) 21:22:39
    • ウワーッしきみんせんぱい!?(驚くのと同時に笑顔の花が咲いた)
      (しかし、その顔はすぐにハッと何かに気付いたものとなる)だ、だめだよせんぱい。今ね、菫は物忌みってるの!
      人と会ったらいけない時なんだよー(どうしようどうしようと狼狽える)
      (それからキョロキョロと周りを見回し)ちょ、ちょっとだけなら…!(右手の親指と人差し指でちょっとの間を作ってみせた)
      -- 2023-05-29 (月) 21:27:03
      • もうその時期に入ってたか。じゃあ一言もらったら帰るよ。
        (辛うじて声が届くであろう距離を置いて、質問を投げかける)
        生きたい?
        今年の大晦日のあと、その先も。 -- 2023-05-29 (月) 21:33:48
      • 一言でいいの?はいかいいえで答える感じのやつ?(なんだろうと首を傾げる)
        あっ!もしかして、愛のこくはく!?(なんだか壮絶な勘違いをするも、質問を聞けば)
        うん!(即答する、もちろん答えははいでイエスだ)
        (死ななければならないのならば死ぬ。しかしそれは、生きたくないという意味ではない)
        (十日菊との会話により、菫はその事にすでに気付いていた)
        だから今ね、来年からどうやって生きていったらいいかって考えてるんだー。
        答えはぜんぜん出ないけど…って、なんでそんな事きくの?
        しきみんせんぱいも、菫のお役目のことしってる…?
        -- 2023-05-29 (月) 21:42:55
      • そっか。(柔らかい笑みを浮かべる)
        (思えば、当たり前のことだった。心から進んで死にたい人間なんて、そうそういない)
        知ってる。
        (それはさも当然のように)
        そういうのはね、ゆっくり時間をかけてかんがえていいんだよ。
        (高校生で先の人生なんて、決まってないほうがふつうだよ。そう言って肩をすくめて)
        気持ちが聞けて良かった。
        ありがとう。
        (それだけ伝えて、踵を返す。山道をひょいひょいと降って行った) -- 2023-05-29 (月) 21:49:52
      • ううー。先生も、かなえせんぱいも知ってるし。どうなってるんだよー。
        (菫の周囲で起きている事を一番知らないのは菫。入院中にそんな状況になっていた)
        うん、普通はわかんないんだよね。自分が何のためにいて、何になりたいのか。
        しきみんせんぱいも、まだわからな…わわ、本当に一言だけだ!こくはくは!?
        (樒が何をしに来たのかわからず、ぽかーんとしたまま去る背を見送る)
        ゆっくり、かー。そうだね、時間はいっぱいあるんだよね。
        (それから、頷いた。自分にも来年以降があるのならば、それから考えればいいのだ)
        -- 2023-05-29 (月) 21:57:11
  • 🌼
  • 🌼
  • (コン、コン、カコーン!と普通の人であれば聞きなれない音が響き、山にこだまする)
    (襷掛けをした老人が、ナタを用いて木材を叩き割る音だ)
    (それはガスが通っていないこの神社では週に1度行われている薪割り。風呂に炊事に使われる大事な燃料だ)
    (老人の手並みは慣れたもので、リズミカルに木材を燃やし易いサイズに割っていく)
    -- 兵右衛門 2023-05-31 (水) 20:27:36
    • (しかし寄る年波には勝てない。作業が腰に来たのか、自分の腰をトントンと叩きながら、薪を置く台にしていた切株に腰を降ろす)
      ふーう、もう手が悴む頃合か。
      (京都の冬は寒い。山の中であれば猶更だ。冷え切った自身の手に息を吐きかけ、手と手を揉み合わせる)
      (時はすでに12月。大御霊顕現までひと月を切った)
      (御役目様の物忌みと禊はまあ順調だ。このまま何事もなければ、今回も大御霊は清めの波により相殺浄化される事だろう)
      (問題は――)あの子らが何をするのか、だのう(ふーむ、と唸る)
      (一度は白依菫3号を遣わしはしたが)
      (3号、引いては兵右衛門が持ち合わせる手段は、結局のところ清めの波を用いるものだ)
      -- 兵右衛門 2023-05-31 (水) 20:35:46
      • (多津那美比売の巫女たる菫であれば、ただ身命を差し出すだけでよい)
        (そうすれば、差し出したものに応じた規模の清めの波が賜れる。これは確実だ)
        (しかし巫女以外のものが突然、神に祓い清めを願い出るのは不躾にして無作法)
        ――ゆえに、誠意を見せる事こそ肝要。
        (しかし現代の若者らにそんな事が出来るのだろうか)
        (他人のために、それも命の代価足り得る何かを差し出すなど…)
        (そしてもし、それが出来るほどの出来た人間だとしても)
        できれば、させたくないものじゃが…。
        (前途ある市井の若者たち。それは元退魔師たる兵右衛門から見れば守るべき者達だ)
        (守られるべき者を犠牲と捧げ、兵器である者を守る)
        (理屈とすれば馬鹿げた話だが、それでも兵右衛門は彼等を止めようとは思えなかった)
        -- 兵右衛門 2023-05-31 (水) 20:49:53
      • (宮内庁へ部外者の参戦がある事を通達し、許可を得てしまったのだ)
        (賽は振られたのだ。もう後戻りは出来ない)
        (とにかく自分の出来るのは菫の世話と)
        (若者達を極力無事に、家に帰す事だけだ)
        -- 兵右衛門 2023-05-31 (水) 20:53:48
  • (静謐に静まる山の中 修行中の菫の耳に どこか木の上の方から話しかける声が聞こえるだろう)
    あんなぁあんなぁ そのままながらでええんやけど今話すタイミングある?
    (その姿が見つけられるかはわからないがとてもとても珍しい 刀を 妖刀を携帯していない片刃である) -- 片刃(カタノハ) 2023-05-31 (水) 21:14:51
    • (冬の山中に響き渡るは水音。醍醐山の森の奥にあるのは、それほど大きくもない滝)
      (菫は薄布1枚を纏い。その滝の水に背を打たれながら拝む様に手を合わせ、心身を清め、精神を研ぎ澄ます修行をしていた)
      (もっとも、合わせる手の片方は無いが)
      (しかし、どこからか声が聞こえれば)…ん?んんん?この声は、片刃さん…?(聞き覚えのある声と口調)
      (声の出どころはどこだどこだと周囲を見回す)
      (隠れているのなら姿は見付けられないが、菫の目は片刃の方を見る)
      (怪異や異能、「異物」を感じ取る菫独自の感覚のせいだ)
      うん、今なら大丈夫。ここ、この修行がおわわるまでなら…!
      (精神集中が乱れたせいか、一気に川の水の冷たさが身に染みて声が震えた)
      -- 2023-05-31 (水) 21:21:30
      • (菫が上を見上げればすぐに見つかるだろう)
        (太めの木の枝にちょんと座った 難しげな顔で菫を見下ろす片刃が)
        色々なぁ 勝手に事情を又聞きしてもて悪いんやけど (すごくざっくりまとめると)

        菫は うちらのために死んでくれるん? -- 片刃(カタノハ) 2023-05-31 (水) 21:25:57
      • (片刃の気配は上の方に感じる。まず滝の上を見るがいない。そのままちょっと視線を降ろすと…木の上にいた)
        すごい!いつのまにのの登ったの?ニ、ニンジャかお猿さんみたい…!
        うう、さむさむさむ…。そっか、片刃さんも菫のお役目のことし、しってるんだね。
        (質問にはこくりと頷き)それが菫…白依菫だからね。そのために生まれて、そのために死ぬの。
        …でも死にたいわけじゃないんだよ。今はね。
        (ぷるぷる震えながら答える)
        -- 2023-05-31 (水) 21:30:14
      • でも
        死にたくなくても 死ぬんやろう?
        (哀し気に瞑目し)
        きっと 結論は変わらへん -- 片刃(カタノハ) 2023-05-31 (水) 21:40:25
      • うん。そうしないと、沢山の人が死んじゃうからね。菫はそれを止めたい。
        (しっかりと頷き、はっきりと言う。それが菫の存在意義であり、正義であるのだから)
        たぶん片刃さんは菫のことを心配して来てくれたんだと思うけど…
        菫もね、心配なんだよ。みんなの事がね。
        -- 2023-05-31 (水) 21:43:53
      • (すいと木の上から飛び降りて来てばしゃんと 菫と同じように滝へとつかり)
        ああ 大丈夫やぁ
        これは心配やない 心配やないからやぁ
        ちゃんと面と向かって頼みたかったんや
        (じっと菫の目を見つめ)
        (ごめんなぁ ごめんなぁ と)
        菫 うちのために死んで… 死んでくれやぁ……
        (涙が零れる) -- 片刃(カタノハ) 2023-05-31 (水) 21:51:59
      • おお…わわっ!(高所から飛び降りたのを見て驚き、水の中に入ってくるのを見れば)
        冷たいよ!風邪ひくし凍えちゃうよ…?(流石に心配する。菫は特殊な訓練を受けています。真似をしないでください)
        頼み…?(なんだろう、と首を傾げ、しかし目を逸らさずに聞く)
        あやまることなんてないんだよ、片刃さん。菫はそういうものだからね。
        誰かがしないといけなくて、菫にしかできないことだから、菫がやるの。
        (それだけなんだよ、と微笑んで、右手を伸ばし片刃の涙を指で拭った)
        でも、ありがとう。片刃さんはすごいと思う。
        菫の事をしっても、普通の人は聞かなかった事にするか
        後で感謝するくらいだと思うんだ。
        それをこうして直に頼みに来るなんて、菫にもできないかもだよ。
        (手を引いて拳を握って片手でガッツポーズしてみせ)あんしんして!この国の明日は菫がまもるからね!
        -- 2023-05-31 (水) 22:00:48
      • (手を伸ばしその小さな肩を抱きたかったが)
        (きっとこの手では 汚してしまうから)
        (菫の修行時間が終わるまで 時間の許す限り泣くだけ泣いて 山から去って行った) -- 片刃(カタノハ) 2023-05-31 (水) 22:08:31
      • (まあ菫の側から触れたので、その点は心配ないというか後の祭りではあったのだが…)
        (結局、そのまま二人は別れた。あるいはこれが今生の別れ…)
        (しかし菫は泣かない。涙は堪え、辛さは秘めて決意に変える)
        (我慢。それが、菫のするべき全てなのだから)
        -- 2023-05-31 (水) 22:14:32
  • (冬の渇いた空気に響く、石畳を打つヒールの音。十日菊舞華は再び立波神社を訪れていた)
    (境内にて兵右衛門の姿を見れば一礼し)この度の件、兵右衛門様には大変良くして頂いているところ恐縮なのですが…
    またお聞きしたい事が、ございまして。(そう言って、少し申し訳なさげに微笑む) -- 十日菊 2023-05-31 (水) 22:19:45
    • おや、これは十日菊先生。寒い中をこんなところまで…。
      (12月。流石に寒い境内で立ち話もなんだろうと社務所へどうぞ、と誘う)
      (中に入れば、居間には炬燵が置かれている。ファンヒーター式ではない古いタイプだが、ちゃんと電気式だ)
      (その炬燵の天板に、兵右衛門は熱いお茶をお出しする)
      さて、お話を伺いましょうか。聞きたい事がある…でしたな?
      (まあそれはそうだろう、と頷く)
      -- 兵右衛門 2023-05-31 (水) 22:27:08
      • ありがとうございます。(社務所内に招かれ兵右衛門と向かい合って座ると、促されるまま本題へ)
        お聞きしたいのは、多津那美比売命を祈り敬う際の作法です。
        現代に残る文献や伝承はほとんどないと伺っており、恥ずかしながらどのような御心の神か知らぬ我が身ですが、
        それならばせめて、形だけでも心からの敬意を示したいと思いまして。(そう語る表情は、以前訪れたときよりも幾分穏やかだ)
        …あ、それで………もし、形式の決まった巫女服などがあるのでしたら、それをお借りしたいな、と…(またちょっと申し訳なさそうに、そう付け加え) -- 十日菊 2023-05-31 (水) 22:37:14
      • (お茶請けに出した芋羊羹をひときれぱくり)
        作法。参拝する時の作法でしたら、一般的な神明社系のそれですじゃ。
        しかし聞きたいのはそういう事ではありませんな…?
        (3号を通じて伝えた事。菫の命以外のものを、神職でもない者が差し出し、力を乞う。その際の質問だとはわかる)
        そもそも神職以外の者が神性に直談判、などという事はほとんど無い。というか出来ない事ではありますが…
        そこは置いておいて、その機会があったとしてお話しましょう。
        その場合は、とにかく平伏して頼んで頼んで頼みこむほかないでしょうな。
        相手は神。しかも縁もゆかりもない上位の存在…(ふー、と息を吐く。それが人の創造した存在だと分かっていても、神は神だ)
        って、先生はうちの巫女におなりになるつもりですかな!?(これは驚いた、と破顔する)
        しかし目の付け所はよい。なるべく清楚な清潔な衣類を身につける。
        参拝の際の作法でもありますが、そのほうが神の心象はよくなる事でしょう。
        (貸すと言われると、むむむ?と唸り)…菫様のものしかありませんが、着れ…ますかな?
        (十日菊も大柄ではないとは言え、成人女性。子供用サイズのしかもミニスカ袴は大変なことになりそうだ!)
        -- 兵右衛門 2023-05-31 (水) 22:49:14
      • ええ、まさに仰るとおりでして…縁もゆかりもない相手からの直談判という時点で既に、大変な失礼に当たるというのに…
        (そう相槌を打っていたところ、菫ちゃんの巫女服なら貸せるが…との話になると、)…ふぇっ!?
        (流石の舞華先生も顔の前で両手をブンブン振って慌てに慌てて) いえいえいえいえ!それはアウト!間違いなくアウトですよ!!
        見た目でワンアウト!年齢でツーアウト!!私が菫ちゃんの残り香で興奮しちゃってスリーアウトですっっ!!!
        (そういうわけで、菫ちゃん用巫女服の借り受けは謹んで辞退申し上げました!おそらくは、特定の宗派形式の無い巫女服を自前で用意する事でしょう)
        (ともあれ、こほんと小さく咳をして気を取り直しまして)…生徒たちは皆、菫ちゃんを助けたいと思っています。
        そのために、菫ちゃんの命を捧げる以外の手段で多津那美比売命をお呼びできないか考えていることは、既にお聞きしているかもしれません。
        ただ、その話をしている中で、ふと…思ったんですよ。 もしかしたら、私たちは救おうとしている人々や菫ちゃんのことばかり見て…
        …多津那美比売命を、その手段としてしか考えていなかったんじゃないか、って。 …ええと、つまり…
        私たちが、その御名を呼び、その御力を求めながら…その実、多津那美比売命ご自身を見ていないというのは…
        ………悲しいだろうな、と思ったのです。(ふふ、といつものハの字眉のまま微笑む) -- 十日菊 2023-05-31 (水) 23:10:20
      • ああそうじゃ、千早は大人様のサイズでしたな。
        菫様が、コートみたいなほうがかっこいいと言って欲しがったので…。
        (一度炬燵を出て、部屋の片隅の箪笥の前へ。中から千早、菫がいつも巫女装束の上に羽織っているそれを取り出す)
        まあ、だいぶアレな事になりますなって、なんで脱ぎたて前提なんですかな!?
        (ちょっと不安になりながらも、一応と言って綺麗に折り畳まれた千早を差し出す。新品である)
        そうですな。それを示唆したのは3号でありワシでもあるのです。
        それ以外の手段があればなお良いのですが(自分には思いつかない、とかぶりを振る)
        まあ、古事記の記述もわずかな神です。どのような性格で、どのような事をしたのかもほとんど判ってない以上は
        霊力の変換器的に考えてしまうのも致し方ない所…。宮内庁にもそういった者が多いのが実情ですじゃ。
        多津那美比売についてわかっている事は…。神もまた、人の心が生み出した怪…(コホン!)超自然的な存在。
        ゆえに「そうあるべくして、そうある」…。
        神として、人の願いにはなるべく応えたい、穢れは祓いたい。そう思ってくれているはずですじゃ。
        (それが浄化の神の存在意義なのだから、と言外に付け加える)
        -- 兵右衛門 2023-05-31 (水) 23:22:41
      • あ、言われてみれば、菫ちゃんの千早は成人サイズ…ええ、ご厚意に甘えてお借りいたします。
        …それにしても、十日の菊が菫の紋様を纏うのは何だか不思議な気持ちが…
        いえ、『ハムレット』では白い菫は死の象徴として描かれていますし、舞い散る菊花との相性は、案外良いかもしれません。(くす、と笑って受け取る)
        信仰や想いが神を創る、とはよく言いますものね………おっと!神職の方の前でこれは間違いなく禁句!今のは聞かなかった事にしてくださいませ!!
        (冗談めかして言って、また微笑み)…裏を返せば…伝承が絶え、いかなる神か忘れられ、祈られ願われる事自体がほとんどない…
        それは…きっと孤独で…寂しいだろうな………なーんて、思うんですよ。(「神様の気持ちを推し量るなんて、不敬と思われるかもしれませんが」と付け加えつつも)
        だから私は、その寂しさを少しでも紛らわせそうなものを、捧げようと思っているんです。
        …もちろん、こんな何の取り柄もない私の持ち物ですから、神様からは「くだらないものだ」と一笑に付されるかもしれませんけど… -- 十日菊 2023-05-31 (水) 23:49:50
      • (巫女装束のほうも一応持っていきますかの?と聞きたい衝動に駆られるが、ぐっとこらえるひょーえもん)
        菊、ですか(菊と言えば天皇家を顕す紋章だ。十日菊の家もあるいは、そこに連なるのだろうかと勘繰る)
        ええ、死せる乙女から咲くのが白い菫。ゆえに彼女達はそうよばれておりますのじゃ。
        (微笑みを返す。空気がやや軽くなったところで)かまいません。ワシも昔は退魔師をしておりましてな。そういった事は心得ておりますじゃ。
        (続く言葉には頷く)怪異の本質が人に信じられ、恐れられる事にあるのなら、それが失われる事は死…いや消滅を意味します。
        ゆえに神は時に人を求める。時に供儀を求め、時に生きたまま神域に攫う。
        それもまた、寂しさゆえかもしれませんな。
        (あるいは事件を起こす事で忘れられる事を防ごうとしているのか、と付け加え)
        高天原…天にまします神にとって、現世における物質的価値などは然程意味をもちませんでしょう。
        神に「そこまでするのか」と思っていただけるかどうかが肝心です。
        とはいえ、菫様のためにほかの誰かが失われてしまったら本末転倒。そこはゆめゆめお忘れなきよう…。
        -- 2023-06-01 (木) 00:03:13
      • (天上の神には地上の物質的価値など意味がない、との言葉には舞華も頷き)
        その一方で、地上に降りて頂くには地上への興味を惹くものである必要もあり…改めて考えると、捧げものとは奥が深いですよねえ。
        下世話な喩えと思われるかもしれませんが、恋人への贈り物であれこれ悩むのとよく似ていると言いますか…(穏やかな微笑み。何かを懐かしむような。)
        ふふふ、こう見えても私は教師の端くれ。先生は生徒を護る事をまず第一に考えるのですよ?ですからご安心ください。
        少なくとも、他の誰かを菫ちゃんの身代わりに…なんて事は決してしませんよ。 もっとも………
        …私一人だけで、皆を救えるとも思っていません。 大なり小なり、皆が何かを失う…その覚悟はしています。
        ただ私は…その時に何が起こっても後悔しないよう、出来るだけのことをする。それだけです。
        (笑顔。力強さとも諦観ともまた違った…十日菊舞華なりに覚悟が完了した笑顔。)
        温かいお茶…ありがとうございました。…お互いに、笑顔で年の暮れを迎えたいものですね。
        (改めて礼を言うと、白い菫の千早を携え、舞華は去るのだった)
        (――菊は菊でも、節句を過ぎた十日の菊。舞華の出自が如何なるものであれ、兵右衛門が勘繰ったような、外的な大きな力が用いられる事はまず無いだろう)
        (…逆に言えばそれは、舞華の言葉どおり彼女だけでは決してこの困難を越える事は出来ず…若者たち、すなわち生徒たちの背に多くのものが重く圧し掛かっている事も意味していた) -- 十日菊 2023-06-01 (木) 00:35:20
      • まったくじゃな。中には好んで降りてくる様な俗な神もいるとも聞くきますからのう…。
        (そういった手合いが相手であれば金品で片付くのだろうが、と笑う)
        ははは、恋人へのですか。下手を打てば逆効果という点でも似ていますな。
        (皆が何か失う、という言葉にはふむりと唸る。片目を閉じて十日菊を見遣り)
        ――あるいは、それが唯一の答えなのかもしれませんな。
        (全員、この国を含める全員が少しずつ失う。少しずつ痛みを負う。そして全員がそれなりに救われる…)
        (しかしその手段を模索している時間はもう、兵右衛門にはない)
        最早、あなたたちを止める事も適わぬ様ですな。
        ならば互助部と言いましたかな?そこの皆にお伝えください。大晦日…31日の21時、上御霊神社が決戦の場じゃと。
        (当日は立ち入り禁止になっているが、北守兵右衛門の名を出せば通れる事になっていると)
        ええ、除夜の鐘が鳴り終わる前に片を付けるつもりですじゃ(最後にそう言って見送る)
        (恐らく彼等はやり遂げるだろう。菫の代替、その一点においていくつもの手段をもって)
        (であれば、自分が考えるべき事は――)
        さて、どう戦い抜くかのう。
        (自慢の髭を撫でながら、兵右衛門は思案を巡らせるのだった)
        -- 2023-06-01 (木) 00:51:01
  • 🌼
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  • (雪が深々と降る中、和傘を差して立波神社へと歩みを進める着物姿の女性が一人いる。この季節にそぐわない気崩し方をしている事からも普通の人間ではないのは分かるであろう)
    ここが多津波比売命を奉る社か、ふむ、どうしたものか(鳥居をくぐり誰かいるかと周りを見渡す) -- クロ 2023-06-01 (木) 21:54:18
    • (古い鳥居を潜り、苔むした石段を上がれば、さほど広くもない境内が姿を現す)
      (石段の端から拝殿まで続く石畳とその周辺に積もる雪は綺麗なもので、足跡のひとつもない)
      (まあ、雪が降る中、山の中のボロ神社に参拝しに訪れる奇特な者などそうそう居るわけもないが…)
      (しかし、そんな雪の中に水音が響く。社務所の更に奥。そこに設えられた井戸の前で)
      (巫女装束の少女が、桶を片手にずぶ濡れになっている)
      (その少女は、クロの気配と声に気付くとちょっと震えながら、こう問うた)
      うわ、すごいかっこ!寒くないの?(…と)
      -- 2023-06-01 (木) 22:03:30
      • おおいたいた、まったく誰もおらなんだらどうしようかと思っておったぞ……いや、それは我に言う前にお主こそではないかのう
        この雪空の中で水行とは感心ではあるがの(そして恭しく一礼)我はクロという、今は西橋の……マヒナの、と言った方が其方には分かりやすいか
        その式神をやっておるのじゃが、かつては蛇の大妖をしておってのう、故にあまり近づかぬ方が良いぞ、お役目の前の大事な時期に穢れが移るでな(互助部での話は大体知っているとの暗喩)
        今日はそのマヒナの代わりに話を聞きに来たのじゃが、まさか本人に会えるとはのう -- クロ 2023-06-01 (木) 22:28:59
      • 菫は修行中だからね。水ゴリだよ、水ゴリ!(明らかにおかしな発音。ぷるぷる震えながらも微笑み、頭を下げ返す)
        菫は白依菫、ここの巫女だよー…ってそうだ!しかも物忌み中だったんだ!
        (ど、どうしようと周囲を見回すも、神主の兵右衛門は見当たらない)ちょ、ちょっとだけならいいよね…?
        まっひーのしき、がみ!?(目をまんまるくした)そっか、まっひーって陰陽道なんだった!(アメリカのイメージが強くてピンときてなかったようだ)
        しかも蛇さんなんだ!おおー…(クロの方にてってと歩くと、その姿を色んな角度から眺める)
        あんま蛇っぽくない…おっぱい大きいし(謎の蛇度チェッカー)
        ほんとは誰にもあったらいけないんだけどねー。でもまっひーのお使いならよし!
        (たぶん後で怒られるけどね、と舌を出して笑み)話?…この感じだと、まっひーももう菫のお役目の事知ってるんだね?
        -- 2023-06-01 (木) 22:39:09
      • (名前と物忌み中である事を聞いて)うむ知っておる、だからこうも簡単に会えるとは少しばかり拍子抜けしておる
        と言うかの、我の話を聞いておらなんだのか?まあ我とて積極的にそうしようという気はないが(極力力を抑えて対応しているものの、蛇っぽくないと言われるとちょっと表情が硬くなった)
        うむ!まあ、まだまだひよっこに毛が生えた程度だがのう、自分を守れるくらいはなりたい!と頑張っておる(影を操ってブラックスネークかもーんと影蛇を出してはにょろにょろさせる)
        そうでもしないとお主の儀式に立ち会えないから、とマヒナは言っておったのう、危ないからと何度も言ったのじゃが……スミレは友達だからの一点張りでな
        と、マヒナの話はここまでにしておかねばな、時間もそんなにないであろうから簡単に聞くが……其方が降ろす多津那美比売じゃが、その前に我が、怪異がいたらやはり消そうとすると思うか? -- クロ 2023-06-01 (木) 22:50:02
      • そこまでしってるの!?まあ、この神社って普段から誰もこないからねー…。
        (むしろ菫の入学移行、数人の来客があったのが奇跡に思えるレベルなのだ)
        だいじょうぶ、触ったりしなければね(なので触れない様にしてはいる。会話もアウトではあるのだが、それはもう手遅れだ)
        そっか、まっひー頑張ってるんだね。よし、菫もがんばらないとだ(両手をぐっ握ってとがんばるぞいのポーズ。ただし拳はひとつのみだ)
        (影が蛇の形をとって蠢く様を見れば、おおーと驚いて目を輝かせる。初見なのに恐怖の色は見せない)
        儀式にって、お役目…大御霊と戦う時に来るってこと!?そ、それはだめだよ、本当にあぶないよ!
        (互助部の中の何人かが当日乗り込んでくる事を菫は知らない。初耳であり、流石に慌てた)
        (質問にはうーん?と首を傾げ)きみがどんな怪異かによると思う。
        多津那美比売は黄泉の穢れを洗い流す、そういう神様だから、黄泉の国と関係なければそれほどでもないかも?
        でも、巻き込まれはあると思う。前に少しだけ捧げた時も、ルイ君を巻き込んじゃったし…。
        (そう言えばルイの異能はどうなったのだろう、とちょっと心配になる菫だ)
        -- 2023-06-01 (木) 22:58:11
      • (ふふん)我を甘く見るでないぞ?これでも1200年は生きておる大妖じゃからな!(どやあ)
        なので大体の事は知っておるのじゃ、じゃがまあ多津那美比売については知らなんだが、今知ったからのーぷろぶれむじゃな!(マヒナの発音で)
        む、口が滑ったか……だがまあ、それだけ其方は好かれているという事の証左であるし、怪異を滅ぼすのはヒトの役目、誰かに任せてと言う事は出来ぬのであろうて
        ヒトは昔からそうやって営みを守って来たのだからのう(少し遠い目をした)
        なるほど黄泉の穢れか……確かに我は黄泉返りの怪異ではない、だがまあ方法はあるか……話してくれて感謝するぞスミレよ
        とりあえず早いところ身体を拭かぬか、ところどころ凍り始めておるぞ?(笑ってそう指摘し)ではな、お役目の日まで創建であれよ(ゆっくりと鳥居をくぐり山を下りるのだった) -- クロ 2023-06-01 (木) 23:36:14
      • すごい!1200年前ってことは…(間)…江戸時代!(歴史赤点の実力を発揮した)
        ま、まあしらない人が多いのは仕方ないね。もっと神社いっぱいあるといいんだろうけど…。
        うん、菫は国家にんてー退魔師だし、それが菫の役目だからね。
        (頷く。誰かがやらないといけない。そして自分にしか出来ない。ならば答えは決まっている)
        うん、お話できてよかった。でもまっひーには伝えておいてね。すごく危ないって!
        (神社を去りゆく蛇の背に頼む。そして思いのほか、話が広まっている事に少々不安を覚えるのであった)
        (あと、外の人とかかわった事でひょーえもんにおこられた)
        -- 2023-06-01 (木) 23:42:51
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  • ――決戦まであと十日。準備の方に滞りはないな?
    (京都御所の地下に設えられた会議室。暗い部屋に男の声が響く)
    (その問いに頷きが返るのを待ち、男は続ける。分厚い書類の束、その端をトントンと揃え)
    よく御役目様を保たせてくれた。穢れは許容範囲内、決意はより高まっている。
    霊力の消耗は気掛かりではあるが、ソーマの投与は続けている。何とかなるだろう。
    予備も控えているしな。
    (スーツ姿の男性の口調はこれまでより軽い。事が予定の範囲内に収まっている事に安堵しているのだろう) -- 2023-06-03 (土) 00:04:48
    • 第3、第4の分霊の顕現は予知されていないしのう。
      このまま何事もなければ、この国の平和は向こう百年は保証される。この件においては、じゃが。
      (伝説的な怪異を根本的に滅ぼす事は難しい。それでも力を削ぎ、魂を慰め、鎮めておく事は出来る)
      (これまでそうして来た様に…)
      予備…白依菫3号は当日使わなかった場合は凍結処置で?
      (既に告知を受けている事ではあるが、確認のために問う)
      それと、菫様のご学友らの件も…。
      -- 兵右衛門 2023-06-03 (土) 00:12:44
      • そうだ。御役目様にはそれぞれ莫大な予算が投入されている。
        機密保持のためにも、使わないのであれば厳重に保管しておかねばならん。
        (そしてそうなる事を願うと付け加え)
        瑞祥高校互助部、だったな。彼等は少々知り杉田…
        そういう意味では、この際、御役目様の盾となり散ってくれるのが好都合ではあるが…
        (自分を片目で睨む老人の視線に気づき、肩を竦め)
        まあ、そういうわけにも行かんか。彼らもまたこの国の民。陛下の臣民だ。
        尤も、第二の分霊の権能は「飢餓」…。護るのも難しいぞ北守。
        「疫病」にすらエキスパートが壊滅させられたのだからな。
        (おおよそ1年前。2022年末、下御霊神社における大御霊との戦いの結末)
        (それは相打ちであった。大御霊は祓われ、白依菫1号と護衛らは全滅したのだ) -- 2023-06-03 (土) 00:22:09
      • …今度は勝つ。そのためにワシ自ら陣頭に立つ。
        どのみち次の戦いまで生きてはおれんしのう。
        (決意と冗談。スーツの男性と兵右衛門は互いにフッと笑う)
        (怪異を根本的に滅ぼす事は困難だ。なので出来るだけの対策を講じ、後世に遺す)
        (それだけが老人達に出来る、この国の明日のための戦いであった)
        -- 兵右衛門 2023-06-03 (土) 00:27:45
      • (今日は12月21日。――いずれにせよ、あと10日)
        (それで大御霊との戦いはひとまずの決着を見る事になるだろう)
        (人と怪異、どちらが生き残るにしても)
        (何が失われ、何が残るにしても) -- 2023-06-03 (土) 00:32:21
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  • Hello!スミレ!クロと一緒に遊びに来ましたよ!(雪の降りしきる真冬だと言うのに、元気いっぱいに冬の山道を駆け上ってやって来たマヒナ)
    あと、この前約束していたパフェも食べに行きましょう!でもその前に、上がっても大丈夫ですか?(きっとご神体を見たいのでしょう) -- マヒナ 2023-06-09 (金) 07:04:49
    • わ、まっひーだ!いらっしゃい、こんな雪の中、山登ってきたの!?
      (出迎えてちょっとびっくりする。豪雪地帯というわけではないが雪の日にやってくるのは中々大変な道のりだ)
      あがってあがって!おコタはいっていって!(なので慌ててマヒナを社務所の中、神職の待機室名目の居間へと誘う)
      (居間には昭和時代の古い炬燵。その天板の上には煎餅などの菓子を納めた籠と、緋色の剣が置いてある)
      (炬燵の奥にはやはり古いテレビがあり、日曜朝のバラエティ番組を流していた)
      多津那美さまー。お客さん!まっひーだよー!
      (菫が剣にそう声を掛ければ)
      「ほほう、巫女。いや今日は巫女ではないか。健在なようでなによりじゃ」
      (剣は天板の上ですこし揺れ動きながら声を発した)
      -- 2023-06-09 (金) 17:32:55
      • それを言うならスミレだって通学していますから、大変言っていられないです!(ガチガチに着こんだ上に靴にはチェーンアイゼンと言う本格山装備でピースサイン)
        Wow!コタツはとってもありがたいです!じゃあお邪魔しますねスミレ(靴と厚手の防寒着を脱ぎ、居間の前で足を止めるマヒナ)
        Oh...こう言う場合はニレイニハクイチレイ!(ぺこぺこぱんぱんぺこり)Yes!お陰さまで今日も元気です!
        それにしても……本当にテレビ見ているんですね(口がないのに喋ったのにもびっくりだが、きっとそう言うものなのだろう、とありのままを受け入れておコタにお邪魔します)
        phew...コタツは本当に最高の暖房ですね(あっと言う間に蕩け)本当に綺麗な剣ですね、でも動けないのは大変そうな気がしますね(丁度目の前にある御神体をキラキラする瞳で見つめながら)たまには持ち歩いて散歩とかしてたりするんですかスミレ? -- マヒナ 2023-06-09 (金) 18:12:14
      • 菫はまだ車を出してもらえてるからねー。
        (立浪神社から瑞祥高校までは直線距離で6kmほど、しかしその半分以上は山道。徒歩通学は流石に厳しい)
        (マヒナが炬燵にはいるのを見て、菫は台所へ。器用にもお湯をわかし、お茶を入れる。流石に時間はかかるが)
        「あーあー、ここは拝殿でもないし気にせんでよいよい。今日は休日じゃしの」
        (テレビの事を言われれば)「神主は入院中、巫女は学校、参拝客もこない。…なんとも暇でのう」
        「じゃがこのテレビというのは面白いのう。今の現世のことがあれこれわかってきたわ」
        (動けないと言われればむむむと唸る)「まったくじゃ。元の姿に戻るなり、分身を作り出すなりできればいいのじゃが…」
        「そのためには少々力が足りぬ。情けない話じゃがなー」
        (この世に信者が数名の…自力では何もできない神なのだ)
        (そんな話をしていれば、菫がきゅうすと湯のみを載せたお盆を抱えて戻ってくる)
        あったかいうちに飲んでね。おせんべもあるよー(お菓子の鍵を指さした)
        -- 2023-06-09 (金) 18:24:12
      • Oh...女神様でも時間をもて余すんですね、でも確かに -- マヒナ 2023-06-09 (金) 18:38:36
      • 動けないままベッドに寝ていると考えればそうかも?(そして、兵右衛門も入院中と聞けばテレビくらいしかないのも納得である)
        であればマヒナ、力になればどうじゃ?(ぽんっと実体化するロリクロ、多津那美比売に恭しく一礼し、昨日の非礼を詫びる)
        おお済まぬのお、菫よ、茶飲みをもう一つお願いするでな、うむ余計な雑味がない醤油だけの味付けもまた乙なものじゃ(煎餅ぱりぱり)
        Thank you!スミレ!umm...つまり女神様が体を持てるように契約する、ですよね?でも流石に不敬なきもします(ちらっ御神体とスミレに視線を移し)
        無論ヒトに使役されるなぞ在り方に関わるのは承知しておる、だから今足りぬ霊力と方法を捧げるのじゃよ
        幸い西橋の術はその方向に長けておるし、スミレには及ばぬがマヒナの霊力は陽気で澄んでおるしのお
        や、やっぱり畏れ多いですよクロ!スミレも巫女としてそう思いますよね? -- マヒナ 2023-06-09 (金) 19:02:24
      • 「ふふふ、神も神主も寝たきりとはの。もう終わりだ猫の神社」
        (今の世に馴染んできたのか、冗談を口にする神剣。クロが出てきたのを見ればおお、と驚き)
        「気にするでない。お主らのした事はすべて我が巫女のため。そしてこの豊葦原の国のため」
        「なれば何を怒る事などあるものか。…ていうか、なんかだいぶ縮んだのう?童のようじゃ」
        (湯のみを頼まれれば、菫ははーいと返事をして取ってくる)
        「契約…まあそれでもいいが、単純に信者が増えるほうがありがたいのう」
        「そのへんは我に信仰を誓ったあの者――かなえに期待をしておる」
        (だいぶ長期的に待つつもりの様だ)
        (湯のみを持って戻ってきた菫は、きゅうすからお茶を注ぎつつ)
        そうだねー。このままだとダメなんだろうけど…。
        菫としては、お話相手がいるってすごくうれしいよ(えへへ、と笑う)
        それにまっひー、契約…というか捧げたものは戻ってこないんだよ?
        (言って先のない左手を振ってみせる)
        -- 2023-06-09 (金) 19:29:25
      • (女神の御寵感謝)マヒナの「妹みたいなシキガミが欲しい!」との想いが作用した結果じゃのう、これはこれで得難い体験ではあるし
        節介なので4月からスミレと一緒に小学校へ通うことにしたのじゃよ
        スミレが心配とのマヒナの願いでもある、断る理由は無かろうて
        やっぱり信じる人を増やすのが正しい道ですよね!あっ!私も信じてます!(乗りが軽い)
        (そしてスミレの左手を見れば)Ahhh!そうです!それ!今日はそのお話をしようと思った通りんです!
        スミレ、義手を着ける気はありませんか?左手、多津那美比売に捧げた訳ではないんですよね?(もしそうならダメであろうが、そうでないなら、と希望を込めて提案するマヒナ) -- マヒナ&クロ 2023-06-09 (金) 19:50:25
      • 「それじゃよ、それ。多くの信者が我は女神の姿だと信じてくれれば元の姿にだって戻れる筈なのじゃ」
        「ああ、それは我が巫女…菫とよぶか。菫から聞いておる。よしなにな。菫はこの通りアレな感じゆえ」
        あれってどういうそれなの!?(ぶーと口を尖らす菫)
        (義手の話が出れば)うん、菫もそのつもり!お医者さんにもすすめられてるし、大御霊退治でお金いっぱいもらえたしね。
        「いんや、菫の左手は我に供儀ったものじゃ」(質問には菫の言葉を遮る様に多津那美比売が答える)
        「こやつ、沢山の怪異を見て慌ててのう。片手など捧げてよこしたのじゃ」
        (限定的な供物による限定的な清めの波の発現をした、という事だ)
        「その前にも髪の一房を捧げてきおったし。本番で霊力が足りなくなったらどうする気だったのやら」
        (呆れた様に言う多津那美比売に対し)だって、しかたなかったんだよー。ほかに出来る事もなかったし…(菫はまた口を尖らせる)
        あ、そんでねそんでね。どんな義手がいいか考えておきなさいって言われてるんだけど…。
        やっぱり、左手の義手っていったら…これだよね!
        (菫はその辺においてあったスケッチブックを開くと、想像図を見せた)
        -- 2023-06-09 (金) 20:03:38
      • What!?Oh...一部を捧げてちょっとの清め波を出すことも出来たんですね……じゃあ完全に元に戻すのはダメですか(ちょっとしょんぼり)
        でも!そうと分かればいいデザインの義手にしましょう!Wow!コーブラーフフフーンは私も好きです!関わった女の子が大体死んでしまうのがちょっとですけれどね!
        サイコガンもいいですけれど、左手の義手といえば…これも捨てがたいと思います!
        (色鉛筆をもってスミレの横から落書きをしていく)Over Drive!格好いいです!
        ふーむ、義手を勧めても断られると思っておったのじゃが、予想以上に前向きで驚いたのお(和気藹々を眺めて)
        スミレを納得させるために色々考えて来たのじゃが、全部無駄になって良かったわい(オーソドックスに爪の義手を勧める、オーソドックスとはいったい) -- マヒナ&クロ 2023-06-09 (金) 20:51:23
      • そうだよー。まあ捧げたものが戻らないのは仕方ないね。
        (覚悟の上での事、ゆえに後悔はない。だいじょうぶだよと微笑み)
        そっか、サイコガンはちょっと危険な香りがするのか…!
        「今の菫は精神力もアレじゃしなー」
        (神にツッコまれながらマヒナが即興で描いたスケットを見る)
        おおー、その手があったか…!でも見た目のインパクトがちょっと弱い気がするよ(むむむと唸る)
        うん、捧げたものを返してほしいわけじゃないけど、このままだと不便だしねー。
        (爪の義手と聞いて、色鉛筆を手にさらさら)(色鉛筆を手にうーんと考え)霊力とか関係なくて強そうなやつ!とかどうかな!
        -- 2023-06-09 (金) 21:01:59
      • (この女神様結構俗世に染まってるな!?と思いつつも表情には出さないクロ)
        確かに、波紋能力がないと普通のキリキリキリって鳴るだけの義手ですからね(hmmmと悩んでいると、出来たのはけれんみのある爪!)
        Yes!イケてます!3倍速いその爪があればスミレを虐める怪異のお腹をズドンですね!ただ、その爪を装備してると情けない奴になりそうな気がしますね!
        それと、物を掴むのも不便です!そこで……(さらに色鉛筆と手に取って、さらさらさらりと書き上げる、なんだか楽しくなってきたのか舌ペロしてるぞ)
        霊力と関係なく強くて、しかも五本指が使えて軽くて丈夫!とかどうでしょうか!
        いやどうやって作るんじゃそんなもん……(冷静突っ込みロリクロ) -- マヒナ& 2023-06-09 (金) 21:31:12
      • これでジャブローもいちころってわけよ…!あでもガンダムにはかてない。
        (むふーと息巻く菫。だんだん趣旨がズレてきている)
        (マヒナの新作を見ればおおおーと驚く)正統派にかっこいいやつだ!むむむ、これもいい…!
        あでも、攻撃的な手ばっかりだし、巫女的にはこうみんなを守れる感じの手を…。
        (ページをめくってさらに書き書き)足りない手は勇気で補えばいい!
        (クロのツッコミには)何年か前にね、巨大ロボ作った高校生がいたって聞いたことあるよー。あと宇宙船作った高校生とか!
        (退魔師の間に流れる、さまざまな事件の噂。その中でも特異なメカ開発系の噂を語る)
        「ふふふ、人の想像力というものには果てがないものよのう」
        (多津那美比売は義手大喜利を眺め、愉快そうに笑った)
        (ともあれ義手については、着ける気はある様だ)
        さて、そろそろあったまったかな?パフェいきたいパフェ!
        -- 2023-06-09 (金) 21:44:37
      • Mhuhu…攻撃も出来ますし、空だって飛べる万能義手です!でも、こうして見ると赤ばっかりですね!
        (そしてやっぱりスミレの新作も赤い)これが勝利の鍵です!このアニメもよく見てました!これだけ義手候補があればスミレも人気者間違いないですね!
        そうですよクロ!やれば出来るんです!やらなければ出来ないんです!つまり、この義手も頑張ればきっとできる、そう信じて!
        不思議とマヒナが言うと何とかなりそうに聞こえるのが厄介なんじゃよ、ただ前しか見ておらぬのにのう(小さくため息をつくも、それがヒトか……とどこかノースリーブみたいな事を考える)
        Oh!そうでした!もう一つの目的を忘れていました!(さっと時計を見ると)もうこんな時間!?そうですねスミレ、急いで準備して向かいましょう!
        と言う訳で、多津那美比売、貴女の巫女をお借りいたしますね!(ぺこりとお辞儀すると凄い勢いで山を下りていくのである)
        (その後京都の街に出たマヒナとクロ、スミレの3人は、心行くまでパフェを楽しんだと言う話だったとさ) -- マヒナ 2023-06-09 (金) 22:01:30
      • 赤はかっこいい色なんだね。仮面ライダーとか戦隊リーダーも赤が多いし(うんうんと頷く)
        どれかいっこでもいいから、カッコいい義手がほしいなー。
        (そう、菫はかっこいいものに割と目がないのである!性能は二の次であった)
        うん、じゃあ車出してもらうね。歩きだと日がくれ…って歩きなの!?
        (待って待ってとマヒナを呼び止め、どこか…宮内庁だが…に電話。送迎車をよぶ)
        (とりあえず新年度まではこうして車を遣わしてもらえるのだと説明もしておく)
        さあ、おっきいチョコパフェとかチョコパフェとかたべるぞー!
        (友達といっしょに食べるはじめてのパフェは、それはそれは美味しかったのでした)
        -- 2023-06-09 (金) 22:11:15
  • おいどうせならロケットパンチつけようぜロケットパンチ(上の方見ながらなんかへんなこと言うやつが神社に闖入してきた!コワイ!) -- 8世 2023-06-09 (金) 21:49:22
    • ウワーッ!こんな時ばっかりカンが働く人がやってきた!
      ロケットパンチでマジンガーZだよね。菫、あんまり古いのはわかんないや(へへへーと笑う)
      でも、腕が飛ぶのは面白いかも!
      -- 2023-06-09 (金) 21:54:44
      • まるで人をどうでもいい時だけ気を働かせてふだんはぼんやり生きてる察しの悪いボンクラであるかのように……!だいたいあってる(あってる)
        そんな…あらゆる巨大ロボは大なり小なりマジンガーの影響を受けていると言われるほど偉大なくろがねの城なのに…まぁ古いから仕方ないね!
        それはそれとしていいよなロケットパンチ便利そうで。霊力で操るやつとか作ろうぜ!高いところのものとか取れるやつ!(なんて言いながら境内をきょろきょろ)
        ……今日は白依ひとりか?ひょーえもんはまだ入院してんの?(人気がない…のはいつものことな気もするがそれはそれとして) -- 8世 2023-06-09 (金) 22:02:14
      • そういうとこあるよね、8世くん!(否定しなかった!)
        そっか、ヒーローロボのご先祖さまみたいな感じなんだね。ロケットパーンチ!(左手を突き出す仕草)
        霊力で操る…というかなんかサイコミュ感でてくるね!(しかも霊波コントロールできる!)
        うん、ひょーえもんはまだ病院だけどもうすぐ退院。あと多津那美比売なら居間にいるよー。お参りする?
        -- 2023-06-09 (金) 22:19:24
      • ちくしょう自分で言っといてなんだがほんとに否定できねえ…!そしてそれだよ視聴者が求めてるモノは!(パーフェクトだ白依!いいね!)
        あー、ジオングのあれみたいな?ジオングは知ってるか?まぁあいつの手はあんまり便利そうじゃねーけど(しかも手足を使わずにコントロールできるこの私を!)
        そっかそっか、それじゃあんまり日持ちしないから冷蔵庫にしまっといてくれよ。お前らへのおみまいー(こ、これは…芋ようかんじゃねーか!)とーかパイセンちのやつじゃねーけどな。けっこう高かったんだぞ?
        おうするする、というかそのために来たんだおれ(おじゃましまーす)……居間?(居間?確かにテレビ見てるとか言ってたけど……居間?) -- 8世 2023-06-09 (金) 22:32:24
      • あはは、腕が飛んでいく義手。そういうのあったらいいなあ。…菫は霊力しょぼしょぼになっちゃったけど。
        ジオングはわかるー。あでもどうせならネオジオングのがいいなあ(義手ですらなくなった)
        (芋羊羹をうけとって)おー、ありがとー!芋ようかん…でっかくなる…?(何かうろおぼえな記憶であった)
        (それなら、と8世を拝殿ではなく社務所の待機室=居間に案内する)
        (見れば炬燵の上に置かれ、相棒の再放送などを見ている神剣の姿を目にする事になるだろう)
        「む?おお、巫女ではない外つ国の小僧っ子か。健勝な様でなによりじゃ」
        -- 2023-06-09 (金) 22:39:26
      • よう知らんけど霊力だ魔力だってやつのキャパは鍛えて増やしたりできねーのか?お前まだまだ鍛える余地あんだろ、成長期なんだし。そう…おれと同じで!(まだあきらめてないよ)
        うでよくばりセット来たな……あんなにあっても扱いきれんだろアシュラマンかよ(あいつの多腕生かした攻撃だいたい防がれるんだよな…)
        芋ようかんで…巨大化……?そういう生態のおれの知らない光の国星人でもいるのか…?(わからん…ただおいしいものをと思って…)
        (んで、促されるままついて行けば)うわあぷりん帝国でこういう伝説の剣見たことあるわコレ!!(めさくさくつろいでいらっしゃる!)
        おう、その節はどーもなたつなみ様。いちおうあんたに返してもらったもんのご報告を、と思ってよ……(おもむろにパン、と柏手を鳴らし、手を合わせると)
        スマネェ神様!ダメだったわッッ!!(おお…アントニオ猪狩が刃牙に敗北後横綱に謝罪した時のあのポーズ!んーなんて誠意だ!) -- 8世 2023-06-09 (金) 22:49:38
      • それはできると思う。何年も修行すれば、すこしは…(その辺はもう才能次第、やってみなければ分からない)
        そうだね、菫も8世くんもまだまだこれから!…8世くんも来年から小学校いく?
        (両腕を拡げて)でっかいのはカッコいいからね!菫もいつか大きくなるといいなあ。弥栄せんぱいみたいに!
        ううん、芋ようかんで大きくなるのは宇宙の暴走族だよー(しらない人が聞いたらわけのわからない会話)
        「なんじゃなんじゃ?ぷりん?」
        「なんというか、こう祀られているというのも退屈なものでのう。高天に帰る事もできんし、こうして時を潰しておるのじゃ」
        「で、報告か。よかろう」
        (そして結果を聞けば)「そうか。すまんのう小僧。我が菊理のような縁結びの神であればよかったのじゃろうが…」
        (横で聞いていた菫も、ありゃまあーと言う顔になった)
        -- 2023-06-09 (金) 23:03:30
      • ほー、そんじゃ訓練してロケットパンチだの輻射波動だの出せるよーになんねーとな!ちょうどカミサマもいるんだし!稽古つけてもらえよ稽古(神直伝!なんとココロオドル響きか!)
        あとさすがに小学校行くほどちっさくはないわい!(ずびし。制裁チョップをくらえ!)
        弥栄……弥栄……あぁあのいろいろとでっかい?(そういや面識ないわ) まぁ……でっかいことはいいことだな!(ウム!)
        あーぷりん云々は気にすんな、白依の芋ようかんと同じで別に伝わらなくていいやつだから(言いたいだけのやーつ)
        いやまぁ、まだゲームセットにはなってない……と、思うんだけど……とりあえず初手はだめだった、って感じ。別にあきらめてねーし心だって折れてねーけどさ、とりあえず第一報を、と思ってよ(たはー)
        すまねーどころかこっちがすまねーって言う立場だよもう。せっかくノーダメで返したもらったのに俺が不甲斐ないばっかりに…気ぃ使わせてごめんな神ー?(さっきから神に対して気安いなこいつ) -- 8世 2023-06-09 (金) 23:12:30
      • そうだね。ロケットパンチはともかく、魔法とか練習してみようと思ってる(うむりと頷く)
        あいた!えへへ、じょーだんだよー。でも来年からは8世くんもすごい上の学年になっちゃうんだねえ…(不思議そうな顔をした)
        そうそう、3年8組のでっかいせんぱい!8世君もでっかくなるんだよー。
        「ふむ、あきらめないというのは大事なことじゃな」
        「最近では草食系というのか?どうにも情けない男子が多勢を占めている様じゃが、お主は違うようで何より」
        「岸壁に砕ける波の如く当たってみるがいい」(剣なのでわからないが多分ドヤ顔してる)
        -- 2023-06-09 (金) 23:26:02
      • 魔法はまたジャンル違くねぇかなぁ!?(神道ってそういうのアリなの!?)
        まーお前の場合、現状がどうかしてただけだからなあ。むしろあるべき形におさまるというか(この体躯と学力レベルで高校生は無理があったのでは?えどわーどはいぶかしんだ)
        おー見てろよ、予定ではワイスピのホブスくらいでかくてたくましい男闘呼になる予定だから俺!(ぐっ。夢見るのは自由ですよね)
        あはは、つきまとうなうっおとしいぜッ!て態度で示されたばっかだけどな!まーあきらめと頭と根性と態度が悪いのが俺だ、ガツガツ行くからよ、ハデに玉砕して泣きながら慰めて貰いに来るから楽しみにしとけ!
        ……それはそれとしてかみさまってメシは食えるか?うちの持ち帰りセットも持ってきたんだけど
        あれだ、なんだかんだでアンタのおかげでこうして俺の友達が元気に生きてくれてるからな。ささやかながらお礼をと思ってよ(おそなえですおそなえ。なまぐさたっぷりのラーメンですよ) -- 8世 2023-06-09 (金) 23:40:01
      • まあそうなんだけどねー。霊力とか低くても知識とかで何とかなりそうなのは魔術かなって。
        うん、学校行くって決まった時ね、小中高どこにするか選べたんだよ。
        で菫は高校を選んだの。だって購買でお菓子買えるから!でも無理あったねえ(えっへへーと笑う)
        まあ8世くんってアメリカ人だもんね、そのうち急に大きくなったりしそうな気はするよ。しかもムキムキに!
        「さてさて、それもどこまでが本心やら。女子の心は複雑なものじゃぞ」
        「飯?物理的に食えはせんが、供えられればその力はいただけるぞ…ほほうラーメンというやつか」
        「テレビでよく見るのじゃが、ここでは出ないものでのう。これはうれしい…!」
        お供えに汁物はそうそうないよー…(菫が一応つっこんだ)
        -- 2023-06-09 (金) 23:48:20
      • あーなるほど、確かにそんなイメージあんな魔術。将来は魔法少女すみれバイオレットとかになんのか…!(意味が重複している?気にするな!)
        そして高校選んだ理由がくだらなすぎた……まぁわかるけど!俺も小学校の頃「購買でパンとかおやつ買う」っていうのあこがれたけど!なんかいいよなアレ大人って感じで!
        いぎりすです。おれはいぎりすじんだって何回言えば覚えるんだよ日本以外全部あめりかかよお前(ていっ。ツッコミフィンガーで額をつーんと突くぞ)
        しってる(しってる)……だからほんとどう触ればいいかわかんねーんだよな…絶対しくじる気がするからその時はなぐさめてね☆って予約してんだよ言わせんな恥ずかしい
        お、そりゃちょーどよかった。そんじゃかみさまにお供えしたら白依いっしょに食おうぜー。2人前持ってきてたからよ(かみさまと白依のぶん。期せずしてメシにありつけてしまった)
        今日のはかみさま用に魚介ダシだけを使った特製のしおラーメンだ、うちのおやじに作らせたからうまいぞ?(おれはあたためるだけー、とキッチンに入り)
        ついでだ白依、ラーメンの作り方覚えとけ。お前もこれからは一人でいろいろできるよーになんねーとだもんな!(白依にネギの切り方だとか火加減の調節だとか、調理中にそんなことを教えつつ、ラーメンおそなえしていったってさ) -- 8世 2023-06-10 (土) 00:07:39
      • まあ、魔力がないとダメ―って感じだとアウトなんだけどねー。魔法少女…!(そうかそれもあるかと目が輝いた)
        だって、どこでもいいって言われたんだもん。だったら高校選ぶでしょ!(一番自由っぽいイメージでもあったのだ)
        ふぎゃっ!?イ、イギリスは…アメリカじゃないイギリス。だいじょうぶ、わかった。
        (指で突かれた箇所が赤くなり、なんだかインド人みたいになった)
        「まあよい、その時には菫にでも撫でてもらうのじゃな。我には無理じゃしー」
        やったー!ラーメン、今日のお昼はラーメンだー!おおー、しおラーメン…。お塩のあじなんだ…(そういうのもあるのか、と驚く)
        わかった!ラーメン作る!超人こねる!
        (持ち帰り様のセットなので作るのも楽なもの、2人と1本で美味しいラーメンを堪能したのでした)
        -- 2023-06-10 (土) 00:25:12
  • 🌼
  • 🌼
  • (2024年2月21日、夜――)
    (学校から帰宅した白依菫は)
    (3日ほど前に退院し、立浪神社に復帰した北神兵右衛門によばれ)
    (社務所の待機室、実質居間にしている部屋にやってきた)
    どうしたの?お薬の時間はまだだよね。ああ、水汲みは明日、氷が解け――…
    (菫の言葉が止まる。ちゃぶ台の上に見慣れないものがドンと置かれているのだ)
    こ、こ、これ…!どうしたの!?
    (驚きどもる菫の視線の先)
    (そこにあるのは大きなホールケーキ。しかも蝋燭が10本立てられている)
    -- 2023-06-10 (土) 19:31:54
    • 菫様。お誕生日おめでとう。
      (丁度1年前、菫は目覚めた。ゆえに2月21日を誕生日とし) (今日、菫は10歳になったのだ)
      「めでたいのう。そして祝いの日にはこういうものを食べるのじゃなー」
      (天細々波剣が不思議そうに言い、カタカタ揺れた)
      まずはケーキをと言いたいが…
      その前にのう、菫様には選んで貰わねばならん事がある。
      ――これからの人生についての事じゃ。
      (兵右衛門は火傷の跡が大きく残る顔を菫に向ける。片目を閉じて)
      -- 兵右衛門 2023-06-10 (土) 19:33:05
      • う、うん。わかった…。
        (菫は唾を飲む。兵右衛門が真剣な話をする時の癖を見せたからだ)
        (静かに襖を閉じると、兵右衛門の向かいに腰を下ろす)
        菫は何を選べばいいのかな?人生…今度は行く学校は決まってるよね。
        (ほかに何か選ぶ様なことはあっただろうか?菫は首を傾げた)
        -- 2023-06-10 (土) 19:33:52
      • 選択肢はおおよそ二つ。
        このままこの神社に留まり、儂の子となるか。
        それともこの神社を出、養護施設に入るかじゃ。
        (お役目様の役目を失った菫には、多津那美比売の巫女を続ける必要はない)
        (であれば神社を出、怪異事件被害孤児を養護するための施設に入り)
        (そこから小学校に通い、一般人としての生活を目指す)
        (そういう道もあるのだと兵右衛門は菫に告げる)
        修行のため、ではあるがここの生活はあまりに不便じゃ。
        ワシもこの有り様じゃしな。
        (大御霊の雷撃を受けた兵右衛門には後遺症が残った)
        (片脚の麻痺。完全に動かないわけではないが…)
        (杖を突かねば歩く事も出来ない、所謂要介助者になったのだ)
        (己の介助の重責までも菫に背負わせたくはない)
        (ゆえに菫にはより自由になれる道があるのだと告げる)
        「……」
        (多津那美比売は何も言わなかった)
        -- 兵右衛門 2023-06-10 (土) 19:36:05
      • (人生の岐路が再び突き付けられた)
        (決まりきった筈の人生、決まりきった筈の末路だった自分に)
        (菫は考える)
        (何を守り、何を捨てるべきか)
        (自分が居なくなったら、兵右衛門はどうするのか)
        (立浪神社はどうなるのか、ほかに祀られる場所のない多津那美比売は…)
        (自分のために捧げられた全てのものは…)
        そんなの決まってるよ。菫はここにいる。
        (10秒に満たない思考の後、菫はきっぱりと答えた)
        (自分の障害、兵右衛門の障害、儲からない神社、不便な生活)
        (きっとこれからも我慢に我慢を重ねる毎日が待っているのだろう)
        (けれど自分だけ楽になる。そんな選択は菫には選べない)
        (それに去年に比べれば、きっと、どうってことはないんだと思う)
        (もう、1人で耐える事はないのだから)
        んでも、ひょーえもんの子になるってどういうこと?
        (その辺は菫にはよくわからない)
        -- 2023-06-10 (土) 19:43:43
      • …そうか。
        (菫の選択は予想通りのものだ)
        (9年を掛けた睡眠学習による刷り込みにより)
        (菫の基本的なパーソナリティは構築されているのだから)
        (それを覆す事は出来なかったが…)
        (自分の残る人生を使い、せめてもの責任を取ることは出来るだろう)
        養子縁組と言うのじゃがな…。
        まあ菫様…いや、菫は書類に名前を書けばいい。
        それを役所に提出すれば、明日からワシらは乳と娘じゃ。 (難しい説明は省いた。多分理解できないので)
        では、あらためて祝うとしようかの。
        (兵右衛門はマッチを取り出すと、ケーキ上の蝋燭に火をつけていく)
        「北守菫の生まれた日に、じゃな!」
        -- 兵右衛門 2023-06-10 (土) 19:47:33
  • 🌼
  • (掃除は上からが鉄板だと言うが・・・)それはそれとしてこの石段からやるべきだよなぁ・・・(苔で若干滑るのが不安しかないと頷いてる) -- かなえ 2023-06-10 (土) 21:44:38
    • 夏は苔ですべるし、冬は水吸った苔が凍ってすべるしでけっこう危ないんだよー。
      でも、この苔とれる?
      (石と石の隙間や、石の割れ目などにもすっかり活着して根付いている苔。それを指さし、どう?と首を傾げる)
      それにしても毎週ありがとうね、かなえせんぱい。すごく助かるよー。
      -- 2023-06-10 (土) 21:48:08
      • (うぅんと唸って)・・・高圧洗浄機が欲しい・・・そしてそれをするのなら夏場がいい・・・(ここって日差し当たる?って見上げて確認してたり)苔が落ちれば大分マシになると思うんだけどなぁ
        いいさ、大丈夫・・・何か困ってる事とかないか?(なんて聞きつつプレゼントの包みを出して差し出す)それはそうと、この前誕生日だったらしいな?(中身は手袋付きマフラー)こういうタイプなら、片手でも着脱しやすいかなって -- かなえ 2023-06-10 (土) 21:58:22
      • こーあつせんじょーき?(ナニソレって顔をする)
        (プレゼントの包みを出されると、おおー!と目を丸くして驚く)す、すごい。プレゼントな感じの…なんか、プレゼントだ…!(まず包装にびっくりした)
        うん、こないだ10歳になったんだー。そんで名前も変わったの!北守菫!
        これ開けていいよね?(返答も待たずに左腕で包みを抱き、右手で包みを開ける)
        (そして中身を取り出せば)おおおー!マフラーだ!しかもこれ先が手袋なの?おもしろーい!(巻いて巻いてとねだる)
        -- 2023-06-10 (土) 22:04:46
      • ほら、ホースの先を絞ると水が結構な勢いででるだろ?アレの超凄い版っていうかな?テレビショッピングとかでもたまにやってるぞ?(今時はバッテリータイプもあるんだそうだ)・・・神社の掃除でそう言うのを使っていいのかは分からんがなぁ
        (開けていいぞいいぞーと頷いて)北守か・・(名前も変わったと聞けば少し驚くも、菫が悦んでいる様子をみて)よかったな?(うんうんと頷く)
        (器用なもんだと思いつつ喜んでくれるのを見て嬉しそう)あぁ、いいぞ〜(屈んでそっとマフラーを巻き付けてあげると)うーれ、手ぇだせ(手袋部分もはめてあげたり) -- かなえ 2023-06-10 (土) 22:20:42
      • ほへー…。わかんないけど水の勢いで汚れを落とす感じなんだね。水の魔術とかできればいいのに。
        掃除道具の決まりはないと思うけど、機械使ってるのってあんまり見ないね(そう言えば的に)
        そんでひょーえもんがおとうさんになったの。おじいちゃんみたいなのにね!(可笑しそうに笑う)
        (マフラーを撒いてもらえば、にんまり笑み、手袋も着けてもらって)あったかい!これなら冬のおでかけもへっちゃらだね。
        ありがとーかなえせんぱい!…あ、せんぱいって誕生日いつなの?
        -- 2023-06-10 (土) 22:32:43
      • しきみん教えてくれたりしねぇかなぁ(言われてみればそんな術を大掃除で使ってたなと)
        あとで兵右衛門さんに・・いや、多津波比売さんに直接確認しとくか・・・(伝統とかがどうあれ神様がオッケーって言えばセーフだろうと)
        はははっ確かに不思議な感じだ・・・ちゃんとお父さんって呼んであげてるかー?(二人の関係が良好な事は菫の様子から十分に見て取れて)
        (柔らかく結んであげて)うんっ似合ってる似合ってる(うんうんと頷いてたが)
        ・・アタシの、誕生日か・・・(ぽつりとつぶやく)戸籍によると、7月30日らしい・・・(うぅんと唸って頭を掻く)あんまり実感がなくてなぁ・・・蘇ったのは九月辺りだったと思うんだけど(「かなえの誕生日」の日付か今の自分として誕生した日の日付か・・・どうにもあいまいで、興味を持てなくなっていた) -- かなえ 2023-06-10 (土) 23:03:10
      • 魔法ならミキグラせんせーに習うのもいいかも!
        あでも菫は来年は別の学校だった…小学校にも魔法先生いたらいいなあ(ぼんやりと街の方を見遣る)
        (神社の掃除については兵右衛門に聞けば基本的に規定はなく)
        (神社掃除用具専門の業者もいて、掃除機もあったりはする…と教えられる事だろう)
        んー…なんだか慣れなくて、ひょーえもんって呼んじゃうよ(気恥ずかしそうに笑う)
        (手袋で自分の頬を撫で、手触りの良さを楽しみつつ)7月30日…夏休みだ!んで戸籍によると、なんだね。
        (菫もそうだが、生まれ方が特殊だと誕生日もあやふやだ。しかしそれよりも)
        よみがえった!それって一度死んでたってことだよね。
        かなえせんぱいもいろいろあるんだねぇ…。
        うーん、それなら自分でしっくりくる日を誕生日にしちゃえばいいと思う!(うんむと頷く)
        -- 2023-06-10 (土) 23:19:01
      • 魔法系の授業は今までちゃんと受けてなかったけど・・・がんばってみるかあ・・・菫も、いい感じのを習えたらいいな?掃除用のもだけど、念動力みたいなのとか(彼女の左腕の事を思えば、そう言うのがあった方が便利だろうと)
        (かかかと笑って)アタシも、里親の事を「親父」だなんて呼べねぇなぁ・・(今まで「ひょーえもん」で通っていたのなら猶更だと)
        (アレルギーを持つ彼女も、手袋越しなら大丈夫かななんて考えもあったり)
        そうなんだよ・・今までしっくりこなかったけど・・・あくまでアタシの戸籍・・首から上の「かなえ」の誕生日だったんだ(他の二人の誕生日は知らない・・・個人情報がどうとかで事情を知る警察からも教えて貰えなかった)
        蘇った日ってのも、アイツを親だって認めるみたいで癪だしな(そう、色々あるんだよと深々頷く・・・もう終わった話だし、聞いていて気持ちのいい話でもない・・今後、ゆっくり伝えていくくらいでいいかなって考えてる)
        しっくりくる日か・・・(自分の髪にふぁさふぁさと触れて)・・ある意味生まれ変わった日・・・なら大晦日か(もうそれでいい気がしてきたと) -- かなえ 2023-06-10 (土) 23:40:44
      • うん、魔法使えるとかっこいいからね!あ、空飛ぶ魔法とかいいなー。
        (霊力に準じて弱いながらもいまだに神聖魔術は使えるのだが、掃除の役にはたたないのである)
        さとおや…なんだか似た感じなんだね、菫とせんぱい!
        むむ?それってかなえせんぱいはかなえのからだだけどかなえじゃないって事…?(言っててわからなくなってくる。アイツというのも今の里親とは違うのだろう、という事くらいしかわからず、うーんと唸る)
        大晦日!でもそれはちょっとおすすめはしないかも。だって…
        誕生日プレゼントとお年玉がいっしょにされちゃうかもしれないよ!(にひひと笑った)
        -- 2023-06-10 (土) 23:47:00
      • へへへっちょっと楽しみになってきた・・・覚えたら見せてくれなー?
        (似てる感じと言われれば)そうだな・・・妙なシンパシーは感じてたよ・・
        そんな所・・(微妙にショッキングな事を言ってしまったと複雑な心境・・・もう大筋行っちゃうかっとビニールひもを三本用意して)
        (ヒモAを指して)これが「かなえ」(ヒモBを指して)こいつが「まなみ」(ヒモCを指して)んで「しょうこ」だ(そしてそれぞれのヒモを1/3ずつちょきんと切って一本に結び直す)これが「今のアタシ」だ・・・頭部分が「かなえ」だがら、かなえの記憶を強く継いでる形になる
        (ここまでが「かなえのからだだけど〜」の部分・・そして「かなえじゃない」の部分は)
        これだけだと死んだ人を繋ぎ合わせただけだから、蘇れない・・・その為には魂を入れないといけないんだけど・・・
        前に、アタシの雷が八雷神だって話したよな?・・・八雷神を纏ってたのは誰だ?(それが私の魂だと)
        (誕生日プレゼントとお年玉が〜と言われれば)あー・・・確かに、クリスマスが近いのも頂けないなぁ(全部一緒くたにされかねないと笑って) -- かなえ 2023-06-11 (日) 00:10:58
      • うん!もちろんだよ!
        (大きく頷く。尤も、普通の公立小学校で魔法を学べるのかは甚だ疑問だが…)
        (ビニール紐を使った説明を見てふむふむ)そういう事だったんだね。しかも体と魂は別だなんて。
        (しかもその魂は――)伊邪那美命…?えっじゃあ、かなえせんぱいは神様なの!?しかも、黄泉の大神…。
        んんんんん?それって、うちの神様がすごい浄化したがる感じのやつなんじゃ…!
        (流石にこれはまずいんじゃと頭を抱えた)あでも、多津那美比売は気付いてるのかなあ…。
        -- 2023-06-11 (日) 00:18:21
      • それがどういう訳かなぁ・・・確かに伊邪那美の分霊なんだが、神格を失ってるみたいでなぁ・・・力は大分弱い、産みだすのも、神というより雑怪って感じだしなぁ(そこにも何か種がある筈なのだが・・・それを知る警察は口を閉ざしている)
        ・・気づいてる筈さ・・・だからアタシは「黄泉の穢れを二度と解き放たない」って誓った・・・アタシとしてはそれでいいと思ってたから、多津那美さんが「今直ぐに祓うべき」って言った時はヒヤッとしたぜ・・でも、お前のお陰で免除されたんだ・・・だからまぁ・・・詰まる所、菫はアタシの命の恩人でもある訳だな?(妙な関係だと笑って) -- かなえ 2023-06-11 (日) 00:30:19
      • な、なんだかすごさがすごい。しかも怪異産むの!?
        (ここにきて知らなかった事実が一気に押し寄せてきて、驚きっぱなしだ)
        あの時、多津那美比売に誓ってたのってそういう事だったんだね。
        むむむ、雷使えないのはもったいないね。かっこいいのに…!猫雷見たい…。
        (しかし横から誓いをなかった事にしろとは言えない)
        (いつか、かなえが神との約束を果たした時、許されることもあるのだろうと思っておく事にした)
        あはは、菫は助けられてばっかりだよ。
        だからいつか菫も、困ってる人を助けられる様になりたいんだ。
        そのためにも、ちゃんと強くならないと。
        -- 2023-06-11 (日) 00:37:53
      • 八雷神以外の怪異は、まだほんの入り口というか、もうちょっと成長したらーって感じだったんだけどなー(なんにせよもう関係のない話だと)
        ・・・黄泉の穢れ由来でなければ、魔術で似たようなのを再現ーなんて出来るかもな?(慣れ親しんだ技だ、挑戦する価値はある)・・あと猫雷なんてものはない!(何と勘違いしているんだ何と!ってなってる)
        取り戻すにしても、最低限ここを綺麗にして、分社を一つは建てないとな・・・(その頃には二人ともすっかり大人かねぇなんて)
        ・・・うん・・いい心がけだと思うぜ?・・・・なれるよ、菫なら絶対(そう言ってぽんぽんと撫でると兵右衛門と掃除の件で話し合う為に社務所の方へと歩いて行った) -- かなえ 2023-06-11 (日) 01:10:32
      • そうだね。かなえせんぱいも菫も人生まだまだこれからだもんね。
        (守るものに失くしたもの、互いに色々あるけれど、まだまだ先は長いのだと頷く)
        …なん…だと(猫雷がいない、その事実に今日一番驚いた顔をした)
        分社もいいけど、ここの跡継ぎになってもいいんだよー?菫は神主より退魔師を目指すからね!
        さて、掃除掃除、菫は境内をやるねー(苔のことはかなえに任せ、自分は掃き掃除を始める事にするのでした)
        -- 2023-06-11 (日) 01:19:55
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  • おおおー、すごい!ガンダムみたい!
    (京都医大付属病院。以前は週1でここを訪れ、心身のメンテナンスを受けていた菫だが)
    (御役目を外れてからは、その機会はめっきり減っていた。むしろ兵右衛門の通院の方が多いくらいである)
    (しかし今日は、体調の確認とは別の用事で病院にやってきていた。義手の装着である)
    (既にどんな義手なのかは説明を受けていたが、銀と黒で塗装された樹脂製のそれは)
    (実物を見ると、菫のカッコイイもの好きに突き刺さったのだった)
    -- 2023-06-13 (火) 19:33:22
    • (それは2023年に発表された最新の義手)
      (技術的には目新しいものではないだが、コストが非常に安く、メンテ性抜群という長所があるものだ)
      (尤も、怪異や異能、超技術に溢れたこの世界では、もっと性能が良い義手を求める事もできる)
      (それこそ、着ければ超人的なパワーを発揮する様な義手すら)
      (しかしそれは菫には合わない。異物アレルギー…怪異や異能に過剰反応してしまう体質が邪魔をするのだ)
      (なので通常の、しかし見た目と扱い易さに優れた義手が選ばれたのである)
      うんうん、ちゃんと指が曲がる!これで持てるかな、ビームサーベルとか!
      (早速装着してもらい、説明もそこそこに新たな手を動かして喜ぶ菫に)
      (そこは茶碗じゃないんかい、と付き添いの兵右衛門がツッコんだ)
      -- 2023-06-13 (火) 19:40:10
      • (そんなこんなで菫の不便はそれなりに解消された)
        (人の腕とはほど遠いその見た目が、異物感が、これから通う事になる小学校でいかなる目で見られるかは)
        (まだ誰にもわからない…)
        -- 2023-06-13 (火) 19:43:32
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  • おおー、これがそうなんだー。
    (菫は赤いカバーの付いた真新しい手帳の様なものを、トライフォースの様に掲げた)
    (日本国発行のパスポート。それを今日受け取る事が出来たのである)
    (それも北守家の養子となった事が大きい。本来、白依菫の戸籍は雑な偽造のものであったのだが)
    (北守家の子となった事で過去が隠され、パスポート申請に必要な戸籍謄本や住民票、マイナンバーカードの取得が容易となり)
    (審査もすんなりと通ったのである)
    -- 2023-06-15 (木) 21:44:14
    • お役目様のままであったら、とてもではないが国外になど出せなかったしのう。
      (菫の淹れた茶を啜りながら、兵右衛門は言う)
      (白依菫は国防のための秘密兵器だ。それを管理の手の届かない異国になど行かせられるわけがない)
      (しかし今の菫はその軛から「は」解き放たれている)
      (ならば、短期間の観光旅行くらいは問題もない)
      そうでしょう?多津那美比売命様。
      (BSでドラマの再放送を視聴中の神剣に兵右衛門は尋ねる)
      「ま、そのくらいは良かろう。巫女とて息抜きは必要じゃ」
      (もうひとつの軛は、そこそこゆるかった)
      -- 兵右衛門 2023-06-15 (木) 21:51:18
      • やったー!じゃあ明日はお買い物いってくるね!
        (うきうきとした調子で菫は告げる。なにせ旅行鞄のひとつもなければ余所行きの服もろくに持っていないのだ)
        うーんどうしよっかな。あそうだ、明日かなえせんぱいが来たらいっしょに言ってもらおっと!
        (多津那美比売への誓いを果たすため、週一で奉仕にくるかなえだが)
        (こうして菫の用に付き合わされる機会が増えている)
        (それについては、多津那美比売は何も言わないのであった)
        -- 2023-06-15 (木) 21:57:36
    • (買い物?勿論付き合うぜ!ってしたとか) -- かなえ 2023-06-15 (木) 22:29:22
      • (パスポートゲット任務 ミッションコンプリートの拍手を送ったとか) -- 片刃 2023-06-15 (木) 22:31:00
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  • よしよし、無事、終わったみたいだね。
    (醍醐山の頂。神剣を抱き北の方向を眺めていた菫は、ふーと安堵の息を吐く)
    (それじゃ、家に帰って寝ようかとそう思ったその時――)
    「えっマジで!?そっちなのか!?」
    (天細々波剣が驚きの声をあげた)
    (菫は意味がわからず、怪訝な顔をしたのだった)
    -- 2023-06-18 (日) 00:39:31
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  • 菫は生きていく。 -- 2023-06-18 (日) 12:21:46
    • 「クロちゃん、唯ちゃん、おはよー!」
      4月、麗らかな朝の陽の下、友達に手を振って挨拶をする。
      京都市立醍醐小学校、看板にそう刻まれた校門の前で。
      立浪神社から遠いという問題は残るものの
      菫は、普通の小学生としての新たな生活に馴染もうとしている。
      御役目という軛から生きて逃れた事と引き換えに
      もはや何もないただの子供となり果てて。
      しかし、これからゆっくりと探していけばいい。
      できることも、やりたいことも。
      家族や友達と過ごす、穏やかなな毎日の中で。
      菫はもう、自由に生きる事ができる――
      -- 2023-06-18 (日) 12:24:29
      • ――わけなど、あるものか。
        それは、菫自身が一番よく分かっている。
        未来の選択は既に成されたのだ。
        瑞祥高校互助部の皆は各々大事な何かを捧げ、菫の命を守る事を選んだ。
        それゆえに菫もまた、皆の大事なものを守るために。
        命以外の全てを捧げる事を選んだのだから。
        菫の人生、未来、そのすべては多津那美比売のものだ。
        ゆえに、立浪神社の巫女、多津那美比売の巫女…
        それも霊力の尽きた役立たずの巫女。
        菫にはこれ以外の未来は赦されない。
        -- 2023-06-18 (日) 12:26:34
      • けれど菫は生きていく。
        生きたいと願ったのは自分だから。
        それ以外全部を捨てると選んだのは自分だから。
        すべては覚悟の上の事、だから…
        存在意義を失くしても
        未来が閉ざされていても
        霊力がなくとも
        片腕がなくとも
        身体が育たなくとも
        怪異や異能に馴染めない身でも
        恐がることも、泣くことも、嘆くこともできなくとも
        守られた命が、皆の供儀が無駄ではなかった。その証のために
        再び誰かを助けられる何者かになるために
        命ある限り、痛みは胸に秘めて
        生きていく。
        -- 2023-06-18 (日) 12:30:09
      • NOMAL-ALIVE END:残された軛 -- 2023-06-18 (日) 12:32:09

Last-modified: 2023-06-18 Sun 12:32:09 JST (306d)