名簿/435083
- 不意に開いた転移門から毬栗が降って来た! --
- こんにちわぁ〜 回覧板持ってまいりました〜 -- ルーリエ?
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- 男の肉体をむらむらと燃え上がらせる発情薬が振りまかれた --
- ということで、いえ何がということなのかわかりませんがお疲れ様でした(いい笑顔でバッソを磨いている) -- ヘッサー
- やあ君は名前も知らないごくありふれた青年。(棒)
君のような人間が魔王だなんて驚きだなあ。(棒) ……本当に魔王? -- ナオ
- なんかの事故なんじゃないですかね、むしろこっちのもっていた魔王っていうイメージががらがらと音を立てて崩れました。
ということでヘッサー・マイズです、今後とも宜しく -- ヘッサー
- 正家といいそういうパターン多いなあ。ナオだよ、戦わない程度にはよろしくね。 -- ナオ
- 謎の落とし穴が開いている --
- (興味深そうに落とし穴を凝視した後、立ち去った) -- ナオ
- ♪(本屋で本を4冊買ってきて、上機嫌で帰宅中) -- ラス
- (歩く度に流れる柔らかな金髪に、少し男顔だが綺麗な顔をした女性だというイメージを抱く)
(大事そうに手に抱えているものが本だと分かるが、特に反応を示さず、すれ違う距離まで足を進め) ……?(すれ違う瞬間、どことない違和感に気づく) -- ナオ
- (違和感は果たして、こんなに弱いアンデッドが、昼間に上機嫌で出歩いているためだろうか)
(それとも、彼の体の中の……) (アンデッドは、本に気を取られてそのまま帰途をたどっていった) -- ラス
- (外見上は唯の人間でしかないが、この拭えぬ、むしろ増大する違和感の正体は?)
(正解は闇に沈んだまま、二人の魔王の初邂逅は、凪いだままに終わったのであった) -- ナオ
- (すれ違って振り返る。今の格好、学生服ぽかったなと。ここにもあるのか、あるいは同類か……?) -- 正家
- (紺のブレザーにスカートと、外見のほとんどは地球上にいる女学生のそれ。ただ違和感を生じさせるのは、明確に尖った耳と右側だけが膨らんだ不自然な胸部)
(見られているらしいことに気づくと、探るような目で)ボクが、どうかしたかな。 -- ナオ
- ああ、いや。何となく見覚えがあるような内容な、そんな服装だなって思っただけだ。悪ぃ。(学ラン姿。形態としては異なるが、用途は同じ
姿を見ればみるほど、この服装ってのは案外広範に通用するものだな、と。しかし、片方だけ膨らんだ乳房は気になった。あまり注目しすぎないように気をつけて) -- 正家
- 学生服、というらしいね。地上で主に初等から高等にかけての教育機関へ通う人間が着用する、何の変哲もない衣類だ。
(澄んだ声は声変わりの終えてない少年のようにも、あるいは成熟した女性のようにも響き) 別段珍しくもないよね。この世界ではよくあることさ。 例えば君がこの世界の住民であったとしても……(一呼吸置くと、瞳の奥の猜疑心は輝きを増し) 異なる世界からの来訪者であっても、ボクにとってはどうでもいいことだ。 -- ナオ
- んまあ、だな。(学生服一つについて、ここまで詳しく話をするとは。ただならぬものを覚えた。日常親しんでいるものでは、到底見せないような反応)
似てる物ってのはどうしてもあるし、結局同じところに行き着くのかもってことなのか…… (注がれる視線のざらつき。光に宿る心を、何となく感じ取って) ……だったら、ありがたいけどね。(どうでもいいのなら。どうでもいいというのが、自身の安全に掛かった解釈ではある) -- 正家
- (本から得た知識ではなく、自分の中に眠っていた記憶だ。恐らく人間として生活していた頃、きっと恒常的に学生服を身に着けていたのだと思う。今となっては確かめる術はないが)
知ってか知らずか、ボクもこの世界へ来て日が浅いけど、少しだけ理解できた事柄があってね。 (自分の情報を相手に晒すことは、弱みを見せると同義である。少なくとも、『敵』に対しては。そういう意味では未だ、ナオは目の前の少年に見える男を目に見える脅威だと認識してはいなかった) この世界は、異物の受け皿だと考えていい。誰か決めたかは知らないけど、そうなってしまっているんだ。 だから……君も、程々にこの世界を楽しんで生活すればいいんじゃないかな。 (ここで、ようやく僅かばかりの笑顔らしきものを見せ)そんな迷子みたいな顔、しなくてもいいよ。 -- ナオ
- 異物の受け皿。へえ……(だから、別の世界から来たなんていうのが他にも見つかるのか。今まで驚いていたことも、世界側に問題があるなら、理解も出来る。
超常とは遠い環境で暮らしていた身には、いずれにせよ簡単に納得の行く事柄でもなかったのだが) ……そんな顔してたか? でも、今のを聞いて少し気が楽になったよ。もう少しは余裕が出来た。 ここのところ、全然落ち着けなかったもんで。 -- 正家
- (普通は相手のような反応が常だ。魔界で暮らしていたとはいえ、自分はすんなりと異質すぎる環境に適応した)
落ちつけという方が難しいよ。特に君のような、平坦な世界から来た人間にとってはね。 すぐに慣れるよ。普通に歳を取って、結婚して、子どもを育てて、ここに骨を埋めればいい。 (暗に、元の世界へ戻れないと示唆している。ナオが得た情報の中で、この世界を脱出したという話は、皆無だからだ) ボクはナオ。君は? -- ナオ
- 平坦な世界なあ。上手いこというもんだ。そういう風に……考えてみるさ。多分出来るだろうし。
(相手がこちらの事情を分かっていることに驚きはない。珍しからぬことだとは知識としてあるし、見極めるだけのものがあるのだろう、自分には。ここに永住することも、それを、望んでいるフシはあった) 俺は鎖島 正家。鎖島が苗字で、正家が名前。好きに呼んでくれよ。 -- 正家
- (正家の名前を聞くと、どこか懐かしい語感に思えた。自分もかつては、似た苗字を名乗っていたのか。この世界にやって来てからは、どうにも近似を感じる機会が多くなった)
正家。……マサイエ?(何度も口に出して) 変な名前。 (再び二人が出会うのは、この数日後のこととなる) -- ナオ
- 古風でいい名前だろ? そんじゃ、俺は仕事がある。入ったばかりで送れてられねえんだ。また、そのうち会うこともあるかもな。んじゃよ。
(その先のことも知らず、今は、その場を離れていった) -- 正家
- できた
ねよう -- ナオ
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