MOG/冥魔の領域
- 勇者に捧げるレクイエム --
- クロマークを砕き、シンセロを飲み込み、それでも純白の極光は留まることなくッ！！
そしてケイルは……光に飛び込んだ！！
紫の歪光は傷を瞬時に癒やし、無謀とも言える突撃を成立させる！！
「！！」
勇者となった者の光は、ケイルを滅ぼしきれない！！
その胴体を迅き拳にブチ抜かれる。
サリウスの言葉に、覚醒した者は吠える。
「……平和を穢す侵略者は、お前たちだッ！！」
そして極光を飲み込む、昏き炎。 アーランドの影すら焼かんと聖装備を纏いし者を飲み込んで。
ヴェロニカが叫ぶ。見せるは一つ、反抗の光。
閃光。稲光。青白く、瞬いて。
稲妻は正確にアーランドを捉え、歌声と轟音が響く！！
「そん………な…っ！」
遅い来るは質量攻撃。ヘンリカが蹴り出した、床だった巨岩。
それを盾で弾くももう遅い。
剛拳が、いや。正しく鉄拳が聖剣ディスイーヴィルを打ち砕く。
「聖………………剣が…………」
ここにひとつの希望が絶たれた。
アーランドは倒れ込み、パーティは全滅した。
そして死と絶望に塗り潰された表情のまま。
光の粒子となって４人の姿は消えた。
祝福の地に戻されたようだ。
残されたのは、砕けた聖剣と輝兜、神盾のみ。
-- アーランド
- クロマーク様！！ ど、どうしてオレを庇って！！ クロマーク様！！（悲痛な声が響いて） -- コアクトー
- ええい、大きな声を出さなくていいから！！（残骸から声が響いて）
よいしょー。（中から女性が姿を見せて）
外骨格が台無しだよ………ともあれ、我は生きてるよコアクトー。 -- クロマーク
- うぉおおぉぉい！？！？（クロマークの正体が顕になって度肝抜かれデビル 絶賛雷に焼かれてアフロなう）
……割と心配したアタシの気持ち、返してもらってもいい？（95％ロックに塗りつぶされた女の言う言葉ではない！） -- ヴェロニカ
- ……光の加護ってやつかい。俺が言うのもなんだけど、ズルいねぇ（アーランドを打ち取れば、光となって消えていく冒険者たちを見送り）
さて、急ごう。クロマークさんもまだ今なら打つ手もあるはず……！（崩れ落ちていた魔神の残骸へ急ぎ走る。自らの全身に刻まれた傷を放置して）
……コアクトーくん、慌てちゃダメだよ。こういう時こそしっかり………んんっ！？（とか言ってた男が珍しく赤い目をかっぴらいて驚く）
いや！？ちょっとクロマークさん！？え！？中身！？（ぱくぱく口を開いたり閉じたり）えええ！？（と驚きを隠せない。流石に。これは） -- ケイル
- あ、無事だった。（ほっと胸を撫で下ろして）よかった……ってシンセロはどうしたぁ！？
（荒れた祭壇の傍から必死にシンセロを探して） -- コアクトー
- ………………………………………心配して、損した（長い、長い沈黙の後、そんな一言） -- サリウス
- 我が君の慈悲にすがる猶予は与えた 貴様らの選んだ結末だ（終いまで見届けることさえせず）というか、あんな危険物を放り出しておいた莫迦は誰だ？？？？
責任者を出せ！ 貴様か！！！！！（クロマーク殿だったものからまろび出てきたナニカに詰め寄る 襟首を掴むかわりに胸を覆う布を掴んだ） -- ヘンリカ
- あ、ヴェロニカ。ケイル。この姿を見せるのは初めてか………
我こそは魔神クロエ・マークス！ その真の姿なるぞ！！（にへへと笑って）なんちゃって。
ごめんねーサリウス。心配させたかな。まぁ、外骨格が無かったら危なかったね。
ヘンリカ、待って、落ち着いて……ごめん、ごめんなさい…！！ 我が悪かった！！（ひー） -- クロマーク
- 色々責任の所在はヘンリカコウボウチョーが詰めてくれるみたいだからアタシはがなるのはよしとこ。もう喉ガラガラよ……（本気を出したのは最後の一曲だけとは言え、負担は相当）
ってぇ、シンセロー？生きてるー？死んでたらぶっ生き返す。（瓦礫の山から探し出すのが面倒なので枯れた声で蘇生魔歌（つべ略）を奏でる 周囲の回復にもなるだろうか） -- ヴェロニカ
- まぁ、オレたちは外骨格で真の姿を覆っているからな。外骨格が壊れただけじゃ死なないんだ。
確かに危険物だったな……やれやれ。（砕けた聖剣の柄と僅かに残った刃を形だけ鞘に収めて）
シンセロー！ どこだー！ 今、治療を……おわわ。（転びそうになる） -- コアクトー
- ……いやぁ、異界の魔神ドノの体構造には興味があった所だけど…まさかまさかだね（はぁ、と安堵なのか呆れなのかよくわからない息をついて）
しかし…シンセロくんはどうしたんだい？こんなクロマークさんを見たらはしゃぎそうなものだけど…（がらがらと瓦礫を蹴っ飛ばしたりして探したり） -- ケイル
- （土煙の中から出てきて） うえ〜…ペッ！ペッ！口の中埃まみナウ…
酷い目にあった…、ちょー滅茶苦茶し過ぎじゃね？
オレの逃げ足、超一流だからよかったものの…普通死んでるよ？
って、クロマーク 案の定女の人だったか…呼び方考えないとなぁ
（などと呑気に言ってる。手にはいつの間にやら武器代わりのドラムスティックが） -- シンセロ
- （もう片方の義肢でクロマーク殿らしきナマモノの顎を掴み、面相を間近に改める 一秒ごとにどんどん眉間にしわが寄り、終いには角でも生えてきそうな鬼の表情になり）
とんだ茶番だな（吐き捨てるように口にすると、乱暴に突き飛ばして）不愉快だ 帰る（兵器本廠の事務所へと退去した） -- ヘンリカ
- いや一応の姿として女と男に分かれはするけど性別ないからっ。（そこは力説）
まぁ、そんな感じだけど。これからも仲良くしてね、みんな。
……それにしても。あの冒険者、勇者としての資質があったのか………
しかし！（髪をふぁさぁと靡かせて）我の完ッ璧なプランにより心を折ってやったり！！
勇者恐れるに足りず、不壊の聖剣何するものぞ！ フハハハハ！！（バカみたいな高笑いをして） -- クロマーク
- おやしぶとい。いやぁ、今回もいい動きしてたし、なかなか楽しみだねぇこれは（けらけらとシンセロを見て笑いつつ）
……え、シンセロくん、クロマークさんが女性だって分かってたのかい？……侮れないねぇ（ほう、と素直に感心したような声で呟いた）
…となるともしや…コアクトーくんも…？（コアクトーちゃん…？みたいな顔してじー、と髑髏頭を見やる） -- ケイル
- ええええええ………（ヘンリカに突き飛ばされてオロオロ）
ご、ごめんヘンリカぁ………許してぇぇぇ………（這いずるように手を伸ばしたが去って行かれて） -- クロマーク
- あら元気。何ならアタシより元気そうねアンタ（やや嫌味ったらしいセリフを挟みつつも無事に安堵）
文句ならあのクソ勇者にいいなさいな。歴戦の勇者にのりかずに加えてさっきので世界の余分三兄弟よ（世界を変える存在を認めつつも、鬱陶しがって） -- ヴェロニカ
- はぁ……良かった、シンセロも無事か………クロマーク様共々、心配させてくれるよ、全く。
それにしても……ヘンリカ殿から不興を買いましたね、クロマーク様。オレ知ーらないっと。 -- コアクトー
- （ケイルの言葉に頭をピャッと抱えるように持って）オ、オレの中身なんてどうでもいいだろう……！！
いいか、オレは外さないからな！ この外骨格、気に入ってるんだからな！！ -- コアクトー
- おやこれはお冠だ。やれやれ、完璧なプランにも瑕があったね？クロマークさん
（けらけら笑う。そもそもが餌にするはずの装備品をきっちりと有効利用された時点で完璧とは、と言いたくなる作戦だが）
いやぁ…こうなってくるとやはり気になるのが魔族のサガ、ってものさ。まあ、元から気になってはいたけどね（にやにやとコアクトーを見つつ）
さて、それじゃ皆元気なようだし俺も帰らせてもらおう。色々と楽しめたよ。それじゃ、ね（散歩代わりにでも踏破しようというのか、ダンジョンの階段を気楽に上がってその場を去った） -- ケイル
- 激戦のガリアード --
- 大魔術が使えないことをクロマークに見抜かれると魔法使いは巨腕を回避して後ろに下がり。
「ケッ、ワシの残り少ない魔力でもテメーらを全滅させるにゃ十分だ」
と、強がりを言った。そして魔力を両腕に集中させ始める。
意外ッ！ ケイルは剛剣を素手のまま防ぐ！！
「ぐぁっ！？」
練度に相当な差がないとできない芸当。そして本人は気づいていないが、剛剣に微細なヒビが入る。
そして振るわれる右拳、その威力にガントレットと表情を歪ませながら防ぎ。
「秘剣………アマリリス！！」
鍛錬の末に身に着けた速い踏み込みと共に、横薙ぎ一閃が放たれる！！
ヴェロニカに爆破魔術を打ち消されて魔法使いが顔色を変える。
「な……っ！ ア、アンチマジック、だとぉ！？」
なけなしの魔力を注ぎ込んだ魔術が無力化され、魔法使いの表情に焦燥が広がっていく。
「魔法が通じない魔法使いにできることなんてなぁ……これくらいだろ！！」
杖の先端に残った魔力を集中させ、エンチャントマジックでヴェロニカに向けて杖で殴りかからんと走っていく。
次の瞬間、魔法使いに石が飛んでくる。
反射神経頼りに回避すると、その視線の先にはシンセロ。
「この……っ！！」
そして僧侶はシンセロのドラムスティックで攻撃を受けて２歩、３歩と下がり。
「遊撃と視線誘導が上手い……このままじゃ…！」
ヘンリカの言葉にアーランドの表情が変わる。
「ああ、母さんに誓ったさ！！ 必ず平和を取り戻すって……決めたんだああああぁぁ！！」
ヒビの入った剛剣を握ったまま、言い返した。
サリウスは───嗚呼、なんということか。魔術を反射した。
“扉”から戻ってきた中級爆発呪文に、何の減衰もない！！
「！！」
魔法使いはそのまま数発の爆破呪文を浴びて倒れ伏した。
「ば、化け物め……呪文のベクトルを、変えやがった………！！」
もう魔法使いは戦うことはできない。
「貴様！ 貴様！ 貴様ぁぁぁぁ！！」
コアクトーに良いように憎悪をコントロールされながら、戦士は我武者羅に戦う。
仲間を守ることも、忘れて。
僧侶は悟った。回復しても焼け石に水、今は戦うべきだと。
「勇者様から学んだこの術、今こそ！！ 破邪の術！！」
僧侶の足元が輝き始める。歴戦の勇者と同じ、広範囲破邪術法だ！！
僧侶から魔の領域を削り取るように、輝きが広がっていく！！
-- アーランド
- あーあ、勇者君達、えも揺らし過ぎじゃん…どうせ上げるならいい方向にあげねーと…
（それがコアクトーの狙い、ダークエナジー抽出の意味もあるのだろうが。「気の毒になぁ」と眉を寄せる）
っと、まじいの…僧侶ちゃんほっとく手はねーっしょこれ！！（広範囲魔術を阻害すべく、今度はドラムスティックを投げつけ）
（視線を逸らしつつ後方に回り込むように動き）ッシィィィアッッ！！（拳に魔力を乗せて殴りつける。殺さない前提ではあるが女相手にもこの辺の手加減は一切しない） -- シンセロ
- （シンセロの声には）はいはい、思いっきりやるといい。どれだけ傷つこうが後は任せてもらってもいいよ（などと軽い調子で答えつつ）
おや。今のを防いだかい。鎧ごとアバラの二、三本をもらおうかと思ったんだけどね（楽しげに言えば、ヘンリカの揺さぶりに気合を込めなおすアーランドの気勢を目を細め聞く）
…決めたなら、やるといい。君たちの敵は…ここだ（先程よりも鋭い踏み込み、それにむしろ…無防備に両手を広げる。そして）
（赤目の男の黒衣に包まれた胸が、真一文字に切り裂かれ、赤い血を撒き散らし、秘したる刃による大輪の赤い花を咲かせた）
ぐっ…いい…剣だ。だが…まだ、足りない…！（そうして、赤い花は…続けて生まれた紫色の光に飲み込まれる。その光が収まった頃には…服だけが切り裂かれ、無傷の肉体がある）
さあ…もっと、もっと見せるといい！人間よ！（笑いながら踏み込み、大きく片腕を振り上げ、伸ばした手刀を先の秘剣に倍する速度、鋭さを持って振るう）
（その掌は鍛え上げられし魔剣にも比肩しうる尋常ならぬ刃となり、アーランドを頭の先から真っ二つにせんと切って落とされた） -- ケイル
- シンセロ、ナイスカバー。でもアンタも無理しちゃだめよ。折角ダンチョー方が雁首揃えてんのよ、頑張ってもらわなきゃ
それにしても……お爺ちゃん足腰大丈夫？そんなんでアタシと踊れるかしら？（ニヤリと笑みを浮かべ、マジカルギターを強くかき鳴らし次の曲を奏で出す 更に激しい曲を）
Did you sense any changes over that period time？ （僅かでも、何か変だと感じなかったかい？）
Mind your step!! If you didn't beleve me, go and see yourself（足元に気をつけな！信じないなら自分の目で確かめろよ）
So lucky! So lucky! How did enjoy？ （ツイてるね！楽しんでるか？）
The last time! The last time! Her free movement it danceing（コレが最後だぜ！あの子は好きに踊ってる）
I would give anything for the truth, why are you hurrying so?（何が真実か分かったもんじゃないだろ、何急いでんだ？）
（次に放った魔歌は敵の足元を掬う、いわば転倒魔歌 ノリの良いスカパンク調の曲が足元に異変を生じさせる ただ、それはちゃんと耳にしていると魔王軍にも効くが……）
（戦場を踊るように練り歩きながら魔歌を隅々に送り届ける 軍団長級ともなれば足元に不安はないだろうとの読み シンセロは別だが） -- ヴェロニカ
- ハァーッハッハッハァ！！ 仲間が倒れていくぞ、どうした。守りに行かないのか？
（煽りながら戦士と戦っているとヴェロニカの魔歌をモロに聴いて）ぎゃあ！！（足を取られてその場に倒れ込んだ） -- コアクトー
- （図らずも、かもしれないが、魔法使いを倒すためシンセロの望みどおり連携した形になり）
………ふん（「タンッ」と靴が床を打つ音がしたと思えば………僧侶に向かって一気に跳ぶ）
（そして…広がり始めた破邪の術法が、正面から突っ込んだサリウスにぶつかった！）
（………が、跳躍の勢いが削がれることなく、何事もなかったかのように輝きを通り抜ける小さな体躯）
（――そう。まるでそこには、“邪”なものなど何もないとでも言うかのように…）
（…僧侶が気が付いた時には、眼前に掲げられた巨大な鎌。“神”に祝福された魂すら切り裂く、純粋な殺意）
（後方からのシンセロの拳と同時に…それが振り下ろされた） -- サリウス
- （コアクトーが倒れてあっまずい！！という顔）
グハハハハ！！ 貴様らに万に一つも勝ち目はないわ！！
行け、ゴーレム！！ 破邪の術諸共、敵を押し潰すのだ！！
（指示と共に冒険者たちの背後にある地面からゴーレムが二体、召喚されて襲いかかる）
（一体は破邪の術法を抑え込んで崩れたが、もう一体は戦士を凄まじい膂力で殴り倒しにかかる） -- クロマーク
- 口を開けば空疎な綺麗ごとばかり 虫唾が走るぞ 魔界に生きる我ら悉く、殺し尽くしてしか得られぬ平和とは何だ？ 貴様に魔族が救えるか！！
（義手のうち一対を向こう側へと送り込み、魔軍の最高機密たる特級魔力合金で練り上げられた鋼拳を力任せに振るう 並の刃金でまともに受ければ、二合、三合と持たずにへし折れるだろう）
………さて、貴様の母の話だが……戦が已まぬせいで、人間界では多くの難民が生じていてな 困窮と流亡の果てに、我が隊の保護下に置かれた者たちがいる
食うや食わずで病み衰え、白髪交じりの髪には虱が湧いていた 見るに耐えぬ有様だったが、今は十分な栄養を与えている 貴様の身を案じていたぞ、アーランド坊や
貴様の娘夫婦もだ！（魔法使いを指さす左腕が飛び、その鼻先に突きつけられる）幼きいとし子の命を長らえ、涙ながらに我が君の慈悲を讃えていたさ
我が君は魔も人も隔てぬ 皆共に愛し、人間さえも救わんと願われている 尊き御名を三度唱え、歓喜と共に額づくがいい！！ -- ヘンリカ
- 破邪の術は、練習では成功率が低かった。
しかし今は、勇気を力に変えて。
発動中に僧侶の頭にシンセロのドラムスティックが当たった。
「………っ！！」
咄嗟にロッドを防御に使うも、その上からシンセロの魔力を込めた拳に打ち据えられ。
「そんな………確かに、破邪は成ったはずなのに………っ」
無念、慚愧、共に尽きることなく。
確かに放った破邪の術法を、ああ。サリウスは通り抜けてきた！！
「そんな………」
その声が絶望に満ちると同時に、大鎌に切り裂かれて血の海に倒れ込んだ。
リーダーは確かにケイルを斬りつけた、しかし相手の肉体は無傷ッ！！
血は流れた。しかし紫光がそれを留めたようにも見える！！
「バカな！？」
生来の獣性と鍛錬により得られる理合の合一の果てに。
刃で受けながら手刀を後方に下がって回避した。
剛剣の先端が砕け散り、周囲に刃の破片で反射が起こる。
「それでも！！」
ケイルの言葉に返す。
「僕たちは負けないッ！！」
体力もまともな武器もなく、それでもという言葉と気力だけで立つ！！
ヴェロニカの魔歌は戦士の足元を掬い、倒れ込んでしまう。
「クソッ……クソッ………！！」
起き上がろうとした瞬間、後詰めのゴーレムに殴り飛ばされて吹き飛んでしまう。
屈強な肉体が鞠かなにかのように転がると、それきり動かなくなった。
ヘンリカの凛とした声が響いた。
次の瞬間、飛来する特級魔力合金製の拳が残った刀身を打ち砕く。
そして紡がれるは、残酷なる真実。
「う………嘘だぁぁぁぁ！！！」
リーダーが叫ぶも空虚、その表情を歪めるも無益。
地に這いずる魔法使いが『長生きなんてするもんじゃねぇな』と吐き捨てた。
クロマークのゴーレムはまだ一体健在。
立っているのはリーダーだけ。それでも。
────それでも。
「来い……聖剣よ、来いッ！！」
リーダーが祭壇に手を伸ばすと、鞘に収まったままの聖剣ディスイーヴィルが。
それだけではない、神盾アイギスや輝兜ヒルデグラムまでも。
意思を持つかのようにリーダーの手に吸い込まれ、装備された。
「人間は……絶対に魔たる者に負けない！！ 負けるものか！！」
聖剣から忘我の一撃、放たれて。
「エターナルブレイク！！」
白い輝きが切っ先から全てを飲み込む衝撃波として全員に襲いかかる！！
-- アーランド
- （光の奔流が放たれると、コアクトーを庇うように前に出て）
（その衝撃を受けて巨躯を崩壊させた）
（髑髏を思わせる体が割れて崩れ落ちた） -- クロマーク
- ッシ！（僧侶が倒れ伏すのと同時に短く呼気を吐く）
あ〜、サーさん連携アザーッス（向こうにそのつもりがあるかどうかは別として礼だけは言いつつ、落ちているドラムスティックを拾おうと）
いでぇっっ？！（したところにヴェロニカの魔歌の影響で、豪快に転んだ）
ｲﾃﾞﾃﾞﾃﾞﾃﾞ…ちょーもうちょい周りに影響のない奴にしろよヴェロちゃん！（腰を抑えつつクレームを入れる）
…ん、終わったかな。（「向こうの戦いも終わったかな」と余裕をこいて地べたに腰を下ろしていれば）
…あっ…（気を抜いた所に勇者の全力の一撃、閃光に包まれた） -- シンセロ
- （剛剣をへし折り、続けざまに返す手刀で首を刎ねようとするも、魔歌の影響で足元の床が崩れ、転びこそしなかったものの追撃の手が緩む）
（距離を取られてしまうも、もはや相手には打つ手無し。その手に持った刃を失い、頼れる仲間は倒れ伏せ、絶体絶命の窮地に陥るも）
（なお猛々しく吠える男に、実に楽しそうにな顔をして）…それでこそ、だ（そうして、その生命の輝きを消さんとゆらりと踏み出そうとするも）
……！？（聖剣が、神気纏う盾が、光り輝く兜がアーランドにまるで自らの意思があるかのように吸い込まれていく）
（それを見て、男は薄く微笑みを浮かべ…笑みを深く、口角を高く釣り上げて、嗤う）
運命に導かれし者…聖剣に選ばれし者…勇ある者……なんでもいい、なんでもいいさ。さあ、楽しませてくれ！
（クロマークが先手を打って前へ出て、崩れ落ちるのを見る。そこへ更に、自ら飛び込むようにして嗤う男が突っ込んでいく）
（白き輝きは、男の肉を焼き、削り、裂き、その骨を捻り、折り、砕く。しかし）
（聖剣の輝きに真っ向からぶつかり合うように、紫色の輝きが溢れんばかりに男を包み込む）
（破壊されつつあった悪魔の肉体を高速で癒やし、また破壊され、癒やし、破壊され、癒やし、白き光と、紫の光がせめぎ合う）
（全身を包み込む激しい痛み。一瞬ながら永劫にも思える壊れ続ける身体。しかし、男の口元には、笑み。絶やされることのない笑みが）
……魔には負けない？結構なことだ。しかしそれでは志が低いよ。折角なら…"全て"に負けない。そのくらいの気概が欲しいね！
（前へ。じわじわと白き光に押し勝っていく男の身体。その右手は、ギリギリと引き絞られ、力が込められていく）
（めきめきと筋肉が盛り上がっていく。男の言葉の通り、何もかもを砕かんとさえ思えるような力が蓄えられる）
（その拳は、聖剣の輝きが悪魔を滅しきれなければ、放たれるだろう。全てを、ぶち抜くために） -- ケイル
- ………！！（崩れ行くクロマークの姿に大きく目を見開き）
（感情を露わにした瞳ですぐさまアーランドに向き直ると、身に迫る光輝の刃を大鎌で受ける！）
（しかし直撃こそ免れたものの、金属がぶつかり擦り合う不快な轟音を響かせながら迫るその勢いは衰える事なし）
（そのうちに、じり…とサリウスの身体が押され始め…）
………ああ…お前たち定命の者は………常にそうであった………皆が皆…己こそが正義だと叫び………
…その実…我欲のまま…互いに奪い、殺し……………戦の真の意味を…寧静を護る力を………穢し続けてきたっっ…！！
（ぐ、とサリウスが大鎌を握る両腕に力を籠めると、漆黒に染まった光輪に紅蓮の火が灯る）
…戦と平穏の守護者タルムスよ！罪の与え手ドロウジアよ！ 咎人を裁き、静謐を取り戻すための助けを、我が手に…
……… 僕に 力を ！！！！（…その言葉と共に大鎌を振るえば、その切っ先から生まれた深淵の猛火が、光の白刃を切り裂き飲み込んだ！！）
（そしてその暗影の焔は、罪持つ者を焼き尽くすために、そのままアーランドへと向かう…！） -- サリウス
- ……！！（聖剣が抜錨され、世界が白に染まる アーランド、否、勇者ああああの乾坤一擲の一撃は、魔王軍を滅ぼさんと迫る）
（冥炎魔王クロマークの体を二つに割ってなお、その衝撃波は襲いくる）
（高々中級悪魔、才能頼りのヴェロニカには真っ白な絶望以外何も見えない光景）
（それでも）……アンタのギラついた目ェ、ムカつくンだよぉ！！！！！（ロックンローラーは叫ぶ 世界を定義する存在に反逆するために 更に更に激しく曲を爪弾く 目の前のレジェンドを否定する為に）
細胞と細胞と細胞が脳 感情と感情と感情が脳 雷鳴よ雷鳴よ雷鳴よ行こう
燃え上がる用意は？ Lightning strikes me!!
（追い詰められた歌の悪魔が放ったのは雷鳴の魔歌 己をも焼き尽くさん勢いでがなり、叫び、稲妻を降り注がせる 白日を終わらせるために） -- ヴェロニカ
- 後先考えずに自棄を起こしたか 莫迦め！！（向こう側の状況を把握する間もなく、小窓が白亜に塗り潰された）
嫌な予感というのは当たるものだな……（遠隔通信の小窓の縁に手をかけて物理的に押し広げ、足をかけて向こう側へと身を躍らせる）
（床面へと拳を振るい、放射状に砕け散って舞い上がった数トン相当の石塊を水平方向に蹴り飛ばして遮蔽物とする）
クロマーク殿は滅ぼされたか あっけないものじゃないか？（いつか見た光景の再演だ 死は唐突に訪れ、後悔を抱く暇すらも与えてはくれない）
取り乱してくれるなよ、貴様ら―――たかだか将が、ひとり討たれただけの話だ！（濛々と立ち込める戦塵のさなか、石塊を目くらましに先立てて聖剣を砕きにいく） -- ヘンリカ
- 戦いのウヴェルテュール --
- 最下層に駆けつけたリーダー（鎧を着た青年）、戦士（屈強な若い男）、僧侶（若い女）、魔法使い（老境の魔道士）が君たちと対峙する。
「万魔を断つ聖剣ディスイーヴィル、返してもらうぞ！！」
しかし既に立て続けの戦闘と罠で彼らは消耗が激しい。 -- アーランド
- へへへ、お前らが欲しいのはこれだろ？（聖剣の入った鞘を掲げて）
でも無理だな、お前らはここで死ぬ！！ 死者が装備できる剣なんて存在しない！！
（そう煽ってから奥の祭壇に聖剣、神盾、輝兜ともども置く） -- コアクトー
- ん〜、なるほどこれはスタンダードな構成だ。だからこそ順当に戦い、順当にクロマークさんたちの罠にも引っかかってしまったかい。
…でも順当に負ける気なんてない。そうだろう？ならば俺たちは君たちを打ち倒すまでだ。さあ、楽しませてくれ。
（落ちていた黒メガネを押し上げて直し、その奥の赤い目を細めて、無手の男が自然体のまま両手を垂らし冒険者たちと立ち向かう） -- ケイル
- グハハハハ！！ 愚かなり人間！！ 分をわきまえず頭上の星に手をのばすか！！
ならば足元の花すら得られずに崖から落ちるが運命………ここで死ぬがよい！！ -- クロマーク
- え〜殺すの？殺しっちゃったらダクエナもらえ無くなんね？
あ〜、一応上司命令だし、昇進もしてーから戦うっけど
できれば危なくなったら逃げてくれるのキボーよ、言うて俺パンピーだしやられる危険性の方が高いけど
ま、ボチボチやりまっしょい（特殊金属製ドラムスティックを手の中で回してから構え）
まーずーは、補給路を断つとっからかな…女子相手だときーひけっけど！（様子見がてら、近付いてスティックを振るう） -- シンセロ
- 無辜の民を虐殺するより他に能のない連中だ 貴様らの汚れた手に似合いの武具など無かろうさ 恥を知れ、テロリスト共め（別の副官が入ってきて報告を始める） -- ヘンリカ
- ………（前に出る皆とは対照的に、黙してその場を動かず、ただアーランドたちを見据えていたが）
（頭上の光輪が闇色に沈み…そこから波動のように放たれる狂戦士化の月術！ただしその対象は敵…アーランドのパーティーだ） -- サリウス
- AiAi,意気軒昂なことでね。気合だけで戦場切り拓けンなら神も悪魔もいらねンだわ（一行から一歩下がった位置、聖剣を持ったコアクトーとほど近い場所に立つ）
てなわけで、盛り上がって行きましょ。イイ声で泣きな！！（マジカルギターを唸らせれば音波が衝撃として放たれる） -- ヴェロニカ
- コアクトーの言葉にリーダーの男が歯噛みをする。
「必ず取り戻すさ……人々に平和を齎すために僕たちは戦う！！」
リーダーはコアクトーの元に行こうとしてケイルに阻まれる。
「そこをどけぇぇぇぇ！！」
リーダーがオーダーメイドの剛剣を抜いて袈裟懸けにケイルに斬りかかる。
「勝った気になるのは早いな……させん！！」
シンセロの攻撃に盾を持った戦士が僧侶をかばう、カバーリングだ！！
「ここだッ！！」
返す刃でシンセロに唐竹割りに斬撃を浴びせる。戦士の基本技能、バッシュだ！！
サリウスの狂戦士化の魔術にそれぞれが抵抗する。
しかし、戦士が頭を抱えて一際大きく叫んだ！！
「うおおお！！ ぜ、絶滅させてやる！！ 魔族どもめ！！」
戦士が術にかかり、攻撃的な戦術を取るようになった。
ヘンリカの言葉にリーダーが吠える。
「僕たちの街を侵略してきた魔族め！！ テロはそっちだろ！？ 僕たちは絶対に負けない！！」
ヴェロニカのギターから出る衝撃波に僧侶が一歩前に出る。
「負けません、プロテクション！！」
守りの加護で威力を減衰させるが、音に対抗できる防御などない！！
全員がダメージを受けた！！
魔法使いが後方から中級爆発呪文を両手に作り出す。
爆発呪文の連打だ！！ 君たちに向けて一発一発が一般兵を爆殺して余りある威力の爆破を連続で繰り出す！！
-- アーランド
- グハハハハ。（前に出て爆裂呪文を三割程度、巨大な双腕で防ぐ）
大魔術を繰り出す魔力も残っていないと見える。
ここを貴様らの墓場としてくれる！！（そのまま前に出て豪腕を繰り出す） -- クロマーク
- いい心意気だ…それでこそだよ（アーランドの覇気を良し、と微笑みを浮かべて言うも）
…でもね、聖剣に捕らわれすぎだ。俺たちをまず倒してからゆっくりと対面するといい。…できるものなら。
（鞘走る剛剣に片眉だけを上げて切り込まれる刃を見る。気合、良し、速度、良し、膂力、良し）
…ふっ！（しかしまだまだ技の練りが甘い。自然体から即座に転瞬、袈裟懸けの刃の側面を左手で殴って反らし、刃を落とす）
（そして瞬きの合間に、右の拳が風を切って奔る。しかしてそれは鉄をも歪ませる重い拳。鎧の上からでも構わぬと最短距離を一直線に） -- ケイル
- ハン、爆発呪文ね。確かに下級悪魔ならコレでもイチコロよ。でもココにいンのはアタシですら中級、他のメンツに至っては団長級よ。もっとテンポ上げな！
消してェーーーーーー！！！！リライトしてぇーーーーーーー！！！！！
くだらない超幻想 忘れられぬ存在感を 起死回生 リライトして
意味のない想像も 君をなす原動力全身全霊を くれよ Wow
（放ったのは魔法に対抗する消去魔歌！ 放たれた爆裂魔術を「リライト」していく） -- ヴェロニカ
- （戦士の斬撃を何とかスティックで受けつつも続く盾によるバッシュを受けて後方へ飛ぶ）
アイデデデ！！？（自分の額をゴシゴシやりつつ）
・・・って、うわわわわっっっ！？（続けて繰り出された爆発魔法に一目散に逃げだす…）
あ〜…やっぱオレ単品で行ってもダメッポ、ちょい連携キボー案件だわ（短く思案し）
全員、ヴェロちゃんの援護に回るのが妥当か…サーさんとオレで牽制、敵の手からヴェロちゃんを遠ざける。そんな所か
ケイっさん！フォローヨロ！サーさんは兎も角、オレちょ怪我しまくるだろうから（声を投げかけ）
ヴェロちゃん、ノリのいい奴頼むわ！ま、その辺心配ねーだろうけどっ！
ヘンリカさんには後方支援頼むかな…言うてあの人ほっといてもやってくれっか…（呟きながら足元にある石つぶてを拾い上げ）
ま、じゃー改めてー…（今度はリズムを刻むようにステップを踏み左右に移動しながら目標を散らして、魔法使いの狙いを逸らしつつ接近）
パンピーの生きざまみとけよオラッ！！（石つぶてを魔法使いに投げ牽制しつつ、再び僧侶の元へ攻撃を仕掛ける） -- シンセロ
- OKB-48（第48設計局）だと？ ダメだ、信頼性に難がある……芸術家気取りの連中だ 量産品は任せられない 現行品のマイナーチェンジでは要求を満たせないのか？
………そうか、もう手は尽くしたか であれば、ヴィヴィ殿に遣いを出せ 火力重視型のペーパープランを持っていたはずだ 図面はこちらで引くと言え
話にならんな アーランド・アアル・アマリリス……貴様、郷里に老いた母を捨て置いて来たか 後ろの爺は娘夫妻に初孫ができたばかり……（書類に目を通している） -- ヘンリカ
- 卿のやり方もこの舞台も、私には合わんな…。だが…（いまだ一歩も動かず…ゆっくりと片手を上げて鍵を捻るような仕草をすれば）
（眼前の空間が「カチャ」と音を立て、大人2、3人分ほどの広さで両開きの扉状に開き、サリウスを狙った爆裂呪文はそこに吸い込まれ…“扉”と共に消える）
…卿の力場であるという点だけは…悪くない（…サリウスの『鍵の術』。阻害する力の無いこの場では、遠距離からの魔法に対して無敵の盾であると言えた）
（そしてその盾は矛でもあり…）…月並みな言葉だが…「そら、返すぞ」（…逆の手を上げて再び同じ仕草をすれば、“扉”が開き、そこから先ほどの爆裂呪文が魔法使いに向かって飛び出した！） -- サリウス
- ヘヘヘ、どうしたどうした！！ 頭に血が上っているぞ人間の戦士！！
その剣で！（戦士の斬撃を防いで）その攻撃で！！（鋭い爪で反撃）
オレを倒してみせろ！！（さらに挑発しながら時にあしらい、時に確実に反撃しながら狂戦士化した屈強な戦士と戦う） -- コアクトー
- 冥魔の領域 最下層 --
- あなたたちはクロマークの創り出したゲートから魔神の神殿に等しき荘厳な建造物の中にいる。
地下にいるのに広大なそこは、少々の戦闘では崩れそうにない。
目の前には怪人『映写機アーク』がダンジョンの様子を壁に映し出しているだろう。 --
- うん、みんな集まってくれてありがとう。密偵から今日は冒険者の踏破最有力候補がダンジョンに挑戦するって聞いててね。
リーダーの名をアーランド・アアル・アマリリス。我らは彼を、ああああと呼んでる。
まぁ、今はこの通り。（壁に映し出された映像では、冒険者の一団は罠に苦戦しているようだ）
上質なダークエナジーを得させてもらっているよ。 -- クロマーク
- うぇーい！やってきましたよイベント日！
本日は楽しく行っちゃいましょー！あ、あそこにいるのは映メン（映写機アークの事）
今日はどんなVRを出してくれっかね♪ -- シンセロ
- そういや結局ダクエナ（ダークエナジー）の詳細聞いてねかったわ
まー何でもいいけど、多分テン下げな気分にさせたら得られる的な奴でしょ？合ってる？ -- シンセロ
- 呼称が雑ねぇ……とは言えそういう輩が結構厄介だったりするんだけどね（いつものマジカルギターを背負って準備万端）
それで、いい感じの作戦とかあるのかしら？クロマークダンチョー閣下。（映像を眺めながら問う もう暫くすれば罠を抜けてきそうな雰囲気がある） -- ヴェロニカ
- これはまた弱そうでいて案外強いことも多そうな冒険者だね…彼のパーティメンバーに僧侶いいいいとか戦士ううううとかも居ない？
（映像を見てやぁこれは楽しんでいるね、とへらへら笑っている） -- ケイル
- 相変わらず迂遠なやり方だが…卿の設けた場だ。文句は言わん…今回はな（既にそれが文句のような気もするけれど） -- サリウス
- ダークエナジーは人間の負の感情から得られる我ら魔神のエネルギーだね。
これがないと死ぬわけじゃないけどとにかく元気が出ない。
そりゃもう、消耗してきた冒険者を我々、数と力で勝る大勢で囲む。
さらにこの神殿にはレンダから借りてきたゴーレムを伏せてある。不意打ちだってできるのさ。
うん、彼らのパーティに僧侶とか戦士とかいるけど。名前はよく知らないなぁ。 -- クロマーク
- （バックヤードの片隅に遠隔通信用の小窓が空き、その向こうに黒縁メガネをかけたヘンリカがいる）
（小窓の向こう側では、副官の報告を聞きながら何かの書類をめくって読んでいる様子だ 生中継だけは見届けようという魂胆だろうか）
（へらへらと笑う声が聞こえたか、小窓の向こうから声がかかった）破壊工作のために選抜されたテロリスト共だ 侮ってかかるなよ -- ヘンリカ
- サリウス殿、今回は助力に感謝はするが………！（文句がありそうに一歩進んでから）
ああ！？ ク、クロマーク様！！ 守衛のドリルアークが倒されたようです！！
もうすぐここにアーランドたちが駆けつけます！！（そわそわ） -- コアクトー
- 大丈夫だ、コアクトー。落ち着きなさい。我らは負けない。
（ヘンリカの声が聞こえれば頷いて）逆に言えば侮らなければ消耗した彼らの勝ち目を極端に薄くできるだろう。
追い詰められた人間の爆発力はとんでもない。そこだけ気をつけていこう。 -- クロマーク
- 勇生だと最強の勇者として登場する奴だわ
メンバーはまんまケイっさんの言ってる通りの名前…
どういう事でしょう？ただの偶然かな？・・・ん？ -- シンセロ
- 物量で勝ってる、トラップもある、必勝の布陣ってわけね。これでイレギュラーさえ無ければ、っていうのはフラグよねぇ
っと、そろそろライブ開演のお時間かしら？（ギターをギュインと唸らせ立ち上がる） -- ヴェロニカ
- おやおや。これはありがたいお言葉だ。じゃあそのテロリストのお手並み拝見といこうか（ヘンリカの言葉、続けて響くコアクトーの声に楽しそうに目を細める）
偶然じゃない？（へらへら笑い）大体パーティにおおおお、とはか居ないんだよねああいうの…まあ、どんな名前だろうと構わないさ。俺たちはそれを蹂躙するまでだしね。 -- ケイル
- 時間だね、行こうか。ここをバシッと勝って人間どもの勢いを殺いでやろう。 -- クロマーク
- 連中はある種の突然変異体だ 人間の形をした化物だと思え それだけの将が揃って、無様を晒してくれるなよ
いや、貴様に言っているのではない……このプランはダメだ、いくら何でも予算の見込みが甘すぎるぞ 材料の質を落とすか量を絞るかだが、この場合は……（副官と話し込んでいる） -- ヘンリカ
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