exp035893.png名前ヴェロニカ
性別
年齢人間換算で19相当
所属魔王軍情報部
種族悪魔
行動方針
好み反逆 歌全般
嫌い服従 権力 退屈
企画魔王軍 / 人間界侵攻

ざっくり三行で Edit

悪魔の
ロックは
ラブアンドピース?

編集:info/魔王軍
2年目
3月下旬
(西暦 2024-03-19)
NEXT :-
告知

薄汚れたライブハウス 又は 人間界に築かれた酒場兼情報部拠点 Edit

&COLOR(#d70035){ヴェロニカ}; &COLOR(#00984f){ジャッキー};
edit/refer
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お名前:
  • (人魔戦争から15年後。人間界のとある城下町にある酒場、「白日」)
    (人魔戦争の折に築かれ、それまで吟遊詩人がもっぱらであった人間界の音楽に新しい風をもたらし、様々な音楽文化を花開かせたこの酒場は今もなお健在である)
    (そして、酒場の店主である女、ヴェロニカもまた当時のままの姿。……間もなく40を迎えるのではと言われながら、その美貌は若い娘のまま)
    (無論、それは彼女が人ではなく悪魔であり、実際には40どころでなく長生きしているのだが)
    (ともあれ、そういった事は些細なことであり、客にとってはここから発信される新たな音楽と食、酒が何より大事なのだ)
    (その裏では魔王軍の諜報を司る部署、情報部が糸を引いており、客が語る人間界の情報を残らず吸い上げているとは思いもせず)
    (……人魔戦争は未だ、停戦状態だ 休戦でも終戦でもない ただの間隙 人間にとって15年は大きな安息だが、魔族にとってはあっという間)
    (いつ始まるとも知れぬ再度の戦争に備えるのは、戦争の先を征く情報を制する情報部、そして情報参謀クローディアスの大きな任であった)
    (そして、人間界での諜報部隊の主任になりつつある、ヴェロニカにとっても)ねえトニー。例の件、ちゃんと手配してくれたよね?(店に来ていた客の一人に語り掛ける)
    「ああ、ばっちりだ。金さえ貰えれば、何処にだって届けるさ」(交易商であるこの男は、口ひげを撫でながら自慢気にそう語る)
    「しっかしわからんねぇ。あんな秘境みたいなド田舎に、わざわざ物資なんて」(男は首を傾げながら酒瓶を傾ける)
    秘境みたいななんて失礼ね。親戚が住んでンのよ(半ばイラッとしたような笑いでヴェロニカは返す もちろんそれはカバーとしての話だが)
    (彼女が送り先に指定した奥地の村には、重要な人物が暮らしていたのだ ヴェロニカにとって そしてこれからは、魔王軍にとっても)
    • (そして一週間後 ヴェロニカは件の村へ足を運んでいた 15年経っても進歩がない 良く言えば牧歌的な日々を謳歌する村)
      (村にあるのは村内で消費する野菜を育てる畑と、暢気な羊が群れている牧場ぐらい 道すがら柵に寄って来た羊を撫でながら、ヴェロニカは村道を登っていく)
      (この村で唯一の教会。そこを管理する聖職者達の一族が、その重要な人物であった)
      (本来悪魔にとって教会に漂う神聖な気配は大敵であるが、この村のそれは余りにも薄い 神に強く祈らずとも生きていける緩さからか)
      (そしてその側に立つ家の戸を叩く)エヴァ、久しぶりね(そう声をかけたのは、かつて魔界の伝説と呼ばれた男 "銀の手"が見初めた女)
      「ええ、お久しぶりです。ほら、いらっしゃったわよ」(挨拶もそこそこに、奥に声を掛ける女 そして二つの足音が響く)
      「よぉ、おばさん。あんまり遅いもんだから何処か悪くしたかと……」(銀髪の少年がヴェロニカに軽口を叩くが)
      誰がおばさんか!! アタシは悪魔基準でまだまだ若者よ!!!ったく、誰に似たんだか、口の悪さは
      (ゲンコツ一発くれてやった後に、お土産である音楽機器をくれてやる 子供にこの田舎はあまりに退屈なのだ)
      「いってぇ、ヒス拗らせてるからモテねぇんだろ……」うっさいわね。アタシは理想の上司の下で仕事してんの。それに感謝ぐらいしたら?「はいはい、あんがと」
      (やり取りはさておき、ヴェロニカとこの家族の仲は良好である 何しろ15年もの間、この村の平穏を見守ってきたのは彼女と魔王軍情報部である)
      「減らず口の足らん奴などほっとけ。今日なんだろう」(落ち着いた口調の銀髪の少女が前に出て、ヴェロニカに近づく)
      ええ、アンタたち双子の15歳の誕生日を持って、この村の魔王軍の領有は終わり。もう守ってやらなくても生きていけるでしょ
      「それと、私を魔界に連れて行く約束だろう。忘れた訳じゃないだろう?」はいはい、パパの故郷が恋しいのね
      (スカした態度の少女に、ヴェロニカは軽口を叩く イラッとした表情は見せるが、それ以上追求せず)
      (この村を守るとヴェロニカを決めたのは、"銀の手"が生きた証を残すためだった そのために彼女は背負った負債を仕事で返していた)
      (期限は15年。子供たちが成長すれば、母を守る力を付けるに十分であろうと その間にあった騒動の種は、情報部が潰して回っていた)
      (それが終了することで縁は切れる予定だったが、双子の姉が魔界への渡航を希望したのだ)
      (父の足跡を辿ることと、半魔として力を付け、力を振るう事を目的として)
      「済みません、娘が無理を言って」いいのよ。ワルい話だけど、大本をたどれば参謀の企みが叶うわけだから。15年のギャップと、対象が娘に変わったことぐらいだけど
      「アネキに軍属が務まるか怪しいモンだがな」「お前こそ、こっちを守れるか不安だが」
      (姉弟の言い争いを母が収め、改めてヴェロニカに礼をして)
      「娘のこと、よろしくお願いします」心配要らないわよ。次の戦争は起こる前に潰す。そのための情報部よ?
      (危険に巻き込む為に連れて行くわけではないと、そうアピールし少女を連れ背を向ける)
      (指を鳴らし開いた転移ゲートは魔界のマナを漂わせる 一歩潜れば、そこは別世界だ)
      -- 2021-02-23 (火) 21:56:59
      • (魔王城を近くに望む、魔界の貴族クラメル家の別邸。そこには情報部を統べる情報参謀クローディアスが座を構える、情報部執務室がある)
        (威厳を持つその戸を叩き、銀髪の少女を伴って恭しく入室する)
        歌の悪魔ヴェロニカ。只今帰参いたしましたわ。約定どおりあの村の保護は本日を持って停止と相成り……
        「――――――――――――」ふざけるのは程々にしろって?いいじゃない。今日はとても機嫌がいいのよ
        (精悍な見た目を持つ彼に戯れを咎められ、いつもの調子で肩を竦める)
        何しろアタシの負債も今日で終わり、そして情報部に有望な新人ちゃんが入るんだから(ニヤッとしてみせ)
        「――――――――――――」ええ、この子が"銀の手"の娘。結局、こっちに興味持ったり力を試したいとかでね。暫く訓練させて、実力が付いたら諜報員のボディーガードから始めさせるわ
        (少女は口を噤んだまま、目の前の男を見ていた 自分と見た目の年の頃は変わらない、角の折れた男を)
        「――――――――――――」AiAi,面倒はコッチでみる。他の業務もつつがなくやるわ。お任せあれ。氷竜公にもよろしくね それじゃ
        (ヒラヒラと手を振って、ヴェロニカは少女を伴い執務室を後にする 氷竜公の魔竜族・神竜族の融和も、少しづつ進みつつあると聞いた それを手助けしたのも、彼であるとも)
        「……少しいいか?」なぁに?(執務室を後にし、邸宅を出る道すがら、少女はヴェロニカに問うた)
        「あれがお前の上司か。それほどの力を持っているとは思えない。角の折れた悪魔など」
        (そう口にした瞬間、ヴェロニカの指先が少女の眉間スレスレに突き立つ)
        口には気をつけなさい。クローディアス参謀は確かに力は弱いけど、その智謀を持って大魔王の座を狙わんとする人よ 見かけで判断しないで
        (冷たい声色で告げるのは、唯一敬う人物を貶めたことに対する怒りか)
        たしかにアンタは伝説の悪魔の血を引いてる。でもね、今の実力で言えばアタシにも及ばない。文句があるなら力を付けてからいいなさい アンタにはそれだけの素質がある
        (ただの怒りではない、期待も込めたその言葉に)「……分かった、取り消す」(少女は大人しく言葉を噤む)
        それでいいの。アンタも同じよ。半魔だ伝説の娘だ何だって言われても、アンタの伝説はアンタが作ンのよ ナマ言うやつは実力で叩き伏せなさい それが悪魔よ
        (そう言って彼女の肩を叩き、邸宅の門をくぐって行った)
        -- 2021-02-23 (火) 23:06:14
      • (そうして二人は、ヴェロニカの住処であるライブハウスに帰ってきた 歌の悪魔が住処とする、音楽と歌のるつぼ)
        「……こんな所に住んでいるのか?」(露骨に少女が顔を顰めたのも無理もない 老朽化してボロボロになった壁に、グラフィティが書きつけられた、いかにもガラの悪い者の盛り場)
        住めば都よ。それに中はちゃんとしてるんだから ……昔はもっとちゃんとしてたんだけど(溜め息を付くのは、人魔戦争時に捕虜にしていた女性たちが面倒を見てくれていたからか)
        (結局彼女たちは停戦とともに国に返された だが意味もなく捕らえたり返したりしたわけではない 人間界より進んだ魔界の文化を味わわせて、お土産まで持たせたのだ)
        (そうすれば人間界の文化では物足りなくなる いわば「文化侵略」の為の布石 停戦中も出来る侵略、というわけだ)
        (そうして人間界の文化圏を外れ魔族の文化圏へ下る国や領地があれば、戦争をせずに勢力を削げる 魔界や人間界で歌うヴェロニカの意図は、そういう所にもあった)
        「お前は『ロッカー』とやらと聞いたが。権力者に下る事のないはぐれものだと」(荷解きをし、部屋を得た少女がヴェロニカに問うた)
        「それがなぜ、軍に恭順を示す?」(今度は純粋な興味であることを感じ取ったヴェロニカは、頷いて答えだす)
        アンタの父親が死んだときにね、思ったのよ。何かを司って生まれた悪魔でも、それに縛られて生きる必要はないんだって
        己が大事にする事に従って生きるのが大事であって、宿命には逆らってもいいのよ
        それでアタシから限りなく物事を削り落としたらどうなるかって思った時に、歌と義侠心だけが残ったのよ
        だからアタシはここまで取り立ててくれた参謀を支えたいし、その中で歌を歌えれば大満足なのよ(そう言ってマイクを磨いて)
        ……実はね、停戦した時に全部カタをつけたら旅に出ようと思ってたのよ。アタシは悪魔でなくてもいい、「歌のお姉さん」でも十分だって
        でも、その前に参謀が言ったのよ。「大魔王を目指す」って。下層の連中を顎で使うクソ野郎共を突き落として、人々が望むままに生きれる世界を作る。最高の悪巧みじゃない?
        (ニヤリと笑ったヴェロニカに、少女はフン、と鼻で笑ったが)「壮大な計画なのはいい。その分争いもあるのだろう?力を得る機会も」
        アンタそればっかね。ま、それもいいわ。頑張んなさい(父の影を追い、強大な魔人を目指す彼女に呆れながらも、ヴェロニカは笑う それも新しい伝説(レジェンド)の始まりだと)
        力、力もいいけれど、アンタには肩の力を抜くやり方を覚えてもらうわ 人生楽しまなきゃ、損しかないわよ
        (そうしてギターを握って立ったヴェロニカを追い、少女はライブステージの観客席へ)
        「歌か?吟遊などもう飽きたが」吟遊詩人?人間界は相変わらず遅れてンのね ……いや、あのド田舎じゃあ仕方ないか
        弟の聞いてた音楽パクって聴いたりしなかったの?今から都会の音楽ってやつを聴かせてやるわ
        (ステージには彼女の率いるバンドメンバーが勢揃い ライブのリハを兼ねた彼女の歓迎会と言ったところか)
        (そうしてシンバルの音色から曲は始まり、歌の悪魔ヴェロニカが歌声で曲に魂を吹き込む)
        愚かでいいのだろう 見渡す夢の痕 さよなら蒼き日々よ

        流れに身を任せ いつか大人になってゆき 少しずつ汚れてゆく事なの?
        熟した果実だけ選ばれて ナイフで裂かれて呑み込まれる前に
        僕等は目指した Shangri-la 欲望は抑えきれずに 空想にまみれた 「自由」を求め続けた
        今なら言えるだろう 此処がそう 楽園さ さよなら蒼き日々よ

        (少年期の終わりを告げる悲しげなメロディを含む歌は、少女の旅立ちを祝福するとともに、ヴェロニカ自身の反抗期の終わりを告げる歌でもあった)
        (とはいえ、気に入らないことがあればまた気炎を上げロック魂を見せつけることだろう それもまた、義侠心から生まれるものでもある)
        (こうして、「歌」を司る才能を授かっただけの悪魔は、己の道を見出し上級悪魔として昇華、覇道を歩む者達を支えるものとなった)
        (彼女の道行きの先に伝説が結実したかを知ることが出来るのは、遠い遠い未来のことである……     Fin)
        -- 2021-02-24 (水) 00:00:30
  •   -- 2021-02-23 (火) 20:59:10
  •   -- 2021-02-23 (火) 20:59:06

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説明!! Edit

人となり Edit

身長165cmほどの女悪魔 サキュバスじゃないです ほんとだよ 尻尾もある
非常に反骨心の強い跳ねっ返り娘 特に権威や支配という物に対しては不信や反感を抱く
その割に根は責任感が強くお人好しな面もあり、仲間や友人と認めた者には甘い いわゆるチンピラ気質
それ故、魔王軍の征服行為に対して不承不承ながらも尽力する

反逆心を体現するロッカーガールであり、自身も魔王軍内でバンドを結成し歌を歌う
悪魔にとってのロックとは愛と平和にあると標榜する 「ぶっ殺す」ではなく「ぶっ生き返す」と中指を立てる アンデッド以外にも。
内容はともかく軍内でもその歌は評判を得ているようだ

彼女はかつて伝説と呼ばれた悪魔”銀の手”のサイドキックであった
ある日忽然と姿を消した”銀の手”の後釜として、責任を取る形で情報参謀クローディアスに引き抜かれる形で情報部へ編入させられ、魔王軍の様々な活動を担うこととなる
当然本人は憤慨し拒絶しようとしたが、同僚やファンを見捨てられない義侠心から「自分なりの形」で侵略行為に携わることとなった
こうして、愛と平和の歌を歌い人里を平定する女悪魔ヴェロニカの苦難の日々が始まったのであった

魔歌 Edit

歌の旋律と歌詞に魔力を込め、魔術として具現化する「歌の魔術」である
戦争と破滅を歌えば災禍が振り湧き、愛と平和を歌えば皆が手を取り踊り出す
無論魔力量や技量に左右されるため歌詞通りの物事が常に起きるわけではないが、大規模な魔術を得手とする
常に反抗的な態度を取るヴェロニカが目を掛けられる理由の一つでもある

酒場「白日」 Edit

人間界の城下町に突如開店し、流行の先をゆく音楽を鳴り響かせる酒場
それはヴェロニカが中心となって人間界に於ける情報部の拠点として築かれたものである
店員はヴェロニカを筆頭に全て人間に化けた魔王軍情報部員であり、来店する人間から情報を集め、
各所に出生する魔王軍各軍団のエージェントに情報を提供する場である
VIP用に設えられた特別な部屋は外部からの盗聴を防ぐ処理がなされ、秘密の会合も可能となっている
また、ヴェロニカ個人の意向として、魔王軍兵器本廟で開発された音楽記録機器により店内は常に様々な音楽が流れている
文化侵略を名目としたものであるが、彼女の趣味が多分に含まれているのは言うまでもない

”銀の手” Edit

※イメージ画像

ヴェロニカの憧れの存在であり、魔王軍にその名を轟かせた悪魔 異名の通り銀の腕を持つ男
軍団を率いることはなかったが、実力と逸話は軍団の長にも匹敵したようだ
曰く、自身を取り囲んだ数多の魔法弾をブリッジ一つで躱したとか、
曰く、速度を落とすと爆発する乗り物で市街を壊滅させたとか、
曰く、ペットの子犬を殺した悪魔を郎党ごとまたたく間に皆殺しにしたとか。

ヴェロニカに強い影響を与えた人物であり、自身もロックを奏で歌うバンドマンであった
反逆心の強さは比較にならないほどであり、各軍団長や魔王軍司令とも度々諍いを起こすトラブルメイカーでもあった
現在は消息を断って久しい 大魔王に処罰されたとか、勇者に単身挑んで破れたとか、様々な噂は立つが、詳細は依然として知れない
……はずだったが、九月中頃から人間界に置いて、銀の手を持った悪魔の姿が確認された
数々の戦場に現れては魔王軍に対し奇襲を仕掛け、被害を出しては去っていくテロ行為を働く
動機こそ不明であるが、既に魔王軍と敵対する意志を固めてしまっている模様

+  銀の手はもういない その記憶だけがある

実は Edit

+  知っててもいいし、知らなくてもいい

嫌々始めた情報日誌 Edit

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  • ヴェロニカの部隊は人間界に侵攻した!
    ナヴヨキ城に侵攻を仕掛ける!

    22セイキなる場所から来たという青タヌキと子供たちが現れた!
    戦いの結果、様々な奇妙な道具を出す青タヌキを撃破した!逃げた子供たちが青タヌキの妹を呼ぶとかなんとか言っていたが…問題はないだろう

    聖騎士団を打ち倒す、彼らの勢力にも衰えが見えてきた…と、その時!空が輝き、七人の天使が舞い降りてきた!
    天使が第二のラッパを吹く!海の三分の一が血になり、海の生物の三分の一がしんでしまう!これはひどい
    人間側の被害の方が大きい…というかやりすぎだ!ヴェロニカが天使をぶっ飛ばした!

    人間どもを蹴散らそうとしたその時、勇者を名乗る少年が邪魔をしてきた!
    若き勇者のパーティと戦いになった!

    武闘家へと転職した元僧侶が過剰回復による生体破壊攻撃を放ってくる!
    ヴェロニカは深い傷を負った!
    勇気を胸に大魔導師へと覚醒した少年が極大なる消滅エネルギーを放ってくる!
    ヴェロニカの部隊は損害を受けた!
    若き勇者も戦いの中で力をつけたようだ…手強い!しかも勇者は不思議な力を完全に使いこなしていた!
    これまでか…否!やられっぱなしは趣味じゃない!ヴェロニカ自身も気づいていなかった魔族としての深淵の力が解き放たれる!
    覚醒したヴェロニカの攻撃!若き勇者を打ち倒した!

    勇者の撃退に成功した!

    その後もヴェロニカの活躍により周辺一帯の町や村をすべて魔王軍の支配下に置く事に成功した!
    制圧した城内を調べた結果、山ほどの財宝を手に入れた!
    人間たちの拠点を漁ってみた結果、ペスカトーレを手に入れた!
    今回の活躍に対する褒美として大魔王様より『大魔王変身キット』が贈られた!

    ヴェロニカの見事な城攻めを讃え、『魔軍破城鬼神勲章』が授与された!
    単独で勇者を退けた功績を讃え、『魔軍暗黒勇者勲章』が授与された!
    生き残った人間たちは必死に神に赦しを乞うていた

    帰還したヴェロニカに停戦の報が届く、水面下で密かに交渉が進められていたらしい…
    これからは本格的な休戦の協議に入る事だろう。
    ヴェロニカの首に掛けられた懸賞金は、もう増えなかった。
    -- 2021-02-21 (日) 20:10:16
    • 活動報告 三月下旬
      戦争終結を前に、人間軍の最後の抵抗が見られた 水面下で進んでいた停戦交渉を知らぬからか、あるいはその交渉を優位に進めるためか
      最初に立ちはだかったのは未来からやってきたと嘯く青いタヌキの形状をした金属ゴーレムであった 高度な知能と特殊な道具を多数保有しており、なるほど未来からの襲来者である事も納得が行く
      しかし直接戦闘に優れるわけではないらしく、魔歌による音波攻撃で退却を余儀なくさせることが出来た
      「じゃいあんの歌より酷い」とか言われたんだけど。何が何だか理解出来ないけどアタシキレていい?
      次の刺客は聖騎士団であった。これまでの経験上、魔歌による制圧が有効と判明しており、事実今回も無力化に成功
      しかし、その際に死と破滅を告げる終末の天使が現れた ラッパを吹けば破滅が巻き起こる、まさに黙示録の終末を象徴する敵であった
      とは言え被害は人間軍に大きく傾き、直接戦闘も急激に力が抜ける魔術や本人に加護をもたらす魔術を消去魔歌で相殺して優位に運んだ
      それらを打倒した先に、竜の力を受け継いだ若き勇者と彼の率いるパーティが立ちはだかった
      女拳士の過剰治癒魔術、少年魔術師の極大消滅魔術など強烈な攻撃を受けるも、こちらも消去魔歌で対抗 しかし全てを消しきれず手傷を負う
      そして若い勇者の竜の力を持つ波動を受け、絶体絶命に陥る 死力を振り絞って立ち向かった時に、本官の力が以前のそれとは比べ物にならないことに気がついた
      今思えば、ライムント・フォン・アイヒベルガー戦においてその萌芽はあったが、本官の力は中級悪魔のそれを逸脱し上級悪魔の座へと届いていた
      その力を信じ、今まで制御不可能で使用を控えていた闇の魔歌、捕食魔歌によって勇者パーティを溶解・捕食し討伐を果たした
      以上を持って人魔戦争が停戦 魔王軍の実質勝利となった
      以降、この日誌は通常業務の報告に用いることとなる

      なにはともあれお疲れ様、参謀 アタシは嫌々始めた戦争だったけど、色んなものを失って、色んなものを得て。結果的にだけど、アタシは良かったと思ってるわ
      とは言え、次の戦争は起こる前に潰したいけどね。情報部で出来る事があるんならどんどん言ってよ。「白日」も本番はこれからよ?
      -- ヴェロニカ 2021-02-22 (月) 23:46:41
お名前:

楽屋裏 Edit

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  • いい加減ちゃんと締めとかないとね。改めてお疲れ様!! -- ヴェロニカ 2021-03-11 (木) 21:55:17
お名前:

Last-modified: 2021-03-11 Thu 21:55:41 JST (1103d)