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彼女が居た村は、異族(グラソリアン)と人間が共存する穏やかな村でした。 しかし、彼女がまだお母さんのお腹の中に居る時、村は蜥蜴男の群れに襲われてしまいます。 村人は必死に戦いましたが、一人、また一人と力尽き、さらには彼女の母親にまで手をかけようとしたその時、一本の矢が蜥蜴男の頭に突き立ったのです。 次の瞬間には蜥蜴男の群れは、一人の冒険者によって全て倒されてしまいました。 寝物語にそのお話を聞かされて育った彼女は、いつしか冒険者に強い憧れを持つようになります。 そして15歳を迎えた日に、彼女は村の鍛冶屋のおじさんにもらった弓を持って、冒険者としての人生を歩み始めたのです。
半妖精の異族(グラソリアン)。成長が遅く、肉体年齢は人間で言うと10代前半程度である。 基本的には大人しく、控えめな性格だが好奇心は人一倍で、たまに向こう見ずな行動もするのが珠に瑕。 下部に剣のついた弓剣を扱う
弓剣・月光 セティアの故郷の村を救った一人の冒険者が使っていた武器を参考に、故郷の鍛冶屋が作り上げたもの。 標準的なボウガンの下部に、銃剣のように短剣の装着された弓剣であるが、特筆すべきはその構造にある 特殊な道具無しに分解、整備が可能なだけでなく、パーツを交換する事によって、超近接仕様・遠距離狙撃仕様等、用途によって換装が可能である。 だが鍛冶屋の趣味が高じたこの機能により、結果としてオリジナルからは程遠いものとなってしまった。
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